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▼疲れたら遠くを見よ:セレクト商品

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫) (詳細)
リチャード カールソン(著), Richard Carlson(原著), 小沢 瑞穂(翻訳)

「イライラするなんて損!」「いま、リラックスする!」「手軽で分かりやすい。この本にかなり救われました。感謝。」「題名も内容も当たり前の事。されどそれを実行するのは……」「イライラがおさまらない時にすすめられた」


人生に消しゴムはいらない人生に消しゴムはいらない (詳細)
藤本 義一(著)


ガンピズム―フォレスト・ガンプの生きる知恵。ガンピズム―フォレスト・ガンプの生きる知恵。 (詳細)
ウィンストン グルーム(著), Winston Groom(原著), デーブ スペクター(翻訳), 真野 流(翻訳)

「ガンプの哲学」「★ばかの人生はたのしいことがいっぱい★」


人生は企画だ!人生は企画だ! (詳細)
高橋 憲行(著)


夜と霧 新版夜と霧 新版 (詳細)
ヴィクトール・E・フランクル(著), 池田 香代子(翻訳)

「真摯な解釈の結果、より原書の雰囲気に近づいた」「20世紀の一冊、21世紀の必読書」「極限状態の人間を観察した本」「生きる意味」「夜と霧について」


幸福論幸福論 (詳細)
アラン(著), 串田 孫一(翻訳), 中村 雄二郎(翻訳)

「哲学をはじめるきっかけに」「一腹の清涼剤」


氷川清話 (講談社学術文庫)氷川清話 (講談社学術文庫) (詳細)
勝 海舟(著), 江藤 淳(編集), 松浦 玲(編集)

「稀有の見識者」「べらんめえ 勝海舟でスッキリ」「福翁自伝と読み比べると面白い」「今こそ読み直したい本」「人間の表裏」


欲望の哲学欲望の哲学 (詳細)
鷲田 小彌太(著)


「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ (詳細)
斎藤 学(著)

「自分はACではないかと思う人に」「おちこんだときのとっておき」「満たされすぎた現代人に…」「回復へのステップ」「本当の自分を取り戻したいあなたへ・・・☆」


人の砂漠 (新潮文庫)人の砂漠 (新潮文庫) (詳細)
沢木 耕太郎(著)

「独特の時間を味わえる一冊」「ノンフィクションってこんなに面白いんだ!」「沢木耕太郎の」「「さらさらと落つ」砂の感触」「無縁社会日本」


▼クチコミ情報

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)

・「イライラするなんて損!
この本は行き詰ったときに何度も読み直しています。くよくよしてしまう自分が嫌で読んだのですが、ささいなことでイライラしたり、うじうじと延々悩んだり…そんなことをしても何も解決にならないということに気づきました。

テクニックとして書かれていますが、決して冷たい感じはしません。著者は人々が日々平和に、幸せに生きてくれることを心から願っていることを本を読んでいて感じられました。

小さなことでもすごく重く感じて、くじけがちになっていたのが、少しずつではありますが、「忍耐」ということを覚えて毎日楽しんでいられるようになりました。この本のおかげです。ありがとう。

・「いま、リラックスする!
かなり以前に買った本ですが、最近また読み返しています。「誰でも落ち込むことがあるんだ。でもそれは必ず過ぎ去る。穏やかにやり過ごそう」「一度にひとつのことしかしない」「すべてのボールを受け取る必要はない」「たまにはぼーっとしよう」等等。本書のメッセージは、やさしく、そしてたぶん実経験に裏打ちされています。ここ数ヶ月落ち込み気味でしたが、自信(自分を信じる)が、新たに小さく芽生えてきたような感覚があります。

・「手軽で分かりやすい。この本にかなり救われました。感謝。
 職場、家庭、学校など生活の様々な場面で生じる、悩みやトラブルについて、100項目の手軽な対処法が書かれてある。 1つ1つの項目は2~3ページで、分かりやすく、簡単な言葉で書かれてある。また、著者はストレスコンサルタントであり、多くの患者を診てきているようで、その成果が現れているように感じた。 ちょっと行き詰ったときに、自分に役に立ちそうな項目を選んで読み、「ああ、そうだよなぁ」と共感すれば、キレずに済むことも多いと思う。また、自分以外の人も、同じようなことで悩んでいるんだなぁ、と感じることで救われる面もあると思う。 外国の本を訳したものだが、訳もわかりやすくなされている。私はこの本でだいぶ救われた。感謝しています。

・「題名も内容も当たり前の事。されどそれを実行するのは……
タイトルからして、癒し系の軽い本かと思っていたのですが、さすがは洋書翻訳ものだけあって、内容は意外とちゃんとしていました。邦題が意訳ではなく直訳という点でも好感が持てます。

内容は言ってしまえば『もっとも大切なこと』や『人を動かす』、『道は開ける』そして『ブッタとシッタカブッタ』シリーズと同じです。

これは逆に、洋の東西を問わず、しあわせに生きるための哲学/考え方/思考法は同根なのだと言うことでしょう。

本書の内容を要約すると、現在の自分を受け容れ、時間的・空間的には大局的なものの見方をして、他人と争って自我を通さない、ということになるでしょう。「人生は万人に公平ではない」という指摘にはハッとさせられました。

確かに昔ながらの日本人にとっては当たり前のことかもしれませんが、本書を読み飛ばせる人っていうのはいないと思います。

・「イライラがおさまらない時にすすめられた
職場で凄く嫌なことが続いたときに同僚にこの本を薦められた。最近絵本になって新聞でも紹介されていたのでタイトルは知っていたが原書で読んだ。「はじめに」だけでなんだかイライラが薄れた気がした。人の怒りとか腹立ちとは自分の心持一つで変わることが簡潔に書かれていた。殆どが2ページで収まる話で100話ある。タイトルで気に入ったものから読んでも問題なく読める。自分が陥ったイライラのタイトルがそこにあったりもする。回りくどく考えを直させようとする書物が多いこのごろこの直接的な本はいいと思う。

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫) (詳細)

ガンピズム―フォレスト・ガンプの生きる知恵。

・「ガンプの哲学
今日フォレストガンプを土曜ロードショーでみたので(映画については「映画見たよ」を参照。)本棚の奥から引っ張り出してきて読み返した一冊。フォレストガンプの生きる知恵がぎっしり詰まった本。(ぎっしりとはいっても、一ページに一言の読みやすい本です。)一番好きなのは「動物園にいくときは動物にあげる食べ物をもっていきなさい。えさをやらないでくださいというかんばんがあっても、あれは動物たちがかいたんじゃない。」  (英語にすると、If you go to the zoo, always take somethin' too feed the animals - even if the signs say DoNot Feed Animals. It wasn't the animals that put them signs up.) 解釈は人それぞれ違うと思うので私の解釈はあええて書かないけど、とっても深いなぁと感じてます。フォレストのまっすぐな瞳とともに発せられる一言一言がとても面白いなぁってかんじ。本のタイトルが「ガンピズム」と哲学みたいになってるのもかわいいと思う。

・「★ばかの人生はたのしいことがいっぱい★
●『苦しい修行は、結局自分自身が「ばか」になるのが目的だった、と気がつくまで続けられます』『あなたが「ばか」になれることを祈って』(訳者)ということです。ガンピズムになるためのガンプの108の言葉。 「口をとじたままでもめごとにまきこまれたひとはいない。」 「だれにとってもじぶんのうんちはいいにおい。でも、だまされちゃだめだ。」 「ほとんど人はしゃべりはじめるまではあたまがわるい人に見えない。」 「サンダルをはいているのにだれかをおいぬこうとしないこと。」 「たにんの物をせんでんしているTシャツをきてはいけない。」 「おかしいときだけわらいなさい。」等など●ガンプの本や映画を見た人は、人の幸せということについて、この本でも考えさせられるかもしれません。でも、それらの言葉は、決して偉そうだったり難しそうだったりしないのです。●読んだ方は是非自分のお気に入りを探してください。

ガンピズム―フォレスト・ガンプの生きる知恵。 (詳細)

夜と霧 新版

・「真摯な解釈の結果、より原書の雰囲気に近づいた
訳者が変わり、文体がシンプルなものになると同時に、旧版についていたアウシュビッツに関する資料がなくなった。これは前の訳者の主観を読者に植え付ける要素が強く、著者の客観的な姿勢に反した余計なものだと思っていた(この点で旧作は本としては星四つ)ので、本としてソリッドに著者の意思が統一された形となった。

この本が生きるヒントを与えてくれる類の本だと受け止められたのは、単純にナチスの非道さが記されているからではない。凄惨な極限状況の中で人と悪魔を分けたのは、ユダヤ人とドイツ人という人種ではなく、勝者と敗者といった立場でもない、普遍的な人間性や良識を維持できたか否かという個人の内面の充実に答えを求めているからだ。つまり、現在平和な状況で生きている我々も、この答えを持たないため、少し状況が変われば獣に落ちてしまいかねない不安定な存在なのである。自分の凄惨すぎる収容所の経験と平和な状況での混迷を真摯に同列として扱って答えを探そうとするところに、本書が人々の心に直に響く要素があるのではないか?そういう原書の持つ哲学書としての真摯さを尊重すれば、これくらい簡潔にライトな和文で記述されるのが、相当であり、妥当な選択であるといえる。

それにしても、作品の本意に従うためとはいえ、戦争ドキュメンタリーとして秀逸な旧作にあえてメスを入れ、大幅なスリム化を施すのには大変な勇気が要ったことだろうと思う。戦争を軽視しているなどといった不本意な批判が起こることへの恐れもあったに違いない。しかしそれでも原書への忠実さと、本書が持つ「普遍的な平和」への飢えの訴求力を信じた出版社と訳者に敬意を表したい。

・「20世紀の一冊、21世紀の必読書
「20世紀を代表する一冊」の旧版とは違う訳者による新訳。

私たちはなぜ生きるのか。この問いへの答えが今ほど切実に求められている時代はないだろう。「夜と霧」は単なる収容所生活のレポートではない。

それは圧倒的な絶望の中で生きた人々のたどりついた人間の最後のこころのとりでの記録である。

衣食住だけでなくすべての尊厳さえを奪われた収容所での生活。そこでフランクルが仲間と夕日を眺め、美しさに心奪われる場面がある。

人間はいかなる状況でも「こころの世界」、「内面的な世界」を失うことがないということは、心に人知れぬ悩みを抱えていた私にとっての大きな希望となり、苦悩への答えとなった。

わたしたちがどんなに最悪の状況でも「その状況に対する態度を決める自由」だけは決して失われないというフランクルの言葉はさまざまな問題を抱える今の日本に生きる私たちにとって力強い励まし、1つの答えとなるに違いないと思う。

人間の究極の「こころの世界」をえがくこの本はすべての人にすすめたい一冊である。

・「極限状態の人間を観察した本
第二次対戦中、ナチスの強制収容所に入れられていたユダヤ人心理学者の体験記。一人の典型的な収容者という立場の視点から、極限の収容生活において人間はどのような心理状態となり、どのような行動をとるのかということを客観的に記述している。

フランクルは、強制収容所のような過酷な状況であってもさえ一部の人はそれを克服して内面的な高みに達したことを紹介し、厳しい状況であっても人間が人間として生きれるかは自分の選択にかかってる、と説く。過酷な体験を通じて得た言葉であるだけに、勇気づけられるとともに重く考えさせられる。

ちなみにこの本の舞台はドイツの収容所であるが、ナチス・ホロコーストといった特殊な出来事に限定せず極限状態の人間といった普遍的な事実まで昇華しているのが特徴的。これが理由で今日まで幅広い人たちに人生や生きる意味を考える本として読み継がれているのだろう。

なお、フランクルは独自の理論を唱えた有名な精神科医とのことだが、この本ではそういった専門的・学術的な面からの考察は少なく一人の人間の体験を通した記述に終始している。

・「生きる意味
これほどまでに深い感動を与えてくれた本に巡り合えたことに感謝します。フランクルの体験に基づく生きる事の意味の定義は、実に平易で説得力があり、心に奥深く刻み込まれました。人として耐えきれない程の受難を受けたにもかかわらず、冷徹に人を見据えながら見い出したフランクルのまなざしは、愛することの大切さ、未来への希望を失わない事が生きる力となることなど、沸き上がるほどに生きる勇気を与えてくれます。

・「夜と霧について
著者は心理学・精神医学を専門とする医師で、ナチスドイツによって強制収容所に収監された経験をご自身の専門を下地にして語っておられます。

著者はいわゆるウィーン第三学派の創始者として知られている方なので、そのことから精神分析のバイアスを心配される方もあるいは居られるかもしれません。しかし、本書は著者の専門を視座とした、というよりは広汎な医師としての視座を中心とした記述がなされていますので、安心してお読みになれると思います。

原著初版は第二次大戦後ほとんど間をおかず出版され、本書はその後に改版されたものを新たに翻訳した新版ということになっています。ところどころ翻訳が原著になじまないことを予想させる部分があるものの、内容はそうした瑣末な不満を凌駕しています。

本当に感動的な文章は読み手に感想を抱かせるというよりは、単に圧倒するだけという特徴を備えているものだと思いますが、本書はその色彩がかなり濃く表れています。

そしてまた頁を開く、ということが繰り返されるのでしょう。

夜と霧 新版 (詳細)

幸福論

・「哲学をはじめるきっかけに
 哲学という分野にとっつき難さを感じている方、大学で哲学を専攻してみたもののすっかり冷めてしまった方(指定教科書に時おり顔を出す文字が何かの暗号に見える方、その教材を独自の言語でとくとくと語る一部の教授が宇宙人に見える方等)、無論中高生の方にもぜひおすすめしたい一冊。 哲学を文学に 文学を哲学に かえる<20世紀のソクラテス>ことアラン先生のウィット<wit>に富んだ温かい言葉の数々は、哲学を身近に感じさせてくれるだけはでなく、時として読者をしかり、へこませ、そして最後には必ずその指針を示して読者の肩をやさしく押してくれることでしょう。個人的な話になりますが、僕は自暴自棄に陥る度にこの幸福論に収録されている<悲しいマリー>というプロポの ‘悲しみは、!何の粉飾もない疲労か病気にすぎない。裏切りよりも胃腸病のほうがずっと耐えやすい。それに、本当の友がいないなどと言うより、血球が足りないと言うほうがずっといいではないか。‘ という言葉を読み返したものです。そうするときまって自然に顔に笑みが戻ってきて、あらゆる物事に前向きになれるのでした。ありきたりな言い方になってしまうのですが、善し悪しは別として哲学は実践してこそ意義があるし、意識するしないに関わらず誰でも常にもっていて意志の力でいくらでも変えられるものだと思います。 この本をきっかけにより多く方が哲学に興味をもたれることを祈って 

・「一腹の清涼剤
 あらゆる悩める人々にぜひおすすめしたい一冊。

<哲学を文学に 文学を哲学に>換える<20世紀のソクラテス>ことアラン先生のウィットに富んだ温かい言葉の数々は、哲学を身近に感じさせてくれるだけではなく、時として読者をしかり、へこませ、そして最後には必ずその指針を示して読者の肩をやさしく押してくれることでしょう。

 個人的な話になりますが、私は自暴自棄に陥る度にこの幸福論に収録されている<悲しいマリー>というプロポの 「悲しみは、何の粉飾もない疲労か病気にすぎない。裏切りよりも胃腸病のほうがずっと耐えやすい。それに、本当の友がいないなどと言うより、血球が足りないと言うほうがずっといいではないか。」 

という言葉をよく読み返したものでした。 言うなればこの本は、様々な効用を持った言葉が散りばめられた薬箱と言ったところです。ただ<良薬は口に苦し>と言うように、結果にはそれなりの刺激は伴いますが・・・。人によっては劇薬なんてものもあるかもしれませんが、これを機に一服盛られてみるのも一興かもしれませんね。   

幸福論 (詳細)

氷川清話 (講談社学術文庫)

・「稀有の見識者
全編海舟の人間味にあふれた本で、一気に読んでしまった。とりわけ驚かされたのは、日清戦争に対する評価である。福沢は言うに及ばず、鴎外、漱石、日露戦争時に非戦論を唱えた内村鑑三でさえ支持したというのに、犬も食わない「兄弟喧嘩」と斬って捨て、「大反対だったよ」とこともなげに述べている。

「おれの意見は日本は朝鮮の独立保護のために戦つたのだから土地は寸尺も取るべからず」として、その代り償金をたくさんとってそのカネで支那に鉄道を敷設して、支那に交通の便を図ってやる、というのである。床屋政談の気味がなくもなく、ご隠居の放言といってしまえばそれまでだが、発想の自在さといい、バランス感覚といい稀有の人といわざるを得ない。

・「べらんめえ 勝海舟でスッキリ
勝海舟のべらんめえ口調で歯に衣着せぬ物言いが味わえる本です。

江戸無血開城の幕府側の立役者、勝海舟。 1899年明治32年77歳で亡くなった彼の、 晩年70代の頃の言葉とは思えぬほど威勢のいい言葉が収められています。

語られているのは、自分の生い立ち、幕末動乱期の体験、 出逢った人々の事、 その中でも特に西南戦争で自刃した西郷隆盛についての想い出の数々が感動的です。

こんな口調で語っています。

「西郷に及ぶ事が出来ないのは、その大胆識と大誠意とにあるのだ。 オレの一言を信じて、たった一人で、江戸城に乗り込む。 オレだって事に処して多少の権謀を用いない事もないが、 ただこの西郷の『至誠』は、オレをしてあい欺くに忍びざらしめた。 この時に際して、小籌浅略(しょうちゅうせんりゃく)を事とするのは かえってこの人のために、腹を見透かされるばかりだと思って、 オレも至誠をもってこれに応じたから、江戸城受け渡しも、あの通り立談の間に済んだのサ。」 平易な言葉で時事、当時の明治政府への批判なども語られていますが 様々な事柄に言及する言葉には『武士道』が一貫しています。

言行一致、肉体を離れた観念は意味がない。 強い肉体に強い精神が宿る。 政治は常に『正心誠意』

刺客に狙われ続けた海舟ですが、常に丸腰で応対していたそうです。 自分を殺しに来た刺客に対して 『お前の刀は抜くと天井につかえるぞ』とか 『斬るなら見事に斬れ。勝はおとなしくしていてやる』 などというと、たいていの者は向こうから止めてしまった、 こんな風に一度も逃げもしないで、斬られずに済んだ、などとという逸話も語っています。

こんな豪傑の75歳の時、翌年の戌年への発句がこれです。   「男らしく 大喧嘩せよ いぬの春」

・「福翁自伝と読み比べると面白い
近代と前近代をまたぐエリートの放談という意味ですごく興味深い。勝は至誠が何より大事であると繰り返し、事前に綿密に計画を立てて挑む近代的な外交交渉スタイルを否定。勝海舟と西郷隆盛という至誠同士の交渉が江戸城の無血開場をもたらした、と主張する(手前味噌すぎ?)。法やシステムに寄らない前近代の為政者のスタイルなのだろうが、古典的なヤクザっぽい気もする。

そして何より興味深いのは、同時代の知識人の福澤諭吉との認識の違いだ。勝と福澤共にスタートは蘭学で外国語に堪能、しかも双方とも名うての剣豪で頭の切れ味に優れ、そして共に咸臨丸の航海でアメリカを知る。そんな似た経歴の二人ながら、日清戦争の評価に現れる二人の対アジア観はまるで対極。

この二人の立場の違いは今なら丁度、親米派と親中派の対立のご先祖みたいなものだろうか。

・「今こそ読み直したい本
国が大きく変革を遂げる時代に活躍した海舟の思想、行動原理、処世術が分かりやすく述べられている。今の時代、政治家、官僚、企業家がもう一度、日本国の将来を真剣に考え直す確かな拠り所となりうる書。時代は変わっても、人間のすることはほとんど変わっていないことが分かるのも新しい驚きだ。本当の「人物」の登場がいつの世も待ち望まれているが、人材は常に不足している感が強い。奮起すべし。

・「人間の表裏
勝海舟、この方を馬鹿にしちゃいけねぇ

口は悪いが粋な御仁

なんで口が悪いかって?

いい質問だ

俺が思うに“至誠”という二文字を

魂に刻んでいるから

それに反する言動に対しては厳しいだけのことじゃないのかね

深みのある人物とは、このような人のことを言うのかもしれない

自ら高みへと目指すあなたに必見の書です

氷川清話 (講談社学術文庫) (詳細)

「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ

・「自分はACではないかと思う人に
私は、長い間AC(アダルト・チルドレン)という言葉になじめませんでした。それはあたかも社会に適合できない人、悪く言うと努力が足りない人の言い訳くらいにしか認識していなかったからです。しかし、あるきっかけで自分自身がACではないかと感じはじめた時、この本に出会いました。本書のなかでは、子供が無条件に安全を確認できない家庭で育った人達に対する心の闇についての洞察がわかりやすく解説されています。

・「おちこんだときのとっておき
わたしは、落ち込んだとき、心がもつれたとき、自分がどうしても好きになれないとき、自分なんて生きていても仕方ないと感じるとき、この本を読み返す。どうしてこんな自分なのか・・・そんなこと考えても分からないことだけれど、自分の心のもつれの原因を考えることによって、心のもつれが見えてくる。心のもつれがここにあるんだ、と分かるだけでも、少し落ち着くことができるのだ。これは依存症について書かれた本だけれど、すべての自信を持てない人に読んでもらいたい。

・「満たされすぎた現代人に…
 何をやっていても満たされない人のための必携書籍。 誰かが決めた「借り物の価値観」という視点から解き放たれ、自分独自の、自分にとって一番ストレスの少ない・かつ役立つ上に・充実した「自分」の人生の過ごし方を見つけたい人に、本当におすすめ。

 優しさばかりを重視して弱体化した現代人に必要なのは、父性的な厳しさだ。 互いが互いをひきたてる、優しさと厳しさ。人生の辛苦に似たその両方を身に着けることができれば、あなたのこれからの人生は一変するだろう。 自分のために、何かをしたい方。まずは、この本を読んで第一歩を踏み出して欲しい。

・「回復へのステップ
私は鬱病にかかり、今も尚闘病中である。ある友人の勧めでこの本を紹介された。なぜなら、その当時私は私を愛すことができなかった。自分自身の存在を否定しつづけていた。その中で、他人に愛を求めていたこと。それをみかねた友人がこの本を勧めてくれたのだ。退屈であったり、言い知れぬ寂しさを背負って生きている人々は世の中にたくさんいると思う。それを具現化したのがこの著書ではなかろうか。私は今回復のステップの中にいる。

・「本当の自分を取り戻したいあなたへ・・・☆
自分の過去を振り返り、「親教」の中にいた自分をこの本を読みながら一つ一つ呪縛から解いていくことが出来ました。もし心の中で親との葛藤があったり、今の自分を確認したいのであれば一読の甲斐があります。そして子育て中の人であれば、自分の子育てに非常に参考になります。自らも変われ平和な家族が作れることでしょう。

「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ (詳細)

人の砂漠 (新潮文庫)

・「独特の時間を味わえる一冊
二週間の休暇にこの古ぼけたこの本とともにアジアに旅に行った。裏表紙から「ミステリアスな濃厚ルポ」という感じの印章を受けたが、実際は作者の文章力からとにかく読みやすい。

しかし、内容はというとやはり濃厚。売春婦の収容施設「棄てられた女たちのユートピア」クズ集めを取り仕切る小さな工場の話しの「屑の世界」が特にお気入り。旅先で読んでいるとこの本に出てくる物語が、日本での話なのか、どこか遠い国の話なのかわからなくなることが多かった。これは内容が30年前の話なのに、あまりにも普段の生活(世界)からはかけ離れたルポだという事と、おそろしくリアルなルポだからということだと思う。

読んでるうちに当時の作者の年齢が自分と同じくらいと気づいた。この作者を知らなかったことを後悔したと同時に、これから沢山の著作を読めるということをうれしく思った。

・「ノンフィクションってこんなに面白いんだ!
久々にルポタージュとかノンフィクションのジャンルを読んだが、とても面白くてどんどん読み進めてしまった。今から30年前に20代の若者が書いた本であるが、文章の読みやすさや視点は秀逸だと思う。

短編集であるため、人知れず生活して行く人の話や、日本のタブーに触れたり、内容も多岐に渡る。一部一部でも良いので是非色々な人に読んでほしいと思う。

・「沢木耕太郎の
最高傑作はこのルポ集じゃないかな。20台半ばでこの洞察力と文章力。素晴らしい。最近では臭いと評判の沢木文体だが、やっぱり才能に溢れてるよこの人は・・・。

・「「さらさらと落つ」砂の感触
 30年前に書かれた、沢木耕太郎のルポ集。

 読み進めていくうちに、当時の沢木が自分よりも年下であることを知り、衝撃を受けた。たしかにこの、「何にでも飛び込んで知ろうとする」感覚、若々しいことは勿論なのだが、文章の中でそうした事実を突きつけられると、ちょっと言葉が出なくなる。

 天皇にパチンコ玉飛ばしたり、発煙筒投げたりした者たちの取材に回る「不敬列伝」は、事件が起こった当時、またこれを沢木が追った当時のそれぞれの時代の匂いを感じさせる。ミイラ化した兄とともにひっそりと孤独死した老婆を描く「おばあさんが死んだ」、岡山県のある町に生活する人々をまるごと騙して詐欺行為を繰り返した老婆を描く「鏡の調書」は、当時の高齢者にまつわる問題の、現代との重なり、乖離を考えさせられる。やっぱり、一昔前までの方が、老人には暮らしやすい世の中だったんじゃなかろうか……社会の仕組みがどうというよりも、ごく普通の人々の、老人に対する眼差しの温度の違いを想像せずにはいられなくなるのだ。

 屑屋で実際に働いたときのことをルポした「屑の世界」もいい。屑を曳いてくる「曳子」一人ひとりの向こうに、やはり時代がある。哲学があるときもある。

 作者の実地主義に触れると、なんとなく身につまされる。

・「無縁社会日本
ここしばらくNHKで放映されていた無縁社会日本を見ながらこの本を思い出しました。オリジナルを読んだのはもう30年も昔ですが、一読して各登場人物の人生の多様性に感動した記憶が甦ります。無縁社会は当時の多様性を超える形で深刻化していますが、ノンフィクションの金字塔だと思います。

人の砂漠 (新潮文庫) (詳細)
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