「青春って痛い」「再生しない痛みがある。」「青い春・・・。」「文句無しの傑作」「喪った何かを思い出させる痛み」
リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD] (詳細)
岩井俊二(監督), 市原隼人(俳優), 忍成修吾(俳優), 伊藤歩(俳優), 岩井 俊二(俳優), 大沢たかお(俳優), 稲森いずみ(俳優)
「やるせない傑作」「エーテルとリリイとリアル」「聞こえぬ悲鳴。」「「リアル」」「分かれるよね。」
I am Sam : アイ・アム・サム [DVD] (詳細)
ジェシー・ネルソン(監督), ショーン・ペン(俳優), ミシェル・ファイファー(俳優), ダコタ・ファニング(俳優), ダイアン・ウィースト(俳優), リチャード・シフ(俳優), ジョン・パウエル(俳優), ローラ・ダーン(俳優)
「☆6つでもいいです。」「私の中の忘れえぬ名作」「限りなく優しい親子愛の物語」「少数派は覚悟ですが、サムとルーシーに幸せを願って・・・。」「何故これがアカデミー賞を取らないの???」
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ジュゼッペ・トルナトーレ(監督), ティム・ロス(俳優), ブルート・テイラー・ヴィンス(俳優), メラニー・ティエリー(俳優)
「イタリアの完全版について」「船に生まれ、船とともに生き、船とともに生涯を閉じた1900。この映画に心は揺さぶられる。監督も俳優も音楽も最高!」「叙情的過ぎるほど美しい映像と音楽に酔う・・・」「どちらかに分れる作品ですね」「こんな生き方もある」
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新藤風(監督), 奥野ミカ(俳優), 藤村ちか(俳優), 永澤俊夫(俳優)
「最高でした!!」「すごい才能です!」「深夜に‥」「優等生的な仕上がり」
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ヴィンセント・ギャロ(俳優), クリスティーナ・リッチ(俳優), ロザンナ・アークェット(俳優)
「なんて素敵な映画体験。」「きらきら☆」「ラストで思わず拍手」「ギャロのギャロによるギャロらしい映画。」「アメリカ人らしい映画」
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ミロシュ・フォアマン(監督), ジム・キャリー(俳優)
「アンディ・カウフマンが目指したもの」「ジム・キャリーが可笑しくて、悲しい!」「複雑な人」「ジムキャリーの演技は最高!」「だまされたと思って見てごらん。」
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クァク・ジェヨン(監督), チョン・ジヒョン(俳優), チャ・テヒョン(俳優)
「星10個でも!!」「恋愛物嫌いにオススメ」「実は、キョヌ。」「私の人生の中で心にずっと残っていく作品のひとつです。」「見みれば幸せになれます。」
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グ・スーヨン(監督), 市原隼人(俳優), 中島美嘉(俳優), 矢沢心(俳優), 蒼井優(俳優), ともさかりえ(俳優), 池内博之(俳優), 具光然(脚本)
「何故か楽しくなってくる」「信じられないがおもしろい。」「「偶然にも」ってより必然?」「ビデオで見ました!」「吹っ飛んでます!」
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田口トモロヲ(監督), 峯田和伸(俳優), 麻生久美子(俳優), 中村獅童(俳優), 大森南朋(俳優), みうらじゅん(原著), 宮藤官九郎(脚本)
「挫折からの出発。」「すべての若き人たち、昔若かった人たち、必見です」「音楽っていいなぁ、とつくづく。」「☆‘大人の悩み、子供の涙’に感動☆」「ロックってなに」
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須永秀明(監督), 永瀬正敏(俳優), 鳥肌実(俳優), 降谷建志(俳優), 車だん吉(俳優), ムッシュかまやつ(俳優), 町田康(原著)
「クセモノぞろいの俳優とサウンドによる町田ワールド」「鳥肌実がヤバいっす。」「鳥肌すさまじい」「何このノリとテンション!」「活字力」
● アジカン繋がり!
● 日本映画2
● |∀`)つ [元気いっぱいボーイッシュなおてんば娘がいるね。] 1 (25)
● 24 twenty four season 4 出演者のドラマ/映画作品
● 好きな映画
● ロック。
● 大好きなのさ
● おすすめ松田龍平
● 映画色々、、
● お気に
● 好きな映画
・「青春って痛い」
痛い映画だった。精神的にも映像的にもそうとう痛い。攻撃的なのに切なくロマンティック。音楽に例えるならニルヴァーナといった感じ。
高校生、特に3年生というのは将来のことや何だかんだとちょっと本気で考えなければならなくなる難しい時期。でも、学校生活というのはなんとなく平和で退屈でもあり、漠然とした不安と倦怠感というモノが常に内包されている。
つまらない日常に飽き飽きして色々やってみて面白がっていても、本当は何も面白い事なんて無いとみんな分かっている。分からない振りをして楽しむのはルールなのに、九條はそのルールを無視する。九條はクールというより冷めている。熱くなるのは面倒だから。でも、カリスマ性があって、何故か目立ってしまう。そんな役に松田龍平の無言の存在感が見事にはまっている。
その他のキャスティングも素晴らしく、それぞれ印象に残るキャラクターになっている。特にマメ山田扮する花田先生が秀逸。この映画に花田先生がいなかったら救われない話になっていた。すごいぞ豊田監督。同じ松本大洋原作の「ピンポン」ほど話題になりませんでしたが、「青い春」はカルトな青春映画として語り繼がれることでしょう。
・「再生しない痛みがある。」
すばらしい青春映画である。もう、これに尽きる。それで終わってもいいくらい、すばらしい青春映画だ。学校の中しか写さないカメラは、ある意味学生時代の閉塞感を思い出させる。ここから出れば何かがあるような、しかしここから出られないような、そんな閉じた世界観を感じるカメラワークがうまい。
そして、とにかく、出てくる役者それぞれの面構えがすばらしい。OPの屋上から立ち去る画面だけで、もうゾクゾクする。「なんかある!」と思わせる。それは期待でも希望でもないのだが。だが、17歳の時に、前途に希望だけがあった人などいるだろうか? そんな幸せな人などおそらくこの世にはほとんどいない。だからこそ、この映画は価値がある。そして痛々しく、やるせない。悲しい、というだけでは言葉が足りない、ヒリヒリしたあの感覚を思い出すだけで、この作品は価値があるのだ。7人の仲間がそれぞれにそれぞれの理由でカメラから出て行ってしまうことにより、やがて二人の友情に焦点があってゆくさまがすさまじく痛ましい。二人の関係の速度は、友情を大切だと思っている人にはより一層リアルに感じられることだろうと思う。あの年代特有の、あのあせり、あの熱、どこにむかえばいいのかわからない熱さが、痛みとともによみがえって、本当に、やるせない映画だ。男子であればリアルに、女子であれば痛ましく、見ることが出来ると思う。是非、若い人に、若いうちに見てもらいたいと思う。
・「青い春・・・。」
この映画はホントにすごいです。今まで洋画ばかり見ていた私ですが、邦画のすばらしさを教えてくれた映画です。
83分という時間ですが、ミッシェルの曲に乗ってガンガン進んでいく感じ、だけど内容的には何時間もあるような。
若手の俳優さんのキャスティングも見事です。松田さん演じる九條の妖しい雰囲気とか、
新井さん演じる青木の不安定な気持ちとか個人的にはマメ山田さんの先生がホントに胸を打たれるシーンがたくさんありました。
暴力的な描写もあるので少し苦手な人もいるかもしれませんが、見終わった後には涙が出るほどの切なさと感動が味わえると思います。
・「文句無しの傑作」
ストーリーの筋と本編の短さはぴったりだと思います。
何気なく毎日を過ごし、このままいつまでも変わりたくないと思いながらも時間はあっという間に過ぎてしまう。形は違ってもこんな思いは誰にでもあったんではないでしょうか?自分も高校時代はそう思っていました。このまま変わらずいたいだけなのに次第に現実の問題が迫ってくる。
流されることを恐れながらも、自分がどうしたいかを言葉にできない。身に覚えがあるからこそ切なくなってしまうのでしょうか。
ラストの映像が最高でした。九条が一心不乱に階段を掻け上がり辿り付いた屋上で、青木が描いた地面のラクガキに舞う桜の花。綺麗なだけではなく痛くて苦しくなるほどあざやかな『春』の別れと切なさが見事です。
・「喪った何かを思い出させる痛み」
個人的に数年ぶりの傑作邦画が登場した。それがこの「青い春」だ。画が素晴らしい。音楽が素晴らしい。そしてストーリーが素晴らしい。 83分というコンパクトな枠の中で一切無駄のない展開が心地よい。
暴力描写の激しさが観る人間を選ぶかもしれないが、この作品において真に衝撃的なのは肉体的暴力の描写ではない。感情だ。彼らが言葉にしない、できない、激しく、もどかしい想いだ。 その純粋さは切ないほどに青く、透明に澄んでいて、肉体的暴力の描写よりもはるかに暴力的に胸を抉る。 ラストシーンの美しさは筆舌に尽くし難い。
九條の存在を全力で肯定した青木の想いの激しさを、愛と呼んでも何も差し支えないだろう。
さて、この映画の主演である松田龍平だが、彼の存在感の強さは今更ながら、その異様なほどのカリスマ性を遺憾なく発揮させることに成功した豊田利晃監督の手腕には拍手を送りたい。
そしてこの映画においてデビューを果たした青木役の新人・新井浩文の発見は今後の日本映画界において素晴らしい財産になるだろう。この作品では他にも多くの若者達が刹那的な輝きを放っていたが、全てこれからの邦画界における財産である。将来が楽しみだ。
この青く透明な愛情の物語には、繰り返す日常に忙殺されて失ってしまった何かを思い出せる、ひりひりとした「痛み」が満ちている。是非一度、その痛みに触れて何かを感じて欲しい。
・「やるせない傑作」
はじめに、非常に好き嫌いの分かれる映画であることを断っておく。まず、映画は娯楽であると考える人には、楽しむのが難しい作品である。かといって、ドキュメンタリー作品では決して無い。リアリティを期待して鑑賞すると、裏切られることになるだろう。むしろ、現実を下敷きにしたファンタジー映画と捉えるくらいが丁度良いのかもしれない。
ただ、残るのである。強烈な何かが、良い意味でも、悪い意味でも、残るのだ。このもやもやした後味を、単なる嫌悪感や共感で片づけず、その正体を考え込んでしまったら、この作品はその人にとって、忘れられない作品になるだろう。
この作品の見所は2つある。一つは、青春映画として優れている点だ。思春期の描写を得意とする岩井俊二は、本作でも遺憾なく、その才能を発揮している。学校の持つ、あの独特の閉塞感や、幼さと背伸びのギャップの間で揺れ動く思春期の心理描写は、見事に岩井節炸裂といった所である。出演者のぎこちない演技も、却って中学生の人間関係のぎこちなさがダイレクトに伝わってきて、むしろ良い。物語の前半は、淡々と進行し、中だるみを感じる点もあるように思える。しかし、目を逸らすことの出来ない後半の怒号の展開は、一見の価値ありだろう。思春期の暗い側面を見事に描いた傑作である。
もう一つの見所は、現代カルチャーの無力さを真摯に描いた点である。作中のカリスマ歌手は、結局、作中の現実の救いにはなれなかった。そして同様に、この映画も結局、現実の救いにはなれないのだ。この作品のあちらこちらに、こういったメタ構造を備えたパーツが散りばめられている。撮影者の存在をあえて強調したカメラワークやライティング、少年達が傾倒する歌手、リリイ・シュシュの薄っぺらさ。「リリイ・シュシュのすべて」というタイトルが示すとおり、リリイ・シュシュはただの人で、エーテルも存在しない。この映画は現代カルチャーの空虚さを見事に浮き彫りにしている。そして、この映画自体が空虚な現代カルチャーの一部であるということに自覚的だ。そこには、岩井俊二の作り手としての苦悩と自嘲が感じ取れる。生きてゆくこと、物を生み出すことの根拠が次々と失われていく現代日本。その一面を、作り手として実直に描いたことが、この映画が単なる社会問題を描くにとどまらなかった理由であろう。
・「エーテルとリリイとリアル」
この映画を一言で表すならば、暗い映画である。別段面白い訳でもないストーリーは、ひたすらに暗く残酷で救いがない。もっとも、映像と音楽はその残酷さと対照的にとても美しく神秘的。これだけならば、よくある中身のないそれっぽい作品であると言えるだろう。
しかし、この映画にはひとつのテーマが存在する。それは『14歳のリアル』ちなみに、これは我々にとっての14歳のリアルではない。あくまで主人公達のリアルなのだ。我々には、映画の主人公達のようなリアルをそのまま知っている人はいないと思う。だが、どこか自分に繋がる部分がある人はいるはずだ。それがある人ならば、程度の差こそあれども間違いなく名作であると感じるはずだ。逆に、それがない人にとっては意味なく暗い映画になるだろう。その境目は厳密に言葉には表せないので、実際に見てみる事をオススメする。ここは私の主観を押しつけても意味がない場面である。でも、どちらかと言うとネガティブな人間に賛同を得られそう。
いずれにしても、強烈なインパクトを与える作品である事には違いない。
・「聞こえぬ悲鳴。」
ふと思い立って、自分が見たに日本映画で、本当に面白いと思った最後の作品はいつのことだったかと思い起こして、思い当たったのがこれだった。
もう7年も前のことになるのか・・・。それ以来面白い日本映画は観てない。
これは、観ると、何かすごく痛い、それも嫌な痛みを感じる、ある意味恐ろしくて不安な映画だった。主要な登場人物は中学生なんだけど、これを自分が実際に中学生のときに見たら、きっと心にしばらく消えない傷のような、嫌な感情が残ったんじゃないかと思う。ただ幸いにも大人になってから観た自分には、鮮烈な、他のものでは得がたい感動が残った。
ここに描かれているものは悲鳴だ。かつては親友だったクラスメートから加えられる強烈なイジメ。それに対して何ひとつ声を上げることができず、大切なものがひたすら壊されていくのにただ堪えるしかない。もうそれこそ、泣くしか、心が崩れ落ちるほどに泣くことくらいしか、できない。唯一、自らが管理するリリィ・シュシュのファンサイトにだけは、その気持ちの一端が書き込まれていくわけだけど、ただそれも、気持ちを吐き出すことができているわけでは決してなくて、結局、自分の本当の痛みは押し隠されたままだ。それを淡々と描く画面が、こちらの心をえぐる。一見無気力にも見えるその表情や態度からも、現実感の希薄なサイトの書き込みの文章からも、声にならない悲鳴がこれでもかというくらいに響いてくる。
それでも最後には、この映画は一筋の光を残す。ドラマとしての結末は、ある意味救いようのない酷いものだし、主人公がその先どうなってしまうのかもわからない。ただ、この映画は、希望を残している。心が張り裂けてしまった、その後にも残る何かを、曇りなく描いている。
7年前には、まだこの映画のように、堪え切れずにもらされる声にならない悲鳴をすくいとるものが、あったのだ。ここ最近、その悲鳴は、地面の中に有無を言わさず踏み込まれてしまったかのように姿を消して、急速に地上に届かなくなっているかのように思える。
・「「リアル」」
この映画が作られた時、私は彼らと同じ14歳だった。成人してから初めて見たこの映画はまさに「あの時」の息苦かった狭い世界を色濃く描いていた。善とか悪とかそういうのではないと思う。それぞれのエピソードに理由なんてないと思う。私自身の身の回りで同じ事があったわけではないけれど、「あの時」私はこうだった。
・「分かれるよね。」
久々に見たけど、やっぱり。わかりすぎて痛かった。僕は今高3ですが、中学のときは星野そのものでした。はずされて生きてきた人や、押し潰されてそれを受け入れたことがある人はこれが好きだと思う。「久野さんはつよいから」と言える津田の純粋な残酷さ。津田がそのままの姿で地面に横たわっている画。声なく叫ぶシーン。すべてが今の、叫べずにいる僕らのありのままの姿です。岩井監督は僕らの声のない叫びを真っ直ぐに捉えてくれた気がします。冷たく客観的に。でもまぁ、嫌いな人はとことん嫌いだと思う。僕は好きだけど。
・「☆6つでもいいです。」
素直に感動、気持ちよく泣けました。自分自身は障害を持つ人との接点がほとんどないので、「この映画はきれい事すぎる」と言われちゃうと「あぁ、そうなんだ」としか言いようがないですが、きれい事を並べれば感動できるってわけでは決してないのですから、やっぱり良い映画ですよ。
すでに多くの方が書かれていることですけど、サムとルーシー父娘の演技力はすごい。ハマりすぎてて、もうこの映画以外でのあの2人を見たくないくらい。ストーリーももちろんいいですけどね。自分が親になる前に観ておいて良かった。
他の方のレビューを読む限り、近しい関係に障害を持つ方がいる人にはお薦めしませんが、大抵の人には自信を持って薦められる1本です。
・「私の中の忘れえぬ名作」
子供にとって親をこえてしまうことはある意味ショッキングな出来事である。いくつになっても親が子供を子供としか見れないように子供も親はどんなときでも親なのだ。支えであり、師であることを願いたいものだ。だが、もう親に頼ることができない、親の人間としての限界を知ってしまったときわたしたちは大人にならなければならないことを実感する。ルーシーがパパのサムをこえてしまったのはほんの7歳だった。残酷である。父親を頼りきりにはもうできないという現実と7歳の娘にもうかなわないという事実。ルーシーはこれ以上成長する(パパより賢くなる)ことを拒んで読める文字も読めないとダダをこねるシーンは名シーンである。サムは自分の耐え難いふがいなさを謝罪しながらお前には読めるようになってほしいんだよと泣きながら話す。受け入れがたい現実でもサムは受け入れれたのである。愛ってこんなことなのかも・・・映画が残酷な現実を描いているのにどこかやさしく不思議な空間、ビートルズのカバーサントラも効果をあげてがんばろうって気持ちをくれる映画です。
・「限りなく優しい親子愛の物語」
「本当の親子に行政はどこまで立ち入るべきか?」という問いに対して、この物語は1つの指針を与えている。日本では児童相談所があまりにも家庭に関与しないことが問題視されているが、この映画では逆に、過剰に干渉しすぎることのほうをかえって問題視している。このこと自体、極めて難しい問題ではあるが、知能レベルがどうだとかいうことよりも、親子の間に本当に愛があるかどうか、その当事者達がお互いのことをどう思っているか、その意思を最も尊重しなくてはならないとする本作品のメッセージは、私は決して間違っているとは思わない。むしろ支持したい。主人公のサム(ショーン・ペン)とルーシー(ダコタ・ファニング)の間に愛、即ち思いやりがあるかどうかという点に最も焦点をあわせなくてはならず、またそれがあることは分かっているのに、知能レベルだとかの理屈で他人(行政)が親子の仲を勝手に引き裂いてしまう行為は、やはり間違っていると言わざるを得ないだろう。ちなみに、この2人の演技が完璧であることは今更言うまでもない。また、この作品ではサムを取り巻く仲間達とのやり取りが非常に面白い。プロダクションノートでも書かれているように、この映画の作り手は実際に知的障害を抱える人達の施設へ行き、聞き取り調査を行ったうえで、彼らの一番のお気に入りの音楽がビートルズだということで、ビートルズのメロディに乗せて彼らの雰囲気を優しく表現している。さらに、サムと深く関わってくる女性の敏腕弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)が登場するシーンで流れているメロディは、日本で人気を博しているドラマ離婚弁護士シリーズの挿入曲でもある。このリタと子供の関係を、サムとルーシーの関係と比較して観ても楽しめるだろう。いずれにしても、近年公開された親子愛を描いた映画の中では最も有名で且つ秀逸なこの作品は、こうした問題に関心があるかどうかに関わらず、一度は観ておかなくてはならない作品だと思われるし、また温かい感動を与えてくれる物語であることも間違いないように思われる。
・「少数派は覚悟ですが、サムとルーシーに幸せを願って・・・。」
本作には様々な意見があると思うが、まず作品としての完成度・独創性・画調・人物造形らは最近のハリウッドの中で出色の丁寧さ。ここまできちんと作るには作成側に全力をそそぐ意思なくしてありえない。そして知的障害者とその子供と育成の可否というあまりにシリアスな問題なのだが、本作の特筆すべきは勧善懲悪の視点に立っていない点だ。~僕は劇場での初見、検事側の男性の寂しさと切なさと深い慈愛をもった眼差しの芝居に、はっとさせられた。特典ディスクでショーンペンも語っていたが、彼の演技が単なる高慢なエリートであったらこの映画はグンと薄っぺらいものになったろう。「気持ちはわかる。一緒に暮らさせてあげたい。でも・・・」その煩悶は、あの眼差しに深く、苦く結実していた。DVD購入から数回観ているが、その印象は変わらない。~批判は覚悟の上だが--僕自身類似のケースが身近に生じた事があり、知的障害の方とその子育てというのは一時の同情で片付けられるほど簡単ではない。双方が誠実であるほど、愛していればこそ、愛とともに苦しみも深まる。それは残酷だが否定できない事実だ・・・。~この奇跡を現実とするためには、第三者である私達の「愛」が試される。サムとルーシーが幸福であるためには、傍観者の感動ですまされない事を改めて考えてしまう。『愛こそすべてよ』ルーシーの想いに応えんがための愛と努力は我々にこそ試される試練なのだと思う。
・「何故これがアカデミー賞を取らないの???」
監督・俳優・脚本・そしてビートルズの詞をも前面にフューチャーした音楽どれをとっても素晴らしい作品。登場する人物は皆、サムの娘の幸せを考えているがその幸せの形は皆違っている。
父と娘。その絆の深さが根底にあって、ビートルズの素晴らしい音楽と詞があって、涙なしには見られない。
父って何だろうと自問し続けた作品。何故これがアカデミーを取らないかホントに不思議だ。
・「イタリアの完全版について」
イタリアの完全版を入手しましたところ、国際公開版にないエピソードのほか、最後の場面(船底でのマックスとの別れの場面)で重要な1900のセリフがありましたので、ご報告します。国際公開版では「これまでどうしていたんだ?」というマックスの問いに対して、1900は「ずっとピアノを弾いていたよ。戦争中も、爆弾が落ちている最中も。」と答えるだけでしたが、イタリア公開版には「負傷兵のために弾いていたんだ。(戦時中、ヴァージニアン号は病院船として使われていた。)あの世に行くとき、音楽があれば、少なくとも楽になるだろうからね。最後まで楽しませてあげたんだ。死んでいく兵士たちにとって、ぼくの顔は、彼らがこの世で目にする最後の顔だったんだよ。」というセリフがあります。これは、戦時中も1900が実際にピアニストとして船内で生活していたことを示すとともに、1900がこの世とあの世とをつなぐ天使のような役割を担っていたことを象徴しているように思います。ティム・ロスもインタビューのなかで(日本版DVDのインタビューとは違う、もっと長いもの)「1900はヴァージン・ソウルをもった天使のような存在だったと思う」と述べています。最後のシーンに納得のいかなかった方もいらっしゃると思うので、以上、お知らせまで。失礼しました。
・「船に生まれ、船とともに生き、船とともに生涯を閉じた1900。この映画に心は揺さぶられる。監督も俳優も音楽も最高!」
あらすじも、監督、主演俳優、音楽についてもレビューアーの皆さんがお書きです。素晴らしい映画であることもその通りです。レビューアーpp254さんご指摘の、イタリア盤で、船底で最後に1900がマックスに語った“素晴らしい話“は本当です。1900が素晴らしいのは単なるピアニストとしてだけではなく“人として人のために”ピアノを弾き続けたことです。背景は全く異なりますが、○○のピアニストのような、人に援助を求めるだけの情けない、単なるピアニストではないのです。是非、イタリア映画そのままの日本盤DVDを出してもらいたいものです。このDVDはあらゆる要素が繰りこまれ考慮されたEXCELLENT DVDです!
・「叙情的過ぎるほど美しい映像と音楽に酔う・・・」
船を舞台とする映画の中でも僕が特に偏愛する作品です。アレッサンドロ・バリッコの原作(一人芝居の戯曲)も面白かったですが、映画はそれに基づきつつも、全く別のテイストに仕上がっています。 19世紀から20世紀にかけては多くの客船がヨーロッパとアメリカの間を結び、人々と文化を運びましたが、西暦1900年に「バージニア」という船の上で拾われた赤ん坊はナインティーン・ハンドレッド(1900)と名付けられ、そこから一歩も外に出ることのないまま育ちます。 彼にとっての世界とは彼が生まれ育った船であり、彼が他者との間で感情を通わすことが出来るのは、天才的な技量によるピアノ演奏を通してのみでした。 彼がその生涯において巡り会った、たった一人の友人であるトランペッター(物語の語り部)との友情と、一度きりの片思いの恋を除いては、彼は他者との関係を築くことができず、やがて老朽化した「バージニア」が爆破されることになっても、そこから外に出ようとはしません。 人と世界の関係を考える上で強烈なメタファーを孕んだ作品なのですが、これほど叙情的に美しく描かれてしまともう何も言えず、ただ映像と音楽の美に酔いしれるのみです・・・。
・「どちらかに分れる作品ですね」
この原作者のバリッコの作風は徹底的に好きになる人と嫌いになる人とはっきり分れる作品です。海の上のピアニストは彼の代表作でもあり、舞台用に考えられた作品です。私はこの作品が気に入っています。 最初は見終わって消化不良を起こしましたが、何度か見ると「自分も無数に広がる道を知らず知らずのうちに歩いてきたのか」思えてきて気に入りました。 人の生き方って何だろう?と考えさせられる作品です。
・「こんな生き方もある」
トルナトーレ作品は大好きですが、これも彼らしい、哀愁とあたたかさが混ざり合うすてきな作品です。みんな誰でも、自分の人生の船をもっていると思う。簡単にはそこから動けないし、降りることもできない・・・。そんな切なさと、人生にどんな歓びを見出すか、そんなことを考えさせられました。1900の選んだ人生は、わたしから見て不憫でも、彼にとっては最良だったのかもしれません・・・。たくましさが幸せをもたらすかどうかは、人それぞれなのかも。
・「最高でした!!」
久しぶりに邦画観たんですが…。ホント映画観てこんな切ない気分になったのは久々です。焦りました…。観終わってすぐに友だち呼んで観直したもん、笑まさに必見です!金魚がまいい味出してるんですよね~。なんかまた観たくなってきた…。
・「すごい才能です!」
テレビ番組の「つんくタウン」から誕生した映画と言う事で、最初は見る気もおきませんでした。新藤兼人の孫と聞いて、ますます見る気が起きませんでした。しかしレンタルビデオ屋の旧作100円キャンペーンで借りて来て見てびっくり。才気がきらきら光る作品でした。翌日、すぐにDVDを購入しました。映画の放つセンスの良さに圧倒されっぱなしでした。これが、初監督作品とは信じられません。次回作がとても待ちどうしい女性監督のうれしい発見でした。
・「深夜に‥」
深夜の時間帯に、たまたまテレビで放送されていたのを見たら、それが当たりで。とてもオシャレな映画だった。20代の女性が、恋愛する姿がリアルに出ていると思う。気に入って、dvdを探して購入してみたけど内容は単調だから1回見ただけて良かったかも‥
映画の中で東京の町の写し方がとても綺麗
・「優等生的な仕上がり」
多くの邦画の問題点のひとつに「典型的なキャラ造形」があげられると思う。具体例をあげるとすれば、この映画を俎板にのせてもいいだろう。女性の同性愛者に男役っぽいのと女役っぽいのがいる。やがて男のことでもめてケンカするだろう、とか、そういった類の典型的な事例の積み重ね。
結局、意外性の殻を抜け出ることができていない。同性愛映画というつかみの部分などもある意味シナセン的な構成。おそらくは同性愛というものはこういうふうに生じて、育って、そして別れるといった展開がすべて予想の範囲内におとなしくおさまっていることが、そもそもまずいのだと思う。
面と向かっては告白できないが、それっ気があるかもしれない相手をおとすのに一緒にビデオを見るためのものとしたら案外いいツールになるかもしれない。しかし内容はマルホランドドライブや17歳のカルテの足元にも及ばないし、期待しているような映像は大して出てこないことも付け加えておく。
・「なんて素敵な映画体験。」
最初レンタルで観た時、この長さで主人公とヒロインの心の移り変わりを無理なく描ききる事ができるんだろうか?と斜に構えて観始めました。
ごめんなさい。とてもとても素晴らしかったです。
主役のヴィンセント・ギャロが監督・脚本・音楽も手がけているのですが、彼の野性的な外見とは異なる計り知れない内面の深さを思い知らされました。実はギャロの作品は初見で、しかも監督・脚本・音楽まで手がけている事を知ったのは一度目を観た後でした。オバカなことこの上ないのですが、それでかえって先入観無く見れたのが良かった。何の予備知識ももたずに見たギャロに、非常に良い瞳の光を持った俳優で、きっと内面も奥深い物を持っていそうだ・・・と思ったのですが遠からずでした。他の俳優でも目の輝きが違うな・・・と思った方は、やはり芸術面でも秀でていらっしゃるようです。
脱線しましたが、クリスティーナ・リッチのミニスカむっちり美少女ぶりが大変に愛らしく、かといっていやらしさを感じなかったところ、脚本と演技力の融合が素晴らしいです。
ほほえましく、時に切なく、そしてラストシーンの余韻が素晴らしいです。
ヴィンセント・ギャロ初心者として、とても素晴らしい引き込まれる作品でした。恋人同士で見るのも素敵なら、疲れたときに独りで見ても癒される、そんな映画です。
・「きらきら☆」
あまりいない主人公のあまりない出来事を追ったストーリーですが、親の無関心さや初恋の女の子の現実などを挟み、静かに進みます。
レイラがビリーの両親の前でビリーとのなれそめ話を自慢げに話すシーンなんか可愛い。
特に!ビリーが復讐をやめ友人に電話する時の笑顔はきらきらしてます。
レイラ役のクリスティーナ・リッチが別の女優だったら、、と考えると思いつかない程意外なはまり役をみた気がしました。
心に残ってしまう映画です。
・「ラストで思わず拍手」
個人的には最高傑作。好みがすごく別れると思うけど。
ギャロの演じる不器用で生きることが下手な(見る人によっては気持ち悪いだけかも)キャラクターが、クリティーナ・リッチ演じる不思議系なキャラクターと、うまくマッチしている。風呂場での「もう生きていけない」のシーンなんて、思わず泣きそうになった。
ボウリング場でタップを踊るなどの唐突で奇妙な演出も、全体としていい味を出している。
見る人の精神状態にもよると思うけど、僕はあの夢のある(?)ラストを見て、「よかったなあ。やっぱり映画はこうでなくちゃ」と思わず拍手してしまった。とっても、キュートな映画です。
・「ギャロのギャロによるギャロらしい映画。」
『バッファロー‘66』は、恋愛映画の中で一番好きな作品である。スタンダードな恋愛モノではないが、監督・脚本・主演を務めたヴィンセント・ギャロが演じるビリーと、クリスティーナ・リッチが演じるレイラの微妙な距離感と関係は見ていて面白かった。独特のカットやアングル、音楽も含め、作品全体にギャロらしさが表れており、この映画で彼のファンになった方も多いと思う。
個人的な感想としては、作品云々よりも、とにかくクリスティーナ・リッチが可愛いということをかなり大きめな声で叫びたい。顔が整っているワケでも、スタイルがいいワケでもないのに、スゲェ可愛い。人によって好みが違うのであんまり連呼するのもどうかと思うが、カワイイ可愛いかわいい。いや、マジで。多分、それは私が精神的に弱いってことを自覚しているからだ。自分の弱い部分を受け入れてくれるような女性に一種の憧れを抱いているのだろう。勿論、私はビリーのように純粋でも繊細でもなく、優しくもないが・・・。まぁ、情けない話である。ギャロに関しては、くだらない嘘で体裁を取り繕って、必死に誤魔化して、その後ひたすら落ち込んで・・・、なんていう情けない男性役が見事にハマっていた。ホント適役だったと思う。あと、ドーナツを売ってるおじいさんも適役だった。
好き嫌いが分かれる映画なので、時間を無駄にしたくない方は観ないほうが無難だろう。パッケージのクリスティーナ・リッチを見て、「ダメだな」とか「太りすぎだろ」とか思った男性は間違いなく観ないほうがいい。
・「アメリカ人らしい映画」
この映画を観た時、最初の20分くらいどんな映画か分からなかった。しかし、物語りが進んでいくうちにストーリーの中に入り込んでいくそんな不思議な魅力のある映画です。主役のヴィンセント・ギャロ の摩訶不思議なキャラにだんだんと魅力を感じてしまう。いかにもアメリカ人のダメなやつって感じなんだけど、本当はいいやつなんだよなって思わせます。クリスティーナ・リッチーは髪を金髪に染めセクシーな、でもどこか子供っぽい役を見事に演じていました。彼女の映画ではこの作品が最高だと思っています。
・「アンディ・カウフマンが目指したもの」
70年代末から80年代初めにかけて米国TV界に嵐のごとく登場した喜劇人、アンディ・カウフマン。旧来のコメディの枠には収まりきらないその芸風はダダイズムにも擬せられるほど。そんな彼の生き様を描いた異色の人間ドラマです。
カウフマンが何を目指したのか、観る人によって解釈は異なるでしょうが、私は彼が、世界を一旦解体して自分なりに組み立てなおす作業を通じて、創造主であることを目指したのだと考えます。そのために虚と実の境界線を引き直す、あるいは抹消してしまおうとしたのです。
相棒ボブとの共同作業で作り上げるハプニング的パフォーマンス。一人二役のベガスのいかれたステージ歌手トニー。プロレスラー、ジェリー・ローラーとのリング上での対決。そのどれもが、巧妙に仕組まれた「もうひとつの世界」で演出されます。
そして観客はカウフマンの世界を安穏と眺め続けることを許されず、知らず知らずのうちに彼の世界という舞台に引っ張り上げられ、それぞれの役割を演じさせられることになります。観客は自らの意思で笑ったり怒ったりしていると思いながら、実はカウフマンの掌中で踊らされているに過ぎないのです。まさにその瞬間、カウフマンは神として自分の創造した世界に君臨し、被創造物である観客を高みから眺めてほくそ笑むのです。
その世界に身を任せることを良しとするか、頑強に拒んで自分の拠って立つ世界にしがみつくか。カウフマンの喜劇を楽しめるかどうかはその選択によります。どちらが正しいとはいえません。カウフマンの共演者でさえ今も彼を嫌ってこの映画への参加を拒んだ者もいると聞きます。
それでも人間の心の奥には何かを破壊して新しいものを創るということへの強い憧れが常にあるはずです。その憧れの気持ちがカウフマンを魅力的な存在に押し上げるのは間違いありません。
さすが職人監督ミロシュ・フォアマンならではの秀作です。私は堪能しました。
・「ジム・キャリーが可笑しくて、悲しい!」
サタデー・ナイト・ライブなどで人気者になったアンディ・カフマン。ジム・キャリーが演じたのですが、ジム・キャリーは、カフマンがとても好きだったんじゃないかなぁ、と感じました。
カフマンは、どこからどこまでが演技でどこからどこまでが本気か全くわからない過激なコメディアンです。本気かギャグか、紙一重のところで観客を笑わせるのですが、ジム・キャリーも、まさかっ、というギャグをよくやります。この映画でも、カフマンを演じたキャリーがどこまでキャリーでどこからがカフマンなのか分からない、そんな気がしました。
人を笑わせて生きる、人に笑われて暮らすコメディアン。自分で考えたことは受けないで、偶然の失敗が受けたりする。ジム・キャリーが可笑しくて、そして悲しくなってくる、そんな映画でした。
・「複雑な人」
ジムキャリーの演技に注目しがちですが、彼(アンディ・カフマン)の求めたものに涙です。人生は複雑です。
・「ジムキャリーの演技は最高!」
アンディーカウフマンをご存知の方は、きっとこの 映画を見てはっとするでしょう。アンディーはやっぱり 生きていたのかと・・・!?
アンディーカウフマンをご存知ない方でも十分楽しめるコメディー作品ですが、後からでも昔のアンディー のビデオなんかをご覧になることをお勧めします。
この映画に出てくるネタは全てアンディーカウフマン 本人が昔やっていたものです。ストーリーの都合上 誇張したようなものは一切なく、むしろあまり過激な のでトーンダウンした表現になっているところもあり ます。
最初の酒場のシーンで、あまりにしらけるので首に なってしまうアンディーですが、このときのネタは 実際には後にABCから放送を拒否されてしまう 「アンディーカウフマンスペシャル」に収録されて います。(動物の鳴き声の歌)
酒場でうけないとか、放送を拒否されるとか、 殆どボツネタかと思いきや、しっかりこの動物 の泣き声の歌(勝手にそう呼んでますが)が入った ビデオが今でも売られているところが笑えます。
最後の出演者テロップのところを見ていると、 as himselfという文字が所々にあるの分かると 思います。つまりこの映画、けっこうご本人がその 役として出演されてるってことです。
・「だまされたと思って見てごらん。」
はっきりいって、素晴らしいの一言に尽きます。アンディ・カフマンという、実在のコメディアンの伝記映画のため、ついつい映画もコメディと思われがちですが、これは大きな誤解。
アンディ・カフマンと言う人間を等身大で描いた、いわゆる人間ドラマ。人間を描かせたら彼の右に出るものはいないと言われるミロシュ・フォアマン監督の最高傑作。そして主演のジム・キャリーが秀逸。見事としか言いようのない演技で、完璧にアンディになりきっています。
笑って、興奮して、そして思いきり泣ける、ほんとうにサイコーの映画です。だまされたと思って、是非見てごらん。だましゃしないから。
・「星10個でも!!」
私ほど、はまった人間(親父)はいません。(自負)レンタルで借り、特典を見たくて購入、本(原作)CD(サントラ)購入、挿入歌(靴を取り替える所、シノプシス時代劇シーン)を欲しくて韓国からさがして輸入しました。馬鹿みたいです。1週間以上毎日見ました。その後も飛ばしながら観ても、同じ所で笑い、泣けます。カノンのCD2枚購入。韓国にも行って来ようかと、迷ってます。中にはつまらないと言う人もいますが、人の感性はそれぞれですが、これを楽しめないのはもったいないです。成人した息子と娘に勧めたら、みんな「良い映画だね!」と言ってました。お勧めです。
・「恋愛物嫌いにオススメ」
↓恋愛物はキライだった
通常の恋愛物を見ると、いつも寒気がして、嫌になっていました。「そんなこと言わへんっちゅーに」「ええかっこしすぎなんじゃ」等と思ってしまい。。この映画は、そんな方にオススメです。
なぜ?(1)ありそうでなかったシナリオ。笑いながら、涙のクライマックスを迎えられ、そして最期には
よい意味で期待を裏切った展開になります。ありがちな恋愛ストーリーと比べると、2つも3つも捻りが入っています。
(2)男でも共感できる恋愛観ある意味、とても狂暴だけどカワイイ彼女。彼女は根は純粋だが、色々な笑えるエピソードを作ってくれます。
気弱で運が悪いキョヌ(主人公)は、そんな彼女に思いっきり振り回されながら、実は男らしく彼女を思ってあげています。
そんな2人は、表面上では文句の言い合いなどを繰り返します。が、内面ではお互いのことを、しっかりと誠実に考えています。会うことを強要したり、自分がどう思われているかのみに終始したり、
というようなよくある自己中心的な恋愛ではありません。恩着せがましくなく、観ている人間を心地よくさせる恋愛観を感じることができます。
この作品では「偶然」という言葉が1つのキーワードとなっています。日常生活や恋愛において、焦るが故に近道を選び、実はそれが遠回りなっていることって多いですよね。
この作品では、そんな近視眼的な人間欲望や恋愛観に「偶然」という言葉で一石を投じています。自分に厳しい人ほど、この作品のそのキーワードに対して、共感されることと思います。
笑える、感動できる、恋愛的、捻られた展開、全てにおいて満足できる、近年稀に見る名作です。
・「実は、キョヌ。」
映画館で予告編を見たとき、「この映画は絶対観よう!」・・・と、直感的にそう思った。理屈じゃなかった。最後に「スキってイタイ?」と問いかける映像は、俺をその気にさせる充分な説得力があった。
映画館の先行上映で、ワクワクしながら観にいった。面白かったっっ!!俺の直感に間違いは無かったと確信した。
あまりに面白くて、もう1度観にいった。そして、「このDVDは絶対買うぞっ!」っと心に誓った。
というところで、話は変わるのだが。この映画、やはり注目されているのはあまりに猟奇的な「彼女」の方。たしかに、チョン・ジヒョンは可愛い。そして女優の黒谷友香に似ている(かなり私的な余談)。
だが、実はこの映画を面白くしているのは、「キョヌ」なのだ。韓国では演技での実績もあり、歌手としても人気のチャ・テヒョン。彼が演じる、気が弱く、彼女に振り回されっぱなしのキョヌ。そもそもの出逢いから、優しくお人好しな面を発揮しているキョヌ。そんなキョヌの不器用な生き方が、見る者の共感を誘う。
それが、この映画のラストシーンをより感動的にしている。と、俺は思います。
劇場で観ていない人は、そのラストシーンを楽しみに。劇場で観たという人は、もう一度、今度はキョヌに注目しながら・・・。
・「私の人生の中で心にずっと残っていく作品のひとつです。」
ラブコメは嫌いです。友達に「絶対好きになるから!」と強く推されて渋々見た本作でしたが…本当に見てよかったと思います。
前半戦は、単純にコメディーとして笑えます。しかしところどころで「あれ?」と不思議な感情が浮かび、後半戦になるとその「あれ?」がすべて結びつき、いろいろな謎が解けてきます。延長戦は涙なしには見られません。
主演ふたりの表情、BGM、風景、すべてが絶妙です。前半はブサイクに見えていたキョヌ(チャ・テヒョン)、女捨てすぎ…と思っていた彼女(チョン・ジヒョン)が、最後には素敵で愛しくて…いつまでもいつまでも心に残ります。
DVDの未公開シーンには、名シーンが含まれています。どうしてこの名シーンが未公開なのか不思議なほどのシーンです。
原作も読みましたが、私は断然、映画のストーリーの方が好きです。クァク・ジョエン監督の才能を大いに感じました。
この作品は、私の人生の中で心にずっと残っていく作品のひとつです。
・「見みれば幸せになれます。」
楽しくて切なくて、ハッピーな映画です。いつも韓国映画を見ると、あと30分ほど切ればいい映画なのになー、と思うのですが、この作品については、一分でも長く彼女といたい!=もっと見ていたい!と思わせる作品でした。挿入歌のI Believe も最高にマッチしていて、古典の楽曲を挿入したのかと疑うぐらい完成度の高い曲でした。
最近の映画らしからぬオクテな展開も個人的にはものすごくお気に入りです。なるべく多くの人に見てもらいたい、これは広めなくては!とおもうアジア映画です。
・「何故か楽しくなってくる」
監督の方針により、俳優人の演技はかなり自然。飾り気の無い演技で、撮影現場の楽しい雰囲気も伝わってくる。「在日韓国人」の主人公が、自殺した姉に故郷を見せるため、韓国に向かおうとする。作品のコンセプト自体もおもしろく、深みこそ無いものの疾走感がある。舞台挨拶でも監督がおっしゃっていたが、あまり深く考えないで観て欲しい。観終わる頃には、心も体が軽くなるような感じがする。
・「信じられないがおもしろい。」
まず人を刺したり人間にケチャップやマヨをぶっ掛けること事態ありえない。やったら犯罪ですから…。そのありえないことをやってしまったのがこの映画。それをダイナミックに演じる俳優・市原隼人が非常におもしろかった。その主人公に見事にツッコミを入れる中島美嘉が物凄く味を出していた。
ちなみに市原隼人はプライベートではBボーイの服装をするそうだが今回の映画でそのプライベートの服装と同じBボーイの服装を見ることが出来るのもファンとしては嬉しいかも。
・「「偶然にも」ってより必然?」
わたしは映画館で1度見たのですが、相当やばかったです。こんなにも最悪なことが続くわけがない!って思いました。でも見ている内にどんどん引き込まれていくような、そんな作品でした。そしてDVD購入を決意しました。皆様も一度ご覧になってみては・・・?
・「ビデオで見ました!」
この映画のDVDは見てないです。ごめんなさい。ビデオ見たんですけど、私的には、☆5つの内容でした!あんまり訳のわかんない映画なんだけど、見終わった後になぜか、面白かった!と思わせてくれるんです。一体なぜなんでしょうか。市原くんの演技すっごく良かったと思います。彼はやっぱ演技力ありますね。
中島さんの演技は私の周りでは賛否両論な感じなんですけど、私は良かったというふうに思います。ジュースぶっかけるシーン好きです!とにかく、内容的にはヤバイテーマなんだけど映像は綺麗だし音楽はサントラ欲しくなるくらい良いし私は面白かったです。おすすめ!
・「吹っ飛んでます!」
かなりお下品なシーンもあるけど、吹っ飛び具合がスカーっとします!毎朝ある男性に後ろから蹴りを入れる由美、マヨネーズ&ケチャップを部屋中に撒き散らす女・・・ほぇ~の連続でした!
でもこの映画の良いところは、ただ単に吹っ飛んでるだけではないこと!ちゃんとメッセージ性があります。死んだお姉ちゃんに韓国を見せてあげるために・・・その一心で数々の犯罪を犯す少年。最後にはなんだかとても切なくなります。
・「挫折からの出発。」
すごくイイ映画でした。あんまり派手に描かれていないから、いろいろ考えながら見ることが出来る、すばらしい映画だったと思います。
「しばらくお待ちください」を見た時の、彼女の表情、「スピードウェイ」コールの時の、彼女の涙。すばらしかったです。
彼女はナカジマに「君はすごいなぁ」って言われるのが好きだったんだとおもう。
彼を見守っているだけではなく、自分自身が努力している姿をナカジマに見てもらうコトによって、彼女自身もがんばれていたのではないか。
気持ちのいい映画です。バンドやったこと無い人もこれを見れば、なんとなく分かる感覚があるのでは?
・「すべての若き人たち、昔若かった人たち、必見です」
近年にない最高の青春ROCK映画です。劇場でみて、DVDも手に入れました。半年ぶりに観ましたけど、新たな感動が襲ってきます。やっぱりROCKって何ぞや、という命題はみんな一度は考えたことがあると思う。そこに対して田口監督は鋭く切り込んでいます。その切り込みは主人公の中島(峯田和伸)やその他の役者達がいたからこそ出来たのだと思います。中島を演じた峯田くんは素晴らしいです。彼からは清々しさのみが伝わってきました。一転LIVEシーンはさすが、というもので目がいっちゃているMADバージョンは必見です。彼の音楽魂が垣間見れます。人間は魂の生き物なので、姿、形にとらわれていては真実は見えません。そんなことを教えてくれた峯田くん主役の映画、ベストです。
あと、メイキングも必見なので、映画を劇場で見た方も購入必須です。
・「音楽っていいなぁ、とつくづく。」
~公開時に見逃してしまっていた作品。DVDで観るのではなく、これは映画館で観るべきであった、と後悔するほどだ。
青春の甘酸っぱさや、それを理解できない世間さまの対比がいい。音楽もみうらじゅんの個人的な嗜好ばかりに走ることなく、嫌みがない。
峯田くんの青臭い演技に、胸がグッときました。
30歳以上の音楽をやっていたひと、好き~~なひとに観て欲しいですな。~
・「☆‘大人の悩み、子供の涙’に感動☆」
認めるって、とても難しい行為だと思うんです。自分らしさに苦悩する主人公の中島と、彼を認め続ける美しくて聡明な彼女の存在がイイ。中島の両親が普通にあたたかくてイイ。 そして、ボブ・ディランの佇まいは絶大!人間って認められると、自分の存在を知り、自身が持てて強く生きる事ができるんですよね。みうらじゅんさんの言葉は、ひと言ひと言がシンプルでわかりやすく、耳に素直に入ってきます。今、を自分らしく生きている人達がつくった映画だから、自分らしく生きることの勇気や、それを認めるやさしさや強さを、見事に表現してくれた‘アイデン&ティティ’。とにかくスゴイ!
・「ロックってなに」
自分は音楽はやっていないけど、ナカジマの葛藤している姿が妙にリアルで共感してしまった。
そもそもロックって何?・・・結局はこの問題に直面してしまうんですね、ミュージシャンって。
自分が作りたい曲、事務所が作れという曲。その間で悩み、投げやりになり、イライラを彼女とは別の女の子とHすることで解消する。その繰り返し。そんな自分が嫌になる。結局、自分がしていることに自信が持てなくて逃げ出しそうになる。そんな姿をスゴクリアルに表現できていたと思います。
彼女が「君は馬鹿ねぇ」とナカジマに言って、ナカジマが「君はすごいなぁ」と彼女に言う。この二人はお互いを本当に必要としているんだなというのが伝わってきました。
ナカジマが曲作りで息詰まっているときに、「いっそサビの前をラップにするってのは・・・。」って言った投げやり加減が、すごく笑えました。
・「クセモノぞろいの俳優とサウンドによる町田ワールド」
町田康原作の小説の映画化です。原作にはかなり忠実に不条理世界が描かれており、独特の映像世界がとても気に入りました。ストーリはあまりないです。あることはありますが、映像と音楽の方が強烈です。
まず、キャストが豪華です。主演の永瀬正敏をはじめ、カリスマ演説家の鳥肌実の映画初主演
、車だん吉、小松方正、ムッシュかまやつといった渋いところから、Dragon Ashの降谷建志(友情出演)まで、多彩な顔ぶれがそろっています。特筆すべきは、やはり、主人公佐志を演じる永瀬正敏のハマリっぷりだと思いました。主人公佐志の、フラストレーションの溜まり方が見事に表現されています。永瀬のお茶目な姿と絶妙の間が最高でした。
さらに、私は佐志の服装にノックアウトされました。その微妙さ、クールさ、かわいらしさ、いろいろな服を着て登場します。
さらに、重要なキャラクターとして登場する鳥肌実。スクリーンでも見事にイッテいます。キレてる演技(死語?)をさせたら日本一!永瀬と鳥肌実の絡みシーンは一見の価値があります。
あと、他にもステキなシーンなどあるのですが、それは、言わないことにしましょう。見てください!
もう一つだけ、音楽、カッコよすぎです。ゆらゆら帝国、ロマンポルシェ、NUMBER GIRL などなど、多種多様ですが、一言で言えば、DEATH系ロックもしくはパンク?好きな人には好きでしょう、嫌いな人には嫌いでしょう(当たり前か!)
とにかく、心で見てください。不条理系苦手な人にはオススメできないですが、安部塊...¬!房とか筒井康隆とか好きな人に見てもらいたいです。
・「鳥肌実がヤバいっす。」
特筆すべきはやはり鳥肌実のあのブチギレた演技でしょう。何度か撮影がストップしてしまうほどですからハンパじゃないですよ。ストーリーは町田康らしい不条理世界を描いて、原作をかなり忠実に再現しています。笑いも所どころに鏤められていて、思わず失笑してしまうこと請け合いです。
・「鳥肌すさまじい」
鳥肌実のあれは素なのかなぁと思えるような切れ具合に脱帽でした。しかし私は原作を読んだ限りどうしても佐志は着物を着ているイメージがあった為にやや納得いきませんでした。永瀬の衣装にはオシャレに見せたい感があって不快でした。もっとどうでもいい汚い感じの服が良かったです。どう考えても永瀬じゃなかったと私は思いました。演技は別として見た目はエレファントカシマシのヴォーカルの方が似合うと思いました。しかし、鳥肌実はすごかった。原作のイメージどおりでした。鳥肌実がいなくなってからはチョッと絵的にさびしくなりました。それほどに彼の印象は強く激しいものでした。
・「何このノリとテンション!」
何なのこの意味不明さ。壊れっぷり。まともな人は誰ひとりといないこのテンション。そしてガンガンの映像と音楽に自分も壊れる‥‥!まるで幻覚か夢の中のような。しかし覚めないので全て現実なの。かなりイってる。まさにゴールドの夢現。永瀬正敏はどうしてこんなにだらしなさげな男が似合うのだろう。
粗っぽい映像の中にすっかり溶け込んでる彼はかなりイってる。感性のカタマリっていうか。この映画は意味不明が大前提で良いんだわ。このノリにぐらりとやられる。
・「活字力」
『シュール』と『アブストラクト』の境界線を見失った安直で即物的な作品。とりわけキャスト選定に大きな疑問を感じました。近年のドメスティック映画に増殖してきた類の物だと感じます。この作品を観るにあたり、やはり町田作品の活字力の凄さに改めて気付かされました。とりあえず、サントラの良さに☆☆
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