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▼社会で:セレクト商品

ファシリテーション入門 (日経文庫)ファシリテーション入門 (日経文庫) (詳細)
堀 公俊(著)

「日経文庫の面目躍如 ファシリテーションの基礎的教科書」「最後は人間力ですね。」「入門としてとっても良書です」「ファシリテーションの奥深さが分かる良書」「簡潔な記述でファシリテーションの何たるかを網羅」


システム・シンキング入門 (日経文庫)システム・シンキング入門 (日経文庫) (詳細)
西村 行功(著)

「ミントの次はこれ」「思考法レボリューション」「意識しないと実践できない」「★モノゴトの因果関係を論理的に理解できる一冊」「なるほど、図表にすれば」


ゲーム理論 (図解雑学)ゲーム理論 (図解雑学) (詳細)
渡辺 隆裕(著)

「ゲーム理論を学ぶ最初に読むべき一冊」「ルールを知る者は強い・・・・(;'Д`)ハァハァ」「全部読めました」「見開きでわかりやすくゲーム理論を解説」「入門としては最適」


遊ぶ奴ほどよくデキる!遊ぶ奴ほどよくデキる! (詳細)
大前 研一(著)

「遊ぶと決めたら即実行」「読んで元気になれますよ」「人生への栄養剤」「お見事、大前流人生術」「結構ためになる」


私はこうして発想する私はこうして発想する (詳細)
大前 研一(著)

「ネットワークから考える」「頭の中が整理される快感」「「言いっぱなし」本と違う気迫を感じた!」「【技術革新の重要性の再認識】」「発想する」


相手に「伝わる」話し方―ぼくはこんなことを考えながら話してきた (講談社現代新書)相手に「伝わる」話し方―ぼくはこんなことを考えながら話してきた (講談社現代新書) (詳細)
池上 彰(著)

「本自体が、伝え方の見本」「「池上彰」の仕事論!」「常に聞き手の立場で」「伝えることに勇気をもてる」「速攻薬ではなく、常備薬の本」


働くということ (講談社現代新書 (648))働くということ (講談社現代新書 (648)) (詳細)
黒井 千次(著)

「全ての会社員におすすめ」「作家による卓越した労働論」「働くということに対する考えが深まります」「社会人生活三十年の人間の琴線にも触れる「働くということ」論」


「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (詳細)
谷岡 一郎(著)

「極論のようで極論でない」「データの正しい読み方」「データに騙されない思考力をつける」「素晴らしい本」「多くの方へ」


反社会学講座反社会学講座 (詳細)
パオロ・マッツァリーノ(著)

「笑いながら自分で考える事の重要性を学ぶ」「優れた社会学の入門書?」「痛快、かつ自分への戒めにも」「なかなか辛らつで」「久々のヒット!」


▼クチコミ情報

ファシリテーション入門 (日経文庫)

・「日経文庫の面目躍如 ファシリテーションの基礎的教科書
【概要】「問題解決や合意形成を促進する技術」としてアメリカで生まれたファシリテーションを、著者は「集団による知的相互作用を促進する働き」としている。単に会議の運営方法にとどまらず、ファシリテーションを組織に働きかけるものとして捉えている。

本書は以下のような内容になっている。

(1)ファシリテーションの技術とは何かファシリテーションがもたらす効果として、ア)学習スピードの向上、イ)チームの相乗効果の発揮、ウ)メンバーの自律性の育成が挙げられている。

(2)ファシリテーションの活用分野ビジネスでの問題解決、組織変革、まちづくり、教育など幅広い範囲に応用可能であることが示されている。

(3)ファシリテーターに求められる4つの技術ア)場のデザインのスキル、イ)対人関係のスキル、ウ)構造化のスキル、エ)合意形成のスキル、の4つを基本スキルとして定義し、詳細に紹介している。

(4)実践のショートストーリーショートストーリーでファシリテーションの実践場面が紹介されている。

(5)章別のブックガイド本書の章別に参考文献が挙げられている。

【コメント】訓練されてない者でも一時間半ほどで読了することができる手軽なテキスト。ファシリテーションに関して、最も体系的かつコンパクトにまとまった良書と思う。まさに日経文庫の面目躍如、入門のため教科書としては最適ではないか。ファシリテーションの基本的な要素については十分なものが含まれている。

ただ、日経文庫の紙面の中では語り尽くせなかったり、説明不足になっているような点は、著者の他書「問題解決ファシリテーター」や「ファシリテーションの技術」を参照することが求められる。

特に便利なのが、巻末についているブックガイドで、これから学習を深めようとする者にとっては、非常に便利な参考文献一覧になると思う。

誰にでも薦めることのできる基本書である。

・「最後は人間力ですね。
アメリカで生まれ、最近急速に認知されている「ファシリテーション」とは問題解決や合意形成を促進する技術です。その入門書です。専門用語も少なく非常に分かりやすい本です。また、「必要不可欠なことは全て盛り込んであり、一読後はともかく実践することを強くお勧めします。」

とはじめにの部分で著者が強力に勧められてますので、まずは実践してみたいです。ファシリテーションの考え方として、◆個人の集まりとして組織を動かそうという「構造(システム)的なアプローチ」ではなく、人と人との相互作用の集まりとして組織を考える「関係(プロセス)的なアプローチ」が重要になってきます。

ファシリテーションの効果として、3つの効果があげられます。◆できるだけ短い時間に、チームが生み出せるであろう最高の成果に導いていく。学習するスピードを上げる。◆メンバーの相乗効果(シナジー)が発揮できる。◆メンバーの自律性を育み、個人を活性化すること。ファシリテーターに求められる技術として、4つの基本スキルがあります。

◆場のデザインのスキル-何を目的にして、誰を集めて、どういうやり方で議論していくのか。◆対人関係のスキル-しっかりとメッセージを受け止めると同時に、そこにこめられた意味や心のそこにある本当の思いを引き出す。◆構造化のスキル-図解を使った構造化手法を用いて、議論を分かりやすい形にまとめる。◆合意形成のスキル

会議の席へ必ず持っていってすぐに使うことがこの本の一番の活用法かなと思いました。◆部は本書からの引用です。

・「入門としてとっても良書です
「入門」書としては、大変よい出来映えだと思います。

「ファシリテーション」というはやり言葉を知りたくて本書を読みました。「また米国流のはやりのひとつなのか?」と、少し疑ってかかっていました。

本書では、最初に、「なぜこういう考え方が出現したのか」を、「組織論」「戦略論」にからんで、「リーダーシップ」「マネジメント」との違いを解説してくれており、ここが一番よかったです。

「リーダーの役割は目的をたて、組織の方向性を決めること(Whatを示す)」、「マネージャの役割は目標を達成すること、それをどうやって達成するか(How)を示すこと」です。

でも、環境変化が複雑さを増し、変化のスピードも加速度的な今日、リーダー、マネージャが組織を引っ張っていくのも困難になってきました。少数の人間が組織を率いるのが現実に会わなくなってきました。

そこで、個人一人一人が考え、相互作用で物事を組織全体で行っていくことになります。

ところが、個人個人は価値観、意見、バックグラウンドなどがバラバラです。そこで、ファシリテーション(意志決定支援者、創発支援)が注目されることになった、とのことです。

米国は他民族、多人種国家ですし、営利組織だけでなく、非営利組織活動も活発だと聞いていますので、明確な概念や方法論などが米国から日本にきた背景も納得できます。

ですが、本書を読むと、ファシリテーション、ファシリテーターの必要なスキルは、広くで深く、人間力が必要なようです。

日本も、個人の自由と価値観の多様性が早いスピードで変化していますので、会社だけでなく、地域社会、友人関係など、ファシリテーションが必要な場面、機会は多いと思いますので、一度は、この分野を整理しておくのも損はない、と考えています。

でも、なんとなく、ファシリテーションの役割は、「世話人」「まとめ役」など、呼称はなんでもいいのですが、日本には昔から存在していた、という感じもします。

概念に名前を付け、それを学問的に体系化するのは、やっぱり米国流は上手ですね。

本書に言及されている参考文献も、今後の勉強に役立ちますし、「ロジカルシンキング」「図伝える」など、思考技法のガイドがあるのも役に立ちます。

・「ファシリテーションの奥深さが分かる良書
 本書の冒頭で、筆者はファシリテーションの重要性について説明している。 昨今の変化のスピードが激しい環境では従来型の組織運営が行き詰まりを見せている。現場で起きていることがリーダーやマネージャーに届かなくなりFB機能が働かなくなるため、リーダーシップの不在とマネジメントの過剰が発生する。少数の人間が組織を率いていくのは難しく、組織の構成員一人ひとりがそれぞれの持ち場でイニシアティブを発揮することが重要となる。つまり、一人ひとりが組織の存在意義(Why)となすべきことを考え、関係する人々を巻き込み、その連鎖で組織全体を動かすことが必要となる。 従来の、個人の集まりとして組織を動かす「構造主義的なアプローチ」ではなく、人と人との相互作用の集まりとして組織を考える「関係的なアプローチ」で「協働」を促す手法がファシリテーションである。

 本書では、ファシリーテーションの四つの技術を説明している。それぞれで参照されているスキルや知識について簡単に紹介すると以下の様になる。・場のデザイン:場をデザインする五つの要素、会議体の種類(ダイアログ、ブレーンストーミング、ディスカッション)、会議進行スキル、チームデベロップメント・対人関係:コミュニケーションやカウンセリング(聴く、訊く:質問する、観る、応える)のスキル・構造化;ロジカルシンキング&プレゼンテーション、アウトライン化・合意形成:意思決定手法、Win-Win、コンフリクトマネジメント

 本書は入門書として、とても分かり易く良く纏まっている。また、本書を読むことで、ファシリテーションには多くのビジネス関係のスキルが必要とされることが理解できる。

・リーダーの役割:組織の方向性を決める。組織のミッションを明確にし、組織が目指す目標ビジョン)とそこに至る道筋(戦略)を示す。・マネジャーの役割:定められた目標を達成する。リーダーが明らかにした「What」に対し、「How」を決める。

・「簡潔な記述でファシリテーションの何たるかを網羅
 同シリーズはたくさん買って読んだが、本書は出色の出来であると思いました。 ファシリテーションということを必要十分な記述、図表、コラムなどを使い分け、簡潔に説明しきっている。 相手に深い理解を促すファシリテーションの目的を地で行った1冊。こんなのがこの価格で買えることはすばらしい。

ファシリテーション入門 (日経文庫) (詳細)

システム・シンキング入門 (日経文庫)

・「ミントの次はこれ
 MECEやロジックツリーは非常に有効な思考ツールです。しかし、それだけで問題の全体像を掴むことは、なかなか難しいという実感を持っている人は多いのではないでしょうか。そんなとき、システムシンキングは一つの解決策となります。問題の全体構造や要素の関係性に着目し、時間の経過による事態の変化について考えることで、全体を見据えた正しい意思決定が可能になります。 本書はシステムシンキングについて、非常に解り易く解説しています。必要十分な情報は全て記載されており、これ1冊で、一通りのことは理解できます。その他のシステムシンキング関連本(練習問題等)を手に取る前に一読しておくと、システムシンキングについてより理解が深まると思います。

・「思考法レボリューション
 石油危機が起こる前、世界経済は全面的に成長を続けていました。そんな中、理系の名門として知られるMITが、ある研究を行います。地球資源と人類の発展が、いつまで続くのか、論理的に解き明かそうと試みたのです。そのシミュレーションのために作ったコンピュータプログラムが、システムシンキングの卵となりました。 原因が結果を生み、それが派生して新たな原因を作る、という因果の波及・連鎖をあぶり出す。これがシステム・シンキングの特徴です。全体を俯瞰でき、未来に起こりうる事件を予測するためには、とても有効な思考方法です。ロジカル思考のMECEやロジックツリーを知っているならば、すぐに応用が利くかと思われます。 ひとあじ違う『切れ者』になるために、ぜひとも本書をお読みください。安くて薄くて、たいへん分かり易く解説されております。巻末のブックガイドも頼もしいです。

・「意識しないと実践できない
 他人事だと目先のことばかり気にしていることが状況を悪化させている原因だということを指摘するのは容易い。しかし、自分のこととなるとどうだろうか。全体を見通して意思決定することは出来ているだろうか。 そのような事を一度でも考えたことのある人にとってこの本で丁寧に紹介されているシステム・シンキングを学ぶことは全体の構造がどうなっているのか。そして、自分の意思決定が全体にどのような結果をもたらすのかを考える上で非常に効果的である。 戦略や人事制度を決定する立場にある人や社会を本当に良くしたいと思っている人(善意が悪影響を及ぼすこともあるのだから)にぜひ読んでほしい。 

・「★モノゴトの因果関係を論理的に理解できる一冊
本書が教えることの第一は、モノゴトを見る際に、1)表面的な現象レベル、2)定量的な時系列のパターンレベル、3)因果関係を記述した構造レベル、4)奥底に潜むメンタルモデルレベル という4つの階層で捉えることである。第二は、前述3)の構造を記述する際に、ポジティブ(拡張型)フィードバックループと、ネガティブ(バランス型)フィードバックループと、それらに時間遅れ系を加えれば、ほとんどどんな種類の現象も表現できてしまうことである。(但し、厳密にはストック変数とフロー変数の区別は必要)第三は、このように記述できた問題の解決策として、1)結果の近くで原因を探すことなく源流で対策を講じること、2)行動や意思決定の中期的インパクトを考慮すること、3)ボトルネックを探して制約条件を取り除くこと、4)先入観に捉われずに意思決定を切り離すこと、が挙げられている。第四は、実践活用法として外部環境の変化も構造モデルに取り込んで分析し、システム全体の視点から最適な戦略を検討すること、そして強みが好循環となるような仕組みを作り上げることである。第五は、メンタルモデル(モノの見方)に関しても固定的に考えることなく、常に前提を問い直す姿勢を忘れず、将来を見通せるような訓練をし続けることである。複雑な世の中の事象を考えていこうとした時に、分野に関わらず必要となるシステムダイナミクス的な考え方を、具体的な事例も交えて判りやすくコンパクトに解説した貴重な一冊である。

・「なるほど、図表にすれば
要素間の関連や時間に依存した性質を持つシステム。要素還元的な分析方法では解けない問題を、システムとしてとらえ分析するシステム・シンキング。その技法を紹介した本です。システム・シンキングの基本的な考え方、因果ループなどの分析図の作り方、見方、分析方法の説明、因果ループなどで見る世の中でよくある発生する問題のパターンと、その対処方法等が説明されています。

システム・シンキングの本は初めて読みましたが、分かりやすかったです。入門書として、かなりGOODでした。練習問題は少なめです。参考文献の解説も丁寧です。

システム・シンキング入門 (日経文庫) (詳細)

ゲーム理論 (図解雑学)

・「ゲーム理論を学ぶ最初に読むべき一冊
大学の授業などで初めてゲーム理論に触れる時、最初に読むのに適している。

ゲーム理論の発祥からナッシュ均衡やインセンティブ契約、オークション等基本的な部分、そして「完全に合理的ではない」人間を対象とした最新のゲーム理論研究のさわりまで幅広く紹介している。

「図解雑学」にはいつも感心させられるが、見開き右の図によって、本来難解な式を用いる理論などを視覚的に説明されており、体系的な理解にはうってつけの一冊である。

・「ルールを知る者は強い・・・・(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ ゲーム理論・・・すんげぇ面白い!!この本はゲーム理論の内容を一般向けに分かりやすく説明したものです。ビューティフルマインドという映画がヒットをしたので、一般的にもゲーム理論という分野が何であるか そういう関心が高まっていると言ったうえで、この本が書かれた。図と絵で 『図解』雑学である利点をフルに生かしている!!ゲーム理論とは 利害の一致しない2人のプレイヤー(選択者)が自分の利となるべく行動する・・・。その状況をゲームにたとえ 数学によって単純化し、あらゆる場面を想定し 対処する。それが魅力的かつ面白い。

デスノートという漫画がある。あれはデスノートの一定の形式化されたルールを、利用して目的(対戦相手に勝つ)達成を果たすものだ。最適戦略の持つ効果の凄さを伝えている。他にも、ハンターハンター、ジョジョなどの能力バトル漫画はその典型であらう・・・?!

一定の法則が数多くの場面に生かす事、つまり汎用性のあるゲーム理論を学ぶ事が ビジネスの場などにも生かされる事を期待している。いや、生かされなくとも、面白いので ゲーム理論を学ぶ価値はあると思う。是非とも読んでくれ。そして、ゲーム理論が持つ その『力』を肌で感じてくれ。この本によって そのゲーム理論の持つ『力』の片鱗を見たやうな気がしたぜ?!

・「全部読めました
「ゲーム理論って何」からはじまり、いろいろなゲーム(同時ゲーム、相互ゲーム、繰り返しゲーム、不完備情報のゲームなど)と、とるべき戦略、入札、オークション、モラルハザードのなどの背後にある考え方(理論)、最後は最近の研究トピックまで説明してあります。

理論、考え方が、きちんと説明してある本でした。文章もわかりやすかったですが、分野のためか、図解が効いてます。図を見て理解できた所が、かなりありました。

ゲーム理論の本、何冊か、途中で挫折しましたが、この本は、最後まで読みきることができました。ありがとうございました。

・「見開きでわかりやすくゲーム理論を解説
 帯に電車の中でも一気に読めるとある通り、数あるゲーム理論の入門書の中でもわかりやすく、とりあえずゲーム理論を知りたいという人にお薦めしたい。ゲーム理論の発展に寄与したジョン・ナッシュの半生を描いてアカデミー賞をとった『ビューティフル・マインド』の影響で「ナッシュの均衡」とか「囚人のジレンマ」などゲーム理論の考え方を手っ取り早く知ることができる。もっと学びたい人には、次に行くためのブックガイドもしっかりしている。またインターネットで注目されるようになったオークションの自動入札方式などもわかりやすくゲーム理論から解説されている。

 見開きで左ページに解説文章、右ページに図解となっているので、どのページからでも読むことができるのは入門書としてなかなか工夫されている。特に学問の専門領域に意欲的に踏み込んだ点は、出版社と著者を高く評価したい。

・「入門としては最適
ゲーム理論とはなにか?今なぜ注目されているか?どのような使い道があるのか?という基本的なことから、将来への課題までを広く浅く解説してある入門書。基本的な用語や考え方も丁寧に図付きで解説されているので、何の予備知識もなく読んでも理解できるだろう。しかも現実にありそうな問題を例に使っているので、興味をそそられる。気軽に読めて、ビジネスで使えるスキルが身に着くというのが売り。たしかに気軽には読めるが、スキルは身につかない。入門書にすぎない。とはいえ、入門書としてはかなりの良書だと思う。

ゲーム理論 (図解雑学) (詳細)

遊ぶ奴ほどよくデキる!

・「遊ぶと決めたら即実行
同じ遊びでも著者らしいワイドエリアな遊び方が満載された本である。休日の過ごし方が近場でパチンコ・打ちっ放し・ゴロ寝程度、或いはそれに類する活動範囲の人にとっては、貴重な人生を再度見つめなおす良いきっかけになる本である。休日の過ごし方が上手とはいえない普通の日本人にはちょっぴり知的や高貴な遊びに映ってしまうかもしれない本だが、一度しかない人生を思い残すことなく楽しみたいのなら臆せず実行することだ。仕事も遊びもただ思っているだけ考えているだけでは時間を浪費する以外何の結果も出てこない。自分のために新しい一歩を踏み出そう。

・「読んで元気になれますよ
本書は大前研一の「遊び」に関する著作だから、平均的な所得層には参考にならないのでは?との心配は無用だ。個人的には同感できない部分もあるが(例えば同僚との飲みニケーションなんて全否定)、平均的なサラリーマン所得でも「考え方」やライフスタイルを変えれば別荘を持つこともできるよ、とか、土曜早朝の築地の寿司屋を訪問してご覧、等など、結構参考になる事が多く、読むと元気になれる。ある雑誌で(クリントン前大統領もプレーした事がある)アイルランドの名門ゴルフコースと隣接するホテルを大前氏が紹介した記事を読んだ記憶があるが、この本にはこのような「お金がかかる」遊びは一切書かれていない。ちゃんと購買層を考えて纏められているあたり、やはり上手いというべきだろう。なお、個人的な経験に基づけば、「デキる奴ほど良く遊ぶ」という方が正解だと思う。

・「人生への栄養剤
大前氏は、「オフ」を楽しむことで「オン」への活力が得られるといい、本当に人生を謳歌できる奴は、「オン」も「オフ」も充実させているといいます。では、「オフ」を楽しむにはどうしたらよいか。大前氏は、「最大のポイントは計画的に楽しむことである。」と説きます。「オフ」にしても「オン」にしても計画(目標設定)→実行(目標達成)が重要なのでしょう。ぼくは、中田英寿選手がイングランド・プレミアリーグへの移籍会見で、「サッカーを楽しみたい。」と何度も記者に答えていたことを思い出しました。楽しむための手法には、「オフ」も「オフ」も関係ないようです。本書は、オフの具体的な場面を想定し、大前氏の独特な切り口でオフを楽しむための手法が指南されます。そのテンポがよい。明確で強固な人生観の持ち主だからこそ、わかりやすく、しかも説得力をもって指南できるんでしょうね。アッという間に読み終えます。そして、どこからともなく「やってやろう。」という力がわき出てきます。人生への栄養剤になりました。

・「お見事、大前流人生術
~大前氏と言えば、数々のビジネス書や日本論で意表を突く発想を披露しているが、(意外性があるが、しかし言われてみるときわめて合理的な発想だ)それは人生の指南書とも言うべきこの本でも同じだ。遊びを楽しみ、人生を豊かにするために、金と時間と心の余裕を生み出すにはどうしたらいいかを、具体的に、わかりやすく指南してくれる。その多くは一般~~のサラリーマンでも十分実現可能なことだけに、なぜ今までこのことに気づかなかったのだろうと反省させられ、よし、明日から自分も実行してみようと前向きの気持ちにさせられる。特に目から鱗的にはっとさせられたのが、家族マネジメント、子育て、老後への備え方を説いた後半部分だ。週に一度は妻とじっくり話し合い、家庭の問題点を定期点検しよ~~う、家族旅行などのイベントは子供に計画を立てさせ、子供の能力を開発しよう、利回りのいい外国の金融商品で老後の資金を作ろう……などなど、どれもこれも役立ちそうで、明日からさっそく実践したいものばかりだ。特に40代、50代にとっては有益な話にあふれているが、家庭を持ったサラリーマンならば、まだ30代でも是非手に取ってみたい一冊だと思~~う。私にとっては以前出版された『ドットコム仕事術』のような仕事の指南書よりも有益だった。~

・「結構ためになる
書かれていることは本当に正論ばかりで、自分に照らし合わせても、これはできてないな、なんて思うことが多い本ですね。ただ1点気になったのは、やたらとアメリカ人に学べみたいな事が書いてあって、それは大前さんのお知り合いのアメリカ人はオンもオフも充実してるでしょうよ、ってことです。アメリカ人って言っても何億人もいて、私の知ってるアメリカ人は日本人以上にテレビ中毒で外に出ませんしね。あれは参考にしたくないな。でも総合的に見れば本書は一生つきあえる趣味を作ろうとか、印象深いメッセージがいくつも散りばめられています。お勧めです。

遊ぶ奴ほどよくデキる! (詳細)

私はこうして発想する

・「ネットワークから考える
いわゆるハウツーものかと思って手にとりましたが、実際は違います。いきなり発想する力がつくわけではありません。ただ、こういう世の中の見方があったんだと頭の中が整理をされていきます。私が一番感心したのは「メソッド2」の「ネットワークから考える」の章です。このように商売を考えたことは私自身ありませんでした。そういう意味で、日々バラバラに頭の中に入ってきていた情報が、大きな文脈の中での位置づけが見えてくるその一助になる本だと思いました。

・「頭の中が整理される快感
この本が単なる How To 本と違うのは、著者自身の実践を伴っており、内容が非常に具体的であること。大前氏が今年おこした新規事業「BBT大学院」の話が随所にでてきて、それを具体例として、事業に至る過程でどんな発想が積み重ねられてきたかが語られる。単なるお題目の羅列ではない説得力がある。 中国の反日暴動、北朝鮮の話題なども取り上げられているが、他の論者とは一味違う切り口で迫る氏の視点は、頭の中が整理される快感がある。読み物としてもオススメです。

・「「言いっぱなし」本と違う気迫を感じた!
 大前研一氏の本を読むのは初めてですが、面白かった。 特に2章の「ネットワークから考える」は必見。 今年はライブドアのニッポン放送買収問題、楽天のTBS買収問題など、ITを中心とするネットワークのあり方がさまざまに議論されました。しかし大前氏は、一つのIT企業がテレビ局のコンテンツを独占しようとすることは「情報の垂直統合」であり意味はない、それはライブドア堀江氏もわかっていたはずのことだ、と喝破しています。「情報の垂直統合」の無意味さはデジタル音楽プレーヤーをめぐるアップルとソニーの明暗を分けた原因としても述べられていますが、大前氏の論が単なる「言いっぱなし」にとどまっていないのは、その論に基づいて自らも事業を行なっていることです。本来経営コンサルタントとして知られる大前氏ですが、自らのコンサルティング理論を実践で証明してやろう、という気迫を感じます。

・「【技術革新の重要性の再認識】
「大前流・思考のフローチャート」という言葉に興味を持って読み始めました。

「フローチャート」という言葉から、手順通りに行うと著者と同じ思考をする事が出来る。

・・・と安直に考えてしまいましたが。やはり奥が深いですね。「6つのメソッド」と簡単に説明されていますが、「分析力」「技術力」「独創性」「記憶力」「対応力」「ディベート」など

言葉を変えたら色々な能力が、必要だと思いました。

ですが、起業人には必要な能力なのでぜひ学んで行きたいと思います。

「起業で新規ビジネスを考えておられる方」にぜひ読んで欲しいですね。

・「発想する
もしかしたら当たり前のことなのかもしれない。でもみんなができていないような発想の原点を6つに絞ってわかりやすく解説されている。

ライブドア関連の話は「そうか、なるほど」みたいな部分と「ほんと、考えたらああいう結果になるのは当然だよね」と思わせてくれた。

こういう方にはもっともっと活躍して頂きたい。まして自分もおいていかれないように日々修練!と感動の1冊。久々の良書と思います。

私はこうして発想する (詳細)

相手に「伝わる」話し方―ぼくはこんなことを考えながら話してきた (講談社現代新書)

・「本自体が、伝え方の見本
「いかに伝えるか」というテーマは、著者が年来あたためたものである。それだけに、いろいろな角度から検討がなされ、言葉に重みがある。そして、この本自体が「伝え方」の見本になっている。そのことが、スゴイ。

たとえば、地方記者時代に警察での数々の失敗から学ぶところが、読み手に「共通体験」を呼び起こし、「具体例」を提供し、「解説」なり「解釈」を提供する。

数々の事例から浮かび上がってくることは、やはり「気持ち」の問題だろうか。「思いやり」といってもよい。話者の一方的な「思い込み」ではない。「わからん!」と言ってもらうキャッチボールのなかから、「思いやり」は生まれるのだ。

最初の、「サツ回り」で刑事と仲良くなった体験は、実は本書全体を流れる通奏低音だっただろう。「やりとり」や「仲良くなる」ことが、言葉の基本である。

・「「池上彰」の仕事論!
この本には、説得力があります。

・「常に聞き手の立場で
「どうすれば相手に自分の考えが伝わるのか」という池上さんの試行錯誤を、わかりやすい文章で綴ってあります。

池上さんのお話はとてもわかりやすいが、文章もわかりやすい。どうすればこんなに「わかりやすく」なるんだろう...。そんな私の疑問に、池上さんがこの本で答えてくれました。この本を読むと、池上さんの「常に聞き手の立場に立って話をする」姿勢や、それに対する努力が伝わってきます。この本も読者の事を考え、私に話し掛けるように書かれてあるのでわかりやすいのですね。

・「伝えることに勇気をもてる
ニュース番組でおなじみだった池上さん、この方がなぜキャスターとして人気があったのかよくわかる一冊だと思う。池上さんもさまざまに試行錯誤していたのだと、自分も頑張ろうという気持ちになった。

「あまり関心ないことでも、この人が話すと聞きたくなる」とか「今までによくわからなかったけどこの人の話をきいてから興味をもてた」という人がいるがそれは、その人の伝え方が上手いからだと思っている。そして、どうしてそういう人たちが、伝えるのが上手いかといえば、「相手にわかりやすく伝えたい」と思って、どうすればわかりやすく伝えることができるのかを人一倍思考し、実際に試してみながら試行錯誤しているひとなのだということがわかった。「伝えることが苦手」という人は、伝えベタだから仕方がないと諦めて努力をしていないからであり自分の努力や気持ちしだいで、相手に伝える技術はアップするのだと思った。

・「速攻薬ではなく、常備薬の本
è'-è€...はNHKの子ども番組で、社会問題などã‚'わかりやすく説明ã-ているアナウンサー。å†...容は、サãƒ-タイトルそのもので、駆ã'出ã-のã"ろからのä½"é¨"談です。

「本ã‚'読むだã'で話ã-æ-¹ãŒä¸Šæ‰‹ã«ãªã‚Œã‚‹ã¯ãšãŒãªã„」と身ã‚'もって知っている人の話なので、ã"の手の本にありがちな、緊張ã-ないå'¼å¸æ³•とか、そã‚"な付ã'焼き刃的なノウハウはほとã‚"ど書かれていませã‚"。また、ちょっとã-た有名人が書いたような底のæµ...いå†...容でもありませã‚"。

話すã"とã‚'ç"Ÿæ¥­ã¨ã™ã‚‹è'-è€...が、「話す」ã"とでどう苦åŠ'ã-たか、また、どうすれば良かったかの反省は、たいへã‚"è²'重です。ã-かã-、ã"の本の値æ‰"ちは、私たちに話すã"との難ã-さより、話すã"とのå-œã³ã‚'伝えてくれるã"とです。æ-‡ç« ã‚‚読みやすく、すぐに読めます。

週末の結婚式スãƒ"ã!ƒ¼!チで、あがらない為に読むには、むかない本かもã-れませã‚"。でも、例えあがってã-まっても、ã"の本はあなたã‚'、心のã"もったお話ができる人にã-てくれます。

相手に「伝わる」話し方―ぼくはこんなことを考えながら話してきた (講談社現代新書) (詳細)

働くということ (講談社現代新書 (648))

・「全ての会社員におすすめ
 著者・黒井千次はサラリーマンから芥川賞作家になった。労働をテーマとした小説にいい作品が多いが、その原点とも言うべきサラリーマン時代の思考の数々が収められている。“出社してから退社するまで完全に拘束されたという感覚”や“費目が違うと指摘すると、そういうことはあまりほじくり返すなと不愉快そうに言われた”など、だれもが1度は経験する新入社員のときのちょっとした戸惑いから、普遍的なテーマを探る。実体験に基づくエピソードは「ああ、そういえば自分にもそんなことがあったなあ」とうなずいてしまうものばかり。そこから“自由は不自由を突き抜けたところにしか存在しない”とか“仕事を通して得る誇り”とか、深いところへ向かっていく。 若手社員ばかりでなく、仕事とはつまらないものだと考えている人、転職を考えている人、毎日なんとなく仕事をしている人、こんなはずじゃないと心で叫びながら流されてしまっている人、さらに役職に就いている人にもお薦めしたい好著。全編を通して、著者の妥協を許さぬ厳しい思索と、温かい視線が感じられ、読後は励まされる。

・「作家による卓越した労働論
 ともすると、文学的思索のみの、現実を知らない空論、と思ってしまいがちですが、15年間の自らの労働体験を通じて、作家としての表現力を持って書いた、という作品ですので、中高生にでもわかる簡明な表現ながら、労働体験を重ねた大人にとっても、繰り返しの味読に耐える本となっています。 著者の主張をひとことで要約すると、労働をめぐる環境はむしろ「疎外」に近いが、労働は自己実現の手段として肯定的に考えよう、というわかりやすいものです。最近の、雇用状況の不安定化、流動化は、むしろ財閥系大企業に限らず一般的にみられた、厳しい労働管理を緩和する方向で動いているようにも見えますが、だからといって本書の価値が損なわれる、ということはないように思われます。 まだ働いたことのない学生から、社会人として経験を重ねた大人にまで広く推薦できる本だと思います。

・「働くということに対する考えが深まります
著者の就職活動に始まる15年間の会社勤めを通して働くこととは何かを追求する本です。私は就職活動中にこの本に出会いました。実体験に基づいた深い洞察、分析がわかりやすく記されており、自然に私の労働観を奥行きのあるものに導いてくれました。著者と私には50年もの歳月の違いがあり、果たして今の就職活動に役立つのかと初めは危惧していましたが、全く色あせることのない内容に感銘を受けました。まだ社会人として働いていない私が本当の意味で働くことを理解するのはまだ先になると思います。しかし、こうしたことを意識して働くことでより一層労働に対する考えを深めていけるような気がします。何年か働いた後、再び読み返してみたいです。

・「社会人生活三十年の人間の琴線にも触れる「働くということ」論
著者の15年間のサラリーマン体験を踏まえて、「働くということ」を真摯に考察した本。"まえがき"によると、実社会を目前にした大学生を対象に書かれたものらしいが、私のような社会人生活三十年になる者にも琴線に触れるものがある。

著者はまず、「何のために働くのか」、「働くことは何故面白くないのか」を問い掛け、「働くこと」と趣味・遊びを対立項とする考えを否定する。「金のために働く」では余りにも味気ない。そして、「働くこと」の中に、会社の強制ではない「自己表現」を見い出す事の喜びを体験談を交え熱く語る。これが職業意識なのだ。「労働の成熟とは、痛みを感じ、血を流すような自己が仕事の中に生きている」状態を指すのだ。仕事一辺倒を勧めているのではない。「遊びと仕事は同質の意義を持つ」として、「労働」と「遊び」を相互補完的な営みと捉えている。「「遊び」の底には自己表現を核とする「労働」が沈んでいる」と言う考え方である。

私は現在、ある種の管理業務をしているが、その前はソフトウェア開発をしていた。100〜300Ksの大規模プログラムの開発体験(数回)は凄まじいものだったが、今思えば、あの頃が会社生活で一番充実していた気がする。厳しい制約の中、確かにある種の「自己表現」をしていたし、プログラム完成時(潜在バグあり)には達成感を味わったものだ。本書の内容が首肯できる理由である。

「労働」を「自己疎外」などという便利な言葉で余り簡単に処理してはならない、とまるで現代を予見したかのような先見性と洞察力に溢れた優れた論考。

働くということ (講談社現代新書 (648)) (詳細)

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)

・「極論のようで極論でない
社会調査の過半数は「ゴミ」である(本書p23)。一見極論のようだが、後に展開される様々な社会調査への客観的かつ的確な指摘ないし批判により決して極論でないことが分かる。新聞記事をズバズバ論破していくのは読んでいて気持ちがいい。その上読者に新聞記事の論理的に、客観的におかしな部分を考察させる機会が(最後の5章の3問以外にも)数多くあり、なかなか頭を使う。社会調査のみならず文章展開の論理性の考察もできる。

・「データの正しい読み方
 「客観的に説明して」「数値で示して」といわれることがある。数値化するということは、物事をより正確に認識できるということが前提にある。

 それは正しい。しかし、そこで示された数値データは本当に正しく実態を示しているかということについて、意欲的に解析した本です。

 データを正しく読むための批判的なスタンス、バイアスのかかり方などについて具体例を示しながら平易に解説している。生きていく中でこういった情報を身につけておくことは必要だ。

・「データに騙されない思考力をつける
「社会調査の過半数はゴミ」等の攻撃的な記述が随所にある。しかしその中に「ゴミ調査を減らしたい」「リサーチ・リテラシーをつけてもらいたい」という著者の良識が垣間見えるため、読んでいて気持ち良い。

受け身でニュースや記事を読んでいると気がつかないことや違和感を持ちながらも読み流していたことをはっきりと気づかせてくれる良書である。データを重視する姿勢とともに、データに騙されない思考力は身につけておきたい。

・「素晴らしい本
 この本は一橋大学大学院MBAコースの「理論構築の方法」で使用されている。研究者・実務家・学生を問わず、広く社会人として、必要なリサーチ・リテラシーの必要性を問うている。 各新聞社や中央省庁のあまりのおそまつなデータの使用の仕方から、この本を読んだ後は、簡単にはこれらのデータを信用できなくなるだろう。

 さらには、自分も人を説得する際のデータの取り扱いに注意することによって、正確な事実に基づいた意見をいえるような始めの一歩となる。 素晴らしい本です。オススメです。

・「多くの方へ
中学生レベルで理解できるかどうか疑問ですが、本来はデータの理解の仕方を義務教育において提供し、国民のリサーチ・リテラシーを向上することが必要と思います。調査会社、シンクタンクには、社会科学的に誠実であろうとする調査マンは実は多くいるのですが、依頼者との「契約」において、泣く泣く依頼者の都合のよい調査を設計せざるを得ない現実もあります。身近なところでは市町村のアンケート調査等は結論ありきで、それを担保するような結果を出せと求められたりします。最近の話題では、N○KがRDDという手法を用いて靖国神社参拝を是非を調査し反対派が多いと発表していましたが、私としては質問文自体が誘導的であったり、RDDを含めた標本抽出の手続きが呈示されていなかったので、そのまま信じることはできませんでした。8/14の靖国討論番組で、司会者も有識者も誰も調査の信頼性について疑問を示さなかったのが残念でした。重要なデータであるが故に、調査担当者を同席させるべきだと思いました。そして、この著者のような方が、リサーチ・オンブズマンのような立場で参加されたらよかったのにと感じた次第です。

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (詳細)

反社会学講座

・「笑いながら自分で考える事の重要性を学ぶ
世の中情報にあふれている…人が調理して盛り付けが施されたお手軽な情報であれば。しかし、生に近い素材から本当に知ろうと思うと結構労力がかかったりもする。

本書では社会学的なアプローチで一般論的な社会学をからかっている。そして、それを安易に信じて自分の意見に刷り込んでしまう人たちも笑い飛ばしている。

そこから一歩引いて「それって本当?」と考える事はとても重要である。さらに、「じゃあ、調べてみようか」と実行に移して自分で調べてみるのは更に重要であり、自身にとって有益である。

本書は読者を笑わせながら「一般的に言われている事が本当かどうかわからないよ。自分で調べてみようね。本書ですら怪しいよ」…といっている気がする。

・「優れた社会学の入門書?
冒頭の”なぜ社会学はだめなのか”が著者の姿勢を端的に示している。

”反社会学”は社会学の手法をや論理を”誤用”し”無意味でくだらない”結論みなさんに押しつけようとします。

決して真面目に読む本ではないが,笑いながら一方で一面的な見方の怖さを認識させられ深く考えさせられる本である。

webの第1回を読んでおもしろいと思った方は早速入手することをお薦めする。(反社会学講座で探すとすぐ見つかるはず)さらに加筆修正され,おもしろさが増している。

webの連載および続編を期待したい。

・「痛快、かつ自分への戒めにも
ネットで「最近の少年は凶悪になったと言うが、昔の少年の方が3倍も凶悪だった」という話と共に貼られていたアドレスを見て知った「スタンダード 反社会学講座」。本になったので再読する為に買ったが、サイトよりも本のほうがじっくり読めてさらに面白い。

今まで世間でよく言われていた

○昔は良かった、今は堕落している。○昔の人間は立派、今の人間は駄目。○大人は偉い、子供は愚か。○外国は優れている、日本は劣っている。

等々の聞き馴染んだ話の一つ一つをよく調べてみればしっかりした根拠など無く、データを都合の良いように使って結論を「作って」いるのが分かります。

罵りながらの見苦しい反論ではなく、ユーモア溢れる展開で進んでいくのが素晴らしい。昔を過剰に美化して現在を貶めようとする人達に不満を感じていただけに読み進めながら何度もゲラゲラ笑って溜飲の下がる思いでしたが、読み終わってからふと思う事。

「社会学者が都合の良いようにデータを使っていたのはわかったけれども、

 自分達の世代への聞き馴染んだ批判話に対する 自己弁護の理論としてだけ私は受け取っていてないだろうか?」

「筆者が本当に言いたかった事は、もっともらしい話や権威付けなどに揺らぐ事のない 客観的な視点を持つ事と、「自分」へも忘れずにその視点を向けなさい、ということじゃないだろうか?」

あれこれ考え過ぎかもしれませんが、大いに笑った後でまた色々と気付かされる良書です。

読了後は、世の中に問題は色々あるけれども悲観過ぎても真面目過ぎてもよろしくない。もう少し楽観的に、もう少しいい加減に生きていこうじゃないかと思えました(笑)

・「なかなか辛らつで
おもしろいです。社会学をすでに学んでいる人にも、これから学ぼうかなと思っている人どちらにもおすすめです。具体的な個人名など出してもいいのか?というところまで書かれていますが。少子化問題やフリーターの問題などを取り扱っておられますが、個人的にはもう少し多岐にわたった「社会学」のテーマを取り上げてほしかったかな。とはいいつつ電車で読んでて思わず何回も吹き出しそうになっちゃいましたが。

・「久々のヒット!
私はこの本を読んで「目からウロコがたくさん落ちた」と思ったので危険な人かも(笑)。

冗談はともかく、電車の中で笑いを噛み殺しながら読みました。こんな面白い本は久しぶりです。

著者は「社会学」が提示する結論が、いかにいいかげんなデータと飛躍した論理展開そして感情論だけで作られているかを、きちんとした統計データを用いていちいち論破してみせています。

著者自身もサイトで「これはネタである」と述べているように、ちょっと納得できない展開もありますが、半分以上は著者の本音ではないかと思えます。

思うにこの本はマイケル・ムーアの映画と同じで、事実を自分の主張が通るように上手く構成しているのだと思います。そういう意味では全て鵜呑みにすることはできないかもしれませんが、ムーアの映画と同じく結構納得できるところがありました。

個人的には読書感想文と首都機能移転の回がおもしろかったです。

それにしてもこの著者やっぱり日本人としか思えません。イタリア人があばれはっちゃくを知ってるかぁ?

反社会学講座 (詳細)
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