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▼隠れた名作を探している方へ・・・:セレクト商品

テキサスの五人の仲間 [VHS]テキサスの五人の仲間 [VHS] (詳細)
フィルダー・クック(監督), ヘンリー・フォンダ(俳優)

「素晴らしい、最高の脚本」「面白いです」「この種のどんでん返しは好きです。」


虎口からの脱出 (新潮文庫)虎口からの脱出 (新潮文庫) (詳細)
景山 民夫(著)

「最高のエンターテイメント!」「景山民夫よ永遠なれ。」「重厚かつ爽快」


悪い奴ほどよく眠る [DVD]悪い奴ほどよく眠る [DVD] (詳細)
三船敏郎(俳優), 加藤武(俳優), 森雅之(俳優), 志村喬(俳優), 黒澤明(俳優), 小国英雄(俳優), 久板栄二郎(俳優), 菊島隆三(俳優), 橋本忍(俳優), 香川京子(俳優), 三橋達也(俳優)

「いつの日のどの世界でも悪い奴こそ、よく眠る」「眠れない悪い奴らは、まだ下っ端だ。」「凄い!」「ユニークな汚職告発劇です」「巨大すぎる悪」


遊びの時間は終らない [DVD]遊びの時間は終らない [DVD] (詳細)
萩庭貞明(監督), 本木雅弘(俳優)

「遊びを真剣にやるとこうなるッ」「もっくんの最高傑作」「本当に終わって欲しくない遊び」「遊びの時間は終わって欲しくない」「悪くないけど・・・この場を借りて言いたい!」


影の車 [DVD]影の車 [DVD] (詳細)
野村芳太郎(監督), 岩下志麻(俳優), 加藤剛(俳優), 小川真由美(俳優), 滝田裕介(俳優), 岩崎加根子(俳優), 松本清張(原著)

「千倉は実在する、」「怖い」「心底怖い映画」「恐怖のけんちゃん」「大物俳優を喰った子役」


ローズマリーの赤ちゃん [DVD]ローズマリーの赤ちゃん [DVD] (詳細)
ロマン・ポランスキー(監督), ミア・ファロー(俳優), ジョン・カサベテス(俳優), ルース・ゴードン(俳優), シドニー・ブラックマー(俳優), アイラ・レヴィン(原著)

「名作です」


ショーシャンクの空に (UMD Video)ショーシャンクの空に (UMD Video) (詳細)
フランク・ダラボン(監督), ティム・ロビンス(俳優), モーガン・フリーマン(俳優), ウィリアム・サドラー(俳優), ボブ・ガントン(俳優), ジェームズ・ホイットモア(俳優), スティーブン・キング(原著)

「PSPで楽しめる最高の名作!」「名作に感謝」「永遠の名作」「希望を持って・・・」「20世紀映画の金字塔!アカデミー賞なんかくそくらえ!」


エル・スール [DVD]エル・スール [DVD] (詳細)
ビクトル・エリセ(監督), オメロ・アントヌッティ(俳優), ソンソレス・アラングーレン(俳優), イシアル・ボリャン(俳優), オーロール・クレマン(俳優), ロラ・コルドナ(俳優)

「予備知識が必要とはいえ、全き秀作であることは確か」「映画の基礎を教えられる。」「丹念な日常の描きこみが生の深淵に通ずる」「ただ一言「名作」!」「「南」を想う。」


サンダカン八番娼館 望郷 [DVD]サンダカン八番娼館 望郷 [DVD] (詳細)
熊井啓(監督), 栗原小巻(俳優), 高橋洋子(俳優), 田中絹代(俳優), 田中健(俳優), 水の江滝子(俳優), 小沢栄太郎(俳優), 山崎朋子(原著), 広沢栄(脚本)

「アカデミー賞外国語映画部門ノミネート」「おサキさん!」「日本女優として最高の芝居」「女優魂に圧倒される一作」「ぼくは高橋洋子派です」


大自然の魔獣 バギ [DVD]大自然の魔獣 バギ [DVD] (詳細)
島津冴子(俳優), 井上和彦(俳優), 安田あきえ(俳優), 鈴木一輝(俳優)

「バギに昔はすごく色気を感じた…」「バギよ幸あれ」「忘れられない一作」


太陽を盗んだ男 [DVD]太陽を盗んだ男 [DVD] (詳細)
長谷川和彦(監督), 沢田研二(俳優), 菅原文太(俳優), 池上季実子(俳優), 北村和夫(俳優)

「長谷川和彦という映像作家の資質 生きる証をつかむため」「同時代的に共感出来たシラケ世代のピカレスク・ロマンの大傑作!」「唸ります...ジュリー」「黙って観りゃあ、それでいいのさ。」「「時の過ぎ行くままに」を具現化した世界観。リメイクは遠慮願いたい。」


嗤う伊右衛門 (中公文庫)嗤う伊右衛門 (中公文庫) (詳細)
京極 夏彦(著)

「日本語って素晴らしい!!」「美しい魑魅魍魎の世界」「心に何かが残ります・・・。」「愛の成就に嗤う」「久しぶりに「読むのを止められない」本でした」


ジャッカルの日 [DVD]ジャッカルの日 [DVD] (詳細)
エドワード・フォックス(俳優), フレッド・ジンネマン(俳優), マイケル・ロンズデイル(俳優), デレク・ジャコビ(俳優), デルフィーヌ・セイリグ(俳優), フィリップ・レオタール(俳優), ジャン・ソレル(俳優), シリル・キューザック(俳優), オルガ・ジョルジュ=ピコ(俳優)

「今はシラける古典的テロリスト」


▼クチコミ情報

テキサスの五人の仲間 [VHS]

・「素晴らしい、最高の脚本
完全に騙されました。ギャンブルを題材にしたミステリーとしては、名作『スティング』がありますが、個人的には本作『テキサスの五人の仲間』の方がよかった。最高に面白かった、というか、騙される快感とラストに全てが判明する「どんでん返し」の衝撃が心地よかった。キャストの演技や演出もスゴイのは当たり前ですが、この映画で何よりスゴイのは脚本に尽きると思います。本当に素晴らしい脚本。緻密に構築されたミステリー。タイトルがすでに伏線となっているとは…。

最近のミステリー映画やホラー、サスペンスなどのジャンルには「どんでん返し」や「衝撃のラスト」を仕掛けたものが多いですが、そのどれもが「ラストのためのラスト」であったり、「ただたんに驚きをもたらそう」とするものばかりで辟易しているところに、『情婦』や『探偵スルース』、そして本作『テキサスの五人の仲間』などを見直すと、それだけ優れているかということがハッキリ分かります。

日本が世界に誇る映画監督の一人である黒沢明監督がこんなことを言ったことがあるそうです。「映画を撮りたいという者は、まず脚本を書け」黒沢監督自身も下積み時代と呼ばれる頃は寝る間も惜しんでたくさんの脚本を執筆したそうです。映画の核の一つとして「脚本」の存在が希薄化しているこの時代に、この映画の脚本の素晴らしさを見直し、映画界を盛り上げていってほしいです。

・「面白いです
内容についての言及は避けますが、面白いです。西部を舞台にした賭け(ギャンブル)の話。

20年ほど前の「私の好きなミステリー映画、サスペンス映画ランキング」的な本の上位にランクされていました。といってもそのランキングをした映画関係者、芸能人は当時でほとんど40歳以上なので(水野晴男氏、淀川長治氏など)、20年ほど前でさえ古い映画が多いという印象でしたが、、。

第一位が「第三の男」、第二位が「恐怖の報酬」だったと思います。そして、「情婦(もちろんビリー・ワイルダー)」、「悪魔のような女(もちろん古い方)」に続いてこのテキサスの五人の仲間が、、、。

これだけの情報で見てみたい!と思う人と、そうでない人は別れるでしょう。

隠れた名作です。

・「この種のどんでん返しは好きです。
どこがコメディ?と思いつつみていると、最後には見事などんでん返し、それまでの、出演者のそれぞれの行動を思い返すたび、『にやり』としてしまいます。いったい誰と誰が『五人の仲間』だったのか。見終わった後に『やられた!』と思いました。何度も見たくなる作品です。是非、廉価版が出てほしいものです。

テキサスの五人の仲間 [VHS] (詳細)

虎口からの脱出 (新潮文庫)

・「最高のエンターテイメント!
ページをめくるのがもったいないほど面白い、読んでいる途中で、まだ残っているページがこんなにあるのか、と先の展開が嬉しくなる。そんなときこそ読書の至福の時。私にとってこの作品はまさにそういう作品でした。まるでハリウッドの一級のエンターテイメント映画を見ているかのよう。古本屋で100円で売られているのをみて、嬉しいやら、悲しいやら。

この作品を知ったきっかけ、内藤陳氏の推奨をそのまま借用させていただけるなら、「読まずに死ねるか!」です。

・「景山民夫よ永遠なれ。
80年代、ビートたけし達とテレビのバラエティー番組でふざけていたイメージが強かった景山民夫。作品に対しても、チャラチャラした軽薄な物と思い込んでいた為、全く興味を持たなかったが、知人に薦められて読んでみるとこれがもう、面白いのなんの。国内の冒険小説では久しぶりに、寝る間も惜しんで一気読みしてしまった。ストーリー、テンポ、情景描写、人物設定すべてが文句無し。手に汗握る興奮の世界へ読者を誘う冒険小説の大傑作。

まだまだこれから、という歳でこの世を去ってしまった事が残念で仕方ない。もし、今でも生きていたら、どれ程面白い作品を書き残していただろうか。そう思わずにはいられない。

・「重厚かつ爽快
前半は満州事変の背景をさまざまな角度からじっくりと見せます。なんだ、歴史小説じゃないか、と思わせておいて後半からいきなり展開が爆発します。スピード感満点で読ませます。それもこれも前半での濃厚な歴史描写があってのこと。おもわず納得です。本格歴史冒険小説です。ただし、第二弾の「遥かなる〜」にはがっかりさせられるので読まないほうがいいでしょう。直木賞は「Coo」ではなくこちらにすべき。

虎口からの脱出 (新潮文庫) (詳細)

悪い奴ほどよく眠る [DVD]

・「いつの日のどの世界でも悪い奴こそ、よく眠る
善と悪、どのそしていつの時代の社会にもある、悪い=巧みな奴。癒着、共謀、自己保全、策略、得意な奴はいつの日にもいるものだ。政治にしてもローマ時代からすでに腐敗との共存共栄関係だった。悪い奴は時代が変わろうが、結局なくなりはしないのだし、いつも善と悪は隣り合わせにあるものなのだろう。しかし、本作品の結末は悲しいすぎるものだ。これが宿命なのか。黒沢の世界観とはこれなのか。それとも、善とは追い求めることであり、いつもほんの少しの距離で手の届かないものなのだろうか。または、それに向けて手を伸ばそうとする営みが、善そのものなのだろうか。明らかなのは、悪があるから善があり、善があるから悪があることではないか。この映画の素晴らしいのは、エッジが立ちすぎるほどの登場人物の”立ち方”や、突き刺さるようなストーリー、迫真の描写と息を飲む展開であろう。画像の質やら映画自体が古いことなど、全く評価の圏外になってしまう。すぐれたコンテンツは画像の質ではない事の証明だ。まさに時代を超えて視聴されるべき映画で、ハリウッドの本場、アメリカでは評価が抜群に高いのであるが、日本ではなぜか過小評価にとどまっている。残念だが、宣伝広告の有無が日本の消費者の評価に影響を与えているのは、疑いがないだろう。広告に踊らされず、本当の価値のある作品を評価する風潮が高まり、本物の作品ほどよく眠る、ことがないことを願いたいものだ。

・「眠れない悪い奴らは、まだ下っ端だ。
 昭和35年、40年以上も前の現代劇ですが、今でもそのまま通用しそうな内容です。 悪い奴らには、階級があり、下の方ほど、夜眠る暇がなく、上の方ほど、よく眠れる。 後始末の為に、夜を徹して動き回っていた悪い奴が、朝になって親玉に電話報告し、つい『おやすみなさい』と言ってしまう。そんな象徴的な場面が、最後にあります。

 悪と闘う為に、悪になろうとして、悪になりきれず、利用しようとした女に惚れてしまった主人公。自分の娘を利用して、身を守った悪。 勧善懲悪ではない、現実の世界を描いた作品で、カタルシスも感じられないので、ご注意を。 DVDを買うなら、『生きる』や『隠し砦の三悪人』など、他の7作品とセットになった『黒澤明 : THE MASTERWORKS 3 DVD BOXSET』の方が、割安なのでオススメです。

・「凄い!
 今、自分の中で黒澤さんブームが起こっていますが、これも上位に挙げていい作品だと思います。これは、驚きました。監督さんがこんな映画も創られていたとは。日本映画にこんな凄い人がいたんですね。いや~声にもなりません。魂消た。これが芸術作品、離れ業…、形容しがたい。 まず、その演出力です。監督も出演人も玄人の域に達したのか、その演技が流れるほど完璧です。カメラも計算されつくしたようで…、当時かなり余裕たっぷりに撮ったと思います。完璧です。振り返れば、これだけのものが創れるのも黒澤監督の黄金期。この創りのよさはなるほどなぁ~と妙に感心してしまう。 このような黒幕を暴くような映画は過去にもありますし、ストーリーにそれ程驚かされることはありませんでしたが、これほどのテーマにしてぎこちなさが全くない。自然に撮影して、こうなったよ、というか全身の力が抜けてくるような感じがします。これは相当の力がないと描ける代物ではありませんね。 人間、嫌な者でどこか変なとこを突きたくなるのも心情。しかし、この映画には見当たらない。完璧だ。 こんな映画、ハリウッドでありましたか?いえ、この手の話によるものは多い。しかし、この演出力には到底及ばない代物ですよ。こんな凄いものを観てしまうと、ハリウッドの所謂告発物と呼ばれる作品が、オーケストラの大音量ばかりに頼っているちんけな代物にしか思えなくなるぐらい完璧です。 現代の作家やジャーナリズムが少なくとも黒澤映画の影響を受けているとここで確信するほど。黒澤さんの作品って、『七人の侍』『用心棒』『生きる』が代表的ですが、こんな地味目の作品も、こうも淡々と描かれているとは、開いた口が塞がらない(サスペンス物は本来地味だが)。もしかしたら、駄作がないのではないか?全く持って奥が深すぎる。しばらく考えてしまいますね。 誰しも持つ皮肉な運命の恐ろしさ。これは第1級のサスペンス。誰が本当に悪いんですか?

・「ユニークな汚職告発劇です
汚職を告発する映画なのですが、主人公の復讐を軸に展開するストーリーが凄くユニーク(独創的)で面白い。水爆実験に対する意義申立「生きものの記録」もそうですが、黒澤組は一般人とは何か発想が違うようです。映画の構成・撮り方もいろいろと工夫が凝らされていて面白い。本作は黒澤映画としてはあまり人気がないようですが、面白い娯楽作としては、もっと上位にきてもいいのではと思います。徹底して純粋無垢なキャラクターの香川京子さんが可愛く哀れで涙を誘います。あと特典映像の出演者たちの話が面白く、西村晃さんの話(音声のみですが)には爆笑必至です。

・「巨大すぎる悪
この映画には悪という存在がとても忠実に表現されています。巨大な企業のトップに君臨する男は、まるでそれがひとつの仕事かの様に、自分にとって不利な者たちを次から次へと死に追い詰める。しかもそれを自分の部下にやらせ遠回しにプレッシャーをかけて、確実に実行させる。この映画を見るとまるで善良な人間は上へはいけないのかと、錯覚してしまいます。「悪い事をして夜眠れなくなるのは、まだ半端な悪だからだよ」と悪を悪と認識しなくなった時、人はぐっすり眠っていくのでしょうか

悪い奴ほどよく眠る [DVD] (詳細)

遊びの時間は終らない [DVD]

・「遊びを真剣にやるとこうなるッ
本木サンのどこまでも実直で融通が利かない役柄の演技は、滑稽でもありますし、引き込まれます。自分が同じ役柄だったらと考えながら見ているとますます感情移入ができますね。まわりを固めている俳優の方々も皆さん個性的(というかアクが強くて)で。日本のコメディー映画としては秀逸なのではないでしょうか。

・「もっくんの最高傑作
巡査のもっくんが

・「本当に終わって欲しくない遊び
 既にこの原作は有名でTVの2時間ドラマになったりして内容は知ってましたが、本木雅弘が出る事で見ました。感想は本当に面白い。本木雅弘演じる犯人役の巡査が徹底的に研究して賢い犯人像を作るもんだから警察は常に後手に回る。それをTV局まで報道し、挙句に自宅にまで取材する始末。萩原流行のアナウンサー役も面白かったです。続きが見たいと思いました。

・「遊びの時間は終わって欲しくない
モックン映画の好きな私としては是非お奨めしたい1本。単純な笑いの中に隠れたシニカルな笑い。平田巡査の直向きさが、余計に笑わせてくれます。同じくモックン映画が「ファンシーダンス」がDVD化されていない現在、私のもっとも好きなDVDです。私の身内の中で、「モックンもの」というジャンルを確立させた1本です。

・「悪くないけど・・・この場を借りて言いたい!
むかしTBSで放映した2時間ドラマ版のほうが傑作なのだと。小西博之さん、香坂みゆきさん、小林克也さんらが、出演してました。

原作は短編小説ですが、そちらは読んでないので何とも比較できません。映画のほうも悪くないけど、やっぱりテレビ版と比べると、「マジメにやればやるほど可笑しくなる」っていう面白みの部分が今一歩だったと思います。

遊びの時間は終らない [DVD] (詳細)

影の車 [DVD]

・「千倉は実在する、
1970年作品、原作松本清張、監督野村芳太郎、脚本橋本忍、主演加藤剛、音楽芥川也寸志、と本作の成功がそのまま4年後には「砂の器」へ再び結晶することになる当時の松竹映画がやはり総力をあげた名作、

倦怠期の夫婦に加藤剛・野村真由美、加藤の幼馴染にして愛人となる岩下志麻、幼き加藤の母親に岩崎加根子、母親の愛人に滝田祐介、そして岩下の息子と加藤の追憶の中に登場する少年時代の自分自身、と極めて限定された登場人物たちの息苦しくなるようになサスペンス、何度かテレビ・ドラマ化もされているお馴染みの物語ながら野村組と呼ぶべきと思われる1970年代松竹映画を支えたプロフェッショナル達の見事な仕事振りを味わえる傑作です、野村組が70年代に繰り返し松本清張原作などのサスペンス映画の逸品を量産することになります、

本作の前後の松竹映画において野村監督はコント55号やハナ肇主演の為五郎映画など喜劇専門監督のような仕事を繰り返しており、唯一といっていいヘビーな題材が本作、喜劇ばかり撮っていたフラストレーションをぶつけるようなエネルギーも感じます、

房総半島の館山や千倉方面での息を呑むような美しいロケにも圧倒されるでしょう、

・「怖い
グロテスクな描写を用いずとも視聴者を心理的に怖がらせる。子供というのは大人以上に残酷で冷酷。美貌の愛人であり、子供の母親である女を愛した男の悲劇を加藤剛が熱演。松本清張映画では五本の指に入る傑作。

・「心底怖い映画
怖い映画を見たい方は、この作品を強くお薦めします。とにかく、怖いストーリー、それに輪をかけて怖い「絵」づくりをしている演出のさえ、そして子役の上手さ。また、加藤剛の「ネズミ」の演技の怖さ(期待して見てください。これは、「砂の器」や「大岡越前」での加藤さんのイメージを吹き飛ばすものすごさです。)、とうとう切れるシーンの怖さ、観ていて、加藤さんと一緒に、ギリギリまで追いつめられる感覚になります。これは、ヒッチコックの「見知らぬ乗客」と並ぶ、大変に怖い映画だと思います。

・「恐怖のけんちゃん
私はこの作品、大好きです。野村芳太郎監督+加藤剛の「砂の器」コンビ(本作の方が5年程前)に、野村監督作品常連の岩下志麻、小川真由美が共演とくれば、ハズレるはずはありません。何が好きかって、まずは岩下志麻がとにかくキレイ!そして女声スキャット中心の音楽もなかなかムーディーな雰囲気を作っているし、回想シーンで特殊効果を用いていますが全体的に落ち着いたトーンを醸し出しているカメラ、さらに、野村監督作品には不可欠な「怖い子ども」キャラの巧さなど、サスペンス・ミステリー映画好きは勿論、恋愛映画好きにも大推薦です。

・「大物俳優を喰った子役
大物俳優を完全に喰った子役の名演技が見物です。思わずひっぱたくなるような、大人を馬鹿にしたような子供の目。観ていると背筋が寒くなりますよ。

影の車 [DVD] (詳細)

ローズマリーの赤ちゃん [DVD]

・「名作です
おせっかい隣人老夫婦ふたりの演技抜群、ゴシック建築のいかにも古いNY風なアパートメントで起こるリアルに不気味な展開、70年代雰囲気抜群、オカルトちっく、オーメン風画質、ミアファローの当時のキュートなファッションとベリーショート、細かい演出!全部素晴らしい〜。ポランスキ凄い〜。百度みても飽きない個人的ジャンル越え一位作品です。

ローズマリーの赤ちゃん [DVD] (詳細)

ショーシャンクの空に (UMD Video)

・「PSPで楽しめる最高の名作!
スティーヴン・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」が、フランク・ダラボンによって映画化されたものです。 妻の浮気現場で逆上し殺人したとされる容疑で終身刑の判決を受ける銀行マンのアンディ(ティム・ロビンス)が、 無実を訴え続け、刑務所内でも希望を捨てずに明日を信じ続ける姿が描かれます。 どんな逆境にも刑務官からの暴力、仲間からの屈辱を肉体的に受けても、 自分の心の中だけは犯させない。誰も入ることは出来ない。 希望を持ち続けるアンディの長い長い戦いが始まります。 そして、何年もかけて大きな計画を練ります。 気が遠くなるような計画、しかし彼を支えているのは何事にも屈しない希望。 そして迎えるエンディング。 暗い刑務所から一転して、なんて清々しい清涼感の残る映像と余韻でしょうね。 アカデミー賞助演男優賞を受けたモーガン・フリーマンが味のある名優ぶりを発揮します。 これは、私の中では最大にして最高に心に残る作品です。出張などにはPSPと数本のUMDを持って出掛けますが、重宝しています。見終わったあと、すぐにもう一度見たくなる映画ってありますか? 私には、この作品がそうです。

・「名作に感謝
なぜ映画を観るのか、という問いの答えとして、「自分とは違った人生を、登場人物を通して経験してみる」ということが挙げられると思います。私の場合、たとえ一部分でも、それが自分の人生と似ていたり、重なったりしていた時、感動を覚え、泣いてしまったりもします。私は、この映画に出てくる人々のように、有罪判決を受けたり、監獄に入ったりしたことはありません。しかし、「生きるということは、苦しいことや悲しいことと一緒に歩いていくことなんだ」ということを改めてこの映画を観て感じました。それでもなお、「希望」を忘れなかった人の人生が真に輝く、ということがこの作品のテーマだと思います。

・「永遠の名作
この作品を初めて手に取ったのは、公開されてから何年か経った頃でしょうか。よくある「名作コーナー」に置いてありました。初めて観た時は、こんな素晴らしい映画があったのか・・・というくらいの感動を覚え、その日から私の映画ベスト1は揺ぎ無いです。塀の中で彼が皆から好かれていく過程がとても好きです。まだ観ていない人には、是非観て欲しい。人生観が変る映画だと思います。

・「希望を持って・・・
他の人から見れば「つまらないこと」でも、自分にとってはとても大きなことであり、それによって落ち込んだり、悩んだりすることがあると思います。そんなとき、この作品を見てほしいと思います。

・「20世紀映画の金字塔!アカデミー賞なんかくそくらえ!
この映画が公開された時に、感じた事は「こんな作品を作ってしまったらその後の人生大変だろうな」という事です。それは監督なりアクターなりが人生のうちにこれ以上の原作、脚本、キャストその他全てに廻り会う可能性、そしてそれが一つの映画に昇華するのは確率的に極少なものになってしまうからです。しかもこの作品はある意味原作を越えたと言ってもよいでしょう。しかし、アカデミー賞はそれが理解出来ず。作品賞も監督賞も与えませんでした。その年アカデミー賞をそうなめにしたのは「〇〇〇〇ガンプ」だが現在その評価はどの映画採点サイトを見ても歴然たる差がついたのは明らかです。この映画は、多くの人に勇気と希望をもたらした映画として語り継がれるでしょう。

ショーシャンクの空に (UMD Video) (詳細)

エル・スール [DVD]

・「予備知識が必要とはいえ、全き秀作であることは確か
△「小さかった頃にお父さんのことが分かっていたかい?」と父は娘に静かに語りかけます。大好きな父。自分を宝物のように大切にしてくれた父。だがその父の真の姿を知るには少女エストレージャ(スペイン語で「星」)はまだ幼すぎたようです。

 突然姿を消した父には悲しい過去があったようだ。あの長距離電話は誰に対して何の目的でかけられたものなのか。父が書いた手紙の相手は誰なのか。父と祖父との間の確執とは一体いかなるものだったのか。父が自分の初聖体拝受の日に教会の後ろで見守ったのはなぜなのか。そんな数々の疑問に対してこの映画は明確な答を与えることなく幕をとじます。あまりにも唐突な幕切れかもしれません。

 エストレージャは父にまつわる多くの謎を、この映画の後日談となる「南(エル・スール)」での新生活の中で明らかにしていくことでしょう。父の真の姿を探す中で必ずや彼女が目にするのは内戦が引き裂いた人々の絆のはずです。身をもって祖国の悲しい歴史を学ぶ中で、少女は大人になっていくわけです。

 大人への階段は痛みを伴うものであることを、この映画を見る者の多くは思い出すことでしょう。自分自身の成長の物語に照らしながら。

△父親の乳母であるミラグロスの話すスペイン語についてエストレージャが「話し方が違う」と言う場面があります。耳をすますとミラグロスの話すスペイン語は語末のsの音が消失しているのが見て取れるので、この人の出身がアンダルシアだなと想像できます。しかし映画の中ではそこまで分かるようには説明されません。そもそもアンダルシアが南(El Sur)を意味するのだということも地理になじみがないと分からないでしょう。 またスペインの内戦がどういう派閥同士の闘争であったのか、その歴史を知らない人にもこの映画は分かりにくいかもしれません。そういう意味ではスペインについて多少の予備知識が要求される作品かもしれません。

・「映画の基礎を教えられる。
この映画は1983年公開だからかなり古い作品である。映画のタイトルやクレジットもモーションはなくタイポグラフィもシンプルで味気ない。だが本編が始まった途端、そこにはフェルメールの絵のような美しい映像に僕は一気に引き込まれてしまった。光と影。背景の中に現れる要素。暗闇の有効活用。抑えた色彩感。季節感の表現。もう数え切れないほど学習させられる映画である。映画の中にはさまざまな場面があるが、その舞台は…となると実に少ない。カモメの家が主軸だが他にはシネマの前、隣のバー、駅近くを思わせる部屋、そして教会とグランドホテルである。あとは海を見渡す丘の上や大きな裏山のような雄大な自然の景色だ。そのシンプルさが素晴らしく僕を惹きつける。また、バールの窓際の席で手紙をしたためるシーンや、グランドホテルでの昼食のシーンはエディトリアル的なファッション写真構成そのものに思えカット割りと構図の素晴らしさに唸ってしまう。カメラが捉える人物との距離感には相当の幅があるのだが映像が美しいので気にならない。目立たないけれど衣装も繊細な気配りが効いていて素晴らしい。質素だけれど上質であることがわかるし、一枚一枚の服の色彩がとても見事だ。映画の基本の基本がしっかりしていて見ていて本当に気持ちいい。娘が父の思い出を語る主法で散文詩的なナレーションが物語を引っ張っていく。この手法は静かな描写の映像をゆったりと見せながらストーリーを紡いで行くのに最も適している。しかし、その手法が効果を発揮するのは、この映画のように完成度の高い絵画そのもののような映像美が合わさってこそ。静かなナレーションを陳腐な構図や、画面内要素が整理されない絵にいくら重ねてみても物語には意識がいかない。このあたりの案配は極めて慎重に取り組まなければならないだろう。その意味でこの映画から立ち昇ってくる空気感は、何がどう存在しているからなのか、その構成要素をもう一度検証しておくべきだと思った。

・「丹念な日常の描きこみが生の深淵に通ずる
「日本公開第1作「ミツバチのささやき」で話題になったエリセ監督だが、前作より10年経て、日本公開2作目のこの作品で、さらに幅広くファンを獲得したのではなかろうか。スペインの片田舎の風景の中、父親と娘の心の触れあいを、寡黙なくらいさりげなく、淡々と小さなエピソードを、風土色あふれる町並みや自然にすっかり溶け込んで、丹念に描いている。父親にも、男としての別の人生があったのだとふと思いが至る娘の表情や、父親が酒場で、思いに耽って酒の入ったグラスをひとり空ける姿など、エリセ監督の暖かく、しかも人生の深淵をさっと垣間見せるような演出とカメラワークが秀逸であり、すっかりエリセワールドの虜になってしまうのだ。

・「ただ一言「名作」!
ã"の映ç"»ã‚'初めて見たのは、もう15å¹'前。ã-かã-、今見てもå...¨ãå¤ã•ã‚'感じませã‚"。それは、主人å...¬ãƒ»å°'女エストレ―リャの繊ç'°ãªå¿ƒã®å‹•きが、今の子供たちにも、きっとå...±é€šã-ているものだからなのだと思います。ほとã‚"どの女性にとって父親とは初めての異性・特別な存在なのではないでã-ょうか。それは、エストレーリャにとっても同じã"と。ã-かã-、父の秘密ã‚'一つ一つç-'問に思い始めたとã"ろから、彼女の大人への成長が始まります。

ãƒ"クトル・エリセ監督夫人のå°'女時代がモデルだという話ですが、確かに過去にå†...戦があったり、父親に投獄された過去があったり、設定はæˆ'ã€...æ-¥æœ¬äººã«ã¯é¦'æŸ"みのè-„いものかもã-れませã‚"。ã'れど、ã"の映ç"»ãŒæ·±ãèƒ¸æ‰"つものに仕上がっているのは、エストレーリャの心のひだã‚'ã€!ä¸å¯§ã«æã„ているとã"ろが、遠い異国の私たちにもå...±æ„Ÿã‚'å'¼ã¶ã®ã‹ã‚‚。ãƒ"クトル・エリセ監督はã-ばã-ば、作å"ã®ä¸­ã«å†...戦の傷跡ã‚'描きますが、彼が一番に描きたいのは、大人たちの思いが錯綜する中で、常にまっすぐにものã"とã‚'見ようとする子供やå°'女の普遍性・ç"Ÿå'½åŠ›ãªã®ã‹ãªã€ã€ã€ã¨æ€ã£ãŸã‚Šã-ます。また、それまでスペイン=ãƒ'エリヤ&フラメンコのイメージã-かなかった私にとってå...¨ãé•ったスペインã‚'見せてくれた映ç"»ã§ã‚‚ありまã-た。

・「「南」を想う。
観る度に表情を深くしていく映画だ。少女のエストレリャから、大人の梯子を上りはじめたエストレリャに至る、その内面の陰影を、その変化を、なんと静かに強く映し出しているのだろうか。大人になったエストレリャのモノローグが全編を導くのだが、そのモノローグ自体が音楽と詩のようで、映画の感情を深く表現している。「ミツバチのささやき」の神秘から、生きることの、そのもののなかにある時間の感覚が色濃く感じられるという意味では、一冊の良質な短編小説そのものをも体験したような充実感があるだろう。

とはいえ、この映画にもやはり神秘がある。父親の能力、その彼の内面において推察すれば、常識的な生活を送るには、それはある意味では背負った十字架のようにさえ思われる。 その能力が眩しく映っただろう幼い少女エストレリャの視線も、時間を経るにつれ、大人の視線を持ちはじめたエストレリャの目にとっては、その一見世俗にありがちに思われるだろう父親の苦しみが、なんとも安っぽく情けなく思われたのだろうか・・。あの思い出のレストランで食事するふたりの会話の、その残酷さは、最も親しい人との関係における心のすれ違いを知っている人には、胸を苦しくさせるものであるだろう。

この映画の最初の計画には、南へ行ったエストリアも描かれる予定であったといわれているが、それを期待させながらも一本の映画として充分完成している。南スペインから訪ねてくる父の母と乳母の存在が、観ている我々にでさえ懐かしく思われるだろう。そして、あなたの「南」を想わせるだろう。

エル・スール [DVD] (詳細)

サンダカン八番娼館 望郷 [DVD]

・「アカデミー賞外国語映画部門ノミネート
’74年に公開されたこの作品は、翌年だったと記憶しますが、米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。今では、海外の映画賞にノミネートされればマスコミは大騒ぎしますが、あの頃はそれほどでもありませんでしたので、知らない人が多いようです。また、ベルリン映画祭では、田中絹代さんが、この作品で主演女優賞を獲得しています。

この事実が示すように、この作品の白眉は何と言っても田中絹代さんの演技です。彼女の芝居を見るだけでも、この作品を見る価値があるというものです。

・「おサキさん!
貧しさがまだ身近に感じられた昭和40年代の空気を感じました。一人でひっそりと小さい家に住み、「優しい」としか表現できないおばあさんを知っている人は、おサキさんにその姿を重ねあわせるのではないでしょうか。 daisannootoko氏「彼女(田中絹代)の芝居を見るだけでも、この作品を見る価値があるというものです」、全く同感です。タッキー演ずるおキクさんも凛としてます。

・「日本女優として最高の芝居
すばらしい映画です。

長く辛い人生を送ってきたおさきさんの悲しみや喜びを演じる田中絹代さんの演技が胸を打つ。これほど胸を打つ芝居はめったにお目にかかれない。

この映画はキネマ旬報の1位になりましたが、今ではすっかり忘れられた映画となっています。ぜひ多くの人に見て欲しいと思います。

・「女優魂に圧倒される一作
このDVDには映像特典として「特報」と「予告編」が収められています。「予告編」は可もなく不可もなくですが、「特報」は見ものです。なぜなら「特報」には、製作記者会見の模様が含まれており、当時の出演者、監督、原作者たちの素の姿を見ることができるからです。会見での田中絹代さんは、「西鶴一代女」のころの面影を十分に残した、上品な初老の女性。ところが、本編での田中絹代(=おサキさん) は、ガリガリに痩せて肌も真っ黒。この落差は驚きでした。

本編中もっとも印象深かったのは、畳と障子紙を栗原小巻と一緒に取り替えた後で見せる田中絹代の演技。「ごてんのごだるぅ~(御殿のようだ)」と喜び、飛び跳ねて歓喜を爆発させた後、畳に這いつくばって拝むように感謝します。童女のように喜ぶ、苛酷な体験を超えて生き残った、老女。

舞台劇を撮影する時のように、数メートル離れて部屋の外から栗原小巻と田中絹代の二人を写し撮ったカメラワークも含めて、完璧で、凄いシーンでした。

なお、本作は原作者山崎朋子さんの自伝「サンダカンへの道」で、”文章内容をほとんど痛めることなく映画化したもの”と語られていました。

・「ぼくは高橋洋子派です
これまでで一番泣かされた日本映画です。他の方が書かれているように田中絹代のすばらしさは言うに及ばずですが、私は高橋洋子の表情があまりにも切なくて泣きました。初めて客を取らされたとき、帰国しても居場所がないと悟ったとき・・。ラストも切なすぎます。

サンダカン八番娼館 望郷 [DVD] (詳細)

大自然の魔獣 バギ [DVD]

・「バギに昔はすごく色気を感じた…
これをTVで観た頃は小学2年位で、内容をよくは把握してなかったのですが、今回うっすらと残るバギの色気と超人さを思い出し買うに至りました。遺伝子操作へ人間が過度に自然をいじることへの注意を促した作品で、当時としてはそんなに組み換え等はさほど騒がれていなかったと思うのですが、そこは手塚治虫さん…、よくよく先を見越して作ってあると思いました。今となっては遺伝子組み換え食品が多いですよね。きっとこの作品を今の私たちは敢えて改めて見直さなければならないのではないか?と思います。

主人公のリュウとバギですが、特にバギは遺伝子組み換えられた動物として超人を発揮し、精神行動共にかなり強い!!です。そして当時私が感じた色気ですが、やはりドキっとするかわいさが、とても感情移入できます。

終盤のリュウとバギに勘違いが生じてお互いに道が分かれる辺りや、金や政府の陰謀のような絡みがまた、現実的でおもしろみがあります。悲しいことではあるんですけどね…。

・「バギよ幸あれ
DVDのジャケットに描かれているバギのビジュアルに興味を曳かれて思わず衝動買いをしてしまい、最初は半ば後悔しながら見てましたが、バギのセクシーな姿を見て後悔の念は吹っ飛んでしまいました(;^_^A。バギのビジュアルは、手塚先生の女性描写の中ではかなり斬新なのではないかと感じました。野生的かつ肉体的でありながらもエロティックな。特に中盤の腕枕シーンには母性みたいなものも感じられてかなりドキッとさせられました。こうやって書くと何かバギの容姿だけを評価しているみたいに思われるかもしれませんが、もちろんバギばかりを見てたわけじゃないですよ。全体的に見てみると、メッセージ性の強い作品だと思います。人物・情勢描写もコミカルながらも意外とリアリティを追求していて結構よかったと感じましたが、ただちょっとSF色が強いのでは?という感じがしました。そこが少し残念。ラストはひたすら切なかったですね。バギが不憫でならないです(T_T)。

・「忘れられない一作
24時間テレビ放送時に見る。何故か、泣けた。

幾年か経ち、よかった、泣いた、という感想を複数人から得た。

手塚治虫作品の忘れられない佳作。

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太陽を盗んだ男 [DVD]

・「長谷川和彦という映像作家の資質 生きる証をつかむため
廉価版が出ました。私はデラックス版を隅々まで堪能した者ですが、ファンの裾野が広がるという点においてきわめて喜ばしいことです。特に若い世代に見て欲しいです。勢いに任せて作品世界すらぶち破ってしまう演出。1人孤独に原爆作りに打ち込み、しかしそれを利用しようとした時にパッとしたアイデアが出てこない。等々、今の若い世代にこそこの映画の世界がアピールすると思うのです。 当時の沢田研二はTVをつけたら必ずどこかに出演していたような大スターでしたが、何やらもろさ・危うさを感じさせて、ピカレスクな役柄も魅力的です。そして明らかに犯罪者なのにも関わらず、どういう訳か私を含め皆沢田研二演ずる主人公に共感し、爽やかさまで感じてしまうのです。それはこの映画が「生きる証をつかむために」道ならぬ道に邁進していくという、青春の彷徨ストーリーであるという点に起因していると思われます。今現在誰かがこの『太陽を盗んだ男』の骨子を使ってリメイクすると、きっと孤独なパラノイアの不気味な犯罪・テロルを描く映画になってしまうのではないかと思えます(あたかもシュレイダー兄の脚本による『タクシー・ドライバー』の如く)。更にテーマが原爆なだけに、『ゴジラ』の様に全編緊迫感に満ちた映画になった可能性もあります。しかしそうならなかったのはひとえに長谷川和彦という人の持つ資質でしょう。彼が映画を撮らなくなって20数年、もはやかつての様な映画は撮れないかもしれませんが、今現在の我々の心の根幹を揺るがすような痛快な作品を是非作って欲しいものです。〈追伸〉ある夏、札幌大通公園の納涼ビアガーデンでミニFM局が出ていたので「俺原爆持ってるんだけど何したらいいだろう?」と投稿しようかと考えました(賢明にも思いとどまる)。その代わりこの映画のテーマソングをリクエストしました。群衆の中でのひそかなたくらみ。ちょっと城戸誠的気分でした。

・「同時代的に共感出来たシラケ世代のピカレスク・ロマンの大傑作!
 日本映画が、その“反社会性”を以って、映画館の暗闇の中で、観客たちに、ピカレスクで反公序良俗的な“夢”と“浪漫”を与えてくれていた時代の痛快作にして、シラケ世代の“焦燥感”と“喪失感”と“鬱屈感”を見事に照射した、正に同時代的に共感出来た生涯忘れえぬ大傑作。久しぶりに見直してみても、公開当時荒唐無稽で破天荒、劇画チックと評されたパートも含めて、全編を醸し出すへビィな重量感とダイナミックな活劇性に心底感服してしまう。極めてエンタテインメント性が強い作品であるが、「皇居・バスジャック・天皇」、「原発のプルトニウム強奪」、「原爆の製造」、「日の丸・君が代」、「連続企業爆破犯の手配ポスター」と社会性を感じさせる記号も垣間見られ、全共闘世代のゴジらしいこだわりが感じられる。前述した城戸誠の感情は、今日でも通底するテーマだと思うが、正直、こんな映画、二度と作れないだろうな。そして、ゴジ。80年代から90年代に掛け、本当に多くの人々がその次回作を待望した。井上ひさしの「吉里吉里人」や筒井康隆の「禁煙狂時代」のシナリオを書いたとの話を随分前に聞いたが、その後どうなっているのか。今作から26年が経過した。以前ある雑誌でラブ・コールを送った者として、彼の新作が是非とも観たい!

・「唸ります...ジュリー
「ときめきに死す」をやっとの思いで手にいれて観て唸りましたが、こちらもさらに唸ります(笑)沢田研二はなんと魅力的な資質をもっていた(いる)のでしょう。「沢田が ここまでやってくれるとは正直おもっていなかった」というゴジさんのTV番組を見てましたので期待はかなりでしたがなにぶん<個人が原爆をつくる>という設定があまりにも荒唐無稽すぎてドタバタ劇なんじゃないか...の イメージが強くすでに安価になっていたにもかかわらず手をださずにいました。

よかった!面白かった!沢田 色っぽ過ぎた!文太さん???ストーリーのおバカな部分(ターザン式奪回、高層ビル転落などなど)はこの沢田研二の演技の前にはまずチャラにして十分でしょう。部屋でひとり自作の防護服(とてもチャチな)を着て汗だくになって原爆をつくる彼の姿は可笑しくもいとおしく狂気とある種の厳粛さに満ちていて完成の瞬間の狂喜のダンスには観ているこちらもおもわず手拍子を打ちそうになります(笑)「ときめき〜」と同様お約束のようにジュリーのシャワーシーンもありますのでファンは必見です。

最後まで派手な死闘を繰り広げて さてどう終わらせるのかと心配しましたがこれはラストの沢田の見事なアップがすべてです。ゴジさん...すごい才能!ps:若い水谷豊、細めの西田敏行という今や主役級の役者があまりなチョイ役ででているのが年月をかんじさせます^^

・「黙って観りゃあ、それでいいのさ。
とにかくナンセンス!ぶっ飛びまくってる。たったひとりでプルトニウムを盗みだし、アパートの一室で原子爆弾を作り出し、日本国家を脅しまくる!これをナンセンスといわずして何と言おう!このサイコーのアンチヒーローをジュリー、彼を執拗に追う刑事をブンニィ(ヤクザにしかみえねぇ)、水谷豊に西田敏行、キャストもブッ飛んでラストまで失速せずに飛ばしまくる!!!今観てもめちゃめちゃ新しく、カッコいい!コレを観ないと人生ちょっとだけ損をする。

・「「時の過ぎ行くままに」を具現化した世界観。リメイクは遠慮願いたい。
ジュリーの往年の名曲「時の過ぎ行くままに」の気だるさ、無力感、虚無感を映像にしたというのが、第一印象。

単独で原発に忍び込み、プルトニウムを強奪するところなど、突っ込みどころ満載のストーリー展開ではあるが、70年代という時代背景に対して、その辺りのリアルさを求めることは、全く無意味であろう。最近は、情報過多で、作品のディテールに必要以上にリアルを求める風潮が蔓延っている気がしてならない。本作は、作品が纏う「空気」を感じればいいのである。

ニヒルでクールな主人公は、いずれ誰かだリメークするのだろうが、これは、ジュリーと文太にしか作り出せない世界。薄っぺらな三文役者なんかのイモ演技で台無しにして欲しくない。リメーク絶対反対。

まさに松田優作とは違う世界観を漂わせるアンチヒーローの誕生した瞬間であった。邦画の大傑作。

太陽を盗んだ男 [DVD] (詳細)

嗤う伊右衛門 (中公文庫)

・「日本語って素晴らしい!!
色々出ていますが自分的にはこの中公文庫の外装が一番好きです。京極夏彦作品の中でも一際美しいのはこの「嗤う伊右衛門」だと思います。従来のお岩さんのイメージを打ち崩す儚い美しさがこの本のお岩さんにはあります。日本語は美しいです。世界に誇れる言葉である、という事を、この本で実感しました。これからまた夏ですし、美しいような物悲しいような、古きよき雅な、日本の魂を揺さぶる大人の夏の怪談に浸って見てはいかがでしょうか?

・「美しい魑魅魍魎の世界
どうして、この人が描く魑魅魍魎の世界はこんなに美しいのでしょう。漆黒の闇を舞台に、血の赤や肌の白さや蚊帳の朧さなどが際立って、まるで色鮮やかな絵巻物をみているかのようです。日本古来の言葉を駆使した文体は、まるで香を焚き染めたかのように匂い立ち、独特の言い回しや体言止めの多用が、語り手の息遣いがつたわってくるかのごとく臨場感をかもし出しています。日本のお化けの物語をこんなに品よく格調高く描ける人は、この人以外にいないのではないでしょうか。大好きな本のひとつです。

・「心に何かが残ります・・・。
最初、「京極夏彦の本だ」という事と、中身に多少惹かれ、好奇心で読み出しました。やっぱり読み出すと止まらなくて、読み終わってから何かが心に残ります。なんて美しい物語なんだろうと思いました。私は初めてお岩さんの話を読んだのですが、この本でよかったと思います。

・「愛の成就に嗤う
最近の読書では京極夏彦にはまっている。映画にもなった「嗤う伊右衛門」。この作品は傑作だと思う。四谷怪談「お岩さん」を下敷きにした物語だけれど、怪異をすべて人の為した業で説明できるようにしている点で一種のミステリーとしても楽しめる。しかし。それ以前に岩と伊右衛門の切ないラブストーリーであり、登場人物それぞれの業が絡み合い織り成す様々な愛憎劇とそれらの背後に潜む悪の権化の謀略が、多くの人を死に至らしめる様はシェイクスピヤ悲劇を思わせる。もともと歌舞伎の題材ゆえ演劇的要素を感じるのかも。ご一読を。

・「久しぶりに「読むのを止められない」本でした
四谷怪談については、「伊右衛門は悪いヤツで、お岩さんは騙されて殺されて化けて出た」という小学生並みの知識しかありませんでした。

それが、こんなに美しく哀しい話となって現れるとは・・・。背筋のまっすぐ延びた岩と自分なりの愛情を貫く伊右衛門、取り巻く人々。全員が揃いも揃って不幸です。よくこんな暗い話を考え付くねぇってくらい不幸です。当然ハッピーエンドは望めないと知りながら、それでも岩の幸せを願いながら夢中で読みました。

しかしねぇお岩さん。いくら愛していてもそれじゃぁ愛情は伝わりませんよ。そんなお岩さんがもどかしかったです。

嗤う伊右衛門 (中公文庫) (詳細)

ジャッカルの日 [DVD]

・「今はシラける古典的テロリスト
この映画が上映されたのは第1回東京サミット(昭和54年)のさらに前。新聞には真顔で「警察官に見るように指示があった」テナ記事まで載った。しかし、時代も変わった。仏大統領の暗殺をカネで請け負う単独犯のテロリストなど、もはやこの世にはいない。小説や映画のネタとしては解りやすいだろうが、もともと現実味のある想定ではない。これとは対照的に今や実際に9.11の悲劇があり、アル・カイーダが特殊バクダンで殲滅され、イラク戦争で何万人もの人が殺されている。テロも見る側が変われば聖戦であり、分離独立主義である。イスラエルの元首相もテロリストだった。古典的テロリストの記念碑として安くなったDVDを購入したが、イラク戦争の報道を見るにつけ、やはりシラける。

ジャッカルの日 [DVD] (詳細)
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