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▼民俗学:セレクト商品

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫) (詳細)
柳田 国男(著)

「伝説」「素朴で興味深い」「「平地人を戦慄せしめよ」」「戦前で最も美しい日本語」「吉本隆明に霊感を与えた名著」


古代研究〈1〉祭りの発生 (中公クラシックス)古代研究〈1〉祭りの発生 (中公クラシックス) (詳細)
折口 信夫(著)

「夜半に読むべき書」「菊理媛へのヒントあり」


民俗学方法論 (1951年) (岩波文庫)民俗学方法論 (1951年) (岩波文庫) (詳細)
クローン(著), 関 敬吾(翻訳)


河童駒引考―比較民族学的研究 (岩波文庫)河童駒引考―比較民族学的研究 (岩波文庫) (詳細)
石田 英一郎(著)

「民族学研究のスタンダード・ベーシック」


民俗学の旅 (講談社学術文庫)民俗学の旅 (講談社学術文庫) (詳細)
宮本 常一(著)

「自分の人生を考えてしまいした」「良かった!!」「地道なフィールド・ワークの記録」「渋沢敬三さんは良い師匠だ」


忘れられた日本人 (岩波文庫)忘れられた日本人 (岩波文庫) (詳細)
宮本 常一(著)

「恵那の河原で夜が明けた…」「特におすすめは「土佐源氏」」「日本のある風景」「失われた濃密な時間」「宮本常一おそるべし」


蝸牛考 (岩波文庫 青 138-7)蝸牛考 (岩波文庫 青 138-7) (詳細)
柳田 國男(著)

「方言のダイナミックな姿を明らかにした画期的著作」


▼クチコミ情報

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

・「伝説
 伝説は日本のどこにもあったはずである。何故、遠野が選ばれたのか。 岩手の奥の方は、今でも、違う時代を封入している感がある。明治であれば、江戸時代以前の名残があったであろう。それだけに、伝説が真実味を持って迫って来たことは想像に難くない。 当時の人の天衣無縫な発想を、柳田國男の簡潔にして鮮やかな筆致が伝えてくれる。 私は岩手の出身であるが、ひいき目ではないと思う。   拾遺の中に、三光楼という遊郭に通った男の屋号が三光楼になった、という話がある。普通では考えられないことである。しかし、遠野市出身のあでやかなる女性、三光楼さんは私の憧れの人であった。遠野にも、この珍しい苗字の家は2、3軒しかないということであったが、実在するのである。三光楼さんが言った。「六角牛山に3回雪が降ると遠野の町にも雪が降る」と。通し番号299話までのこの本の、第300話として書き込まれている。     

・「素朴で興味深い
 遠野物語と遠野物語拾遺を合わせて299話の短編集、一話平均約400字。 遠野物語は、民間信仰、栄枯盛衰、山中での出来事、妖怪、動物、行事、昔話など素朴な話が集められている。みな懐かしい感じがし、お伽やグリム童話といった説話のような説教じみた堅苦しさはない。話からは間接的に当時の人々の考え方や習俗、道徳観が伝わってくる。古今の文化の変化を考えると興味深い。民俗学の重要な史料となっている事も頷ける。 拾遺は題名のごとく残りの雑多なものという感じである。たとえば、当時(明治から昭和初期)の流説も混じっているようである。今で言う「口裂け女」「ターボじじい・ジャンピングばばあ」「こっくりさん」のようなもの。これはこれで当時の風俗を垣間見たようで面白い。あるいは、「先祖伝来の、開けると目がつぶれる箱、なるものを今の代の主人がどうしても見たくて開けたら、布が入っていただけだった。」という話では、近代化に伴い、未知に対する畏怖の消失が現れている様で興味深い。 

・「「平地人を戦慄せしめよ」
 柳田国男が35歳のとき(明治43年、1910年)に発表した衝撃作。もっとも、発表当時は、あまりに内容が異色だったため、世の中からほとんど無視されたらしい。 すなわち、内容は、平地に住む人(平地人)のことではなく、山に住む人(山神山人)のことに終始する。しかし、柳田氏は、これを「目前の出来事」だ、という。そして、「現在の事実」なのだから、それだけで立派な存在理由がある、と。 さらに、「目前の出来事」「現在の事実」にもかかわらず、人の耳に経ることは多くなく、人の口と筆とを倩う(やとう)ことがはなはだわずかだ。「目前の出来事」「現在の事実」を無視しようとするそれらの人々は、「外国に在る人々(献辞)」のようだ。そして、願わくは、それら「外国に在る人々」「平地人」を戦慄せしめよ、と(序文)。 本書は、遠野物語の他、昭和10年(1935年)に増補版本がだされたおりに追加された「遠野物語拾遺」を、あわせ収録する。

・「戦前で最も美しい日本語
三島由紀夫も絶賛した、まさしく一部のすきもない旧仮名遣いの名文である。(文語体聖書もなかなか良いが)特に「寒戸の婆」の描写は、鬼気迫るものがあり、「霊」というものが身近であった時代がしのばれる。「性」にまつわる民話が一つもないことが惜しまれるが、柳田の何が書かせなかったのであろうか。「南方熊楠」とは対照的な戦前の巨人である。

・「吉本隆明に霊感を与えた名著
 あの「共同幻想論」のヒントとなった名著である。 内容は、遠野出身の人物からの聞き書きである。著者による直接取材でないところに民俗学の開拓者としての柳田の限界があるとは言えるが、方法論に対する批判は批判として、ここに収録された伝承群は遠野という「陸の孤島」に封入された特異なものとしての資料的価値以外にも、文学としての独立した価値を十分持っている。 吉本のように、ここから何を引き出せるかを考えるのもよし、古きよき日本の民俗に思いを馳せるのもあり、いろいろな読み方があるだろう。

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫) (詳細)

古代研究〈1〉祭りの発生 (中公クラシックス)

・「夜半に読むべき書
日ごろ何気なく使っている言葉、「母国」「さばを読む」「おとずれる」・・・これらの言葉の裏に潜む古代日本人の思考を折口信夫はまさに何気ない文章で解きほぐしていく。そこ見えてくるのは古代日本人が共有していた悲しみ、恐怖である。読むほどに面白く、震えてくる書物である。夜半にゆっくり読まれたい。

・「菊理媛へのヒントあり
古代人の信仰を解き明かす上で折口信夫は避けて通ることのできぬ天才であって、飛躍した論理は深い見通しのきかぬ天の八重雲から立ち現れたかのようである。

古代研究〈1〉祭りの発生 (中公クラシックス) (詳細)

河童駒引考―比較民族学的研究 (岩波文庫)

・「民族学研究のスタンダード・ベーシック
この石田英一郎氏著の「河童駒引考」という本の存在を知ったのは「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげる氏の河童関連の本を小学校時代に読んだ時であった。あの水木しげる氏が参考にした本であったので、これはさぞかし教科書的お手本になる本であろうと一度読んでみたいと思っていた。しかし、この本の刊行自体が昭和22年と古く(存在を知ったのは昭和50年代後半)、例え図書館で探したとしても、そうは簡単に見つかるようなシロモノでは無いだろうと半ば諦めていた。今ならばインターネットというまさに「文明の利器」があるので、それで簡単に探し出せただろうが…。あれから十数年、大学生になってから新たに文庫本でこの本が発売される事を新聞の広告で知った。そして早速書店で購入し、むさぼり読んだ。初恋の人に再会した様なものであった。さて、この本は石田英一郎氏のライフワークというか、研究の成果がギッシリと詰まった一冊である。文庫本というサイズ自体は小さいが、その内容は深く、広いものだ。また、ただ単に日本の河童について記述しているだけで無く、外国の河童の仲間、もしくは水神信仰にまで遡って民族学的にそれぞれを考察している。これは素晴らしい。好きな人にはたまらない内容である。現在のハイテク、科学技術の発達した現代に於いては、自然を畏怖する気持ちが現代人の中では薄らいできているが、「環境破壊」というコトバが聞かれて久しいので、改めてこういった原点に立ち返る事は意義のある事だと思う。

河童駒引考―比較民族学的研究 (岩波文庫) (詳細)

民俗学の旅 (講談社学術文庫)

・「自分の人生を考えてしまいした
民俗学者宮本常一は山口県大島郡の貧農の出身である。この本はその祖父の代から書き下ろされた彼の自伝。自分の祖父や両親、そして故郷、勤め先、やがて旅に次ぐ旅、そして戦争前後半の出来事をまるで民俗事例の紹介をしていくように細かに平静に書いていく。そこから浮かび上がる平凡だったり非凡だったりする人生の豊かさ。柳田国男は民俗学の学問の目的を、たしか「普通の人たちを幸せにする事」に求めていたと思う。実は宮本の採取してきた人生経験と民俗事例は、柳田ができなかった事を実践していたのではなかったか。渋沢敬一という稀有の師匠を得て、宮本はやがて遅咲きの花を咲かす。

宮本は自分の事は誇らない。しかし、回りの人の偉さをかたるとき、それは自分のことをも語っていたのだと私は理解した。特に父親と渋沢敬一のエピソードは感動的である。宮本は大阪に就職で出るとき父親に言われた事を10カ条にまとめている。いや、それは人生訓というものではない。「金があったら、その土地の名物や料理は食べておくのが良い。その土地の暮らしの高さが分かるものだ」といった父親の個性が現れた言葉なのだが、私には一つ一つが、ずしりと来た。

宮本は昭和15年、渋沢敬一に満州行きを止められる。そして昭和19年1月宮本にすでに日本は負けるだろうとはっきり言っている。そしてそのときの混乱の中にあって、「君は戦前見聞したものを戦後につなぐ一つのパイプになるだろう」と励ます。見識の高さ、弟子想いの師匠、凄い。その弟子宮本の昭和20年8月15日は、なんの断絶も生まれず、大阪の食料事情改善のために走り回る事になる。

人は一生の間どのようなことができるのだろうか。この本を読み、しきりとそういうことを考えた。

・「良かった!!
久しぶりに本当に良い書に出会いました。宮本常一は、有名な民俗学者ですが、その辿ってきた人生については漠然としたものしか知りませんでしたが、よく分かりました。 この書では宮本自身の人間像、生涯について知ることが出来ます。 生き方や人生について考えている人にとってはとても参考になり人生の糧となるでしょう。そんじょそこらの本より数倍意味があります。やはり、その道を歩いて実践して経験してきた人の言葉には力があります。今までの生き方・暮らし方を少し変えてみようと思いました。

・「地道なフィールド・ワークの記録
『忘れられた日本人』などで知られる著者が、自身のフィールド・ワーク体験、柳田国男や渋沢敬三などの恩師への回想をつづった自伝的エッセーです。民俗学というと、柳田国男や折口信夫などのイメージが強いですが、ひたすら地道なフィールド・ワークと実際の体験から生み出される仮説に氏ならではの姿勢が感じ取られます。民俗学の魅力(あるいは苦労の必要さ)を感じさせる一冊です。

・「渋沢敬三さんは良い師匠だ
「南の島を開拓した人々」「辺境を歩いた人々」を読み、宮本常一という民族学者に興味を持ち、この本を買いました。語り口に何か不思議な味わいがあったからです。渋沢敬三さんと宮本常一さんは実にいい師弟コンビです。渋沢さんは宮本さんをいつも的確な方向に導いてくれていたように感じました。そのせいか、渋沢さんが亡くなった後の宮本さんの仕事はあまり冴えがありません。まあそんなこと大した問題ではありませんが。ところで、宮本常一さんの著作から受けるイメージと、この本の解説に登場する宮本常一さんのイメージが随分違う気がするのは、解説を書いた人が知っているのが晩年の宮本常一さんだったからでしょうか。

民俗学の旅 (講談社学術文庫) (詳細)

忘れられた日本人 (岩波文庫)

・「恵那の河原で夜が明けた…
民俗学者である宮本さんの作品には、じつは以前から関心があったのだけど、じっくり読んだのは今回が初めて。ぼくが生まれた1981年、宮本さんは亡くなっており、この作品ももとは未来社から1960年に刊行された、かなり古い書物。もう50年くらい前だもの。

この『忘れられた日本人』に、ぼくの故郷である恵那が登場して、またまたびっくりするとともに、嬉しくなった。しかもそれは、こんなくだり…

*************************    後藤:ほんとうにかわりましたのう。夜ばいもこの頃はうわさもきかん。はァ、わしら若い時はええ娘があるときいたらどこまでもいきましたのう。美濃の恵那郡の方まで行きましたで・・・。さァ、三、四里はありましょう。夕はんをすまして山坂こえて行きますのじゃ、ほんとに御苦労なことで…。

 わしら若い時ゃ 恵那までかようた 恵那の河原で夜があけた

という歌がありますが、ほんとであります。女の家へしのびこうで、まごまごしていると途中で夜があけたもんです。(同書78頁)

*************************

恵那というのは、むかしから美しい娘がいるというので、近隣の村々で有名だったと話は続く。ふむふむ。

宮本さんは、日本中をじぶんの足で旅して、その土地土地で老人に話を聴いて回り、それをもとに日本の民俗・習俗、百姓の一般生活を描きあげた。この『忘れられた日本人』はその代表作で、古老たちの声がぼくらに届けられる。「土佐源氏」という章は、あまりの面白さに発表された当時はフィクションだとうわさされたほどらしい。ひとりのおとこの恋と人生の物語なのだけど、これほど面白い物語にはそうそう出会えない。

むかしの言葉で、ぼくがもう理解できないものも多くありました。もういちどじっくり読み直してみようかなと思います。お薦めです。

・「特におすすめは「土佐源氏」
名著。とはいえ今の時代、民俗学の勉強をしている人でなければ、著者の名前は知らないのではないでしょうか。民俗学の本を読むのが好きなわたしも、この著者については最近まで知らなかった。購入後も数年は背表紙を眺めているだけでかなり熟成させてしまった。が、ひとたびページを繰ってみると、その面白いこと!創作ではないか、と疑いをかけられたことがあとがきに書かれているが、なるほどそう疑われるのも無理がないほど面白かったのは、やはり「土佐源氏」の章である。橋の下でほとんど乞食のようにして暮らす80歳を過ぎた盲目の老人が語る彼の人生が、この章をなしている。アンチヒーローな彼の人生がそれは魅力的なのだ。ばくろう(牛の売り買いをする人)として、社会の底辺に生き、牛と女のことしかなかった人生を語るその語り口。町の名士の奥様(「おかたさま」)との色恋のくだりなどは、大変おすすめだ。おかたさまが亡くなったとき、3日3晩泣き暮らした彼は、それが原因で目がつぶれた、というのだ。「日本昔話」のおとな版、と言ってしまっては、通俗的過ぎるかしら。電車のなかで読んでいて、涙がこぼれて困ったくらいです。テープレコーダーもなかなか手に入らなかった時代に、夜を徹して老人たちの話に耳を傾け、その語り口まで一心に書き留めた著者の情熱が素晴らしい。

・「日本のある風景
日本が、世界が今ほど狭くない頃、一生を一つの集落で終えるような時もあったわけです。同じ場所にずっといる方がふつうの時代には、その狭い集落の中でのうまい付き合い方もあったということがよく分かるように書いてあります。嫁姑といった女同士の問題も上手に発散できるようになっていることが書かれており、人間社会での問題はいつの時代も同じだな、と思えます。代々受け継ぐ、というのも自然に行われていたり、年寄りの一言が重く、また年寄りも若い者も自分をわきまえており、暗黙の決まりの中で静かに暮らす姿が目に見えるようです。目から鱗だったのは、文字を使うことでこれらの暮らしが記録されるようになったことで、今まではうちの中での代々の口伝えであったしきたりなどが、外にも出るようになったと言う所。文字を持つ伝承者(2)の田中誠一翁は農業に学問はいらないと途中で退学させられた、ということだったが、彼の人生を見ていると決して学が必要ないなどとはとは思えず、文字を使える思想を持った人の存在は、彼らの生きた時代の様々なことや昔から伝わることをそうとは意識することなく、記録という形で私たちに残してくれているわけです。筆者の取材した内容もある土地のある時代の当り前の生活の記録ですが、大変興味深く読むことができ、なかには小説より小説らしいものもある。そんな事が筆者の等身大で描かれている素敵な本です。

・「失われた濃密な時間
自分の親が生まれ、育った時代、すなわち、ほんの数十年前まで、日本はこんな国だったのか、と衝撃を受けた。月並みな言葉であるが、それは懐かしくも失われつつある、あるいは失われた日本の姿である。時間がゆっくりと流れ、夜が本当の漆黒に支配され、その中で人が、にんげんとしての暮らしを営むなかで、今となっては夢のような物語が紡がれてきたのであろう。圧巻はやはり「土佐源氏」であろう。土佐山中の乞食の語りは、単なる好色な女遍歴物語ではない、男も女も、限られた人生を懸命に生きようとしていた、そのような人間の生の濃密さを感じるのである。

・「宮本常一おそるべし
村の寄合のことを書いてある部分がありますね。郷士も百姓もそこではある意味で対等に語り合い、時間をかけて結論を出していく。ときには泊りがけ、弁当持参で語り、あるものはちょっと家に帰ってまた戻り、議論ではなく、ひたすら昔語りを交えて語り合っていく。民主主義ってなんだろう?となんとなく思っているとき、この文章に出会ったのは驚きでした。著者は自分の幼少時のことも書いていて、ある寄合に連れて行かれていたときに声高に語り続ける男が居て、皆が困惑していると古老が一言「足元をみて物をいいなされ」と言うと黙った、という挿話が印象的です。

「土佐源氏」などを読むと、文字通り橋の下に住んでいる盲目の乞食の昔話(ほとんどが女と遊んだ話)の中に、魂が輝く一瞬が切り取られているようなところがあります。どんな人間にも訪れることのあるかもしれない、そのような姿を信じることができたからこそ著者はこのようなフィールドワークを続けることができたのかもしれませんね。おそるべきものです。

忘れられた日本人 (岩波文庫) (詳細)

蝸牛考 (岩波文庫 青 138-7)

・「方言のダイナミックな姿を明らかにした画期的著作
 「かたつむり」を表す語を地域ごとに収集、整理し、放射状に分布していることを明らかにした一冊。言語というものの、歴史的・地理的な分布の仕方を「方言周圏論」としてまとめ、ともすれば、とりとめのなくなりがちな民俗学や方言学における原理を示すこととなった。 シュミットの波動・波状説とは似ているが、独自に展開したものである。 現在では同様の試みはより精緻化、大規模化を見ており、全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)などが現代的な結実である。近年の言語類型論や歴史言語学を論じるうえでもその示したところは重大な意義を有している。

蝸牛考 (岩波文庫 青 138-7) (詳細)
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