ダブル・クラッチ [VHS] (詳細)
郷ひろみ(俳優)
NHK大河ドラマ総集編 草燃える [DVD] (詳細)
岩下志麻(俳優), 石坂浩二(俳優), 松平健(俳優), 真野響子(俳優), 松坂慶子(俳優)
「侍たちの原風景」「昨今の大河にはない面白さ。」「最高のキャスト陣」「「人間復興」の大河ドラマ」
配達されない三通の手紙 [DVD] (詳細)
野村芳太郎(監督), 佐分利信(俳優), 乙羽信子(俳優), 小川真由美(俳優), 栗原小巻(俳優), 松坂慶子(俳優), 竹下景子(俳優), 渡瀬恒彦(俳優), エラリイ・クイーン(原著), 新藤兼人(脚本)
「「疑惑」と合わせて観て下さい!」
日蓮 [DVD] (詳細)
中村登(監督), 萬屋錦之介(俳優), 田村高廣(俳優), 岸田今日子(俳優), 中村嘉葎雄(俳優), 永島敏行(俳優), 松坂慶子(俳優), 川口松太郎(原著)
「あの人がこの映画に・・・」「輝く日蓮」「何度見ても面白い」「情熱の日蓮に感激す。」「日蓮の生涯を描く意欲作!」
わるいやつら [DVD] (詳細)
野村芳太郎(監督), 松坂慶子(俳優), 片岡孝夫(俳優), 藤田まこと(俳優), 梶芽衣子(俳優), 宮下順子(俳優), 藤真利子(俳優), 神崎愛(俳優), 松本清張(原著), 井手雅人(脚本)
「豪華俳優陣の共演」
五番町夕霧楼 [VHS] (詳細)
山根成之(監督), 松坂慶子(俳優), 奥田瑛二(俳優), 横内正(俳優), 風吹ジュン(俳優), 中原早苗(俳優), 佐野浅夫(俳優), 長門裕之(俳優)
関ヶ原 [DVD] (詳細)
森繁久弥(俳優), 三國連太郎(俳優), 芦田伸介(俳優), 加藤剛(俳優), 三浦友和(俳優), 国広富之(俳優), 杉村春子(俳優), 松坂慶子(俳優), 宇野重吉(俳優), 司馬遼太郎(原著)
「余人を持って代え難い配役陣」「敗者からの視点」「不滅の金字塔」「これぞ戦国エンターテーメント!」「日本史上最強の名コンビ」
男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 [DVD] (詳細)
山田洋次(監督), 渥美清(俳優), 松坂慶子(俳優), 倍賞千恵子(俳優)
「マドンナ役の松坂慶子さんの演技が秀逸です」「シリーズBEST 5の作品では・・・」「吉岡秀隆も加わり、「とらや」の人々のアンサンブルが絶妙!」
青春の門 [DVD] (詳細)
蔵原惟繕(監督), 深作欣二(監督), 菅原文太(俳優), 松坂慶子(俳優), 佐藤浩市(俳優), 杉田かおる(俳優), 鶴田浩二(俳優), 五木寛之(原著), 野上龍雄(脚本)
未完の対局 [VHS] (詳細)
佐藤純彌(監督), 三國連太郎(俳優)
「壮大なスケールの日中合作映画」
道頓堀川 [DVD] (詳細)
深作欣二(監督), 松坂慶子(俳優), 真田広之(俳優), 佐藤浩市(俳優), 古館ゆき(俳優), カルーセル麻紀(俳優), 柄本明(俳優), 渡瀬恒彦(俳優), 加賀まりこ(俳優), 野上龍雄(脚本)
「人の生き様。」「特典映像の対談を見ると更に面白い!」
蒲田行進曲 [DVD] (詳細)
深作欣二(監督), 松坂慶子(俳優), 風間杜夫(俳優), 平田満(俳優), 高見知佳(俳優), 原田大二郎(俳優), 萩原流行(俳優), 清川虹子(俳優), つかこうへい(原著)
「好きです。」「平田満の本当に素晴らしい演技に感動!!!」「傷つくことだけ上手になって。」「風間杜夫の「狂気」の熱演!コミカル人情劇の傑作。」「今もその面白さは色褪せない、最も普遍的に愛される角川映画の傑作」
人生劇場 [VHS] (詳細)
佐藤純弥(監督), 深作欣二(監督), 永島敏行(俳優), 中島貞夫(俳優), 松坂慶子(俳優), 若山富三郎(俳優), 三船敏郎(俳優), 松方弘樹(俳優), 中井貴恵(俳優)
ねずみ小僧怪盗伝 [VHS] (詳細)
中村雅俊(俳優)
化粧 [VHS] (詳細)
池広一夫(監督), 松坂慶子(俳優), 池上季実子(俳優), 中井貴一(俳優), 伊丹十三(俳優), 柄本明(俳優), 竹脇無我(俳優), 京マチ子(俳優)
上海バンスキング [DVD] (詳細)
深作欣二(監督), 松坂慶子(俳優), 風間杜夫(俳優), 平田満(俳優), ケン・フランケル(俳優), 草野大梧(俳優), 三宮昇(俳優), 宇崎竜童(俳優), 斎藤憐(原著), 田中陽造(脚本)
「一度は見るべし!」「一度はみるべし!」「異国で酔うジャズの夢」
キネマの天地 [DVD] (詳細)
山田洋次(監督), 中井貴一(俳優), 有森也実(俳優), 渥美清(俳優), 倍賞千恵子(俳優), すまけい(俳優), 井上ひさし(脚本), 山田太一(脚本), 朝間義隆(脚本)
「こころに沁みる映画でした」
波光きらめく果て [VHS] (詳細)
松坂慶子(俳優)
必殺!III 裏か表か [DVD] (詳細)
工藤栄一(監督), 藤田まこと(俳優), 京本政樹(俳優), 村上弘明(俳優), 鮎川いずみ(俳優)
「必殺の映画では、いちばん好きだな。」「予定調和一切なしの傑作!」「さすが工藤栄一」「中村主水、たたっ斬る!」「まるで前期必殺のハードな仕掛け」
火宅の人 [DVD] (詳細)
深作欣二(監督), 緒形拳(俳優), いしだあゆみ(俳優), 原田美枝子(俳優), 松坂慶子(俳優), 神波史男(脚本)
「明るくそしてパワフルな奔放人生」「結局は純粋な女性の勝利」「映画の出来はいうまでもなく」「一見の価値あり」「松坂慶子がネエ・・・」
太閤記 [DVD] (詳細)
岡本喜八(監督), 柴田恭兵(俳優), 松坂慶子(俳優), 名取裕子(俳優), 松方弘樹(俳優), 竹脇無我(俳優), 千葉真一(俳優)
「印象的なシーン」
女咲かせます [VHS] (詳細)
松坂慶子(俳優)
自由な女神たち [VHS] (詳細)
松坂慶子(俳優), 桃井かおり(俳優), 久世光彦(監督), イッセー尾形(俳優), 左とん平(俳優), 笠智衆(俳優), 加藤春子(俳優), 阿藤海(俳優), 横山道代(俳優)
華の乱 [DVD] (詳細)
深作欣二(監督), 吉永小百合(俳優), 緒形拳(俳優), 松坂慶子(俳優), 松田優作(俳優), 筒井ともみ(脚本), 神波史男(脚本)
「豪華絢爛!大正絵巻!!」「素晴らしき邦画の底力。」「優作と三樹夫」
・「侍たちの原風景」
このドラマでは 侍、 武士といわれる人種の原点が 克明に描かれてます。江戸時代以降の 忠義、 潔癖を旨とする 人工的な 存在としてではなく、狡猾で、 自己中心的で、 しぶとく、 それでいて 勇猛無比な 侍たちの原風景が堪能できる 優れた作品にし上がってます。己の土地と、 そこに住む 一族と、 名誉を守るために したたかに 戦いつづけ、 決して 安易に命を投げ出したり、 絶望したりしない生き方。宿敵を倒すためならば、 何年かかろうとも、 どんな 悪辣な手を 用いても必ず それを やってのける 執念深さ。そこには 微塵の 綺麗ごとも、 センチメンタルも存在しない 正に 「生きる」ことへの執着が あるだけ。これを 陰謀好きの 政治ドラマや 時代劇だと思ったら 大間違いです。命あるものが 「生きる」 とは、 どういうことなのか、 また 運命と闘うとはどういうことなのかを 雄弁に語りかけてくる 力強い 人間ドラマです。
・「昨今の大河にはない面白さ。」
源平絵巻に頼朝・政子のホームドラマ的要素が加わった前半も良かったのですが、特に頼朝死後の後半部分が圧巻でした。御家人たちの凄まじい抗争の中で次々と誰かが殺されてゆき、その過程で前半では「理想に燃える若き政治家」的なイメージだった準主役の北条義時が段々悪い顔になっていきます。
「悪いヤツしか出てこないのかよ!」と突っ込みたくなるような血なまぐさく陰惨な展開は今の大河では絶対にムリでしょう。(放送コードやら何やらで、作る側も大変だとは思いますが…)頼朝死後の時代が取り上げられることも(残念ながら)無いと思われますので、この時代に興味があって、昨今のお行儀の良い大河に不満を持ってる人であれば十分に楽しめます。
原盤が残ってなくて完全版の発売は難しいとの噂ですが、もし10話くらい欠落していたとしてもぜひ見たいと思えるほどの傑作ではないかと思います。首を長くして発売を待ちたいです。
・「最高のキャスト陣」
激情型北条政子を演じる岩下志麻、浮気者で策略家の源頼朝を演じる石坂浩二、一家の大黒柱的北条時政を演じる金田龍之介、最初はひ弱だが後に大策士家へ変貌する北条義時を演じる松平健、以下豪華出演者が適材適所に配された大河ドラマだと思う。大河ドラマはいつも主役級の役者が揃うが、この「草燃える」はその最たる物であると言えよう。
・「「人間復興」の大河ドラマ」
この「草燃える」という大河ドラマ、一言で言うならば「人間復興」のドラマです。 一人の英雄の物語ではなく、ドラマに登場してくる人々が、それぞれ如何にして人間性を回復していったか…。従って源頼朝・北条政子・北条義時・源義経らも美化された英雄として描くのではなく、弱点や欠点も備えた一人の人間として描かれています。 ドラマは歴史上の人物の他に、庶民・下級武士・盗賊といった様々な人々が登場します。彼等、中世の夜明けを担った人々が、如何なる状況の下で、如何にして人間性を回復していったかという群像劇の傑作とも言えます。 キャストも豪華で、石坂浩二・岩下志麻・松平健・松坂慶子・武田鉄矢・滝田栄・藤岡弘・郷ひろみ・大谷直子・篠田三郎・池上季実子・真野響子・金田龍之介・尾上松緑と適材適所の配役に引き込まれました。 完全版DVDとして復活することが楽しみな、NHK大河ドラマ史上最高の名作です。
・「「疑惑」と合わせて観て下さい!」
山口県萩市の名門・唐沢家で起こる毒殺事件をミステリー作家エラリィ・クイーン原作の「災厄の町」を基に、「ゼロの焦点」「砂の器」「八つ墓村」「事件」「鬼畜」「疑惑」等で知られる日本映画界の名匠・野村芳太郎監督が描いた名作です。ヒロイン的存在の唐沢家次女・紀子(栗原小巻)が徐々に狂っていく姿が凄すぎ。父・光政(佐分利信)に勘当された長女・麗子演じる小川真由美がチョイ役ながら中々の名演をみせ、日本アカデミー賞・助演女優賞、キネマ旬報賞・助演女優賞を受賞しました。見るからに生意気な次女の夫の妹・智子を演じた松坂慶子のサービスカット(後姿の全裸のシャワーシーン)も見逃せない!脚本は「事件」に続いて新藤兼人が担当。今事件を探る2人、三女と居候のハーフ外人が多少ウザい感じはするが、野村作品なので許しちゃいます!暇潰しに、野村監督の名作「疑惑」と合わせて是非ご覧になって頂きたいです。
・「あの人がこの映画に・・・」
~日蓮聖人はきっとこんな人だったんじゃないかなと思うほど、人間味ある日蓮を演じてる萬屋錦之介がピッタリとはまっている。他の出演者にも有名人が多く、あの人がこんな役を・・・と映画の内容以外でも楽しめます。出演・・・田村高廣/岸田今日子/中村嘉葎雄/中村光輝/江原真二郎/松坂慶子/丹波哲郎/野際陽子/松本幸四郎/松方弘樹/田中邦枝/永島敏行・・・見て~~損のない映画です。~
・「輝く日蓮」
長谷川一夫の日蓮と違って、こちらは日蓮の生い立ちから亡くなるまでを描いています。萬屋錦之介演じる日蓮は、激しく感情を表に出し、情熱や思いを全身で表現しており、一夫とまた違った日蓮像を作り上げています。ですが、弟子や彼を崇拝する人々に向ける暖かい眼差しと慈愛は、一夫も萬錦も変わらず、観ている私も熱くなるものがありました。この作品の名場面と言えるのが、日蓮が処刑されそうになる時、彼が法華経を唱えると突然、超常現象が起こるシーンで、彼のアップで背後が神々しい光に包まれる場面。この場面を観た時「おいおい!錦ちゃん光っちゃったよォ!!」と思い、素晴らしい!と感じつつ、正直笑ってしまいました。 この画は本当にイイですよ!!
・「何度見ても面白い」
子供の頃に映画館で見たのですが、自分の手元に置いておきたい作品なので購入致しました。日蓮の一般的な事は全て作品に紹介されていて、日蓮の概要はこの作品を見れば解ると思います。日蓮に興味のある方にはお勧めします。映画としても素晴らしく、日本映画の良さが味わえる一作品です。
・「情熱の日蓮に感激す。」
釈迦、空海と買い求め最後がこの日蓮。三本の中で映画としては日蓮の情熱が見ている自分に乗移り涙してしまいましたので日蓮が最高でした。空海で平城天皇役の中村かつおさんが日蓮の一番弟子を演じられ、その演技力にも感動しました。日本仏教の改革者は法然上人だと思いますが、現実世界における即身成仏を説かれたのは、空海のあとは、この日蓮聖人ではないでしょうか。易行道としては、社会性を含む日蓮聖人がすばらしいと感じます。
・「日蓮の生涯を描く意欲作!」
鎌倉時代に活躍した日蓮の生涯を描く意欲作です。萬屋錦之介が体当たりの演技で頑張ってました。このての作品は少ないだけに希少価値があります。全体的には時間が短すぎだと思いました。全編、後編に分けて作成していたなら、もっとリアルだったと思います。
・「豪華俳優陣の共演」
一見して面白そうだが、実は大して面白くない。豪華俳優陣の顔合わせで終わってしまっている。女ったらしの医者が女によって破滅していく。ただそれだけの話。
・「余人を持って代え難い配役陣」
いろいろな方がキャストについて絶賛されておりますが、中でも印象的なのは大谷吉継(刑部)役の高橋幸治。端正な顔を白頭巾で覆い、目を閉じた状態で演じていますが、声はよく通り、白頭巾のハンデを感じさせません。その彼が一瞬だけ「目」の演技をする(見てのお楽しみ)。その間が最高でした。NHK大河ドラマでは伝説の織田信長俳優として知られていますが、彼が演じた歴史上の人物で、もうひとつの代表作に入れてもよい位の名演であると思います。
・「敗者からの視点」
天下分け目の戦として名高い関ヶ原。それは単なる天下取りの決戦ではないと痛感させられる。
関ヶ原に限らず、古今東西歴史というものは、勝者の視点で語り継がれている。それが史実として定着しているのである。まさに勝てば官軍の世界。敗者から見た歴史は闇に葬られるのが常である。だが、敗者の視点で描いた司馬遼太郎の存在によって、関ヶ原の歴史観も大きく変わったのではないだろうか。
石田三成に対する人物評は、無謀な戦いを仕掛けた「小賢しい奴」というものが多数を占めていた。私自身もそう思っていた。だが、この作品に出会ってから理想主義者ではあるものの、最も豊臣家を想う忠臣だったという考えに至った。
また、徳川家康の方も勝つべくして勝ったという楽勝ムードでは、決してなかったことが窺える。家康はただの戦国大名ではない!その非凡な人物に互角に渡り合った三成もまた、非凡な存在だったのだ。「三成に過ぎたるもの」と謳われた島左近が仕えたほどの人物なのだから。
当作品は豪華な出演者に彩られ、まさに適材適所といえる配役が冴えわたる。映画や大河ドラマをも凌ぐ一大歴史スペクタルと言っても過言ではない。もう二度と作ることの出来ない最高傑作である。
・「不滅の金字塔」
司馬遼の名作をオールスターキャストで忠実に再現した歴史ドラマ。まさにTVドラマ史に残る大金字塔である。司馬遼の作品はドラマで再現しにくいと言われるが、それは視聴者を愚民としてしか見ていないNHK大河のプロデューサーの言い訳でしかない。それをこの作品が見事に証明した。家康と三成の緻密で複雑な政治的駆け引きだけでなく、司馬作品独特の空気や空間さえ、ドラマに再現出来るのだ。しかも肩肘が張っていない演出なので、リラックスして楽しめるというTVの長所が活かされている。これほどの作品は二度と現れないだろう。ちなみに、この作品の視聴率はわずか14%であり、作る側の期待を大きく下回った。それが2005年時点で、企画段階までいっているリメイク版の製作を妨げているという。実に残念である。皆でDVDを買って関ヶ原ブームを起こそう。
・「これぞ戦国エンターテーメント!」
司馬遼太郎の戦国小説は多く映像化されていますが、本作は最高傑作だと思います。なんと言っても森繁久弥と三国連太郎の「悪のじじいコンビ」が出色!この二人に負けじと実に多彩な出演者達が演技を競います。特に三船敏郎の島左近。おそらく三船さんがいつでも一番やりたかったキャラクター設定なんではないでしょうか?実に楽しそうに演じていて、何ていうか、まったく気負い無く自然に左近本人になっています。
壮絶な戦闘シーンあり、恋愛物語あり、男の友情あり、女の友情もあり、政治の駆け引きあり、ちょこっとしたお笑いもあり、
エンターテーメントの要素がこれほどテンコ盛りになっているドラマはめったにありません。もうちょっと涼しくなったら、秋の夜長にどっぷりと極彩色!の戦国絵巻に浸ってみるのも悪くないですよ!是非一度ご覧下さい。
・「日本史上最強の名コンビ」
今となっては故人となっている方たちもたくさんいるのですが、 その配役が超豪華で 凄いの一言に尽きます。出演している役者さんたちの顔ぶれを見ているだけでも価値のある作品です。特にお気に入りは 森繁久弥さん演じる徳川家康と、 三國連太郎さん演じる謀臣 本多正信の悪党爺さんコンビが いつも二人きりでコソコソと悪だくみ
の密談をしているシーンです。観ていてゾクゾクするくらい凄みのあるシーンです。正に日本史上最強の名コンビと言ってもいいでしょう。司馬遼太郎さんの原作にもほぼ忠実で、 非常に完成度の高い歴史ドラマだと思います。
・「マドンナ役の松坂慶子さんの演技が秀逸です」
この作品、マドンナ役の松坂慶子さんの演技がとてもかわいらしく、好感が持てました。
寅さん、マドンナに恋をするのですが、自分が定職を持たないことからくる自信のなさなのでしょうか、あっさり身を引いてしまうんですけど、未練タラタラなのが見ていておもしろいです。
大阪は天王寺が舞台になっていますが、関西人気質丸出しの芦屋雁之助さんとのやり取りも、とても印象に残りました。
・「シリーズBEST 5の作品では・・・」
いつもの涙と笑いのなかでも、かなり感動的。エンディングのほのぼの感は最高です。またこれは、松坂慶子の魅力が惜しみなく満載された彼女のBEST作品ではないかと思います。この、廉価シリーズ購入の際にいち早くそろえたい一作です。
・「吉岡秀隆も加わり、「とらや」の人々のアンサンブルが絶妙!」
寅さんシリーズとしては標準的な出来の作品ですが、よく見ると「とらや」の人々のアンサンブルが絶妙で、横顔や後ろ姿でもしっかり演技しているのには感心しました。後のゴクミシリーズでは主役となる満男役の吉岡秀隆もこの作品から登場です。マドンナの松坂慶子は当時20代半ば。とても初々しいのが印象的でした。
・「壮大なスケールの日中合作映画」
日中戦争という混乱の時代を生きた日本と中国の二人の名棋士の出会いと激動の日々を、日中のかけ橋となる子、阿明の人生と共に描いた感動巨編。日中国交正常化10周年を記念して、初めて本格的に作られた日中合作映画。三国連太郎、三田佳子らの演技が素晴しい。モントリオール国際映画祭グランプリ受賞作品。
・「人の生き様。」
道頓堀川周辺の人々の生活が、メロドラマ風に映されたこの作品。川の流れに逆らえず、好きな者、好きなことの為に、自身の身を削りながら生きていく人々の物語は、悲しく儚い夢のように思えました。その中で、真田広之扮するピュアな主人公の葛藤は、切なくなります。
どうして人は不器用にしか生きられないのか…そんな思いにさせられる作品です。
・「特典映像の対談を見ると更に面白い!」
元々、山崎努と佐藤浩市の親子の葛藤、それに係る主人公真田広之を描く男のドラマですが、深作監督は大胆にもラストまで変えてしまい、原作者、宮本輝はかなり不満だったようです。撮影初日、松坂慶子がスランプに陥ってしまい、撮影中止になった話など、特典映像に含まれている対談がとても面白かったです。
・「好きです。」
”孤独の「こ」の字が見えねえかあ。”ってセリフ。Wの悲劇で昔、薬師丸ひろこが吐いた”顔をぶたないで、私は女優よ”っていうのと並んで、好きです。おいおいお前ら、自意識強すぎっ、って。でもね、食えるかどうかの役者稼業、そのギリギリ感が、生きてますーって実感出来て安堵ですらある。夢と野心と自意識と。役者さんは普通の人よりポケットが多いですね。
・「平田満の本当に素晴らしい演技に感動!!!」
一番の見せ場は、やはり階段落ち。もう、命を張っての演技に感動、感激。本当に明日への勇気がわく作品です。陰での松坂慶子の出産をまじかにひかえての寒い戸外での、夫を心配する、顔、しかし、自分の子供も大事。その複雑とした演技。本当に好演だと思います。そして、建物の中、ついに階段落ちが実行される。銀ちゃんは、言う「安、登ってこい。這い上がって来い。お前は、志半ばで倒れていく勤王の獅子だ。登って来い、ここまで!」そして安、「銀ちゃん、かっこいい!!!」でも、つかこうへいは平和主義。最後は、赤ちゃんも、安も無事で。本当によかった。何回見ても、何度見ても、誰と見ても感動、感動です。本当に人生の中に生きるということが知りたければこの作品です。角川映画は素晴らしい。「日蓮と蒙古襲来」「ガメラ」シリーズ「里見八犬伝」など、いつまでも不変です。
・「傷つくことだけ上手になって。」
これぞ映画。これぞ角川映画。男は悔しがりながら、女は淋しがりながら生きていくのヨネ。ゾクゾク鳥肌立ちます。最高です。必見です。是非是非、ご覧になって下さい!!
・「風間杜夫の「狂気」の熱演!コミカル人情劇の傑作。」
故深作監督の最高傑作のひとつ。映画の世界をコミカルに描いているが、つかこうへいの原作をここまで完璧に映画化した作品は無い。原作よし、キャスティングよし、快感さえ覚える台詞とストーリー展開の良さは秀逸。戦後の日本コミカル人情劇を代表する一本と言える。主演の銀ちゃんを演じる風間杜夫の演技は凄まじいばかり。この作品を撮影中の風間は銀ちゃんになりきっている。亡くなった渥美清が「寅さんを演じる時はある種狂った状態でないと寅さんになれない」と生前語っていたが、この作品の風間杜夫も狂気さえ感じさせる熱演だ。つか作品の映画化にはこうした狂気が不可欠のように思われる。「仁義なき戦い」とともに深作監督の代表作品と言ってよい。DVDを買って10回以上見る作品はそんなにないが、この作品はそうした作品の一本で、私のライブラリーの中でもベスト50に入る。製作からすでに20年以上たつが、今見てもまったく古さを感じさせないし、何十年経とうと「腐らない」マスターピースではなかろうか。
・「今もその面白さは色褪せない、最も普遍的に愛される角川映画の傑作」
70年代後半から80年代半ばに掛けて、日本映画界を活性化させ、ある意味リードした角川映画の中で、恐らく、最も普遍的な人気を持った作品。初公開当時、私は既に、柄本明、加藤健一、根岸季衣によるつかこうへい事務所の舞台を観ていたのだが、とにかく主役3人のSMチックな愛憎半ばする過剰なコンプレックス溢れるつか独自の世界を、映画的に変革させ、“活動屋の心意気”と“大部屋俳優の哀歌&賛歌”を感じさせる人情悲喜劇の感動作に仕立てた深作欣二のアプローチに、驚きながらも巧い演出だなと感心したものだ。さすが、「仁義なき戦い」シリーズ他、様々なヤクザ映画で、川谷拓三や小林捻持らピラニア軍団を始めとする多くの端役俳優たちを見つめ続け、彼らの“活躍”の場を演出してきただけの事はある。桑田佳祐&中村雅俊の「恋人も濡れる街角」も名曲。ドラマを盛り立てる“階段落ち”は、実際新撰組をテーマにした過去の東映作品群で何度も登場したらしく、今作にも出演している名脇役で鳴らした汐路章がモデルだったという。余談だが、絶賛された今作をバッサリと斬り捨てていたのが、汐路を好んで起用していた映画監督加藤泰。「大部屋俳優をあんなに馬鹿にする映画は好きではありません。」と言うのが、いかにも、加藤泰らしい。
・「一度は見るべし!」
松坂慶子さんがものすごく綺麗で、古い映画ですが内容的にも音楽的にも今見てもとってもたのしめる作品だと思います。後半は悲しい内容ですが、歴史を知る上でもいい作品です。
・「一度はみるべし!」
松坂慶子さんがものすごく綺麗だし、登場人物一人一人がとても個性的で、古い映画なのですが、今見ても内容も音楽も十分に楽しめる作品だと思います!
・「異国で酔うジャズの夢」
本作は上海事変前後の国際都市上海で繰り広げられるジャズメン、ギャング、 軍をも巻き込んだミュージカル大作です。主役の歌姫二人、マドンナことマドカ (松坂慶子)とリリー(志保美悦子)の歌とダンスは一見の価値がありますね。 深作演出としては内地(日本本土)で段々と活動の舞台を奪われていくジャズメン が異国の上海に自由な新天地を求めたという心境を陽気なジャズのリズムに乗せ て軽快に描きたかったのかと思われます。
物語の前半はごく普通の、良く出来たミュージカルラブコメディという印象を受け ましたが、戦争という巨大な暴力が彼らの夢を打ち砕きますね。本来なら魔都と 呼ばれた上海でギャングやスパイの跳梁は恐ろしいもののはずですが全て狂言 回しにされています。やはり後半の戦時下で自由な彼ら、彼女らの夢と希望が奪 われていくのは観ていて辛くなりました。ただ、苦しい時代は永遠ではなくいつか また思い切りジャズを楽しめる時がきっとやってくると感じさせてくれるフィナーレ は感動的でした。
ジャズのスタンダードナンバーを映画ならではの豪華な演出で楽しみたい方に お勧めの一作です。
・「こころに沁みる映画でした」
山田一家総出演、客演も藤山寛美など豪華絢爛全体が古い松竹映画へのオマージュっぽくもあり製作前に主演女優が代わって、色々あった映画ですが観て良かったです。
寅さんシリーズを除いた山田監督作品の中では2番目に好きです
・「必殺の映画では、いちばん好きだな。」
TVシリーズ全般に最も深く関わったビッグネームのひとり、故・工藤栄一監督の演出が冴える一作。深作監督による劇場版シリーズ次作『恨みはらします』も、これに劣らず面白いのだが、主水たちが物語(=監督の興味)の中心にいない印象があるせいか、《必殺の映画》としてはどうかな…、という感じもあり、自分の中ではこれが最高作、ということができる。
「必殺」、というか、「必死」にならざるを得ない状況に、まるでTVシリーズ初中期作品の最終回の展開を思わせるかの如く追い込まれる主水たちの生きざま・死にざまが、とにかく圧倒的である。
実は工藤監督、この『裏か表か』を当初約3時間という長尺で完成させ、そこからカットを重ねたものが、現在ある作品だという。確かに人物関係など、やや突飛というか判りにくい部分もあるのは、どうやらそういう事情かららしいが、そのカットされた部分(特典映像として収録の初期型予告編には、どうもその断片と思われるカットも散見され、きわめて興味深い)が、もしどこかに残されているのであれば、オリジナルに復元された形の『裏か表か』も、いつか観てみたいものだ。
・「予定調和一切なしの傑作!」
中学時代、TVでこれが放映されたとき、TVシリーズとのあまりのギャップに引いたものだ。当時のTVレギュラーはTVシリーズ放映中にも関わらず壮絶な最後をとげる、(公開当時はまだ必殺仕事人激闘編が放送中だった)TVシリーズでは見ないような残酷シーンに戸惑った。ここ数年でちゃんと最初から最後までみたが、その衝撃度、残酷度、おきて破り度、迫力度においては、必殺映画トップクラスだろう。似たような作品もないし、私は「主水死す」なんかよりこっちのほうが悲壮感たっぷりの中村主水が観れて好きだ。
「生憎だが、俺はこんなことじゃあ死なねえよ」と追い詰められても不敵に笑う主水。あの顔がわすれられない。ストーリーがつながらないようなところも見受けられるが、最高傑作と言わせていただきます。
・「さすが工藤栄一」
工藤栄一監督は必殺のドラマはもとより、スペシャル“恐怖の大仕事”“必殺忠臣蔵”等、目のこえたファンを満足させる作品を描ける人だと思います。そのいくつかの作品で1、2を争うであろう作品が今作。いやはや見事に凄絶なチャンバラシーンを見せてくれました。物語、大殺陣、こういうのを見所は全部と言うのでしょうか。予告にある本編未収録のシーンの入った完全版なんてものがあれば、ぜひ見てみたいものです。残念ながら工藤監督は故人なので夢、幻なのですが…。ことごとく追い詰められる主水の強かさ、哀愁、そして殺陣。とにかく“主水”を見たい方にはオススメです。もちろん他のメンバーもいい。私のお気に入りは壱です。
最後の松坂慶子のセリフに対する主水の表情は印象的でした。そして何ともどうしようもない悲愴感と言うか無常感と言うか悲壮感と言うか、言い様のないままエンディングに入るラストも逆にこの物語を貫く“哀しさ”に通じていて素晴らしい。
・「中村主水、たたっ斬る!」
ラストの大殺陣で、中村主水はなんと22人もの人間を斬り捨てています。おそらく1話の中で彼が殺した数の最高数ではないか。一人当たりの単価は結構低いぞ!それにしても次から次へと斬られに現れる戦闘員はみなワキが甘く、簡単に斬られていきます。もっと頑張って欲しかった。それに大将を主水がとっていない。これは見るものに不満を残した。でも大殺陣は緊迫感があってよかったので星5つ!実は秀も結構な人数を切り捨てているようですが、数えるのは他の方に譲りましょう。
・「まるで前期必殺のハードな仕掛け」
激闘篇の拡大劇場版。人が人を殺す。が、今は金。金が人を殺す。真綿で締め上げられるように追い詰められていく主水。りつ、離縁か?良く練られた脚本と演出。必殺仕置人主題歌「いつか愛の日が」をエンディングに起用。本編も前期必殺で馴染み深い楽曲が使用されている。金を巡る業の深い物語を縦糸に、本当は誰が仕置きに掛けられるのか意外な結末がやるせない。
・「明るくそしてパワフルな奔放人生」
原作は著名な檀一雄の「火宅の人」。家庭を持ちながらも、様々な女性との情事。流浪のように流れ流れ流れる旅。しかし、原作のトーンとも通低するのが、暗く、憂鬱にならず、あっけらかんと明るいところが本作の特徴。普通これだけ問題があれば、家庭なんてめちゃめちゃなんだけど、すべての人間の真剣な切なさを持ちつつも、前向きに生きる明るさはとても良い。脚本・演技・演出の完成度も高く、かなり面白い。主演の緒形拳は放蕩しつつも憎めない「壇一雄」をはつらつと演じていてとても好感。監督は、あの「深作欣二byバトルロワイヤル」さんです。邦画って捨てたものじゃないです。
・「結局は純粋な女性の勝利」
この映画映画館で見たのですが、いまDVDで観てみると当時と感想がまったく異なっております。まあ人生経験の度合いで見方が変わるのでしょう。3人の女性はそれぞれに純粋な気持ちを持っているのですが,主人公がどうも気持ちが定まらない。その3人の女性をいしだあゆみさん(妻)原田美枝子さん(愛人)松坂慶子さん(旅の道連れ)ときれいな映像で撮りきっております。妻は愛人がいることで見切りをつけるのですが,子供のために家庭は維持します。この妻の心情を表情でも見事にいしださんが演じきってますね(私はこの俳優が好きなせいか一番女性らしいと思いました)しかし、映画は二人の女とのシーンで2つのピークをつけます。ダブルトップというやつですね。まずは愛人の原田さんとの瀧のシーン。映画的にかなり良いシーンでしょう。俳優も景色も音楽も照明明も全て完璧。この映画の原田さんは本当に美しいです。「青春の殺人者」の時よりも良くなっているような気がします。きれいに成長したという感じで前半の山を作ります。後半の山は松坂さんと五島列島と九州の旅。それまで沈滞していた家庭と愛人の間から開放された自由な空気を画面いっぱいに松坂さんの元気の良い演技で充満させます。今思うと他の二人がいい演技しているので特別良いと言う感じではないのですが、自分自身の気持ちとして別れて行く心がきれい。「こんな楽しいこと一生続くわけないでしょう」と自分の生活に戻るのです。まあ結局主人公も家庭に戻るというパターンですが、この映画は、各個人の愛情の認識をチェックすることとこの四人の俳優の美しさでしょう。出てくる女優3人が全て美しいという映画はそうざらにはないと思います。昔はたくさんあったんですけどね。地味なようで音楽と言葉と映像がマッチした作品だと思います。今の私には愛すべき作品です。
・「映画の出来はいうまでもなく」
特筆すべきポイントは2点・壇一雄の「火宅の人」を映画化したこの作品に壇ふみさんがでてます・原田美枝子さんが期待以上にいいです。キレイです。あんなにもきれいで豊満で形のいいバストだったなんて、と感嘆してしまいました。
・「一見の価値あり」
原作は読んだことはありませんが、複雑なストーリーを、よく映画の中に切り取っているなと感じました。木村大作の撮影と、井上たか之の音楽が絶妙です。そしてまさかの松坂慶子のヌードもここでお目にかかれるとは、ありがたき幸せ。豊満なようで、以外とAカップだったが、品があり、その決断は、この映画の出来をみれば、正解だったと思います。
・「松坂慶子がネエ・・・」
緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、そしてチョイ役の荒井注などなど・・・名優たちが見事に映像に陰影、奥を作っています。いかにも作家らしいナイーブな男の心象世界の表現が見事。ところが、松坂慶子がネエ・・・2次元の演技しかできないでしょ、この人・・・いかにも都会育ちのお嬢様、お姫様ってかんじの人に、義理の父にレイプされた長崎の離島の女は無理でしょ・・・もっと、影のある女優を使わなきゃ。松坂慶子のシーンを全部すっ飛ばしても、(全裸ベッドシーンはちょっと惜しいか)ストーリーはつながるから、見ない方が情緒は安定するかも。
・「印象的なシーン」
さまざまな俳優が演じている豊臣秀吉。このドラマでは、当時「あぶない刑事」で人気を博していた柴田恭平が秀吉を演じている。なるほど、よく見ると、柴田恭平は猿っぽい顔だ。
その秀吉を「猿!」と呼ぶ織田信長には、松方弘樹。この二人の出会いのシーンは強烈だ。橋の下で寝ている秀吉(藤吉郎)に、信長が....これから先は、見てみてほしい。私は、笑ってしまった。
この時期、TBSは年1度から2度くらいのペースで時代劇スペシャルを作っていた、と記憶している。いずれも面白いので(好き嫌いはあるかもしれないが)未見の方はぜひ。
・「豪華絢爛!大正絵巻!!」
大正時代の有名人総出演という豪華なお話です。与謝野晶子を中心に夫の鉄幹、松井須磨子、大杉栄とその妻野枝、そして有島武郎。吉永小百合さんの晶子は美しくも強い女にして母親です。夢を追う周囲の人間の中ただ一人生活との現実に戦っていた彼女は震災後の世界に夫と子供達と共に廃墟の中の東京を駆けていきます。大正という夢の時代に関わった人々の思い出を閉じ込めながら。
不良青年のようでいて繊細な有島武郎=松田優作もカッコイイです。失うもののない緒形拳=鉄幹のラストに見せた逞しさもイカシます。そしてこの二人の間を揺れ動く晶子さんはマリアさまの様に聖母でそして血の通った女でとても魅力的です。時にはぐうたらな夫を怒鳴りつけテキパキと家事をこなす戦う兼業主婦文化人!!こんなヒロインは映画史上珍しいです。是非観てください!!
・「素晴らしき邦画の底力。」
巨匠深作欣二がオールスターキャストで手がけた大正ロマネスク作品。。。と言うと敷居も高そうに思えますが、作品的には見所満載のザ・シネマに仕上がっています。特に見物は実在の人物に扮した豪華俳優人。吉永小百合の与謝野晶子、緒形拳の与謝野寛、風間杜夫の大杉栄、松坂慶子の松井須磨子・・・それぞれが持ち味を最大限に発揮し、表面上でない(内面から絞り出すような)演技を観せてくれます。その中でもやっぱり存在感が違うのが、有島武郎を演じた松田優作。静から動、正常から狂気、人間の弱さや怖さを表現する演技は今観てもやっぱりすごいです。(ちなみに森田芳光監督の「それから」で演じた代助役もそうですが、松田優作の着流しは本当に絵になります。)俳優の内面を最大限に引き出そうとする深作監督の演出も素晴らしいです。以前から(蒲田行進曲とかもそうなんですが。)深作監督の画面フルに人物を配した演出が「映画だなー」と思わせてくれて好きです。(この映画だと楽屋裏での松井須磨子と島村抱月を奥の人物まで引いて撮るシーンとか、松井須磨子の長セリフのシーンとか。)いつ観ても画面の端々まで緊迫感があります。いずれにしても最近の邦画では観られない骨太の作品です。
・「優作と三樹夫」
成田三樹夫ファンの僕としては、彼目当てでこの作品を観た。とても面白い作品だと思いますよ。ただ、大正ロマンの美しさというより、激動の時代をたくましく生きる女性を力強く描いていて、想像してたのと若干違った風情だった。まぁ、深作らしいといえばらしい作風なんですけど。それと、松田優作が出てるの知らないで観たからビックリした。成田三樹夫と松田優作の共演作は僕が知ってるかぎり、これと「探偵物語」と「蘇る金狼」。この二人が絡むと特別な空間が広がる。この作品でも、ファンである僕としてはたまらない場面が幾つかあった。個人的にはアンチヒーローのアウトローもいいが、この作品や「ひとごろし」の時の優作のほうが、生身の人間の弱さや醜さをうまく表現していて好きだ。成田三樹夫と松田優作、このふたりの名優を失い日本映画はつまらなくなった。この二人の奇跡の共演を観るだけでもこの作品には価値があると、個人的には思う。
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