おくりびと [DVD] (詳細)
滝田洋二郎(監督), 本木雅弘(俳優), 広末涼子(俳優), 余 貴美子(俳優), 吉行和子(俳優), 笹野高史(俳優), 山崎努(俳優), 山田辰夫(俳優)
「自分の中で映画の域を超えた特別な作品」「とてつもなく繊細で緻密な、日本を代表する美しい作品」「確かに賞を取らなければ」「死者と生きて見送る者の時間」「澄んでる」
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (通常版) [DVD] (詳細)
櫻井孝宏(俳優), 森川智之(俳優), 伊藤歩(俳優), 小林正寛(俳優), 鈴木省吾(俳優), 森久保祥太郎(俳優)
「クライシス・コアをクリアした方にはおすすめです」「これは「映像作品」です。」「あたしは最高だと思う!」「本編から2年後の彼らの話」「作品本編は良かったのですが」
武士の一分 [DVD] (詳細)
山田洋次(監督), 木村拓哉(俳優), 檀れい(俳優), 笹野高史(俳優), 小林稔侍(俳優), 緒形拳(俳優), 桃井かおり(俳優), 藤沢周平(原著), 平松恵美子(脚本)
「素直に良いです。」「原作がよい方向に変わっている。」「気持ちの良い映画」「印象に残る映画でした 演技の質の高さがその素晴らしさの源でしょうか」「ラストシーンが絶品」
どろろ(通常版) [DVD] (詳細)
塩田明彦(監督), 柴咲コウ(俳優), 瑛太(俳優), 麻生久美子(俳優), 中村嘉葎雄(俳優), 原田美枝子(俳優), 妻夫木聡(俳優), 杉本哲太(俳優), 原田芳雄(俳優), 土屋アンナ(俳優), 中井貴一(俳優)
「満足!」「よかった」「僕は気に入った」「面白い」「面白い映画だと思います。」
● お勧め時代劇
● 2008年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 01‾25
● 庄内ロケの映画
● 書置き
● 美味しいモノたち
● 実はアニメって…
● おすすめDVD
・「自分の中で映画の域を超えた特別な作品」
オーケストラでのチェロ演奏を夢見た男性が運命のいたずらで納棺師への道を進む物語。
良い話だがストーリーが出来過ぎ、と感じながら観ていたのだが、ラスト10分間程で印象が180度変わった。
ラスト10分間、映画を観ている様で観ていなかったかも知れない。自分の父のことが頭に浮かび、やがて自分の生きる意味は何だろう、と感じていた。死を観ながら生を感じていた。とても重たいテーマだが、何とも気持ち良く、感覚的にそれを感じていた。考えていたのとは違うと思う。ラスト10分間はもっと長くても構わない。
観終わって、ストーリー云々などどうでもよい、何度でも観たい、感じたい、と思った。こんな感想をもった作品は他にない。
様々なマイナス要因があるにしても,それを差し引いても、自分の中で映画の域を超えた特別な作品。
・「とてつもなく繊細で緻密な、日本を代表する美しい作品」
壬生義士伝の滝田洋二郎監督の作品。主人公の男性(本木雅弘)はプロのチェロ奏者になる夢に挫折したため、亡き母が残した実家に戻り職を探す。若い妻(広末涼子)に内緒でしかたなく遺体を棺桶に移す納棺師の職につくが、納棺師は忌み嫌う者が多い職業であった。最初はいやいや仕事をしていたが、上司(山崎努)の真摯な姿勢や、多くの死者とその家族に接しながら、納棺師という仕事のすばらしさに気づく。しかし、妻や友人がその職に気づくあたりから人間関係が壊れていくが、意外な展開ですべてがクライマックスに終結する。
非常に美しい映画で、時間内に登場する出来事や台詞に全く無駄がないどころか、あらゆるものが複雑に連携し、見るたびに多くのメッセージに気づかされる。主人公がこよなく愛するチェロは、子供の頃に家を捨てていった憎むべき父親が買い与えたものであり、父に対してはきわめて複雑な感情を抱いている。また、食事のシーンは生物の屍体を『いただいている』という強烈なジレンマを感じさせる。仕事の美しさや家族の愛情とは何なのかを、納棺師という特殊な職業を通じてみんなで学ぶ作品であった。また、涙あり、笑いありで最初から最後まで休みなく心が揺すぶられる作品であった。
間違いなく2008年で最も美しい作品で、今までに見たすべての映画の中でも五指に入る秀作。アカデミー賞外国語映画部門での評価に期待できる、日本を代表する作品と思う。チェロが奏でるメロディーも秀逸で、既にCDを購入した。きわめて完成度が高く、文句なく星5つ。
・「確かに賞を取らなければ」
絶対観なかったが、良い映画だった。 私は両手分程の人を見送ったが、同じ納棺師でも化粧の段階で故人の顔を生前の面影なく変えられてしまいガッカリした事や、逆に故人に一番親身にしてくれたケアの人が施した綺麗な化粧を「どうかこのまま変えないで。故人もそれを望むはず」と斎場の人に頼んだ事などを思い出した。で私もやはり「死化粧はこういう人達にして貰いたい」と映画観て感じた。 確かに納棺の儀は伝統ではない。本来するのは身内、現に母は曽祖母の死化粧をしたし映画でもそれは説明している。でも「病院で湯灌させる場合もあるが難しい。普通の風呂の温度では傷むし、硬直してるし」と一緒に観た病院勤務の友人が言った。死は時期予測が出来ない。若い人が突然亡くなったりすれば家族は現実を受け入れるのが精一杯。核家族化し畳の上での往生が普通でない今、隙間産業として納棺師は大切な仕事だと思う。 一方その職種への世間の偏見も分からないではない。私も重度知的障害児の保育士だが常にご理解頂ける訳ではない。「派遣村の人も職種を選ばなければ」その職種に納棺師も介護士も私の就く職種も入る。驚くに値しない。音楽や雰囲気も暖かく、夜観るに相応しい。あとフグの白子が非常に美味しそうだった、困った事に。
・「死者と生きて見送る者の時間」
シナリオ段階で、原作者としてのクレジットを拒否することになる青木さんは、「送られてきたシナリオを見るとね、親を思ったり、家族を思ったり、人間の死の尊厳について描かれているのは、伝わってきて、すばらしいんです。ただ、最後がヒューマニズム、人間中心主義で終わっている。私が強調した宗教とか永遠が描かれていない。着地点が違うから、では原作という文字をタイトルからはずしてくれって、身を引いたんです。」(2009年の毎日新聞)と述べている。
このはなしは意味深く、たしかにうなづくしかないものだ。しかし、「宗教と永遠を描く着地点」を描くとすれば、これは可能なのかどうか、また違う映画である必要もあったかもしれない。それでも映画「おくりびと」は、いままで描かれなかった「死」と「生」との交流を感じさせているものとは思える。
舞台となる山形の地方のもつ独特の緩やかな時間感覚。少数の登場人物。派手な動きをすることもなく、ユーモアはあるものの、全体とても地味だ。それはもう一つの主役、死者たちの寝姿の存在が,生きてあるもとの均質にさえ感じられる。それは「死の尊厳」を感じさせ、映画全体が持つ静かな大気のなかのような清々しさでさえある。「静謐」。この言葉は、この映画の感想にもよく使われているが、たぶんそれはこの映画で描かれた目に映るものとしての映像のより奥、その見えない領域を感じ取れた人が思わずにはいられない言葉でもあるだろう。経験的に、納棺された死者を見る度に、その「静謐」を感じる。生は喧噪と欲望と飾ることの楽園でもあるが、だれもが辿り着く死の静寂は、そこからは謎である。
納棺師として、死者を旅立たせるための丁寧な所作を行うときの主役の本木雅弘はすばらしい。この映画の性格そのものを集約した場面であるだろう。彼は劇中で、その死者を扱う仕事への多くの偏見,差別に会う。それは身近な妻からでさえだ。しかし、そのいざ納棺の場面に立ち合うことをとおし、どんな説明も必要のない価値を目の当たりにする。
ぼくなどは個人的には葬式無用というか、お墓無用というか、ばちあたりものだが、それでもこの映画の納棺師が、死者の旅立ちの準備をさせるその行為のなかの意味はとても尊い美しいものだと感じる。身近な死者と生きて見送るものとが互いの気持ちを確認するための時間なのだ。映画の終わりのエピソードになる、子供のころ忘れた父親の「顔」が浮かび上がるシーンは、この映画が最後となった峰岸さんの、なんともいえない穏やかな表情。今になると、胸が熱くなる奇跡的な画面。
・「澄んでる」
日本の美しい風景と情緒的な音楽と、静かな中にしっかり芯のある俳優陣の演技全体にとても澄んだ空間
●ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (通常版) [DVD]
・「クライシス・コアをクリアした方にはおすすめです」
発売当時に初回版で予約購入した本作品。
当時は、物凄く奇麗な映像だと感心したものの、内容にはいまいちついていけず、FF7関連作品だというだけでお義理で持っているだけの作品でした。
ところが今回、PSP用ソフト「クライシス・コア」をクリアした上で本作品を観ると、ラストがもうなんとも言えません・・・FF7の世界観を継承した作品だったと納得できました。
今では短気に売り払わなくてよかったなぁと思っております(汗)
・「これは「映像作品」です。」
まず、絶賛する人にも酷評する人にもどちらにも言いたいことですが、この作品は「映画ではない」ということをハッキリと理解していただきたい。初めから映画とは違うコンセプト・表現方法(魅せ方)で製作されているのです。具体的に言えば、映画は繰り返し見ることを前提にしておらず、一度見るだけで大部分を理解できるようにストーリーやカット割り等が考慮されています。ただただ送られてくる映像情報を一方的に受け取って楽しむ文化なのです。それに対してこのACという作品は真逆。DVDというメディアの性質を活かして、繰り返し何度も見られるように作られています。ゲームからの派生作品ということで、見ている側(つまりプレイヤー側)が積極的に参加(プレイ)することで真に楽しめるわけです。カメラワークが激しすぎるとか、バトルが速すぎるいかいうのもすべて意図的にそうされたものです。だからこそ、スロー再生で見てみたりすると新しい発見がある。これで見ている側が「参加」していることになり、一種のプレイなのです。(こういったことは、制作者側が直接インタビューで語っています)これを場違いにも「映画」として評価しようとすると、レベルが高くないと感じるのは至極当然のことであり、そうやって評価すること自体ナンセンスです。そもそも「映画」ではないんですから。
いろいろと前置きを書きましたが、私はこの作品を高く評価します。確かにストーリーは比較的薄く単調で、原作のゲームを知らないユーザーにとっては理解に苦しむと思われます。しかし、初めから「FFⅦの続編だ」と声を大にして公言しているのですから知れたことです。私はゲームをやり込み、予備知識も十分にありましたから大変満足できました。FFⅦACとはそういう作品なのです。たとえストーリーが解らなくても、この映像美になんのおもしろさも感じない人間はそういないはず。もともと濃いⅦユーザーのために作られたファンディスクのような位置付けの本作ですが、そうでない人でも楽しめる要素がある。そんな素晴らしい作品であると思います。
・「あたしは最高だと思う!」
それぞれのキャラが出てくるたびにヴィンセントだ!レノだ!みたいにあのポリゴンキャラが素敵に大変身しててなんだか嬉しかったです!肝心の内容ですが、戦闘シーンの大迫力を造りだすあのCGの技術に圧巻されました!ストーリーもなかなかいいもんです。エンディングは泣けましたねぇ。エアリスが最後まで出てこないところがまたよかったです!何気にザックスがいい味出してたように思います。あと、レノとルードもあんなキャラだったっけ?なんて思っちゃいました(笑)賛否両論はあるようですが一度自分の目で確かめてみるべきですね!
・「本編から2年後の彼らの話」
本編では、ホーリーの後、いきなり「500年後」の映像になってしまい、ほぼ全てのキャラのその後は謎でした。それを補完するのがこの映像作品です。発売当時に購入、観た作品ですが、最近発売されたPSPソフト「CCFF7」の盛り上がりもあって、久々に見直しました。
他の方も書いておられるように、これは本編中からウジウジネガティブなクラウドの再生物語です。ティファに叱咤され周りの人間たちに押されたり巻き込またりしてようやく動く所は相変わらずだなと思いますが。CCFF7のラストを観てしまうと、クラウドが引きずる理由も理解できるし、それだけにこの作品のラストは感慨深い物があります。神羅側の人間も、レノ、ルードたちお馴染みのタークスや、死んだはずのあの人も登場。勿論セフィロスも。デフォルメのイメージは完全に消えてしまいそうな美男美女ばかりですが、このクオリティでリメイク版のFF7本編を見たい気もします。
・「作品本編は良かったのですが」
雑誌で見た時から画像の美しさに惹かれ、尚且つシリーズで一番好きな話だったので、購入して見てみました。 キャラの仕種に違和感もあまり感じず、戦闘もCGならではの演出で、あっと言う間の1時間40分でした。 感想としては、とても綺麗だった、面白かった、カッコ良かった。 ありきたりな言葉ですが、素直な表現で過小評価ではありません。
ただ少し残念だと思うことは限定版との差。
二種類発売されるのはよくある話ですが、それにしても値段が高い。 様々な特典がついているので金額が張るのは分かりますが、DVDそのものについている映像特典に差があるのは、ひどくないですか? フィギアとかが主力の商品じゃないですよね。映像が売りなのに、どうしてわざわざそのDVDの映像の部分にまで差をつけたのでしょうか? だって、そこを楽しんでほしくて、一人でも多くの人に見てもらいたいと思って作った商品ですよね。 純粋に映像に関する所は見たい、興味がある。でもその他の特典はついてなくても構わない。そんな人もいたのではないかと思います。 だから、せっかく惹き込まれた作品だけに、メイキング等があるとなれば気になりますが、それだけのためにあの金額を払うのはためらわれます。
作品としては、とても良かったと思います。期待以上に楽しめました。 でも、販売の仕方には納得できない感じが否めません。
・「素直に良いです。」
山田監督の藤沢周平三部作の最後の作品。ストーリーもそうだが、まず興味は木村の起用にあった。ある意味一番の話題性は彼が主役であることだろうからだ。前二作と同じように前半は比較的淡々と進み、果し合いの前後あたりから俄然盛り上がってくる。職人監督だから押さどころは熟知している。今回も少しにやりとさせられ、何度も目頭を熱くさせられた。その辺はさすがである。そしてキムタク、脇役の好演もあってか浮いたところはなく、納得できる演技を見せてくれた。押さえた演技主体で、ときおり違和感を覚える所作もあったが充分合格点だろう。しかし私たちに清清しさを与えてくれるのが旧き良き時代劇とは、それだけ現代は「日本人の一分」が欠けているということか。
・「原作がよい方向に変わっている。」
原作からのファンですが、映画になると原作がかなり変わってしまって(「たそがれ」みたいに)、けっこうガッカリすることが多いんですが、これはよい方向に変わっていて、ほんとうにおもしろかったです。
夫婦愛もより深く描かれ、特に対決シーンは、「秘剣・谺返し」とはコレかもなと思わせてくれたし。俳優たちの演技もよかった。
言うことなしです。
他の評価者には、対決シーンや、脚本を批判している方が多いですが、そういう方は、監督うんぬんではなく、藤沢周平自体合わないのではないでしょうか。変わったと言っても「たそがれ」のように複数作品をミックスしているわけではなく、ほぼ原作通りですから。この作品がダメな方はこの原作者の映画はすべて避けた方がいいでしょう。
・「気持ちの良い映画」
武士の生き様。それを素直にとても素直に描いた一作。
主人公が木村拓哉ということもあり、人気だよりの映画化と思いきや、いやいやまさしく本物というところ。
大仰に描くわけでもなく、しっかりと地に足が着いた描き方が好印象。
ラストのシーンはじんわりといい気持ちにさせてくれる。見てよかった。そう思える一作です。
・「印象に残る映画でした 演技の質の高さがその素晴らしさの源でしょうか」
しっとりした映画で無駄なシーンがなく、ストーリーもシンプルで、時代劇の美しさが出ていました。木村拓哉は難しい役柄を確かな演技力で演じきりました。困難なことに立ち向かっていく主人公の姿とキムタクの姿がダブり、画面に惹き込まれていきました。美しいと言えば、キムタクの妻・加世役だった壇れいの立ち振る舞いがとても良かったですね。宝塚の娘役のトップスターで、映画初出演でしたが、演技力は抜群で、とても光っていました。宝塚歌劇の中国公演では、「楊貴妃の再来」とまで評価された人ですが、良い女優を見出したものです。「パッチギ!」でも好演していた笹野高史がキムタクに仕える徳平役で、良い脇役を演じていました。画面がひき締まる思いがします。
原作の藤沢周平 「盲目剣谺返し」(『隠し剣秋風抄』所収 )を読みましたが、短篇なのですね。映画化にあたって、小鳥や蛍を上手に使用しており、登場人物の心情に絡んだ演出はなかなかのものでした。原作よりも夫婦の情愛が上手く伝わったように感じましたが。
主人公の境遇を考えますと、自暴自棄になっても仕方がないかも知れませんし、あのような行動に出るのもよく理解できます。ただそれでも生き続けるのだ、という強いメッセージか画面から如実に伝わりました。幸せって実に身近なところに存在しているのです。確かな夫婦の愛の美しさが存在するからこそ、この映画も希望の光の中で終っていきました。山田監督作品ですので、悪いはずはありません。
・「ラストシーンが絶品」
絶品のラストシーン。人が許しあう事の美しさは必見。
・「満足!」
僕は原作もアニメも見ていますが映画も納得の面白さでした!皆さん原作がどうとかキャスティングがどうとかCGがどうとかアクションがどうとか評論家気取ってる人多いようですが自ら壁作って詰まらなくしてませんか?先入観を持たずに斜めから観ないで素直に楽しみましょう!楽しみかた沢山ありますよ。
・「よかった」
原作を読んでいる方にはあまりお勧めではないようですね。しかし、まったく知らなかった私には最高でした!ので、原作を読んでない方にお勧めです!
・「僕は気に入った」
『どろろ』は少年サンデーに1967年8月27日号から連載をスタートしていて全三巻。最終話は冒険王の1969年10月号掲載されていた。原作を少年漫画誌で読んだ同年代の諸兄には共感いただけると思うが、この頃の手塚治虫はホントに凄かった。この前は少年サンデーの1965年11月14日号から『W3』を、1966年5月8日号まで連載し、次の少年サンデー1966年6月12日号からは『バンパイヤ』をスタート。最後は少年ブックの1969年4月号で未完になってしまった。どれもが驚くぐらいに質が高く、おそらくマンガということに関しては最も幸せな少年時代をおくれた世代は僕の世代だったろうと思う。
もともと『どろろ』という作品は水木しげるの作品に対抗して描いたようだ。映画の方は全3巻あるうちの第2巻のラストでおしまいにしてしまっているようだが、コンピュータ・グラフィックをふんだんに使い、原作のイメージに極めて近かった。特に、万代のあたりは土屋アンナがぴったりなせいか、イメージ通りだった。原作を読んでいない諸兄が色々言うのは聞こえてくるが僕は気に入った。
やはり手塚ワールドを実写でやるにはCG技術は不可欠だ。まさに現代のCG技術は手塚ワールド実現に追い着いたな、と思った。
・「面白い」
原作もゲームも好きですが、映画は映画でとても楽しめました。妻夫木聡と柴咲コウ、どちらもハマリ役だなと思います。続編とても楽しみです。
・「面白い映画だと思います。」
原作をほぼリアルタイムで見て、DVDも購入して子供と数回通して見たファンです。私も子供も、とっても楽しめました。2点だけ意見が在りますが個人的な意見なので減点はしません。
(1)殺人描写が残酷過ぎる。ここまでしなくても?と言う所まで描いています。漫画世代の表現だと思いますが、実写では必要無いと感じます。他の描き方で残酷さを出せるはずです。エグイさと残酷さを履違えているのでは?と思ってしまいます。ちょっと演出を変えるだけで子供も楽しめる映画になるので、映画製作関係の方々よろしくお願いします。(家の子供には見せましたが...)(2)百鬼丸の体の説明は不必要です。妖怪話で、テレパスを使える百鬼丸は木の腕足をテレキネシスで動かす、などの設定でまったく問題ありません。発明した技術で育ての親が、百鬼丸の妖怪退治に力を貸しているとも取れますが、無理して「CASSHERN」っぽいアイデアを流用までする必要は無いと思います。
役者さんのイメージで演技を評価せず、設定されたキャラクターを演じると言う点では、柴崎コウさんも含めて、役者さんの演技はすばらしいと思います。
後は、最初の妖怪がユニバーサルのスコーピオンキングの3DCGのモデリング、モーションデータの流用していたり、着ぐるみがウルトラQっぽかったりと、結構パロディーとして面白いです。腕の刀の長さが場面によって変わるのは、原作に忠実?だったりします。
最近のこの手の日本映画は、階調を落としてコントラスト上げ、全体を暗めに設定したような画面ですが、はやりなのでしょうか?どろろにはぴったりだと思いますたが、他の映画は?です。「あずみ」なども他の絵作りが在っても良いのでは?と思います。
是非、続編を作って残りの妖怪を退治して欲しいです。原作は後半をはしょったので、この部分にファンを唸らせる様な話を盛り込んで欲しいものです。(公募したらどうでしょうか?)
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