町でうわさの天狗の子 3 (フラワーコミックスアルファ) (詳細)
岩本 ナオ(著)
「独特のユーモア、そして繊細さに夢中!!!!」「心地よい世界観」「ファンタジーなのか恋愛なのか。この先うまく融合してほしい。」
恋したがりのブルー 4 (フラワーコミックス) (詳細)
藤原 よしこ(著)
「…複雑な心境…」「いっしょうけんめいに恋してる」
7SEEDS 14 (フラワーコミックスアルファ) (詳細)
田村 由美(著)
「人間らしさ」「どうして安居が決めるの?」「好き・・・なのかな?」「合流。」
のだめカンタービレ #21 (講談社コミックスキス) (詳細)
二ノ宮 知子(著)
「のだめ、頑張れ!」「悲しみと嘆きの21巻」「22巻が待ちきれない!」「のだめ挫折!? 」「のだめを読みながら・・・こんなにため息をつくなんて・・・」
パティスリーMON 10 (クイーンズコミックス) (詳細)
きら(著)
「ついにラスト!」「さわやかなお仕事&恋愛ドラマ」「はじめての恋愛の新鮮な感動を再現」「ツッチー派」「こんな恋がしたい」
君に届け 8 (8) (マーガレットコミックス) (詳細)
椎名 軽穂(著)
「男ですけど」「続きが楽しみです」「今回ももどかしい」「台風男子登場で、すれちがい。。。」「付録が・・ない!?」
キス&ネバークライ 5 (講談社コミックスキス) (詳細)
小川 彌生(著)
「モモが素敵。」
溺れるナイフ 7 (講談社コミックスフレンド B) (詳細)
ジョージ朝倉(著)
「大友の想いとは?」
ホタルノヒカリ 13―IT’S ONLY LITTLE LIGHT IN MY LIFE (講談社コミックスキス) (詳細)
ひうら さとる(著)
「手嶋マコトべたに参上!」「いよいよ本番!という感じ」「グダグダ・・・」
NANA 21 (りぼんマスコットコミックス クッキー) (詳細)
矢沢 あい(著)
「「NANA」ふたたび。」「最高でした」「私は好き」「ヤスの涙」「信者ではないが」
デカワンコ 1 (クイーンズコミックス) (詳細)
森本 梢子(著)
「電車の中でにやにやしました。」「刑事のデカなのかぁ。」
俺様ティーチャー 4 (花とゆめCOMICS) (詳細)
椿 いづみ(著)
「ケンカは策略。」「鷹臣君」
神様はじめました 2 (花とゆめCOMICS) (詳細)
鈴木 ジュリエッタ(著)
「最上級の感謝」
いっしょにねようよ 1 (花とゆめCOMICS) (詳細)
高尾 滋(著)
「新境地」「待ってました!」「プロローグ」
坂道のアポロン 3 (フラワーコミックス) (詳細)
小玉 ユキ(著)
「変わらない青春群像」「薫と千太郎、ふたりの友情が深まっていく姿が、ハートにナイス・ヒット!」「ファンタジー」
天空聖龍 6―イノセント・ドラゴン (花とゆめCOMICS) (詳細)
山口 美由紀(著)
「左右・中指の爪の印は…」「6巻」
海街diary 2 (フラワーコミックス) (詳細)
吉田 秋生(著)
「向田邦子の世界のよう」「四姉妹が織りなす様々な人間模様」「気づきから生まれれる女性のしなやかさ」「かけがえのない日常」「鎌倉と四姉妹家族の肖像」
うさぎドロップ (1) (FC (380)) (詳細)
宇仁田 ゆみ(著)
「6歳女子と、30男の、あったかライフ。」「30歳前後の男子が読むべきかもしれない名作」「たまらなくいいお話です」「いい意味でリアル」「待ってました☆」
鋼の錬金術師 21 (ガンガンコミックス) (詳細)
荒川 弘(著)
「思えば遠くへ来たもんだ」「少年から青年へ」「約束の日に向けて」「最終章?に突入ということで」「ついに最終章」
ハンター×ハンター (NO.26) (ジャンプ・コミックス) (詳細)
冨樫 義博(著)
「最凶暴作品」「素晴らしい!」「ゆらぐ」「成長の代償」「稀に見る傑作です」
聖☆おにいさん (2) (モーニングKC) (詳細)
中村 光(著)
「大天使達は毎回爆笑なのに…?」「うふふくすくすわははは」「日本に生まれてよかった!!」「暴力も下ネタもなしで信者も安心して読めます」「ほほえましい」
ピアノの森 15 (モーニングKC) (詳細)
一色 まこと(著)
「そして”ピアノの森”へ…」「師弟愛にも感動です」「深々として大きな緑の森をバックに、カイのピアノが聞こえる。心を揺さぶられました」「まさに「The Perfect World of KAI」」「背筋がゾクゾクしました!」
おおきく振りかぶって Vol.11 (アフタヌーンKC) (詳細)
ひぐち アサ(著)
「西浦バッテリーの新たなる課題」「信頼と依存」「試練の予感。」「試合の積み重ね方が上手い!」「全員が主人公」
つづきはまた明日 1 (バーズコミックス ガールズコレクション) (詳細)
紺野 キタ(著)
「闇はあやなし」「ココロに染みる…」「空の知らない水。」
秘密(トップ・シークレット) 6 (ジェッツコミックス) (詳細)
清水 玲子(著)
「シリーズ原点!展開が楽しみ」「岡部さんの視点で描かれる『第九』」「岡部さん!」「いいカンジに盛り返し」「第九の初期・・・」
・「独特のユーモア、そして繊細さに夢中!!!!」
作者の岩本ナオさんは岡山県出身
同郷のマンガ家・作家にはいしいひさいちさん、土屋賢二さん、岩井志麻子さんら
独特のユーモア感覚の持ち主がいますが
岩本さんもまた、そうした岡山県民のDNAを持っているよう
既刊のコミックでも
「いまどき魔物がすむのは東京都知事選とワールドカップの最終予選くらいだ」
「チューリップ食べてことねぇの?!」
などおよそ少女マンガとは思えないギャグが登場してきましたが
本巻では、それにさらに磨きがかかっています
その一方で、登場人物の心理描写が非常に繊細で、
セリフにはならない心の揺れも
何気ない一コマで描かれています
この両者の絶妙なバランスが本書の魅力だと思います。
「このマンガがすごい2009」でベスト5位にランクインするなど
まさに波に乗っている本作
まだ読んだことのない方はぜひご一読ください☆
・「心地よい世界観」
天狗の存在が当たり前の町という不思議な世界観の中、繰り広げられるのは等身大の少女達の当たり前の日常。
ほのぼのとしているかと思いきや、主人公たちのささいな会話や言葉に出来ない表情がとてもリアルでドキッとさせられます。ファンタジーと現実の境目が分からなくなるくらい上手い具合に調和していて、読んでいてとても心地よい世界に浸ることが出来ました。
主人公たちの日常はごくごく平凡なものですが、その中で生まれる小さな感情がとても丁寧に描かれています。すみからすみまで楽しめる漫画です。
・「ファンタジーなのか恋愛なのか。この先うまく融合してほしい。」
「この漫画がすごい!2009」に載っていて、ファンタジー好きの私としてはあらすじを見たところ面白そうなので購入してみた。
1巻は主人公が普通の人間として暮らしていきたいのにも関わらず、町中に知れ渡っている自分の生まれと能力をひどく気にしていることがよくわかった。ただしその力がときには役に立っているということにも複雑ながら嬉しく感じているところなどはほほえましい。
だが、2,3巻と巻を重ねるにつれ、恋愛色が強く押し出されるようになっていく。中学の時からの憧れの男子と付き合えるようになって浮かれていたところに、物心ついた時から傍にいた幼馴染(男)の隣に自分でない女子がいることに動揺したり、しばらく遠くに行ってしまうということに衝撃を感じたりしている。このあたりは恋愛ものが好きな方には面白いのかもしれないが、主人公の周りの見えなさに私は少し眉をひそめる。
絵柄は素朴ですが、時々キャラの言動が過激です(笑)。
・「…複雑な心境…」
ついに海が動き出して、ますます想いが絡まる展開に…
これまであまり出てこなかった海の気持ちも描かれてて、海はより魅力が増した気がします☆
陸は二人のキスを見ちゃって…でも笑顔でいられる強さが眩しい! どっちもかっこいい!!どっちも違う魅力を持ってて選べない…
…複雑な心境です…
蒼と空ちゃんの気持ちも揺れ動きます!
この先どうなるの!?あっと言う間に読み終えちゃいました。次は5月…4ヶ月も先まで待ち切れません(ノ_<。)
・「いっしょうけんめいに恋してる」
“ただいっしょうけんめい 好きな人がいるだけなのにあたしたちの心は いつも泣いていた“
今巻の見所は巻末にある海くん目線のお話だと思います。全巻で蒼ちゃんに想いを告げた海くんですが、正直、本当に蒼ちゃんが好きなのか、空ちゃんの為なのか疑っていました。そんな自分を殴ってやりたい程、一途に蒼ちゃんを思う海くんがすごく素敵です。クリスマス、蒼ちゃんと過ごせると良いなあ。
一方、陸と空ちゃんカップルも何処かギスギスしてしまい、空ちゃんと蒼ちゃんの間にも隙間が…蒼ちゃんを傷つけても良いと思い行動した空ちゃんですが、蒼ちゃん以上に傷ついている様に見えました。陸もっとしっかりしろよ!と思っていた矢先、空ちゃんに話があると告げた陸。…((゚Д゚;))深刻な顔をした陸にこっちまでドキドキしてきました。次巻が気になる…!
いっしょうけんめいだれかをすきな四人の恋模様が切なくて可愛くてとても素敵です。また四人心から笑える日がくることを願ってます。
・「人間らしさ」
「野球だのサッカーだの生きるのに必要ないだろう。暇と余裕のある人間のすることだ」 「じゃあなんで戦時下でピアノを弾くのさ絵を描きながら飢え死にするのさ内戦のさなか歌を歌うのさボールを蹴るのさ人として生きていくためじゃないか」
相変わらずいいセリフを書かれますねこの方は続きが激しく気になります。全チームが揃ったら外国チームがやってきそう、なんて思ったり。
・「どうして安居が決めるの?」
今回は 前回にも増して次巻が気になる展開でした…また長い間待たなきゃ;ツライ
肩肘を張った花が みんな少なからず互いのチームと交流しているのを見て混乱。私が守らなきゃ…と思っているから少しショックだったのかなーと思いました。そして 私が一番 と言ってくれる人がいない…とちょっとナイーブになってますね。↑の2つ 私もそんな気持になる事があるので 少し感情移入しました。そんな細かい所までリアルに書かれていてすごい☆
あと鷭ちゃん。言葉数が少ないかわりに すごくいい事言ってくれます。それに触れた後のくるみも とても素敵でした。ホワホワしてて…この二人好きだなぁ
小瑠璃とハルにはキュンキュンしましたね(笑)上手くいってほしいです。小瑠璃の あの反論したシーンが好き
・「好き・・・なのかな?」
新巻さんと花。亡くなったけれど美鶴さんを思い続けていることに、ちょっと傷つく花。嵐が生存しているような感じがあるだけで、死んだのかどうなのかわからないなんて、つらいよなぁ。しかも、安居が敵意むき出しだし、ももたが実験台にされていたり、いまいち信頼できない。
人生って決められていると、不自由だと思うかもしれないけれど、その分線路が敷かれているから、悩んだり迷ったりすることなく、それそれで幸せなのだと思う。逆に、自分で人生における選択肢を選ばなければならないのなら(多くの人がこっちだろうけど)、悩んだり迷ったりしなければならないけれど、自分で選んだ道だから、達成感もひとしおなんだろう。
…と、まぁ、秋ヲさんの話は、よかったなぁ〜。
お蘭さんと秋ヲさんの建築に関する豊富な知識は、びっくり!!夏B以外は、素人ながらある種のプロの(卵の)集まりだから、テキパキしているところは、感動する。もし、こんなプロジェクトがあっても、私はきっと選ばれることはないだろうなぁ。
彼らの入れられた冷凍カプセルは、生存するのに可能な環境になったら、解凍されるシステムだったと思うのだが、どうして時差があったのだろう?そういうのも謎解きされる日が来るのかな?
そういえば、最近、嵐のいるチームの話が出てこないなぁ。田村先生お得意の「強い女(巴みたいな)」が花で、逆にウジウジしているナツにはイライラさせられるけど、楽しみな作品です。
・「合流。」
この巻で、夏Aと、春・秋・冬チームが合流しました。過酷な選抜・生き残りを体験した夏Aチーム安居が、試験をえずに選ばれた他のチームの人間に対して、選民意識をふりかざし、支配しようとする。
・「のだめ、頑張れ!」
すごく切ない巻ですね。本当に、次が待ちきれない。早く読みたい。のだめの喪失感や焦りは凄くよくわかります。千秋とRuiの演奏が、ただの素晴らしい演奏なら、全然落ち込んでないと思う。でも、のだめがこれだけは誰にも負けない自分の個性だと、思っていた部分を見事にやられてしまった。なんだ、自分じゃなくてもいいんだと、悲しくなる気持ちは凄くわかります。しょうがない事だとわかっていても、どうにもなるもんじゃない気持ち。Ruiがピアノから離れたくて、青春に逃げようとしたように、のだめは結婚に逃げようとした、それはそうかもしれません。でも、誰だって落ち込むときはあるし、たまには逃げも必要だと思うんだけど、千秋はそれを許してはくれない人なんですよね。もちろん、のだめのためを思ってなんだけど、女心がわかってないというか、勘がにぶいというか、Ruiが鬼門だってわかってたはずなのに。はがゆいです。
とはいうものの、のだめが一皮むけるためには、確かに千秋との共演が最終目標という段階から抜け出して、自立する必要があると思うので、これは必要なプロセスなんでしょうね。千秋ものだめは満足したらやめるんじゃないかと、それを心配していたわけだし、のだめの成長のためには、ここが正念場、頑張り時って事なんだと思います。
でも、音楽的に、千秋から自立しても、絶対別れたりしないで欲しい。私は、のだめをラブコメとして楽しんでいるので、二人のラブラブで幸せな姿が見たいです。
Ruiの演奏にあれだけ胸高鳴ったのに、Rui本人には全く執着なく、のだめの事ばかり考えてる千秋を見ていると、のだめが思っている以上に、千秋にとってのだめは特別なんだなぁと思えるんですがね。
・「悲しみと嘆きの21巻」
追いかけても追いかけても、千秋は先に行ってしまう。そんなのだめの悲しみと嘆きが、読み手にもひしひしと伝わってきます。
アパルトマンの仲間やエリーゼ、はたまた夢クラの二人など、ピンポイントで笑いのパートや、懐かしい場面もあるものの、それらを遥かに凌駕して、全体を覆う、のだめの苦悩が暗い影を落としています。
先行者のレビューにもあるとおり、ファウストの一節が今後の展開を暗示しているようで、あまりにも気になります。この漫画でここまでドラマ性を楽しめるとは、読み始めた頃には思いもしませんでした。
・「22巻が待ちきれない!」
大きな出来事が次々起こるワケじゃないのに、続きが気になってドキドキしながらページをめくってしまいました。相変わらず才能にあふれ、そして優しすぎる千秋。この人と出会ったことによって、Ruiは「解放」されていってますが、のだめはその逆。切っても切れない間柄なだけに、二人(のだめと千秋)の想いが切なくて、息苦しいほどです。そしてオクレール先生とシュトレーゼマンという二人の師が絡み、これからどういう展開になっていくのか…。とにかく気になって仕方ありません。もはや「明るく楽しいクラシック漫画」ではなく、単なる「ハッピーエンド」にはならないかもしれない。それでも、この愛すべき登場人物たちの幸せな「これから」を心から願わずにはいられません。
・「のだめ挫折!? 」
のだめってキャラとしては、明るい位置にいるけど、かなりかわいそうな立場ですね。三年間のあいだ一日も休まずに必死で勉強したのに、オクレール先生からコンクール出場の許可が下りず、自分の力をイマイチ知ることができない。 ラヴェルの曲がのだめにとって宝物になり、いつか千秋と一緒に演奏したいと思っていた矢先にRUIに弾かれてしまう。仕方ないと、のだめも分かってはいるけれども、ショックの色を隠しきれない。RUIのラヴェルを聴いて自分のやりたいと思っていた以上のことをやられ、ショックを受けるどころか、やる気さえ失ってしまう。自分は自分で頑張ればいいと分かってはいるが、どうしようもできない。これだけ悲しい事が起こったら、一時的に辞めたいと思いたくなりますね。それに 「結婚してくだサイ」と千秋になぜ言ったのか自分でも分からないと言っていたが、音楽を辞めるということは、パリにいる必要がなくなる。だけどのだめは千秋とずっと一緒にいたい、のだめは自分がパリにとどまる理由が欲しいため、千秋にプロポーズをしたんでしょうね。 かなりかわいそうな位置にいますね...。ぜひ次巻ではのだめが完全復活することを祈ります。 余談ですが、作者の二ノ宮さんが、妊娠中のため10月頃にのだめカンタービレを一時休止すると言ってました。ということは、コミックの発売が今までよりかなり遅くなるということですよね。かなりショックです。今までで、一番続きが気になった巻だったのに.....。
・「のだめを読みながら・・・こんなにため息をつくなんて・・・」
読み進めるのに、こんなに重苦しい「のだめ」は、初めてです。オクレール先生のこれまでの指導の理由が明らかになり…そして久しぶりに登場するミルヒー。楽しい音大物語で始まった「のだめ」も、パリに来て技術をつめばつむほど、音楽と真正面から向き合うことのつらさと楽しさを突きつけられて。のだめのお父さんが心配していたことを思い出し、まるでのだめが自分の妹のように思えて、読んでいてとても苦しかったです。
互いが互いに気遣い、多くを語らないことがあります。優しい言動が、相手にはつらく厳しく伝わる…残念だけど現実にそういうことってありますよね。のだめに出てくる人は、本当に優しくて暖かい人が多い。でも、うまく相手に伝えるのが、下手。
22巻が楽しみですが、ご無理のないように…。ファンとしては気長に、お待ちしたいなぁと思います。
・「ついにラスト!」
ついに最終巻です。オトメちゃんと大門が本当に可愛い!読み終わった後にホンワカ幸せ気分です☆こんな恋愛したい(笑)でも久々にハマった漫画だったので最終巻は寂しいです。。
・「さわやかなお仕事&恋愛ドラマ」
MONで働くパティシエの卵、音女(オトメ)。ひたむきな姿勢が認められ、厨房でも重要な作業を任せられたりと仕事は順調。しかし、シェフの大門に対する恋心ゆえに抱えてしまった秘密が心にのしかかり、音女は「とんでもないミス」を犯してしまい……
++++++++++++++++++
この作品の一番のチャームポイントは、主役・オトメちゃんの親しみやすさではないでしょうか。誠実で頑張り屋、お菓子作りが大好きな彼女の嫌味のない可愛らしさ。自分でも思わぬところで天職を見つけてしまったオトメちゃんが頑張っている姿を見ると、「わたしも仕事頑張らなきゃな」と気分が高揚します。
最終巻の本巻では、シェフの大門の腹の内が明かされます。とある事情で意気消沈しているオトメちゃんの代わりに、いい年した彼が元気に空回ってくれるシーンが楽しいです。
さすがはベテランの売れっ子作家、シンプルな絵なのに心理描写が丁寧かつ巧妙。テレビドラマやアニメーションとは違って音も動きもないのに、コマの中の空気を肌で感じる気さえします。
ああ、ケーキが食べたくなってきた……
・「はじめての恋愛の新鮮な感動を再現」
あのエンディングはちょっと不自然な気もしない気もないけれど、そこまでの三角関係のからみ、もつれの緊張感の盛り上げ方はとてもよかったです。それらをきれいに収束させていった最後の8,9,10の三巻の展開もとてもよかったなぁ。全体として、誰かを好きになることってこんな感じだったなぁって、思い出させてくれる素敵なマンガでした。なかなか相手に気持ちを伝えることのできない、オクテな女の子に共感できる人にお勧めです。
・「ツッチー派」
私はどっちかっていうと先生の方が好きでした。でもオトメちゃんは結局先生じゃなくて大門の彼女に。最初からそうかな、という感じはあったけれど。なんかハッピーエンドで終わりましたが、この先すごい喧嘩しそうな気がします、この二人。(いい意味で)。大門の前ではオトメちゃんけっこう自分出してる気がしました。傷んだイチゴを持ってきた業者への対応で、「ツッチー(先生)は言えなさそうだけど、山崎さん(オトメ)は言えなさそうに見えて結構言ってくれそうな気がする」って言うようなことを大門が言うシーンがありますが、まさにそのとおりな感じでした。新作ケーキの感想もみんなが何も強く言えない中、オトメちゃんだけは自分の思ったことちゃんと言ってましたし。それにしてもオトメちゃん、かなり可愛いです。ツッチーがイケメンパティシエならオトメちゃんは美人パティシエだと思います。
私的には、雪さんかなり好きでした。雪さんこそ中身はかなり乙女です。逆にかな子さんは嫌いでした。でも自分にもこういう部分があるかなぁと思い、他人目線でみるとすごく嫌な性格だな、って思いました。
面白かったので終ってしまうのが残念でした。今度はツッチー主人公で続き描いてほしいくらいです。あとレオンくんの侍目指してるお父さんが見たかったです。
・「こんな恋がしたい」
最後はあっさりしすぎてる感が否めなかったのですがそれでもキュンキュンしながら読み終えました。大切に大切に少しずつ読もうと思ってたのに先が気になって結局一気に読んでしまった。笑
・「男ですけど」
何なんだ?このもどかしい気持ちは? どうしてこんなにも、主人公に感情移入してしまうんだ? どうしてこんなにも爽子を応援してしまうんだろう? 男性のみなさん!! 少女マンガ買うのは、恥ずかしいとか言ってないで、このマンガを買って下さい!! 1〜9巻まで、ハズレなしです。
・「続きが楽しみです」
最近大人買いして一気に8巻まで読みました。レビュー見ると二人の関係がくっつきそうだったのにちょっと離れた感じになってガックリ(うんざり?)してる人が多いみたいですね。私は断然自然な流れだと思いますよ!漫画の中であやねもそれっぽいこと言ってますが、引け目なく、二人が対等に「恋愛」するための必要不可欠なステップだと思います^^爽子は自分の気持ちにどう対応していいのか初めてのことでわからない、風早も自分を含め爽子の周りが変化していってることに無意識に戸惑っている感じ?これから爽子が自分に自信をつけて、「好き」な気持ちを彼に届けられる勇気を持てるかどうか、た〜のしみですね〜。風早も、今までの爽子との距離からちょっと変化した距離をちゃんと見定めてほしいですね。好きゆえに彼女の気持ちが見えなくなってる所がちょっと不安要素ですね。
・「今回ももどかしい」
お互いの気持ちが分からないだけに、周りの人たちの言葉で思い悩んでしまう…。今回ももどかしい展開の風早と爽子。特に風早は健人の言動や、ちづの悪気のない一言に心が揺れ動いて…見てて何とも言えない。風早頑張れ!って感じでした。9巻発売は初夏予定?!それまで待てない!
・「台風男子登場で、すれちがい。。。」
陰気な見かけのせいで、敬遠されがちな爽子。とはいえ最近では友達もでき、楽しい学校生活を送っている。けれどバレンタインのとき、大好きな風早を意識するあまりチョコレートを渡せず。。
2年生に進級した爽子たち。仲の良い友達も風早もいっしょのクラスだけど新しく隣の席になった明るくてフレンドリーな男の子・健人も爽子のことを気にして、何かと話しかける。けれどそのせいで風早がぎくしゃくし、バレンタインから意識しっぱなしの爽子とうまくかみ合わない。。
謙虚で、自分に自信のない爽子。これまでの経緯を考えると仕方ないかもだけど爽子が好きな風早がいろいろがんばっても空回りしがちでちょっとかわいそうでした。人気者っていっても普通の男の子だしねえ。。でもラブ感いっぱいで、どきどきでした。キャラのプロフィールや学校周辺マップの付録つき。
・「付録が・・ない!?」
いつも可愛いおまけがあるので、期待しちゃいましたが、今回は残念ながら、ないみたいですね(^-^;)開けてビックリ。本編は文句なく星五つです!素敵なお話をありがとう〜。
・「モモが素敵。」
出番は少ないけどモモがいいですね。いい軽さで本編の重さをほぐしてくれます。
きみはペットほど主人公に思い入れができないですが、最終的には礼音の思いが報われて欲しいです。
・「大友の想いとは?」
この作品の特徴として、男子側の思惑が全く分からないという点があると思います。コウちゃんは勿論、大友も何を考えているのか全く分かりません。しかし今回はそれがかなりもどかしく、面白い方向に作用しています。果たして大友は夏芽に恋心を抱いているのか?コウちゃんは何故再びちょっかいをかけてくるようになったのか?そんな疑問に自分なりの考察を加えながら読んでみるとかなり楽しいです。それにしても大友、かなりいい男になりました。彼なら夏芽をいい具合に引っ張ってくれると思うのですが、この二人どうなるのでしょう。
●ホタルノヒカリ 13―IT’S ONLY LITTLE LIGHT IN MY LIFE (講談社コミックスキス)
・「手嶋マコトべたに参上!」
部長に恋を?と悩む蛍。優華にもらったエステ券でいったエステで、沖縄から出向中の癒し系メガネ色黒ぽっちゃりカリスマエステティシャンに癒される蛍。しかしその人が部長の元妻深雪と判明。部長は深雪と会うためとは蛍に告げず沖縄に。事情が読めてる蛍は、二人の邪魔&軽い仕事のため後を追う。先に仕事を片づけようと訪れたアーチスト村には蛍の元カレ手嶋マコトが‥。読み終えての感想は、深雪はキライなタイプの女です。部長も何がしたいだか?の半端者です。まだマコトは男っぽいですが、蛍に対しての言動が小僧です。全体的にグダグダです。ドラマのようにマコトと終わり部長との向き合い方を変えて終劇が1番だったのか?今更マコトや要センパイを越える男性キャラなど無理だろうし。オチが引越しという情けない終わり方をしたアリーマイラブを思い出す。
・「いよいよ本番!という感じ」
やっと、部長への恋心に気付いた蛍。そしてついに、部長の元妻・深雪登場!ここからいよいよ本番!という感じです。
・「グダグダ・・・」
マコトくんの登場もベタだし、元妻・深雪には共感できないし、部長も何やってんだか。。。とっとと終わらせて欲しい。ドラマ位の長さで十分だったネタを引っ張りすぎ。とりあえず、さっさと売ろうと思います。
・「「NANA」ふたたび。」
単行本をしばらく買っていない、途中で止めたけど今回また読んでみた…、という方、多いのではないでしょうか。私もその一人です。本誌は飛び飛びですが読んでいましたが。久しぶりに単行本で読んで、やはり、面白かった。ストーリー抜きにしても、絵の技巧、人物の表情、背景、スタイリッシュな画面構成…など(今更ですが)、改めて魅力を感じさせられた。初期の矢沢あいを「りぼん」でリアルに読んでいた世代(30歳前後)にとっては、「NANA」は懐かしい「あの頃の携帯(笑)と青春」を思い返すバイブルでもあった筈。(最初から少女マンガではなく女性マンガとして読んでいました)人間の弱さ、諦め、憤り、喜び…、そして友情。私達が「NANA」から学んだことは沢山あった。
話の前後も気になってしまったので、今回改めて途中の巻も手に入れて読むことにした。作者は世間の評判も冷静に受け止めているよう。シリアスな内容の中でギャグが心地よく映える空間にまた、浸りたいと思う。
・「最高でした」
この巻の評価は結構分かれているようですね。それも分かる気はします。あの真っ黒なページを見て、最高に感動するか、ページの無駄と感じるかは、個人の感性なのでしょう。でも、今更レンが死んだのが不服だという人がいるのはちょっと不思議です。この伏線はだいぶ前から何回も出て来ていましたから。それはともかく、私はこの巻を読んで、改めて感激して一巻から読み直しています。それまでちょっとだれていたのが、一気に引き締まりました。あなたがこの巻を受け入れるかどうか、それは私には分かりませんが、絶対読んでおいて損のない巻だとは思います。
・「私は好き」
みんなのレヴューを見てから覚悟して読んだんですけど、話の中にどっぷり入り込んでしまいました。やっぱりこの漫画のお話は大好きです。みんなどうしてそんなに悪く言うのかな。ただ、話が長い、時間がかかり過ぎというのは否定できません。けれど、登場人物の心情なんかは、この巻に限らず痛いほどわかります。奈々にしても、レイラにしても、ああいうキャラもいないことには漫画として成り立って行かないでしょう・・お話としては、終盤に差し掛かって行くでしょうから、途中からは惰性で読んでいたとゆう方にもやっぱり良かったと思ってもらえるように、なるべく早く書き上げて欲しいと思います。
・「ヤスの涙」
「どうしてもおまえを救う言葉が思い浮かばねえ・・・」
ナナに対するこのヤスの言葉が1番重く、1番印象的でした。
衝撃を受けた20巻から早半年近く。やっぱりレンは死んでしまったのだと今巻ではっきり分かりました。「本当は生きているかも・・・」と漫画的なことを思っていたけど、違いました。確かに内容はこれ以上ないくらい重い内容であり読んでいる身としても辛いものがありますが、「死」が異様にリアルに描かれているので漫画を読んでいるような感覚ではなくなった程です。そういう描き方をできる矢沢あいさんはやはりすごいなぁと改めて思いました。
暗く重い展開とは言え、ずっと止まっていたストーリーが動き出したので、今後『NANA』はどのような結末を迎えるのか、非常に気になるところですね。だらだらと話を延ばし延ばしにするのだけはやめて頂きたい。
自分勝手で無神経なレイラに厳しく指摘するシンは少し大人になったなぁと感じました。
・「信者ではないが」
友達の家にあれば読むという感じでなんとなく読み続けてきましたが今回とうとうレンが死んでしまいましたね。頻繁に出てきていたナナのモノローグがやっとはっきりした感じ。レンの死が物語の安っぽいテコ入れだと言っている方が多いですがナナのモノローグがかなり前からあるので予定調和じゃないのかなー?と私は思いました。なので悲しくて思わず泣いてしまいました…がとりあえず、奈々(ハチ)の勘違い女っぷりが毎回この上なく鬱陶しいですね。倉田が以前言ったように一般人の思い上がりもたいがいにしろよと。もーーーこれが主人公だと思うと一気に萎えます。
・「電車の中でにやにやしました。」
森本梢子先生が、「長いことジャージの主人公を描いていたので、フリフリの可愛い服を着た女の子が描きたかっただけ」ということでロリータファッション(なのかな?)に身を包んだ女刑事花森一子(いちこ)が主人公です。
凶悪犯を相手にする部署に配属となり、フリフリファッションでいきなり「カツ丼1丁」と出前を取る一子は登場から強面の刑事さんたちに嫌な顔をされ皆がコンビを組むのを嫌がります。しかし読者の期待通り、配属3年目の若いいい男がコンビを組まされます。彼はごくせんの慎ちゃんを超える良い振り回され役になりそうです。
男の職場であるが故、女性キャラは一子のみですが他にも甘いマスクの眼鏡スーツ男子といった素敵なキャラがいますし、多くのファンのニーズに応えそうです。容疑者たちでさえ一子に振り回される様に笑いを堪えられませんでした。「森本梢子ギャグ」が好きな人には引き続きたまらない一品です。
・「刑事のデカなのかぁ。」
表紙の絵パッと見た感じでは、何がデカいのか?と思いつつ、手に入れました。
刑事!そして主人公が犬並みに鼻が利き、一子。デカワンコ。
森本先生の作品は、【私がママよ】や【研修医なな子】が私のなかでヒットで【ごくせん】は途中から疎遠になってましたが、【デカワンコ】面白い!森本先生の描く、一見、厳つかったり、ポーッとした中年男達が、垣間見せるカッコ良さ!森本先生にオヤジ描かせたら本当に素敵に描きなさるよなぁ〜!!
次の巻が楽しみです。
・「ケンカは策略。」
元不良の女の子・真冬は、現在普通の女子高生。のはずが、幼馴染の鷹臣が転校先の先生だったためいいなりになって、「風紀部」として不良撲滅のためケンカ三昧の日々に!?
今回の真冬たちの戦いの相手は、用心棒部。夏男に変装した真冬は、早坂くんの特訓をします。
。。真冬、悪です。きゃあきゃあ言っているときは、子どもみたいでかわいいのにケンカになると考え方も悪。人を脅すのも、慣れたものです。早坂くんのピュアぶりとの対象に、今回も爆笑続きでした。圧巻だったのは第20話の戦いぶりで、ラストページの極悪顔と隣り合わせの第21話の表紙のかわいさが、すごいコントラストです。それにしてもこのお話、なんかケンカの仕方とか、実践的です。
・「鷹臣君」
彼のマイペースっぷりが大好きです。それに振り回される真冬。今回のラストは、少女まんがでした。真冬の純情がどう空回りするか気になるところです。
・「最上級の感謝」
「神様はじめました」第2巻です。今巻では新たにアイドルのKURAMAと雷神・鳴神姫+狛犬が登場します。巴衛暴走のKURAMA編、ミカゲ社(と巴衛)を狙う鳴神姫によって奈々生と巴衛に災難が降り掛かる鳴神姫編と、何だかんだで話が進むごとに奈々生と巴衛が良いコンビになってきているのが嬉しいです。鳴神姫編で巴衛の為に一生懸命頑張って、一喜一憂する奈々生は特に可愛いかったです。小さい巴衛も堪能出来ました(笑)奈々生の頑張りに最上級の感謝で締められた第2巻、第3巻も楽しみです。描き下ろしおまけは、トモエのつれづれBlogが面白かったです♪
・「新境地」
まだ第1巻目ですが「これは絶対面白くなる」と確信できます。単行本で改めて読み、私は既に5つ星付けました。「花とゆめ」2008年23号に、少しずつ体調を戻しながら復帰の準備をしているとの、高尾先生からの一言メッセージがありました。復帰を心待ちにしています。高尾さんの作品は一話ごとに読者を満足させつつも、最後の最後で一番大きなテーマで一気に惹き付ける処があるので期待を裏切りません。アンドロイド物(『人形芝居』)、逆歳の差(『ディアマイン』)、忍モノ(『てるてる×少年』)、タイムスリップ物(『ゴールデン・デイズ』)と言葉で言う程簡単ではありません。また新境地を拓いてくれました。揺るぎない人気と支持を獲得した作家にとって一番難しいのは「前作より面白いものを描く」と云う事だと思うのですが、その意味で「高尾滋」は、現役の少女漫画家の中で私にとってNo.1作家です。
家出中の「子供の姿が見えない」少女・宇佐見一子(いちこ)、15歳。彼女を拾うお面の少年・古白(こはく)。連れてこられたのは木戸古白緒方健(たける)谷春香藤博直哉が同居する不思議な家。この第1話時点で既に面白かったのです(単行本には雑誌掲載時にはなかったページが一枚描き加えられています)。
姉との「償い」のメールのやりとりが始まる第5話まで採録です。
古白のお面に少し迫る第6話は未採録です。
人を好きになることによって生まれる「不幸」があり、誰かと誰かが愛し合うことによって不幸になる者が現れれば、その歪みが「罪悪」となるのかもしれません。ならば「禁欲」とは「誰も愛さない」ことではなく、逆に「愛すること」が償いとなり、善としての無欲にも繋がるのでしょうか。そして「禁欲」と「無欲」は同義語ではありません。生理的にも欲望に忠実すぎるくらい忠実な1〜2歳の「子供」の存在がキーになるような気がします。人として「大切にしたい」気持ち、というものが描かれた、本当に温かい作品です。
・「待ってました!」
ホントに待ちに待った高尾さんの新作!高尾さんはディアマイン連載中の頃からのファンです(最近文庫版も欲しくなってきている^^;)
高尾さんは毎回、どこか切ないけど心が温かくなるような作品を描いてくれますが、いったい今回はどんな内容なんだろうとワクワクしながら本屋で購入漫画の帯を見るとどうやら同居ものの話らしいことは分かったが、高尾さんのことだからただ同居して恋愛がどうこうという物語ではないだろうと、期待しながら家でゆっくりページを開きました…………!!出だしの部分から十分面白い!さすがです、高尾さん!(笑)
登場人物の設定なども変わったところがあり、みんなとても魅力的です古白くんがお面をつけっぱなしの理由も後々語られるのでしょうか続きがとても気になり楽しみです!
・「プロローグ」
『ゴールデン・デイズ』の素晴らしいストーリーに感激して、新連載『いっしょにねようよ』1巻購入。
主人公はとある事情で幼児が見えなくなってしまった少女 一子(いちこ)と人の心を覗くことができる(ような描写がある)少年 古白(こはく)です。一子が同居していた姉夫妻のもとから家出して行き倒れ、古白に拾われて訳あり4人衆+幼児と同居を始めるところから物語は始まります。
序盤はおっとりした進行、ほんわかしつつ、やや緊迫感のある空気。作者はこういう微妙な空気を演出するのが得意な方ですね。
以下ネタばれ、一子のトラウマ…大好きな姉夫妻の間に赤ちゃんが生まれ、自分が除け者にされていく恐怖から姉夫妻の子供を含め、幼児の姿が見えなくなってしまった。この一子のトラウマは結構尾を引くのかと思ったのですが、1巻内で解決し、一子は幼児の姿が見えるようになりました。
1巻まるまる一子のトラウマ解決に費やされたかたちですが、同時に一子のいわゆる『お母さん属性』が強調された巻でもあります。(世話焼き、家事得意、子供に優しい、精神的子供(古白とか)にも優しい)という訳で、今後は同居人のなかの精神的子供たち・古白、春香と『お父さん属性』・直哉、健にお母さんの立ち居地で一子が関わっていくお話になるものと思われます。
裏表紙によれば同居ラブコメディ☆ということですが、お母さん的立場になってしまった一子と同居人の間にラブが成立するのか?いつもながら、少女漫画で使い古された設定(今回は、同居+恋愛もの)を個性的なキャラクターとストーリー展開でありがちでなく仕上げる作者の手腕はお見事です。
1巻はまだ丸ごとプロローグという感じですが、個性的な同居人に対する一子の立ち位置もはっきりしたところなので、2巻はさらに面白くなると期待が持てます。というわけで、☆4つ。おすすめです。
・「変わらない青春群像」
千太郎の過去が明かされ、律子と薫の関係に一つの区切りがつきそして千太郎と薫の友情に信頼が生まれた
・「薫と千太郎、ふたりの友情が深まっていく姿が、ハートにナイス・ヒット!」
1966年の九州・福岡県にタイム・スリーップ! 登場人物の高校生たちの恋と友情、直球ナイスボールの青春物語に、胸がときめいてしまいましたよ。
第3巻では、薫と千太郎の男の友情が深まっていく姿が、よかったなあ。ふたりが隣り合ってオルガンを弾くうちに、いつしか少年時代の薫と千太郎になっているところ。「モーニン」の旋律をオルガンで奏でる、ふたりの少年の後ろ姿が描かれているひとコマ。じーんとしびれました。
律子への片想いの気持ちをどうすることもできない薫の様子や、薫に対する律子のリアクションも、話として無理なく、上手にすくい上げられていて、感情移入しやすかったな。ひたむきで純情なふたりのやり取りに、本の外の私(いや、本の中に引っ張り込まれていたかも)まで、ドキドキしてきました。
で、続きがすごく気になる終わり方をしているんですね。第4巻は、2009年8月10日頃の発売・・・・・。まだ、だいぶ先やないかあ。くうーっ。五ヶ月後の未来に、タイム・スリップできないものかね(笑)
巻末の掌篇「バグズ・コンチェルト」は、ホラーのスパイスをちょっぴり効かせた奇妙な恋の物語。くすりとさせられるコミカルな風味も気が利いていて、面白かったです。
・「ファンタジー」
小玉ユキさん、久々にヒットの作家さんです。PN?に似合った少々控えめな絵柄に妙にくすぐったく暖かいストーリー展開が好きです。現代離れしている感、最近の少女漫画のメインベクトルとは全く別方向を狙い、かつ「当たり前」の心情を魅力的に描いていると思います。ジャズというキーを絡めてのメインキャラクター達の交流ももどかしくも羨ましく、素敵です。現実は美しいばかりではないけれど、作者が「ファンタジー」とコメントするからにはやはりイイのです。
●天空聖龍 6―イノセント・ドラゴン (花とゆめCOMICS)
・「左右・中指の爪の印は…」
本当にファンタジーが上手だなぁと、思いました。この方の作品は夢がありますね。今は文庫本になっている本も、大好きです。今回はカナンの真の姿が分かったり、ラムカとカナンが相思相愛になったり、サニンがかわいそうに思えたり、と盛沢山の内容でした。とても楽しかったです。
・「6巻」
毎回最初から読み直さないと理解しにくい場面が多々あります。
でも、毎巻買ってしまう魅力・・・。
胸が締め付けられる、ドキドキする、切ない、カナンになりたい! と思う場面があるので、つい毎巻買ってしまう。
そのドキドキする場面がとてつもなく羨ましいのだ。
・「向田邦子の世界のよう」
第 2 巻は、「花底蛇」、「二人静」、「桜の花の満開の下」、「真昼の月」の 4 篇から成ります。「花底蛇」、「二人静」、「桜の花の満開の下」は末子すずの視点で、「真昼の月」は長姉さちの視点で、鎌倉の四季を背景に物語が進行します。それぞれのタイトルには鎌倉の四季の移り変わりを表すようなモチーフが使用されていますが、そのモチーフ自体が各作品に登場し、それぞれの物語の中で重要な役割を果たしています。蛇や月、草花の形を借りて、その正体は人の心の暗部だったり、身近な人の見過ごしてきた一面であったり...色々考えさせられる読み応えのある作品でした。第 1 巻に続き、買ってよかったと思います。
吉田秋生ファンとしては、名作「ラヴァーズキス」の登場人物が要所要所で絡んでくるのもウレシイです。「ラヴァーズキス」では、朋章の決断に重要な役割を果たしながら、セリフでの登場のみだったあの人が、実体を伴って(顔と体付きで)初登場するので必見です!
家族のおぞましさと素晴らしさの両方が存分に描かれ、家族の本質について考えさせられる作品でした。繰り返し読みたいです。
・「四姉妹が織りなす様々な人間模様」
鎌倉の古い屋敷に暮らす香田家の姉妹。幸、佳乃、千佳の三姉妹に、山形から来た異母妹のすずが加わり賑やかな毎日。すずもようやく鎌倉での生活に慣れ、風太や裕也など仲の良い友人も出来た。ある時すずは、謎多き佳乃の元彼・藤井朋章の素性を知るのだが…。
コミックス派なので新刊が出るのを待ちわびてました♪今回もすずを中心に家族の在り方、大人達の複雑な人間関係、思春期の多感な子供達のやり取りが丁寧に描かれています。一話完結で切なくも温かいエピソードが詰まってます。どれも良い話ですが、個人的には『花底蛇』と『真昼の月』が好きです。『花底蛇』は、すずと朋章のお話。前巻ですずは、朋章が怪しい男にお金を渡している現場を目撃。心配からか、はたまた子供らしい好奇心からか、朋章の事が気になるすずは彼と接触するのだが…。すずの行動力はスゴいですね。朋章を問い詰めるのに海の中まで入っていくとは(笑) この場面には笑ってしまいました。すずと朋章の会話シーンはシリアスだけど微笑ましい。お互いに通ずるものがあるのか気が合いそうな二人です。『真昼の月』は、香田家の長女・幸のお話。保護者のいなくなった家で妹たちの母親代わりを務める幸姉。幸たちの母親は夫と離婚後、娘たちを鎌倉に置いて別の男性と再婚。その母親が亡き祖母の法要のため鎌倉に帰って来る事に…。親子だからと言って分かり合えるとは限らない。血が繋がっているからこそ許せない事もある。いまだに母親を許せない幸ですが、母のほうはあまり罪の意識を感じてなさそうな…(笑)姉妹の母親は、ちょっとKYで天然な可愛いオバちゃんといった感じ。私はもっと我儘な人を想像してたので、思ってたほど嫌な女性には見えなかったですね。すずが自分の母親がした事を詫びるシーンが切ない…。ワケありの男性と付き合う幸の恋の行方も見逃せません。今回は朋章を初め『ラヴァーズ・キス』キャラの出番がたくさんあって嬉しいです。尾崎家の美樹ちゃんも隅々に登場してます。緒方兄や里伽子たちの登場はまだかしら? 楽しみに待ってます♪
・「気づきから生まれれる女性のしなやかさ」
待ちに待った「蝉時雨の頃」の続編「真昼の月」。この印象的な題名も、海街diaryの文学的な側面を強調している。鎌倉を舞台に、「ラヴァーズ・キス」の続編としての含みがあるものの、主人公達、異母姉妹の4人を中心に、それぞれの恋物語、視点を交えて「思春期の少女」から「大人の女性」への成長を様々な角度からとらえる。それぞれの悩みと共に、様々な気づきを散りばめて物語が展開。断ち切ることのできない親子の繋がり、受け止めなければ進めない現実の厳しさ、思いやりと紙一重の同情、親の因果を背負って生きることへの切なさ、その瞬間瞬間生々しいまでに描写される画面とストーリー展開は、各エピソードとも、薫り高い文学の持つ香気や、人の心を癒す優しさ・しなやかさを感じさせる。灯火親しむ頃、ぜひ手に取ってほしい1冊。
・「かけがえのない日常」
もうすっかり評価の定まった感のあるこのシリーズ。主にすずちゃんの目線から見たいろいろな人間関係。同級生だったりチームメートだったり、お姉ちゃんの恋人や母親だったり。安定した絵と安定したストーリー。何の不安もなく読むことのできる物語。様々な感情があって小さな事件が起こるが、全て受け入れられているような大らかさを感じる。季節が移り梅の実がなって、祖母が作っていた梅酒を幸ねえが作る。吉田さんはいい人生を送っているに違いない。それを思うと幸せな気分になるし、彼女の作品を今も楽しく読めることがうれしい。
・「鎌倉と四姉妹家族の肖像」
やっと出た2巻目!って感じなんですが、「ラヴァーズ・キス」のキャラクター達も巧みに絡んでくる「海街diary」は「ラヴァーズ」よりもシットリとしてて、それぞれのキャラクターの陰影も垣間見えるものの、より《ホームドラマモノ》としてのストーリー運びの方が強い感じですね。たぶんこういう話は、舞台が特に鎌倉でなくても出来るものなんだろうけど、「鎌倉」だからこそ・・・なんですよね〜(非論理的ですが・・by.スポック)海、江ノ島、サーフィン、長い坂道、神社、江ノ電、鎌倉の移り行く季節・・・住んでいる者にとっては見慣れた風景になるんでしょうけど、余所者の贔屓目感想として、「海街」のドラマ要素からは絶対外せないだろ〜と思う。まぁ、鎌倉に憧れてる故の待ち望んでたストーリーだからこそ、そう考えてしまうんでしょうね〜・・ただ、これが北海道舞台のストーリーなら、こんなにシットリとした輝きのあるドラマにはならないんじゃないかな〜・・と、思う。道民って個人主義的なところがある一方で、依存度が高くて弱い人間が多いのかも・・・と、時々考えたりするんですが、すずちゃん含めた四姉妹も、四姉妹を取り巻く人達も、皆、芯のある強さを持ってますからね〜(姉妹の母親はちょっとあれだけど)その精神的な強さや、日常の営みのきらめきみたいなものを鎌倉の何気ない風景が、より鮮明にしてくれる感じがします。また、そういう強さを育んでくれる場所なのかもしれない。そして今回は、長女幸とすずの間の、他の姉妹には見られない結び付きみたいなものを感じさせた2巻目でもありました。
ところで最近のテレビドラマは、猫も杓子もマンガが原作だったりしますが、この「海街diary」は、安易にテレビドラマ化(もしくは映画化)はして欲しくないです。勝手な心配ですが。
・「6歳女子と、30男の、あったかライフ。」
とても優しくって、あったかさを感じるふとしたシーンとエピソード。テーブルにココア、背中にクッションを用意して…ゆっくり読んで、ほっと一息つくような。そんなお話。
いわゆる「子育て奮闘記」ものはすでにたくさんあるのだろうけど。この「うさぎドロップ」独特の「雰囲気」。
少女漫画とかに多い「キラキラ」「ふわふわ」な絵柄が一切、無い。ストーリー中の「障害」もやたら現実味がある(仕事と保育の両立やら、同居生活のすれ違いやら)。けっこうリアル。
けれど癒されるんですよね。きっとリアルだからこそ、りんの心の痛みとか、大吉の苦労とか…二人の幸せとか…身近に実感できるんでしょうね。
主人公の大吉は、自分勝手な言い合いを繰り広げる親戚達をかきわけて、りんを預かる決意をするわけですが。案外、特別熱いわけでもなく。
親戚たちに一瞬反感は持ったものの、特別それを責め立てることもせず。ただ、「なんでだ?」って一人黙々と考えてるタイプ。
仕事は犠牲にできても、りんのことはそうはいかない!…「…と、思う」とか「…たぶん」とか(笑)確固とした自信は無い。
けど「一番辛いのはりんだから。」
理屈の前に、優しさがあって。戸惑いはあっても、覚悟はあって。そんな、「ふつーにいい大人」です。
そして祖父―りんにとっては「おとうさん」そっくりの大吉。そんな大吉に、いつもそっとくっついてるりん。とにかくもう、めちゃめちゃ可愛い!!!物静かで、6歳のわりにいつも凛としてるけど…ふと見せる表情はやっぱり小さな女の子。
episode4は特にオススメ。スッと癒された…。
大吉がいなくなったら…と怖がるりん。そのおかげで、「絶対に死ねないな」と自身の健康管理についてリアルに考えさせられる大吉。自尊心が甦る。りんと暮らし始めて、彼自身たくさんの変化に立ち会ってゆきます。…きっと、良い方向へ。
・「30歳前後の男子が読むべきかもしれない名作」
「案外、この世界も悪いもんじゃないってりん、君は知ってるかい?」
30歳独身男子ダイキチと、祖父の隠し子6歳女子りん、ぎこちないけれど精一杯な2人生活の始まりを描く1巻。ダイキチと自分が同世代なこともあり、妙にリアリティがあって、考えさせられる作品です。人生とは、家族とは、について30歳前後でいったんちょっと考えるには最高の作品。
(自分のような)30歳前後の普段はこういう系統の作品をあまり読まない男子に読んで欲しいと思います。
・「たまらなくいいお話です」
小さな子どもが出てきてるのに、宇仁田先生の他の作品のよにんぐらしとは雰囲気が全く違っていてすごいなぁと尊敬しました。今後の展開もとっても気になりまくりで早く2巻が出て欲しいな〜と思います。宇仁田先生の作品は、主人公の人間らしさも魅力のひとつですよね。
・「いい意味でリアル」
いい意味でリアルな感じです。独り身の男がひょんなことから突然、少女と二人で暮らすことになる漫画です。と、書くといわゆる萌え漫画のようですがそういったものとは全く違い、なにか、リアルに一緒に暮らしているという感じです。
絵を見たときは失敗したか、と思いましたが話が面白いので全く気にならないです。
・「待ってました☆」
30男ダイキチと6歳児りんちゃんのやりとりが微笑ましいっ!本の装丁のブルーが綺麗でお気に入りです☆続きと今後のダイキチのオデコの形が気になります。
・「思えば遠くへ来たもんだ」
遂に最終章突入です。最近の鋼の新刊は手に取るたびミョーに緊張。続きが読める楽しみと終わりが近付いてる淋しさとの板挟み。ドキドキそわそわして落ち着きません。
1巻からずっとタイムリーに読んでるので、エド達の成長と変化が何だかとてもリアルに感じられます。今巻で、エドとウィンリィが向かい合った時の身長差にちょっと泣きそうになるのは、1〜21巻を纏めて読んだ人には無い感覚かも。
本当に「思えば遠くへ来たもんだ」ですね。終わりが来るその時までこのドキドキそわそわ感を思い切り愉しみたいです。
ちなみに今巻のツボは「反抗期!?」。めきめきヘンな音がしてる弟にそのボケはどうなのエド。
・「少年から青年へ」
他の方が内容についてのレビューや評価をされているので、私は敢えて内容についてでは無く、エドワードの描写について書きたいと思います。 一番目についたのは、ウィンリィの部屋で対面した時のエドワードに、幼さは無くなり青年としての凛々しさがありました。 そして今までは思わなかったけど、この巻になりエドワードがホーエンハイムの若い頃に顔付きが似てきました。 心の成長が表立って描かれてきましたが、この巻でようやく身体の成長も描かれ始めたのかな?と感じました。 これのレビューを書いてて、エドワードが成長してるという事は、アルフォンスはどうなるの?と気になりました。
・「約束の日に向けて」
今巻から最終回(のようなもの)だそうですね。
嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ちです。。
「約束の日」に向けて着々と準備をすすめるエドたち。散開していたマスタング組も動き始めます。
今回一番恐ろしかったのがプライド。何ですか、あの子は!!その恐ろしさは次巻へと続きます。
あとアルが色々な意味で心配です。
この漫画は相変わらず勢いがあって本当スゴイなーと思います。
・「最終章?に突入ということで」
カバー折り返しにもあるように、とうとうクライマックスに近づいてきました。アニメも新シリーズで再開されるということもあり、まだまだハガレン人気は止まることを知らなさそうです。
本編も見ごたえありますが、「おまけ」ページも少し多くなって個人的にはこっちもうれしいです。
・「ついに最終章」
ついに最終章まできてしまいました。このマンガの伏線のはり方、はがし方が実に絶妙で、毎回感動させられます。間違いなく世界に誇れるマンガであると確信できるほど、素晴らしい内容だと思います。
●ハンター×ハンター (NO.26) (ジャンプ・コミックス)
・「最凶暴作品」
ブリーチ全巻はHUNTER×HUNTER一話にも満たない。そんな事を思う。
・「素晴らしい!」
読んでいてニヤケが止まらないほど面白い!一分一秒の攻防を絵で表現しているので今までよりもストーリーの展開は遅めですが、ジャンプ連載とは思えないほどのクオリティの高い頭脳戦と予測不可能な展開の数々には毎度毎度驚かされます。
キメラアント編に突入してから今まで以上にシビアでダークな表現が増えて本作ですが、この26巻の急展開の連続には正直度肝を抜かれました。人間とキメラアントの抗争の結末、王の変化、水面下で繰り広げられる情報戦、これほどまでに圧倒的な情報量をわかりやすく且つ面白く表現するこのできる冨樫氏はまさに天才。
ヒソカVSクロロ、ジャイロ、キルアの離脱など、まだまだ伏線がいっぱい残っているので、どうか時間がかかってでもこの素晴らしい作品を完結させてほしい!でも連載開始から増えている膨大な情報量を全く無駄のない構成で描いてるのに気づけばもう25巻。すべての伏線を回収しようと思えばもっと長くなるでしょう。
完結したとき僕が何歳になっているかわかりませんが、また最初から最後までこの物語を読むことができるのなら本当に生きていてよかったと思えるはずです。ですから本当に「幽☆遊☆白書」のような無理やりな終わり方だけは勘弁してくださいww
・「ゆらぐ」
ネフェルピトーは生まれたときから王を護ることが使命だった。王が王であるために存在していた。ゴンたちにとっても読者にとっても、ただそれだけの、幻影旅団とも違い人間ですらない圧倒的な悪者として描かれてきた。純粋な悪のはずだった。
しかしこの巻で見せた、王の命令を守るその凄まじい信念、コムギを護る母親のような強さと弱さ。これが感情を持つ生物の正しい姿ではないか。思いがけずピトーに感情移入してしまった。このシーン、キルアが懸念していたイレギュラー因子に直面した衝撃も加わり、間違いなく「HUNTER×HUNTER」屈指の名場面だったと思う。
戦争をモチーフに互いの正義を主張するアニメ、敵との戦いのなかで辛い過去の回想を挿み同情を引く漫画。絶対悪などない、そういうことなのだろう。しかし、そんな後出しのような小細工が馬鹿馬鹿しくなる。本当に譲れない想いがぶつかるとはこういうことだ。ピトーという悪から生まれた濁りのない、正義か悪かの概念さえ越えた、自己を無視した純粋な護る想い。そして、それに対するゴンの想像を絶する葛藤、キルアの表情が語る感情の揺らぎもまた、読者の息を詰まらせる。
「仲間想いの奴がいたら どうするんだ」カイトの言葉が、今になって尚深く突き刺さる。
この漫画、凄過ぎる。
・「成長の代償」
結論から言ってしまえば26巻連載分は最高でした。長い休載に耐えて読み続けてきた甲斐がありました。HUNTER×HUNTERのメインテーマはゴンとキルアの成長ですが、そこに伴う痛みがこれほど身に迫ってくるとは、流石と言うより他にありません。キルアは呪縛からは解放されましたが、それによって自分とゴンの差違を我が身に引き受けなければならなくなりました。ゴンは自分の信じていた正義が相対的なものだったことに混乱し、痛みどころか崩壊寸前です。犠牲者の殆どないまま和解に終着する可能性に苦言を呈する人もいますが、私はそうは思いません。むしろ登場人物のエゴがぶつかり合うこの展開で、互いの妥協は必須と言えるでしょう。誰かが捨てなければならないその信念こそが、「犠牲」なのではないでしょうか。その意味でゴンとキルアは一山超えたようなので、信念を貫いたナックル達と行方不明のパームが心配です。
・「稀に見る傑作です」
「HUNTER×HUNTER」 は連載サイクルに問題大ありなのですが、稀に見る傑作です。・単なる勧善懲悪をベースとした少年漫画ではない・「清濁併せのむ」思想がベースにあり、善悪は不可分であるとの主張が読み取れる・ストーリーは勿論、コマ割りやテンポが非常に良く、漫画にしか出来ない表現が巧みぜひ読んで頂きたい作品です。
・「大天使達は毎回爆笑なのに…?」
立川のアパートで、ブッダとイエスがつつましやかなバカンスを楽しんでいる様子を描いたギャグマンガ。 この巻では、「イエスのお誕生日にサプライズパーティを開こうとするブッダ」「初詣に出かける二人」「風邪で具合が悪くなったブッダ」「ダイエットのためにジョキング」「公園にピクニック」「秋葉原にお買い物」「お互いを散髪」といったエピソードが盛り込まれた短編が収録されています。動物達が身を呈して二人を守ろうとする様子やちょっとした拍子に、聖人としての振る舞いが出て空を飛ぶ奇跡が起こったり、まわりの人にお供えをされてしまったり。そのたびにあわてる二人の様子が笑いをさそいます。
クレーンゲームでもらった人形に「カンダタ」と名づけたり、鹿にまたがって病院まで駆けて行ったりと聖人ならではの笑いもたくさんです。
どちらもお互いを思いあって気遣いあう様子がほほえましく 東京の名所や普通の街角で、季節の行事や平和な生活を楽しんでいる様子がとても楽しいマンガです。
・「うふふくすくすわははは」
2巻速攻購入しました。二人の聖人のかわいらしさ爆発。素直だからこその聖人。庶民だからこその聖人(あ、ブッダは元貴族様か)。クリスマスを日本人的に?はしゃぐイエスもかわいいけれども、今回は尾崎に爆笑。ブッダと尾崎に接点があるなんて!しかもこんなに見事にリンクするなんて!今回は、アナンダもちょこっと顔をだして、ブッダLOVEなところもかわいいです。ほんわかうふふ、にこにこくすくす、あらあらわははは、な、楽しさ。裏表紙見返しの雪だるまさんがとってもラブリィ。お話とお話の間の書き下ろし(ですよね?)のヒトコマも見逃さずどうぞ。
・「日本に生まれてよかった!!」
実を言うと読んだのは結構前なので細かいことは言えませんが、とりあえず……こんなマンガが読めるのは日本だけです!!
実際問題、まじめにキリスト教や仏教を信仰している方がどう感じるかは知りませんが、こんな突拍子もない設定で商業ベースに乗れるというのは、世界的に見るとすごいことなんではないでしょうか?(全メディア黙殺の某マンガを思い出しますw)
現実世界を見てしまえば、一部で信者同士いがみ合っていたりすることもある(というと言いすぎ?)のですが、このマンガでは「周りは知らんが、本人たちは楽しくやってるよ」と言わんばかりの平和さ。これに比べたらサラリーマンの日常のほうがよっぽどスリリングでしょうwあずまんがなんかとは方向が違いますが、ほのぼのと癒されるギャグマンガです。普段考えすぎの人なんかにどうでしょう?
・「暴力も下ネタもなしで信者も安心して読めます」
久々にツボにはまりました。1巻からそうですが、聖書ネタ満載なのに、クリスチャンでも不快な思い一切なしで(他の信者の方はわからないけれど)楽しめるのがすごいと思います。暴力や下ネタ、攻撃的なギャグがない柔らかい笑いなので、物足りない感じがする人もいるかもしれませんが。。。「愛があれば大丈夫〜」「アガペー、アガペー」と奇跡でしちゃったホットワイン風呂で大はしゃぎするイエス。大好きです!
・「ほほえましい」
すごく笑える!と聞いてまず1巻を買って読んでみたのですが、これは笑えるというよりほほえましい漫画だと思いました。偉い神様が二人、アパートでルームシェアして人間くさい生活をしている…この設定がまずとても秀逸です。宗教ネタはうといので分かったり分からなかったりしましたが、空気でなんとなく理解できるものがほとんどなので楽しめました。1巻に出てきたサウナで出会ったヤクザの人が密かにお気に入りだったので、2巻にもまた出てきてくれて嬉しかったです。イエスに対する誤解がさらに深まっていく様がなんとも言えなかったです。2巻の表紙は季節はずれもいいところですが、暑い夏に涼しい感じでむしろ良いのかもしれません。
・「そして”ピアノの森”へ…」
買ってすぐに読み、続けてすぐに3度読み返しました。ショパンコンクール編第1次予選最終日、やっとカイの出番です。期待通りの、いや期待以上の演奏をしてくれました。(まだ終わっていませんが…)私も観客と一緒に息をのみながら読んで(聴いて)いました。プログラムが進むにつれて1巻からのカイのことが思い出され、感慨深いものがあります。レフの意外な実力が判明したのも驚きですが、彼も雨宮と似た「爆弾」を抱えています。彼らがどうやって自分の「壁」を乗り越えるのかを見届けたいです。今後どんな展開になるのか楽しみで、待ちきれません!!まだ1次予選の途中ですが、最後まで描ききってほしいです。
読んだ後(または読みながら)弾いている曲をCDで聴くと、また楽しめます。
・「師弟愛にも感動です」
ぶにさんと風さんのすばらしい評でこの巻の素晴らしさは言い表されています。加えて、私は阿字野とカイの師弟愛にも感動しました。出番直前、カイは阿字野から特別な激励の言葉を期待しますが、阿字野は普段どおりのことしか言いません。カイは阿字野に「じゃあせめて、手をかして!」と阿字野の両手をしばらく自分の両手で握りしめます。そして「じゃあ行ってこい」「うんじゃあ後で」このやりとりに揺るがない師弟間の信頼と愛情が表現されています。本番ステージのピアノに歩み寄りながらカイは心で思います「不安なんかないよ、阿字野。俺はここに来るまで一人ではなかった」と。そしてホール最後尾に立つ阿字野が描かれます。一色さんは師弟関係の素晴らしさも見事に描いていると思います。第1巻から始まる、森とピアノ、阿字野との出会い、雨宮との交流、カイの成長、そしてこの15巻、ショパンコンクールでのカイの演奏。この第15巻は全巻中でも最高の内容をもつ一巻だと思います。後半では、本当に音楽が聴こえてくるような素晴らしさです。一色さんの力量が窺い知れると思います。音楽、ピアノ、コミックが好きな人は必読!ですね。
・「深々として大きな緑の森をバックに、カイのピアノが聞こえる。心を揺さぶられました」
ポーランドで開かれているショパン・コンクール、第1次審査の様子を描いていく最新刊。待ちに待っていた甲斐あって、感動的な出来映えでした。
審査最終日のメインとなるだろうカイ・イチノセ(一ノ瀬 海)の演奏に向けて、その前の奏者、レフ・シマノフスキの演奏から徐々に盛り上がっていく、「最高潮」への予感のようなもの。クレッシェンド、アッチェレランドしながら、緑の森の葉裏を翻す風のように駆け抜けてゆく物語の、きらきらと輝いていること。素晴らしかったなあ。
なかでも、カイが演奏会場の舞台に颯爽と立つ後姿と正面からの姿、すっと背筋の伸びた二コマと、深々として大きなピアノの森をバックに、会場の聴衆の心をがしっと捉えてしまうカイの演奏を描いた見開き二頁のコマ。「あっ!」と、息を呑むほど素敵で、感動しました。
カイにとって、ピアノの森の存在がいかにかけがえがなく、大切なものだったか。カイが演奏する姿を力強く、美しく描いた絵の端々に、ピアノの森とカイの一体感を感じて、そこがなんとも素晴らしくて、胸がいっぱいになりました。 素敵な感動をくれたこの第15巻に、心からの拍手を。
・「まさに「The Perfect World of KAI」」
雨宮のピアノには、幅がない。と言われてしまいました。それはまさに雨宮の生き様。ピアノのために何かを犠牲にし、何かを削る生き方が音に現れている。ピアノは技術が全てではない。己の人間性をいかに表現できるか。カンペキなピアノなんて機械でもできる!弾いてるのは人間だ!雨宮は目標を敵として勝負を意識してしまった。自分を信じて、自分を表現する上で敵の存在なんて無意味。がんばれ雨宮!逸脱せよ!
異国の地でカイはピアノの森を見つけた。レフのファインプレーっす。最高の演奏に繋がりました。そのレフの活躍。クリスタルにも形容されるレフのピアノ。盛り上がるほど、アウェイをアピールするほど、自分のピアノを弾くカイの演奏の凄さを引き立てる。
そして静かに曲目が告げられる。カイはチョピンから現在に至るまで、道のりを静かに思い出す。支えてくれた皆の力を感じて、鍵盤に手を伸ばした。
一陣の風と共に世界が広がった。一瞬、聴衆はこれまでの演奏が真っ白になりリセットされる。そして、すぐにカイの音に世界があると気付く。聴衆は、カイの表現する音から世界を読み取ろうと神経を集中させる。
そこに広がるピアノの森を受け取った聴衆は中毒性の恍惚に包まれる。理想的なショパンを感じたのも束の間、今度は衝撃に包まれる。稲妻、炎、崩れ落ちる鍵盤。カイは世間の認識とは異なるカイの人生を織り交ぜた解釈を表現する。その異世界の解釈はポーランド人のざわめきを呼ぶが、カイの世界を表現する力は説得力も圧倒的。
ラストの曲目、次はカイの青年期の生き様を表現してほしいなー
・「背筋がゾクゾクしました!」
これまでも素敵な話でしたが私にはこの15巻が一番すばらしいと思いました。特にカイの演奏の時には音楽が聞こえていないのに背筋がゾクゾクすることを初めて体験しました!話の展開を楽しむよりも純粋に、カイの演奏を楽しんだ気になりました!
・「西浦バッテリーの新たなる課題」
振り返ってみれば、阿部君って、榛名さんにふりまわされ、(゚Д゚≡゚Д゚)三橋君に四苦八苦。(≧ヘ≦) ムゥ現れ方は違うけど、どっちもコミュニケーション下手の投手陣。キャッチャーって、つくづく大変なポジションです。
大人なお父さんはすぐ気づく。阿部君の言う三橋君からの信頼が、彼の自信のなさとキャッチャーへの畏怖の念からきている、まだ屈折したものであること。父のヒントで阿部君は考え始める。
5回戦。完全にリードを読まれた状況で、三橋君は、気づき始める。阿部君だって、いつも自信満々じゃないのだ!絶対的な存在じゃないのだ!新たなるバッテリーの成長を予感させる第11巻。頑張れ!!!西浦高校!!!
美丞大狭山高校、呂佳コーチの勝つために非情に徹しようという姿勢の今後も見逃せないっす!勝負に負けることのトラウマの深さを感じさせます。
・「信頼と依存」
前巻は明確なテーマがあったので楽しく読めたが、11巻は重く感じたなあ。
原因は、阿部君と三橋君の「信頼と依存」。
「オレが3年間全部キャッチャーやる!」「うん!」という会話。以前出てきた時はすがすがしく感じたが、今回の会話は全く違った意味合いでこちらにのしかかって来た。三橋君は阿部君に頼りすぎるあまり自分を失いかけているし、阿部君は三橋君を気に掛けるあまり周囲にウッゼーと感じさせるほどの干渉ぶり。阿部君は信頼だと疑わないが、実は依存に傾いている三橋君。その2人のちぐはぐした背景を知り、引っ掛かりを感じてしまった。
ひぐち先生うまい。同じ会話なのに全然違う。三橋君もチームの野球ができるようになり、バッテリーもつながってきたと思っていたけれど、まだまだ成長の伸び代がある(笑)。2人が本当の信頼関係を築くまでが、とても楽しみになった。
(阿部君の姿勢は、基本的に悪くないと思う。榛名さんを野球に戻し、三橋君を立ち上がらせることができている。ただ、これからの三橋君のためには、少し違う面が必要なんだなあ。)
・「試練の予感。」
入部から4ヶ月。とうとうバッテリー最大の試練が訪れそうです。三橋の努力を認め、三橋に尽くすと誓いながらも、「才能の上に寝ないで努力している野球バカ」相手に三橋一人で越えていかなければならない事に不安を感じ始める阿部。投手として全く自信が持てないまま、阿部に依存し、阿部の「3年間絶対怪我をしない」という言葉にすがりつく三橋。阿部ほど利口な選手が「絶対怪我をしない」と言い切ってしまうことが本当はおかしいのです。2人の少年の間にぽっかりと開いたブラックホールが徐々にストーリーに浮かび上がってきました。2人の奇妙な関係に田島が違和感を表し、阿部父も息子にそれを指摘します。
そして三橋の投球を完全に掌握している阿部の配球がとうとう相手チーム美丞大狭山に丸裸にされてしまいます。挑戦者としての彼らの活躍に、今回は暗雲がたちこめる展開になりそうでドキドキ・・・
いまだに悔しさを拭いきれない桐青の河合が客席スタンドに現れます。あらゆる角度からこの試合をみつめる視線が、ストーリーを動かしていくのでしょう。そのあたり楽しみです。オマケ漫画は三橋の幼児期、かわいいです。
・「試合の積み重ね方が上手い!」
前巻もそうでしたが、相手が格下であっても試合中の心理描写や戦略などを一切妥協せず作り込まれているのには毎度毎度感心します。このクオリティを月産50ページ以上でやっているというのだから尚凄い。
そして今巻では阿部と三橋の信頼関係を逆手に取った先方を使う敵チームと、また今までとは違った切り口の試合をしてくれそうで実に楽しみです。
ただ不満があるとすればあまりにも遅い刊行ペースです。月刊誌ですので半年待つのは別に苦ではないんですが、この作品は雑誌掲載時のページ数がかなり多いので3〜4ヶ月で一冊分たまるんですよね。それに加えて11巻掲載分は去年の4月分まで。単純計算で1年半分のストック(4冊相当)があるんですよ。いくらアフタヌーン読者を増やしたいからってこれは露骨すぎますよね……。
アニメ2期開始後に同時発売するとかそんな感じなんでしょうか?何にせよ早めの刊行を期待しています、講談社さん。
・「全員が主人公」
この漫画をみて最初に感動したのは、キャラクターが半端なくイキイキしている事です!セリフ枠を囲んでいない所でキャラ同士がよくしゃべっている事がよくあるのだけど、とってつけたようではくそういう所にも個性があって、この漫画家さんは本当に深くキャラクターの背景を作り上げていて、かつ愛しているんだなァ・・っていうのが伝わってきます。それが単に主人公のチームだけではなく、対戦するチームにも感じられるのだから凄い!
だから読み応えは抜群で、コミックは10分で読めてしまうけどおお振りは毎回時間がかかり毎回たっぷりと楽しませてもらっています!!
野球漫画だけど試合という表舞台だけに感動がある訳でなく、裏舞台の方も同じくらい大切に描かれているので、スポーツ漫画だからっていうので読まないのは勿体無い作品です〜!
11巻ではピッチャーとキャッチャーの大きなテーマがまだ解決しないままビジョウ戦へ!この問題を超えたとき二人がどうなっていくのか・・・毎回気になるところで終わって次巻はまた5,6ヶ月待ち・・・・待てない〜〜〜!!!
●つづきはまた明日 1 (バーズコミックス ガールズコレクション)
・「闇はあやなし」
早くに母を亡くし、父子家庭で暮らす小学5年生の杳(はるか)と清(さや)が、父や父の妹、その他周りを人たちと関わりあいながら、成長していく。そんなありふれた日常を描いた物語です。
淡く細やかな線で描かれた少女漫画タッチの絵柄で、ありふれた日常をコメディのように面白く描き、時には詩的に飾り、はたまた児童書のような物語を展開します。また、時々見せるシリアスな場面は、ただ日常を綺麗な部分だけを切り取っているのではなく、それらを含めて日常なのだと訴えかけているようにも感じ取れます。この作品をお菓子に例えるならば、屋台で見掛けるでっかい綿菓子のように、真っ白でふんわりして、甘く心地よい味を連想させます。本作品を観る度に、屋台の綿菓子を見て声を上げて欲しがる様に、自分も童心に返ってしまうそんな心の中があったかくなります。心あったまるお話が好きな方には、お勧めの1冊です。
・「ココロに染みる…」
「春の夜の闇はあやなし梅の花 色こそみえね香やは隠るる」
・・・ 春の夜の闇は何を隠しているのだかよくわからない、 梅の花は色こそ見えないが、その香は隠れることがあるだろうか… (あやなし…理屈がつかない、筋道が通らない)
古今和歌集の中の、一歌このコミックの中でキーワードとなる歌…
夜の沈丁花を見て、ぽつりと口にしたその主人公は…小学5年生の男の子
この物語は父子家庭で生きる兄と妹の物語ですでも暗くはありません決してお涙ちょうだい的なものではないのです
淡々と過ぎて行く日常のストーリーには笑いやファンタジーのエッセンスもあります家族やお隣さんや友達とのたくさんの楽しい事もありますでもどこかに母を失った悲しみが読んで取れます
「箱があるんだ…心の中に 淋しいなとか せつないなとか 泣きそうな気持ちになるとそれを全部 箱の中に放り込んで、ぎゅっと蓋をする そうして、テレビを見て笑ったり ゲームしたり、本を読んだり 楽しい気分に集中するんだ …………
でも、本当は 箱なんてはじめから無いんだってこと 僕は知ってるんだ…」
箱は誰でも持ってると思いますでも本当は無い…そんな事…大人は皆分ってるのですでも5年生がこんな事をさらりと言う…
そういうストーリーなのです
ある場面で不覚にも、わたしは少し涙が出そうになりましたコミックを読んで…泣く?わたしが?不思議です…
このレビューのタイトル「空知らぬ雨」はこの男の子が書道で書いた言葉ですどういう意味か?……それは読んでのお楽しみです
久々に心にヒットしたコミックでしたたぶん世の中ではあまり認められないでしょうでも、わたしは認めます
心に染みる良いコミックでした
・「空の知らない水。」
少数派、なんて平気で口にしますがふつーの家庭なんて存在しないんです。 母親を亡くして父と3人暮らし(出入りする父の妹アリ)する男の子杳と妹の清。 お隣に引っ越してきたのは働くお母さんといまは主夫(どうやらわけあり)の父親を持つ佐保。 エピソードこそ違えど誰にでもあって、でもみんな忘れてしまう気持ちを思い出します。
時折杳は大人顔負けのことを口にするのですがそれは大人びているというより言葉が子供の口からこぼれる奇跡にちかいかな。
次も楽しみです。
・「シリーズ原点!展開が楽しみ」
前回、「秘密5」で、薪氏周囲の人間達が迷走し始め、薪氏以外の人物の無能振りばかりが目立ち、これからどこへ行くのか・・・!?と思わせましたが・・・
1編のお話。今回は、『貝沼事件』で第9が崩壊した後の時間軸からお話がスタートします。『貝沼事件』により、世間ではますます『脳を暴く』捜査へのアレルギー、嫌悪が強まり、第9は実質薪氏一人となる。そこに配属されてきた、捜査1課生え抜きの岡部警部。彼も初めは、「脚で稼がず脳を除き見て何の捜査だ!」と第9への反発を隠せなかった。だが、捜査の基本と信じてきた、観察し、聞き、話すーだけではうかがい知れなかった事件の深い部分、「人間は主観の生物であり、必ずしも本当のことを話すわけではない」「人間には思い込みがつき物である」ことを知り、薪氏自身の心の傷とそれを抱えながら人間の脳に切り込む捜査を目の前にすることから、MRI捜査への造詣を深め、薪氏の片腕へと成長していく。いわば、『貝沼事件で崩壊した第9の再生の物語』
2編目のお話。ある事件の捜査を通じ、青木は『貝沼事件』で薪の親友であった鈴木の脳から得た情景が今の自分に影響を与えているのではないか、自分は鈴木と似ているのか、否・・と悩み始める。これからの薪・青木・三好の関係の変化、波乱を予想させる物語。
薪氏個人の能力や魅力、事件の特異性に頼ることなく、人間ドラマとして充分に『魅せる』展開になってきた『秘密』!!この先も目が離せません。
・「岡部さんの視点で描かれる『第九』」
物語は現時点より3年前に遡る―。貝沼事件の捜査により、薪さん以外の捜査員が皆いなくなってしまった『第九』。その第九に捜査一課のエリート・岡部が配属される。最初は第九や薪さんを嫌悪していた岡部だが、共にある事件を捜査していくうちにMRI捜査に対する考えが変わっていく。
・「岡部さん!」
岡部さんと薪さんの出会い編。薪さんの危うさとある女性による惨殺事件がいいバランスで描かれています。
前巻から岡部さんの株がどんどん上がってます。唯一安心して見ていられる人かな。
犯人である郁子の心の叫び、郁子の父親から見た世界が心に突き刺さりました。彼女が欲しかったのはありふれた幸せだったんだろうなぁ。だからといって犯罪を擁護するつもりはないけれど、心にずしんときました。
今更言うまでもないでしょうが、絵が素晴らしいです。病院で目を覚ました場面での薪さんの笑顔!美しすぎです!もはや芸術。
気がかりなのは青木君と美好先生の仲です。青木君には是非幸せになってもらいたい。
・「いいカンジに盛り返し」
薪さんがメイン。因縁の事件からどうやって青木さんをはじめ「第九」のメンバーを構成していったかなど、これまでのストーリーに至る過程が描かれています。一部のキャラクターに焦点をもってきているので好き嫌いはあるかもしれませんが、「腑に落ちる」といった感じがしました。 正直、前巻までは(注:同作家の作品は全て持っています、J&Eシリーズが一番好きです)「この作品で終わりかも…(ρ_;)」と失礼ながら思っていましたが巻き返しをされた感があります。医療関係は私の専門なので色々矛盾はありますが無理は承知で読むと面白いです。
・「第九の初期・・・」
青木がくる前の話です。貝沼の事件が起こった後、たった一人で捜査し「第九」自体が危ぶまれている時の薪さんと出会う岡部さんのお話がメイン。
最初からあの中で風貌が異色の岡部さん(笑)が捜査一課から「第九」・そして薪さんへ興味と尊敬を持つまでの過程が、今までのストーリーと異なり新鮮でした。
想像も絶する「秘密」を抱えている薪さんが、巻を重ねるたび読んでいて辛くなっていたのですが、一人じゃないそういう風に思える岡部さんの優しさが垣間見えました。
事件に関しては話はおもしろかったけれど・・・薬であそこまで劇的に変わるかなあ。と少し疑問は残りますし医療関係の方から見たら「変だよ」ってところもあるのかもしれないです。が、そこは近未来設定。おおらかに捉えてストーリーを楽しむほうがいいと思います。
読み手を選ばないマンガだと思いますし、相変わらずの芸術性の絵の高さ。それを、一話から最終的に「人間とは」という話(盲目の少年のZIPの話など)は人をひきつけると思います。
青木がこれからどうなるのか少し可哀相ですが乗り越えてこそ第九メンバーだ(笑)前回中だるみ傾向にあったのを上手く軌道修正してくれた巻だと思っています。
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