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▼効率が10倍アップする新・知的生産術で推薦されてる本:セレクト商品

キャズムキャズム (詳細)
ジェフリー・ムーア(著), 川又 政治(翻訳)

「待望の翻訳書」「ハイテクベンチャー関係者必読の書」「頭がすっきりした」「新しいモノを普及させるにはどうすれば良いか?解決の視点を提供していれる。」「目からウロコのマーケティング論」


イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) (詳細)
クレイトン・クリステンセン(著), 伊豆原 弓(翻訳)

「破壊的イノベーションについての名著」「IT業界では日常茶飯事」「参考になりました」「ビジネスマンの必読本」「ジレンマを経験している組織は多いのでは?」


プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) (詳細)
P・F. ドラッカー(著), Peter F. Drucker(著), 上田 惇生(著)

「とても当たり前のこと」「「プロ」とは?」「人事の教科書としても最高」「プロのビジネスマンになりたい人は、必読。」「これ一冊でとりあえずOK」


ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press) (詳細)
W・チャン・キム(著), レネ・モボルニュ(著), 有賀 裕子(翻訳)

「未知の市場空間=青い海,」「ゼロベースで考えるということの大切さを再認識」「ポーター競争戦略への強烈なアンチテーゼ」「どのように利益を出す領域を見つけるか」「青い海を目指して、我々が目指すべきロールモデル」


ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか (詳細)
エイドリアン・J・スライウォツキー(著), 中川 治子(翻訳)

「一回通読、その後、座右へ。おりにふれて読み返す。」「ビジネスモデルを明晰に分類」「アカデミックな実務書」「ビジネス界のレヴィ・ストロースが思考を掻き立てる」「利益の本質が分かる」


ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 (詳細)
ジェームズ・C. コリンズ(著), 山岡 洋一(翻訳)

「GREATになれないGOODな人たちへの人生指南としてもお奨め」「飛躍のために経営者・起業家は必読では?」「前作(ビジョナリー・カンパニー)よりお薦め」「真の企業家に向けて必読の「理論」」「飛躍するために大切なこと 」


失敗学のすすめ (講談社文庫)失敗学のすすめ (講談社文庫) (詳細)
畑村 洋太郎(著)

「失敗に対するイメージが変わります」「失敗できないからこそ、他人の失敗が成功の母」「世代を超えて読み継がれて欲しい本」「失敗は成功のもと」「最近 力のつく本が多い」


人間を幸福にしない日本というシステム人間を幸福にしない日本というシステム (詳細)
カレル・ヴァン ウォルフレン(著), Karel Van Wolferen(原著), 篠原 勝(翻訳)

「民主主義の成立要件とは?」「自立の時代」「必読!!」「筆者の記述には押さえられない苛立ちが感じられる」「幸福になってもいい」


7つの習慣―成功には原則があった!7つの習慣―成功には原則があった! (詳細)
スティーブン・R. コヴィー(著), ジェームス スキナー(著), Stephen R. Covey(原著), 川西 茂(翻訳)

「類書における最高の体系書」「今になって読むと」「50年後にも残る名著」「最高の自己啓発」「影響の輪に集中することの大事さ」


「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫)「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫) (詳細)
ロバート・M. ブラムソン(著), Robert M. Bramson(原著), 鈴木 重吉(翻訳), 峠 敏之(翻訳)

「relief. nay, SALVATION!」「SALVATION!」「たくさんの困った人たちに思わず笑っちゃいます。」「職場の人間関係に疲れて」「適用できれば効果てきめん」


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすさあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす (詳細)
マーカス バッキンガム(著), ドナルド・O. クリフトン(著), 田口 俊樹(翻訳)

「自己分析に最適」「目からウロコ!」「自分を知るためのツールとして」「自分を知るためにも良いと思います。」「この本を活かすのは本人次第!」


ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution) (詳細)
照屋 華子(著), 岡田 恵子(著)

「ロジカル・ライティングの基本を押さえた好著」「新・ロジカルシンキングの定番 」「似た装丁の類書よりずっと読みやすい」「ぜひともご一読を!」「ロジカルシンキング決定版」


人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書) (詳細)
トーマス ギロビッチ(著), Thomas Gilovich(原著), 守 一雄(翻訳), 守 秀子(翻訳)

「目から鱗が。」「優れた知能とそれ故の誤りを楽しむ」「迷信・誤信はなぜ排除できないのかがわかります」「人の解釈は千差万別」「湾岸戦争の水鳥が教える物--誰がカルト教団の信者を笑えるか?」


考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 (詳細)
バーバラ ミント(著), Barbara Minto(原著), 山崎 康司(翻訳)

「頭の中がスッキリ整理されます。」「ミントに始まり、ミントに終わる」「予習が必要かも。」「スルメのような本です」「書くというテーマを通じて、考えるという本質論に踏み込む名著」


誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか (詳細)
ジョージ・エインズリー(著), 山形 浩生(翻訳)

「わかりやすい」「双曲割引一本槍の怪書」「ある程度どんな人が読んでも面白く読める科学の本」「著者の言うとおりならば、俺は「正常な人間」じゃなく「『超』正常」なのかもしれない。」「実証実験に基づいた痛快な思考実験」


急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) (詳細)
マルコム・グラッドウェル(著), 高橋 啓(翻訳)

「「バイラルマーケティング」の原理・原則本。ぶっちゃけマストバイです!」「予想に反して科学的」「話の筋が通っていると思います。マインドマップに落とすことがおすすめかも、です。」「爆発的な感染が起こる理由とは」「繰り返しが粘りになる」


リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫) (詳細)
ピーター バーンスタイン(著), Peter L. Bernstein(原著), 青山 護(翻訳)

「統計学の参考書としても有効」「リスク概念についての考察には必読の一冊」「アァ目からウロコがぼろぼろと...」「未来を予測することに挑んだ賢人たちの壮大な人類史(上巻)」「Risk sharpens you up.」


第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳) (詳細)
M・グラッドウェル(著), 沢田 博(翻訳), 阿部 尚美(翻訳)

「直感を熟考して説明した本」「何だこの面白さは?」「「一瞥の力」を鍛える、とても実用的な心理本」「示唆に富んだ、刺激的な一冊。」「直感とは何なのかがわかります」


金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さん貧乏父さん (詳細)
ロバート キヨサキ(著), 白根 美保子(翻訳), シャロン・レクター(公認会計士)(著)

「金持ちと貧乏人をわけるのは、資産に対する考え方の違い。」「本の内容を実践してみました。」「お金に関する知性を高めよう」「お金と真面目に付き合う良書《読み方注意》」「金持ち父さんはもちろん面白いよ」


ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何かザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か (詳細)
エリヤフ ゴールドラット(著), 三本木 亮(翻訳)

「小説でTOC理論(経営工学の制約理論)を学ぶ」「改善プロセスだけではない」「おもしろくてとまらない!」「いつ読んでも再考する起点がある」「とまらないです。」


レバレッジ・リーディングレバレッジ・リーディング (詳細)
本田 直之(著)

「読書は最も効率の良い投資である」「読書法に悩んだら立ち止まって読んで欲しい一冊」「薄々感じていたこと」「「読書家初心者向け」本として☆5つ」「読書はビジネスの実践で活かすためのもの」


本を読む本 (講談社学術文庫)本を読む本 (講談社学術文庫) (詳細)
J・モ-ティマ-・アドラ-(著), V・チャ-ルズ・ド-レン(著), 外山 滋比吉(翻訳), 槇 未知子(翻訳)

「本質を読む・・欧米式読書技術」「これぞ読書だ!」「大変参考になる技術論」「読書とは学問だったのか。」「速読法を磨く前に」


「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press)「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press) (詳細)
ドロシー・レナード(著), ウォルター・スワップ(著), 池村 千秋(翻訳)

「知識とは何か」「ナレッジマネジメントの新たな好著」「団塊の世代が会社を去る今こそ再考したい、「ディープ・スマート」伝承のための方法論」「マネジメントに関する知識はディープで継承が難しい.」「団塊の世代が会社を去る今こそ再考したい、「ディープ・スマート」伝承のための方法論」


問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」 (詳細)
齋藤 嘉則(著)

「体系的に経営課題考察の手法を説く優れた教科書」「良いビジネス本の代表格」「思考と実践に幅と奥行きを与えてくれる!」「「問題」とは何か。」「知らなければ対策は打てないのだ」


問題解決プロフェッショナル「思考と技術」問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (詳細)
齋藤 嘉則(著), グロービス(著)

「ロジカルシンキング入門書」「ロジカルシンキングの入門書にして決定版」「早速実践できる」「問題解決のメソッドを分かりやすく紹介」「最初に読むべきロジカルシンキングの基本書」


▼クチコミ情報

キャズム

・「待望の翻訳書
この本の翻訳書が出るのを待っていました。米国のMBAに2年前に留学していたときに、マーケティングの授業の参考図書として原書で読みました。今回、やっと翻訳が出て手にとってみると、とてもうまく訳されていると思います。

新商品を企画する人は、なんとなく感じていたアーリーアダプターという新し物好きのマーケットセグメントからいかにして大衆=アーリーマジョリティに商品を受け入れてもらえるか、そのキャズムをいかに超えるかという課題を明確に浮き彫りにした本です。

この本は、おそらくマーケティングの名著として今後も重要なポジションを占めていくことと確信しています。

・「ハイテクベンチャー関係者必読の書
誰でも技術者であれば「最先端技術を駆使した製品だからといって売れるわけではない」ということは経験的に理解していると思う。しかし、それがなぜなのかについては、私自身はあまり考えたこともなかった。本書はこの問いに明確な答えを与えてくれる一冊だと思う。スタンフォード大学などの多くのMBAコースにおいて授業にも用いられている本ということで、さぞかし小難しいのだろうと覚悟して読み始めたが、あまりの面白さに寝る時間も惜しんで一気に読み進んでしまった。日本に紹介されるのがあまりにも遅すぎた感もあるけれど、ハイテク技術関係者、特にあまり予算のないベンチャー企業は必読の一冊だと思う。

・「頭がすっきりした
マーケティングの本ははじめて読みましたが、すごく判りやすい一冊。海外のビジネス書に多い、始めの章を読むだけで、その本の概要がわかるように構成されており、忙しい人にもお勧め。超忙しい人は、表紙を裏表よむだけで事は足りるはずです。

・「新しいモノを普及させるにはどうすれば良いか?解決の視点を提供していれる。
  新しいモノが採用されていくライフサイクルの流れの中で、乗り越えなければならない”キャズム(溝)”の存在が、その普及を妨げている。その阻害要因をしっかりと認識した上で策を打って行くことが重要であるとこの本から学んだ。導入の初期段階で新しいモノにすぐ飛びつく様な人々の層、様子を見てから使ってみようとする人々の層・・・流行に乗り遅れてしまう層など様々だ。それぞれおかれた状況が異なる人々の層に対してどう対処すればよいかのか、そのポイントを教えてくれる。営業、マーケティング、コンサルティング・・・この理論が応用が可能だ。「イノベーション普及学」(エベレット・M.ロジャーズ)と合わせて読まれると理解は深まるだろう。

・「目からウロコのマーケティング論
本書では、ハイテクマーケットを、1) イノベータ(ハイテクオタク)2) アーリーアダプタ(ビジョン先行派)3) アーリーマジョリティ(価格・品質重視派)4) レイトマジョリティ(みんな使ってる派)5) ラガード(ハイテク嫌い)に分類し、それぞれに於いて、取るべき戦術を変える必要がある事を説明している。特に2)と3)の間には大きな溝(キャズム)があり、ここを乗り越えられないために、多くのベンチャーが消えていったと解説している。

本書がすぐれているのは、論理構成が優れているからだけではなく、それぞれの事例について、「如何にして壁を乗り越えるか」という模範解答が提示されている点であろう。

今まで頭の中でぼんやりと感じていた事が、ここまで明確に、ロジカルに説明されると爽快である。

本書は、ハイテク業界についてのものだが、よく考えれば人間のタイプも1)-5)に分類可能であり、それぞれのタイプについてつきあい方を変える必要があるのだろう、と気づかされた。

久しぶりに大ヒットの本であった。

キャズム (詳細)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

・「破壊的イノベーションについての名著
大企業の持続的イノベーションは小企業の破壊的イノベーションには対処できないという本

すばらしすぎです!古典になりつつありますが,輝きを失わない.いままでに無い「バリューチェーン」という考え方を持ち出して破壊的イノベーションを説明していること.多くの事例が広い範囲で見つかること.そして,何よりほとんどの大企業がこのジレンマを解消できない.

学術的な精緻さ,体系と,コンサルタントが持つ説得力の両方を兼ね備えています.

教科書を意識したのか,後ろの方の討論の手引きは余計だと思えるほどすばらしいと思います.読むには時間がかかりますが,その分の価値は充分あると思います.またこの手の本にしては安いです.

・「IT業界では日常茶飯事
HDDやパワーショベル、デパート業界での新規参入と古参の移り変わりの事例を元に、顧客のニーズを超えすぎてしまう高性能製品の行く末と、新たに別の土俵から登ってくるシンプルな製品(と企業)の世代交代についてまとめられています。

2007年の身近な事例を挙げるとすると、Windows VistaとGoogleのサービス、SONYのPLAYSTATION3と任天堂のDS、次世代DVD(両陣営)とネット動画配信事業 あたりが良い例でしょうか。

あと、似たようなパターンの例を繰り返し提示ながら主張を述べるのは、アメリカの論文の基本です。少し冗長に感じられるかもしれませんが、我慢しましょう。

・「参考になりました
全3部作を読みました。自信家の技術屋が読み物として読むだけであれば退屈な本でしょうが事業を立ち上げ、攻める側に立っている人にとっては大変参考になるでしょう。イノベーションは遂行されなければ社会に価値を問うことも、生活者が抱えている問題も解決することもできません。業界内に存在するルールは自然発生的に、実績ある企業が取り決めている場合が多く、ルール自体も破壊しなければ、深刻な諸問題が解決できないケースが確実に存在しています。実践することが前提でなければ、ただの退屈な理屈になってしまいます。現在の企業の研究所も同様の状況と推測されます。

・「ビジネスマンの必読本
2年前に米国のビジネススクールに留学していたときには、この本の話題で持ちきりでした。どうして優秀な経営者が経営しているにもかかわらず、大企業が新市場参入に失敗するのかをデータを用いてアカデミックに、しかもわかりやすく説明しています。

当時、米企業を訪問すると、どの経営者もこの本を読んでおり、話が通じたことが驚きでした。日本の大企業の経営者の何人がこの本を読んでいるのでしょう。日米の企業の業績逆転の原因はこの辺りにあるのかもしれません。やや古くなりましたが、今でもビジネスマン必読の本だと思います。

・「ジレンマを経験している組織は多いのでは?
技術革新を極め、会社として発展し続け、そのため設備投資や人員の増加を推し進めてきた。そして気がつけば既存のレールから降りられなくなっている。そんなジレンマに追い込まれる前に何ができるかを述べている本です。

本書は、そんなジレンマに陥ってはいけませんよ、と警告するだけではなく、なぜジレンマに陥るのかというプロセスを説明し、プロセスを解明することで浮かび上がる対応策を紹介しています。

本書で使われる用語、「破壊的イノベーション」という市場を変化させるような新しいアイデアは、後発企業が開発する以前にジレンマに陥る企業がすでにその芽を出している可能性があると述べています。しかし、新しいアイデアの発案当初は同意してくれる人は少いでしょうし、同時に既存の収益構造を脅かす可能性が高いため受け入れられないのです。

したがって、新しいアイデアを認めることができる環境を企業内に構築すべきであり、そのためには同一組織で異なる収益構造の事業を運営せずに収益構造に応じた事業運営を行うべきという主張には同感できるものがありました。重厚ですが読み応えのある本でした。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) (詳細)

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

・「とても当たり前のこと
誰だって成果を出したい、成功したい、人に認められ たいと思いますが、そのための方法、どんな人にも 当てはまるであろうし、どんな時代でも適用される 普遍的な方法が書かれています。 そしてとても驚くことは、その方法とはごくごく 当たり前なことであるということ、そして多くの人は その当たり前のことを日ごろはまったく忘れていること です。 私は3回読みました。もっともっと読むと思います。 みなさんも何度も何度も読んでみてください。 何度も驚き、気持ちを新たにすることができると 思います。

・「「プロ」とは?
 職場の上司や先輩からまま聞く「プロ意識を持て」、「プロフェッショナルであれ」という言葉。では「プロ」であるということはどういうことなのか。そういった疑問にこの本はうまく答えてくれるものです。

 著名人の書く「プロ」本と比べると個人レベル経験や成功体験という点でやや具体性に欠ける部分がありますが、その内容をもとに自身の仕事に取り組む際の心構えや、仕事を通していかに成長し身を立てていくか、といったことの参考になります。実際、私自身もとある分岐点でこの本を手に取り、今まで自分を反省し、これからの自分はどうしたいのか、どうやって成長していきたいのか、という指針にしています。

 前述しましたが、この本は個人の成功体験談やいわゆる「HOW TO」本とは異なり、個人を取り巻く環境や社会を織り込んだ上で、一人一人がどのように考え、行動していくのかを表した本です。そういった点で「プロ」とはどういうものなのか、とよく考えさせられます。ですので、これから読まれる方は今の自分の状況や考え方と照らし合わせながら読まれることをお勧めします。特にこれから就職活動や仕事を始められる方にお勧めします。

・「人事の教科書としても最高
私は職務がら、ドラッカーを「目標による自己管理」の提唱者として読んでいます。本書は、人事のための本として読んでも、体系的にまとめられていることと、その深さ、その新しさにおいて、必要なときに戻って来るべき本だと感じています。世の人事担当者の方にはバイブルとして頂きたい本だと思います。

さらに、世のマネジメントの本がいかにドラッカーから多数引用されているか、再認識もできると思います。このような分野でドラッカーを超えた人はまだいないと思います。

・「プロのビジネスマンになりたい人は、必読。
ドラッカーの本は、とても読みやすく、わかりやすく、かつ世界と日本の歴史がふんだんに盛り込まれているので、あっという間に読んでしまいます。同書は、30代のビジネスパーソン必見です。その理由は、「これからどうやって生きていけばいいのか?どうやって働いていけばいいのか?そのポイントは何か?」ということが具体的に解説されているからです。どうやって勉強すればいいのか?」「時間はどうやってつかうか?」「何に価値を見出せばいいのか?」「成果をあげるには?」というノウハウを具体的に示してくれます。

・「これ一冊でとりあえずOK
産業社会からの歴史を振り返りながら、ビジネスについてはもちろん、セルフコントロールの仕方や上司・部下の付き合い方についてもバランスよく書かれている一冊です。ドラッカーの入門書としても最適だと思います。

ビジネスにおけるプロフェッショナルの条件をひとつひとつ知ることができるのでビジネスマンや経営について勉強している人は一度読むことをおすすめします。

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) (詳細)

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

・「未知の市場空間=青い海,
非常に為になる理論でした。 訳本なので多少難解な記述も散見するのですが、(本当は原書で読むべきなのでしょう) 「既知の市場空間=レッドオーシャン=競争激化」 ⇔ 「未知の市場空間=ブルーオーシャン=競争皆無」 という概念を理解すれば、1900円の元は取れたかと思われます。

レッドオーシャンであっても、何かを「足したり」「引いたり」すれば、 ブルーオーシャンに変貌を遂げることが可能。 その時のツールが、この本でいう「戦略キャンバス」なのです 。

何かしらの差別性を有することで、競合との競争を回避できる。 これは、ビジネス一般だけでなく、 「人間関係」や「恋愛」にも当てはまる事実ではないでしょうか。

・「ゼロベースで考えるということの大切さを再認識
スポーツの試合では勝者がいれば敗者がいますが、ことビジネスに関しては、必ずしもそうとはいえません。しかしレッドオーシャン戦略(旧来の競争戦略)ではゼロサムゲームを前提に供給者寄りの視点で議論されがちでした。著者のいうブルーオーシャン戦略とは、技術イノベーションではなく「バリュー・イノベーション」を成し遂げ、まだ競争相手のいない新市場を創造するやり方です。具体的には、顧客視点で、従来まで提供されてきた価値の内、無駄なものは省き、必要なものを加える。これによって競争相手とは異なるユニークさ(コスト削減と価値追加)を獲得して、顧客も自社も利得を得て、市場全体が拡大するという全体にとってハッピーな話です。シンプルでわかりやすい話ですが、ともすると目先のライバルに打ち勝つことばかりに心を奪われがちになりやすい自分にとっては、啓発されるところの多い本でした。ゼロベースで考えるということの大切さが再認識させられました。巻末の資料のパートも、代表的な業界のバリュー・イノベーションの歴史が語られていて興味深いです。

・「ポーター競争戦略への強烈なアンチテーゼ
経済には需要と供給がありこの関係によって価格が決まるというのは、誰もが知る一物一価の原則である。問題は、一物一価の市場の認知の枠組みのなかで超過利潤を得るためには競争戦略しかないということであり、更には競争戦略のゼロサムゲームは最終的にマイナスサムゲームに移行してしまうことだ。

本書は、この領域を取り払い、知られざるマーケット・スペースを自ら創出する「ブルー・オーシャン(手垢つかずの海)」を見出すための戦略論であり、供給飽和の市場構造にあって、新たな収益・成長オポチュニティを見出そうとする。まず特徴的なのは、この戦略理論が、競争戦略の枠組みをあっさりと否定し、「競争優位」に囚われた認知構造をリフレーミングしてくれることだろう。典型的には「差別化かコストリーダーシップかの二択」というポーターのGenerics strategyが提示した命題を超えて、両者が両立するマーケット・スペースを生み出すということにある。むしろ自社と顧客双方の価値を飛躍的に高めることで競争とは無縁の存在になることがブルー・オーシャンの目的である。正に孫子の論理と同様と言える。他方、このスペースが簡単に見出せるのであれば競争戦略に腐心する必要はない。これに対してキムは、1「青い海は技術革新の賜物ではない」、2「青い海は既存のコア事業から生まれやすい」、3「企業や業界を単位に分析してはいけない」、3「青い海はブランドを育てる」と言う。即ち、1や2に従えば新機会は辺境にあるのではなく灯台下暗しということになる。これは認知のフレームを変えないと見えないものだ。更に3は合理的な経営判断の否定である。データにもとづく意思決定は結局測定可能性バイアスにかかり多角的な視点を消滅させる。即ち、既存の認知を変えることができれば新たなオポチュニティの可能性が生まれると説いているのである。

もとより、簡単ではない。キムは「ブルー・オーシャンは事業構造の変革を要求するため、社内の政治に負け易い難しいものだ」と説く。戦略と言う言葉が戦争のメタファでありこれにひきづられてしまうように、バイアスから逃れ集団の認知構造を変えることさえできれば、青い海が見出せる可能性は格段に高まるだろう。本書では多くの欧米企業の事例からこうした洞察を導くが、日本では例えばヤマト運輸の宅急便も「青い海」だと言える。本書はこのように、既存の戦略理論に囚われることによってむしろ超過利潤の機会を失ってきた特に過当競争におかれた企業にとっては、新たな認知の地平を開くという難しい作用を促すに際しての力強い示唆を与えるものとなる。

・「どのように利益を出す領域を見つけるか
本書では、競争の激しい領域(レッドオーシャン)から、競争相手が存在しない領域(ブルーオーシャン)への移動の方法全般について詳しく説明されています。

ブルーオーシャンの見つけ方では# 付け加える# 取り除く# 大胆に増やす# 大胆に減らすの4つを紹介し、さらにそれらの項目を見つけるための6つのパスについても詳しい説明がなされています。

通常このような本では、現存するビジネスを変革させる具体的方法についてはお茶を濁す表現をすることが多いのですが、本書ではステップを踏みつつ、確実にブルーオーシャンを見つけるための道筋を述べている点が優れています。

さらに、本書では作成した新領域をどのように実行、展開すればいいのか、反対派をどのように封じ込めたらいいのかについても解説があります。このあたりは実際にブルーオーシャンを探している会社にとっては実に有益です。いくらいいプランがあっても、実際に行うのは従業員ですから、彼らの賛成を引き出すためのテクニックを知ることは、ブルーオーシャン領域で利益を上げたい企業にとっては必須でしょう。この中でも特にニューヨークの治安向上を目指したプロジェクトで取られた戦略は秀逸で大変参考になりました。

・「青い海を目指して、我々が目指すべきロールモデル
血みどろの争いだらけのレッド・オーシャンから未開のブルー・オーシャンを目指し、開拓するためにはどうしたらいいか。そのための分析ツール・フレームワークと戦略の策定と実行の原則について非常に分かり易く書いてあります。所謂MBA取得者やコンサルが語る曖昧さに比べるとかなり明確であり、論理展開も申し分ありません。

細かい数字を忘れ森を見ること(人は数字では動かない)、戦略が受け入れるために公正なプロセス(ガラス張りにして、従業員の理解を得ながら改善すること)などうちの経営陣に見せたい事がずらりとあります。気になっていた模倣される危険性についても、最後の方に明快な解が述べられています。

読むのに退屈で当たり前と言っている人ほど何もできないでしょう。これが当たり前で実践できている企業がどのくらいあるのか。後出しで、あれだったら誰でもできるのにと言うのは誰でも出来ます。

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press) (詳細)

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

・「一回通読、その後、座右へ。おりにふれて読み返す。
ここで取り上げられている23のモデルとその解説。

一回通読して、それでよし、わかった。ということで終わらせるものではないのだ。きっと。

自分がビジネスに関わる間に、その時々に起こっていることを理解し、また、方針を決めたり、変更したりする際に、「ああ、そういえば、チャオという先生にスティーブという兄さんがコーチングされてたっけか。今の状況は、あの23のモデルの中の○○かも。」

なんてことを思って、そこから、必要なときに深堀りする。

そのようなコンパクトなインデックスのごとき、一冊なのであろうと思う。

一回通読した。勤務先のデスクの近くに置いておき、おりにふれ、参照しようかと思う。

・「ビジネスモデルを明晰に分類
ビジネスモデルという外来語は市民権を得たが、具体的にどのように定義・分類されるのか、明確な答えはなかった。本書は具体的な商品・サービスを解析して23のビジネスモデルに分類し、解説している。例えば製品で利益をだすのではなくトナー、インクカートリッジなど、付随して、消費者が継続購入する消耗品で利益をだすのがインストール型。業界の標準の作ってしまう覇権主義的なのがディファクトスタンダード型。これはマイクロソフトがあてはまる。興味深く、今後期待できそうなのがスイッチボックス型だった。これはまだ発展の途上と思うが興味をひいた。

・「アカデミックな実務書
利益モデル、と聞いて何を思い浮かべますか?

この本では、23の利益モデルを、物語風にわかりやすく説明しています。それは商売、事業を構造的に理解するものであり、実は仕事をする上で(というか利益を上げるためには)欠かせない要素なのではないかと思います。

職業を持つ全てのみなさんにオススメできます。

・「ビジネス界のレヴィ・ストロースが思考を掻き立てる
本書は、「プロフィット・ゾーン経営戦略」(ダイヤモンド社)で名声を馳せたスライウォツキーによる同著の姉妹書に当たる。本書は、我が国でも昨年12月に出版になってよりかなりの好評をはくしたようで、当方の周囲でも一時話題になった書だ。

 個人的には、ビジネス界のグルのなかでもレヴィ・ストロースのような思索的な深みを持つのが著者スライウォツキーではないかという感想を持つ。 前作のなかで提示したビジネス・デザインの殆どは、実証分析にもとづいて抽出されたプリコラージュに足るビジネス・デザイン原型だ。しかし、本書の登場人物チャオ老人と弟子スティーブの会話を通じて、これら昇華されたビジネス・デザイン原型のプリコラージュを奨励する一方、思索の欠如が単なるエピゴーネンに堕することを執拗に説いている。 このような姿勢は、アイデアの借用を奨励した思想家レヴィ・ストロースのそれとの親和を強く感じる。

 また、チャオ老人がスティーブに必須書として提示している書物は興味深い。多くのビジネス文献と共に、パウンドの「詩学入門」(富山房百科文庫)、フーコーの「言葉と物」が紹介され、他の領域の知識体系を経験することを通じて構造把握法の体得を奨励する様は、構造人類学の始祖レヴィ・ストロースと通ずる。

 前作と共に本書でも紹介されるビジネス・デザイン原型への知見は、ビジネスの有力な武器となろうが、本書チャオ老人を介して教えられる思索や構造把握の大切さはそれ以上に学ぶべきものだと感じる。

・「利益の本質が分かる
ストーリー形式(というか対話形式)で、ãƒ"ジネスで利益ã‚'ç"Ÿã¿å‡ºã™23の「利益モデル」ã‚'実にわかりやすく解説ã-ている本。大企業の戦略企ç"»éƒ¨é-€ã«å‹™ã‚ã‚‹è‹¥è€...が、利益の秘密ã‚'知り尽くã-たç"·ã«ãƒžãƒ³ãƒ„ーマンで講義ã‚'å-ã'ていくという筋立てである。若è€...に出される色ã€...な課題ã‚'いっã-ょに考えるã"とで、読è€...も利益に対する理解ã‚'深められる。

ç'¹ä»‹ã•れるすべての利益モデルにå...±é€šã-ているのは「徹底ã-て顧客ã‚'中心に据えたãƒ"ジネス思考」であり、それã"そが利益へのé"ã‚'æ‹"くとã-ている。いっã'ã‚"å½"たり前に感じられるが、本書ã‚'じっくり読むと、実際のãƒ"ジネス現å 'では、そうã-た思考が非常にないがã-ろにされているã"とがよく分かる。

さらに興å'³æ·±ã„のは「ãƒ"ジネスの成功に不可欠な、利益に対するç'"粋でçµ!¶å!!¯¾çš„な興å'³â"€â"€ã"れã‚'持っている人が、実はほとã‚"どいない」という主人å...¬ã®è¨€è'‰ã ã€‚

たã-かに、æ-¥ã€...の仕事の中で「売上」や「シェア」ã‚'æ°-にするã"とは多い。だが、それが実際にどのくらい「利益」ã‚'ç"Ÿã¿å‡ºã-ているか、ã-っかり理解できているかと問われると、いささか自信のない人も多いのでは。

ãƒ"ジネスの最も基本でもある「利益」についてæ"¹ã‚ã¦ã˜ã£ãã‚Šè€ƒãˆã‚‰ã‚Œã€æ•°å¤šãã®ãƒ'ントが詰まっている意å'³ã§éžå¸¸ã«ãŠè-¦ã‚ã®æœ¬ã ã¨æ€ã†ã€‚訳æ-‡ã‚‚とても読みやすい。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか (詳細)

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

・「GREATになれないGOODな人たちへの人生指南としてもお奨め
「またビジネス書か。もうビジネス書はたくさんだ」と思う人も多いことだろう(ぼくがそうだ)が、この本は違う。著者はGREATを「株式運用成績が15年にわたって市場並み以下の状態が続き、"転換点"の後は一変して15年にわたって市場平均の三倍以上になった企業」として定義し、この基準をもとに1965-1995の30年間にフォーチュン誌のアメリカ大企業500社のリストに登場した企業を対象として組織的な調査と選別を行って残った11社を、対照的にGOODのままGREATになれなかった企業11社、いったんGREATになったがそれを15年持続できなかった企業6社と比較して分析している。

厳密なふるいをかけて残った11社のGREATな企業は、著者のコリンズと調査チームが驚いたほど「地味で野暮ったい」企業の一覧となった。だが、それらの企業を調査して導かれた結論は、示唆に富む内容でありながらシンプルで分かりやすい。何より興味深いのは「GOODからいかにしてGREATに脱皮するか」という考察が、企業だけでなく個人の人生にもみごとに適用されそうな点である(このため訳書のタイトルには不満が残る。原題は"GOOD TO GREAT")。

「GOODはGREATの敵である」と喝破する著者、ジム・コリンズは「一億ドルもらってもこの本の出版を差し止める気にはならない」と断言するほどの自信をもってこの論考を世に問うている。ビジネス書としてだけでなく、「学生の頃は優秀でいろいろ夢や野心があったのに社会に出ると月並みな成果しかだせなくなってしまった」ことに悩んでいる、GREATになりたいGOODな人たちに人生指南書としてお奨めしたい一冊だと思う。

・「飛躍のために経営者・起業家は必読では?
前作ではソニーをはじめとする偉大な企業の分析を実施したが、今回は優良な企業が偉大へと変革するにいたったことの分析をしようという試みをまとめたものです。だからといって調査(5年にわたる!)を前回の継続として捕らえておらず、また内容も前回の継続というよりは同列の資料ができあがって、再度同じ視点でどうなのかが議論できる形になっています。

基本的には以下の循環により、ゆっくりと進化したというのが解になります。ハリネズミの概念と3つの基本原則(情熱、世界一、経済原動力)のみを忠実に実行することにあります。そして行動を起こす人柄としては「ストックデールの逆説」と定義していますが、「必ず勝てるという確信を失ってはならない。ただし厳しく現実を直視する」タイプの人ということです。

世の中には当たり前と思えることが、実は明文化されていなかったり、証明できていなかったりすることが多くて、ことを深めると、「どうしてそれが成立するのか?」という疑問にぶち当たることもしばしばだと思います。本書で示されているデータも内容ももしかすると、当然と思えることかもしれませんが、それでもここまでデータに忠実に具体的にまとめられた形はほとんど世の中には存在しないと思われます。

ただ本書は優良な企業が偉大な企業へ成長したデータの整理であり、本書をまねて人・企業が、本書通りにいくという保証はありません。だからといって無視できない事実も多く書かれていて、経営者や起業家は必読の書では?と思われます。

・「前作(ビジョナリー・カンパニー)よりお薦め
いわゆる並み(Good)の会社が、いかに偉大(Great)な企業となりえたかという点で、成功したアメリカ企業の事例研究ではあるものの今日業績低迷にあえいでいる日本企業にとっても実に示唆に富んだ内容である。前作(ビジョナリー・カンパニー)は偉大な創業者が、不変の基本理念のもと、偉大な企業を築き上げたという、応用を図るには少し遠い存在であったように感じる。また筆者自身、前作では不明瞭であった点が、今回の調査によって明確になったと認めている。

偉大な企業が例外なく、自社が世界一になれるもの、経済的原動力になるもの、情熱をもって取り組めるもの、という条件にあてはまる事業を取捨選択したこと。トップのカリスマ的指導力によってビジョンや戦略構築を図るのではなく、まず最初に適切な人を選び、その後に目標を構築したこと。自社が置かれた厳しい現実を直視し、十分に意見に耳を傾ける社風を作り出したことなど、自らの企業に照らしあわせても、示唆にあふれている内容である。各章にポイントをまとめているのも使い勝手がよくバイブルとしておいておきたい一書である。

・「真の企業家に向けて必読の「理論」
前著『ビジョナリー・カンパニー』よりおよそ6年の年月を経て出版された本書。偉大な企業が偉大さを永続する卓越した企業になることを説いた前著に対して、本書はその続編ではなく、「良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる(Good to Great)」ことを説いたものであり、むしろ前編に当る。前著以上に、本書はすべての企業人、企業家に対して価値ある示唆を与える卓越した一冊だと言える。

 まず、こうした内容の類書・文献は多分に散見されるが、これらと本書とを明らかに異なるものにしている点は、本書が理論の域に達していると言い得ることだろう。巻末に示される膨大なデータ調査の経緯や議論・検討の経緯の記述から、仮説でも一般解でもなく理論だと言い得るのだ。即ち、本書が与える示唆は、勿論実現は容易ではないのだが、科学性・再現性を備えたものだと思われる。 次に、ただ単に「成功の方法」を説いたものではなく、その持続性に焦点を当てていることは無視できない。即ち、如何に短期的な成功、大々的なキャンペーンがあろうとも、企業組織が持続的発展を望む以上、この視点から考察された本書の示唆は非常に稀有であり、読む者を崇高な想いに至らしめる。ビジネスの競争にあって、ややもすれば独善性や視野狭窄に陥り易い企業人に対して自身を内省させる視点に溢れている。 第3に、それでいて革新的な提言が盛り込まれている。本書で提示するGood to Greatへの処方箋は、「第5水準のリーダーシップ」「最初に人を選びその後に目標を選ぶ」「厳しい現実を直視する」「針鼠の概念(BHAG)」「規律の文化」「促進剤としての技術」「弾み車と悪循環」の7つの概念から構成されている。「第5水準のリーダーシップ」はコッターなどが提示するリーダーシップモデルを超えて更に「個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さ」を兼ね備えたリーダーの必要性を説いている。また、「最初に人を選び次に目標を選ぶ」というのは人的資源管理の原則的な考え方とは趣きが大いに異なる。加えて、「促進剤としての技術」では技術はあくまで補助に過ぎないことを再認識させ、それに振り回される企業人に警鐘を鳴らす。非常に有益で考えさせられる示唆が豊かなのだ。

 本書が示すところは所謂「企業変革」とは明らかに相容れない空気がある。しかし、短期的に華々しい変革ではなくとも超長期の卓越を得たいのであれば、本書の説くポリシーがまずもって優先されるべきだろう。偉大な企業に脱皮し持続的高成長を掌中にするためには、市場環境に対応すること以上に、規律ある組織や内省できる個人など、深く・潔く自らと向き合うことが如何に重要であるかを思い知らされる。 間違いなく秀逸な良書である。

・「飛躍するために大切なこと
飛躍する企業の経営者には、第五水準のリーダーシップを持っているという。

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 (詳細)

失敗学のすすめ (講談社文庫)

・「失敗に対するイメージが変わります
失敗から学ぶことは大事だと思っていましたが、ここまで真剣に考えたことはありませんでした。失敗の定義から始まり種類・特徴、そして創造にいたるまでの流れはまさに圧巻です。今現在もさまざまな失敗が表面に出てきていますが、そのほとんどは事前に予測し対処可能なものがほとんどです。今の日本に求められているのは、失敗を隠すことではなく生かすことではないでしょうか。一人でも多くの方に読んでもらって失敗に関するイメージを変えて欲しいと思います。

・「失敗できないからこそ、他人の失敗が成功の母
何事にも失敗はつきもの。失敗は次の成功の糧になる。

誰もが頭の中では解っている(つもりになっている)ことだが、実際には失敗自体が経済的損失やイメージ悪化に直結するので、組織の雰囲気として許されないことが多い。そのため、失敗隠しが無意識か故意かによらず行われて、思いもつかないような事件に発展することがある。

本書では「失敗」を如何に分析・知識化して次に活かすかということを提案している。また、「失敗」が表面に出にくい特徴を指摘して、大きな失敗を起こさないためにはどのような点に注意すべきかを明らかにしている。

全体的に読みやすく、解りやすい。そのうえ様々な角度から「失敗」を分析しているので、自分や周囲で起きている失敗と関連付けることが容易で、より生々しく感じることができた。技術者には特にお勧めする。読むことで目に見える技術の向上を得られるわけではないが、本書のような考え方を持つことで、技術レベルの底上げと安定化を図れると思う。

・「世代を超えて読み継がれて欲しい本
 僕の場合、失敗を恐れる気持ちが強いですが、失敗に対して真摯に向き合う事の大切さを知らされた本です。  「失敗は成功のもと」といわれる格言を生かすためには、失敗と向き合い失敗の法則性を理解し、要因を知り、 失敗が成長して致命的なものになる前に未然に防止する術を覚えること。  失敗から学び、失敗のマイナス面ばかりを強調するのではなく。 失敗のプラス面に着目し次の技術の進歩に つなげるか、また失敗を如何に知識化して組織・社会で共有化していくべきかの方法論、新しい事にチャレンジし て創造性を発揮するために失敗学から学ぶ方法論等参考になります。  昨今の、事故が多発する日本社会において、より多くの方・世代を越えて読み継がれて欲しい本です。

・「失敗は成功のもと
一言で言えば、「失敗は成功のもと」ということが述べられている本。具体例や、実践する上での注意点が盛り込まれており、説得力を増している。全体最適の重要性やら、TQCや論理的思考の落とし穴やら、とても興味深く読ませていただいた。どのような分野であれ、仕事を進めていく上での参考となる、示唆にとんだ本である。

・「最近 力のつく本が多い
 しかしねどれもこれも失敗は成功のもとと昔からいうように読んでいてたのしい。

成功するより失敗するほうが断然多いわけでわたくしなどは安心してしまう。しかも、失敗のあとしまつがすばらしい。そーすると失敗学というよりしっぱいした時のこころのありようを説いているのではないだろうかる

おもしろい、是非一読推奨!!

失敗学のすすめ (講談社文庫) (詳細)

人間を幸福にしない日本というシステム

・「民主主義の成立要件とは?
日本の社会のあちこちでデタラメが横行している残念な世の中になっています。私たちはどう対応したら良いでしょう。それを考える上で参考になる書物を紹介します。菅直人さんの愛読書だそうです。 著者が指摘している例を上げると――

日本では民主主義はいまだに実現していない。それは可能性にとどまっている。日本人が現実だと思っていることはほとんど幻想だ。「市民」の概念を正しく理解する必要がある。アカウンタビリティ-(説明責任)という考え方が欠けている。

日本では「知る者」と「知らざる者」の二つにはっきり分けられている。普通の人々には「もっともらしいウソ」だけが与えられる。真実はエリートだけが知っている。 自己検閲は日本のマスコミ人の第二の天性になっている。恐怖心が彼らを支配している。日常の会話では自分の意見をはっきり言う。しかし、それは決して紙面に出ない。

日本の政治の仕組は、組織的な惰性におちいっている。原因は二つ。根本的な無関心と根本的な無能力。―― このように鋭い指摘が盛りだくさん。民主主義の概念とその成立要件について改めて考えさせられた一冊です。

・「自立の時代
80年代末、話題になった「日本/権力構造の謎」を書いた著者が閉塞感に喘ぐ日本社会構造を分析した著書である。政治化された日本社会において、国民の代表である政治家が国政を動かせず、説明責任を負わない官僚と財界リーダーとの非公式な政策で成り立つ不可解なメカニズムをわかりやすく解説してる。三権分立はお題目となり、真の民主主義に未だ到達できない日本のデモクラシイの欠陥を市民レベルでの救いようのない無関心さと有害な惰性という観点で明確に指弾している。日本国民(むしろ市民と言った方がよい)も戦後50年以上経過した今、借り物ではなく、自らの責任を今少し自覚し、不正義には毅然と立ち向かい、自分の考え方を冷静に発言できるよう、物への執着から精神社会の成熟へと向かわなければと、反省させられる内容である。最近文庫化されたので、電車での通勤途上、漫画や携帯メールの代わりに、読んで損がない著作だと思いますがいかがでしょうか。

・「必読!!
大ベストセラー「日本・権力構造の謎」は、長く難解ですが、この本は、割と楽に読めます。いくつか反論したい箇所はありますが、それにしても、腰掛け程度に日本に滞在して日本のことを書いている、外国人・自称「エコノミスト」たちの書籍とは、深みが違います。本当に深い洞察がなされています。この本が書店に並んだときは、多方面から圧力がかかったそうですが、それだけインパクトの大きい鋭い考察がなされているということでしょう。日本の将来の進歩を引っ張る「足かせ」=「霞ヶ関の官僚」について、容赦のない批判が書いてあります。

・「筆者の記述には押さえられない苛立ちが感じられる
 行政や官僚の腐敗や、あまたの非効率な組織・団体の存在理由というのが初めて理解できる。政治や行政の仕組みに個人的な興味が向かなかったせいもあるが、それすら権力の真の構造に目がいかないように目隠しされていたのだ、という事実を本書で知ることができる。政治音痴というよりも、政治無知であることを眼前に突きつけられる。「菊と刀」「日本人とユダヤ人」などと並んで、「日本人という自分はどういう人間であるのか」と言うことを教えられる本だ。しかし本書を読むだけでは、現状の事実を自分で読み解く力は養われない。知識が増えて、何かを分かった気持ちになるだけである。(これは特に優秀な頭脳を持った人ほど顕著だろう。世の中に溢れるベストセラーの経営指南書、マネジメント本、英語自習書、各種HOW TO本が良い例だと思う)

 本書では実践として日本人に行動を要求している。1994年に上梓されてベストセラーになったとは言え、この国の改善は「遅々として進まない」と言うよりも、むしろ「何もしていない」。日本を変えるのは日本人であること、「しかたがない」では済まされないと言うことを、もっと真摯に受け止めて行動に移さなくてはいけない。KAIZENを武器にグローバルな生産マシンと化した国が、実際には満足に軌道修正できない非効率な国家であることを恥じて、荒療治をすべきなのだろう。当時でさえ筆者の記述には押さえられない苛立ちが感じられる。

・「幸福になってもいい
15年も前の本だが、今さらながら読む。日本の官僚制度の批判を主に、政治、経済、司法、マスコミと日本を型づくっているシステムとは何か?を明らかにしていく内容。

この本が出版されてから15年。さすがに「日本」も変わらざるを得ないところまできて、鳩山さん、小沢さん率いる民主党が政権をとり、今まさに、この本で書かれているところの日本のシステム自体が明らかにされ、変化を余儀なくされている。ただし、それが成功するかどうかは、私たち市民が主体的にどう関わるかによるということを気がつかせてくれる。

「偽のリアリティ」という言葉が印象に残る。巧妙につくりあげられた「偽のリアリティ」の中で蔓延する"シカタガナイ"の同意で進む社会。自分たちで選んでいると思っている政治への"無関心"さえ、日本のシステムの中で、それを選びとらざるえない状況に置かれているのだということ。

"経済的成功と秩序維持のために人間の幸福を犠牲にする社会"はっきりとこう明言されると、心の奥で、本当にそう思っていいのか?という声が、いまだ自分の中で聞こえる一方で、日本人が、"シカタガナイ"の合言葉で、自分の幸福について自体を考えることさえ「否」とされているのは、やっぱりおかしい!自分自身が幸せになるのはどうすればいいか考えてもいいのだ。むしろそこからしか何もはじまらないと勇気づけられた。

この数年、(この本にあるところの)生産マシーンの一部として、生きるエネルギーの多くを、今の会社につぎこんできた身としては、自分の身に何が起こっていたのか?なぜ、(会社からのメッセージとして繰り返し反芻させられた)「会社の価値観と自分の価値観を一致させれば幸せな人生を送れる」を実践しようとすればするほど、“幸せ”を感じなくなったのか?が明らかにされ、ショックですらあった。

人間を幸福にしない日本というシステム (詳細)

7つの習慣―成功には原則があった!

・「類書における最高の体系書
タイトルは少し胡散臭い。「成功には原則があった」というサブタイトルはもっと胡散臭いかもしれない。しかし、「いかにもアメリカ的」な内容ではあるものの、類書においては、最高の体系書だと思う。

「インサイド・アウト」(まず、自分自身の中身から変える)という概念から出発し、

私的な領域での成功(自己責任の原則、自己リーダーシップの原則、自己管理の原則)公的な領域での成功(人間関係におけるリーダーシップの原則、感情移入のコミュニケーションの原則、創造的な協力の原則)刃物を研ぐ(バランスのとれた自己再生新再生の原則)、

という非常に緻密な構成をとっており、また、文章の内容も、教養と良識のレベルが非常に高い米国人が書いたような文章であり(実際そうなのだろう)、論理的かつ説得的、人間的暖かさにあふれたものである。

特に、自分の人生の責任を引き受ける(関心の輪、影響の輪、という考え方、主体的人間であれ)という考え方は、ともすると受動的に振り回されてしまう人生を、自分の足で歩む勇気を与えてくれる言葉であり、印象的であった。

また、ミッションステートメントを持つ、という考え方、緊急/非緊急、重要/非重要という4つのマトリックスに活動を分類し、第二領域に時間を割け、という考え方、は目から鱗が落ちた。また、原則中心の生活を送れ、というメッセージも心打たれた。

テニスやピアノがメソッドとそれを通じた努力により上達するように、人間の良い習慣も、メソッドとそれを通じた努力により上達する。本書は、その体系性、メッセージ性、著者の人間性から、自己啓発系の類書において、最高の質を持っていると思う。社会人(学生も)なら、一度は目をとおすべきだと思う。

・「今になって読むと
以前読んだ時のことは、あまり覚えていませんが、今になって読み返すと、自分のことより

子育ての教育論に見えてきます。

この本には、親子関係の話も多く出てきますが、どうしてもそこに目が行ってしまいます。

父親として、自分は本当に、息子の気持ちを理解しているのか。

反省あり、後悔あり、ですが、自分の息子に対する態度は、いかにあるべきかは

よく見えてきます。

本の内容は、あっちへ行ったり、こっちへ来たりで流れは読みにくいと思いますが、

何度も出てくる「依存」、「自立」、「相互依存」と7つの習慣の関係を表した

構造表(紋章のようにも見えますが)を考えながら読むと、今、全体のどの部分を読んでいる

のか、位置づけはっきりわかります。

私には少し遅すぎたかもしれません、息子に読ませるには早過ぎるでしょう。

私が息子の代わりになって再読し、親関係をよりよいものにし、息子の将来に道を開きたい

と思います。

・「50年後にも残る名著
何度も繰り返し読み返している本ですが、毎回新しい発見のある本です。最初に読んだとき刺激と反応の間にスペースがあるという箇所(でさえ)あまり腑に落ちなかった私ですが、数回読み返した後、この概念が理解できたとき、自分の人間関係は激変しました。表面的テクニックでない、原理原則(万人に共通する真理のようなもの)を中心とした人格完成を目指してこれからも努力したいと思っております。

・「最高の自己啓発
人生において、成功する為に必要なことを学べる。 社会人なら一度は目を通すべき(一度では駄目だけどね 会社や学校で中村天風やカーネギーの名前を 知ることになった人は尚更である。

「7つの習慣」をモノにしていくためには 相当な忍耐力が必要であるが 少しずつ、時間をかけて学んでいこう・・・。

間違いなく本の値段以上の価値あり。 分厚い本なのでで読むのが大変で 一度に全てを実践するには無理があり、 結果的に本棚で眠ることになるであろう。

無理をせず、数年かけて実践すれば 間違いなく自分の「血」になります。

・「影響の輪に集中することの大事さ
成功本の王道中の王道。以下の正しい習慣(知識とスキルとやる気)を身につけようという本です。1)主体性を発揮する:主体的に行動する。2)目的を持って始める:目的地をはっきりさせる。先にリーダシップ(何を達成したいかを判断する)、後にマネージメント(どうすれば目標を効率的に達成できるかを追求する)というアプローチをとる。3)重要事項を優先する: 大事を小事の犠牲にしない。4)Win-Winを考える:「自分も勝ち相手も勝つ or 取引しない」により相互依存をめざす。5)理解してから理解される:評価したり処方したりする前に、相手も目を通してまず理解する。6)相乗効果を発揮する:他の人のよい点を活用し、相違点を尊び、第三の案を探し出す。人に頼む時は、望む結果、ガイドライン、使える資源、責任に対する報告、履行の結果の賞罰を明示する。7)刃を研ぐ:決意し、実行し、学ぶプロセスを繰り返して成長する。

特に参考になったのが、以下の3点。一つは、「影響の輪(自分がコントロールできる範囲)に集中しよう」という考え方。まったくコントロールできない問題に対してもそれを穏やかな気持ちで受け入れるという方法によって、自分の影響の輪に入ると説きます。次が、「緊急ではないが重要な事項に集中しよう」という考え方。この領域にかける労力を増やすことにより、予防的にモノゴトを進める大切さを強調します。最後が、インサイドアウト。内から外へ。まず自分の内面を変えることから始めようと説きます。

日々の生活と仕事の糧になる本です。

7つの習慣―成功には原則があった! (詳細)

「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫)

・「relief. nay, SALVATION!
.First, please read the Editorial Reviews on amazon.com, as well as the forty-two sample pages.

Of course, books which MAKE A GOOD LIFE BETTER are nearly-always appreciated. But don't we welcome more those which RELIEVE us of EXISTING SUFFERING? This is one such book.

Nearly two decades since first reading it, and my well-browsed now-worn copy still gets an occasional check. Finally decided to get an audio copy as well.

No, it won't make a futile attempt to convince you to look at the same matters with a different nearly-SPIRITUAL CHANGE-OF-PERSPECTIVE. (For the already-magnanimous among us who still struggle coping with difficult people, we've tried that, too--been there, done that, even bought the T-shirt). It simply explains what is happening both inside such people and around them, in a tone so casual, that the idea is absorbed nearly-unnoticed. And from knowing the enemy :-p, comes knowing what to do--only then are the ideas on how to handle them henceforth brought in.

If the lighter feeling one gets after reading the book is any indication, then it must work! At the very least, it makes pains-in-the-derriere people bearable. It just might save your sanity..

・「SALVATION!
.Of course, books which MAKE A GOOD LIFE BETTER are nearly-always appreciated. But don't we welcome more those which RELIEVE us of EXISTING SUFFERING? This is one such book.

No, it won't make a futile attempt to convince you to look at the same matters with a different nearly-spiritual perspective. (For the already-magnanimous among us who still struggle coping with difficult people, we've tried that, too--been there, done that, even bought the T-shirt). It simply explains what is happening both inside such people and around them, in a tone so casual, that the idea is absorbed nearly-unnoticed. And if the lighter feeling one gets after reading the book is any indication, then it must work!

At the very least, it makes pains-in-the-derriere people bearable. Even has ideas on how to handle them henceforth. It just might save your sanity..

・「たくさんの困った人たちに思わず笑っちゃいます。
友達に会ったときに思わず人間関係について愚痴ってしまったら、その後厳重包装して職場に送ってくれた本です。

色々なタイプの困った人たちが出てきて、その人たちが巻き起こす困った場面とその対処法が書かれています。今こういうことでちょいと弱っている私は、自分が困った人としてここに登場してしまうのではないかとビクビクしながら読みました。でも友達の気持ちはとってもありがたく嬉しかったです。

・「職場の人間関係に疲れて
職場では生産管理に携わっているのですが、いつも部門間の調整に手を焼いています。結局、主張の強い人がいる部署の言う通りにせざるをえなかったりで。参考になりそうな書籍を探していました。 感想としては、かなり参考になりそうです。この人が威圧的に接してくるのはこんな理由があったんだ。あの人の不満はこう対処すればよい。具体例を交えながら説明してあります。7つのタイプに困った人を分類していますが、複合的な困った人もいるでしょうからこのあたりは自分で検証してみようかと思います。 ただ、他の方も書かれていますが、直訳調の文章は読みにくいですね。

・「適用できれば効果てきめん
バブルがはじけて何年かたった頃に、二回は読んで適用につとめた。相手がどのタイプの困った人か同定できないこともあった。ヒトの個性(個性の問題なのかも微妙)は多様なので、本書で述べている困った人のどれにも分類できない「部署を上げて困っている人」も存在する。

露骨に攻撃的な言葉を吐いてくるタイプはわかりやすいので、今でも日常生活において、このケースだけは適用している。うまく本書のアドバイスどおりに事が運んだ時の切れ味は凄い。

しかし、適用する相手は、むしろ関係を維持していきたい人であって、でなければ無視あるいは相手にしないようにしている。適用してまで相手をしたいという執着が持てる人物かを見極めるのも大事ではないだろうか。適用するにあたっては、本書での言葉の切り替えし例はそのまま使わないで、若干表現をやわらげて切り返すようにしているが、その方がもともとは困った人ではなかった同僚や友人が、自分の気持ちを話してくれたりして、ギスギスしてきた関係が修復されたことがあった。

本書が発行されてからだいぶ月日が経過した「今」は、ますます職場での付き合いなどは冷めてきていて、(特に若い人ほど?私も人のことはいえないが)嫌いな奴とは席を並べていても口をきくのも「お断り」、隣にいてもメールですますなど、そういった光景は珍しくない。

本書がブームになった頃は、まだ人との関係があたたかかったのだろう。

「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫) (詳細)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

・「自己分析に最適
就職活動中に友人から進められ、購入しました。

結論から言うと、就職活動において自己分析を経つけるツールとしては大変満足のいくものでした。

多くの質問でに答えることで、34個の性質の中から自分に強く現れている性質が5個選ばれます。私の場合はは的確に自分を言い当ていている性質だと感じました。

ただこの本には「弱みを克服するより、強みを伸ばせ!」と書いてありますが、強みの伸ばし方などは書いてありません。「自分の強みが何か?」、「その強みを持つ人をどのように扱えばいいのか?」についてしか書いてありません。

ですが、就職活動の補助ツールとしては良書だと思うので☆5つをつけました。

・「目からウロコ!
 とても面白い本です。「目からウロコ」です。そしてピッタリ、ビックリです。その上、役に立ちます。

 何が面白いかと言いますと、この本には1冊ごとに違ったID番号が記載されており、このID番号を使ってWEBサイトを開いて180項目の簡単な設問に答えて入力すると、自分の天性の「才能(特長的な資質)」の上位5つが、解説付きで示されるということです。紙の情報媒体である書物とインターネット・ツールが合体した新しいビジネスモデルであることが面白いと感じられました。

「目からウロコ」は、やはりこの書物の内容です。人間は「才能」に「知識」と「技術」の三つが組み合わさって「強み」として発揮できる。「才能」は天賦のものであり、これは一生変わらない。そして、この「才能」の芽は誰でも固有に持っているものであるが、各人異なった独自のパターンを持っているという。要は人固有の弱みを克服するために無駄な努力をするより、個々人の持って生まれた資質(才能)にそって知識や技術を補強して「強み」にする方が、なんぼか近道で無駄が少ないということのようです。 実際に私が試して見ましたところ、ピッタリ、ビックリの頷ける内容でした。この5つの才能を持ち合わせている人への対処法も本文中に書かれています。本書の中には、それぞれの資質を自分自身がビジネスで活かす方法や組織内で活かして、強い競争企業体質をつくるためのヒントやアドバイスが述べられていて役に立ちます。社員の活き活きした働きぶりで経営のクオリティレベルを向上するには有効な情報源です。社員の採用や能力開発で色々な試行錯誤を繰り返して悩んでいる方、自分の能力の分野を見極めておきたい方、個人の能力を活かす経営をめざす方には是非お勧めです。社員満足度調査や上司と部下の関係把握の有効な示唆も本文中に書かれています。

・「自分を知るためのツールとして
ストレングス・ファインダーというのをやりたくて、この本を買った。

自分の才能、生まれ持った資質を知ることが出来る。 自分は「共感力」「個別化」「最上思考」「ポジティブ」「着想」だった。

自分の弱点を克服するのではなく、自分の強みをより高めることが 一番幸せだということを、この本を読んで改めて実感した。

また、自分の才能を活かしているかそうでないかを見分けるには、 「これはいつ終わるのか」と考えているようなら、それは才能を活かしていない 証拠であり、一方で「いつかまたこれができるか」と考えてるようなら、それを才能を活かしていると考えてほぼ間違いないという表現が とても印象的だった。自分自身にあてはめてみるととても分かりやすい。

この本に出会えたことは偶然ではない気がした。素晴らしい本です!

・「自分を知るためにも良いと思います。
 ある経営コンサルタントの方の薦めで読み、早速「ストレングスファインダー」を試してみたところ、結果がどれも納得のいく内容なので怖いくらいです。これを知った前と後では部下へのアプローチが変わり、自分はなぜそう思うのか?、部下はなぜそう思わないのか?が分かるようになった気がします。最近では部下に薦めていて互いに強みを教え合っています。

ちなみに「ストレングスファインダー」は180問近くをWebサイト上で行うのですが、1回こっきりで1時間程度はかかるので安定した接続状態の中で行うことをお薦めします。

・「この本を活かすのは本人次第!
専用のアドレスで自分の強みを知るテストを受けることができる。質問が多く、多少根気と時間がいるが、結果はほぼ当たっていると思う。

この質問テストは一回しか受けられず、できれば自分が成長したのかを確認するためのテストをもう一回受けられるともっといいと思う。

この本を読んで活用できるかどうかは本人のやる気にかかっている。読むだけでは効果はない。実際に行動に移していくことが一番大事である。

自分の行動が再確認できるだけでなく、他人の行動を観察するのにも役立ち、いろいろな行動をする前に一回立ち止まって考える癖がついた。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす (詳細)

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

・「ロジカル・ライティングの基本を押さえた好著
世界的な経営コンサルティング会社のマッキンゼー社のロジック・マフィア(ロジックチェック等をする専門家)の書いた本。バーバラ・ミント氏の本をよりわかりやすく実践的にした本と言える。本の中にでてくるチャート(図)とメッセージは実際マッキンゼー社のスタイルであり、参考になる。

注意点とすれば、この類のどの本にも言えることだが、実際にトレーニングしないと身につかない。マッキンゼー社に入社して、マスターするまでは徹夜続きで半年ー1年かかるものでないだろうか。私自身もコンサルティング・ファーム出身で、自分でマスターした経験や学生等に教えた経験からも、「できる」人からトレーニングされないと難しいだろう。米国では企業研修等でピラミッド・ストラクチャー等を取り入れられており、日本でも一般的に企業研修に取り入れられる日は近いのではないだろうか。

・「新・ロジカルシンキングの定番
ロジカルシンキングの入門書の定番だと思います。これまでに私は5冊以上ロジカル本を購入し、また何冊か斜め読みをしましたが、その中では本書が最も内容のバランスが良いと思います。因みにもう少し詳しい説明が欲しい方には古典的名著であるバーバラ・ミント氏の「考える技術・書く技術」がお勧めです。

【こんな人におススメ】 ●就職活動生・新社会人 ●ロジカルシンキング本が多すぎて何を読めば良いのか分からない人 ●「考える技術・書く技術」を読もうとして途中で挫折してしまった人

・「似た装丁の類書よりずっと読みやすい
バーバラ・ミントの『考える技術・書く技術』のような類の本と思い、手にとってみたのですが、この手の本にしては異常なほど読みやすい。論旨もうまくまとめられているし、クイズがついていて、論理的思考のトレーニングができるのもいい。読み終えて何となく自己満足する本と違って、本当に実力がつく本です。MBA系のお堅い本はちょっと…という人にもおすすめです。

・「ぜひともご一読を!
論理的思考に関する書籍を数冊読みましたが、この「ロジカル・シンキング」は極めて読みやすく、それでいてわかりやすい本です。また、ハウツー物の宿命とも言える、「読んだら終わり」という、読者の期待と自己満足を打ち砕くかのごとく、演習問題がしっかり収められています。 さすがはマッキンゼーでライターをされていた著者だけあって、中で取り上げている内容についても、ビジネス上の、ある意味では日常よく目にし、聞いたりするものばかりです。次に書評を書く時、あるいは仕事上でレポートを書いたりする時に、もっと論理的に、わかりやすいものが書けそうな、そんな期待を与えてくれる本です。

・「ロジカルシンキング決定版
これを初心者向け、と言ってはいけない。ロジカルな枠組みでものを言っていないことの多いこと! 経験や年齢に関係なく、ロジカルに考え、コミュニケートするために何度でも読み返したい本です。

ポイントは考え方のエッセンス、すなわち、「課題に対しての答え(これさえ出来ていない人は多い)をピラミッド型の論理構造で、抜け洩れなく伝える」、この点を掴めば良いと思う。

ビジネスにおいて必要な能力の基本は、リーダーシップ(対人関係スキル)とロジカルにものを考え、伝える能力だと思う。ロジカルに考えることで、成果をあてる確率は上がるし、コミュニケーションはスムースにいく。基本であるが故に、誰にでも読んで欲しいし、そのために最もお奨めになる「ロジカル・シンキング」本です。

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution) (詳細)

人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)

・「目から鱗が。
厚い本でしたが、一気に読んでしまいました。特に記憶に関することは

いかに先入観で汚染されやすいか、また、何故に短絡的に関連付けてしまう性質が人間にはあるのかが実験例と共に説得力をもって語られています。故に裁判などでは文章などの物証が証拠として重要視されるのだと改めて納得。日記をつけておいてよかった、と思ったことが私の実体験であったので。小難しい本かもしれませんが、読んでおいて損はしないです。ものの捉え方が確実に変わります。特にトンデモのもにはまりやすい人はぜひお読みください。(トンデモものにはまる人がそもそもこの本に出会うこと自体、まれかも。私も、もっと早くに出会いたかったです。しくしく・・。)

・「優れた知能とそれ故の誤りを楽しむ
どうしてギャンブラーは繰り返し損をしても「今度こそ儲かる」と信じるのだろう...。どうして占いは当たる(当たっているように感じる)のだろう...。どうしてルーキーには「2年目のジンクス」がつきまとうのだろう...。

 人の心はさまざまな情報を自ら統合しつつ外の世界を認識しています。情報量は膨大ですから効率的に処理しなければならず、要らない情報は取り除かれ、重要な情報は他の情報と一緒にまとめられて単純な形にされます。この合理化の機能こそ、コンピューターには到底真似のできない、人の心のすばらしさです。

 ところが、この優れた仕組みがあるが故に、無いものを認識したり、意味の無いものに意味を見出したり、人はしばしば迷信や誤信や過度な自信に、極めてあっさりと陥ってしまいます。

 そんな人の心の不思議な性質について、本書は認知・社会心理学の視点から考察をしています。著者は学術的な心理学のエキスパートであり、多くの実証研究を踏まえながら説得力のある論を展開していきます。

 訳文の質の高さもあって文章は判りやすく、内容の充実具合とは裏腹に無味乾燥な学術書からほど遠い読みやすさです。アメリカでの話題が多いものの、心理学には縁遠い読者にも馴染みやすいトピックスが散りばめられており、読後には冒頭の問いの答えに気づくでしょう。

 人の心についての知的好奇心を満たすだけでなく、迷信や誤信にできるだけ陥らない為にも大いに役立つ本だと思います。

・「迷信・誤信はなぜ排除できないのかがわかります
誇大広告はなぜいまだになくならないのか。迷信、ジンクスと呼ばれるものが、先進国でも幅を利かせているのはなぜか。怪しげな民間信仰が現れるのはなぜか。超能力者が減らないのはなぜか。

これらの疑問は全て人間個々が生み出す「信念」による誤解の結果である、と筆者は説く。実験社会心理学・認知心理学の準教授を務める筆者の主張の展開は非常に示唆に富んでいて、興味深い。また、「こうであるかもしれない」というあいまいな(この「曖昧性」が筆者の攻撃目標の一つでもあるのだが)論理展開で話を進めていくこともないため、科学教養書として安心して読むことができる。

人間も動物である。進化の過程で、外界から全ての情報を得ようとし、それを元に推論を立てたり、その後の行動の予測につなげたりすることは実際的ではない。そのため、必要最小限の情報に基づいた判断(=信念)を確立し、それに則って行動を行う。その情報の取捨選択の中にこそ、「誤信」の生まれる余地があり、冒頭に述べたような、第三者的に冷静に見た場合、眉唾的なものに走ってしまうことになる、と筆者は述べている。

「ものを幅広く見て偏りを排除する」ことが大切だとよく言われる。しかし、本書を読むとなかなかそうしたことは現実には難しく、「誤信」がいかに生まれやすいものであるか、ということが良くわかる良著である。

・「人の解釈は千差万別
魅惑的な目次通り、本文も人間を知りたい者にとっては魅惑的な内容。人間がいかに信じやすく、自分に都合よく考え、あいまいな生き物かを、実験と例文で淡々と述べてゆく様がなかなかに好み。読み続けると、何故情報が人づてに伝わると次第に変化するのか、その答えまでおぼろげに浮かんでくる。

・「湾岸戦争の水鳥が教える物--誰がカルト教団の信者を笑えるか?
 湾岸戦争(1991年)の時の事である。アメリカがイラク空爆を開始した直後、或る衝撃的な映像が、テレビを通じて、世界に流された。それは、原油にまみれた真っ黒な水鳥の映像であった。そして、その際、その映像に加えられた解説は、イラクが、ペルシャ湾に原油を放出した為に、ペルシャ湾が原油で汚染され、ペルシャ湾では、この様な深刻な環境汚染が発生して居ると言ふ衝撃的な物であった。 この映像に、世界各国で、イラクに対する怒りの世論が湧き上がった。そして、一部の国では、「イラクに対して、戦術核兵器を使ふべきだ。」と言ふ声すら上がったのであった。--この「イラクに対する戦術核兵器使用の声が上がって居る。」と言ふニュースを聞いた時の衝撃は、今も忘れられない。 ところが、それから間も無く、海流の速度などからして、その映像が撮影されたとされる場所で、報道が伝えた日に、「イラクが放出した原油」が海岸を汚染するとは、到底考えられない事が、指摘された。それから、テレビは、その水鳥の映像を伝えなくなり、更に後、湾岸戦争が終結して数ヶ月後、その海岸が原油で汚染された原因は、実は、何と、アメリカの空爆によって破壊された油井から原油が海に海に流れ出し、そこに流れ着いた為らしい事が、確認されたのであった。つまり、「イラクがペルシャ湾に原油を放出した」証拠は全く無く、それどころか、アメリカこそが、その水鳥を油まみれにした張本人だったらしい事が明らかに成ったのである。ところが、それにも関わらず、その映像が放送された直後には、世界中でイラクへの怒りが巻き起こり、一部では、イラクに対する戦術核兵器使用の声すら上がったのであった。--もし、あの時、あの水鳥の映像に関する解説がそのまま信じられ続けて居たら、一体、何が起きて居ただろうか? 人は、騙されやすい。そして、騙されやすいが故に、「国際世論」すらもが、この様に、核兵器の使用にすら、容易に傾く事を、この水鳥の事例は語って居る。--人間は、どうして、これほどまで、騙され易いのだろうか? 本書は、そうした人間の騙され易さを、様々な事例から分析した、アメリカの心理学者トーマス・ギロヴィッチ(Thomas Gilovich)の著作の日本語訳である。--心理学者である訳者(守一雄、守秀子、両氏)の日本語は、読みやすく、明確である。--本書を読むと、容易に騙され、踊らされるのは、カルト教団の信者ばかりではない事が、痛感される。この情報過多の現代社会で、人がどの様にして騙されるかを理解する為に、この名著が、多くの読者に読まれる事を切望する。

(西岡昌紀・内科医/オウム真理教信者による坂本弁護士一家事件から 16年目の日に)

人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書) (詳細)

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

・「頭の中がスッキリ整理されます。
文章読本や文章の書き方を指南したハウツー本は数多くありますが、本書の様に読んで非常にタメになったと思える本はなかなかありません。本書では最初から最後まで、文章の読み手がどう読み、考え、感じるかを前提にして、どう書けば読み手に分かりやすい文章になるか説明しています。そして、ためしにここで勧められているような書き方をしてみますと、確かにわかりやすい文章が書けることがわかります。文章の巧拙というよりは、読者がわかりやすく感じられるかどうか、という点に関して本書はとても有効な解決策を提示してくれています。本書が旧版を含めこれだけ長い間、支持され読み継がれてきたのはわかりやすい文章を作成する本質を突いているからだと思います。是非、一度ためしに読んで見てくだ!い。きっと貴方の悩みを解決してくれることでしょう。

・「ミントに始まり、ミントに終わる
いわずと知れたロジカルシンキング・文章術、両方のバイブル。今読まなくても、ぜひ1冊買っておくべきです。

わかりやすく考え、わかりやすく書く、本書のメッセージは実に単純である。学部時代からこの手の本はたくさん読んできたが、訳のまずさを除いても、この本以上の内容を持った本に出会ったことはない。現時点で42もレビューがあるのに、あっという間にすべて読むことができる。まさに、本書の威力を示しているのではないだろうか?難解・長大とのレビューがあるが、むしろ読み返しに耐える本として評価したい。私自身、折に触れ読み返すようにしている。というか、いつの間にか手にとって参考にするようになっている。逆に言えば、手っ取り早くこれらのテクニックを身につけたい人には向いていないと思う。

・「予習が必要かも。
本書は何度もかみしめるように読んでそこに含まれる栄養を自分の血肉とするまで使いたおす本です。ドラッカーの書籍が経営の大系を記したことで尊敬を勝ち得たように、ビジネス分野における問題解決法と論理的なコミュニケーション法の大系を記したことがこの本の偉大さです。しかし、考える技術(問題解決法)を学ぶにせよ、ロジカルに書く技術を学ぶにせよ、予備知識なしにこの本を読むと、とっつきにくさを感じるかもしれません。

それは「考える技術・書く技術」が大系を余さず記した本であるがゆえです。本書のとっつきにくさは、英語をはじめて学ぶ人が何でも載っている分厚い英文法辞典で勉強するシチュエーションに似ています。何でも載っているため全てを一度に理解し切れません。それならば要点だけをかいつまんで理解すればよいかもしれませんが、予備知識が乏しいほど、どこが重要なのかはわかりづらいでしょう。最初はもっと分量の少ない平易な文法ワークで、重要事項に絞ってざっくりと理解するほうが早く上達します。

たとえば、問題解決法なら「問題解決プロフェッショナル」ロジカルに書く技術なら「論理思考と発想の技術」解決策を分かりやすくプレゼンするなら「マッキンゼー流プレゼンテーションの技術」これらをさっと読んで要点をつかんでおくと、本書をより早くより良く理解できると思います。

個人的には本書の第3部がとくに有益でした。問題は定義できればその半分は解けていると言われますが、問題を定義するとはどういうことなのか、どう定義すればいいのか第3部では詳しい解説がなされています。

・「スルメのような本です
 この本は、噛めば噛むほど味の出るスルメのような本です。

 良いレポート(報告書)を書く秘訣はたった2つだとさらっと書いてあります。これだけでも目から鱗が落ちたようでした。1.読み手が何に疑問を感じるかを考え同じ土俵にたたせる事 →答えを用意していない疑問を持たせない2.考えの並べ方が、読み手の理解プロセスとかみ合うこと

 →理解プロセスには4つしかない(演繹・時間順・構造順・優先順)

 問題定義のフレームワークがまた素晴らしい。「7つの標準的な疑問」を示し、簡単ですが具体例まで書いてあります。文章が簡単なのでついわかったつもりになって読み飛ばしてしまいそうですが、良く考えると確かに通常のビジネス文書でこの7つに合わないものはほとんどないことに気が付きます。

 最初読むと「ピラミッド原則」にばかり目が行きますが、読み返すと徐々に著者のメッセージが浮かび上がってきます。これが必読書と言われている理由だと思います。学生さんから経営者まで全ての層の方にお奨めします。

・「書くというテーマを通じて、考えるという本質論に踏み込む名著
ビジネスマンを対象として、平明にして論理的なビジネス文章の書き方を解説する一冊。書くというテーマを通じて、考える本質にまで踏み込んでいる、「ロジカル・シンキング」や「ライティング」部門の古典的名著である。

本書は、もともと経営コンサルタントを対象として書かれたものであり、読むにはそれなりの知的耐久力が要求される。しかし、本書に従い、まず考え、そのあとに書くという作業を続けていくうちに、文書作成能力の向上を実感できるだろう。

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 (詳細)

誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか

・「わかりやすい
人がなぜ矛盾をはらんだ行動をしてしまうかを双曲割引の理論でもって説明している。理論は完璧のような気がするが、その著者の言っている双曲割引の信憑性を裏付けるデータがほしかった。というのも、矛盾した存在である人間の愚行は特にこれだけのページを読むまでもなく一般人にも周知の事実すぎて、あまりにもあたりまえのこと読まされすぎた感があったからだ。しかし、この理論から、さまざまな可能性を予見させる考え方は大変おもしろく、一般的な読み物として結構おもしろいと思う。それから、訳者の山形氏は訳者としてすごいのかでネットの自由は進化するを読んでも感じたが、文章が大変ポップな感じがして、こういう分野の本を読むのに肩がこらずによめる感じもとてもいい。本論を読む前に、訳者の解説を読んでから読むこともお勧めする。

・「双曲割引一本槍の怪書
ヒトのもつ限定的合理性に関し、友野典男は「行動経済学」の中で、網羅的、横断的に様々な議論を紹介している。その中で双曲割引は少々批判的な紹介に留まる。しかしエインズリーはまったく逆に、双曲割引ひとつでどこまで行けるか、やってみようじゃないのというアプローチをとっている。その辺は、学問の領域に目配せしなきゃいけない経済学者と臨床的に使えるものは使っちまえという精神科医との差なのかもしれない。

エインズリーは驚くべきことに、意志の発生すら双曲割引との関連から説明してしまうのだ。さらに意志の持つデメリット(満足度を減らす場合等)まで検討している。

しかし、本書はプロットも一本槍で筋が通って読みやすいのかといえば、さにあらず。訳者も述べるように、枝葉が伸びすぎ(枝葉も面白い話が多いのだが)、いったい自分は何を読んでいるのか、著者に置いてけぼりにされるような箇所が少なくない。

また最初に訳者解説を読むべきかどうか判断に迷う(私は最初に読んでしまった)。なぜなら第10章にあるように、それは報酬消費のピークにはやく到達しようとする「いけてない」拙速な行為だからである。(逆にいえば、本書の読みにくさは、読者の満足を最大化するために最適化されたプロットなんだろうか。なんて考えたが、多分それは考え過ぎ。)しかし普通の読者であれば問題は無さそうである。双曲割引という概念に初めて触れる場合や、本書の押さえるべき主脈は何かについて水先案内を受けたい場合は、むしろ先に読んでおいた方が、適当だろう。

・「ある程度どんな人が読んでも面白く読める科学の本
訳者の解説が長く本論をかみ砕いて解説しているために、意志という掴みづらい事柄にもかかわらず、どんな人でも面白く読めるのではないでしょうか。癖や痛みにまで言及しないほうがわかりやすくてよかったと思いますが、人文科学を研究している人にはぜひ読んでいただくといいかと思われる一冊です。

・「著者の言うとおりならば、俺は「正常な人間」じゃなく「『超』正常」なのかもしれない。
宮本武蔵を気取る訳では無いが、私は此処10年以上に亘って「後悔」をした事が無い。「燃え尽き」以前の30代半ばより若かった頃は、後悔した事もあった様な気もするが、もう良く覚えていない。他人はどうかは知らないが、少なくとも現時点までの私にとって「後悔」と言うのは、左程重要な感情では無いらしい。・・但し、「過去の失敗から学ぶ」為に、定期的に「フィードバック」は行う。だが、この時「後悔」と言う感情は殆ど全くと言っていい程、発生しない。・・

双曲割引については、グラフをイメージした方が判り易いだろう。双曲線グラフの平面座標第一象限のみを考える。X軸は時間軸であり、Y軸が割引率である。「儲かる・得する」と言う経済的な「利得」の考え方で言えば、自分が金貸しか不動産経営の大家と考えれば良い。賃貸マンションの大家だと仮定して、話を続けると今すぐ、マンションの借り手が現れた時は、高い家賃で設定して年利回り12%以上を取りたいと思っているが、一年間に亘って空室状態が続いた場合は、もっと家賃を安くして、年利回り9%でも構わないか、と思ってしまうし、更に3年間に亘って空室が続いたら余程立地その他の条件が悪いのだろうから、もっと家賃を安くして年利回り6%でも仕様が無いか、と考えてしまう「フツーの人間」の「気持ち」を表したものと考えて良いだろう。勿論、この場合は「素人の感覚」であり、「不動産投資のプロ」だったら、例え資産デフレで売るに売れない状況でも、他に「打つ手」は幾らでもあるだろうに、と考えるだろう。実は、相場も同じである。「金融危機」云々が言われる昨今であっても、「儲け方」自体はそれこそ、山ほど沢山あるのだ。

どうも、双曲割引理論の提示する「フツーの人間の不合理性」と言うのは、「投資に失敗する素人」を「正常な人間」と考えたがる節がある様だ。

・・・此処で敢えて、極論めいた事を言わせて貰うが、少数であれ、ダイエットや禁煙に成功した者、トレーディングや不動産投資に成功した者、更に消費者金融のビジネスモデルとしての成功と言った事を考えると、資本主義ゲームの勝ち組プレイヤーは「『超』正常」であり、負け組プレイヤーは「正常な人間」となり、「異常者」=「病人」が存在しない。精神医学的に「治療の対象」が存在しないとなると、一気に「精神科医不要論」にまで、帰結してしまうのでは無かろうか。勿論、トンデモ理論なのは充々承知でこんな事を言ってるのだが。

行動経済からアプローチして「格差社会」の文脈で考えると、成功者を「『超』正常人間」として、設定せざるを得ないだろう。だって、現実に存在するのだから。精神医学的問題を抱えた「病人」と言うのは、この考え方では「後悔」と言う「感情的問題」に極端に悩んだ挙句、鬱病になった人間くらいしかいないだろうし、それが唯一の「治療対象者」なのかも知れない。

「医学的問題」中心と言うより「経済的問題」中心で考えると「医療のプロ」である精神科医自身の出番が無くなってしまい、著者は自分で自分の「存在意義」自体を危うくしている様にも見える。単なる「老婆心」かもしれないが。

・・・このレヴューも「線形的モデルの限界」の文脈の中で書いている。

続きはまた書く。

・「実証実験に基づいた痛快な思考実験
心理学は人間を機械とみなす傾向がある。コンピューターのアナロジーで脳や心を語るのはその典型だろう。本書で言うところの効用理論と認知理論はどちらもこの代表打者だ。しかし、人間という機械は情報処理装置を備えているだけではない。エンジンなのかモーターなのか知らないが、動力源だって備えている。一般には「欲求」や「意志」と呼ばれていながら、何故か心理学からはほとんど注意を払われてこなかったその動力源をつぶさに解き明かしている。しかし、その解き明かし方がすごい。「ある動物の行動がより低次のプロセスや心的能力で説明できる場合は、高次のプロセスや心的能力を持ち出すべきではない」というモーガンの公準を体現しているからだ。

説明に使う「低次のプロセス」は、ハトやマウスやサルの行動実験から導き出した「双曲割引関数」という原理だけ。あとは、それを補強するための枠組みとしてゲーム理論とカオス理論を少々。これだけの道具で、文学や哲学が長い年月をかけて洗い出してきた「意志」の性質と、それが個人の中で形成されていくプロセスを描き出し、「意志」にまつわる「それってあるある!」というエピソードの多くを説明してしまう。しかも精神科医らしく、フロイトの概念まで説明してみせるというおまけつきだ。そして話は、「意志」の功罪とあしらい方、「意志」と社会環境との相互作用にまで広がっていく。

もちろん、著者も指摘しているように、ここで描かれたストーリーが全て正しいと言い切れるわけではない。この本の一番の意義は、「双曲割引関数」という世間一般にとって目新しい知見を広めたことでも、結論として提示された「意志」にまつわるストーリー自体の面白さでもなく、その間をつなぐ論考そのものにあるのではないかと思う。つまり、一般的な概念や合理論的な推論だけでは演繹できないミッシング・リンクを、行動実験から実証的に得られた帰納的原理を用いることで補ってみせるという痛快さだ。

決して読みやすい本ではないが、興味深い小ネタも満載である。(個人的には、現在の自分と将来の自分との間の異時点間交渉という反復囚人ゲームが面白かった。)巻末にある長めの訳者解説がくどいくらいに親切丁寧なので、まず先にこれを読み、折に触れてそこに立ち戻りながら本文を読み進めるのがいいと思う。

誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか (詳細)

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)

・「「バイラルマーケティング」の原理・原則本。ぶっちゃけマストバイです!
マルコム・グラッドウェルの「ティッピング・ポイント」の廉価版。

バズマーケティング、バイラルプロモーション等々、WOM(Word Of Mouth)周辺のマーケティングに対して、ネットワーク理論から切り込みを入れている名著。

この手のクチコミ関連書籍には3種類くらいあって、

1.クリエイティブ視点のバイラルプロモーション2.PR視点のバイラルプロモーション3.その他(ネットワーク理論、伝染病など)視点のバイラルプロモーション

本作品は「3」にポジショニングするんだけれども、その中では明らかにトップクラスの内容。

事例と原理・原則の部分が程よいバランスで含まれていて、読みやすく、わかりやすい。

この本を読んでから、上記分類「1」「2」の本を読むと大分客観的に読むことができると思います。

特に世に言う「インフルエンサー」言う概念を、

1.コネクター2.メイヴン3.セールスマン

という3つにカテゴライズしているのは秀逸。

正直この値段でこの内容はマストバイだと思います。

また、これからネットワーク理論に興味をもたれたら、アルバート・ラズロ・バラバシ氏の「新ネットワーク思考」を読むと、この世界にどっぷりはまれます。

・「予想に反して科学的
タイトルから推測すると、商品のマーケッティングに関する内容と思われますが、そうではなく、いわゆる「感染理論」が詳細に検討されています。全体の構成をしっかり掴んでおかないと、今何が議論されているのか混乱してしまうくらい、個々の議論は深いものとなっています。とにかく知的好奇心をくすぐられる本です!お勧め!

・「話の筋が通っていると思います。マインドマップに落とすことがおすすめかも、です。
爆発的なヒットに必要なもの

ものが魅力的であるのは最低条件ですが、

・ちょっとした記憶に残る工夫・勝手に良さを教えてくれる人・勝手に広めてくれる人・勝手に売り込んでくれる人・大勢の人に広まる背景

、、、などなど

ほとんど無駄なく筋道立てて解説されているように思えます。

何かを世の中に広めたい、と思っているならこれを読んで損はないと思いますが、いかかでしょうか?

・「爆発的な感染が起こる理由とは
爆発的感染を起こすためには、ティッピングポイントを超えることが必要。これは「キャズム」でもいうアーリーアダプターからアーリーマジョリティに移行する谷と同義である。著者はその閾値を越えるために、少数者の法則、粘りの要素、背景の力が必要だという。

粘りの要素、背景の力、ともにたくさんの事例を見せながら、それらがいかに感染に寄与しているかを説明する。

もっとも興味深かったのは少数者の法則である。少数者にはコネクター、通人、セールスマンがおり、ティッピングポイントを超えるときは、コネクターが川の役割をし情報を流し、通人がデータバンクの役割をし、納得させるために説得させるのがセールスマンであるという、その関係性が非常に明確だった。

彼らをいかにうまく利用するかがヒット商品のカギになる。マーケッターとしての知識がなくとも、非常に論理だてて書かれているので理解しやすい本である。

・「繰り返しが粘りになる
本書は伝染病のように流行が広まる現象を明らかにした書籍である。特に印象が残ったのは「粘り」についてである。感染を継続させるためには、メッセージに「粘り」が必要とする。情報を記憶に残すための工夫である。「粘り」をもたらすものとして、人気テレビ番組『セサミ・ストリート』や『ブルーズ・クルーズ』を例に繰り返しの効用を指摘する。一見すると繰り返しは退屈である。同じ経験を何度も追体験させられるのはかなわないと考えがちである。しかし、体験する度に全く異なる受け止め方をすることもできる。これは私にも思い当たることがある。私は複数の市民メディアに東急リバブル・当給付土讃とのマンショントラブルについての記事を書いた。読者の中には「もう東急批判はいらない」と反発のコメントを寄せる人もいた。しかし、新たな記事で東急批判が繰り返されると、「それでこそ林田記事」と喝采される。たまに東急批判を言及しないと「林田記者の記事は東急不動産との紛争に関連づけなければ読者は納得しないよ」とコメントが寄せられる。表所の表現を借りるならば、東急批判は飽和点に達する。それからノスタルジアが始まるのである。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) (詳細)

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

・「統計学の参考書としても有効
わかりやすいし、面白い。

統計学の発展史として私は読みました。投資に限定するのはもったいないと思います。統計学の教科書としても、最高レベルだと思います。

・「リスク概念についての考察には必読の一冊
リスク概念についての発生論から啓蒙主義を経て確率・統計によりリスク・マネージメントに対する手法発見などの歴史を詳述しています。対数の法則とか正規分布などはもとより確率論って意外と新しい概念なんですね。原題である「Against the Gods」の通り、やはり神による運命論から呪縛はいかに強大だったかが窺い知れます。残念なのは上下の区切りが中途半端な点。文庫本化に際して上下巻を頁数的に均一にしようとしたのでしょうが、どうせ上巻の方が売上大きいのだろうし、ちょっとは値段高くしてもいいから、「1700-1900年 限りなき計測」をきっちり上巻に収めて欲しかったです。

・「アァ目からウロコがぼろぼろと...
私個人の本業に近いファイナンスに関する本で以前から参考文献リストにあげられているのは知ってましたが、最近になって翻訳されていることを知り、ようやく手に入れて読むことができました。本書のテーマを一言で言えば、人類のリスク・マネジメントに対する知的欲求と言うことですか。

本業に近いから大抵は知っていることだろうと高を括って読み始めましたが、アァ目からウロコがぼろぼろとこぼれ、なんと知識と薀蓄の詰まった本であることよ、それにくらべ我が身の無知が恥ずかしい。

最近の金融やファイナンスの分野は高度に数学化される一方で、分かり難くなっていることは確かです。そんなときに、ひとから「数学なんて何の役に立つの?」とか「そんな難しいことしても金融はわからないでしょ」などと質問されたり揶揄されることがあっても、悔しいかな浅学の身では即座に言い返すことができませんでした。

今後は、そういった人たちに「ちょっとお伺いしますが、バーンスタインはお読みになられました?」とクールに言い放つことにします。

・「未来を予測することに挑んだ賢人たちの壮大な人類史(上巻)
よく、ビジネス書で必読の一冊にあげられている本書。ようやく上巻、下巻を読み終えて、満足しています。

確かに、現代ビジネスパーソンには、必読書ですね。特に、金融や経済学に直接関わっていない方々でも、リスクリテラシーが声高に言われている今日、リスクに関わる人類の長く、壮絶な思想革命を知っていることは重要なことだと思います。

タイトルにある「神々への反逆」とは、紀元前も入れて数千年にわたる、人類の「不確実な未来に関する」壮大な智慧の戦いの歴史です。不確実な未来をいかにして、予見可能な範囲に帰着させるのか?これに数理論理的人類の英知を傾けた革新の物語。

古代ギリシャに始まり、行動ファイナンス、遺伝的アルゴリズムに至る、「ものを数える」ことから「コンピュータを駆使した」未来のシミュレーションに至る、ありとあらゆる、先人たちの取り組みが、その人の個性や生き方も交えながら、あざやかに展望していきます。

ぞの主軸は、著者が「はじめに」で語っているように、二つの概念で包括されます。ひとつは、最善の意思決定は計量的手法と数字に裏付けられた過去から敷衍できるというもの。もう一方は未来への意思決定は、不確実性に対する主観的な信念で行うものといえる。

著者が目指す、記述の到達点は、資本市場における合理的投資や投資家行動の、今日の到達点にいたる、歴史を、哲学、数学、確率論、統計学、ポートフォリオ理論、分散投資理論、デリバティブや行動ファイナンスに至る智慧とビジョンとロジックを総括することにあるようですが、なにせ、カバーしている分野が広範囲なことと、登場する歴史上の人物があまりにの有名かつ人数が多く、読んでいて恐ろしくなってくるほどの大著です。

上巻では、古代ギリシャから、19世紀に至る、数学、論理学、統計確率、物理学の進展を、正規分布、平均、偏差の発見までの道のりを、革新者たちのエピソードを軸に時系列的に語っていきます。

・「Risk sharpens you up.
 リスクという概念自体がなかった古代ギリシャ、ローマ時代からいまに至るまでを時系列にして、それぞれの時代で業績を上げた人物を登場させ、いろんなリスク論を紹介していく。

 時代を経るごとにリスク論は百花繚乱となり、複雑さも増してくる。そこで1900年以降(近代・現代の各章)を読み進めるには、次のような対立軸を念頭におかれるとよいのでは。 それは、未来のことは計算可能だという側と、計算不可能だという側の対立軸。数学を駆使することによって未来のことは予測できるとする人物の代表格は、(やや古いところでは)ケトレー、(20世紀に入って)フォン・ノイマン、モルゲンシュテルンなど。いや、未来のことなんて不確実性や人間の直感というノイズに阻まれて計算することができないと言うのは、ケインズやカーネマン、トヴァスキー、タラーなど。

 ノンフィクションとしてのエンタテイメント性に終始している感じはなかった。過去形の話があたえられるのではなく、いまに直結している話だからかなと思う。

 金融や株に興味のない人でも、将来を予測することと数学との関係性については興味をもって読めそう。節々に専門用語とかが前ぶれなく出てたりもするので、いきなりこの本に当たるのが不安ならば、たとえば野口悠紀雄先生の『金融工学、こんなに面白い』などファイナンスについての新書・入門書を読んでおけば、この本も読みやすくなって、興味も知識も倍増することと思います。

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫) (詳細)

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

・「直感を熟考して説明した本
人間の直感、理屈を越えた直感的な何か、について考え、研究した本です。第4章「瞬時の判断力」の章にはアメリカでのインプロシアターの例もあげられており、インプロシアターとそのトレーニングに注目した筆者は、即興芝居が行き当たりばったりでも無秩序でもなく、「重圧にさらされた動きの速い状況で、瞬時の認知によっていかに正しい判断を下せるかどうかは、訓練とルールとリハーサルで決まる」と書いています。私たちが無意識に行っている、「考える以前の瞬間の判断」「直感」といったものに興味がある方に参考になる一冊だと思います。

・「何だこの面白さは?
「直感」とか「勘」についての本である。「あの人は勘がいい」などとよく言うが、そもそも「勘」とは何なのか、いったいなぜ当たるのか?本書はそうした疑問に、あるいは今までは疑問にすら思わなかったことに、気持ちよく答えをくれる。豊富な事例にはことごとく発見と驚きがあり、読み終えたあとは自分を取り巻く世界が以前とは違うもののように思えた。知的な刺激にあふれた、全く新しいタイプのスリリングなノンフィクションだ。

・「「一瞥の力」を鍛える、とても実用的な心理本
原題を"Blink"という本書、邦題が『第1感』ですが、私は「一瞥力」ってことか、と感じました。いろいろ考えて結論を出すよりも、最初に感じた「なんとなく」のほうが本質を突いてて正しい判断であることが多い。こういう経験はみんなあるでしょ。本書は、それを理詰めで検証し、自信を持って「最初のなんとなく」で決断できるようにトレーニングできる本です。とても実用的な心理学の本。

具体的なエピソードをつらねながら、人間の感覚・認知メカニズムがどうなっているか、教えてくれます。エピソードはビジネス場面に即したものが多く非常に面白い。「古代ギリシア彫刻が売りに出されたけど、これは贋作なのか真作なのか」「何気ない夫婦の会話から、将来離婚するかどうかがわかる」「本人を面接するよりも、部屋を見せてもらうほうが性格がわかる」「“黒人=悪・不穏”といった無意識の偏見を克服するには」「顧客満足度が高く成績の良い自動車セールスマンと、並みのセールスマンの大きな違い」「米軍大演習で、ハイテクで武装した正規軍が、フセインもどきのならず者軍に敗れたのはなぜか」……

私の個人的な経験ですが、仕事がデキる人はみんな決断が早い。「今夜一晩考えさせてよ」と言う人は、例外なくダメ。本書を読むと、その理由がはっきりとわかります。そしてあなたも、勇気を持って正しい即断即決ができるようになります。本書はとても実用的で、ビジネスにすぐに役立つ、何より面白い、大変満足度の高い本でした。

・「示唆に富んだ、刺激的な一冊。
読んでみて、う〜ん、人間って、こんなに無意識に支配されているのか〜、と、少し怖くもなった。でも、「じゃあ、どうしたらいいのか?」というところまで、ちゃんと書いてあるので、救いがないわけではない。そこが、本書のよいところかな、と感じた。

特に印象に残ったのは、第6章の「心を読む力」。極限状況に陥った警官たちが、善良な市民を4人がかりで41発も発砲して殺してしまった事件が、どのようにして起きたのか、とか。自閉症の人が映画を観ている時の目線の動きが、自閉症ではない人とはどのように違うか、とか。

また、第5章「プロの勘と大衆の反応」も、非常に参考になる内容。市場調査って、必ずしも当てにならないんだな〜、ということがよく分かった。

第3章「見た目の罠」も、ちょっとびっくり。というのは、恥ずかしながら、自分が実は無意識的な先入観に支配されていたことに気づいたから。

全体に、とても興味深い逸話が満載で、飽きずに読了できてしまった。示唆に富んだ、ある種、刺激的な一冊。

・「直感とは何なのかがわかります
人間はロジックで理解するよりも多くのものを、直感で感じることが出来る。それは対象が複雑なものであれば余計に正しいというのが本書で伝えていることです。

これはこれで大いに納得したのですが、後半で著者が言う、「心の動きが表情に表れる。そして、反対に表情をコントロールすることで心の動きも制御出来る」という部分にはさらに納得です。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳) (詳細)

金持ち父さん貧乏父さん

・「金持ちと貧乏人をわけるのは、資産に対する考え方の違い。
世の中には、二種類の人間がいる。「労働者」と「資本家」である。労働者は、働いても働いても金が出ていく。資本家は、金が金を生み、金がどんどん入ってくる。。労働者は金のために働くが、資本家は金が勝手に自分のために働いてくれる。そして、今の世の中では、本人の選択次第で、労働者にも資本家にもなれる。多くの悩みに対する答えは簡単。資本家になることを選べばよい。 この本に書かれているのは、ただ、それだけのことである。しかし、この理解は簡単なようで、非常に難しい。なぜなら、多くの人は「良き労働者になる」ことを目的とした教育を受けてきたからだ。「良き労働者になる」ことと「良き資本家になる」ことは、まったく違う。多くの人は、考え方を180度、変えなくてはいけない。

この本には、具体的な話がたくさん出てくるが、それは上記の説明としてこそ有益である。上記のことを理解せずに、具体的な話だけ追いかけるなら、失望が多いだろう。しかし、上記のことを理解した人は、この本が金銭的成功のことばかりを言っているわけではないことに気がつくだろう。

・「本の内容を実践してみました。
「本の内容を実践したらこうなった」ってレビューが見当たらないので私の実体験を書いてみます。

この本を読む前はサラリーマンとして8年間働いて貯金(資産)は0円の状態でした。

で、読後に本の内容(一部ですが)を実践したところ、4年間で500万近くお金が増えました。(年100万〜150万のペース)

読む前 → 8年間で0円読んだ後→ 4年でほぼ500万円

500万って数字が多いか少ないかは人により感じ方が違いますが私のような“普通の人”にはかなりの救いになりましたよ?

いつも財布がスッカラカンって人には一助になるかと・・・

どの部分を実践したかというと「値段の高い耐久消費財を買わない(目先の消費欲求、購買欲求に従わない)」「自分の生活の質を上げるもの(能力、知識、技能を向上させるもの)だけを買う」という点だけです。

投資に関しては勉強中なのでまだ実行に移してませんが。

この本も賛否両論が激しいのですが、かなりの人にとって有用な事柄が書かれているのでその部分だけを自分に取り入れればいいのでは?

どんな本でも、読めば必ず気に入らない個所って出てくるからそこは“読み飛ばせばいい”だけのこと。全否定してしまってはモッタイナイですね。

・「お金に関する知性を高めよう
カスタマーレビューの中には「アメリカの富豪が教える秘密の金儲け術 ―0から始めて100万ドル―」みたいな扱いをされているこの本ですが、あえて書かせていただきます。

この本で著者が一番言いたいこと、それは「お金に関する知性を高めよう」ということ。

著者が投資をすすめている理由は、単純に「給料以外の収入源を持ったほうが良いから」であって、決して、「これから先は市場は上向き、今がチャンス!!」という類の文章なんてどこにも書いてません。

何を証拠として、「金持ち父さんは実在しなかった」と主張するのですか?仮に実在していなかったとして、それでこの本から学べることが変わるでしょうか?

そんなことを議論する前にまずこの本を読んで、ご自身の「お金との付き合い方」を考えた方が、明らかに皆さんのためになると思いますが、どうでしょうか?

2008年からの世界金融危機で「お金に関する知性」を高めていなかった人達が、簡単に減給や解雇、倒産などで経済的な窮地に立たされました。

もし、

「一生懸命勉強して、 いい学校に行き、 安定した仕事に就いて、 一生涯会社や政府が面倒を見てくれる人生が良い」

という考えに、少しでも疑問があるのであれば、私は、この本を読むことをオススメします。

・「お金と真面目に付き合う良書《読み方注意》
この本のレビューの多さはさすがベストセラーだ。激しい賛否両論の意見も、日本人のレビューとして予想通りだ。この著者も日本人からのこのような評価は予想されていたと思われます。

本文は、2人の少年を中心にドラマ流設定で、自然と内容に引き込まれるような展開はとても良い。アメリカの書籍に多いが、簡潔で、率直で分かりやすく、アメリカ人のお家芸なのか?とても好きだ。

「株で儲ける」「投資」「不動産」「楽して儲ける」という、大方の日本人の価値観に反するキーワードに惑わされてはいけない。惑わされて、反感を抱いてしまったら、この本の購入は失敗に終わる。

この著者は、不動産で儲けた、株で金持ちになった、という1例を挙げているだけで、それをやりなさいとは断言していない。本文中、何度も何度も、断りの説明がある。

「金持ちになるには、資産が大きな収入を生むようにしなさい」と言っているが、不動産、株、投資だけではない。読書に慣れた方なら気づいていると思うが、「印税などを含む知的財産」「著作権」もちゃんと資産の図に入っている。

金持ちになる方法をすぐに教えて貰おうと思って読むと絶望し、反感を持つ結果になる。勿体ないことだ。

なぜか?顔を背け続けていた「お金」と、真面目に付き合って行こうという気持ちにさせてくれる良書だ。

も一つ、本の読み方の大切さを改めて悟った。

読み方を知ってる方には、大いにお薦めの1冊です。

・「金持ち父さんはもちろん面白いよ
金持ち父さんシリーズがなぜここまで受けるのか考えてみた。支持しているのは、サラリーマン家庭で育ち、現在もサラリーマンを続けている、いわゆる中流階級層が最も多いのではないだろうか。なぜ、この層に受けるのかと言えば、皆それぞれが現在の仕事に満足しておらず、サラリーマンに対しての否定的な見解、または不動産を買えば引退できるという話に惹かれ、いわばこの本を読んでいる間は現実逃避できるため、心地よいのではないだろうか。(私もその一人ではあるのだが。)

しかし、結局キヨサキ氏は皆に引退することを勧めているにもかかわらず、自分自身は引退後直ぐに現在の仕事(本の執筆、講演活動、会社経営等)を始めることになった。我々も恐らく例外ではなく、人間は社会に貢献するといったことが本能に組み込まれているのではないだろうか。つまり引退することを目的とするより、自分が最も好きなことで飯が食べていけることが最善であると身をもって証明しているのがキヨサキ氏であると思うのである。

金持ち父さん貧乏父さん (詳細)

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

・「小説でTOC理論(経営工学の制約理論)を学ぶ
 小説を読みながら、TOC理論が理解できるので良いです。 小生なりの理解では、経営工学とは、1)工場の生産性向上    原材料調達・生産計画・工場管理/改善・工程管理/改善・原価管理など、た    ぶん、工場の生産性に関する全ての理系的アプローチが含まれる。    そして、最近、トヨタ式生産方式(の考え方)が、郵政公社の作業効率改善    に役立てられるなど、もしかしたら、対象は工場に限らないのかもしれない。2)作業の効率向上    ここでいう作業には、生産/製造活動・設計作業・実験作業、物流運搬作業    など、たぶん全ての作業が含まれる。を目指した工学的(実践的)学問ですが、その経営工学の中にある制約理論を、ドキュメンタリ風の小説を読むことで難なく理解できてしまいます。 とうわけで、経営工学を学ぶ人は当然として、文系・理系を問わず、読んでおいて損は無い本です。

・「改善プロセスだけではない
私は本書を読んで、その改善プロセスも興味深かったが、それ以上にその改善プロセスを生み出していく過程・アプローチに大変興味をもったので、それについて述べる。

1.コーチング手法によるアプローチ

 本ストーリーは、所長が偶然に再会した恩師に改善の方法やポイントのアドバイスを求めるが、恩師はアドバイスや回答は示さず、逆に質問をして所長に答えを探させるという謎解きの手法で展開していく。これは小説的には推理小説のように謎解きで読者の興味を誘う手法であろうが、私には単純にそうは思えなかった。

より高い成果は、人から教えられ与えられたものでは得られず、自ら悩み考え出したもので得られると考える。すなわち、上司は部下に対して解決策等のアドバイスや回答を一方的に示すのではなく、部下に質問することで部下を悩ませ考えさせ、そして対策案を引き出し実行させる。部下は自分の発案であるから、やる気が出て、自発的に実効ある行動をとり、より高い成果に繋がっていく。これは、「答えは相手の中にあり、上司はそれをうまく引き出し、自発的な行動を促す」というまさしくコーチングの手法である。

2.組織を超えての検討チーム

本書で改善を中心になって進めるのは、所長・製造担当・経理担当・資材担当・データ処理担当といった、時には敵対しかねない立場の異なった5人である。しかし、彼らが目標達成に向けて侃侃諤諤議論して成功へと邁進していく。このことは本来あたりまえのことだが、現実にはうまく機能していないのが実情であろう。すなわち、それぞれの立場を背負っての検討チームではなく、立場を超えて自由に論議・発案できる、組織を超えた検討のできるチーム運営の実現が必要である。

3.家族(第3者)のサポート

忘れていけないのが仕事には直接無関係の家族(第3者)によるサポートである。所長の夫婦関係は最初はお互いの立場を理解しようとせず溝がふかまり離婚の危機となったが、お互いが関係修復に向けて努力した結果、お互いの立場を理解しあい、お互いの悩みを共有し、まずは夫の仕事の悩みに対しての会話が出来始めアドバイスができ解決に繋がった。仕事とは全く無関係の異なった観点からの見方・アドバイスではあるが、このようなことが出来る夫婦関係は理想的と言える。さらにキャンプでの隊列の進行速度やマッチ棒ゲームを生産工程にたとえて考察したり、子供との会話の中からもヒントを得るなどは、問題解決に真剣に取組んでいればどのようなものからでもヒントを得ることが出来るということを教えてくれている。

著者は本書の後記の中で次のように述べている。・本書は改善プロセスのスケジューリングソフトの宣伝ツールであったが、高価なスケジューリングソフトを導入した企業より、本書を読んだのみで改善を図った企業の方が大きな成果をあげたケースがあった。

・また、本書を教科書として社員教育に取り入れた企業でもうまく改善ができず成果が出せなかったケースもあった。この両者に共通しているのは、自ら取組んだものではなく他人から与えられたものへの取組みである。すなわち、当事者が自分のものとして認識せず、その気にならなかったから成果につながらなかったのではなかろうか。

・「おもしろくてとまらない!
工場での業務改善の様子が物語風に書かれている。工場の専門知識がなくてもわかるようになっており、文体も話し言葉がほとんどで会話をしながら主人公と一緒に学んでいくという形式になっているのでとても読みやすい。

企業や工場の本当の目的な何なのかというところから、根本的な問題を見つけ、その見つけ方を解明し、問題を解決する方法を探していく。小手先だけの解決ではなく、パラダイムシフトが重要だということが言われている。

読み進めながら、なるほど!確かに!という感動が次々に浮かんでくる。また、この思考プロセスは特定の工場だけでなく、会社全体や人生においても同じことが言えるのではないかと思われる。

・「いつ読んでも再考する起点がある
本書ほど、TOC・全体最適化理論の本質を捉え、かつ、読者の心の奥底に響かせる書籍はないだろう。しかし、そこに止まらない。 本書では、全体最適化とは何かについて、待ち行列理論、分散・偏差等の数理思考、管理会計の盲点やシステム思考等々を随所に(暗に)織り交ぜながら、軽いタッチでストーリーが展開していく。しかしその実、最も見落としがちな「目的」を意識すること、自分が現場でギリギリと知恵を絞ることが如何に重要であるかを、切々と訴えかけてくる。だが、これこそが、生産現場で起きる、矛盾や手段の混乱と解決方法の関係の仮説化、構造化の本質であり、全体最適化理論・スループット会計の神髄と言える。この神髄をこれほど明快に描写した書籍には出会ったことがない。 今、MBA等ビジネス教育はまっさかり、多くの人々が様々な経営技術に触れる機会が増えている。スペシャリストという職種も増加中だ。しかし、組織や社会の中で、自分が何をすべきなのか、その目的をまず意識しなければ、こうした技術やスペシャリストは、その導入・採用自体が目的化してしまう。多くの日本企業がIT等新たな技術を取り入れながらも満足いく結果を得られない。その理由の多くが、そもそも本来の目的GOALは何だったのか、それを意識できていないことにあるように思う。 そもそも「目的」は何なのか、このIssueに対して極めてClearな視界を与えてくれる。

・「とまらないです。
この本が日本にはいってくると、日本経済が貿易摩擦によりおかしくなってしまうかもしれない。というくらい、今までの会計の概念を覆すようなTOCという概念の本で、愛あり、生活観あり、現実性もありで、非常に読みやすく、勢いに任せて読みきってしまいました。

現実的にはこうもうまくいくのか?と突っ込みたいところはあるが、概念を理解する本としては、非常に良書といっても良いと思います。

この本で紹介される、「スループット理論」「在庫量」「業務経費」の概念を日常のタイムマネージメントから考えても、適応することができるのではないか?とそんな風に感じました。

アローダイアグラムを書き、クリティカル・パスがどこにあるのか見つけ出し、このフローのボトルネックはどこか?と考えるんです。といったように、業界用語を出されると、少し引け目を感じるが、そういった言葉は使わずに、分かり易い言葉で解説されているところが非常にオススメできる点だと思います。

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レバレッジ・リーディング

・「読書は最も効率の良い投資である
「読書」に対する考え方が変わります。

「読書」と言っても、対象はビジネス書なので、この本を読んで得るものがあるのはビジネスマンになります。

根幹は、「読書は最も効率の良い投資である」というもので、投資としての読書法を指南してくれます。

本の選び方〜読み方〜読んだ後の活用方法まで、書籍代をリターンとして回収するためのノウハウが詰まっています。

さらに、オススメの本のリストも掲載されており、すぐにでも読書を初めて、この本のノウハウを実践したくなります。

全てのビジネスマンにおすすめ。 特に読書嫌いの方は読んでみる価値はあるのでは。

・「読書法に悩んだら立ち止まって読んで欲しい一冊
私は4年間、本の読み方で試行錯誤を続けてきました。「何色で線を引くべきか」「蛍光ペンか、ボールペンか」「波線なのか、直線なのか」「書き込みをするべきか否か」「速読をすべきか、精読をすべきか」・・・・・等。

細かく考えすぎている感は否めませんが、その“悩み”に明確な答えを与えてくれた一冊です。

それは、「どんなやり方でも構わない。思ったことを本に書きなぐろう。ボールペンでも、蛍光ペンでもいいじゃないか。大切なのは、“どの様な情報を入手するために、この本を手に取っているのか?”を明確に定義すること」です。

レバレッジ、という言葉が一人歩きしているかもしれません。「何のために買うのか?読むのか?」この本のエッセンスはそこに尽きます。

・「薄々感じていたこと
良書といわれるものを読む。その直後はよく理解できて実践できると感じる。ところが、1週間もするとよく理解していたはずの内容もぼやけてくる。1か月もするとほとんど忘れてやしないだろうか。こんな読書をいくら続けても意味がないのでは...それを助けるのが読書メモ。そんな当たり前のことわざわざ言ってもらうことにこの本の意味がある。同じ本を何度も読み返す時間などない。メモを取ったら次の本から学ぼうじゃないか。わかりきったことがわかってなく、時間を無駄にしてしまっていた自分への反省です。

・「「読書家初心者向け」本として☆5つ
すでに読書家、多読家の方にとっては新しい発見はない。

著者ほどではないが、月10-20冊読む私としてはこの本で紹介されている読書法などはすでに紹介される前より実践してきている。

速読系の書籍は「目の動かすスピードを・・・」という類の書籍と、「目的意識を持って必要な部分を」という類多の書籍があるが、後者に類する本とほとんど同じである。

ただ、現代の流れを受けてか、amazonの効率的な利用の仕方やメールマガジンの書評利用などは上記のような書籍にも触れられていないので、本当の初心者には1から10まで書かれた親切な本だ。

そういう意味では「読書家入門書」としてちょうどよい解説本である。

・「読書はビジネスの実践で活かすためのもの
まず外見(表紙カバー)に惹かれました。そして中身は、単なる本の読み方のハウツーではなく「ビジネスにどう活かすか」という実践的な視点で貫かれています。

本書で紹介されている、「レバレッジメモ」については、早速試してみました。通勤時間を利用して、週3冊はビジネス書を読み、週末にレバレッジメモにまとめて、それを繰り返し読むことを続けていこうと思っています。

ただ、増え続ける本をどう収納していくかが悩ましいところです。表紙カバーを見るとうらやましくなります。

レバレッジ・リーディング (詳細)

本を読む本 (講談社学術文庫)

・「本質を読む・・欧米式読書技術
欧米には、学校教育の中で読書技術を指導する伝統がある。物語を語り聞かせて自分の言葉で語らせるところから始め、要約、分析、解釈、批判の技術などが段階的に指導され、高校生ともなれば、全ての技術を駆使して難解な哲学論文や言語学関係の論文、高度な内容の文学作品を本当の意味で「読める」ようにカリキュラムが組まれている。さらには、歴史、社会学、経済学、政治学などあらゆる教科で必要な情報分析の技術にも応用される。芸術分野ですら読書技術教育の中で培われた技術が適用されるのである。欧米各国で名称は異なるが、読書のための技術はほぼ同じである。さらに欧米の読書技術教育では、ただ「読む」だけでなく、読後に必ず作文(小論文)を科せられ、最終的に自分自身で本に向き合い、自分の考えをまとめ上げることを要求される。アドラーの「本を読む本」は、日本の国語教育の中で実施されていない欧米式の読書技術教育の本質を、非常に分かりやすく説明している。本書は、教養人の必読書にとどめるべきではなく、日本の国語教育をどのような方向へ持って行くべきかについての、有効な資料として活用すべき本である。

・「これぞ読書だ!
なかなかよいです。特に学生さんにはお薦めでしょう!!

「読むに値する良書を、知的かつ積極的に読むための規則を述べた」本なのですが、

まずは、

「教わることが消極的だと考えるのは誤りである。 まったく受け身の学習などあり得ない。」

と、学ぶこと一般についての姿勢から話が始まります。

学習というのは、「頭を使って考えることが必要である」から積極的な行為なのですね。

読書法についての教示は、(例えばキーワードを見つけ、使われている意味を正確に掴め等)自然と自分で気がつくようなことも多いです。 ですが、丁寧に系統立って教えてもらい、それを意識することは、特にこれから読書をしていこうという人には非常に有意義だと思いますね。

ただ、この本、出てくる事例が、 ユークリッド『幾何学原論』 アダム・スミス『諸国民の富』 ルソー『社会契約論』 カント『純粋理性批判』『実践理性批判』 ニュートン『プリンキピア』(!!) etc・・・ と昔、社会の教科書でお目にかかった歴史に名を残す名著ばかり、、、 ちょっと、あまりに身近じゃないのですが、その点は軽く受け流して、読み進めましょう♪

「良い本は読者にとって難解である。  むずかしいくらいの本でなくては、読者にとって良い本とはいえない。  そういう本に向かって読者は背伸びをし、自分をそこまでひきあげなくてはならない」

うーん、さぼってますねー、、 反省(-o-;)

・「大変参考になる技術論
 読書の「技術論」です。こんな本が1960年代に書かれてたことが純粋な驚きでした。 「楽しいからする」読書は、読み方も自由だ。しかし、効率的に書かれていることを読み取ったり、いろいろな意見や主張を比較しながら読み進める読書というのはそれなりに「技術論」を押さえておくというのは重要。 本書は、そんなニーズをお持ちの方に一読をお薦めします。この通りにやる必要は必ずしも必要ありませんが、本というのはすべからく1ページから順に読んでいくという読み方に何の疑問を持たずにきた人もぜひ一読を。 「フォトリーディング」の講座を受講した人は、講座の中で聞いたと思いますが、この本は何を隠そう「フォトリーディングホールマインドシステム」のネタ本なのです。

・「読書とは学問だったのか。
「速読」関連の書籍では、主に本をいかに速く読めるかという方法に着目した内容がほとんどだと思いますが、本書では方法ではなくて、「読書」をシステマチックに技術論として述べています。「読書とは本を読むことで、それは誰かに習うものではない」という私の先入観を大きく覆してくれました。これがひとつの学問の教科書で、中学、高校くらいで習っていたら読書に対する考えが変わり、読書離れを防げるんじゃないでしょうか。 書くことが積極的で、読むことは消極的と考えがちですが、読むことも積極的であるという説明には納得させられました。最後の外山氏の「日本人の読書」というあとがきで「新しい知的読書へ向かうためにこの読書技術が必要」とあり、さらに共感させられる内容でした。

・「速読法を磨く前に
読むに値する良書を、知的かつ積極的に読むための規則を書いた本

まず、自分は本を読むのは苦手だ、本を読むのは遅いと思っている人は速読法を手に取る前にこの本を読むことをお勧めします。速読法は「どのようにして」(HOW)が書かれているのに対してこの本は、「なぜ」(WHY)本を読まなければならないのか読むべき本の選別の仕方、読むべき本の「なに」(WHAT)を読むべきなのかが書いてあります。

読むべき対象の本を選び、読み取るべきの内容を考えさせてくれるこの本は、とても希少価値があります。

本を読む本 (講談社学術文庫) (詳細)

「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press)

・「知識とは何か
「経験豊富な人間はどうやって初心者に知識を伝えるか。」

この疑問からこの本は生まれた。

情報化社会は知識社会を生み出した。知識が社会的、経済的価値を持つ時代になった。そして、知識労働者という概念が浸透した。

知識が大きな価値を持つ現代において経験を含む専門知識を次世代にうまく伝えるとは一体どういうことなのか。

様々な側面から知識について検討しその全貌に迫っていく。

エキスパート、またはその卵にとって自らの持つ専門的な価値を考える最高のきっかけとなるはずだ。

・「ナレッジマネジメントの新たな好著
原題である「ディープスマート」とはその人の直接の経験に立脚し、暗黙の知識に基く洞察を生み出し、その人の信念と社会的影響により形づくられる強力な専門知識、と説明されている。掴みどころが難しく、如何にしてこれが生まれ、移転させることが出来るのか、過去から様々な研究がされているところである。本書は特に2000年前後のITバブル華やかな頃のシリコンバレーを中心としたベンチャーキャピタル(コーチ)とベンチャー企業の経営者(教え子)の事例を中心に研究されたものであり、2年に満たない短期間に知識の誕生から死に至る過程を実験の様に見て来た点が興味深い。ドットコム・バブル期の「群集についていって、それが正解ならば、実に結構。群集についていって、それが不正解でも、それほど悪いことではない。だが独りぼっちで不正解だと、間抜けに見えてしまう」という言葉は当時の群集心理の状況、人間の考えに及ぼす社会的な影響を端的に言い表している。「知識」とは信念に基づいた主観的なものであり、それが故に本人を取り巻く環境にも左右されながら形成される。なかでも自らのアイデンティティーと結びつき、周囲の人物に支持され、直接の経験に基いたものは中核的な信念となり、少々のことでは揺らがない。如何にして「正当化された真なる信念」である「知識」を会得するのか、原題と同様に極めて「ディープ」な課題の様に思われる。

・「団塊の世代が会社を去る今こそ再考したい、「ディープ・スマート」伝承のための方法論
 製造業はじめ多くの企業の現場は、伝承された経験知・暗黙知で支えられてきたが、今、団塊の世代が会社を去る時がやってきた。上場企業の多くが新卒採用を急激に増やし学生採用数はバブル期並みまで回復、就職氷河期が嘘のようでさえある。そんな今だからこそ有用な知見と方法論が米国輸入の本書には垣間見られる。前著『知識の源泉』でも見せたドロシー・レオナルドの洞察力は、今更ながらにわが国企業経営の課題に直結するのである。 ディープ・スマートとは、経験によってのみ獲得される経験的な智慧である。ディープ・スマートの持ち主達は、余人には識別し難い特定の問題を発見でき、迅速かつ懸命な決断を下す。その判断は直観でありながら凡そ正しい。著者は、大半の企業でなされている人材開発プログラムには人間の学習方法に関する洞察が欠けていると説く。目に見える技能や経営知識ばかりを詰め込み、ディープ・スマートを継承する仕組みがなっていないと論じるのだ。 そのための方法論として、システマティックな徒弟制度の有効性を訴える。即ち、単に「俺の背中を見て技術を盗め」ではなく、学ぶ者がレセプター(脳内の受動器)を形成しつつ経験させることを促すのである。その方法論が、Guided Experience(指導の下での経験)、Guided Observation(指導の下での観察)、Guided Problem Solving(指導の下での問題解決)、Guided Experimentation(指導の下での実験)である。徒弟と言うと、その効果の高さは理解されながらも、決してコスト効率は高くない。ましてや3K職場的な暗いイメージが付きまとう。しかし、著者は、システマティックな徒弟が、無駄な教育プログラムやナレッジマネジメントシステムに投資をするよりもどれだけコスト効率が高いかと再考を促すのである。 戦略コンサルファームのパートナーと以前話をした際、コンサルの技量は最終的に徒弟でしか伝えられないと言っていた。また、わが国では古来より「守破離」、風姿花伝に曰く「秘すれば花なり秘さざれば花ならず」、山本五十六曰く「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、誉めてやらねば人は動かじ」という言葉がある。全て伝承の哲学と言える。 本書は、伝承においてわが国で語り継がれてきた知見を、現代経営学的に再整理したものであり、教育プログラムの再開発において一考の価値ある知見だと思える。

・「マネジメントに関する知識はディープで継承が難しい.
マネジメントに関する知識は,製品や製造に関する知識より暗黙的・経験的であり,簡単には伝えることができない.ここではそれを「ディープスマート」と命名している.

本書では,「ディープスマート」の体系化を行うとともに,「ディープスマート」の継承に最も有効な方法は「指導のもとでの経験/コーチング」であると主張し,具体的なコーチングのパターンを示している.

登場する具体的事例は,2000年ごろのシリコンバレー等のベンチャー企業の創業者が,経験豊富なコーチ(ベンチャーキャピタリスト,インキュベータなど)からマネジメント知識をどのように獲得し,それが企業の成長にどのように影響したかを,著者らが直接インタビュー調査した研究成果に基づいており,臨場感が伝わってくる.

技術移転や継承に関する文献は多いが,マネジメントに関する知識の移転や継承を体系化したものは少ない.実際,企業においても,技術や市場に関する知識共有・移転はある程度システム化されているが,よりディープなマネジメント知識の移転・継承に関しては,まったくの人依存・属人的であるケースがほとんどである.その意味で,読者の頭の中にデープスマートの継承に関する体系的な「レセプター」を構築できるだけでも本書の意義は大きい.

・「団塊の世代が会社を去る今こそ再考したい、「ディープ・スマート」伝承のための方法論
 ディープ・スマートとは、経験によってのみ獲得される経験的な智慧である。ディープ・スマートの持ち主達は、余人には識別し難い特定の問題を発見でき、迅速かつ懸命な決断を下す。その判断は直観でありながら凡そ正しい。著者は、大半の企業でなされている人材開発プログラムには人間の学習方法に関する洞察が欠けていると説く。目に見える技能や経営知識ばかりを詰め込み、ディープ・スマートを継承する仕組みがなっていないと論じるのだ。 そのための方法論として、システマティックな徒弟制度の有効性を訴える。即ち、単に「俺の背中を見て技術を盗め」ではなく、学ぶ者がレセプター(脳内の受動器)を形成しつつ経験させることを促すのである。その方法論が、Guided Experience(指導の下での経験)、Guided Observation(指導の下での観察)、Guided Problem Solving(指導の下での問題解決)、Guided Experimentation(指導の下での実験)である。徒弟と言うと、その効果の高さは理解されながらも、決してコスト効率は高くない。ましてや3K職場的な暗いイメージが付きまとう。しかし、著者は、システマティックな徒弟が、無駄な教育プログラムやナレッジマネジメントシステムに投資をするよりもどれだけコスト効率が高いかと再考を促すのである。 製造業はじめ多くの企業の現場は、伝承された経験知・暗黙知で支えられてきたが、今、団塊の世代が会社を去る時がやってきた。上場企業の多くが新卒採用を急激に増やし学生採用数はバブル期並みまで回復、就職氷河期が嘘のようでさえある。そんな今だからこそ有用な知見と方法論が米国輸入の本書には垣間見られる。前著『知識の源泉』でも見せたドロシー・レオナルドの洞察力は、今更ながらにわが国企業経営の課題に直結するのである。

「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press) (詳細)

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

・「体系的に経営課題考察の手法を説く優れた教科書
本書は課題に対する解決策を見出すその一歩手前のプロセス、すなわち、課題設定を適切に行う術を説いています。事業会社のマネジメントに携わっており、日常業務に忙殺されがちな方が経営課題の本質を考察する際に手にすべき一冊といえると思います。

問題発見はあるべき姿と現状との差分から始まる。その障害を4つのパターンにわけています。1.あるべき姿をイメージできないあるいは間違っている2.現状の正確な把握ができない3.あるべき姿と現状の差分の構造化、具体化、優先順位付けができない4.実行可能な解決策から問題を捉えるために短絡的

あるべき姿を描くために身に着けるべきは4つのPからなるフレームワーク。Purpose:そもそも何のためにPosition:誰にとっての問題かPerspective:問題はどこまでの拡がりをもつのかPeriod:どの時点の問題とするのか4つのPは相互作用を持ち、連動させることによって問題を把握させることが必要。

問題の分析には、拡がり、深さ、重さが必要。・拡がり:ギャップを生み出す重要原因を特定する・深さ:問題を構造的に把握し、具体化する・重さ:取り組むべき問題の優先順位をつける

それぞれの分析には適切な手法・論理を持ってあたる拡がり:MECE(モレなくダブリなく)、トレンド分析(時間軸)、差異分析(問題の発生要因)、集中・分散分析(ズレとバラツキ)、付加価値分析(顧客への価値に対するコスト)、CS/CE分析(バリュー)深さ:ロジック、因果関係分析、相関分析、シェア分析重さ:感度分析(問題の重み付け)、パレート分析(貢献度の違いを見出す)、ABC分析(優先順位付け)、ピーク分析(平準化か集中化か)、リスク・期待値分析(不確実性の中で期待値を高める)

以上のように、非常に体系的な構成となっており、いつでも適切な場所を参照できます。仕事場のデスクに是非一冊。

・「良いビジネス本の代表格
本書は良いビジネス本の代表格であると思いました。以下の点で優れています。

1. 基本が明確になっている。

1. 基本部分が太字で書かれている。

1. イメージ図が描かれていて、基本を視覚でも理解することができる。

1. 上記の基本部分とイメージ図を追えば、1時間以内で全体・概要を理解することが出来る。

1. 具体的事例も書かれていて、あとで読み直して、深い理解が得られる。

1. 分かり易い日本語で書かれている。

本書は、ビジネスの現場はもちろんのこと、学校や病院、公的機関などに勤める方でも流用できる内容になっております。

後半の4章から6章までの分析手法については、実際にご自身の職場にある問題分析に使われてみて使い方に慣れることが肝心だと思います。

忙しい方でも直ぐに読み終えられますので、是非、ご活用されてはいかがでしょうか。

・「思考と実践に幅と奥行きを与えてくれる!
まずタイトルである「問題発見」が新鮮。問題を解決する前に、その問題が本当の問題なのか?この点を気づかせてくれるだけでも、読むに値する良書です。さらに、コンサルタントが分析のツールとして実際に活用している数多くのテクニックがわかりやすく説明されている「第3部問題発見分析編」も、自分の仕事の視野を広げる意味で非常に役に立つものばかりです。このパートだけでも十分に読む価値があります。

・「「問題」とは何か。
経営コンサルタントが書いた問題の解決法の本がブームのようです。論理思考、フレームワークに基づいた解決策思考が中心です。しかし、その問題が本当に「問題」なのかを発見するための一冊です。前半は大局的に問題全体を構想する「問題発見構想編」、後半は問題を構造的に分解するテクニックを網羅している「問題発見分析編」です。

同シリーズで、「問題解決プロフェッショナル」がありますが、こちらをあわせて読むとより理解しやすいです。 気になった言葉です。 ◆まず、自分がどうしたいのか、目標となる「あるべき姿」を明確にし、「現状」を把握し、その間の「ギャップ」を今後の取り組むべき問題として認

識すれば、その後どんなに複雑な状況が訪れても、少なくとも解決に向けて進むべき道を見失うことはない。◆「あるべき姿」とは、言い換えると企業や個人が達成すべき「ビジョン」や「目標」である。このビジョンや目標が構想・設定できなければ、現状とのギャップが認識できず、今後の取り組むべき問題は見えてこない。

◆「あるべき姿」はパラダイムの変化に伴って変質する。◆ミッドライフ・クライシス(中年期の危機)を克服できる企業とできない企業の差は、問題が変化してしまったことを認識できるかどうかによる。◆業績悪化が逼迫すればするほど、企業の多くは「実行可能な解決策」に走る傾向がある。

◆Plan-Do-Seeのマネジメント・サイクルで見ると、その問題発見上の特長は取り組み課題が常に与えられているところにある。◆オペレーション的問題発見と戦略的問題発見は、「あるべき姿」が所与であるのか、自ら「あるべき姿」を構想する必要があるのかという点で、思考のスタンスや発想の難易度においては相当異質だからだ。

戦略的問題発見には、「観察力」、「判断力」、「分解力」、「統合力」の4つのスキルが必要で、そのバランスが大切とのことです。そのためのツールとして4Pを何とか使えるようになって「今」に活かしたいな。

・「知らなければ対策は打てないのだ
前著、「問題解決プロフェッショナル」は衝撃的内容だったが、本書はその前段階とも言える、「問題を発見する能力」について解説をした本です。

「MECE」、「C/S、C/E分析」、「コーザリティ分析」などは前著とかぶっていますが、本書が問いかける問題提起は前著を超えています。

そもそも、「問題が何か」を理解しなければ、「解決策を模索する」事も無いわけです。そしてそこで検討されるべき問題が、真の問題であるのか、という考察もまた、解決策の模索以上に、重要な視点です。

「どうやって解決させるか」を論じた本はたくさんありますが、その前の段階で、「本当にそれが問題なのか?」を問い、そこに向けての解答を導いてくれる本はそれほど多くありません。

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」 (詳細)

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」

・「ロジカルシンキング入門書
・ロジカルシンキングの基本を身に付けたいという方にはお勧めできる本です。仕事やプライベートで起こる様々な『答えのない問題』に挑むための基本的スキルが学習できると思います。・『ゼロベース思考』、『仮定思考』、『MECE』、『ロジカルツリー』などの基本的なフレームワークを、実例を通して学習できます。実例では仕事の例だけでなく、プライベートでの例(ダイエットなど)を使っているため、非常に読みやすいです。・同様の書籍を何冊か読みましたが、本書は内容がコンパクトにまとまっており、量もそれほど多くないので読みやすいと思います。

・「ロジカルシンキングの入門書にして決定版
ロジカルシンキングに興味があるけど、どう考えるのかよく分からない。バーバラ・ミントを読んだけれどもさっぱり分からない。そういう人はまずこの本を読破するのがよい。網羅的でありながら、コンパクトに、かつ分かりやすく書かれてるからだ。

本の概要を記すと、第1章でゼロベース(先入観にとらわれず)に、仮説思考することの重要性を説明する。第2章ではMECE(因数分解)とロジックツリー(因果関係)について解説する。第3章ではソリューションシステムとして、1、2章の考えを統合する。第4章は実際の事例を通じてソリューションシステムを実践する。

ソリューションシステム=ロジカルシンキングの具体的手順と考えてよい。また、いきなりソリューションシステムについていくのは難しいのだが、1章、2章と順を追って丁寧に解説してくれているため、初学者でも脱落せずに3章に到達できる。4章は余力があれば読んで損はない。

この本の内容を身につければロジカルシンキングの「基盤」は身につけることはできる。但し、内容が初歩的なので、この本のみでロジカルシンキングができるようになったと判断するのは危険である。各章の内容をより深く理解するために、他の関連書籍も読んでおくほうが良い。

関連書籍を順に挙げる。第1章のゼロベース思考については、「クリティカルシンキング」上巻が、仮説思考については「戦略脳を鍛える」が良い。第2章のMECEとロジックツリーについては、「戦略思考コンプリートブック」と「ロジカルシンキング」が良い。ロジカルシンキングの全貌を概観したいなら、「論理思考と発想の技術」、「思考・論理・分析」が良い。

以上の関連書籍の内容を身につけたならば、ロジカルシンキングの理論をおおむね押さえたといえよう。

・「早速実践できる
類似書は多数あれど、これさえあれば全て解決できるというくらいの基本〜応用まで網羅された良書です。バイブルです。

・「問題解決のメソッドを分かりやすく紹介
7年ぶりに本書を読み直した。

ビジネスの場で発生する課題を、どう合理的に解決するのか?

・ゼロベース思考 ・仮説思考 ・ロジックツリー ・MECE ・ソリューションシステム

という5つのツールを使ったフレームの中で、解決に到達するまでのプロセスを、コンサルティングの名手がわかりやすく解説した本。

自分の手がけてきた仕事が、果たしてこの本で教えるような合理的なプロセスを踏んできたのか、読みながら客観視してみると、昔読んだときとは違う発見があった。

再読、再々読に耐えうる名著だと思います。また7年後に読もうかな。

・「最初に読むべきロジカルシンキングの基本書
12年前に出版されたとは思えないぐらい古臭さを感じさせない良書。最近のロジカルシンキングや仕事術の本が取り上げている内容はすでにこの本に書いてある。論理的で具体的で、まさにこの本が書いている問題解決の手法に沿って書かれたような本だ。具体的には、問題解決の二つの思考(ゼロベース思考と仮説思考)、二つの技術(MECEとロジックツリー)、一つのプロセス(ソリューションプロセス)を前半で詳しく説明し、後半で具体例を交えながらそれらを使いながら実践的な問題解決のシミュレーションをする。とっても分かりやすいなぁ。以前、職場の研修で問題解決手法を学ぶというのに参加したことがあったが、その中で使用したケースがこの本に書かれていた例そのままだった。講師のネタ本になってたんだなぁ。それも納得するぐらいよく出来てる本だと思う。内容的には深いんだけど、難しいことはない。自分が直面している問題解決もこの方法で取り組んでいけそうな気になった(かなり楽観的だけど...)。とにかく、著者も言うようによく考えて、仮説を立てて、検証を繰り返すことが大事。その際にはロジックツリーやMECEで効率的に考えることも必要だ。うーん、かなり納得。

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (詳細)
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