ふたりの夢、ひとつの夢 (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「資料的価値」
水曜の朝、午前3時(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「不朽の名作がよみがえりました!」「S&Gは、ここから始まった。」
ポール・サイモン・ソングブック(紙ジャケット仕様) (詳細)
ポール・サイモン(アーティスト)
「もちろん世界最高レベルのパフォーマンス」「感無量・・・」「1965年、魔法の都(ロンドン)でのポール・サイモンの純真な魂の叫び」
サウンド・オブ・サイレンス(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「イギリス時代の曲をメジャーにしたアルバム」「不朽の名作が限定仕様でよみがえりました!」
パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「不朽の名作が限定仕様でよみがえりました!」
ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967 (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「夢みたいなCDが出た!」「最高のライヴ盤が遂に登場」「初期、後期のライブも発表して欲しい!」「夢の様な出来事だ。60年代のライブが聴ける日が来るとは」「なんて素晴らしいんでしょう」
卒業 デジタルニューマスター版 [DVD] (詳細)
マイク・ニコルズ(監督), ダスティン・ホフマン(俳優), アン・バンクロフト(俳優), キャサリン・ロス(俳優)
「何度でも」「初めて見た時の衝撃」「少しも古くない!」「コンドルは飛ぶ!!」「パンク精神」
卒業-オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト), サントラ(演奏)
「永遠の名作です。」「本作でしか聴けない「サウンド・オブ・サイレンス」の別ヴァージョン」
ブックエンド(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「再結成記念的紙ジャケット使用発売!」「再結成記念的紙ジャケット使用発売!」
Live 1969 (詳細)
Simon & Garfunkel(アーティスト)
「全盛期のライブがついに蔵出し!」「心を震わす20世紀最高のデュオ、解散直前のライブ!」「ようやく話題盤解禁です」「名曲は、すばらしい!」「やはり期待どおりの作品」
明日に架ける橋(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「S&G再結成記念的紙ジャケットCD!」「これから、このアルバムに出会える人は幸せですね」「不朽の名作が限定仕様でよみがえりました!」「当時の彼らの様子がうかがえる。」
キャッチ22 [DVD] (詳細)
マイク・ニコルズ(監督), アラン・アーキン(俳優), マーティン・バルサム(俳優), アート・ガーファンクル(俳優), アンソニー・パーキンス(俳優), マーティン・シーン(俳優)
「今こそ、哄笑しながらも、じっくりと考えてみたい傑作。」
愛の狩人 [VHS] (詳細)
マイク・ニコルズ(俳優), ジャック・ニコルソン(俳優), アート・ガーファンクル(出演・声の出演)
ポール・サイモン(紙ジャケット仕様) (詳細)
ポール・サイモン(アーティスト)
「シンプルでアコースティックだが、民族的なリズムやジャズ的なフェイクの効いた味わい深い名盤」「ポールの独立宣言」「S&Gを卒業したポール・サイモンの再出発を飾った名作」「S&Gから解放されて本来の自分を取り戻した天才」「ポール・サイモンの原点」
サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ(紙ジャケット仕様) (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「CD1枚の作品でS&Gのベスト盤を選ぶならどれにするか?」「思い出のアルバム」「ライブバージョンが良い。」
ひとりごと(紙ジャケット仕様) (詳細)
ポール・サイモン(アーティスト)
「ポールサイモンのアルバムの中で、最もポピュラーな一枚」「肩の力が抜けたことが良い結果をもたらしたポール・サイモンのソロ第2作目」「Was a Sunny Day」「ポール・サイモン最高傑作!「アメリカの歌」」「アメリカンルーツ・ミュージックを、これ1枚で俯瞰できる名作」
天使の歌声 (詳細)
アート・ガーファンクル(アーティスト)
「アートは最高の表現者です」「ソロ一作目にして最高傑作」「相変わらずのエンジェル・ボイスが嬉しい」「やはりすばらしいです。」「名曲は、いつの世も名曲、色褪せず・・・」
Paul Simon in Concert: Live Rhymin' (詳細)
Paul Simon(アーティスト)
「買っておいて本当によかった(涙」「ポール・サイモンの初ライヴ盤にして名盤」「30年間引きずっている武道館ライブの感動がここにある」「ソロ初期の、S&G時代の楽曲を含むライブアルバム。」「ポールの初ライブ盤」
愛への旅立ち (詳細)
アート・ガーファンクル(アーティスト)
「エンジェル・ボイスも健在な話題性充分のアルバム」
時の流れに(紙ジャケット仕様) (詳細)
ポール・サイモン(アーティスト)
「ポールサイモン最高傑作」「紡がれた10編の、モノクロームの短編小説。」「ジャズ/フュージョン系の音に洒落た映画か短編小説のような歌詞をもつ名盤」「CBS時代の頂点(まだ現役のアーティストですから最高傑作とは言いません)」「Still crazy after 30 years」
スペシャル・ショー [VHS] (詳細)
ポール・サイモン(俳優)
グレイテスト・ヒット・エトセトラ (詳細)
ポール・サイモン(アーティスト)
ウォーターマーク (詳細)
アート・ガーファンクル(アーティスト)
「ジミー・ウェッブと組んだ傑作」「これも名作です」「殺伐とした現代に捧げるアルバム」
ジェラシー (デラックス・エディション) [DVD] (詳細)
ニコラス・ローグ(監督), アート・ガーファンクル(俳優), テレサ・ラッセル(俳優), ハーヴェイ・カイテル(俳優), デナム・エリオット(俳優), ダニエル・マシー(俳優), デイナ・ギレスピー(俳優), ジェレミー・トーマス(プロデュース)
「美しい映像とテレサ・ラッセルが魅力的」「ラッセルの太股、ガーファンクルのおでこ。」「キース・ジャレットのケルン・コンサートを使ったことについて一言」「画質、ちょっと厳しいですね」
Fate for Breakfast (詳細)
Art Garfunkel(アーティスト)
「朝、コーヒーを入れる感じ」「いい意味でフュージョンボーカルアルバム」「お洒落で最強のAORシティーミュージック」「2008年盤ではありません」
ロック>フォーク・ロック>Deprecated Nodes>フォーク
ロック>Deprecated Nodes>アーティスト別>S-U>Simon & Garfunkel
Custom Stores>By Formats>国内盤>ポップス
Custom Stores>By Formats>国内盤>ロック
Regular Stores>Artist Pages Filter Nodes>Main Albums
Browse Refinements>Format>CD>CDアルバム
Browse Refinements>Source Country>国内盤
Custom Stores>By Formats>限定盤>ポップス
Custom Stores>By Formats>限定盤>ロック
Custom Stores>By Formats>限定盤>ワールド
・「資料的価値」
ご存知の通りサイモン&ガーファンクルは1956年にTom&Jerryとして"Hey Schoolgirl" でデビューしました。このCDでは二人の歴史的なデビュー曲であるこのシングルとそのB面を初め "That's My Story", "Simon Says", "Tia-Juana Blues" などTom&Jerry名義の作品や、ポール・サイモンの"True Or False", "Teenage Fool", "Just A Boy", "Shy", "Play Me A Sad Song", "It Means A Lot To Them"やガーファンクルの"Beat Love", "Dream Alone"など、サイモン&ガーファンクル以前のソロ作品がまとめて聴くことが出来ます。マニアには垂涎の内容かもしれません。
・「不朽の名作がよみがえりました!」
'93年以来の再結成,さらには,'82-'83年以来20年ぶりの本格的なツアーを開始したサイモン&ガーファンクルの不朽の名作が,ボーナス・トラックを収録した紙ケース限定仕様でよみがりました.しかも,全曲二人の監修のもとデジタル・リマスタリングを行った音源とあれば,もういうことはありません.
1964年に発表されたサイモン&ガーファンクルの記念すべき1作目のオリジナル・アルバム.発表当時は,まったくといいほど注目されなかったのですが,「サウンド・オブ・サイレンス」のシングル盤(ベースやドラムを加えたヴァージョン)のヒットともにロングセラーとなりました.ポール自身は,「サウンド・オブ・サイレンス」に勝手にベースなどを加えたことに激しい憤りを感じたらしいですが,結果的に,フォーク・ロックというジャンルを確立したサイモン&ガーファンクルは,その後,数々の名曲をヒットさせていきます.
このアルバムは,「サウンド・オブ・サイレンス」のオリジナルをはじめとする,ロックが入る前のフォークそのものの作品です.シンプルでありながら繊細なメロディーと,メッセージ性の高い詩は,この作品ならではといえるでしょう.
レコードとして発売されたオリジナルに忠実な紙パッケージといい,リマスタリングされた美しい音源といい,また,お買い得な価格に貴重なボーナス・トラックといい,このアルバムをすでにおもちの方にも,そうでない方にもお勧めの作品です.
・「S&Gは、ここから始まった。」
アルバム・ジャケットは冴えないのですが、S&Gの原点がここに詰まっています。アメリカで初めてチャートに上った、ロック仕立ての「サウンド・オブ・サイレンス」は、このアルバムの「サウンド・オブ・サイレンス」がベース。二人が知らない間に、この曲にエレキ・サウンドが加わって世界NO1になったのです。レコードでは、二人が一緒に歌っているということで「The Sounds Of Silence」と、sがついています。アルバム・タイトルの「水曜の朝、午前3時」は、泥棒の詩(?)とも言われますが、曲調は優しく口ずさんでしまいそうなメロディ。英語が容易なため、中学校では、英語と音楽の教材に使われているところもあります。ボブ・ディランの曲なども入っており、宗教や反戦を中心にしたところは、彼らのコンセプト・アルバムの原点を感じさせます。
・「もちろん世界最高レベルのパフォーマンス」
ギター1本と歌だけ。リマスターで音はいいし、もうこれで十分。むしろ、この形態が1番合ってる。ギターのわざが際立つ。
ポール・サイモンは 地味で目立たないが、歌もすごくうまい。
ポールの詩はとてもわかりやすく、とても文学的。ぜひ 原文と訳詩を 味わってください。
サウンド・オブ・サイレンス:勝手にドラムがつけられて大ヒット。ポールがあとで激怒したというだけあって、ライブでは全部ドラム無し。実をいうと僕はドラムがあってほしいフォークロック大好き人間。しかし、このソング・ブックのこの曲はそれがなくても満足する。
雨に負けぬ花が入っているのがうれしい:私のS&Gで最高に好きな歌。「コンティニュー」の歌詞の歌い方がここでは独特。後の録音のオリジナルではこれがスムーズに歌われた。〆の和音は オリジナルより全然いい。
全曲 いい曲そろい。 安いし、買って損無し。ジョン・レノンのアコースティックを比較して聴きたくなった。
・「感無量・・・」
かつてポール本人の要望でカタログから削除され、長らく廃盤となり既に伝説になっていた『The Paul Simon Songbook』がこうして紙ジャケ復刻までされるとは・・・。前回のリマスター復刻だけでも嬉しかったのですが、ここまでしてもらえるとはまさに感無量です。
「またか」と思われるかもしれませんが、ポール・サイモンの最新ベストが発表されることですし、その他の作品の初紙ジャケ復刻といい、最近彼の評価が高まってきているのでしょうか。
かつて、ワーナーの社長が「日本でのポールの作品の売れ行きが(少ないことが)信じられない」と語ったそうですが、確かに日本での彼の評価は低すぎるように感じます。それがこうして復刻されることによって、多くの方が彼の作品を聴くチャンスが増えることは純粋に嬉しく思います。
内容は、特にポール・サイモン(サイモン&ガーファンクル)の初期作品を知るうえでは非常に重要ですし、演奏はシンプルですがその分曲の良さが伝わってきます。単なるコレクターアイテムとして埋もれるには惜しい作品ですので、価格も手頃ですし、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
・「1965年、魔法の都(ロンドン)でのポール・サイモンの純真な魂の叫び」
S&Gのデビュー作「水曜の朝、午前3時」が不成功に終わった失意を抱えて、ポールは1年ほどロンドンに滞在し、土地の人と交流し、曲を書き蓄えて、本作を65年6月17日、23日、7月5日の3日間で録音した。ポール1人の完全なアコースティック・ギターの弾き語りだが、アートの不在を全く不自然に感じさせないほど、ポールの歌には熱がこもっていて、曲の心を的確に伝える。その典型が「サウンド・オブ・サイレンス」だ。この曲は短期間に3つのバージョンが生まれたことになり、どれも特徴があるが、私が一番力強さを感じるのは、フォーク・ロック化されていない本作のものだ。名曲はこの曲だけではない。曲目リストを見てわかるように、「水曜の朝、午前3時」で披露済みの曲もあるが、「アイ・アム・ア・ロック」のようにS&Gの第2作、「雨に負けぬ花」のように第3作(パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム)夫々を飾る複数の曲が既に本作に収録されていることは注目に値する。荒削りかもしれないが、それらの名曲の生まれた直後の姿を知ることができる。本作はまさに名曲の宝庫だ。そして、ポールの純真な魂の叫びとでも形容したくなる、腹の底から搾り出すような歌は何と感動的なことか。もちろん、腕の冴えを増したポールのギターも聴きものだ。#10は、S&G版よりボブ・ディランの「イッツ・オールライト・マ」あるいは「サブレタニアン・ホームシック・ブルース」の影響を感じさせ、微笑ましい。
本作は2004年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲付き(「アイ・アム・ア・ロック」「教会は燃えている」の未発表別テイク)で、ジャケット裏面でポール自身がライナーノーツを書いている。
・「イギリス時代の曲をメジャーにしたアルバム」
このアルバムのほとんどは、ポールがイギリスで演奏旅行をしていた頃に作られた曲です。「サウンド・オブ・サイレンス」は、すでに大ヒットした後ですが、その他の曲もその後受け入れられて、現在でも歌い継がれています。映画「卒業」に使われた、「サウンド・オブ・サイレンス」と「4月になれば彼女は」。オールド・フレンズ・コンサートで、現在でも歌われている「木の葉は緑」や「キャシーの歌」「アイ・アム・ア・ロック」などは、スタンダードといっても過言ではありません。「リチャード・コリー」は、かつてポール・マッカートニー&ウイングスが、ステージで歌ったナンバーでした。アルバム発売時は、ロック・グループの波が押し寄せ始めた時で、どちらかというと、S&Gとしては、ぎこちなさが感じられましたが、今や名盤です。ポールのギター独奏「アンジー」は、聴き応えがあります。CDには、ボーナス・トラックとして、イギリス活動時代に共作した曲も入っており、得する一枚です。
・「不朽の名作が限定仕様でよみがえりました!」
'93年以来の再結成、さらには、'82-'83年以来20年ぶりの本格的なツアーを開始したサイモン&ガーファンクルの不朽の名作が、ボーナス・トラックを収録した紙ケース限定仕様でよみがりました。しかも、全曲二人の監修のもとデジタル・リマスタリングを行った音源とあれば、もういうことはありません。
1965年に発表されたサイモン&ガーファンクルの2作目のオリジナル・アルバム。必ずしもポールの意図したところではなかったとはいえ、大ヒットした「サウンド・オブ・サイレンス」を受けて制作した作品であり、彼らの人気を確立したともいえる作品であり、全米チャートに143週チャート・インした超ロング・セラーです。
「1.サウンド・オブ・サイレンス」や「11. アイ・アム・ア・ロック」というフォークにロックのテイストを加えた大ヒット曲のほか、サイモン&ガーファンクルらしい、美しいメロディの秀作「2. 木の葉は緑」や「9. 4月になれば彼女は」など、フォークからフォークロックへと変わりつつある、このアルバムならではの名曲の数々を収録しています。
ボーナス・トラックには、「明日にかける橋」の後に作られたらしい、'70年7月8日録音の未発表テイクを収録。資料的な価値も非常に高いアルバムです。
レコードとして発売されたオリジナルに忠実な紙パッケージといい、リマスタリングされた美しい音源といい、また、お買い得な価格に貴重なボーナス・トラックといい、このアルバムをすでにおもちの方にも、そうでない方にもお勧めの作品です。
●パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム(紙ジャケット仕様)
・「不朽の名作が限定仕様でよみがえりました!」
'93年以来の再結成,さらには,'82-'83年以来20年ぶりの本格的なツアーを開始したサイモン&ガーファンクルの不朽の名作が,ボーナス・トラックを収録した紙ケース限定仕様でよみがりました.しかも,全曲二人の監修のもとデジタル・リマスタリングを行った音源とあれば,もういうことはありません.
1966年に発表されたサイモン&ガーファンクルの3作目のオリジナル・アルバム.「サウンド・オブ・サイレンス」の大ヒットを受けて急きょ制作されたのが前作(もちろん,それでも高い完成度は,さすが)ですが,じっくり腰を据えて制作された本作の完成度は非常に高く,また,詩やメロディからは,ポールとアートのはっきりとした自信を感じます.
「1. スカボロー・フェアー/詠唱」や「2. クラウディ」「7. 夢の中の世界」「8. 雨に負けぬ花」「10. エミリー・エミリー」「11. 地下鉄の壁の詩」と,もうサイモン&ガーファンクル以外には生み出すことなど不可能としか思えない,美しいハーモニー.そこに「4. 早く家へ帰りたい」という今やおなじみの曲と,「5. プレジャー・マシーン」や「9.簡単で散漫な演説」というポールらしいウィットに富んだ曲を織り交ぜ,最後に,やはりポールらしいメッセージを込めた「12. 7時のニュース/きよしこの夜」で締めくくる….アルバムとしてのバランスは,彼らの残したオリジナル・アルバムの中では,もっとも優れているのではないでしょうか?
レコードとして発売されたオリジナルに忠実な紙パッケージといい,リマスタリングされた美しい音源といい,また,お買い得な価格に貴重なボーナス・トラックといい,このアルバムをすでにおもちの方にも,そうでない方にもお勧めの作品です.
・「夢みたいなCDが出た!」
S&Gの割と初期のライヴ盤が正規CDで出るなんて! 収められた曲は、アルバムで言うと、「サイモン・ソングブック」、「水曜の朝」、「サウンド・オブ・サイレンス」、「パセリ・セイジ」。プロテスタント・ソングや疎外感を題材にした歌を一所懸命歌っていたりして、二人の声も若々しい。
私は70年代後半の中学生の頃にS&Gにハマって、高校を卒業するまでサイモンがアイドルだったけど、その頃このCDが聴けたら、どんなに素晴らしかった事だろうか。年と共に失った感受性が悔しい。 変なブートレグとは違い、音質も十分許せるレベルだし、サイモンのギターも素晴らしい。ワタシ的には、近年最高の収穫!
・「最高のライヴ盤が遂に登場」
S&Gのライヴは、オリジナル盤では「明日に架ける橋」に1曲と「グレーテスト・ヒッツ」に4曲収録されており、その質の高さからライヴ盤を聞きたくて仕方がありませんでした。その後、再結成ライヴ盤が発売されましたが、一糸乱れぬハーモニーの美しさを完璧に再現するには至りませんでした。
そこへ1967年のライヴ盤が登場しました。この時点で既発表のアルバムは、フォーク・ロック調のサウンドになっていましたが、このライヴでは、ポール・サイモンのギター伴奏だけで、素晴らしいハーモニーを聞くことができます。このギターがまた凄くて、その巧さを再認識しました。
曲目も、後にライヴで歌われなくなった曲が多く、特にポール・サイモンが最初に書いたと言われている「私の兄弟」を筆頭に、イギリス時代に書いた曲など、後にあまり歌われなくなった初期の名曲が多く収録されています。そのため、後の再結成ライヴ盤の収録曲とは、全19曲中4曲しか重複していません。
既発表のライブ曲やビデオ等からも、彼らの歌はポール・サイモンのギター伴奏だけで歌っているときが最高だと感じていましたが、このアルバムでそのことを再認識しました。
・「初期、後期のライブも発表して欲しい!」
グレーテストヒッツとオールドフレンズボックスセットに収録されていたライブ曲を聞いて、あまりのすばらしさに、ライブ盤の発売を心待ちにしていた。マスターテープの劣化は一部の曲に表れており、これ以上の劣化が進む前に発表されたのが救いだ。70年代以降の再結成コンサートでは演奏されなくなった「木の葉は緑」や「すずめ」等の初期の名曲の数々が収録されているのがマニアには嬉しい。それに、ポールサイモンのギターの圧倒的上手さには驚嘆した。S&Gのライブはやは二人の歌声とポールのアコーステックギターだけの方が心に沁みる。
英語の判る人には曲の間の二人が披露する各曲の背後の「秘話」が楽しい。その話振りから、アートの若さと真面目さが溢れ出ている。ただ公演の出来栄えからすると、グレーテストヒッツに収録されていた、66年8月のハリウッドボールでのコンサートの方が、数段良かったように思う。「エミリー」と「59番街橋の歌」にその差(特にアートの声とポールのギターの調子)が顕著に表れている。なお、本作品には何故か当日演奏されたレッドラバーボールが収録されていない。(上記のボックスセットに収録されているが)
このライブがS&G中期のものだったとすると、曲目が異なってくる初期と後期のアコーステックライブ盤の発表を是非とも望むとアメリカのAMAZON.COMに書いたら、数日後、そんなの音質良好な海賊版で出てるよと、ご丁寧に盤名まで書いてアメリカのマニアが電子メールをくれたのには恐れ入った。アメリカのサイトでレビューを書くと、本場のマニアから色んな反応があって面白い。
・「夢の様な出来事だ。60年代のライブが聴ける日が来るとは」
サイモン&ガーファンクルを聴き始めて30数年を経過した21世紀の今、彼らの全盛期1967年の公式ライブを聴くことが出来る日が来た事を神に感謝しよう。再結成時の活動を除けば、正味6年程の活動期間しかなかった彼らにとっても、意欲的なレコーディング作業やモンタレーポップフェスティバル出場 etc,1967年は充実期にあっただけに内容は文句なしに素晴らしい。基本的にフォークデュオであった訳であり、ポール・サイモンのギターのみの伴奏と2人のハーモニーの見事なバランスこそが当時の最大の魅力であり聴きどころである。再結成時のライブは既に20年前に出ているが、個人的には今回のものの方が圧倒的に好きだ。生涯の宝物になるであろう。
・「なんて素晴らしいんでしょう」
言葉にならないくらい素晴らしいふたりのハーモニー。感動しました。1967年のライブには思えないほどの音の良さ。発売されているS&GのCDのなかでも最高だと思う。ほんとにみんなに聴いてもらいたい。
・「何度でも」
何度でも見たくなる映画がある。そして間違いなく「卒業」はその一本である。
私は当時まだ子供で、「小さな恋のメロディ」は理解できても「卒業」は判らなかった。ミセスロビンソンって悪いおばさんだなぁなんて・・・。その頃「俺たちに明日はない」「猿の惑星」「007は二度死ぬ」「冒険者たち」等々、キラ星の如く強い印象を与える作品が多く、その中に「卒業」の輝きを見抜けなかった。
しかし大学生になり、結婚する時期を経て、登場する大人の機微も理解出来るようになる。サイモンとガーファンクルの歌声と共に、「卒業」は輝きをだんだん増してきたのである。
最近は、永島敏行が撮影現場を旅するTV番組で取り上げた際、またアン・バンクロフトが亡くなった際(悪いおばさんでも悲しい!)、無性にこの映画を見たくなった。
何回目かに見た際、下宿屋の下宿人の中に、若きリチャード・ドレイファスを発見したりした。
・「初めて見た時の衝撃」
最初に見たときは、子供の頃で話の展開にドキドキしました。ロビンソン婦人と娘のエレンと、最後は結婚式での略奪か・・・ショックでした。本当の意味が分かるまで時間がかかりました。最初はサイモンとガーファンクルの音楽の方が印象に残ったのですが、改めて見ると、ダスティン・ホフマン、アン・バンクロフトの演技、キャサリン・ロスの可憐さが光ります。本当に完成度が高い作品です。
・「少しも古くない!」
ミセス・ロビンソン(アン・バンクロフト)の訃報をニュースで知り、一時代が終わったような気がして、30年以上ぶりにこの映画を観ました。観るに耐えないかと思いきや・・少しも古くないです!どころかサイモンとガーファンクルの名曲の数々の新鮮さ、大好きなダスティン・ホフマンの初々しさと言いようもない魅力、映像の美しさ、真っ赤なアロファロメオで駆け抜けるシーン、教会からエレーンを略奪するシーンなど、極めて印象的な場面の数々。さすがに名作と言われるだけのことはあります。ちなみにペーパーバックも読んでみましたが、原作では車は売ってしまい、あの美しい場面ありませんでした・・しかし青春のいらだちや不安は、いつの時代も共通のものだと改めて思いました
・「コンドルは飛ぶ!!」
この映画が素晴らしいとされる理由は多数あるかもしれないが、私はサイモン&ガーファンクルのこのきれいな歌であることは間違いがないと思う。この歌がこの切ないストーリーを飾り、美しい青春映画にしているのだろう。
ストーリーにしても一種の堕落論を感じさせる映画で「卒業」というタイトルがしみじみ心にしみる。
・「パンク精神」
勝手ながら、映画史に残る名作であること、それとジャケットのイメージから静かに感動を呼ぶタイプのスタンダードなラブストーリーかと思っていました。しかし見てみるとなんと反骨精神むき出しのパンクムービーじゃないですか。この手の映画がメインストリームで受け入れられることなんて今のハリウッドではありえそうにないことですけど、やっぱり時代なんでしょうね。社会への反感、大人になることへの戸惑いを描いたすごくクロリティーの高い映画だと思います。それとこの映画に共鳴できた人は「ドニー・ダーコ」なんかも楽しめると思います。
・「永遠の名作です。」
DustinHoffman主演の永遠の名作ですね。Simon & Garfunkel による音楽が最高です。「♪THE SOUND OF SILENCE」や「♪MRS ROBINSON」は、有名なところですが、個人的には、DustinHoffman演ずる青年が、MRS ROBINSONの邸宅に、パーティを抜け出されて、愛車のアルファロメオで、送らされてカクテルを飲まされる時に、誘惑をこめてMRS ROBINSONがレコードをかけたシーンに使われる、「♪SUNPORCH CHA-CHA-CHA」がお気に入りです。永遠の名作です。あと、DustinHOffmanプールで漂っているシーンの「♪SCARBOROUGHFATR/CANTICLE}もなんともいえません。如何ですか?
・「本作でしか聴けない「サウンド・オブ・サイレンス」の別ヴァージョン」
「卒業」という映画は何度も名画座で見た好きな映画だ。アメリカン・ニュー・シネマを代表する作品と誰もが認めるだろう。そして、この2007年デジタル・リマスターのサントラ盤もそこそこ面白い作品だと思う。ジャケットにS&Gの名が大きくフィーチャーされているが、半分弱はD.グルーシンの曲で、当時の有閑マダムの世界を彩るBGM的な役割を果す。それらの曲とS&Gの名曲とが同居して映画の世界を象徴している。ただ、私は本作でのD.グルーシンの曲はそれほど好みではない。
S&Gの名曲を目当てにするのなら、オリジナル・アルバムあるいはベスト・アルバムを求めればよい。なお、本作に収録されている「ミセス・ロビンソン」は断片であって、この名曲のフル・ヴァージョンはS&Gの次作「ブックエンド」に収録されているので、S&G初心者は注意を。S&Gの曲では「サウンド・オブ・サイレンス」が本作の最初と最後に2度登場するが、最初のものは大ヒットしたフォーク・ロック・ヴァージョン。最後のものは、「水曜の朝、午前3時」版と同様のアコースティック・ヴァージョンだが、曲の終末部で詞を歌わず、ハミングしている。スタジオ録音のものとしては、この曲の現在入手可能な第4のヴァージョンということになる。この貴重なヴァージョンがあるので、少しおまけして星4個の評価とする。S&Gファンとして彼らの作品を揃えるときには本作を一番後回しにして構わないだろう。
・「再結成記念的紙ジャケット使用発売!」
世界をかけめぐったS&G再結成のニュース。そのニュースにあわせたかのような、紙ジャケットのオリジナル盤発売。ジャケットは、S&Gなどこの時代のアルバムにとって、作品そのものであり、紙ジャケット使用は、CDの良さを改めて感じさせてくれる。
このCDの特徴は、LPのA面にあたる①から⑦がブックエンドのテーマに挟まれながら、子どもー人生への迷いの時期ー夫婦ー老人といった人の人生を振り返っている。この①~⑦だけでも十分に魅力ある作品。名曲だけを知っている人にも是非S&Gの魅力を知って欲しい。
また⑧以降は、ヒット曲のオンパレード。あのギターとボーカルが絡み合う「ミセス・ロビンソン」、リズミカルに人生を前向きに生きることをS&G独特の手法で伝えてくれる「冬の散!歩道」など、ボリューム満点。名盤は数多くありますが、人生そのものを振り返らせてくれるこのCDのような壮大かつ心温まるCDは、数少ない。S&Gのことを知らない人も、この機会に心温まる音楽に触れたい人も是非お勧めしたいCDです。
・「再結成記念的紙ジャケット使用発売!」
世界中を駆けめぐった再結成という嬉しいニュース。それとまるでリンクしたような紙ジャケットCDの発売。ジャケットはS&Gやこの時代のアルバムでとって、アルバムそのものといえる位置に属していた。その意味からも、この紙ジャケットでそのアルバムの良さをかみしめることが出来る。このCDは、S&Gの中でももっとも構成がしっかりされているいっても過言でない出来映えだと思います。まず、LPのA面にあたる①~⑦は、人生そのものを描いた壮大な組曲。
①は、お得意の美しいアコースティックギターの短いインストからスタート。②は一変して混沌とした時代を象徴したS&Gには異色のヘビーな楽曲。ドラッグなどにおぼれていく子どもたちのことを。③は、題名「アメリカ」。本当のアメリカとは?と置!き換えて、自分探しをする詞。④は、最初にため息ではじまる(よく聴かないと聞き逃しそう)
結婚後の愛のない結婚生活に決別の決心がつかない迷いを綴っています。⑤は、老人ホームの老人の会話を録音したもの。あきらめ、人生へ達観など。⑥はベンチに座る老人を見ながら自分に置き換えている。⑦は、またまたギターとボーカルでで優しく語りかけているような楽曲。この組曲は、S&Gの名曲以上のS&Gの代表作だと私は思います。
B面にあたる⑧からはヒット曲のオンパレード。⑩はイントロから不屈の名曲。あの「卒業」の中でも使われたコーラスと独特のギターの音がいつまでも心に残ります。⑪は、日本では特に人気が高い曲で、私もS&Gの代表曲と思っています。希望を捨てないと訴えてるS&G独特の励ましが心にしみます。
アルバムの構成、収録されている一つ一つの出来映えなど、S&Gを語る上で欠かすことの出来ない作品です。また、人生を優しくささやくように考えさせてくれる数少ないCDだと思います。
・「全盛期のライブがついに蔵出し!」
以前、「Live In New York City」という、とてつもないクオリティのライブがあったけど、今度はライブアルバム用に録り貯めておいたという、1969年の音源の蔵出し!そう、あの名作「明日に架ける橋」のリリース直前の音源だ。これが悪いわけがない! DVD「Old Friend」の特典映像にもチラリと映っていたが、年輪を重ねた、ハスキーな今のアーティも捨てがたいが、この時期の美しいハイトーンヴォイスはまさに「天使の歌声」。レコーディング中からぎくしゃくしていたという二人だが、そんなことは微塵も感じさせない、素晴らしいハーモニーを聴かせてくれる。
基本的には「N・Y」と同じく、「ポールが奏でるギター1本+2人のハーモニー」を中心としたスタイルは変わらないものの、H・ブレイン(Ds)、L・ネクテル(Key)といった辣腕いぶし銀メンバーが、本当に過不足のない、的確なサポートで盛りたててくれる。アルバム「明日に架ける橋」は、当時の最先端の16chマルチトラック録音で、彼らにしては練りこまれた、分厚い音像のアレンジだったけど、ライブでは本当にシンプルで、あの「ボクサー」も、ボサノバ調の「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」も、スカのリズムが斬新な「手紙が欲しい」までも、アコギメインの、シンプルなアレンジが心地よいね。しかし、そんじょそこらのストリート系ミュージシャンが裸足で逃げ出すような、とてつもないクオリティだよね。いやいや、比べちゃ失礼か?(笑)
・「心を震わす20世紀最高のデュオ、解散直前のライブ!」
20世紀最高であろう男性デュオ・グループ、サイモン&ガーファンクルの解散直前のライブ音源です。最高です。一生ものです。1969年、「明日に架ける橋」を録音した後すぐ。私が高校生だったころ、一生懸命お金を貯めて中古ギターを買い、必死にコピーして歌っていた時代。2005年に60歳を超えた二人のライブ「オールド・フレンド」が発売された時も、そのDVDを見て、二人の老いた姿と衰えた声、それでも歌ってくれた事実に泣けましたが、やっぱり、この69年の頃の絶頂期のハーモニーは、素晴らしいです。天使の声といわれたガーファンクルの高音。ポールの内省的な美しいポエム。一気に気持ちが、その時代に戻ってしまいました。私の世代のみなさんには絶対聴いて欲しい1枚です。そして、今の若い人たちも、ぜひ、聴いてください!絶対に心を震わす1枚になると思います。もう、こんな音が聴けるなんて、生きていてよかった。今の嫌な時代でもがんばって生きていこう。勇気がわいてきます。がんばろう!!
・「ようやく話題盤解禁です」
オークション等でしかお目にかかれなかった幻の盤を発売日に入手できました。“明日に架ける橋”40周年を祝してとあります。デジパック仕様で英文ブックレットが付いています。アルバム“明日に架ける橋”と同時期のライブ収録らしく4、8〜10、11がNew Songとして紹介されています。Carnegie Hall 2,6,12 The Long Beach Arena 1、4、8、9、11 Toledo 15、Detroit 16 St.Louis 5、17 Carbondale 3、7、10、13、14での収録live編集盤です。曲順は当時のコンサートメニューに沿って構成されているのでしょうか?メンバーは、bass:JOE OSBORN drums:HAL BLAINE guitar:FRED CARTER.JR keybords:LARRY KNECHKTELです。ビートルズが後期スタジオ録音でライブ演奏不可の曲が多かったのに比べ、彼等のスタジオ録音にもまさる“ボクサー”“明日に架ける橋”等素晴らしいハーモニーが聴けました。6月に国内盤も発売予定です。音源が少ないグループだけに貴重であり是非お薦めです。
・「名曲は、すばらしい!」
明日に架ける橋、発売前の ライブ。明日に架ける橋のイントロが 出ても シーン。でも 曲が 終わると 拍手の嵐、これ聞くだけでも、買いですね。なぜ もっと早くに 発売しなかったのかな、不思議です。
・「やはり期待どおりの作品」
カーネギーホールのライブ「Live From New York City」は素晴らしい作品でした。1本のギターと二人の声だけで作りあげられた音の空間。ジョンとポールでもここまではできないのでは?と思わせるアルバムでした。 今回は、バックバンドが付いてはいますが、前半は二人だけのハーモニーでたっぷりと懐かしいナンバーを聞かせてくれます。スタジオ録音とは違った味のあるNo9やNo10。中でも印象的なのは「The Boxer」個人的にはスタジオ録音よりこのライブの方が彼らの魅力が溢れているように思います。そして一番の聴きものはまだアルバム発表前の「明日に架ける橋」です。ラリー・ネクテルのピアノをバックに朗々と歌い上げるアーティの声に会場は興奮に充ち溢れます。スタジオ録音の飾りたてた華やかさを取り払ったこのLIVEではこの歌が本来持っていた魅力が改めて姿を現わしたと感じさせられます。前作のように一箇所ではなくいくつかの会場のLIVEの編集盤ではありますが、未発表作品の少ないデュオだけにこの二人の「旬の声」が詰まった作品はあらためて不朽のデュオの存在感を見せつける作品に仕上がっています。
・「S&G再結成記念的紙ジャケットCD!」
世界を駆けめぐった再結成にあわせたかのような紙ジャケットCD。S&Gの作品やこの時代のアルバムにとってジャケットはアルバムそのものであり、紙ジャケットのもつ意味合いは大きい。今回は、オリジナルアルバムの11曲+ボーナストラック2曲。S&Gの代表作であり、最後のオリジナル盤であり、歴史的名盤であるこのCDである。
①は、誰もが知る名曲。60年から70年へと時代が移る時代の変化が肌で感じられる。こんな美しく心を打つメロディーは、一生忘れることの出来ない。これを聞く度に、人は自分の人生を映し、振り返りながらこの曲を聴いているのではないだろうか?
②は教科書にも出てくるアンデスを思わせる名曲。この時代に民族音楽の良さを取り入れ、純粋な心にしか映すことのできない鏡が忡?要だと思えてくる作品だ。③は、手拍子など楽しい気持ちのラブソング。④シンプルなノリのいいロックナンバー。⑤はボサノバタッチであまりにも美しい歌声が印象的。
⑥もまたまた名曲。語りかけるように歌うボーカルから、だんだんともりあがっていく壮大なオーケストラなど全てが心に残るメロディーと構成。なんてS&Gは偉大なんだと改めて認識する1曲でもある。
⑦はまたまたノリのいいS&Gのアメリカンロックといった曲。⑧は、歌詞のニューヨークで待つポール自身を歌った曲。ノリのいいロックと美しいメロディーの中間的な作品で、こんな曲にS&Gの隠れた良さが光る曲だと思う。⑨新たなリズムやホーンを取り入れながらS&Gが様々なアプローチをしています。⑩は、ライブ録音の50年代のカバー曲!。⑪は最後を飾るにふさわしいストリングと美しいボーカルとメロディーが奏でます。 S&Gの名曲。様々なアプローチ、情緒あふれる楽曲と様々なS&Gの魅力を再発見させてくれるアルバムです。オリジナルがやはり素晴らしい。
・「これから、このアルバムに出会える人は幸せですね」
初めて、このアルバムが世の中に出てから30年以上経ちました。当時は一家に1枚と言われていた「明日に架ける橋」ですが、紙ジャケでリリースされるのは2度目です。前回のリリース時と違い、オリジナル5枚がすべて紙ジャケで発売されているので、すべてのアルバムを聞くことをお奨めします。
「明日に架ける橋」は彼らの中での集大成です。
オリジナルを順に聴いていくと、前作「ブックエンド」で救いがなくなるとこまで来てしまっていた人間の疎外や孤独、生きていく苦しみなどのテーマが、このアルバムにより救われているような気がします。
収められた多くのヒット曲、EBTGやアレサ・フランクリン、エミール・ハリスなど数え切れないアーティストにカバーされた名曲たち、
ボーナストラックの明日に架ける橋」(歌詞が一部違う)のデモも必聴です。
余計かも知れませんが最初に聴くときはオリジナルのラストに収められている「ソング・フォー・ジ・アスキング」でストップしてください。この曲の包まれるような優しいさみしさは音が消えたあとも安らかな余韻を残してくれるはずです。
・「不朽の名作が限定仕様でよみがえりました!」
'93年以来の再結成、さらには、'82-'83年以来20年ぶりの本格的なツアーを開始したサイモン&ガーファンクルの不朽の名作が、ボーナス・トラックを収録した紙ケース限定仕様でよみがりました。しかも、全曲二人の監修のもとデジタル・リマスタリングを行った音源とあれば、もういうことはありません。
アルバム自体について、改めてここに説明するまでもないでしょう。1970年に発買されたサイモン&ガーファンクル5作目にして最後のオリジナル・アルバムとなった不朽の名作です。全米チャートでは10週間トップを維持し、この年のグラミー賞最優秀アルバム賞をはじめ6部門を総なめにしました。
「1.明日に架ける橋」は、ポールだからこそ生み出すとができた曲であり、アートだからこそ歌えたといえる、名作中の名作。繊細でありながら力強いメロディや詩は、挫折や落胆ですべてを投げ出したくなるようなどんなときでも、明日へ歩むことを鼓舞してくれます。そしてフォーク・ロックというジャンルにカテゴライズされるサイモン&ガーファンクルにあって、その完成度を極めた曲であり、ロックの力強さとフォークの繊細なメロディとメッセージが融合した傑作が「5. ボクサー」。
全体的に、このころ徐々にそれぞれの道へと進みつつあった二人にあって、ポールのアートに対する気持ちの込められた曲もあったりするわけですが、そんなことは感じさせられない曲それぞれ、そしてアルバムとしての完成度は非常に高く、まさに不朽の名作であるといえるでしょう。
レコードとして発売されたオリジナルに忠実な紙パッケージといい、リマスタリンされた美しい音源といい、また、お買い得な価格に貴重なボーナス・トラックといい、このアルバムをすでにおもちの方にも、そうでない方にもお勧めの作品です。
・「当時の彼らの様子がうかがえる。」
このCDには、「明日に架ける橋」「ボクサー」と名曲が収められて、人間の愛と苦悩が歌われている。が、「フランク・ロイド・ライドに捧げる歌」「ニューヨークの少年」「手紙が欲しい」など、悲しげな歌もあり、
当時、分裂寸前だった二人の様子がうかがえる。
・「今こそ、哄笑しながらも、じっくりと考えてみたい傑作。」
70年代初頭、ベトナム戦争泥沼当時、ロバート・アルトマンの「MASH・マッシュ」と共に、戦争の虚しさ、バカバカしさとシステムとしての軍隊の愚弄さを嘲笑したブラック・コメディの傑作。「マッシュ」が、艶笑とアナーキーな笑いで、観る者のハートをダイレクトに摑んだのに対し、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」同様、カウンター・カルチャー世代のアメリカ文学の傑作と呼ばれるジョセフ・へラーの原作を、映画的に昇華させた今作は、時系列が切り刻まれ、様々なエピソードが幾重にも錯綜するシュールな作風で、最初は困惑させるものの、観る毎に、知的欲求を満たしてくれる。「クローサー」でお久しぶりのマイク・ニコルズの「卒業」、「愛の狩人」と並ぶ快作。アラン・アーキン、ジョン・ヴォイド、オーソン・ウエルズ、アンソニー・パーキンス、アート・ガーファンクル、、、と、あと思い出せないが、とにかくクセモノのオン・パレードと言うべき豪華俳優陣のアンサンブルの妙も見所だ。いまだ紛争が絶える事なく、当時より、この"狂気"の世界が、よりリアルさを持ってきていると実感できる今日、哄笑しながらも、じっくりと鑑賞してみたい作品だ。
・「シンプルでアコースティックだが、民族的なリズムやジャズ的なフェイクの効いた味わい深い名盤」
S&G最後のアルバム_Bridge over Troubled Water_中の(おそらくロック/ポップス系ミュージシャンとしては初めて)レゲエを取り入れようとした“Why Don't You Write Me”では、当時まだ「レゲエ」があまり知られておらず、スタジオ・ミュージシャンたちが自分たち流にやってしまったため、失敗に終わった。そこで、この作品の“Mother and Child Reunion”という曲では、わざわざジャマイカに行って録音し、レゲエを取り入れたロック/ポップス系音楽として最初のヒット曲を生み出したのだ。
そのほかにも、フォルクローレを見事に取り入れた2曲目、陽気な6曲目などはサイモンの代表曲である。7曲目は、2006年のモントリオール・ジャズ・フェスティヴァルでサイモンの功績を讃えたトリビュート・コンサート(現在輸入盤で入手可能)が行われた際にエルヴィス・コステロが歌いアラン・トゥーサンがピアノを弾いた、独特の雰囲気を持つ曲。8、9曲目はメドレーのように続いて味のある演奏を聴かせる。9曲目は短いインストゥルメンタルの曲だが、ステファン・グラッペリのヴァイオリンとサイモンのアコースティック・ギターの掛け合いがなんとも言えず良い雰囲気だ。10曲目はステファン・グロスマンのボトルネック・ギターをフィーチャーしていて、サイモンの代表曲の一つである。今回のボーナス・トラックに入っているアレンジの異なるこの曲の未発表ヴァージョンも聴き物。
全体的に、サイモンのアコースティック・ギターと歌を中心にしたシンプルなサウンドだが、いわゆる「フォーク」というよりは、民族的な変わったリズムやジャズ的なフェイクが効いているアルバムで、ここで言及しなかった曲も含めアルバム全体が一つの雰囲気を持っていて、聴き出すとつい最後まで聴いてしまう。個人的にはサイモンの全アルバム中でもトップクラスの愛聴盤だ。
・「ポールの独立宣言」
“明日に架ける橋”のあとの初めてのソロアルバム。1曲目がコテコテのレゲエというのも、これからはやりたいことをやるぞ!という意思表明をしてるみたいです。 彼はこの後ず〜と兼高かおるさん?(古くてすみません)のように世界を旅してワールドミュージックを消化していくわけですが、その片鱗がすでに現れています。“明日に…”の“手紙がほしい”を“母と子の絆”で、“コンドルは飛んでいく”を“ダンカン”でと前作で消化不良だった部分をとことんやりきったという感じの曲が含まれています。 全体的にギターとパーカッションに必要最低限のバックを添えたサウンドで、マイク近すぎない?ぐらいにポールのギターのリアルな音が堪能でき、聞けば聞くほど味が出るアルバムです。 今回の紙ジャケット版は帯まで完全再現なのですが、ソニー流の上からはめ込み式帯にワーナーのマークはちょっと違和感があるかも。しかも価格が高めなのはそのデザイン版権の買取料なの?と思うぐらいです。総じてワーナーの紙ジャケシリーズは高めで、せっかくの過去の名盤を若い人に聞いてもらおうというよりもコレクター向けの設定なのかな?このあたりは、ソニーレコードの姿勢を見習ってほしいものです。
・「S&Gを卒業したポール・サイモンの再出発を飾った名作」
本作はS&Gの活動に終止符を打った後、72年1月にリリースされ、ポールのソロ活動の門出を飾った名作。彼の技が冴え渡るアコギを中心とした少ない編成での演奏とアートぬきでもソロでやっていけることを実証した彼の素晴らしいヴォーカル中心の落ち着いた曲、ジャズ風味の曲、それに泥臭い曲が多くを占めるが、後の彼の幾多の傑作アルバムに結実した様々なアイデアに満ちた、楽しい玉手箱のような作品だ。まだ誰も白人ミュージシャンがレゲェにチェレンジしていない時代にジャマイカでレゲェに取り組んだM1、南米音楽を彼のオリジナルの曲に採りいれたM2は、彼の当時のワールド・ミュージックに対するアンテナの感度が如何に鋭いものであったか物語る。その2曲とM6は後のライヴの快作「ライヴ・ライミン」で採り上げられたように、ポール・サイモンの代表曲。これら3曲のためだけでも本作は求める価値がある。S&Gをリアル・タイムで体験できなかった私にとっては、ラジオで初めて聴いたヒット曲M1は特に新鮮だった。その鮮度はまだ落ちていないのが凄い。
ポール・ファンなら必須の上記3曲以外の曲も、味わい深いものばかり。M4ではロン・カーターが参加し、M9ではステファン・グラッペリとのデュエットで楽しいインストゥルメンタルを聴かせてくれるように、彼がジャズへの関心を示していることにも注目すべきだ。後の彼の「スティル・クレイジー〜」に代表される都会的でかつ落ち着いた雰囲気の傑作に至る路線の萌芽は本作で既に見て取れる。
最後に、ポールの発言を多く引用した解説が充実していますね。「母と子の絆」が中華料理店で出たチキンと卵の料理の名前に由来していたとは!
・「S&Gから解放されて本来の自分を取り戻した天才」
特に日本においては過小評価されているソロアーティストとしてのポール・サイモンだが、これを聞いてぜひ認識を改めていただきたい。
アコースティックギターを弾きまくっているが、トラディショナルなフォークの香りはほとんどなし。ジャズ・ブルース・レゲエ(非ジャママイカンとしては初のアプローチ)・フォルクローレと実にさまざまなスタイルを取り入れながら、根本にあるのはあくまでシンプルで力強い「ロックンロール」なのだ。
ヴォーカルもS&Gの頃に比べてぐっと力強く前に出てくる。さりげないファルセットもいい。絶妙にシンプルなアレンジはこの後もサイモンのトレードマークとなっていくことになるが、原点はこのアルバムだ。
名曲揃いのなかでもステファン・グロスマンのスライドギターをフィーチャーした『パラノイア・ブルース』が最大の聴き所。めっちゃかっちょいいですよ。ボーナストラックの別バージョンもこれまたグッド。
・「ポール・サイモンの原点」
あのサイモンとガーファンクルのソングライター、ポール・サイモンのソロデビュー作として当時大きな話題になった作品。シンガーソングライターというカテゴリーが確立したばかりのころでしたが、そのカテゴリーで活躍していた他のアーティストに比べ、都会的で、洗練されたサウンドが特長。シングルヒットした1は、ちょっとカリプソ風、続く2は彼の名作「ボクサー」の流れを汲む作品で、個人的には一番お気に入りのナンバー。9でのステファン・グラッペリとの共演、10でのステファン・グロスマンの弾くスライドギターなど、ゲスト陣も好演。5や7での彼らしいアコースティックギターのプレイ等聞き所は満載です。今回追加されたデモトラックも興味深いものが多く、特に「ダンカン」の原曲13は、発表された作品とは似ても似つかぬ出来。作品が出来上がる過程の面白さを感じます。久々に聞いたこの作品ですが、時間がたっても色あせるどころか、非常に完成度の高い作品であることを再認識しました。
●サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ(紙ジャケット仕様)
・「CD1枚の作品でS&Gのベスト盤を選ぶならどれにするか?」
S&Gのベスト盤はLP時代から日本独自の企画を含めて実に色々なものがあるが、現時点でCD1枚ものの中から選ぶとすると、本作か「サイモン&ガーファンクルのすべて(THE BEST OF SIMON & GARFUNKEL)」のどちらかになるだろう。曲の数なら14曲対20曲で後者の勝ちになるし、私自身後者の選曲には満足しているが、本作にはただ歴史的作品に留まらない価値がある。まず、4曲(#2、4、8、11)がライヴ録音であること。#5、9というS&Gの大ヒット曲は何れも直前の曲への聴衆の拍手にイントロ部分が重なるという工夫をしている。ということはこれらの曲を独立して完璧に聴きたいという人には本作は向いていないということになるが。「キャシーの歌」のポールの弾き語りは「ポール・サイモン・ソング・ブック」の雰囲気を漂わせて秀逸だ。惜しいのはいつ、どこでの録音かがわかる資料が本作にはないこと。私には#4が66年、#2が69年の録音ということしかわかりません。本作のもう1つの特徴は新たにトラック・ダウンされている曲が6曲(#5、6、7、9、10、14)あること。これはLP時代から話題だったが、昨年発売の一連の紙ジャケ・シリーズのオリジナル曲の音と際立った違いがある訳ではない。やはり、本作の魅力はライヴ録音4曲と、72年に彼ら自身が本作を企画して彼らの栄光の時代に幕をおろした歴史的作品であるという点に求められるだろう。それに表・裏のジャケット写真も好きだ。ボーナス・トラックはないが、2007年デジタル・リマスターの音・紙ジャケで懐かしい作品を入手できたことに私は大満足している。
・「思い出のアルバム」
私が初めて買ったLPがこのアルバムでした。当時はすり切れるほど聞いたものです。 S&Gのベストアルバムはたくさんありますが、コンパクトかつ充実の選曲だと思います。 これって思い出のせい?
・「ライブバージョンが良い。」
従来のベスト盤とは異なる点として、「59番街橋の歌」と「早く家へ帰りたい」がライブバージョンで収録されています。個人的には、こちらのアレンジが好みです。
不満な点は「真冬の散歩道」が収録されていないこと。それと「早く家へ帰りたい」が終了するとき、フェードアウトして次の「明日に架ける橋」にクロスフェードするという演出が凝らされているのですが、これを存分に活かすために「早く家へ帰りたい」と「明日に架ける橋」を最後に置いてほしかったです。
・「ポールサイモンのアルバムの中で、最もポピュラーな一枚」
アコースティックサウンドを中心に、ロックンロール、ジャズ、フュージョン、ストリングスのアレンジを加え、より洗練されたポールの2枚目のアルバム。1973年ビルボード誌全米ランク最高2位まで上がった最高傑作アルバム。ポールサイモンのアルバムの中で、最もポピュラーで一番好きなアルバムです。詞は楽観的な部分から悲観的部分に社会性と精神性を含めたポールの巧みな言葉、曲はS&Gを彷彿させる面とポール独自のブルージーな味のあるメロディ、アコースティックギターの魔術師ポールのムードたっぷりのギターアレンジ、一曲一曲が魅了に値するアルバムだと思います。
・「肩の力が抜けたことが良い結果をもたらしたポール・サイモンのソロ第2作目」
S&G卒業後のポール・サイモンのソロ第1作には、まだどこかに1人でやれることを強調しようとする頑なさを感じないでもなかったが、このソロ第2作は肩の力がいい意味で抜けてよい結果をもたらしている。オリジナル・アルバム全10曲中6曲をマッスル・ショールズで腕利きのミュージシャンのサポートを受けて録音してポールが心の底からリラックスしているのがよくわかる。私は初期ポール・サイモンの作品では本作を一番に薦める。収録曲は大ヒットしたM1だけでなく、ポールのその後のライヴで採り上げられるM4のような隠れた名曲、感動作M6等、傑作揃い。特にM6は私がポール・サイモンのソロ全作品の中で最高と考える曲だ。ドラマチックに盛り上げるストリングスをバックに、アメリカの歴史に自分のそれまでの奇跡を重ね合わせた歌詞をポールがじっくりと歌い上げる。”Still, tomorrows’s going to be another working day.”という歌詞が特に胸に染みる。この1曲だけのためでも本作を入手する価値ありだ。
本作はボートラが4曲も収められており、M6を含めてポールの創作の過程を窺い知ることができる。また、セント・ジュディーのほうき星がジャケット表面から裏面に流れるオリジナルLP盤のデザインが再現されるので、紙ジャケで持っておきたい作品だ。デジタル・リマスターされた音も文句なし。
・「Was a Sunny Day」
気分がいいとき,ボクはWas a Sunny Dayを口ずさむ。とてもたのしい気分になる。
・「ポール・サイモン最高傑作!「アメリカの歌」」
遅まきながら1年程前からポールサイモンのアルバムを聴き始め、傑作の誉れ高い「グレイスランド」や「時の流れに」他、多くのアルバムを聴いた中で、最初の印象から一貫して感じるのは、メロディーラインの根底を流れる心地よいリズムがこの人の音楽を、あるいはソフトな声質があいまって、この人の歌をとてつもなく聴き心地の良いものにしているということだ。 そして辿り着いた「ひとりごと」 ベストアルバムにもよく収められているようだが、ポールサイモンを知るキッカケとなったベストアルバムにたまたま「アメリカの歌」が選曲から漏れていたため、「ひとりごと」で初めてこの歌を聴いたときは、こんな素晴らしい曲があったのに、長い年月、聴き覚えすらなかったことに、音楽、歌との出会いというのはかくも運命的なのだと感慨深く感じたものだった。 代表曲や最も気に入った曲の収録されたアルバムが必ずしも名作だったり、そのアーチシトの本質的な素晴らしさを表していないことも多いが、自分にとって、この「アメリカの歌」が収録された「ひとりごと」は、アルバムとしても、冒頭にあげた2つのアルバムさえも超える最高のものとなった。 皆さんも是非、意外と知られていないこの名曲、名作を堪能してください。
・「アメリカンルーツ・ミュージックを、これ1枚で俯瞰できる名作」
ポール・サイモンという人は、アルバムごとにがらりとスタイルを変えるため、初めての人はどれから聞いたらいいか迷うだろうが、彼のサウンドクリエイターとしての資質が最も顕著に現れているのが、ソロ2作目となる本作だと思う。ジャケットからもイメージできるような、様々なアメリカのルーツミュージックを貪欲に取り込んだ、きらびやかな音の一代絵巻が表現されている。
(1)「Kodachrome」(10)「Loves Me Like A Rock」といった大ヒット曲(それぞれ2位・1位!)もさることながら、(4)「Something So Right」に代表される、ベスト盤にも収められないような作品にこそ光る曲が多く、かのローリングストーン誌をして“Song Of The Year”と言わしめた(6)「American Tune」などは、今やもう一つのナショナル・アンセムとなっているほど(セントラルパークで披露されたS&Gb版も素晴らしい!)。 サイモン&ガーファンクル時代の幻影を完全に振りほどき、ソロアーティストとしての地位を確立した自信と、音楽家としての充実期が重なった、奇跡のような、駄作・捨て曲の一切無い完璧なアルバムだ あなたがポールをこれから聞こうと思っているなら、僕ならこのアルバムをお勧めする。ジャケットのアートワークも秀逸なので、紙ジャケが無くならない内の購入をお勧めする。
・「アートは最高の表現者です」
ソロ一作目。色々な試行錯誤があったそうだが、それだけの価値のある一枚。一曲目の「トラベリング・ボーイ」からアートの歌のうまさだけではない、表現者として力量が感じられる。全体的に若々しさが感じられ、うーん、青春の一枚だなーと思える。個人的には「君に歌おう、僕の歌」がアートにしては珍しくリズミックな曲で心楽しくなるのが良い。もちろん「All I Know」も曲の持つ魅力を最大限に引き出していて、ベストです。少々、ポールの才能の影に隠れてしまいがちなアートの力が十分に実感できる一枚です。
・「ソロ一作目にして最高傑作」
このアルバムはアートがS&G解散後にリリースした彼自身のソロデビュー作ですが個人的にはこのアルバムが彼の最高作だと思っています。 S&G時代からのロイ・ハリーのプロデュースもアートの声の魅力を最大限に引き出してますし、楽曲が粒揃いなのもうれしい好盤です!個人的にはJ・ウェッブ作の「友に捧げる賛歌」がベストですね。 あの事件でS&Gの再結成ツアーは日本で観る事は出来なくなってしまったと思いますがこのアルバムの中のアートの歌声は透明感に溢れてホントに美しいです。
・「相変わらずのエンジェル・ボイスが嬉しい」
私の中学時代とS&Gの活動時期が重なっていた。その頃からA.ガーファンクルのエンジェル・ボイスには魅了されていた。本作は解散後のソロ第1段。S&Gの解散後、曲を創っていたP.サイモンの歌より、ガーファンクルの歌の方がS&Gに近いと良く言われたが、本作でもそんな傾向が出ており、更にソロになったおかげで自分らしさを発揮できたと思う。私のお気に入りは「All I Know」。傷つきやすい恋人間の感情を見事に捉えた詞、情感溢れながらも雄大なスケールで迫るサウンド、そして何と言っても透明感と清涼感溢れるボーカル。ガーファンクルのと言うより、アメリカン・ポップス史上に残る傑作だと思う。他の曲もそれからの種々の方向性を感じさせる佳曲で、第1段でありながら代表作と言っても過言ではないと思う。
・「やはりすばらしいです。」
もう今となっては手に入らない青春という次官を共有していた音楽、今でこそその素晴しさがわかってきます。売れないとすぐ廃盤になってしまう今日この頃の経済中心の文化なき世代を悲しく思います。
・「名曲は、いつの世も名曲、色褪せず・・・」
冒頭から辛口ですが、このアルバムは「名盤」とは僕は思っていません。なぜなら、いかにも「コンドルは飛んで行く」焼き直し(7)、中途半端なエスニック(8)、企画負けっぽいルーツ系(5、9)など、今聞くと古色蒼然なマテリアルが半分を占めていて、アルバム通して聞く気にはなれないので。でも★5つなのは、あとの5曲がこのマイナスを補って余りある素晴らしいものだから。
P.WilliamsとR.Nicholsの名コンビの手になる1は、僕にとって「ポップスの王道」であり、永遠の名曲。これを聞きたさにCDで買い直したようなもの。V.Morrison作の3はカリビアンなアレンジという意外さが、聞けばすぐにそれとわかるR.Newman作の4は、作者とは声質が正反対のアートが歌っても良いと、双方見事な出来栄え。そして、シングルヒットした6、及び10は「マッカーサー・パーク」を始めとして当時ヒットを連発していたJ.Webb作。良いです。バックの面子も腕利き揃い。1のバックで弾きまくりのGなど、その音色とフレーズに聞くたびに泣けること泣けること・・・。
もし「声が甘ったるい」などと先入観を持っているなら、決めつけずに是非体験してみて下さい。
●Paul Simon in Concert: Live Rhymin'
・「買っておいて本当によかった(涙」
みなさんも脳内再生曲、というものがあると思います。何かの拍子にふとアタマの中に勝手に流れる曲、というか。
ワタクシにとって、このアルバムがまさにそう。高校生の時、「洋楽」を色々かじりましたが、これが結局一番好きだったです。テープに録音しておいたけど、どこかへいってしまいました。
今回、本当に久しぶりに聴きなおしてみよう、と購入してみました。
…涙
今聴くと、懐かしいだけでなく、やっぱりイイ曲、演奏ですね。American tuneもいけますが、後半のJessy Dixon Singersの分厚いゴスペルも素敵。Jesus is the answerもいけるし、明日にかける橋も、ニーナシモンの影響と言われてましたが、それもはっきりうなずけるようによりゴスペルっぽくなった感じです。
そして、とどめのAmerica。…ホントに涙がでてきました。僕もAmericaを求めてバスに乗っている最中なのかも知れません。(←クサイ)
Say a few words! ...Well let's hope that we continue to live
・「ポール・サイモンの初ライヴ盤にして名盤」
本作は、ポールがS&G解散後の70年代初期に、スタジオ盤2枚ほど出した後に発表した名ライヴ盤。曲はS&G時代のものとソロ作品のものからほどよい割合で粒よりの名曲が選ばれている。演奏スタイルは、S&Gの「コンドルは飛んで行く」でバックを努めていたウルバンバを起用した曲(コンドルは飛んで行くはもちろん、ダンカンの歌、ボクサー)とゴスペル・グループのジェシー・ディクソン・ブラザースを起用した曲(彼らだけの演奏のようであるジーザス・イズ・ジ・アンサーの他に、サウンド・オブ・サイレンス、明日に架ける橋、母と子の絆、母からの愛のように)、そしてポールの弾き語り(残りの曲)に分かれる。ウルバンバとの競演では、ボクサーのアレンジが光る。アートの声なしでこの曲が成り立つのか不安に思っていたのだが、哀愁に満ちた笛を大胆にフィーチャーして成功している。ダンカンの歌もウルバンバとの息が合った素晴しい出来。ポールの弾き語りの曲ではポールのアコギのキレの良さと若々しい声に聞きほれる。どれも好きな曲だが、1曲選ぶとすれば「アメリカの歌」。"tomorrow's going to be another working day" という歌詞にはこれまでどれほど元気をもらったことか。本作でも繰り返し聴いてしまう。ジェシー・ディクソン・ブラザーズと競演する曲も含めて、スタジオ録音にはない瑞々しい精気に満ちたこのライヴ盤は多くの人を魅了すること間違いなしの傑作である。
・「30年間引きずっている武道館ライブの感動がここにある」
このアルバムが出てからというもの毎日のように聞き、待ちに待った武道館ライブに行きました。「僕とフリオ…」はアルバムと同様、日本公演でも一曲目でした。30年以上も前の話ですが、最初にポールの生のギターを聞いた時の感動は今でも忘れることが出来ません。ポールのギターを心底楽しむのはスタジオ録音でなく絶対ライブです。
・「ソロ初期の、S&G時代の楽曲を含むライブアルバム。」
~S&G解散後ライブ活動に興味を失っていたポールが、制作サイドの説得によってようやく重い腰を上げて行ったツアーの記録。時期的には「ぼくのコダクローム」等のヒットを生んだセカンドアルバム『ひとりごと there gose rhymin'~~ simon』をリリースした73年の後半で、収録されている楽曲はここまでの段階でリリースされた2つのソロアルバムとS&G時代の曲で構成されている。演奏はギターの弾き語りの他に、「コンドルは飛んでゆく」「ダンカン」の演奏でおなじみのアンデス民族音楽のグループ”ウルバンバ”と、「悲しみにさよなら(『時の流れに』に収録)」でも参加しているゴスペルのデ~~ィシーディキソンシンガーズがバックにつくものの三つで、ウルバンバの演奏は予想どおり手堅い民族音楽的アレンジで「コンドルは飛んでゆく」「ボクサー」、ディシーディキソンはゴスペルのコーラスにハモンドオルガンも入ってちょっとソウルっぽく「母と子の絆」「サウンド・オブ・サイレンス」「ジーザス・イズ・ジ・アンサー(この曲はポールが歌っていない)~~」「明日に架ける橋」「母からの愛のように」を演奏している。目玉はポールの弾き語りとも言えるが、どちらかと言うと後半のディシーディキソンとの熱い競演が魅力だと思う。ますますゴスペルっぽく迫る「明日に架ける橋」や、かっこいい「母からの愛のように」のノリがご機嫌である。ちょっと散漫な感じがする部分も有りはするが、何度も熱く聴ける、なか~~なかのライブ盤だ。~
・「ポールの初ライブ盤」
ポールのソロ・ツアーからセレクトされた「ライブ・ライミン」は、レコードとして発売された当時、公式にはS&G時代を含めて初めてのライブ盤。ポールのステージ上の歌だけでなく、会話を聞くことで感動のアルバムでした。「僕とフリオと校庭で」「早く家を帰りたい」「アメリカの歌」では、ポールの生ギターを堪能。その後、ウルバンバをバックに「コンドルは飛んでいく」「ダンカンの歌」「ボクサー」を聴かせてくれます。「明日に架ける橋」は、製作段階ではゴスペル風に企画されていましたが、このライブでは、より荘厳なゴスペル風「明日に架ける橋」を聴かせてくれます。必聴の価値ある一枚です。
・「エンジェル・ボイスも健在な話題性充分のアルバム」
S&Gの活動時期は私の中学校時代と重なる。その頃からA.ガーファンクルの「天使の歌声」に魅せられていた。
本作は久々のP.サイモンとのデュエット「My Little Town」が入ることから、発表前から話題になっていた。この他、サビの部分が印象的で日本でもヒットしたタイトル作、1930年代のスタンダードを情感タップリに歌う「Only Eyes For You」、繰り返される愛の軌跡を哀感を込めて歌う「The Same Old Tears ...」。そして、私の一番のお気に入りは「Rag Doll(悲しきラグドール)」。ぬいぐるみのように可愛い幼馴染に恋した少年が、大人になってもその想いを持ち続けている。想いを遂げられないまま...。そして木々の間をぬう風が夜毎悲しみの歌を囁く中「いつかはこの手にぬいぐるみを」と誓うのだ。メルヘンと大人の哀感が混じる曲を抑え気味に歌うA.ガーファンクルは素晴らしい。
「天使の歌声」、「シザース・カット」と並ぶ傑作。
・「ポールサイモン最高傑作」
なんといっても一曲目のタイトル曲「Still Crazy After All These Years」が最高に良い。せつない歌詞もさることながら、一流スタジオミュージシャンによるバックの」演奏もキラリと光っている。また、「I Do It for Your Love」や、巧みに韻を踏んだ「50 Ways to Leave Your Lover」もサイモンの代表曲の中のひとつ。
最近はあまり評価されていないように見受けられるポールサイモンだが、ビートルズと並ぶ偉大な功績を残す、優れた才能の持ち主だと思う。
・「紡がれた10編の、モノクロームの短編小説。」
ソロになってからのポールは、「ひとりごと」「グレイスランド」など、様々な民族音楽を大胆に取り込み、自身の血肉にした上で、アルバムごとに大胆に表現してきた。まさにワールドミュージックの先駆者たるべき輝かしい歴史があり、きらびやかなサウンド・プロダクションこそ得意としてきたアーチストである。
しかしながら今作は、ニューヨーカーとしての資質が前面に出た、都会に住む者の視点から紡がれた、モノクロームな10編の短編小説といった趣のアルバムに仕上がっている。前作「ひとりごと」が原色の色鮮やかなポップアートだとすれば、今作はモノクロの芸術写真に例えられるだろう。腕利きのミュージシャン達が奏でる、極端に音数を減らしたシンプルな演奏が心地良く、ちょっと洒脱なジャズ・バーかどこかで、グラス片手に生演奏を聴いているかのようか感覚が味わえる。モノトーンだが決して地味ではない、渋く深〜いアルバム。グラミーのアルバム・オブ・ジ・イヤーなのも頷ける、秀逸な作品だ。
久々のS&G名義となった(2)「My Little Town」も、話題性とは関係なく、ほろ苦い感傷がヒリヒリと残る作品であり、このアルバムのテーマにマッチしている。M・ブレッカーのサックスが冴えるジャージーなタイトルトラック(1)、S・ガッドのドラムパターンも斬新な全米NO1ヒット(4)、P・スノウとの絶品のデュエット(6)をはじめ、カラフルな前作からガラリと趣を変えながらも、アーチストとしての絶頂期にあった今作も、駄作・捨曲の一切無い完璧なアルバムだ。
ポールの代表作でありながら、彼の歴史の中ではこの路線の作品は他になく(近いのは「Heart And Bones」くらいか?)、ある意味では異色作かもしれないが、これも星5つ以外はありえないアルバム。
・「ジャズ/フュージョン系の音に洒落た映画か短編小説のような歌詞をもつ名盤」
このアルバムは、サイモンにグラミー賞をもたらした。しかも、このアルバムに収録の“50 Ways to Leave Your Lover”はビルボード・チャートの1位に輝いた。誰もが認める名盤である。前2作で様々な音楽ジャンルに挑んだサイモンは、このアルバムに取り組む前にジャズの作曲法をあらためて一から学んだという。その結果出来上がったのが、ニューヨーカーらしいセンスにあふれたこのアルバムである。サウンド的にはやはりジャズ/フュージョン系の色が濃い。歌詞も、タイトル曲や前述の“50 Ways to Leave Your Lover”、“I Do It for Your Love”など、洒落た映画の一場面か短編小説を思わせる味わい深いものが多い。
タイトル曲と“50 Ways to Leave Your Lover”はサイモンのベスト盤には不可欠の有名曲。“Have a Good Time”もしばしばベスト盤に含まれる。“Gone at Last”はいかにもゴスペルという曲で、今回ボーナス・トラックとして加えられたアレンジの異なるデモ・ヴァージョンも聴きもの。“My Little Town”ではアート・ガーファンクルと共演しているが、これはもともと、ソロになってから甘ったるい歌ばかり歌っていたガーファンクルに向けて、なまくらと化した彼を刺激して以前の若々しさや鋭さを取り戻させようとサイモンが作った、詩的センスと鋭敏な知性を盛り込んだ辛口の歌。そして、なぜかサイモンのベスト盤に含まれることはないが隠れた名曲と言えるのが、“I Do It for Your Love”だ。トゥーツ・シールマンズのハーモニカが聴けるこの曲は、ビル・エヴァンズが_Affinity_というアルバムでそのシールマンズとの共演でカヴァーし、その後もライヴで演奏し続ける愛奏曲となった作品である。最近では、ハービー・ハンコックの_Possibilities_というアルバムで、サイモン自身が共演しさらにジャズっぽいアレンジで歌ってもいる。ジャズ・ミュージシャンからこれだけ評価されればサイモンも本望だろう。(そういえば、タイトル曲もブラッド・メルドー・トリオによってカヴァーされている。)
・「CBS時代の頂点(まだ現役のアーティストですから最高傑作とは言いません)」
親しみやすさでは前スタジオ盤「There Goes Rhymin’Simon」に譲るものの、より完成されたアルバム。最初聴いたときは、(8)の良さが全然判らなかった。アナログ盤でいうところのA面ばっかり聴いてました。ワルツの2曲(1、7)は「America」以来?いやいや、「Paul Simon」のラストナンバー「Conguratulations」もそうでしたね。(1)で既にアルバム全体のトーンを決定しています。(2)はS&G名義の名作。複雑なコード展開は、個人的にはボヘミアン・ラプソディやグッド・バイブレーションに共通するものを感じるし、同じテーマのフォロワーを多く生み出しました。(4)は離婚前夜をユーモラスに表現した曲。(5)の歌詞は不可思議な世界。その(5)と同じアレンジ(エレクトリックギターの弾き語り及びハーモニカおじさんトウーツ・シールマンズとの共演)で、TVショーで演じていたのが(3)。サイモンの曲のなかでもこれが一番好きかな。クレジットを見る限りではリチャード・ティーが参加してるのは(6)だけ?(9)は、「僕をメンバーに入れてくれるクラブには加入したくない」と言ったウディ・アレンに共通〜〜するような内容。(10)は荘厳な曲で、強力。総じて、離婚問題を経て作られたことが反映しているのかも知れませんが、これまでで一番知的な作品になったというところでしょうか。まずはお聴きあれ。そして、繰り返すことです。ボーナストラックはこのアルバムに関してはちょっとお邪魔かも。
・「Still crazy after 30 years」
フィル・ラモーンとの全面コラボによる、ニューヨークの香りブンブンの作品。 バックには同年“スタッフ”としてデビューする、NYの凄腕ミュージシャンが努め、フィービースノウ参加の6やトゥーツ・シールマンス参加の5もすばらしいが、何より1のタイトル曲は最高。発売から30年以上たった今でも、私にとってのベストソングの1曲だ。 ソロ1枚目はジャマイカやパリ、2枚目はアラバマのマッスル・ショールズやロンドンとニューヨーク以外でのレコーディングも含んでいたが、今回はどっしり腰をホームグランドに落ち着けて作りましたという統一感がある。S&Gによる“マイ・リトル・タウン”もアーティのアルバムよりこちらのほうがしっくりくる。
・「ジミー・ウェッブと組んだ傑作」
アメリカ音楽界の才人ジミー・ウェッブと組んだアートの傑作。1曲目の「泣きながら目覚めて」から全編(7の「ワンダフル・ワールド」は除く)ジミー・ウェッブの曲をアートのものとして歌っている。お気に入りは淡々と歌いながらも味わい深い4.の「ウォーターマーク」。9.の軽快なリズムに乗りながら悲恋を歌う「ペイパー・チェィス」。シンガーとしてのアートの魅力が思う存分発揮された作品。初期のソロ3作のうちでは最高傑作だと思います。
・「これも名作です」
誰でも大切にしておきたいレコードを持っていると思いますが、ボクにとってのソレはこの「ウォーターマーク」です。ラジオで聴いた瞬間、すぐにレコードを買いに走ったのです。それから28年間 ずっとボクの心の友です。一曲目の「泣きながら目覚めて」の繊細なギターの音、ラストの「木製飛行機」での荘厳なコーラスを従えての歌、息をのむような美しさです。バックを担当しているのはアラバマはマッスルショールズのミュージシャンです。それにしても不思議なのはソウルフルな演奏を旨としている名うてのミュージシャン達よりもガーファンクルの個性の方が勝っているのです。これもマニアにとっては聴き所じゃないでしょうか。
・「殺伐とした現代に捧げるアルバム」
何という甘美な統一感なんだろう。全体を通して「春の柔らかな光に包まれている様だ」 このアルバムの発売当初は、甘ったるいアレンジと酷評された。僕も当時は、元の相棒であるポール・サイモンの様なアクの強さが加わればもっと良くなるのにと思ったものだ。だが、発売から30年を経たこの殺伐とした現代において、このアルバムは名作と評価していい作品になったと思う。発売当時は酷評されたアレンジだが、極めて統一感があり、奥行き感がある、アコースティック・ギターの響きも心地よい。じっくり落ち着いて聴いても良いし、イージーリスニング的に聴くのも良いだろう。 「サイモン&ガーファンクル」「ポール・サイモン」の一連の作品は、リマスタリング盤や紙ジャケで発売されているが、是非とも、この作品ならびに、アート・ガーファンクルの全作品をリマスタリングしてほしいものだ。隠れた名盤にしておくには惜しいではないですか。
・「美しい映像とテレサ・ラッセルが魅力的」
自由奔放で結婚にとらわれず男を愛するミレーナ(テレサ・ラッセル)と彼女を独り占めにしたいアレックス(アート・ガーファンクル)の感情のすれ違い(BAD TIMING)を見事に描いた傑作。二人の男女の心と同調するかのように二人の関係を描いたシーンの時間や場所の順序を敢えてバラバラにして構成し、その一つひとつを繋ぎ合わせる役を刑事(ハーベイ・カイテル)が担うといった手法を取っている。そのため、すれ違う二人の感情とその背景を観る者はよりミステリアスに感じることができる。カメラマン出身のニコラス・ローグが監督をしているだけあって、映像が美しい。特にミレーナとアレックスが大学で再会するシーンは秀逸。二人の背景で行き交う人の流れをまるで川の流れのように色という時限まで抽象化し、ミレーナの想いを引き立たせる美しい映像となっている。そして、このシーンはミレーナのアレックスへの想いの吐露に静かに同調するかのようにキース・ジャレットのケルンコンサートの名曲が重なってくる何ともいえないシーンになっている(個人的には最高のラブシーンと思った)。テレサ・ラッセルとアート・ガーファンクルが体当たりで演じた大胆な官能シーンが織り交ぜられているものの、全編詩的な雰囲気が漂うミステリアスで美しい作品だ(特にテレサ・ラッセルの魅力は最高)。さすが、キネマ旬報のヨーロッパ傑作選に選ばれるだけある作品だ。
・「ラッセルの太股、ガーファンクルのおでこ。」
久しぶりにその官能と妄執の世界に浸りたくて観直してみた。クリムトの装飾絵にトム・ウエッツのむせび泣くような濁声のブルース、強迫観念に駆られるオープニングから愛の迷宮に入り込んでしまうような感覚に捉われる映画だ。救急車で病院に搬送されるテレサ・ラッセルと訳ありげに付き添うアート・ガーファンクル。以下、映画は自殺未遂を起こした女と彼女への想いが断ち切れない男の愛欲と情動を、時系列を崩しながらミステリアスに追っていく。かなり複雑で凝った構成なのだが、知的性的好奇心が刺激されて、実に見応えがある。赤裸々な性交、オーガニズム、太股をおっぴろげての挑発、そしてねじくれた倒錯。ひたすらエロチックにして激情的、時に陶然。人を愛し続ける事への破滅的なまでの過酷さと狂奔さが描かれる。色情狂で奔放、男たちを虜にさせる魔性の官能と脆弱な精神を持ち合わせたブロンド美人を演じるラッセルが凄い。彼女は今作を機に監督のニコラス・ローグと結婚したが、恋人をこのような形で撮るローグ自身も愛の惑溺者なのだろうか。折りしも、ローグの「赤い影」と「地球に落ちてきた男」が廉価化再リリースされるが、関心がある方は今作も是非押さえて欲しいアイテムだと思う。
・「キース・ジャレットのケルン・コンサートを使ったことについて一言」
大学時代に観た懐かしい映画。既に本作の見所について他のレビュアーの方が的確に指摘しているので、私はこの映画の音楽について一言述べさせて下さい。
私が知る限り、本作はキース・ジャレットのあの大傑作ケルン・コンサートを使った唯一の映画。無人島に持っていくCDの第1候補とするぐらいケルン・コンサートが好きな私にとって、キースの光の粒のようなピアノの音がかすかに聴こえてくるだけで、神経がそっちに集中してしまい、映像をじっくり味わえなくなる。昔映画館で本作を鑑賞した時、そしてDVDで繰り返し観ても、そうだ。それでもDVDを何度か観て本作の映像の素晴らしさにも目が行き届くようになったが、あまりにも美しい既存の曲・演奏を映画に用いたことは本作品にとってよいことだったのかなあ、と映像と音楽の関係について今でも考えさせられる。
・「画質、ちょっと厳しいですね」
「don’t look now」の次ぎが「bad timing」。ローグの映画は題名もシャレています。愛欲に対する男と女の深い溝。それは、単に時間軸のズレから生じるものなのだ、という男側の実に身勝手な解釈から作られたようなスレ違い男女の物語を描く傑作。アート・ガーファンクルは、全く同テーマを扱ったアメリカン・ニューシネマの代表的一本「愛の狩人」(マイク・ニコルズ監督、ジュールス・ファイファー脚本)を見ての起用であることは明らかで、むしろ同作の先駆性を思い知らされますが、本作の素晴らしさは、やはり撮影監督出身のローグならではの静物・情景を捉えたの美しい映像。しかし、このソフトはやや厳しいです。何となくボンヤリした画調は、明らかにテレシネに際する原盤に問題があったことをうかがわせます。せっかく世界でも初のスコープサイズ・ノートリミング・バージョンだったのに、やはり本国のスタジオでマスターを興したものでないとダメだということでしょう。
・「朝、コーヒーを入れる感じ」
さっそくだけど、ジャケ写変わった?僕が持ってる昔からのはアートが正面向きでつまんだもの口に含んでいたような気がするけど?(今度掘り出してみよう)それはそれとして、79年、室内でさえ吐く息が白い冬の朝、中学生だった僕は「早く飯喰え!」等の母親の攻撃や「朝っぱやからるせーんだよ」と息巻く寝ぼすけの不良極悪兄の攻撃を交わしながら、待ちかまえていたNHKFM7:00からの「朝のポップス」をエアチェックしながら聴いたのが初めてであった。T字路に面した実家では右折する車のウィンカーによる電波の乱れがちょうどSince I Don't Have Youのサックスソロのところで入ってしまうのもいたしかた無かった。残念なことにMiss YOU Nightsのところで遅刻のタイムリミットが来てしまい、後の運命は極悪兄に握られることになったのだ。そんなわけですり切れるほど聴いたテープにはOh How Happyまでしか入っていない。柳ジョージとレイニーウッドが大好きだった兄が、「なんでぇしゃらくせいなぁ」と勝手に判断してカセットの■ボタンを押したからである。それでも、このアルバムは中学生の時の僕の愛聴テープになった。
アートガーファンクルは声がきれいすぎる。そりゃスコボロウフェアも明日に架ける橋も素晴らしいが、あの手の劇的な曲だとすぐにおなか一杯になっちゃう。そういう点で軽いAORに仕上がったこのアルバムは何度でも繰り返し聞くことが出来る傑作だ。当時のライナーにはガーファンクルがお忍びで日本に来て自転車旅行をし、野球も見ていった、というようなエピソードが書いてあった。そんな感じの曲たちであり、さらっとオートミールとコーヒーですますような気軽さである。それ!でいて沁みる。スタンダードの2が良い、振られるたびに思い出していた。極悪兄の妨害により後に知った9曲目When Someone~も名曲だ。(Bright Eyesはボーナストラックか?それでいうと10になるけど....)それから5,1,3,8と......
朝から元気いっぱいという人はめったにいない。本当はこのアルバムぐらい物憂いもの。飯攻撃の母もエアチェック妨害の極悪兄も現在は鬼籍に入った。Fate for~にあった今では遠い昔の平凡な田舎町のさむーい朝を払拭する爽やかさがたまらなく懐かしいのである。
・「いい意味でフュージョンボーカルアルバム」
ガーファンクルの78年の4枚目。元相棒ポール・サイモンに触発されたのかStuffのメンツをバックに採用し、ゴスペル風の優しくも力強いサウンドを聞かせてくれている。そのようなことも含め非常にやさしく穏やかで、本当に「眠って」しまいそうなアルバムである。現在のソフトロック再評価の中でも秀逸の作品だ。
そして前作の流れからまた1歩踏み出し、エレクトリックサウンドを大胆に取り入れている。Lee Ritenour、Steve Gadd、Rob Mounsey、Stephen Bishopらとのコラボレーションにより、クロスオーバーな魅力を引き出している。いい意味でフュージョンボーカルアルバムに近い作品だ。
発表当時は「これじゃS&Gじゃない!」とか「明日にかける橋のようなきれいなバラードがないじゃないか」などと酷評だったようだが、そんなものを期待しない現代に聴けば非常に上質なAORアルバムだといえよう。
・「お洒落で最強のAORシティーミュージック」
とにかくバックメンバーがずんごい!LAとNYのトップミュージシャンが勢ぞろいと言っても過言でない位でリチャードティー、スティ-ブガッド、リーリトナー、マイケルブレッカー、ヒューマックラケン、トムスコット、レアカンケル、ルイシェルトン、ラリーネクテル、バックボーカルにはスティーブンビショップや天使のハーモニー兄弟?のアレッシーなどなど恐ろしいくらいでしょ?曲の方も提供者がマイケルセンベロや前述のスティーブンビショップなどでハズレなし。アルバム全体がこの当時大流行のAORシティメロウサウンドで、アートの優しく天使の歌声が、部屋全体を暖かく心地よく包み込んでくれます。これで、評価が悪かろうはずないのですが、ANGEL CLAREの重厚で崇高なサウンドを想像して買った人にはやや物足りないのかも。でもアートはアートです。星限りなく5に近い4と評価しましょう。
・「2008年盤ではありません」
内容は申し分ないものの、このCDは2008年盤ではありません。 新たなプレスを期待して買ったのですが、送られてきたのは、97年(たぶん)にリリースされたものと全く同じパーッケージ&ディスク(CK 35780)でした。 以前のリリース盤は既に入手困難な状況ですので、初めて購入される方にとってはお買い得な価格のこのアルバムをお薦めしますが、既に購入されている方のリマスターなどをお望みの方は敬遠された方が無難です。 それにしても、購入者を惑わせる「2008.4.1」表記は改めてもらいたいです。 もしも、本当に2008年盤がリリースされているのなら、自分のところに送られてきたものは何だったんでしょう? 購入盤を見て、『Scissors Cut』は即キャンセルしました。
ケータイからは、シンプル・アマゾン通販(モバイル版)をご覧下さい。
シンプル・アマゾン通販は、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:2sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプル・アマゾン通販内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。