とらドラ!1 (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「1巻から9巻まで読んだ感想です」「5巻からが真骨頂」「ベタなのに新しいラブコメ」「辛い時代だからこそ読んで欲しい」「はまった!」
とらドラ〈2!〉 (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「恐るべし竹宮ゆゆこ」「虎vsチワワ」「ここまで2重人格だとプロだね・・・さすが」「まったく萌えない萌えラノベ」「亜美と大河の対象性に注目」
とらドラ〈3!〉 (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「一風変わったラブコメ」「お勧め!!」「買って損はない!!」「不足してたラブコメ分を十二分に堪能、大河の絶叫に思わずニヤリ」「いいんじゃないんですか。」
とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「さらに引き出されるキャラの引き出し」「一歩前進?」「幽霊、見える?」「日常の拡大、思い違いを正す」「純粋なラブコメ」
とらドラ・スピンオフ!―幸福の桜色トルネード (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「これはいい番外」「とらドラ スピンオフ! by 竹宮 ゆゆこ」「ラブ≧コメ」「エロイ」「これだけ読んでも全然OK」
とらドラ! (5) (電撃文庫 た 20-8) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「シリアス気味」「ここよりシリアスに」「ゆりちゃんは最高だ」「初めての正面衝突」「読み手を選ばない秀作」
とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「まっすぐな恋」「北村がグレた……そして、夢の対決」「何でこんなに面白いのか」「この巻は本当に面白い」「秒速5センチメートル」
とらドラ!〈7〉 (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「転がり始めた物語」「知らぬは本人ばかりなり」「クリスマスの魔法」「至高の恋愛小説」「恋と愛情」
とらドラ!〈8〉 (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「悲恋系ツンデレ」「竜虎の雄叫びは空しく響く」「面白いんだけど……」「せつな…ッ!」「修学旅行で交錯する、それぞれの想い」
とらドラ!〈9〉 (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「恋ヶ窪ゆりこと独身(30)」「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」「初めて真正面から向き合う竜児と大河。」「どろドロ!」「まさに」
とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「ふとった大河の絵も見たかった」「竜児と大河の日常をメインにした”笑える”短編集」「ゆりちゃん頑張れ超がんばれ」「なるほど。の詰め合わせ。」「短編もおもしろい。とらドラはキャラが秀逸」
とらドラ10! (10) (電撃文庫) (詳細)
竹宮 ゆゆこ(著), ヤス(イラスト)
「ただただ心が温まります」「心に愛が、本当に、いっぱい」「ラブコメ、一つの最高の形」「ありがとう!」「愛と幸せの物語」
● おすすめラノベ(完結作品のみ 2009/12/28更新)
● らのべとか
● ライトノベル
● hane本
● 三巻以降、急激に面白くなる作品(一部、二巻以降も含む。)
● とらドラ!
● 竹宮ゆゆこの文庫
● 萌えよ!国民!!
● 萌えよ!国民!!
・「1巻から9巻まで読んだ感想です」
疾走感のある文体や、この作者特有の「これでもかっ」という表現は読んでいてとても楽しいですね。
端的な表現をすると、互いの恋を応援する奇妙な連帯感を持った竜児と大河は様々な友人達と恋に、学園生活に、バカ騒ぎしていく。そんな「学園ラブコメディ」です。作中、中だるみ的な箇所も少なく(というか中だるみに全力を注ぎ、一つの話にしているとも言える気がしますが)スラスラと読んでいけます。最近よくありそうな主人公ばかりがモテて良い目を見るような勝手な話でもなく登場主要人物は学生として思い悩み、厳しい事実に当たっては悔しがったり嘆いたり世界の厳しさと見守ってくれている人の一握りの優しさを知っていく。と、学生にしては結構辛辣なストーリーも練りこまれており見ていて目が離せなくなります。なりましたよ。また、1巻2巻と話が進むたびじわじわと登場人物の内面が浮き彫りになっていき、内に秘めたコンプレックスや心にできたわだかまりなどを、友人達にぶつけたりする結構生々しいシーンもあり一概にコメディ系のライトノベルとは言い切れません。むしろ彼らの恋愛のあり方、自分自身の甘さと世界の厳しさの軋み、他人との距離感や進むべき道を、考えながら少しずつ歩んでいく姿を描いていくサマは色々と考えさせられます。
中でも主要人物の一人、川嶋亜美が良い味出してます。正直影の主役なのかもしれません。
・「5巻からが真骨頂」
本作は最初はおそらく今風の設定で人気をねらったものであったような気もします。実際、人気を博し続巻が次々と刊行されていきました。そして5巻目くらい(正確に言うと4巻目からその傾向はあったのだが)から作者は調子をこきます。そろそろ何を書いてもいいだろうと。そしてぶっとびます。怒濤の展開で現在に至る。
上記は私の勝手な想像だが、『とらドラ!』は5巻から、と思っているのは私だけではないはず。
本作の凄いところは最初は表面でしか捉えることが出来なかった人物像が掘り下げられていくにつれ、いろんな側面が顕現し、内面が暴露されていくことによって第一印象とは全く違うものが見えてきます。にもかかわらずその人物が決してぶれてはいない、という点です。
また、本作の面白いところは読者が本気で登場人物に対して『ムカつく』ことです。このことは他のレビューをみても明らかです。その『ムカつく』ことをさせる言動に対しての理由付けがきちんとあり、また、そのカタルシスも忘れてはいません。
ただ、本作の弱点はそのカタルシスまでの前フリが余りにも長いため、そこに至るまでに読者が息切れを起こしてしまう可能性がある点です。特にこのちょっと癖のある文体(私が思うところこれはマンガ・アニメ文体と言えるものですが)に辟易してしまう人にはちょっと辛いかもしれません。目つぶしのところとかはマンガやアニメならギャグとして捉えられますが、活字でみるとかなりえぐい表現です。一旦脳内でマンガ・アニメ化してから読む必要に迫られます。
1〜4巻は私からすると5巻に至るための前フリではありますが不要なエピソードでもありません。この壮大な前フリをのりこえて怒濤の5巻〜を楽しんでください。オススメです。
・「ベタなのに新しいラブコメ」
顔が怖いせいで誤解されている男の子と、激しい性格で恐れられている女の子のラブコメです。文章もキャラクターもすごく魅力的なのですが、何より秀逸なのは主人公とヒロインの関係性。詳しい事情はネタバレになってしまうので書きませんが、「恋人」というよりは「信頼できるパートナー」としての絆を深めていくような感じです。こういう関係のラブコメはあまり読んだことがなかったので、とても新鮮に感じました。
・「辛い時代だからこそ読んで欲しい」
アニメが面白かったので原作を読みたくなり10冊一気に読んでしまいました。(こんなにはまった作品は数年ぶり)最初の数冊はお決まりのラブコメ展開なのですが、中盤からのストーリーではリアルに存在する恋の苦しさ/人生の不合理さが話の中心に変わり、安易なハッピーストーリーでない心の中に大切な何かを残してくれる作品に仕上がっています。
この作品を読み出すと、自分がこれまで経験して来た人生の分岐点が次々とフラッシュバックして来て主人公の苦悩と共に心の奥底にしまっていた苦しさを思い出すはずです。すっかり忘れていたはずなのに、時が止まった自分が今もそこに存在している感覚はリアル過ぎて泣けます。今現在、理想の出会いを求めている方は是非一読されることをお勧めします。本当の理想の相手は実は身近に居ることに気が付くかも知れません。アニメは原作ストーリーに忠実で、質の良いアニメ化だったと実感します。画のクオリティも高く釘宮さんを始めとする声優陣がとても合っていました。作者は自分の心の中でビジュアルなイメージを作ってから文章化しているみたいなので、ストーリーブック感覚で読み進めることが出来ると思います。(ビジュアルな表現になり過ぎて付いて行けなくなる時もあるのですが...)時間の都合でカットされた細かな背景描写も多いため改めて読む価値は十分あります。特にアニメ化後に出版された最終巻はアニメと異なる話になっていますので、その点はお楽しみに。
・「はまった!」
久々にはまった(小説では2年ぶり。ライトノベルでは初)1巻を読んですぐにアマゾンへ4〜8巻を注文した。2、3巻は待ちきれないので本屋へ買いに行った。寝る間を惜しんで読んだ。マンションの横を走る電車の始発を見て今から寝ようかそれとも完徹で会社に行こうか悩んだ。早く読み切りたいのに読み切ることがもったいなくて途中で何度も読み返した。
大河ハッピーエンドになってね!がんばれ大河!
・「恐るべし竹宮ゆゆこ」
「とらドラ」の第2巻には強烈な新キャラクター、とことん性悪な本性を天真爛漫かつ無垢な美少女という外面で覆い隠す二重人格者、川嶋亜美が登場します。
ヒロイン大河のライバルキャラとして登場した亜美のあまりのベタな悪役ぶりに、読み始めた時は正直ちょっと不安でした。心地よい文体や微妙なくすぐりのあるネタの切れ味は健在でも、ストーリーとしてはありきたりなものに墜ちていってしまうのかなと。しかしさすが竹宮ゆゆこはひと味違っていました。
一見よくある話のように見せながら、微妙に定型を外して意表をつくキャラクターや展開はデビュー作以来作者の十八番ですが、今作では亜美の性悪さを一切減じることなく、それでいてキャラクターの魅力は引き出していくという難度の高い試みを易々と達成しています。
「ラブコメディ」というライトノベルの激戦区において、早くもトップクラスになりつつある作者の活躍には今後も期待大です。
・「虎vsチワワ」
前回の終わり方からは想像もつかない展開でした。まさかああなるとは…
それにしても今回も大河はかわいかった、萌えじゃなくてかわいかったという方がしっくりきます。ですが前の巻の方がインパクトが強かったし今回はそうでも無いかなという印象です。
んで今回は新キャラである亜美の性格によって合う合わないがあると思います。またあの秘密が判明されるのが早すぎる感もあります。ですがあのまま終盤まで引っ張っていったら亜美にイライラしていたかもしれませんし、あの秘密があるからこそあの状態の亜美の精神状態とかどういう気分でいるのかということが容易に想像できます。
そして毎度のことですがこの作者さんは文章のいたるところに小ネタをしこんでいて読んでて面白い。またそのおかげで文章にアクセントがついていて良い。
今回もとても面白かった。ですが…インコちゃんの出番が少なかったのが残念w
・「ここまで2重人格だとプロだね・・・さすが」
目つきが悪いけど家事大好き「竜児」と、手乗りサイズ凶暴マスコット「大河」の奇妙な恋愛戦線を描く2作目。
今回から新キャラ、超性悪2重人格女「亜美」の登場による、大河と亜美の潰し合いが面白い。困った亜美に大河が手を差し伸べるところがあるのですが、そこはやはり鬼の大河、きっちりとやってくれました。ええ。
また、その紛争に巻き込まれる竜児。亜美が半端でないぐらいに女の色香を振りまくものだから対処できない。
竜児と大河のそれぞれの「恋」の行く末をゆっくりと見守ってあげましょう。
・「まったく萌えない萌えラノベ」
女性作家が女性視点で描いているからでしょうが、美少女たちの内面や行動の表現がある意味「リアル」で男の考える「理想」とは離れていていわゆる萌えキャラとは一線を記すキャラばかり登場します。男らしくて強い女の子しか出てきません。守ってあげたいような子はいません。きゃいーんとか〜にゃんとかいうような萌えっこは出てきません。男キャラが逆に女っぽくて繊細で、ある意味女性の考えるやさしい理想な男像みたいな感じです。女性作家が男性向けラノベを書くとこんな感じになるのかなと興味深い。しかし、どのキャラも本当に魅力的でかわいらしい。特に竜児がかわいい。
・「亜美と大河の対象性に注目」
この亜美のせいで前3分の1くらいはかなりイライラさせられるものの、話の落とし処が良かったので後味は結構いい感じです。 亜美は大河のライバルキャラですが、彼女とはスタイルも性格も正反対の「豊満、長身。外面が良くて実は超腹黒、傲慢」な女です。二人は幾度となく衝突を繰り返すものの何だかんだで、いがみあいつつも友人関係を築いて行きます。 まぁそれでもこの亜美には、私は後の巻でも幾度となく不快にさせられましたが、彼女のポジションは特に5巻以降でかなり重要になってくるうえ、彼女の真意はとらドラの登場人物の中でも最も掴みづらくもあり、注目の人物ではあります。
・「一風変わったラブコメ」
1,2巻で創り上げた世界観が見事に活きてますね。前巻初登場した亜美も良い具合にストーリーに絡んでおり 大河とのやりとりは読んでいて実に面白いです。彼女の竜児に対しての思わせぶりな発言も徐々に増え、2巻のラストで見せたような彼女の本心が今後のストーリーにどのような影響をもたらすのか楽しみでなりません。そして今巻から竜児と大河がこれまでの様な「互いの親友を好きになった者同士」という関係から少し外れる というか2人の距離が進展します。少なくとも大河が亜美との勝負の最後に発し クラス中の誤解(?)を招くコトとなった「あの咆哮」はやはりそういう意味として解釈して良いと思います。ようやく互いを「好きかもしれない異性」として少しずつ認め始めた2人ですが、こちらも今後どう展開するのか非常に気になるところ。竜児と大河の微妙な関係、亜美の誘惑、実乃梨への想い・・・etcこれからも「とらドラ」に目が離せません。
追記あと今巻は挿絵の出来が素晴らしい。ヤス先生の描く女の子はいつも可愛らしく繊細な雰囲気に溢れていますが、この3巻ではなんとイラストの半分以上がヒロインたちの水着姿というサービスカットで溢れています。このシーンの挿絵を入れてくれて本当にありがとうといった感じ。男性読者は必見です。
・「お勧め!!」
前巻の亜美が竜児を押し倒しているところを大河が見てしまい終わったところから続くのですが、そのせいで大河と竜児の関係がギクシャクします。そして、プール開きを前に大河の水着問題。さらに、そのプール開き初日には大河の乳が…。その後、亜美の別荘に竜児が行くかを賭けて、大河と亜美の水泳勝負!
と、内容盛りだくさんです。
私的には、今までのものよりも面白いと思います。
・「買って損はない!!」
今回ではみのりはそんなに絡みはないんですがおもしろいです!!竜児と大河の仲も進展しそうな感じでしたが最後の発言により元の関係とさほど変わりないという風になっています。次の巻がすごく読みたくなるのは筆者の力ですね!
・「不足してたラブコメ分を十二分に堪能、大河の絶叫に思わずニヤリ」
2巻の最後、修羅場からどう続くのかと思えば、ずっと不機嫌な手乗りタイガーという展開。お互い片思いがいる状態からどうやって持っていくのかと思っていただけに、徐々に意識していく二人がなかなか自然でした。 それでもやっぱり手乗りタイガーは今回も強烈で凶悪、最後の水泳バトルは必見。 若干、竜児が可愛そうだったけど、最後の絶叫で報われた感がありますね。 お互い、自分の気持ちの落しどころを無理矢理見つけてるけど、もう一押しといったところ。次回ぐらいでケリをつけて、すっぱり終わるのがいいかなぁ。
・「いいんじゃないんですか。」
亜美と大河がプールで水泳対決するお話。ここでは、運動センス抜群の手乗りタイガーこと大河の弱点がばれるところです。大河は、水泳が出来ません。そこで、竜児と二人でトレーニングを始めます。アニメは見たこと無いのでわかりませんが、最後の懸命な感じはいいです。
・「さらに引き出されるキャラの引き出し」
今回はそれぞれのキャラの引き出しがグッと引き出されています。亜美は「寂しさ」、実乃里は「悩み」、大河は「竜児への気持ち」を今巻では披露し、それらがまた彼女たちをより一層魅力的に見せてくれます。肝心の竜児もそれぞれのキャラたちと接触し、大きく動き出します。まったりと、しかし着実に進んでいく物語。これをラブコメと言わずなんと言うのでしょうか?
・「一歩前進?」
相変わらず掃除が好きな竜児とその取り巻きは、3巻からの流れで別荘へ。「今までのパターンだと共倒れだ!」ということで、一方の完全サポートに回ることにした二人ですが、それを決める勝負はなぜかバトミントン。大河はもちろん海でも例のブツを装着しています(笑最後のとてつもないオチ、二人だけの秘密、ちょっと進んだ二人のカンケイ。
なんていう内容です。もちろん、あとがきも楽しめます。今回はご飯がいくらでも食べられる魔法が書いてあります(笑
・「幽霊、見える?」
全巻読み終えた今、「とらドラ!でどの巻が一番好き?」と聞かれたらこの巻を挙げます。3巻まではタイガーの世話に明け暮れたり、ばかちーに発情したりと「お前ほんとに櫛枝好きなのか?」って突っ込みたくなるような態度の多かった竜児でしたが、今回は積極的に接近していき、実際その距離をどんどん縮めていったと思います。その中で実乃梨の見えなかった一面や、亜美や大河の心情の揺れ動きなど、キャラの魅力が一段と掘り下げられたような気がします。あと北村の裸族とかね!(笑)
まあいろいろ書きましたが、結局何が言いたいかというと私はこの巻からみのりん派になったんだ!!
・「日常の拡大、思い違いを正す」
実乃梨は基本的に大河と1セットだし、亜美には普段は取り巻きがいるしで、教室ではあまり生じることのない、竜児との1対1状態が別荘で成立。いつもとはちょっと違う状況が、いつもとは違う感情を表面に出させてしまう。 夏の終わり。各人色々思うところがあり、それは2学期の教室でどのように表現されるのか。
・「純粋なラブコメ」
よくある主人公が複数のヒロインに振り回される感じの話.余分な設定やテーマがごちゃごちゃ付いてないので,純粋なラブコメとしては個人的に今まで読んだラノベ1.
ただこれからが佳境.このままだらだらとどたばたが続くのか・・・さっさと切り捨てるのか・・・もっとキャラを足すのか・・・
ヒロインごとにシナリオを分けれないラノベで,過去のラブコメ陥りやすい失敗を,どうこの良作が回避してくれるのか楽しみです.
●とらドラ・スピンオフ!―幸福の桜色トルネード (電撃文庫)
・「これはいい番外」
番外編と聴き多少の不安はありましたが予想以上に良かったですよ今作は天然系のさくらと少々ヘタレ気味の幸太の2人が織り成す淡い恋物語となってます番外編なんで本編の主要キャラの大河や竜児などは殆ど出ませんが、この2人の恋路が面白いので全く気になりませんストーリーはよくある「紆余曲折を経て…」みたいな感じで微妙にオチが読める展開もみられますが、その「紆余曲折」の部分が非常に面白く 不覚にもハラハラドキドキする場面もあり これにはやられました「とらドラ!」ファンならきっと楽しめる内容になっていますこのスピンオフは正解でしたね
・「とらドラ スピンオフ! by 竹宮 ゆゆこ」
近代の超絶恋愛小説家『竹宮 ゆゆこ』氏が送る、『とらドラ』シリーズの番外編。竹宮氏の織り成す甘酸っぱい恋愛物語は、今回も健在です。学生時代などゆうに10年は過ぎ去った自分にもあの時の記憶を呼び戻してくれる素敵な一作です。
主人公とヒロインの甘い言葉の掛け合いが、露骨なのにもかかわらず、嫌味を感じさせないのですよ・・・。
・「ラブ≧コメ」
「とらドラ!」の番外編ということですが、どちらかというと「とらドラ!」本編よりも「わたしたちの田村くん」に近い雰囲気を感じました。ラブコメのラブの方により重きが置かれているというか。もちろん笑えるところも多く、楽しめましたが。
ともかく、「とらドラ!」を読んでる人はもちろん、読んでない人にも楽しめる一冊です。そして読んでない人は、これが面白かったらぜひ本編を読んでいただきたいです。本編の主人公・竜児の苦労は、幸太の不幸なんてある意味はるかに凌駕してます。竜児がするのは苦労であって不幸ではない、そこが大きな違い、でしょうか。
・「エロイ」
とにかくねぇ・・・・表紙がエロい!!これはお子様におすすめできない!!でもね。。。。。大人の人にはオススメ!な内容がたっぷりです。はいいい
・「これだけ読んでも全然OK」
主人公が目立たないと思えるほどに他のキャラが立ちすぎているサイドストーリーでした。本編にもしっかり組み込まれていた細かいエピソードがここまで完成度が高かったとは。コンパクトですがしっかりと組まれていて、最後まで目が離せませんでした。元々は3本に分割されて掲載されたお話で1本ごと完成されているので、3本連続して読むと結構おなかいっぱいになります。そして書き下ろし部分は本当におなかいっぱいになっていたり。本編や書き下ろしと時間軸的な干渉を気にしながら読むとさらに面白いですね。
・「シリアス気味」
前回まではあまり物語にのめり込まずにキャラ達のばかばかしいやり取りを面白おかしく読んでいましたが、今回は深みのある話で、思わず読みふけってしまいました。確かにシリアスなシーンを加えた分、ほかの巻に比べてコメディー要素が減った感はありましたが、それでもシリーズとしてみた場合、今回も今までと同じではやはりマンネリ化してしまうかもしれませんし、ここらで少し趣向を変えた話を入れたのは正解だと思います。
今回の巻では、竜児は大河をどう思っているのかに加えて、実乃梨の不審な言動、そして大河の父親の今後のかかわりなんかが注目です。
・「ここよりシリアスに」
この巻から内容が一気にシリアスになっていきます。シリアスと言っても相変わらずなバカなやりとりや表現は散りばめられていますが、特に竜児の内面、心理描写が青春の苦悩を伴い緻密に描かれるようになります。単純な恋心や友情や、そんなものでは計れない「絆」が大きな感動を呼んでくれます。 大河はどうでもいいけど(ぁ)、竜児にはなんとしても幸せになってもらいたい、と強く願わずにはおれません。
・「ゆりちゃんは最高だ」
文化祭と言えば学生時代の一大イベント。そしてこの物語も一大イベントに相応するネタを仕込んできました。今までの関係から今後を決める大きな心境の変化。それぞれのキャラクタが真剣にぶつかります。なんだかリアルになってきましたがテンポはそのまま。周囲のキャラクタに茶化されつつ、巻の最初と最後では確実に変化している関係がこの物語は面白いです。
・「初めての正面衝突」
大河の父が突然現れ、再び大河と暮らしたいと告げてくる。竜児は泰子との幼少期の記憶を思い起こし、嫌がる大河に同居を勧める。同居の準備を始めた大河に対して、なぜか反対する実乃梨と対立することになってしまう竜児。 学校は文化祭の準備で真っ盛り。段々と盛り上がってくる周りに対して、竜児たちは微妙に感情のすれ違い、ぶつかり合いを抱えてしまう。一歩引いたポジションから、意外に亜美が活躍。北村は暗躍。ゆりちゃん暴走。
・「読み手を選ばない秀作」
アニメから興味を持ち、原作を手にしました。小説として読み手を選ばない秀作だと感じます。どのレビューにもある通り、細やかな心理描写が特徴で、キャラを引き立てます。先日、喧嘩をしている友人を仲裁したいという知人に「両者に本著を見せてみては?」とアドバイスすると、妙に納得していました。作者の人柄を感じる暖かい作品です。
・「まっすぐな恋」
時期は生徒会総選挙。会長筆頭候補だった北村が、ある日突然グレてしまった・・・!
これまでのとらドラシリーズは恋愛がテーマというよりも娯楽性を求めたバカ話中心の内容が多く読んでいて中弛みを感じてしまっていたのですが今回は「ああ、こういうのが読みたかったんだよな」と思ってしまうほどラブコメしてる話でした。前作の「田村くん」でもそうでしたが、作者は思春期特有の恋愛というか、まっすぐな恋を上手に書く人だと思います。
個人的に好きなあのキャラの恋愛の結末が描かれていたのでとても満足のいく内容でした。次巻が早く読みたくなるようなラスト、シリアスシーンも多くなり、今後のとらドラに期待が膨らみます。
・「北村がグレた……そして、夢の対決」
とらドラは面白いですね〜
今回のお話は生徒会長選挙戦前に、生徒会長当選間違いなし―――と言われた、まるおがぐれるところから始まります。
あのまるおがグレた!と言う切り口もそうなんですが、まさか、最後にビック2の夢の対決が待ち受けているとは思いませんでした。
作者の竹宮さんも、もうやりたい放題書いてますね。文の勢いもさることながら、キャラの活かし方、見せ方、本当に上手いです。
そして、続きも気になりますね……タイガーがああいう状況に陥ったので、これまでの流れと違った方向でまとまってしまうのか?それに実乃梨に関しても含みのある書き方だったのでそちらも気になるし……
七巻が出るのが待ち遠しいです。
・「何でこんなに面白いのか」
あれ。何でだろう…目から汗が…。今回の目玉は「北村、グレる」、「オリオン座に想いを」。物語は、生徒会長が文化祭の後になんか言ったみたいで、北村がグレるところから始まります。「おい、燃え尽き症候群が北村に!」とクラスは静視を貫いていたのですが、すぐ先に控えたまつりごと、生徒会長選挙にも立候補しないし生徒会も辞める、と北村が発言し、「あれ。タタゴトじゃないぞ?」とみんなを巻き込み始める第6巻です。若さゆえの反抗、そして2人の関係。手乗りタイガー、竜児、みのりんだって、川嶋だって、あの人だって、この人だって、ちょっと手遅れだけど独身だって、みんな青春してます。まっすぐな想いと、まっすぐだからこそ生じる迷い、戸惑い、葛藤。オリオン座が、みんなに等しく光を届け、上、そして前を向かせます。今回も竜児の地球に優しくっぷりは健在です。そして、手乗りタイガーの手料理シーンは必見です。先生にはMISOJIを前にぜひ次の巻を出していただきたい!間違いない一冊です。
・「この巻は本当に面白い」
・5巻まで読み続けた中でぼんやりとしか表現されていなかった部分が明らかに。・最後の亜美ちゃんからみのりんへの一言に二つの可能性が。・ラブコメもいいけど、男同士の友情も大好きだ。・辛うじて「ゴーゴー夕張」は分かったぞ。・竜児が超能力持ってた設定はどこかに消えた⇒○レンジロードみたいでいいぞ!
・「秒速5センチメートル」
会戦に例えるならば、補給線の確保、兵力展開完了、陣形が飽和状態に達したので攻撃開始、っていう感じ。最初の攻撃目標は北村。突然、金色に髪を染めてきて会長選挙に出馬しないという北村の内心にザクッと切り込む。 他人との距離、というのがこれからのテーマみたい。目の前にいる、でも何を考えているかまで理解しているわけではない。遠くの星から届く光が過去の残照であるように、いま相手が何を考えているかは分からない。そして、一歩踏み込んだ結果がどうなるかも。 ゆりちゃんの教師としての成長も一つの見所?
・「転がり始めた物語」
内容はレビューのタイトルのとおり、転がってます。大河に変化があり、実乃里にも変化があり、亜美にも変化があり??と物語がかなり動く巻です。どんな変化かは、書いてしまうと話がつまんなくなってしまうこと間違いないので書けませんが、、
とらドラのいいところは青春を楽しく過ごしてる中で少しずつ話が動いていく感じだと思います。この巻はこれまでの話を一度収束して、またこれから話が広がっていく、シリーズで1、2を争う重要な巻だと思います。あとがきにも書かれてますが、まさしく八巻は末広がりの巻!これからどうなるのか読めず、早く次巻を読みたいです!
・「知らぬは本人ばかりなり」
亜美や実乃梨は気づいていて、本人たちは気付かずにいた、大河と竜児のお互いにどう思っているのかという物語の本筋。当事者二人の視点から見れば周りの不可思議な行動も、客観的に見れば明らかになる。結局自分に対する認識などひどく曖昧なものでしかなく、普通なら手遅れになってようやく気付くのだと思う。周りに、気づいて手助けしてくれる友人がいたことが大河と竜児にとっては救いになったのか否か。今後の展開に期待。
・「クリスマスの魔法」
季節は冬。クリスマスシーズン独特の雰囲気の中、ぼんやりと不明瞭だった関係が、形を変えながらも次第に輪郭をはっきりさせてきます。 この巻で僕が心を打たれたのは、キャラの真っすぐさです。 竜二も大河もみのりも亜美も北村も春田も、みんながそれぞれ味を失わずに、自分がよかれと信じている事を懸命にやっています。 本当に感動しました。 8巻に期待です!
・「至高の恋愛小説」
このとらドラ!というライトノベルを書いている作者は間違いなく「天才」です。7巻を読んでそう確信しました。6巻までの大河と竜児の関係、これをとりまくさまざまな人たちとの恋愛模様が7巻で一気に1つの交錯路に入り込みます。クライマックスといってもいいかもしれません。美しいクリスマスの描写の中に描かれる青春の恋愛模様はまぶしいくらいにカラフルに美しく書かれ、大河の孤独と大河の本当の気持ち、もう一人のヒロイン謎の多い櫛枝みのりんの本当の気持ち、さらにあの亜美のやさしさまで見え隠れして、ヒロインたちがこれほど輝いている巻はないです。登場してくる女の子キャラはどれも一癖もふた癖もあって、一概に単純な「萌えキャラ」とは言えないところがこのとらドラ!の特徴でしたが、今回のヒロインたちがどれもこれまでの集大成のような至高のかわいさです。このような「ボディーにくる」ような鈍く体の芯に届くような内容の濃い魅力あふれるヒロインキャラを7巻かけて作り上げたようです。クリスマスイブの大河のかわいさはもはやこれまでの大河のかわいさの描写を遥かに凌いでいます。これまではどちらかというと大河の傍若無人ぶりが目に付き、大河離れする人もいたかもしれませんが、ここにきて、これほど大河を愛しく感じる巻は無いです。しかも、泣けます。ちょっと涙腺がゆるみぎみの人は油断すると目から水が出ます。正直・・・たまりません。
・「恋と愛情」
とらドラ!が描いているのは、思春期の恋と、人としての愛情ではないか、とこの巻にいたって思いました。
大河が北村に、竜児がみのりんに寄せる想い、北村への会長への想い。あるいは亜美が周囲を偽りつつも得ている好意。これらは全て、甘くも切ない恋。
しかし、竜児と大河が不器用ながらもお互いを思いやる気持ち、これは愛情ではないだろうか。さらにいえば、もしかしたらみのりんや亜美が求めてやまないものも。
本作はその対照と機微の描きっぷりが鮮やかである。おかしくも哀しく、あくまで優しく。この巻では決定的なことが起き、劇的に物語は佳境に入る。今後も目が離せない。
個人的には全ての登場人物が愛おしくてならない。彼らには手に入れられないものを、それでも求め続けて欲しい。
そういうふうにできている、この世界を乗り超えてほしい。この世界では、それが許されるのだから。
・「悲恋系ツンデレ」
最近はツンデレって言葉も軽く死語になりつつあるというのに大河は悲恋系ツンデレになってしまいました。今まではツンツンはしていても、あからさまにデレ部がでることはなく想像でデレを補完してましたけど、竜児がすきって気づいた彼女は堪らなく萌えです。ただそこは悲恋系!!!竜児の前で普通のツンデレヒロインのようにドタバタしません。切ないんです。つらいのです。でもどうしようもないのです。
あぁだれか大河を助けてあげて!!といいつつ実乃梨も好きなんで、竜児と実乃梨の仲も応援してます。
・「竜虎の雄叫びは空しく響く」
アニメ化も着々と進行している『とらドラ』最新刊です。正直なところ、前巻で怒濤の展開だったが故に、これから本巻でどうまとめていくのか、アニメ化も絡んで『大人の事情』で作品自体が減速しないか、と不安がありました。しかし、それは杞憂でした。冒頭から最高速。大河、亜美、実乃梨のヒロインを中心に、今までと同じやりとり。けれど、今までとは違う思い。
大河が話に夢中の余り飲食物で服を汚し、それを竜児が世話をやく。亜美は冷ややかにそれを見て、相変わらずの厚顔、辛辣、毒舌で大河と反発。実乃梨のオッサンぷりはもう脱帽。しかし、もう御笑いキャラとしては見られない。
御約束の展開が、これまでの経緯があるからこそ、使い回しでも重複でもない、それぞれの思いを浮きぼりにします。今更ですが、著者『竹宮ゆゆこ』は女性です。だからこそこれが書けるのかな、と想像します。つまり、女性は女性(自分)を神聖視、幻想を持ちません。だから、女性同士のやりとり、嘘や喧嘩の描写に遠慮がない。口は悪いし意味が解らない。これまで、ライトノヴェルと云う分野ゆえにテンプレ(ツンデレなど)での表現が強くありました。そして、アニメ化の流れと主演声優の人気で読者にとっては更に強調された認識があると思います。しかし、もう、それには意味がありません。今回で8巻。今まで読み続けてきた読者で、すでに「ツンデレだから」「某属性だから」読んでいる、と云うかたはいらっしゃらないと思います。
大河のどこまでも突き抜けた意地。亜美のいつまでも馬鹿にした本意。実乃梨の手のつけられない臆病さ。
そこには、人の話を聞かないで言いたい放題、余りに勝手で、余りに魅力的な女の子がいるだけです。そして、女の子が解らずに振り回されて、知らずに振り回している男の子、竜児、北村。次巻は10月発売予定との事ですが、もうどんな展開になっても驚きません。どうとでもなる、と言う話ではなく、どうなっても受け入れなくちゃ、と覚悟させる、恋愛そのものだと言える物語です。これぞラヴコメ。
・「面白いんだけど……」
最近のとらドラ!は、結構シリアスよりに物語が進行しているせいもあって、内容に関しては引き込まれるものがあるモノの、とらドラ!らしいコメディー方面を期待していると評価は下がってしまうかもしれません。
ただ、手乗りタイガーこと、逢坂大河と竜児の関係。みのりの立ち位置。あみの真意は何処にあるのか、北村は兄貴一筋なのか等、物語が佳境に入っているのは見所。
最終巻が近いかも……と思わせる展開に、目が離せません。
・「せつな…ッ!」
前巻でこれ以上はないってぐらいこじれきったと思ったんですが、まだ来るか…ッ!って感じです。亜美や櫛枝の真意がけっこう見えてきた部分も多かったんですが、最凶なのは今回のラスト。 それにしても仲良し9人組(えー)の全員がいい感じで巻き込まれてくれて、今後どんな余慶なお世話な展開が待ってるのかと思うとゾクゾクします。みんな切ないけど今回は櫛枝が一押しの自分も安心して読めました。前巻があれだっただけに。でも竜児にとっては前巻より非道いことしてるのかも…。
ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、恋愛一方通行失恋一直線的すれちがい模様は規模を大きくしつつ前巻よりテンション高く緊張感アップでかなり面白かったです。あと独身(30)の扱いはもうちょっと良くてもいいんじゃないかと思う…
・「修学旅行で交錯する、それぞれの想い」
実乃梨に告白することすら許してもらえなかった竜児。
自分の本当の気持ちに気づきながらも、それを押し殺し、竜児と実乃梨を結び付けようとする大河。
これまで通りの三人の関係を頑なに維持しようとする実乃梨。
そして、三人の輪の中に入れず、一人苛立ちを募らせる亜美……。
四人のすれ違う想いによってつくり出される磁場が、今回とうとう臨界に達し、暴発した激情が相手を、そして何より自分自身を無残に傷つけていきます。
ついに、人間関係が動き出しました。
前半のノーテンキ&コメディから後半のシリアス&修羅場への転調というのは、『とらドラ!』の基本フォーマットですが、今回はとくにその落差が激しいです。
もはや、これまで通りといった微温的解決は望めないほどにヒビが入った四人の関係。
次巻に登場するだろう大河の母が、さらに混乱を加速させるのかどうかも含め、今後の四人に注目です。
・「恋ヶ窪ゆりこと独身(30)」
今回はきちんと登場し、意外にもちゃんと先生していた独身(30)への敬意を表したレビュータイトルだが、本名が二つ名になって違和感が無いという、ある意味凄い先生である。しかし、本巻の主題はこんなことではない。大河の想いを知ってしまった竜児の困惑と葛藤、進路指導に端を発する今後の生き方と母への思い、みのりんや亜美とのことなどなど、少しずつ明らかになっていく思惑を盛り込んだ内容である。急にいろんな事柄が押し寄せて狼狽し、動きが取れなくなる竜児の姿は高校生らしさに溢れている。大人でもすぐに答えを出すのが難しい事がたくさんある。それを(貧乏)高校生の立場で必死になって考え、悩み、少しずつ行動に移していこうという態度が好ましい。必ず答えがある授業やテストとは異なり、明確な答えの無いことを自分なりに正しいと考えながら試行錯誤していく姿は、すなわち大人になるということ。このことにブチ当たるお年頃の葛藤を、竜児だけでなくみのりんや亜美も体験している。最初は孤立感に苛まれていた竜児がそのことに気付いていく。悩んでいるのは自分だけではないことに気付いていく過程が上手に描かれている。作者の真骨頂とも言える。また、みのりんや亜美とのやりとりでは過去のエピソードが語られ、物語がクライマックスに近づいていることを予感させる。そんな中でみのりんの独白が輝いた終盤の展開は秀逸。亜美とは物別れに近い形で可哀想なところもあるが、みのりんとの関係は今後に明るいものを残せる上手な結末である。ここにもみのりんと亜美の器用さの違いが表れている。いっぱいいっぱいになった状況に窮屈さを感じながら相応に光明も見えてきた前向きな展開とも言えよう。それだけに最後に訪れた大河と竜児の危機が次巻以降でどのような結実を迎えるのか大変待ち遠しい限りである。余談だが、本巻で初めて「奇数巻の表紙は大河」のパターンが崩れた。
・「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
なんでそっちに行くんだ〜?そっちに行ってはいかーん!
まあ今更になってとらドラ9!まで読破したのですが、いよいよクライマックスですね。次の巻で完結ですか。
読んでの感想は最初の一文ですね。完全に個人的なものですが・・・この著者の心理描写は本当にうまいです。思春期の葛藤がよく描かれています。ここまで悩むやつなんて実際には、ほとんどいないでしょうけど。そして、「ジャイアントさらば」した二人の関係がうまくまとめられています。(かなりショックでしたが・・・)あとは残る二人のヒロインの落とし所がどうなるのか楽しみです。
うーん、ラノベも侮れないですね。普通の小説よりも内容が濃く、考えさせてくれる気がします。この作品に出会えてよかった。
それにしても、竜児・・・そっちか。そっちに行ってしまうのか・・・うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(自分の中の何かが壊れた・・・)
・「初めて真正面から向き合う竜児と大河。」
アニメでたまたま目にして、単なる「萌え系」かなぁ、と思いきや、内容はそんなことなく面白くはまってしまい、小説があるのを知り、一気に読みきりました。この作品のいいところは、登場人物たちの微妙な心理描写が、実にうまく表現されている点ですね。みのりんや北村のような、ちょっと不思議系キャラはいますが、大河や亜美のような毒づく女の子たちもいますが、それでも登場人物皆、ハートの部分はピュア、大変ほほえましいです。
修学旅行での大河救出の際に大河の本音を知ってしまったのに、それをひた隠しにし続けてきた竜児、この9巻では意外なところから竜児の工作活動の努力が崩壊します(笑)。でも、そのおかげで今まで前に進めず立ち止まっていた登場人物たちは、一気に前に進み始めます。
みのりんの発言により、竜児が自分の本音を知っていた事に気付かされた大河、そしてその事実を知りながら目をそむけてきた竜児、本当の意味で、やっとこさ二人が真正面から向き合ったんじゃないでしょうか。
そして、どうなることや、と思いきや、ラストのラストでまたもや急展開、手を取り合いどこへいくのやら、大河はどう竜児にぶちまけるのか!?、そして竜児は大河にどう答えるのか!?次巻が実に楽しみですね、みのりんと亜美の関係も含めて目が離せません。竜児と大河はもちろんですが、みのりんや亜美、そして北村にとっても、明るい結末が待っている、そして明るい未来に続いていくことを期待して、次巻を待ちたいと思います。
・「どろドロ!」
この九巻を読了後すぐ、パソコンの電源を入れました。とても良い巻です。今までの竜児や大河たちの内面心理がほぼ読者に伝わり、皆さんのこれまでのモヤモヤした部分、所謂「おあずけ」感のあった部分が大分解消されるであろう巻です。それに伴い前巻ラストの展開の続きで、この巻にしてようやく竜児が正しく自らの感情を整理してくれます。
・「まさに」
ついに最新巻まで一気読みしました。こんなにも登場人物たちに魅せられる作品はない。
この巻ではとうとうクライマックスを迎え、物語が閉じる方向に展開し始めた印象で、それとともに竜児も大河も、みのりん(嗚呼)や亜美たちも、夢見る頃を過ぎて色々と苦い現実と向き合い始めることになりそうだ。そしてどう乗り越えていくのか、ハラハラしながらも彼らに期待せずにはいられない。
そういうことを、本当に暖かくも時に冷静な筆致で読者の気持ちを巻き込みながらも語り続ける作者の技量には驚きを禁じえない。
ちょいとシリアスなタッチで語ってしまったが、というのも蓋し
本作は世間的にはちょっと、と見られてる感も否めない(それだけ粗製乱造もされてるが)ラノベの範疇を超えた、
思春期の子どもたちのそれぞれの苦悩と葛藤と、その成長を鮮やかに描き続ける、まさに「大河小説である」からだ。
・「ふとった大河の絵も見たかった」
本編の方がここのところ息をつく暇もないほど圧倒的な展開だったので、このタイミングでの短編集は正直言ってすごく癒されました。時系列と照らし合わせて「あぁ…こんな事あったよなぁ」なんて、ちょっと懐かしくなれるのがいいですね。とらドラ!は作者が女性だけあってどちらかと言うと女の子側の心情の方がより深く抉るように描写されていましたが、今回は男どもの胸のうちをかなり頑張って描いているように思えました。どの話も最後の展開が駆け足すぎるのが玉にキズですが…、自分の大好きな春田が100ページにわたって活躍していたのを見られたので嬉しいです。次巻は3月発売みたいですね。楽しみにしています。最後に。ゆりちゃんに幸せがやってきますように…
・「竜児と大河の日常をメインにした”笑える”短編集」
本編のシリアスな雰囲気をちょっと一休みして楽しめる短編集である。全5編。竜司も大河もメシ食い過ぎ!というくらい食事のシーンが多く、肉まんを頬張る大河の表紙にもある意味納得である。その食べ過ぎの結果ダイエットに励むことになった【虎、肥ゆる秋】ではエアロビクス・HARD教室の面々が繰り広げるハイテンションな弾けっぷりが凄まじい。【THE END OF なつやすみ】も冒頭の壮絶なバーベキューのシーンでまたも食いモノ絡みかと思わせながら、これが原因で意外な方向にいってしまう話だった。続く【秋がきたから畑に行こう!】は竜児が学校の裏庭に造った『高須農園』と台風の話。何気に交流を深める園芸部との「無言のやりとり」が微笑ましい。ここまでは竜児と大河のハチャメチャな日常と2人の普段の仲好し振りが垣間見える作品群である。しかし、本巻の白眉は、実は独身(30)の話【先生のお気に入り】ではなかろうか。独身(22)時代のエピソードなのだが、作者と同じ「働く女性」だけに筆も進むようで、依存する生徒、依存する彼氏、つまり依存する甘ったれ男に対して何気に言いたいことを言っている、というか書きたいことを書いている気がする。要は「おんぶにだっこ」はダメよと、人間関係なら甘えたり甘えられたりするのは当然だが甘えっ放しなのはどーなのよと暗に示した含蓄ある作品である。それでも不登校児を救ったんだから独身(22)は称賛されてしかるべき。ん?春田の話?【春になったら群馬に行こう!】?……うん、春田よくやった、頑張ったよ、ちゃんと男を見せたよ、えらいよ春田、やっぱりクラスの人気者になるよ……アホだけど。おそらくこれは本遍でアホ役を一手に引き受ける春田への作者からのご褒美なのだろう。
・「ゆりちゃん頑張れ超がんばれ」
非常に面白かったです。本編のほうがあんなことに(笑)なってるので、久しぶりに全開コメディを読むことができ、ほっとしましたwスピンオフ1は生徒会の話でしたが、こちら2では生徒会組はバッサリリストラ。北村がちょっと顔を出す程度です。さくらやすみれ目当てで購入すると、裏切られます。てっきりスピンオフはすみれ&さくらを軸に展開すると思っていたので意外でした…1と切り離して、サブエピソード集と考えましょう。収録内容はどれも質が高いコメディなんですが、哀れ脳の話が凄いです。9巻で登場したあのひとにまつわるエピソードです。これ以上は読んで確認してください。
・「なるほど。の詰め合わせ。」
アニメでは数十秒のシーンだったりBGM化してるシーンが立派な1本の話になっています。そしてそのどれもが本編と遜色ない読み応えで、それでいて干渉しない。見事なスピンオフです。色々と細かいネタが入っていて、その時期に発表された作品なんだなーとストーリーとは別のところでも楽しませていただきました。
・「短編もおもしろい。とらドラはキャラが秀逸」
終盤戦にかけて、本編の竜司がぐちゃぐちゃと鬱陶しい中で、このスピンオフはさらりと笑わせてくれて、楽しめます。ラブコメはこうでなくちゃ。それから、サブキャラの春田やゆり先生の話も秀逸。とらドラファン必読の一冊です。
・「ただただ心が温まります」
文章力無いので手短に書きます。偶然出会ったこの作品ですが、一瞬のうちに惹かれ、一気に9巻まで読み進め、10巻の発売を悶え苦しみながら待ち、ようやく今に至りました。ここにてとらドラ!は完結しましたが、いっさい文句無し。満足です。☆5つでは足らない程だと思います。ラブコメということでギャグもありますが(普通に笑えます、吹きます)だからと言って軽い作品ではなく、筋が通っているというような。キャラも1人1人が良い味出してる。萌えっぽいから。とかそんな理由で読まないのは惜し過ぎる作品だと思います。…なんだかんだで長く書いてますね。最後に、10巻以降の話などを集めた短編が異常に読みたい、そしてとらドラ!が終わってしまった脱力感が大変大きいですがこれだけは言えます。本当に心温まる作品です。今まで読んだ中で一番お勧め、傑作です。
・「心に愛が、本当に、いっぱい」
とうとうとらドラファン待望の感動の完結編である10巻が発売されました。待ち遠しかった分一気に読んでしまいました!!
・「ラブコメ、一つの最高の形」
どうしたってこの作品は愛おしい。細かく見ていったら、え? と思うところは少しあるけれど、流れに身を任せていったらそうでもない。
みんなが愛おしくって、切なくって、まだまだ「終わり」ではないのだけれど、一つの終着点としてこの最終巻があるのかなと思います。本当に楽しい思いをさせて貰いました。哀しいところもたくさんあったけれど、それでも最後は笑顔で読み終えることができたので。
この本に、シリーズに出会えて良かったと思える、そういう最終巻でした。
・「ありがとう!」
キャラクター達の一年を追い、それぞれの葛藤や成長を描いてきた本作。いよいよ10巻を持って堂々の完結。「ハッピーエンド」。この一言に尽きます!ただ主人公とヒロインが結ばれて終わり・・・ではなく「本当の幸せ」について、いままで知らずのうちに目をそむけてきた竜児が、そしてそれに心を動かされた大河が立ち向かっていく姿が描かれています。お世辞にも円満とは言えない道をたどってきた「みんな」が、本当の意味で幸せに向かって進んでいく・・・そんな無茶を、無茶なはずなことをすがすがしいまでに突っ走っていく。読み進めていく上で感じるのは、ただただ心が暖まっていく感動です。9巻越しにお互いの気持ちに気づいた大河と竜児の、赤面ものなラブラブっぷりにも注目です(笑これにて完結ということで、寂しくもある・・・と、いいたいところですが、正直驚くほどに寂しさのようなものはありませんでした。
なぜなら文句なしのハッピーエンドだからです!みんなが幸せな未来へ向かっていく様で気持ちよくしめられているからです!
後日談など興味がなくもないですが、個人的にはこの終わり方でこの作品はまさに完成したな、と思います。イラストレーターがよかったりで、安易にメディア進出する・・・といった低迷気味に思われるラノベ界で、本当の意味ですばらしい作品だったと思います。
もし、まだ手に取っていない方がいらっしゃいましたら、完結を機に、1巻から読み、いかに完成度が高いかを実感していただきたいと思います。すでに他の方のレビューでもおっしゃられていますが、萌えだとか、ラノベだからとか、そういった偏見で手に取られないのはあまりにももったい名作であったと思います。
・「愛と幸せの物語」
この10巻で物語は一応完結します。それはそれは素晴らしい、幸せに満ち溢れたラストでした。
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