化物語(上) (講談社BOX) (詳細)
西尾 維新(著), VOFAN(イラスト)
「結論『今すぐ買おう』」「抱腹絶倒! これぞ維新」「かなり笑える言葉遊びの本」「初、西尾維新」「良い!!」
化物語(下) (講談社BOX) (詳細)
西尾 維新(著), VOFAN(イラスト)
「主人公のツッコミ能力がいい」「関西の人だからって訳じゃないだろうけどさ」「これで終わりでは勿体無い」「怪異と日常」「全てのキャラが生きている」
イナイ×イナイ (講談社ノベルス) (詳細)
森 博嗣(著)
「自分次第」「背景を知れば、おもしろさが増します」「シリーズ題一作。」「欠点のない作品、しかし…」「次回作に期待 キャラ紹介篇」
探偵ガリレオ (文春文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「ドラマより面白い!」「何となく得した気分になれる本」「実に面白い」「理系東野」「面白いです。」
千里眼 (小学館文庫) (詳細)
松岡 圭祐(著)
「とても面白い」「ナウシカが航空自衛隊に入ったら」「飽きさせない面白さ」「時間が経つのを忘れた」「岬美由紀かっこいい!」
チルドレン (講談社文庫) (詳細)
伊坂 幸太郎(著)
「伊坂流日常の謎」「子供の世界は、、、」「笑いながら、気持ちがほっこりする本」「おもしろかったです☆」「魅力的な登場人物」
工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫) (詳細)
森 博嗣(著)
「実質はエッセイ?」「7の次も7」「水柿君の謎?」
グラスホッパー (角川文庫) (詳細)
伊坂 幸太郎(著)
「気持ちよかった。」「ハードボイルド小説としてではなく」「以外に1番好き」「郡生相」「奇妙な現実感。」
闇の守り人 (新潮文庫) (詳細)
上橋 菜穂子(著)
「1作目よりもおもしろかったです」「うーん、はまりましたぁ」「涙が出ました。」「この夏一番の収穫でした」「ただの「続編」ではありません。」
予知夢 (文春文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「東野作品の真骨頂」「読みやすい短編集」「読み出すと止まらない」「ドラマ『ガリレオ』シリーズを観よう!」「またまたまたの東野さん、、、」
「人となりをしらずして言葉だけが心に響くか?」「鋭敏」「銀メダル級の射り方。」
トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス) (詳細)
西尾 維新(著)
「うまいなあ」「推理モノです。」「JDCシリーズ第二弾!」「まとまっているもやや無理が」「普通でした」
スカイ・クロラ (中公文庫) (詳細)
森 博嗣(著)
「これは最終巻ではありません」「解説を少しだけ,小説を読んだだけですが」「純度」「願わくば、空の上で」「シリーズ全作と他の方のレビュー読後の感想」
女王国の城 (創元クライム・クラブ) (詳細)
有栖川 有栖(著)
「端正な本格ミステリ。」「犯人当てが楽しい」「待ちわびた。また、待たねば。」「15年待たされた有栖川有栖的正統派本格ミステリー」「ペリパリ」
心霊探偵・八雲 赤い瞳は知っている (詳細)
神永 学(著)
「小学校高学年くらいから読める☆☆」「マンガの様な構成とスピード感」「何気なく触れただけなのに…」「キャッチコピーは伊達じゃない!期待の新人登場」「自分にしか見えない者って、どんな気分・・・・」
心霊探偵八雲〈2〉魂をつなぐもの (詳細)
神永 学(著)
「ハラハラドキドキ☆」「一巻よりいい!」「どんどん引き込まれていく!」「面白かった!!」「思わず「にゃっ」とさせられる」
心霊探偵八雲 (3) (詳細)
神永 学(著)
「ますますおもしろく」
心霊探偵八雲 (4) (詳細)
神永 学(著)
「優しさが目立ってきました」「ますます面白く」「またまた面白く」「大切にしたい本」
心霊探偵 八雲〈5〉つながる想い (詳細)
神永 学(著)
「待望の新刊」「シリーズの最高傑作」「がんばりました!」「個人的にはシリーズの中で1番面白い」「晴香の愛の力に…(;_;)」
心霊探偵八雲 (6) (詳細)
神永 学(著)
「続きが読みたい!」「脳内映像ミステリ 再び」「八雲&晴香のLove度UP中!」「もらい泣き」「言葉もなかった(T_T)」
心霊探偵八雲―SECRET FILES絆 (詳細)
神永 学(著)
「衝撃!」「いいです!」「泣けた」「切ないっすね。」「サイドストーリー」
「東野さんはやはり天才です・・☆」「最高傑作」「ガリレオこと湯川学が挑む、数学の論理と純愛の論理の双対関係!」「現時点での最高傑作かも」「一気に読みきりました。」
千里眼 ミドリの猿 (小学館文庫) (詳細)
松岡 圭祐(著)
「いい!」「社会派サイコサスペンスと冒険アクションが一体化した傑作」「どきどきはらはら・・・」「違い!!」「あなたは大丈夫…?」
千里眼 運命の暗示 (小学館文庫) (詳細)
松岡 圭祐(著)
「おもしろい」「岬美由紀かっこいい」「スカッと爽快、感動の完結篇!」「なんと」「迫力あるシリーズ集大成」
卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「青春推理ミステリの第2弾における主人公は大学生。加賀恭一郎の原点ここにあり!」「加賀刑事のファンならぜひ読むべし。」「殺人以外の部分にも深い味わい」「加賀恭一郎ファンなら是非」「悲しい結末」
文学・評論>ミステリー・サスペンス・ハードボイルド>日本の著者>ま行の著者>その他
文学・評論>ミステリー・サスペンス・ハードボイルド>日本の著者>は行の著者>その他
文学・評論>ミステリー・サスペンス・ハードボイルド>日本の著者>あ行の著者>その他
文学・評論>SF・ホラー・ファンタジー>日本の著者>あ行の著者>その他
文学・評論>ミステリー・サスペンス・ハードボイルド>日本の著者>な行の著者>その他
文学・評論>ミステリー・サスペンス・ハードボイルド>日本の著者>か行の著者>その他
文学・評論>SF・ホラー・ファンタジー>日本の著者>ま行の著者>その他
Browse Refinements>Format (binding)>単行本(ソフトカバー)
・「結論『今すぐ買おう』」
笑い死んだ。死ぬほど笑った。
本編そっちのけの漫才コメディ。
こんなの堪えられるか。
とんでもない突っ込みの嵐に、ページをめくる度に笑ってしまった。
人前で読めない。変な人になってるから。
笑って最後にホロリとくるエピソード。 99%のツンと1%のデレ。 毒舌キャラを描くのがこんなに上手い人、他にいるんでしょうか。
戯言シリーズで、キャラ同士の掛け合い(一姫とか巫女子とか春日井さんとか)に魅力を感じた人は『買い』です。 『値段高すぎ』と敬遠してた人、これは買うだけの価値があります。 書店に行き、化物語を買うか、図書館で借りるかを悩みましたが、 いやこれは買って良かった。
・「抱腹絶倒! これぞ維新」
素晴らしきボケとツッコミの嵐、とにかく笑いっぱなしです。ストーリーも十分に、しかし この話は会話がたまりません!
これじゃあ授業中に読めないじゃないか!どうしてくれるんですか西尾さん(笑)
西尾維新が好きな方も、戯言シリーズが好きな方も、これから西尾作品を読むという方も、少々高いと思われるかもしれませんが、それ相応の、もしくはそれ以上の価値はあります。買って後悔はしません。
オススメです!
・「かなり笑える言葉遊びの本」
西尾維新の本を読んだのはこれが初めて。新感覚だとかの定評があって期待して読みました。この本は主人公である阿良々木暦(あららぎこよみ)が様々な少女たちと出会い彼女たちに取り巻く怪異と遭遇してそれを除去しようとするのがストーリーの内容。で、章ごとにそれぞれの少女の話が書かれている。
この上巻では戦場ヶ原ひたぎと主人公の会話がおもしろい。あるきっかけで主人公といっしょに自分の怪異にまつわる問題を解決しようとするのだが・・・。この戦場ヶ原という女子は容姿端麗で見た目は良家のお嬢様風なのだが、実は超毒舌の罵詈雑言をまき散らす困った奴。「ゴミの役にもたたなかったわ」「唾を飛ばさないで。低学歴がうつるわ」「神経に触れるのよ、つまらない虫けらごときが」ここまで容赦ない毒舌に普通は沈黙するのだが、主人公はそれに対してツッコミをいれるのがすごい。また、毒舌にツッコミを入れるという新感覚がおもしろいのかもしれない。
このようにライトノベルのような男女のほんわか会話ではなくそれを大きく引き離した上級の言葉遊びの掛け合いが本書の魅力であり最大の面白さと言える。もちろんストーリー自体もこのふたりの関係も今後見逃せない仕上がり。
もしも「面白さ」を求めていたらこの本はそれを満たした逸品だと思う。オススメ。
・「初、西尾維新」
西尾維新の作品はこれが始めてです。試しに上巻だけ買いましたが、次の日には下巻が手元にありました。
全て一人称で綴られる文章。最初は違和感があったが、すぐ慣れました。
そしてこの作品はやっぱり『会話』が肝です。テンポの良い、ボケとツッコミ。まさか小説でこんなに笑えるとは思いませんでした。面白いです。ただ、人によっては合わない人もいると思うし、そういう人から見ればただの自己満足のイタい小説と思われるかもしれない。合う人にとっては、もうたまりません。ネタだらけです。数年後に読み返して面白いかどうかは分かりませんが、この小説は“今”見るのが一番いいかと思います。
キャラもこれ以上ないくらい個性的で愉快です。個人的には八九寺真宵が好きです。
西尾維新を読んだことが無い人はこの化物語から始めたらよいのでは?良くも悪くも新しい発見に繋がるかもしれません。
・「良い!!」
値段が高い。
けど、面白い。面白い。面白い。日常生活では絶対ありえない会話!!そのテンポ!!
そこらのバラエティー芸人よりも読んでて笑える。
まったくオタク小説だな。
ストーリーそっちのけの面白さ。
最高。
・「主人公のツッコミ能力がいい」
化物語(上)に引き続き役者も揃ってきて、さらに面白い作品です。特にエロ全開の駿河とツッコミ役の主人公が織り成す漫才が面白い。戯言シリーズが西尾維新さんのカラーだと思っている人にとっては、ちょっと受け入れ難いかもしれませんが、自分はコッチのほうが好きでした。
ちょっと空いた時間の暇つぶし程度に書いた作品らしいですが、そんなことを感じさせない程に良くできています。しかし、主人公が何故吸血鬼に襲われたのか、忍や羽川ブラックとの激戦について、などエピソードが欠けている点がとても残念です。できれば西尾維新さんにエピソードを新しく書いて欲しいです。
・「関西の人だからって訳じゃないだろうけどさ」
キャラの掛け合いが面白すぎる!声に出して笑った小説はこのシリーズが最初だと思う。西尾さんのセンスが光りすぎているのが目をつぶっていても瞼を通してまぶしいくらい。とまあ、とても笑えるのだけれど結構長め。けれど、面白い会話だなーって思って読んでたら数十ページ進んでて驚いた事もあるぐらいすんなり読めちゃいます。
西尾さんの本のなかで数少ない明るく楽しい話。
・「これで終わりでは勿体無い」
戯言シリーズとはかなり雰囲気が違いますが、これはこれでとても楽しめました。言葉遊び的なコミカルな会話が最高で、電車の中などで読むのはキケンです。(吹き出してしまうから)
西尾維新らしいといえば、魅力的なキャラを惜しげもなく使い捨てるところですね。それにしても、これで終わりなのは惜しすぎるので、続編はぜひ書いて欲しいところです。
・「怪異と日常」
怪異は上下巻合わせて鬼・猫・蟹・蝸・猿・蛇・猫と見せて日常はギャグを混ぜつつ進むテンポ良さ。さすがは西尾さんの作品と思わせます。個人的に暦が忍に対して何をしたのか?ブラック羽川との初対決は?と気になるところはあるんですが…それは戯言シリーズのいーちゃんの本名と同じく明かされないのかなと思います。作品としては面白いのでお薦め!特に暦とひたぎ・真宵・駿河のやり取りは一読の価値有り!です。
・「全てのキャラが生きている」
全てのキャラが好きになってしまいました。主人公の阿良々木暦と他のキャラとの会話が面白い。ついつい笑ってしまいます。暦と忍の間には何があったかや、暦の絵は最後まで書かれていませんが、それが西尾さんらしくて、いいと思いました。読む人の創造力を沸き立ててくれます。
・「自分次第」
結末の無い結末。明確な回答の無い問題。極力無駄を省き、最適化するとこうなるのか、と感じた。突き抜ける感覚はないが、読了後もずっと思考し続ける。考え続ける余韻がある。 このシリーズのこれからが楽しみだ。
・「背景を知れば、おもしろさが増します」
謎に満ちた助手。気になった人もいるかもしれません。そんな小川と椙田の出会いが書かれているのが、メフィスト2007年5月号。ここでのエピソードを読めば、小川が「音」にこだわる理由が分かると思います。そして、探偵事務所に来たきっかけも。
相変わらず会話がおもしろいので、楽しい時間を過ごすことができました。新シリーズの続編に期待です。
・「シリーズ題一作。」
肉を落として骨にした純白なミステリィ、という感じです。今回のトリックは簡単かもしれません。これまでの通り、他作品に出た方も登場します。
・「欠点のない作品、しかし…」
谷崎潤一郎をエピグラフにもってきているように、今作(今シリーズ?)は理系の理の字も見当たらない正に文系のミステリィだろうか。設定は美しい双子の姉妹、座敷牢、探偵、主を失った巨大な日本屋敷と遺産…と拍子抜けするほどオーソドックスである。そしてこの作品には欠点がない。物語は淀みなく進み、必要最低限の謎は解き明かされる。ただこの作者はいつも”新しい”オーソドックスな作品を作り続けてきた、私は今作の新しさを考え続けたが結局よくわからなかった。まだまだ読み込みが足りないようだ
・「次回作に期待 キャラ紹介篇」
今日紹介するのは森博嗣さんの新しいシリーズです。新しいシリーズといっても、西之園萌絵と犀川創平から始まるシリーズ、そこに繋がる保呂草潤平や紅子さんのシリーズ、そしてそこから更に続くシリーズの、さらにその次の、、、あぁややこしい。つまりは、初期のS&Mシリーズから繋がっている新しい×シリーズの最初の一冊目です。 主人公は現時点では、椙田探偵事務所の助手の小川令子と、椙田事務所の電話番の真鍋瞬市。別の探偵の鷹知や椙田本人がどれくらい出てくるかは分からないものの、この二人がレギュラーで西之園萌絵が絡んでくるような形になりそうです。 さて。物語は、二人の登場篇ということでオーソドックスなミステリが用意されています。豪邸に住む浮世離れした美人の双子の片方の千鶴に、死んだ事になっているが実は生きている姉を探してくれと頼まれた二人、しかし家を訪ねると家族の一人が死んでしまうという孤島物のような密室殺人事件が起こります。とはいえ、森ミステリを読み慣れた読者には、わりと簡単にネタがわれてしまうので、今作はミステリとしてのレベルでいえば、わりと低め。登場人物紹介篇として割り切ったほうがいい出来です。森ファンだけに心苦しい評価ではありますが、次作に予定されているキラレ×キラレに期待ということにしたいと思います。 あと、ここからは若干森作品をある程度読んでいる方にしかわからなくなりますが、椙田と名乗る別作品の主人公が正体を隠したままで今後どのように動くのかも次回に期待です。
・「ドラマより面白い!」
ドラマが面白かったので、読んでみました。ドラマとはまたイメージが違うんですね。ドラマだと理系的な会話が雰囲気だけで物足りないです・・・でも、ついて行けない人がかなり出そうだし。ドラマで面白いと思った人は、一度読んでみて欲しいです。本のほうがずっと深みがあります。
・「何となく得した気分になれる本」
いきなり後頭部から発火したり、海上に火柱が立ったり、心臓だけ腐った死体が見つかったり…事件のきっかけは、警察も手を焼く超常現象。けれど、天才物理学者・湯川助教授の手に掛かると、「合理的」かつ「理論的」な説明で、いとも簡単に解決してしまう。
事件だけ見てると、これは確実に完全犯罪だったのにね…と思わず犯人に
同情してしまうくらい、凝った計画犯罪だったりします。
事件はオカルトっぽいですけど、内容は至って読みやすいミステリーです。
理系嫌いの人間でも、湯川助教授のキャラクターは好きになれると思います。内容は面白いし、豆知識は得られるし…お得な推理小説です。
・「実に面白い」
新しいドラマ“ガリレオ”のオリジナルな本。僕は日本人じゃなくて、日本語もペラペラできませんのに、この本のことが大好きになりましたよ。でも、もしあなたは科学って大好きじゃなければ、少し分かりにくくなりますね。そうですけど、本当にすごかった本ですよね。カナダから日本の本屋まで行ったの僕、実にこの本は最高のプレゼントだったと思ってます。話毎は短かったから、特に僕のほう、読みやすくにしました。
唯一つのことって残念と感じてます…僕はこのシリーズのことをわからなかったから、続きの『予知夢』などを買いませんでしたよ!!もしかして日本へ再び行かなければいけませんの?!高いから… :(
・「理系東野」
理系東野圭吾氏ならではの作品。
東野圭吾氏の作品は取り扱う題材の幅の広さが凄い、ということはよく知られていることだ。デビュー作は学園を題材にしたものであったために出始めの時はその方面の作家と思われていたが、その後の作品を読むとどれもこれも全く違う作品。”前に読んだのに似てる”ということのない稀有な作家の一人である。
今回の作品は短編集。大学の教授と刑事というコンビが謎を解く。理系東野の理系的推理、そして理系的解答。実際科学的にこうなったのだと証明される過程はスリリングである。東野氏の作品のなかでも一押しの作品。
・「面白いです。」
これが私の東野圭吾初作品だったのですが見事にはまってしまいました。刑事の草薙は不思議な事件が起こったので、大学時代のテニスサークルの友人で物理学科助教授の湯川の所へ向かいます。いつも湯川は人の気付かない所に気付き科学によって事件を解決します。こんな事普通の人間が出来るのか?という疑問もありますが、面白いミステリーだと思います。
・「とても面白い」
ミステリと活劇がミックスされた荒唐無稽ながら楽しい娯楽小説。細部にわたって本当によく出来ている。10巻もの続編が刊行されているのもうなずける。主人公のヒロインも本当に魅力的。
・「ナウシカが航空自衛隊に入ったら」
こんな感じかな、という小説ですね。1999年に刊行された作品ですが航空機テロを先取りしてるんですね…当時はまったくの娯楽だったんでしょうが、今となってはかなり怖いです。
・「飽きさせない面白さ」
なんといっても岬美由紀というヒロインの造詣の面白さ。日本のミステリ文学もハリウッド調に転じつつありますがこれはその時代を予感させた予言的な作品です。青臭い正義への賛歌を現代的な社会派サスペンスに絡めて上手く語っていく手法は素晴らしいものがあります。
・「時間が経つのを忘れた」
先が気になって気になって仕方ない…とページをめくるうちに最後まで読み終わってしまってました。ヒロインの活躍はただ大げさなだけではなくて、そこに子供への愛情とか、正義の心が見え隠れするのがいいですね。すっかり岬美由紀に夢中になってしまいました。
・「岬美由紀かっこいい!」
万能ヒロインの痛快物語。映画版はダメだったけど原作は最高。
この小説が楽しめない人は、たぶん小説に求めているものが違うのだろう。
・「伊坂流日常の謎」
『日常の謎』的な作品5本が収められた連作短編集です.
中心となる人物の言動や性格,やや気取った雰囲気など,登場人物や世界観がほかのそれらより丁寧に描かれていて,ただの『日常の謎』でおわっていないのが楽しいところです.
また,連作なのですが順に繋がっているのではなく,それぞれの作品の時間が前後しているのが特徴的です.とはいうものの,繋がりをややこしく感じることはなく,読んでいるうちに自然と気づき「ニヤリ」とさせられます.
ほかにも,全編をとおして絡んでくる父と子の関係や,盲目の成年をめぐる少しチクリとさせられるやり取りと,楽しいだけではない物語としての読みごたえもじゅうぶん.
短編ということもあって読みやすく,おすすめの1冊です.
・「子供の世界は、、、」
日々成長がある、そんな生活はみな違っていて同類的友達とがひきあいながら進んでゆく。ちょっとしたきっかけが、ちいさな謎をつくりまたちょっとしたことが物語をおおきくしてゆくきひきつけられる。大人が読むとなーんだのようだが、少年の心の動き周りの状況がつぎの短編へとみちびく。
たいへんにシンプルであり読みやすいが、なかにある主のジグソーパズルのようでもあり読後はさわやかだ。 一読推薦します。
・「笑いながら、気持ちがほっこりする本」
4人の視点から見た陣内物語!登場した途端は、「なんだ、この男っ?!」って思いましたが、読み進んでいくにつれて、快感になっていくんです!お友達にいたら、迷惑することもあるだろうなと思いつつ、同時にこんな人がお友達にいたらいいなとも思いました。
ところで、回りがどう思おうと(どんなに迷惑しようと)自分がやりたいと思う事はやっちゃうところとか、ギターが巧いこと、傍若無人でありながら人の心にどこか温かさを残すところが、島田荘司の御手洗潔に似ていると思ったので、陣内が好きな人は御手洗も好きだし、逆も真なりと思ったのですが、これは私だけでしょうか?!(笑)
人間的には、目の見えない永瀬が素敵でした!そして、一番印象に残ったシーンは、彼がどこぞのおばさんに5000円を勝手に寄付された時のエピソードです!あのシーンの陣内の普通ぶりは見事でした。そして、永瀬はさぞや嬉しかっただろうと思いました。
図書館で借りた本でしたが、これは買います!「死神の精度」以上に気に入りました。
・「おもしろかったです☆」
ユーモアがちりばめられていて、めちゃおもしろかったです。登場人物が個性的なのと、強盗事件や誘拐事件が起きるのに、なかなかシリアスでにはならない。短編集だけど陣内を中心に全話繋がっていて、すらすらと読めるのにしっかり濃縮されていて読み応えがありました♪陣内は「俺と一緒に世界が時間を止めた」と言っちゃうくらい、型破りで自己中で破天荒だけどなぜか憎めない不思議な人。それが、面白いし魅力的で、時々爽快で。最初は鼻持ちならない感じもしたけど、読んでる内に好きになりました。読んだ後に気持ちがほっこりして、また読み返したくなりました☆
・「魅力的な登場人物」
2002年文春傑作ミステリーベスト10 5位。2005年度版このミス10 16位。第131回直木賞候補作品。
本当に、魅力的な登場人物を造型するのが上手な作者である。この作品では、陣内、陣内の大学の同級生鴨居、陣内と銀行強盗の際に知り合った盲目の青年永瀬、永瀬の恋人優子、陣内の職場の後輩武藤の5名が主要世登場人物であるが、特に陣内の人物造型が秀逸である。(自分の友人としては歓迎できないかもしれないが・・・。詳細は作品をお読み頂きたい) 作品は、陣内の学生時代と、家庭裁判所の調査官として勤務するおよそ10年後のエピソードを配した5編で構成される連作短編集である。いずれの作品も、作者の他の作品同様、ミステリーでありながら、暖かくそしてユーモアにあふれた作品になっている。
・「実質はエッセイ?」
大変面白くて笑い転げてしまいました。小説ではありますが、実質はエッセイみたいなもので、ミステリのパロディと先生の日常(にかなり近いと予想される)を面白おかしく書いています。
・「7の次も7」
2001年1月10日リリース。実はおいおい分かってくることなのであるが、この『Mシリーズ』自体が叙述トリックなのである。本作『日常』は、森氏がM大助手になり、スバル氏と出会い・結婚した頃の想い出が語られていて、決して小説ではないのだ。小説のふりをしてエッセイなあたりさすがは森である。(●^o^●)脱力してても読める本に脳細胞は適切な刺激を受けている様子。それはそれでいいのだろう。
なにしろドーパミン全開である。次々と押し寄せる怒濤のようなフレーズにただ圧倒される。思うことは森博嗣の創造の源泉の大きな一つは大学であって、残りのほとんどは妻、スバル氏なのだ。ということだ。スバル氏と大学なくして森博嗣なし、である。(●^o^●)
・「水柿君の謎?」
けらけら笑いながら読みました。ミステリと思って読み始めるととがっかり・・・?いゃ。行く末の分からない森さんの世界にワクワク・ハラハラ・ビックリです。水柿君の素性がミステリ(笑)一応理系の人間なので、ブラウン運動で大笑いしてしまいました。思わず誰かに紹介したくなる本です。
・「気持ちよかった。」
伊坂さんの小説を読み始めて日が浅いですが、文章にとても味があり、読みやすいです。私は「グラスホッパー」が2冊目で、1冊目が「重力ピエロ」でしたが、この2冊だけで伊坂さんの文章に侵されてしまいました。
伊坂さんの文章は、思想家の著書を読んでいる気分になります。登場人物それぞれが、何かしらの「信念」というか「心の柱」を持っていて、会話の端々……どころか前面にそれを押し出してきます。この作品ではそれは亡き妻の言葉であったり、自分自身に課した取り決めであったり、しじみであったり、ロック歌手であったり、ロシアの有名小説であったりします。
けれど文章自体はゴタゴタしていなく、軽妙な会話や地の文のおかげで非常に読みやすい。エンターテインメント・娯楽として楽しむとしては確かに「重い」「くどい」感がありますが、文学作品として読むにはとっつきやすいです。
またエンターテインメントとしてみても、私は十分に楽しめるレベルにあると思います。登場人物の視点が頻繁に変わりますが、3人称だし、視点の切り替えが起きるときには文章間に人物名の判子が捺印(?)されているので混乱することはありません。視点の切り替えによるトリックなどのサプライズ的な要素は薄いですが、それぞれ別境遇にいる登場人物達が徐々に近づき始める様子は、「この先どうなるのか」という楽しみを否応なく演出してくれます。また先も述べたように登場人物全員が何かしらの信念を持っているので、キャラクターとしても非常に魅力的です。
文学作品とエンターテインメント、この二つを高い水準で融合した作品。これが、私の感想でした。
あと個人的に、渋いおじさんが多すぎて悶絶ものでした。生き方に筋の通った渋い野郎が好きな人にも楽しめるかと(笑)。
・「ハードボイルド小説としてではなく」
会社員の『鈴木』、殺し屋の『鯨』と『蝉』、この3人の物語がうまく絡み合っていき、最終的にひとつになったのは、本当に見事だと思いました。ただ、ハードボイルド小説として読むと、微妙かな・・・ということになると思うので1つの伊坂幸太郎の物語として読むのがいいと思います。
・「以外に1番好き」
伊坂作品で一番好きな本です。伊坂ファンとしても。とてもダークな世界で多くの人が死にますが・・・でも終盤に行くとこの残酷な世界から離れたくないと思いいつまでも主人公の鈴木と漂っていたい気持になってしまいます。
伊坂作品の形容詞の洒脱さや爽快さはありませんし、かっこいいセリフもなく、ただ他作品にある妙に青春青春したわかーい感じがなく大人になった??ような気がしました。
主人公の鈴木の復讐劇という内容ですが亡くなった妻への思いが伊坂幸太郎にしか描けない優しさであふれているので多少残酷でも離れがたい世界となり、異質だけど好きです。
・「郡生相」
「このまま空はずっと晴れないんじゃないだろうか?」そう、悲観的とは少し違うが陰鬱な気分の底にある。一方で、この物語に隠されている真相やトリック、人間の錯覚、等々を期待させられる。この悲観的・陰鬱な雰囲気と独特の期待感が緊張感を生み出しページを捲るのを促す。
伊坂さんの話には、概念が埋め込まれている事がよくあります。今回は郡生相。この概念は高校の生物の教科書にも載っているぐらい一般的である。 (以下Wikipediaより引用 バッタの幼虫は、低い密度で生息すると孤独相(こどくそう)という、単独生活を送るふつうの成虫になるが、幼虫が高い密度で生息すると群生相(ぐんせいそう)という飛翔能力と集団性が高い成虫に変化するという特徴がある。群生相の成虫は、孤独相の成虫にくらべて後脚が短く、翅が長いスマートな体型となり、体色も黒くなる。)
郡生相を示すものは、上の特徴にあるように活動的であり、その延長としてか凶暴である。これが人間にもあてはまるのではないか、ということだ。人が集まると、どうなるのか?もちろん人がだ。
僕は大阪に育ち、京都の大学に通う大学生だ。京都は学生の街と呼ばれるぐらいで、近畿の人間だけじゃなく、地方から来ている学生も多い。その中で、やはり人が多い所で生きている人間とそうでない人間は決定的に違うように思う。
何が違うのだろうか?僕が思うところでは、批判的な視点であると思う。僕らは昆虫や動物のように凶暴になったりできないし。ましてや、バッタの様に周りに仲間が多いからといって色が変わったり速く走れるようになったりはしない。そこで、変わったのが物の見方だ。
正直、皆が平和に生きていればこんなものはいらないんだ。だけど、仕方ない。皆が万全の状態で毎日生活していない以上、人が人と関わる上で批判的な視点は必ず必要になってくる。人は増えすぎたのだろうか。というよりも、近づきすぎた?必要なのは距離感じゃないだろうか。
・「奇妙な現実感。」
伊坂幸太郎は実に巧みな文章を書く。伏線の張り方には独自のテイストが溢れており、テンポの良い文章は小気味良く読み手の脳内を踊る。固定ファンが多いのも頷ける。
本作のテーマは「殺し屋」、主要人物は2人の殺し屋と妻を自動車事故で亡くした1人の男。人が次々と死に、それらの生死が淡々と紡がれていく世界。どう考えても現実離れしているのだが、にも関わらず奇妙な「現実感」を感じてしまう。そこに伊坂の表現力の妙がある。
常軌を逸した冷酷無比な表現は好みが分かれるかもしれないが、独特のブラック・ユーモアがそこかしこに軽快に塗されており、所謂「ハードボイルド」的な重さは感じられない。最後まで一気に読めるはずだ。
ナイフ使いの「蝉」、自殺専門の殺し屋「鯨」というキャラ立ちした2人。主要人物が何しろ「殺し屋」なのだから、彼等に感情移入して楽しむタイプの小説ではない。一般人であれば、そもそも殺す側、殺される側の感情の機微に自分を重ねることなど、はなからできやしないのだ。無論、フィナーレに救いを求めてもいけない。法規社会では決して許されない殺しを新しいタイプの「エンタメ」小説として仕上げた、そこに作者の意図がある。
・「1作目よりもおもしろかったです」
最近文庫化されたとのことで読み始めた守り人シリーズ。1作目が面白かったので迷わず手に取った本書でしたが、期待以上のおもしろさを味わうことができ、1作目よりおもしろかった、という印象を受けました。
主人公バルサの過去の生い立ちを元に構成されたストーリーとそこに絡まってくる故郷での新たなる動き・・・緻密に構成された話の展開と完成された世界観に上橋先生の筆力のテンポのよさが相まって、こちらもあっという間に読了してしまいました。
1作目でチャグムを守る中でバルサが感じた思いが、2作目でしっかりと見つめ直されます。
1作目を読んでおもしろいと感じた方は絶対に読んだ方がいい、という感じです。
・「うーん、はまりましたぁ」
前作「精霊の守り人」ですっかりフアンになって、大急ぎで買い求めあっという間に読み終えました。おもしろい。
元々が児童向けとか大人にも面白いとか、そんなジャンル分けの必要もなく、これは広い世代、老若男女が楽しめる、素晴らしいファンタジーであり、手に汗握る大活劇です。文化人類学者らしい著者が細部まで気を配った別世界の社会風俗、歴史。しかも、それらがうるさくなく自然に配され、何よりストーリーの展開、テンポのよさ、豊かな着想。
小野不由美の十二国記も、そもそも割合にヤング層を狙った物語であったようだけど、どんどんいわゆる大人がはまっていった。十二国記の多分に伝奇的、亜中国的な香りがそこはかとなく漂うのとは違って、本作品は、全く別の世界を形作っている点が、さらに味わい深い。
文庫本になっているのは、現時点本作まで。うーん、次が待てない。そんな気分です。
・「涙が出ました。」
久しぶりに読書中に泣きました。ラストを自宅で読んでて良かった〜と思ってます。前作・精霊の守り人のラストも泣けたけど、今回は魂の叫びと言いますか、ずっと胸の奥にしまっていた(隠していた)想いに涙が出ました。辛い、でも忘れたくても忘れる事の出来ない過去と向き合うバルサに心を打たれ、読む手が止まりませんでした。バルサだけじゃなく、ムサ氏族の少年カッサの直向さにも感動です。過去を清算するために生まれ故郷に戻ったバルサ。しかし過去の陰謀の闇は消えておらず、さらなる陰謀がバルサとカッサを飲み込んでいく。大人ではなく、でも無垢な子供でもない、15歳のカッサがいたからこそ、この物語を純粋な心で読めたのだと思っています。大人にも、子供にも、多くの方に読んでほしい小説です。
・「この夏一番の収穫でした」
ファンタジー作品は、海外ものも国産も玉石混淆。軽々しく使われる「世界観」という台詞にさえも、もううんざり…と、あきらめて久しかったのですが。これは珠玉ですよ。読書体力の落ちてきた私ですら、一気に読み通してしまったほどですから。トールキンを引き合いに出すまでもなく、学問的素養をもった人が描く物語が、いかに厚みのある構造になるか、あらためて感じました。あとひとつ。学者ゆえ、女性ゆえに、「アクションシーンの弱さには目をつぶろう」と、勝手に決め込んでいた私をお許しください。活字の向こうにそのまま映像が浮かぶほどの、迫真の描写力です。
・「ただの「続編」ではありません。」
待望の「闇の守り人」文庫版です。前作「精霊の守り人」を読んだ方は、是非こちらも読んで欲しいです。前作の続きではありますが、この話単体だけでも楽しめます。主人公はバルサですが、彼女が自ら決着を着けに舞い戻った故郷で起こる事件、過去の因縁、そして養父ジグロの思い…。全てが重なり合うこの話は、読んでいて胸が熱くなります。ただのファンタジーと侮らず、是非読んでみて下さい。そして、ハードカバー、ポッシュ版をお持ちの方も是非!(自分も全部持ってます)上橋先生の後書きに本当に胸が熱くなりました。そして現在アニメを制作している神山監督の解説にもびっくりです。
・「東野作品の真骨頂」
数々の難事件を物理学者の湯川が解決していきます。 東野さんの作品はやはりこのようなミステリーものが一番です。 ついつい物語の中に引き込まれていきます。 このようなトリックを次々と考え付く東野さんはすごいです。
・「読みやすい短編集」
TVドラマのDVDを見てから原作を読むことにしました。こちらは、原作の2冊目になりますが、TVドラマはこの1冊目と2冊目の全10話を元に作られています。
順番が違うのでまずは対比をしておきましょう。「予知夢」→TVドラマ1章 霊視る→8章2章 夢想る→6章3章 騒霊ぐ→3章4章 絞殺る→5章5章 予知る→7章
TVドラマを見た方へのレビューのつもりで書きます。前作も同じ感想でしたが、そもそもドラマとは湯川の事件への取り組み姿勢が違います。学友だった草薙刑事には協力的に活躍します。短編ということもあり、無駄な時間がないため、トリックはわりと短時間で解かれることが多くなります。原作だけでは湯川の人物像をきちっと捉えることは難しいでしょう。かと言って、ドラマとは全然違う雰囲気があります。純粋にトリックを楽しむという読み方が良いのだと思いますが、ドラマと種明かしは同じなので、TVドラマを見た人にはその楽しみが半減します。ただし、人物関係は多少違ったり、動機も変わっていたり、犯人が違っていたりしますので、そういう発見をして楽しめます。
1作目よりも若干薄くなっていますが、こちらの方が読みやすく感じられました。少々オカルトちっくなネタになっていますが、何故かそういう事件になると草薙は湯川を訪れます。最後には湯川の影響で、オカルトを科学で解明できるというような発言に、湯川も驚かされています。不思議に思える現象、偶然に思える現象も、それが実は必然的なものだと考えれば、そこに人の意志があり、事件の裏があるということです。小さな疑問から一気に推理を広げていく様が、湯川の本領という感じで面白いです。
・「読み出すと止まらない」
警察が解けないオカルト的な事件でも、ガリレオこと湯川助教授にかかれば科学的に立証されてしまう。メインの主人公は草薙刑事(殺人課)だと思うのですが、湯川の前では無知なイメージがついてしまう。これは探偵物の刑事の悲しい宿命か。それでも草薙は不可解な難事件を解決すべく、理工学部物理学科第十三研究室のドアを開ける。今回も事件には予知夢や幽霊といったオカルト的な出来事が起こっている。短編なだけに少し読み進めれば犯人が誰かわかってしまうが、内容は短編ミステリとしては面白いと思う。読み出せば一気に読めてしまうが、一気に読めるのは面白い証拠なのでは?ガリレオシリーズの続編は長編ミステリなので、そちらも読みたくなった。長編で草薙と湯川の活躍が楽しみです。
・「ドラマ『ガリレオ』シリーズを観よう!」
この書と、前作『探偵ガリレオ』を、徹底解体し、愉快なドラマ『ガリレオ』が誕生した。草薙警部の代わりに、可愛い柴崎コウが新米女性刑事として、福山雅治演じる湯川学と組んで難事件に取り組んでいく。快適なテンポと内容の分かり易さは、この小説を凌駕している。ドラマ『ガリレオ』を観た者としては、ドラマのために書かれた小説と思ってしまう。ドラマと小説を比較するのは、まことに贅沢な遊びである。手抜き無く、思いっきりふくらませたドラマ『ガリレオ』をご覧になることをお薦めする。本当に面白いのだから。福山と柴崎の魅力が最高に引き出されていることを保証する。
・「またまたまたの東野さん、、、」
ミステリは種をあかすことができないので、お読みになっていないかたにはどーーもーーすみませーーん。とくに、よかったので、わたしの口からレビュアーなのに宣伝しかできません。まーよくある子供の頃の憧れが現実味をおびてきて事件はおきます。 湯川先生はまためがねに手をかけて方程式なんかで、実験みたいなものでといてゆきます。それは前作とおなじですよね。TVとちがいますので草薙さん相手でだからといって、こおちゃんがいなくてもたのしめる。 でも、湯川さんのプライバシーのぞいてみたくなりました。TVと比べて読むのもいいかもですが、TV終わってから読んだ方がよりたのしめます。 どうか本買って湯川助教授の動向をたのしんでください。
・「人となりをしらずして言葉だけが心に響くか?」
森先生の言葉を選ぶ基準は、まず外すということで、あえてふつうは使わないような言い回しをすることからはじめています。あまり外すと意味不明になりますから、そこはセンスが大事になります。なんだ科学的じゃねえなと思われても仕方ないのは創作がブラックボックスだからだと思います。
島田荘司先生は森先生の言葉が自立したがっている、または前後の文脈なしで独立しようとしていると言っておられます。要するにありものでないからひっかかるということですね。
ただ、ファンの方は作品を通して言葉を味わっているからよくわかるのでしょうが、いきなりこの本を読んだ場合はどうなるかわかりません。なんだコノヤロウという気持ちで向かえば、衝撃的では決してない言葉の集まりですから軽んじられるのも仕方ないかなと思います。
文章のアウトラインがはじめにあって、細部に模様を入れていくのは職人のようです。感情のままに書きまくるということはそう多くないように見えます。
職人の作法は、現代においてみればゆっくりとしていて飽きられるかもしれません。同じことを続けていると、またかといわれてしまうかもしれません。
ただ、目先の新しさでなく、自分なりの目標を立てて一つ一つを作りこんでいく姿勢が森博嗣の選択した作家像ならそれにはゆっくりとついて行こうと思います。今まで述べたように新刊をあせって買う必要のある作家ではありません。受け手と送り手の環は私に限って言えば完全に閉じています。だからこそ、乱暴な気性のレビューも書けます。そうだろうか。
この種の理解、接し方をする人にはまだ会ったことがありません。これぐらいになれる作家とその文章とは、よいものではないでしょうか?
・「鋭敏」
相変わらず言葉は選ばれていて厳選されている言葉たちだと思う。しかし、前作に比べれば詩的な情緒感が足りないと思ってしまう。だが、言葉の鋭さならば今回の作品集が一番ではないだろうか? 森博嗣氏の考え方や、思考、今までの作品に対する姿勢などをトレース出来る一冊だと思う。
・「銀メダル級の射り方。」
この本は、的の中心を射る金メダル級の言葉を集めた感動する本ではなく、少しずれたところを射った銀メダル級の言葉を集めたじんわりと納得させてくれる本です。言葉も短い言葉ばかりなので、あっちゅう間に読めますよ。あえて的を外した言葉達が、逆に本質っぽい感覚を与えてくれます。はっきりとした言葉よりも感覚として、私達の的を射っているような感じを受けました。決してずっしりとした感動や感銘を受ける本ではありませんが、軽い雰囲気を漂わしてくれる本ですね。気楽に楽しく読めるので、気分転換の一冊になると思います。
・「うまいなあ」
久々の、西尾維新推理ものです。丁寧に仕上がっていると思いますが、その丁寧さが逆にインパクトを弱めてしまっている気も…。しかしやはりうまい、と唸らされました。
・「推理モノです。」
最近は刀語や化物語などの非推理系作品で活躍中の西尾さんですが、この作品は久しぶりの推理モノです。戯言シリーズ初期や「きみとぼくの壊れた世界」などと同じ要素が満載です。具体的にいえば、分かりやすいトリックを読者が驚くように用いたりや、終盤でのどんでん返しなどです。2段組みで170ページと、コンパクトに纏まっているので簡単に読めます。同じくJDCトリビュートである「ダブルダウン勘繰郎」とのつながりはありませんので、こちらから先に読んでもまったく問題ありません。お勧めです。
・「JDCシリーズ第二弾!」
清涼院流水の作品に登場するJDC(日本探偵クラブ)の設定を借りて書かれたJDCトリビュートの第二弾。一弾は『ダブルダウン勘繰郎』。しかし、JDCシリーズ、『ダブルダウン勘繰郎』を未読でも楽しめます。(登場人物にほとんどつながりがありません)西尾さんらしい作品に仕上がっています。でも読了後に物足りなさも感じたので☆四つ。
・「まとまっているもやや無理が」
『月刊少年シリウス』で連載されていたものをまとめた作品です.
登場人物や館の名前など,著者らしいセンスは相変わらずですが,それ以外は控えめで,全体的に落ちついた雰囲気が印象に残ります.
また,作品自体もどちらかといえばミステリっぽくなっていて,さりげなく,またいかにもと,散りばめられていた伏線の数々は,ページが薄い割にはまとまっていて,ひっくり返る終盤もなかなか.
ただ,トリックなど,物語の真相についてはやや無理があるようで,有名な手法ですし,読み返してみれば確かに間違っていないのですが,「やられた!」となるか「うーん…」となるか,意見がわかれそうです.
また,『トリプルプレイ』も『助悪郎』も,実際にはほとんど触れられず,タイトルからその言葉や人物に期待をしていると,少し肩透かしを食うかも.これがシリーズ作のひとつなら,また違う印象もあったのかもしれませんが….
ほかでは,表紙以外に1枚もイラストが入っていないのがちょっと残念でした.
・「普通でした」
失踪した鬼才作家・髑髏畑百足の最終作を盗むと『三重殺の案山子』から予告状があった。何かを盗む度に人を三人殺していく『三重殺の案山子』こと刑部山茶花、日本探偵倶楽部第三班所属、特別知能窃盗犯罪S級担当部部長の海藤幼志。髑髏畑百足の娘、作家の一葉と二葉。講談社編集者で一葉の担当者、切暮細波。髑髏畑百足の屋敷「裏腹亭」の管理人兼執事、別枝新。これらの濃いキャラが交錯する、JDC TRIBUTEシリーズの第二弾が登場!今回は西尾維新が書いたような気があんまりしない普通の推理ものです。なので退屈してしまう方が出てしまうかもしれません。
ギャグも一切ナシ!
・「これは最終巻ではありません」
これが最終巻だとレビューを書いている人がいますが、これは誤りです。出版された順に並べると以下のようになります『スカイ・クロラ』『ナ・バ・テア』 『ダウン・ツ・ヘヴン』 『フラッタ・リンツ・ライフ』 『クレィドゥ・ザ・スカイ』 敢えてはじめから時系列順に読む必要性は無いでしょう。これからスカイ・クロラシリーズを読もうと思っている方は参考にしてください
*追記全体として読んだときのストーリの最終巻は確かに本巻なのですが、やはり出版順に読むのがベターです。いきなり時系列順に読んでしまうと楽しめないトリックも多いからです。
・「解説を少しだけ,小説を読んだだけですが」
航空機は、空気の中を滑りながら飛んでいる。車の走行とは明らかに異なる。トラクターやプッシャー。前者は翼の前にプロペラがあり機体を引く。後者は先尾翼となりプロペラが機体を押す。=散香の特性が分かるだろうか。かつて私も戦闘機の仕事をしていた。
エルロン(主翼の外側にある舵)は機体を左右にひねる。=ロールを打つ。 ラダー(垂直尾翼の舵)は機体を左右に振る。=ロールを打つ方向へラダーをあてれば急降下に入る。 エレベータ(垂平尾翼の舵)は機体を上下に振る。=エレベータを引けば機体は上を向き、それまでの速度エネルギーが高度という位置エネルギーに置き換わる。そのままの姿勢で推力(速度エネルギー)がなくなれば失速となり、逆にこれを利用して滑りながらターンを打つ。 フラップ(主翼内側の舵面)は、低速時の揚力を稼ぐ、もしくは高速時において速度エネルギーを揚力エネルギーに変えて、結果としてブレーキの役割をなす。 これらの舵と重力や遠心力の立体的な組み合わせ。 こうしたハード面。普通の人に分かるわけがないのだが、本小説にはほとんど解説がない。
また、キルドレ達の少し変わった内面。記憶がないか、まるで植えつけられたかのような記憶の断片。シリーズにおけるパラレルな記憶、そして生死感。クローンの暗示か。主人公の一人称は総て「僕」。こうしたソフトの面 ハードとソフトの両面が分からないと、全くつまらない話。多分☆2つ以下の価値。
しかし、その両面が理解できた瞬間、彼らが空戦することを「踊る」「美しく踊りたい」という「本当の意味」を知る。 散香(サンカ)を飛ばす水素(スイト)は酸化水素、つまり水となり大空に溶け込む。 そして、クレィドゥ・ザ・スカイのエンディング。ブーメランの意味。キルドレ達の連鎖。正に「メビウスの輪」が出来上がる。
追記 これが森氏のテーゼではないとするコメントがあったが、同氏の「トロイの木馬」は同様のテーゼが流れていると思う。
・「純度」
時代は現代っぽいのだけど、社会は戦争をしていて、しかし全市民が戦争をしているわけではなく、企業が仕事として、戦争をしている。
そういう背景設定。
主人公はその企業の飛行機のり。敵の死、同僚の死。そういう中にあって、主人公は「キルドレ」。最後には衝撃的だけどクールな結末が待っています。
僕はこの本を昼休みは就寝前に、こまぎれに読みましたが、読んでいる間(1週間くらい?)は、とても幸せな気分でした。
小説を読んでいる間、空を飛ぶようにトリップした気分になれます。なぜなら、この小説の訴える部分がとても純粋だから。その純粋さゆえに、自分の中の汚れが浄化していくような気分です。
続編「ナバテア」も読んでみたいと思います。
・「願わくば、空の上で」
この作品の言葉を追いかける度に心が透明になっていくような気がする。
森博嗣の描く「孤独」はどうしてこうも美しいんだろう。
まだS&Mシリーズしか読んでいない方にも是非手に取っていただきたいです。スカイクロラには、森博嗣が凝縮されています。
・「シリーズ全作と他の方のレビュー読後の感想」
作品内容については、文体にしか触れていません。読まれる方はご注意を。
初めて森さんの作品を読んだ時は、私も好きになれない文体だなと思いました。ですが、このシリーズを読んでからは、簡潔だからこそ美しい静寂・躍動が表現できているんだと思っています。ただ、自分の読解力、想像力が足りないだけだったんだなと^^;まさに、「小説が映画化されてイメージが壊れた、と思う人は、その程度のイメージだっただけ。」だということではないでしょうか。(←コアかな^^;)小説なんだから、その作品を書いた人、その他大勢の読んだ人の数だけ受け取り方があって、極端に言えばハッピーエンドかアンハッピーエンドかすら違ってくると思います。結局、その小説が好き、っていうのは、その小説を読んで受け取ったイメージが自分好みだったってことで、このシリーズを特に読み込めなかった人や、著者が書きたかったことがわからないと言う人(著者が書きたいことなんて知る必要は無いし知ることなんてできないと思いますが)は、ただ文字を読んだだけだったのではないでしょうか。このシリーズを教科書のように読んでも、時間を無駄にするだけかと思います。
私はこのシリーズを読んで、空が好きになりました。
・「端正な本格ミステリ。」
ファンの誰もが待ちわびた、実に15年ぶりの江神二郎(もしくは学生アリス)シリーズ最新刊である。その間に世の中は平成となり、21世紀となったが、彼らはまだバブル華やかなりし頃にいる。今回の舞台はそのバブルを背景に作られた、宇宙人をあがめる新興宗教の本拠地である「城」と「城下町」という、特殊な閉ざされた環境下にある山間の街である。宇宙人だの新興宗教だのが出てくるというとひく人もいるだろうが、あくまでも物語の道具立てとしてであって(おそらく作者はこれらに懐疑的な人と思われるし)、メインはそこで起こった殺人事件と、警察に通報できず「城」に閉じ込められてしまったEMCの面々の推理と冒険(?)である。奇をてらったわけではなく、実にストレートな本格ミステリだと思う。「読者への挑戦」も健在である。500ページにも渡る長さだが筆の運びはやはりうまい。一気に読んでしまった。それが少しもったいなく感じたり(笑)。EMCの面々も15年というブランクを感じさせず、何だか懐かしく思えてしまった。このシリーズは作者の構想ではあと1冊で完結するそうだが、次はもう少しブランクを短く(笑)。と言いたいところだが、この水準を保つためには時間はかかるものかもしれないので、是非次回もわくわくさせて欲しいと言うにとどめておく。また、東京創元社のハードカバーは大抵スピンの色が赤なのに、この本はあざやかな青色。ストーリーに合わせたのだろうというデザインも含め、総合的に星五つをつけておく。
・「犯人当てが楽しい」
有栖川有栖「女王国の城」読了。15年ぶりの江神シリーズ。途中ご飯やおやつをはさんで、500ページ、ほぼ一気読みでした。読み終わるのが勿体ないと久々に思いましたね。
序盤はなかなかペースに乗れなかった(説明口調だから?)のですが、城の建物の絵と図を見たあたりから俄然面白くなって。どんどん事件が展開して、情報が増えて、そしてシリーズお約束の「読者への挑戦」。その少し手前まで、ある仮説をもって読み進めていたのだけど、「挑戦」前に提供された情報で齟齬が合わなくなり、「あれあれあれ?」と「挑戦」を目の前にして腰くずれ。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
ま、推理小説を読み進めていて。「こいつが犯人だ!」と思いつくことの方が少ないのですが、今回はイケルと思ったのに・・・。それくらいきっちり情報が丁寧に書き込まれていたのでしょう。出てきた解決は、自分の仮説よりもスケールが大きいものでした。
有栖川有栖の作品は、衝撃の解決!というよりもじっくりと仮説を組んで犯人を絞っていくという丁寧な論理的解決が特徴で、今回の「女王城の国」も、そのお手本のような作品だと思いますが、クローズドサークルを作った理由は驚きでした。
有栖川有栖だし、「江神シリーズ」だし、15年ぶりだから、かなり期待値のハードルが高かった。(そして、値段も高い)。それを全てクリア、満足です。もっとずっと読んでいたかった。早く、最終作を書いていただきたいという望みをこめて。できれば自分が死ぬ前に。アリスとマリアの行く末も描いてください。
・「待ちわびた。また、待たねば。」
前作から、実に15年。アリスと同じ世代で、同じように京都の大学(レベルはまったく落ちるが)に通っていたはずの自分は、当時の作者の年齢すらとうに追い越してしまった。それくらい長い間待ちわびた新作はあっという間に読み終えてしまって、推理小説なのにただいま2周目である。最終巻という、次作を読むまでまだあと何年待たないといけないのだろう。今の作者の年齢を追い越すまでには、読みたいと強く思う。
・「15年待たされた有栖川有栖的正統派本格ミステリー」
“’90年代を代表する本格ミステリー”といわれた傑作『双頭の悪魔』から15年7ヵ月、待ちに待った有栖川有栖の正統派本格ミステリー<江神二郎・学生アリス>シリーズの新作である。
「鎖国」された新興宗教の総本山、その中に迷い込んだアリスたち、そしてそのクローズドサークルの中で起こる連続殺人事件、まったくのアウェイで不利な立場・条件の下で推理を余儀なくされる江神部長、そして関係者全員を集めての推理の披露と真犯人の指摘。本格ミステリーのお約束(コード)をふんだんに取り入れて構築されたストーリーは、マニアには応えられないものに出来上がっている。とりわけ「城」を「鎖国」しなければならなかった教団のシチュエーションは良くできている。時代設定もバブルがはじける直前の1990年としているが、作者と同年代の私は違和感なく入り込むことができた。
「あとがき」によると、このシリーズは、長編は次の5作目でフィナーレを迎えるとのことだが、ファンとしては江神・学生アリスたちの冒険譚をもっともっと読み続けてゆきたいところである。
・「ペリパリ」
こういう人多いと思いますが、私としては英都大学推理小説研究会の面々(部長・信長・モチさん・アリス・マリア)の大ファンなので彼らが活躍する話ってだけでもう大変面白く読み進める事ができました!
推理小説って物を読みなれない私が新刊発売の嬉しさ(またEMCのメンバーに会える)のあまり、厚い本をヴァーーっと読んでしまったため正直細かいところがよくわからずもう一度、落ち着いて読み返す必要がありますが、やはり彼らとともに過ごした時間はとっても充実した楽しい時間でした!
一読しただけで申し訳ないのですがEMC以外の人々の個性がちょっと薄いような感じがしました。双頭のキャラ(木更村の面々)が濃かった為、そう感じてしまったのかな?とも思えますがどうなのでしょう。
長編5作で完結!!と書いているので今から次回作を楽しみに待ちたいと思います。やはりどうしても気になってしまうのはアリスとマリアの関係なんですけれども!!
・「小学校高学年くらいから読める☆☆」
すごく読みやすいです!!私も読んだのは小6のときでした。しかも、1コ↓のコにすすめられて。これは、「長い本(厚い本)を読んでみたくても難しそうでなかなか最後まで読み終わらない」なんてヒトにおすすめです!!実際、私もそうでした。でも、この本ならスイスイ読めて、知らないうちにおわっちゃいますよ(笑)
主なメンバーは、主人公の八雲、ヒロインの晴香、後藤刑事、部下の石井、・・・などです。八雲は赤い左目を持つ大学生で、晴香は同じ大学生。晴香は八雲が好きなのですが、八雲はすごく皮肉なやつで・・・・・・・・・・でも、晴香を助けるところがすごくカッコィィです☆
もちろん、大人でも楽しく読めると思いますので、ぜひ読んでみてください。
・「マンガの様な構成とスピード感」
思い切り良くエンターテイメントに特化した小説。キャラクター設定が秀逸で、主人公とヒロインの魅力的なキャラクターでグイグイ引っ張っていく。主人公は悲しくもつらい過去を持つかなりひねくれた人間。赤い瞳でこの世ならぬ人間の魂を見ることが出来る。が、ただ見る事が出来るだけ。最終的には優れた観察力と頭脳を駆使して事件を解決していく。
また、それぞれのエピソードで比較的早い次期に犯人の見当がつきます。が、それによりヒロインが窮地に向かっている事が分かり却ってハラハラしてしまうのだ。ヒロインの危機と主人公が謎を解くのとどちらが早いか?犯人は予測がついても、理由や結末は最後まで分からない。文句なしにハラハラドキドキのエンターテイメント一級品!
・「何気なく触れただけなのに…」
唐突に活字が読みたくなって、適当にチョイスした中にこの八雲が紛れ込んでいたんです。そして最終的にこの作品に決めて、就寝前に読み始めました。…ヤバイ、嵌ったっ!!そう感じるのに時間は掛からなくて、結局そのまま読み進めてしまいました。一気に読み進め、頁を閉じると余韻に浸り、窓の外はもう直ぐ夜が明けようとしてました。でも、そんな寝不足なんて打っ飛ぶほど私にとっては久しぶりのヒットナンバーでした。
・「キャッチコピーは伊達じゃない!期待の新人登場」
テンポのいいストーリー展開とクセのあるキャラクターたちの掛け合いが絶妙でサクサク読んでいける。文章も読みやすく、シーンが頭の中に浮かんでくるようで、ドラマを見ているような感覚が新鮮。ライトノベルに近い感じだが、こういったジャンルが好きであれば年齢問わず楽しめる作品。「金田一少年の事件簿」や「薬師寺涼子の怪奇事件簿」などが好きな方には特にお勧め。 この作品、シリーズ化を前提に書かれているため、今回は序章に過ぎない。続きが出版されるかどうかはこの本の売れ行きに左右されるらしく、続編を希望する私としてはぜひ多くの方々に手にとっていただきたい作品である(笑)
・「自分にしか見えない者って、どんな気分・・・・」
八雲の生まれた瞬間から始まるストーリそして、その赤い瞳に映る、亡き魂の不思議なミステリーと事件に巻き込まれていく、八雲と晴香・・・読んでいくほど 止まらなくなるストーリー この続きが出版されればいいのにと思うほど、のめり込んでしまいました。
・「ハラハラドキドキ☆」
面白かったーー☆☆☆☆☆1よりもまたパワーアップした感じ!最後の盛り上がりがすごくてハラハラドキドキの連続でした。なんでこんなにすんなり物語りに入り込んでいけるのか!途中ほろっとさせられる場面もあり、んー!よかったです。今後の八雲達、どうなっていくんだろうー!!早く続きが読みたいです☆
・「一巻よりいい!」
一巻より面白くなってますね。一巻みたいに話を多くしないで一つの事件に丸ごとこの本に費やしたことには好感が持てますし、うまくいってると思います。内容も深くなってますし・・ドキドキ感もアップですね!3巻も期待してます!
・「どんどん引き込まれていく!」
この作品がドラマ化せれると聞き、興味がわきました。私が買いに行ったときは1巻が無かったので、この2巻から読み始めましたが話にどんどん引き込まれていき、一気に読んでしまいました。八雲、晴香、後藤刑事(あと石井巡査)の掛け合いが面白く、ミステリーというより、コメディーという感じでしたね。2巻のラストは次の話につながっているみたいな終わり方だったので、続きの3巻がとても気になります!ミステリーファン、コメディーファンの方にはすごくオススメですよ(^_^)
・「面白かった!!」
前作の「心霊探偵 八雲」の続編ということで即購入したのですが、今回もテンポ良く物語が進み、とても読みやすくて一気に読んでしまった。
新しい登場人物も個性的で楽しめたし、八雲の捻くれた発言も健在。内容も、個人的には今回の方がミステリーっぽくて面白かった!!八雲と後藤刑事の掛け合いも楽しかったし。そして、また赤い両目を持つ人物が事件に絡んできて悪さをしてます。その人物の謎も少しずつ解けて、読み終えた後、ますます続編を期待してしまった。
・「思わず「にゃっ」とさせられる」
前作も読んでいたので即買いしました。普段、あまりオカルトや心霊的な小説は読まないので、これは夜読めないな・・と思っていたのですが、どうしても時間が夜しかとれず、おそるおそる読み進んだのですが、怖いどころか、八雲、後藤刑事、晴香の掛け合い漫才みたいなセリフに、思わずにやっとしてしまいました(夜なので馬鹿笑いはできない)。その中にも親と子どもの絆、犯罪の被害者、加害者のそれぞれの家庭環境など、考えさせる場面もあり、単なるミステリー(?)小説なんかではないと思います。テレビのドラマみたいに~To be continued~的な終わり方はフアン泣かせかな・・一瞬「え、もう終わり?」と意地でも続きが読みたくなる技はさすが!
・「ますますおもしろく」
2巻では序盤の場面転換の多さに多少うんざりしていましたが、今回はそれほどでもなく、終盤で真相が明らかになるまで一気に読めてしまいました。2日で2巻、3巻と続けて読めたのも惹きつける魅力が文章にあるからでしょう。今後も期待します。石井のボケは2巻の方が好きです(笑)
・「優しさが目立ってきました」
相変わらずの八雲くんですが、だんだんと優しい一面が見えてきました。1作目、2作目、3作目と進んでいくうちに、晴香ちゃんの存在が変わっているのも気になります。内容は前作同様、一気に読み進めてしまいたくなるモノでした。「脳内映像」と表現されているように、読みながらその場面をイメージしていくのが楽しいです。自分の中で配役を決めて俳優さんに演じて貰っているので、イメージ映像は自分のための作品を作っているように思えます。
・「ますます面白く」
まず、いつもより厚いことに驚きました。そして今回は八雲が少し優しくなった気がしました。また、彼の謎がどんどんと増えていきます。そして今回も八雲の分かりづらい優しさにキューンときます★★これからも八雲に目が離せなくなりますよ!!!
・「またまた面白く」
まず、いつもより厚いことに驚きました。そして今回は八雲がまた少し優しくなった気がしました。それに、彼の謎がどんどんと増えていきます。そして今回も八雲の分かりづらい優しさにキューンときます★★これからも八雲に目が離せなくなりますよ!!!
・「大切にしたい本」
この話はヒロイン的存在晴香の教育実習先から事が始まる。晴香の初めての教育実習ということもあり、そのクラスの担任駒井先生からアドバイスを受けながらの実習となった。そんな中、晴香はそのクラスの児童の中で、「真人」という少年が気になり始める。クラスの中でも浮いている存在のその少年は、周りからは本人の言う「幽霊が見える」などといったことを気味悪がられ、晴香も真人から「自分は呪われている」ということを言われた。この言葉が気になった晴香は、八雲に相談を持ちかける。休日学校を訪れた晴香と八雲は、思いもよらない事態に巻き込まれていくことになる。
あらすじは大体このようなものです。他に重要となる話も入ってくるのですが、此処では長くなってしまうので避けておきました。晴香とかかわりを持った八雲がだんだんと優しく(?)なっていくのをこの本を読んで思いますし、それを感じるのがこの本の醍醐味の一つかと重います。きっと呼んだ人に後悔はさせないと思いますよ。
・「待望の新刊」
相変わらずのおもしろさでスラスラ読めます。どちらかというと小説初心者にお薦めかなと。心霊なんて書かれると、ちょっと引きますが、グロいものではなく、むしろ死んでもなお、人のつながりを確認できる感じかなと思います。ただ、性犯罪的な内容が含まれる作品なので、そういったものに嫌悪感をもつ私には、ひっかかりを感じてしまいます。おもしろい作品なだけに、自分もその小説の世界に入り込んでしまったからこその、感情移入かもしれませんが。
・「シリーズの最高傑作」
キャラクターがとてもベタ。みんな繊細な人物ではなく、極端な性格ばかり。こんなヤツいるかよ、とツッコんだりせず、純粋に楽しめる人にとっては、その強烈なキャラクターの圧倒的なパワーと、ストーリーのスピード感にハマると思います。この分厚さを一気に読ませるだけの小説は、いま少ないと思う。
・「がんばりました!」
今回は前作とは違い、メインを動かさずに、まわりで解決に結びつけていくというかたちになっていると思います。一気に読ませてしまうところは相変わらずです。内容もいままでのプロローグを集約しているようで違った角度の「八雲君探し」です。新たな一面発見だったり。晴香と八雲の関係の変化にも注目です。
・「個人的にはシリーズの中で1番面白い」
今まで読んでませんでしたが、読み出すと止まらない。今回は事件を依頼された八雲が失踪してしまいます。さらに事件を追う後藤刑事も行方不明に。残された晴香と石井刑事は自分達で彼らを探す(=事件を追う)事になります。今までと違った「心霊探偵 八雲」ですが、シリーズ中で謎になっていた事件が少しずつ明かされていく事と、石井の変化(成長)が気になり、一気に読んでしまいました。石井の災難さに笑えました。今までのより本は厚めですが、内容はシリーズの中で1番面白いと思います。八雲シリーズの良い所は、読みやすさ。これから6巻目を読むのですが、期待はもちろんしています。
・「晴香の愛の力に…(;_;)」
八雲&後藤が失踪してしまう事によって、晴香&石井が本領を発揮します!特に晴香ちゃんの八雲への思いにまたまた感動です。石井も成長したね…。絶対オススメです!
・「続きが読みたい!」
心霊探偵八雲のシリーズも早6冊目。小説なのにコミックを読んでいるような、映画を見ているようなビジュアル感は健在。 おなじみのメンバーにとって大切な「あの人」の危機とそれにまつわる謎解きがメインストーリー。これまであまり描かれてこなかった後藤刑事の奥さんも登場。そして、サブストーリーである(?)八雲と晴香の恋(?)も少しづつ進展か?1冊ごとに登場人物が増えて行き、そのうち人物相関図が必要になるかも・・・ しかし一人一人の書き込み方やサイドストーリーが「続きを読みたい」気分にさせるシリーズであることは間違いない。
・「脳内映像ミステリ 再び」
元々エンターテイメントの色が濃い目ですが今回はそれがより顕著というよりさらに濃かった様に思います。
今回のミステリは美雪と叔父がメインで細かく描写されていなかったキャラの掘り下げがなされています。いよいよ物語も佳境に入ってきたという感じでしょうか
今後は5冊目までで消化し切れなかった要素両目の赤い男などに期待して星5つ
・「八雲&晴香のLove度UP中!」
すごく楽しみに待っていた第6巻。(えっ!あの人が死んじゃった〜)いや〜なんかそれぞれが、かなり成長したなって感じ。八雲君はやっと「晴香」って呼んだし、なんか晴香とのスキンシップ多いし、「君は僕が守る」って言うし…。キャ〜って感じです!超オススメ。
・「もらい泣き」
八雲シリーズの中で1番、泣ける話だと思います。ラストが切ない。久々に本を読んで泣きそうになりました。拘置所に収監されている美雪が殺人を予告。そして予告通り、八雲の叔父・一心が刺され、ナイフから美雪の指紋が見つかる。しかし美雪は拘置所。この謎を傷心の八雲と後藤は解けるのか?今回も幽霊は出てきますが、どちらかというと存在は薄い気がしました。でも両目の赤い男も出てきますし、シリーズとしてはかなり進展します!
・「言葉もなかった(T_T)」
時間さえ見つければ、もぅひたすら読みふけってました。そのくらい、目を奪われた内容です。
叔父さんの深い愛情と人生観、美雪の切ない嫉妬心…誰もが持ってる邪な心。命をもってして愛を示す。許すことでまた愛を示す。
あぁ、とにかく今のワタシ不足してること満載でした。お勉強になります。感動します。
・「衝撃!」
晴香とまだ出会う前の八雲君のお話。なんか、大部分が今の八雲君と違って、ビックリでした。それになんで『あの人』を殺しちゃうの?それぞれが望んだ夢が叶わなくて、超悲しかった。この本は、八雲君ファンなら読むべき一冊です★
・「いいです!」
私がこのシリーズを知ったのは新聞の広告を見てからです読んでみたいとは思っていたのですがなかなか買えずにいたのですがドラマを見てから原作も読んでみたくなって番外編から買ってしまいました
・「泣けた」
それぞれの想い、錯誤する想い、伝えたい、伝わらない。だからこそ伝わったときは大きな感動が。。。
・「切ないっすね。」
外伝ってことで八雲が晴香と出会う前のエピソード。この頃の八雲は誰にも心を開かず、見ているこっちが痛々しくなってしまうほど。母親に殺されかけたことが八雲にとっては重い重い足枷になり生きている意味を見出だせないでいる。後に晴香と出会い、人の温かみを知るとわかっていればこそ読める話かもしれない。
八雲が一心以外で心を開く人物とは…?そして奈緒にも関する話なのでシリーズファンには欠かせない話。それにしても最近の話はどれも切な過ぎますよ…。前巻の一心といい……。泣いてしまったじゃないですか…。
・「サイドストーリー」
今の八雲になる前の話しが読めてよかった。温かい女性の存在も、また叔父さんの偉大な懐の深さも読み応え十分です。
・「東野さんはやはり天才です・・☆」
東野さんの作品は大好きで殆ど読んでいます。いつもいつも奇想天外な発想と人間的な情愛と理数的なトリックの数々にハラハラドキドキしながら楽しんでいます。今回の作品もとても期待していたのでゆっくり読もうと思っていたのですが、その誓いも虚しくあれよあれよと言う間に読み進んでしまって気がついた時は時既に遅しで・・もう読み終わっていました。とても悔しくさえ思っています・・笑石神さんの風貌や情愛の心が哀しくてつらくて最期は涙が止まりませんでした。でも彼なりにとても幸せだったのではないかと思います。だって人生を賭けても惜しくない素敵な女性に出会う事ができたのですから・・東野さんの作品はいつも哀しくても心が清清しくなります。
・「最高傑作」
東野作品は20作くらい読みましたけど、自分にはこれが最高傑作です。若干突っ込み所はありつつも見事な叙述トリック、そして石神の純粋すぎる愛と湯川の優しさを描いたストーリー、どちらも大満足でした。結末は賛否両論ですけど、自分はこれでよかったと思います。最後の石神の叫びには悲しさだけじゃなく、喜びも含まれてるような気がします。ちなみにこれから読まれる方は先に「探偵ガリレオ」「予知夢」を読んでおいた方がいいです。草薙と湯川の関係や、湯川のキャラクターを把握しておいた方が今作を何倍も楽しめますので。
・「ガリレオこと湯川学が挑む、数学の論理と純愛の論理の双対関係!」
探偵ガリレオシリーズの第3弾で初の長編小説。直木賞受賞作としてすでに数多くのファンを獲得しており、それは本書への250件近いレビューからも明らかである。今秋には映画化されるようで、おそらくその前に文庫化されることを想定すれば、本書に対する需要は増し続けるものと思われる。
平凡な数学教師である石神に届いた「運命のチャイム」。いわば「純愛の論理」を「数学の論理」によって極限まで追い求めた男の心理を、切なさを交えて克明に描いた力作だ。多くのレビューが本書の価値や魅力を書いているであろうから、私が新たに付け加えることは多分ない。是非とも一読していただきたい。あえて印象を述べれば、湯川と石神の出会い・再会を描いた箇所には興味をそそられた。互いに別の道を歩むことになったとはいえ、そして二人の時間的距離がいかに開こうとも、両者の心理的距離は一瞬にして縮小するだけの関係であったことがよく分かる。
またストーリーに直接的な関係はないが、石神が行った再追試における、答案用紙の裏に今の自分の考え=数学に対する自分の気持ちを書かせるという1シーンも強く記憶に残った。数学の本質なるものを教えようとする石神の教師としての熱意以上に、「数学を勉強することのそもそもの意味」に生徒が少しでも気がつけばそれだけで十分であるという学問論も決して無視できないように思うのだ。生徒が果たしてどのような「気持ち」を書いたのか、本書では描かれていないのが残念であるが、おおよその見当はつく。「数学と純愛」という一般人には似ても似つかないと思われるものの奥深くに潜む真理に私自身は理解が届いていないが、それは「崇高なるもの」の共通性なのであろうか。
今後のガリレオシリーズにも大いに期待を寄せたいところである。月並みな表現で恐縮だが、いわゆる「美しいものには棘がある」、本書の鮮烈な装丁はそんな内面を物語っているのか・・・。
・「現時点での最高傑作かも」
東野作品はほぼ全作品を読んできたが、個人的には、本作は今までの最高傑作ではないかと思っている。「白夜行」の精密さと「秘密」の感動を併せ持った作品とでも言えばいいだろうか。小説としての完成度は言わずもがな、ミステリとしても一級、巧妙に読者をミスリードする手腕は今更ながら見事と言うほかない。ラスト、それまで殆ど感情を表に出さなかった天才数学者がみせる慟哭は深い余韻を残すが、そこにあるのもは悲しみやせつなさだけではない。読者はその先に、ほんの僅かだが光を見ることができるのではないだろうか。とにかく、全ての本好きに勧められる必読の書だと思う。
・「一気に読みきりました。」
世間とある種隔離されて生活する主人公の切ないほどの片思いが感じ取れました。高嶺の花に恋焦がれるのに一歩が踏み出せない、踏み出しても続かない、空回り・・共感してしまいました。ですが直接の言葉としては書かれてないので、人によっては気持ちが見えにくいかもしれません。人の心理描写がうまく、私は特に物理学者の“一目置いていた人のあまりにもあっけない最期”への嘆きとやるせなさに胸打たれました。感動できる作品だと思います。
・「いい!」
どうして、ミドリの猿?と思いながら読み進めていくうちに納得していきました。はじめは、いろいろと登場人物がでてくるのですが、最後にはまとまっていて、とても楽しんで読めました。
・「社会派サイコサスペンスと冒険アクションが一体化した傑作」
1ページ目から読者をいきなり惹きつける手法がすばらしい。女子高生・須田知美が街角で孤立していく過程の不可思議さ、不気味さ、そして「催眠」の入絵由香や嵯峨敏也の登場。映画版と小説版いずれの「催眠」の続きとしてみても違和感を感じさせない周到な計算。そしてなにより、「千里眼」のヒロイン岬美由紀の活躍! 暗雲漂うストーリーをうまく複合プロットにしてのけた手腕は前作以上に素晴らしい。シリーズでこの作品を最初に読むべきではと思う。
・「どきどきはらはら・・・」
これは絶対、次の「運命の暗示」と併せて購入すべきです。続きが気になって眠れなくなっちゃいますよ。美由紀さん~!
・「違い!!」
同じタイトルでも・・単庫本と文庫では内容に若干の違いなどあるのでしょうか?又タイトル自体違うのもあるのですが内容は同じなのでしょうか?教えてください・・・お願いします☆
・「あなたは大丈夫…?」
千里眼のニックネームを持つカウンセラー岬美由紀は少女のように可憐だが、相手の眼球や表情の変化で思考を読み、彼女とその仲間がマインドコントロール組織と戦う。人為的なシンクロシティは起こせる。厳密に膨大な数のチャートを検討すれば、人をシナリオ通りに動かすことができる。自分の意思で動いているようで、仕組まれた罠だとしたら怖いね。現に、ぼくらだって、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌等の情報に動かされている。文化のトランス状態から、自分の条件づけられた状態から抜けることができないでいるのではと思う。この本を読んでそんな気分になった。
・「おもしろい」
千里眼三部作完結です。まだ続いていることは分かっているものの、やはり寂しいですね。本当に大冒険につぐ大冒険で次が読みたくて、飛ばし読みをしてしまいそうになるのをじっと我慢。それくらいに面白かった。絶対絶命のあの最後でのアイデアには驚きました。でもやっぱり、悪党はそれなりの罰を与えて欲しい。
・「岬美由紀かっこいい」
千里眼「ミドリの猿」の完結偏。スケール感やスピード感、また岬、嵯峨、蒲生のトリオが見せる絆、友情などは見るものをぐいっと物語にひきつけると思います。ミドリの猿を見た人なら必ずこの本は読まなくては!これが好きになったら、千里眼「洗脳試験」もお勧めしたいと思います。ぜひ読んでください。きっと期待は裏切らないと思います。
・「スカッと爽快、感動の完結篇!」
「催眠」「千里眼」の松岡圭祐さんの、今までの集大成ともいえるような千里眼シリーズ3部作完結篇。岬美由紀さんカッコイイ!!嵯峨くんステキ!!映画ではそれぞれ水野美紀さん、稲垣吾郎さんが演じた二人の役の夢の共演もさることながら、国家規模の大スケールの話の結末が爽快ですばらしー!! ほんとうによかった!!この3部作はぜひ1作目から読んでください、超オススメ!!
・「なんと」
中国で起きている理不尽な反日デモがそっくりそのまま予言されてる!5年も前の本なのに・・・岬美由紀がいれば一撃で・・・なのになぁ
・「迫力あるシリーズ集大成」
「千里眼」「千里眼ミドリの猿」と続いて、本書がシリーズ3部作となる完結編。その前に書かれた「催眠」で登場する入絵由香も本書では関ってのレギュラー総出演となり、物語も大きなスケールで描かれています。中国国民を集団催眠暗示により操り、日本を攻撃しようとするメフィストの集団に立ち向かう岬美由紀の活躍は勿論のこと、シリーズでも活躍する嵯峨敏也と蒲生誠の脇役がしっかりと物語を固め、登場人物達のその後の行方、そしてミドリの猿の正体を明らかにしています。シリーズの面白さがここで終わってしまうのは寂しい気がしますが、シリーズ集大成を見事にまとめ、実に迫力ある物語に仕上がってします。
・「青春推理ミステリの第2弾における主人公は大学生。加賀恭一郎の原点ここにあり!」
27歳の若さで乱歩賞を受賞した作品『放課後』で鮮烈なデビューを果たした著者による第2弾作品。主人公らはT大学に通う大学生である。ベストセラー『赤い指』(単行本)で今なおその活躍を見せ続ける加賀恭一郎が初めて登場する作品であり、ファン必見といったところだろうか。彼の大学時代の様子を窺い知るにはもってこいだ。
シンプルなタイトルではあるが、この「卒業」という言葉の意味を私はあまりよく考えたことがなかった。卒業しても大学時代の友人との付き合いは続くわけだし、いつになっても大学時代の想い出は永遠に消え去ることはない。10年以上も前に卒業したにもかかわらず、大学での4年間は何にも換え難いまことに貴重な日々だった。こうした感覚はすぐに分かるものではなかろう。やはり10年くらいの期間を経たのちに得られる特殊な感覚なのかもしれない。本書を読みながら自らの大学時代をフラッシュバックさせていた。東野作品の青春推理ミステリはいまだに色褪せることのない新鮮な魅力を秘めている。登場人物の会話・行動様式や価値観(思考様式)などは決して古びていない。「解説」で指摘されているとおりである。本書はとくに若い世代の記憶に残る作品であるに違いない。むろん私もその一人である。
友情や信頼とは一体何であろうか。仲間を信じる「根拠」とは何であろうか。そんな根拠などなくとも自然と振舞える人間同士の付き合いこそ「仲間」なのかもしれない。本書を読むと、「友が友にとって殺害される」という生々しい描写が活写されている。若いからこそ友情や信頼に悩むのかもしれないが、本書に潜む難解なテーマは「青春」という華々しい言葉の裏に歴然とその姿を曝しているように思われるのだ。初登場した加賀恭一郎は本書でも独特の存在感を放っている。推理力もなかなかのものだ。彼に自らの大学時代を重ねる読者もいるだろう。「卒業」―人は何から卒業するのだろうか。
・「加賀刑事のファンならぜひ読むべし。」
加賀刑事の大学生時代のお話。トリック・謎解き、というよりは、青春小説として楽しみました。この密室のなぞって、多分最初から丁寧に読んでも解けないと思う。
ラストシーンを読んで、このタイトルがとてもしっくりしているなあと思いました。できれば、彼の思いが沙都子に届いてほしかった。これを読むと、彼がどうして人の哀しみを理解できる心優しい刑事なのかがわかる気がします。
・「殺人以外の部分にも深い味わい」
この作品は東野圭吾が『放課後』で乱歩賞を受賞して鮮烈なデビューを飾ったその次に発表された、著者2作目の長編です。彼は『放課後』で乱歩賞を取れなかったら次は『卒業』で応募するつもりだったそうです。卒業を控えた大学生たちの物語で、仲間たちの中の2人が殺され、どうやら仲間たちの中に犯人がいるらしいという設定。割とよくあるパターンなのですが、東野圭吾の手にかかると妙にリアル。仲間を疑わなければならない辛さや、事件をきっかけに友情が壊れていく悲しさが痛々しく描かれています。犯人が殺人に至らざるを得なかった苦しみだけでなく、事件に関わりを持つ周囲の人の苦しみもきちんと描いているところが東野ミステリの魅力だと思います。探偵役は剣道部主将の加賀恭一郎。後に多くの東野作品で刑事として活躍することになる人物です(但し、この時点では作者にはシリーズキャラクターにする意図はなかったそうです)。『放課後』も見事な作品でしたが、私はこの『卒業』でいよいよ本格的に東野圭吾のファンになりました。
・「加賀恭一郎ファンなら是非」
記念すべき加賀恭一郎シリーズ第一作目。加賀の登場する他作品を先に読んだためか、加賀の学生時代をこっそり盗み見ているようでわくわくした。内容は決してわくわくするものではなかったが…
読み終えた後に残る喪失感。綺麗にまとまっていると思った。雪月花のトリックの複雑さには思わず唸ってしまった。正直言って読みはしたが理解はできていない…
ミステリーとはちょっと違う気もしますが、青春小説としては非常に良い作品だと思います。
・「悲しい結末」
男女7人が、しかも高校からそのまま友人でいてつるんでいるというシチュエーションって現実にはありえないと思うんだけど、だからこそ、最後の大学卒業というところで別れてしまうのは悲しい。トリックはわかりにくいが、東野氏のその後の方向性の分岐点になった作品なのか?トリックと人の描写とが交差している作品。
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