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▼錆)生物関連の本(未分類):セレクト商品

クローンの世界 (岩波ジュニア新書)クローンの世界 (岩波ジュニア新書) (詳細)
中内 光昭(著)

「クローンとは、生物の増え方とは。新書のレベルの詳しさ、わかりやすさのジュニア選書です」


男が知りたい女のからだ (ブルーバックス)男が知りたい女のからだ (ブルーバックス) (詳細)
河野 美香(著)

「私、オトコが手に取るだけでなく」「疑問が解決!」「重宝しました!」「最大不倒の産婦人科学入門書!」「男が知りたい事?」


セックス・サイエンス―性の分化から性行動まで (ブルーバックス)セックス・サイエンス―性の分化から性行動まで (ブルーバックス) (詳細)
石浜 淳美(著)


分子生物学の夜明け 上―生命の秘密に挑んだ人たち分子生物学の夜明け 上―生命の秘密に挑んだ人たち (詳細)
H.F.ジャドソン(著), 野田 春彦(翻訳)

「温故知新ー分子生物学」「全ての分子生物学研究者へ」「おもしろい!」「温故知新ー分子生物学」


分子生物学の夜明け 下―生命の秘密に挑んだ人たち分子生物学の夜明け 下―生命の秘密に挑んだ人たち (詳細)
H.F.ジャドソン(著), 野田 春彦(翻訳)


免疫学入門―ABCから中心テーマへ (UP バイオロジー)免疫学入門―ABCから中心テーマへ (UP バイオロジー) (詳細)
狩野 恭一(著)


白血球の生化学 (UPバイオロジー (59))白血球の生化学 (UPバイオロジー (59)) (詳細)
水上 茂樹(著)


がん細胞―その奇妙なふるまい (1979年) (UP biology)がん細胞―その奇妙なふるまい (1979年) (UP biology) (詳細)
岡田 節人(著)


記憶のメカニズム (岩波新書 青版 965)記憶のメカニズム (岩波新書 青版 965) (詳細)
高木 貞敬(著)


DNADNA (詳細)
J.D.ワトソン(著), 青木 薫(著)

「DNAをめぐるドキュメンタリー」「才能と資金が凝集した50年」「科学におけるモラル」「最高の研究者による、素晴らしい、生命の解説書!」「すべてをあなたに」


血液―この神秘なる流れの中に (1983年) (栄大選書)血液―この神秘なる流れの中に (1983年) (栄大選書) (詳細)
伊藤 清昭(著)


はみだし生物学 (新潮文庫)はみだし生物学 (新潮文庫) (詳細)
小松 左京(著)

「全てのネタの科学と文学と融合させていたら大傑作になったろう」


▼クチコミ情報

クローンの世界 (岩波ジュニア新書)

・「クローンとは、生物の増え方とは。新書のレベルの詳しさ、わかりやすさのジュニア選書です
 クローン羊のドリー誕生が1996年、この本はその3年後に書かれた訳ですから、かなり話題に乗っかった本か、と思えばもっと基本から書かれています。もちろんタイトルが「クローンの世界」ですから、クローンの定義、つくり方、問題点が書かれているのですけれども、各章も「細胞の増え方」「自然界のクローン」・・・「クローンを越えてー性の意味」と、クローンに関わる生命の基本的な現象から説明しています。 きちんと丁寧に書かれていて、内容は「ジュニア選書」ではなく、普通の新書であってもおかしくないぐらいと思いました。言い換えれば、そのぐらい成長した「ジュニア」でないと読みこなせない、高学年用の「ジュニア選書」です。近くの市立図書館では児童図書コーナーにありました。中高生は、まして大人は覘かないですかねえ・・・。大人にだっって「面白いだけ」の最近の新書よりはよっぽど知識を満足させてくれると思うのですが。

 著者はホヤの研究をする生物学者。だからでしょう、無脊椎動物や植物なども大きく視野に入れた、基礎生物学の目線で説明してくれ、いきなり「クローンはいいのか、悪いのか」みたいな論議に行かずに冷静です。ホヤについて詳しすぎるほどの説明は、ご専門ですからしかたないでしょうね。少し知っている人は面白くても、そうでない人には横道に入ってしまったようで本筋が見えにくくなるような気もします。著者のおっしゃるとおり「わかるところだけまずよんで」進めばよいでしょう。ホヤの群体で個体同士の血管がつながっていて一緒に流れているものがあるのは、何処までが「個体」か、という問題にも思えて興味深かったですし、自己、非自己の認識の問題にも関係する現象も多種の生物の現象を知ることで人間の免疫についてもよりよく理解できる可能性を感じましたけれど。

 最後の章「"クローン人間”を考える」では、「技術を野放しにすることは人類の自滅につながっています。当然のことながら、人間社会はみずからつくりあげた技術の使い方について発言する権利と義務があります。一方、科学者には研究の自由があり、それが保証されてこそ、科学の"予測できない”発展が可能になります。」と、科学者の立場からの発言が書かれています。「立ち止まるとき―明日の地球のために」というのが、最後のタイトル。よく議論しなくては、ということは誰もが否定はしないことですが、実際の社会、科学の世界では、常にいっそう早く、速くと走っているばかりのように思えてなりません。多分、誰かが一人だけ立ち止まることでは駄目なことで、みんなが一斉に少しだけ歩調を緩めないと駄目なのかも。そのためには科学以外の力、智恵が要求されてくると思います。

 ジュニア選書、ということで大人の目に触れないところに分類されてはもったいない、しっかりした内容の本です。

クローンの世界 (岩波ジュニア新書) (詳細)

男が知りたい女のからだ (ブルーバックス)

・「私、オトコが手に取るだけでなく
コレを購入した当時は婚約者だった現女房も、大変参考になり勉強になったと驚いていた。 女性も案外分かっていない部分が如何に多いか。なれば、男性はもっともっと分かっていないのだし、とすれば、知っておくべき事ばかりが、とても易しく興味本位ではない語り口で綴られているのがよい。

これは、ジェンダーの問題、両性のよりよい未来のための、良い導入となる本ではあるまいか。 店頭で買うのがなんか恥ずかしくてなあ、と私の友人の一人(一児の父)はのたまったが、そんなヒキが出る雰囲気の方こそが間違っているのではあるまいか。

・「疑問が解決!
昔から生理とか男からみるとよくわからないことがたくさんあります。しかし、性的なことを女の人に聞くのも難しい。そういうときこの本が役に立ちます。内容は目次を見てもらうとして、お勧めです。

・「重宝しました!
確かに、聞くに聞けない事にしっかりとお答えいただきました。著者が云う『女性に対する誤解から、真実を知る』目的が十分に果たせていると思います。流石に電車の中では読めませんでしたが、お医者さんである著者ならではの、"ツボを押さえた"解説は痒い処に手が届く素晴らしいものでした。できれば、次回は『女性と"男性"の更年期の違い』についてご教示いただければと思います。

・「最大不倒の産婦人科学入門書!
 まず,この本のタイトルは上手い。実際に読んでみると,男性である私が本気で読みたくなってしまう様な内容になっている。この本は現役の産婦人科医である河野さんが,いろいろな質問に対して答える構成になっているが,過去のブルーバックスと同様に写真やイラストを交えているので,とてもわかり易い。 ただ気になったのは,この本で使われている写真やイラストがかなりリアルなことである。しかしこの本で使われている写真やイラストは,グラビアやアダルト商品の様な,性を売る目的ではないと言える。だから,読む価値は十分にあると思う。

・「男が知りたい事?
陣痛はどのくらい痛いのか色々と言われて来ましたが、男女共通の病気の痛みからたとえてくれれば男にだって推測できて、合理的だと思いました。流石に女医さんならでわの説明だと思いました。

男が知りたい女のからだ (ブルーバックス) (詳細)

分子生物学の夜明け 上―生命の秘密に挑んだ人たち

・「温故知新ー分子生物学
分子ç"Ÿç‰©å­¦ã®é»Žæ˜ŽæœŸã«ãŠã'るドキュメンタリーは非常に面白く、実際の学問的進展ã‚'裏付ã'るã"の種のドキュメンタリーã‚'合わせて読むã"とで、その理解は重層的に深まる。æ-¥æœ¬ã®æœ¬ã§ã‚れば渡辺 格さã‚"の書かれた本などがその代表であった。欧米の本であれば例えばデルãƒ-リュックの「分子ç"Ÿç‰©å­¦ã®èª•ç"Ÿã€

(朝æ-¥æ-°èžç¤¾ã€1993å¹')などとともに、HF・ジャドソンの手によるã"の「分子ç"Ÿç‰©å­¦ã®å¤œæ˜Žã'」がそのçš"歯であろう。現在教ç§'書にå½"たり前に書かれている事柄の背景にã"れほど深い思ç'¢ã¨å®Ÿé¨"の繰りè¿"ã-があったã"とã‚'知っておくã"とは、現在分子ç"Ÿç‰©å­¦ã«ã‚ˆã£ã¦è‡ªåˆ†ã®ç "ç©¶ã‚'進めている最前線の人é-"にとってもå¿...須の、欠かすã"とのできないç' é¤Šã§ã‚る。

今「å½"たり前」のãƒ'ラダイムが、あるæ™!!‚「å½"たり前でなくなる」。ã"れはよくあるã"とだ。ã-かã-そのãƒ'ラダイムが誕ç"Ÿã™ã‚‹ã¾ã•にその時期にすでに、その「å½"たり前でない」è«-考(次のãƒ'ラダイム)の萌芽がæ-¢ã«èнç"Ÿãˆã¦ã„たã"とも多いのである。多くは、æ-°ã-いãƒ'ラダイムの誕ç"Ÿã®é™°ã«æ¶ˆãˆã¦ã„ってã-まうのだが・・・・。

・「全ての分子生物学研究者へ
実際には分子生物学の実験に携わったわけではない一人の歴史学者によって書かれた本で、分子生物学が誕生してきた経緯を詳しく記している。驚くべきは、その臨場感であり、話は実際の論文や手紙、そしてインタビューによって進められている。著者の主観は全くない。そのため、当時と変わらない研究者たちの研究に対する迫力がいきいきと伝わってくる。手探りで真実に向かって行くときに、何をどう考えるのか、データをどういう目で見るべきか、失敗したときに何をすべきか、当時の一流の研究者たちがいやというほど教えてくれる。ぜひ一読して彼らとともに生命の秘密を考え、行き詰まり、解決していってほしい。

・「おもしろい!
 分子生物学の誕生の記録。主な登場人物はクリック、ブレンナー、ペルツ、モノーです(その他にもワトソン、デルブリュックとかベンザーとか沢山沢山)。2重らせん、遺伝暗号解読とリボソーム、オペロン、タンパク質の立体構造などの問題が解明されていく途中で、彼らがどのような思想で問題をとらえ、どのような仮説を立て、どうやって効果的な判定実験を構想して前進していったかが、主要人物への詳細なインタビュー、当時交わされた手紙の丹念な分析などでとてもわかりやすく、臨場感あふれるかたちで展開されていきます。結構な大著ですが、すぐに引き込まれてしまい、ものすごい知的興奮を味わうことが出来ました。 個人的には彼らが常に次のステップの大きな問題は何か、を考えていたこと(特にブレンナーの先見の明)、クリックの問題の分け方の見事さがとても印象的でした。近年のバイオメディカル研究は、どうしてもテクニック指向、プロジェクト指向になってしまいがちですが、問題を思想的に大きく捉え、学問としての方向性を考えていくことの重要性を再認識させてくれました。また分子生物学の考え方そのものを生まれたままに近いかたちで感じ取ることができると思います。分子生物学の一番いい教科書かも。

・「温故知新ー分子生物学
分子ç"Ÿç‰©å­¦ã®é»Žæ˜ŽæœŸã«ãŠã'るドキュメンタリーは非常に面白く、実際の学問的進展ã‚'裏付ã'るã"の種のドキュメンタリーã‚'合わせて読むã"とで、その理解は重層的に深まる。æ-¥æœ¬ã®æœ¬ã§ã‚れば渡辺 格さã‚"の書かれた本などがその代表であった。欧米の本であれば例えばデルãƒ-リュックの「分子ç"Ÿç‰©å­¦ã®èª•ç"Ÿã€

(朝æ-¥æ-°èžç¤¾ã€1993å¹')などとともに、HF・ジャドソンの手によるã"の「分子ç"Ÿç‰©å­¦ã®å¤œæ˜Žã'」がそのçš"歯であろう。現在教ç§'書にå½"たり前に書かれている事柄の背景にã"れほど深い思ç'¢ã¨å®Ÿé¨"の繰りè¿"ã-があったã"とã‚'知っておくã"とは、現在分子ç"Ÿç‰©å­¦ã«ã‚ˆã£ã¦è‡ªåˆ†ã®ç "ç©¶ã‚'進めている最前線の人é-"にとってもå¿...須の、欠かすã"とのできないç' é¤Šã§ã‚る。

今「å½"たり前」のãƒ'ラダイムが、あるæ™!!‚「å½"たり前でなくなる」。ã"れはよくあるã"とだ。ã-かã-そのãƒ'ラダイムが誕ç"Ÿã™ã‚‹ã¾ã•にその時期にすでに、その「å½"たり前でない」è«-考(次のãƒ'ラダイム)の萌芽がæ-¢ã«èнç"Ÿãˆã¦ã„たã"とも多いのである。多くは、æ-°ã-いãƒ'ラダイムの誕ç"Ÿã®é™°ã«æ¶ˆãˆã¦ã„ってã-まうのだが・・・・。

分子生物学の夜明け 上―生命の秘密に挑んだ人たち (詳細)

DNA

・「DNAをめぐるドキュメンタリー
分子生物学が20世紀後半の社会にどのような影響を及ぼし、それによって研究者や企業、われわれ市民の世界観・倫理観がどう変わったのかをDNAの二重らせん構造の発見者、ジェームス・ワトソン氏が説く。

自らの業績を誇示することなく、つまらないレトリックは避け、それでいてユーモアにあふれ、明晰で勢いあふれる文章に魅せられてしまった。回顧録でも論文でも教科書でもない、DNAをめぐるドキュメンタリー。ずばり、面白い。

専門用語は多いが、図表や写真でだいたいは理解できるし、理解できなくても読み進めることはできる。DNAの研究内容を詳細に紹介する本ではなく、もっとマクロの視点でDNAが人の社会に何をもたらしたのか―生物や臓器を改変し、巨万の富を生み、特許裁判を引き起こし、大学の役割を変えてしまった―半世紀の時間の歩みを俯瞰する。

ワトソン氏のこれまでの業績や発言に対してはさまざまな異論・反論があり、本書に書かれていることもすべて鵜呑みにできない気もするのだが、とにもかくにも長く現場に身を置いた人間が書いたものは理屈抜きに面白い。

・「才能と資金が凝集した50年
 圧巻でした。1953年の二重螺旋の発見から現在に至るまでのDNAというフロンティアに集まった数多くの天才、ビジネス化へのうねりが生々しく伝わってきます。そして、DNAにまつわるさまざまな報道の意味合いが少しは理解できるようになりました。

 80年頃に、大学で「もう生物学で研究可能なことはあるのだろうか」等と考えていた自分の浅はかさを悔やみながら一気に読み進みました。 「不可侵の大御所」としてではなく、常に意見をもち行動に移してきた著者をの50年を追体験できるのは素晴らしいことです。

 しかし、解明されればされるほど、その先の道が遠ざかる気もしますね。それでも研究者を駆り立てるものは何でしょうか。

・「科学におけるモラル
言わずと知れた著者の語ったゲノムプロジェクトの舞台裏を語ったもの。生命科学に携る者としてこの本を読んで考えさせられました。確かに企業にとって利益を追い求めることは至上命題ですが・・・自然に存在するものに対して(特に遺伝子等)特許を認めるか否かは様々な意見があり様々な場で語られていますが、多少慎重になったほうが良いのではないでしょうか。現在は第一線の科学者でさえもそのものがどのよう経緯で成り立っているかをあまり理解しないまま研究が行われていることも珍しくありませんが、少なくとも生命科学に携る研究者であれば一読するべき本ではないでしょうか。

・「最高の研究者による、素晴らしい、生命の解説書!
優れた研究者と、優れた語り手とは、必ずしも一致するわけではないのだが、この書物は、両者が見事に一致している。著者は、DNA二重らせん構造の発見でノーベル賞を受賞した、あのワトソン博士であり、その碩学が、遺伝学・バイオテクノロジーの、極めて優れた概説書を世に贈ってくれたのである。実際に読んでいただければお分かりになるが、叙述といい、デザインといい、とても翻訳書とは思えないほど、丁寧な仕上がりとなっている。そして、圧巻は、遺伝学が、かつての「優生学」や「キリスト教原理主義者」らによって濫用される危険性があるにもかかわらず、なおかつ、人間の未来を信じて止まない志であった。

・「すべてをあなたに
DNAや遺伝子というのはよく聞く言葉である。しかし、あらためて聞かれると困ってしまうのではないだろうか。

本書はDNA研究の歴史に不朽の名を残す著者がDNAの過去から説き起こし、現在を語り、未来を展望する好著である。

「ワトソンとクリックの出会い」から「ダヴェンポートと造船技術者の家系」、

「Bt作物について」、「遺伝子組み替え植物の是非」、

また「DNA解析技術がいかに発展してきたか」、「遺伝子人類学とイブ仮説」や「ハンチントン病をはじめとする遺伝病の予防と治療」「ソ連におけるルイセンコ学説」の問題など

非常に広範なトピックスを簡潔に素人にもわかりやすくまとめており、

収められている図版もカラーで見やすくわかりやすい。

研究室の出来事を越えて、さまざまな形でわたしたちの生活と密接に結びついている遺伝子DNA。

この一冊でその概要を把握することができるとさえ言えよう。

現代社会でいまや不可欠な遺伝子知識、まさにその「すべてをあなたに」。

DNA (詳細)

はみだし生物学 (新潮文庫)

・「全てのネタの科学と文学と融合させていたら大傑作になったろう
本書のベストセリフ「善哉、蝸牛子よ、――泳ぎ、走り、はねるもののけたたましい成功にくらべ、君の歩んだ道はぱっとしないものだったとはいえ、それはアメーバ以来、否、さらに古く根源的な『地をはう生命』の謙虚にして寡黙・質朴・平穏の伝統をうけつぐものだ。Qui va piano va sano e lontano. を文字どおり『地で』行くものの姿だ。面をあげてたけだけしくきらきらしい黄道にいどむよりは、君はつつましく顔を伏せて、いぶし銀の光にみちた白道を歩め。さすれば、露の世は須ゆにして、露とすぎさり、文明動物のまがまがしく大げさないがみあいも、君にとっては所詮、その角上の争いにしかすぎぬのであろう。――かたつむり枝にはい…――世はなべてこともなし」

蝸牛フェチの小松氏らしい科学解説書だが、全ての科学ネタを文学と融合させたら大傑作になったろうが、ほとんどは生物の教科書読んでるような味気ない文ばかりである。さわりは日常エッセイで読み易くしてあるが、ほとんどは無味乾燥な教科書文なので、サイエンスエンタメとしては退屈。SF作家らしいセンスオブワンダーな仮説も皆無。メインテクニックはアナロジーばかりである。小松氏は文系だから仕方ないが、動物を擬人化するという科学的間違いは、科学解説書として致命的なミス。スティーヴン・ウェッブ の「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由」 が、やはり科学解説書のオールタイム1だな。

はみだし生物学 (新潮文庫) (詳細)
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