ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版 [DVD] (詳細)
ジャン=ジャック・ベネックス(監督), ジャン=ユーグ・アングラード(俳優), コンスエロ・デ・アビラン(俳優), ベアトリス・ダル(俳優)
「破滅型人生?いや、これはある天使の物語。」「白い猫になったベティ」
髪結いの亭主 [DVD] (詳細)
パトリス・ルコント(監督), ジャン・ロシュフォール(俳優), アンナ・ガリエナ(俳優), ロラン・ベルタン(俳優)
「My dream」「「ひとつだけ約束して、愛してるふりは絶対しないで」」「閉鎖的な愛が胸をうちます。」「色彩的にも美しく、奥の深い映画」「30すぎて、やっとわかりました(遅!笑)」
インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】 [DVD] (詳細)
アンドリュー・ラウ(監督), アラン・マック(監督), アンディ・ラウ(俳優), トニー・レオン(俳優), レオン・ライ(俳優), チェン・ダオミン(俳優), ケリー・チャン(俳優), アンソニー・ウォン(俳優), フェリックス・チョン(脚本)
「絶対必要でお買い得」「ジェットコースター映画♪」「緊張感がたまらない!」「待ってました!」「三巻一気に鑑賞♪」
バベットの晩餐会 [DVD] (詳細)
ガブリエル・アクセル(監督), ステファーヌ・オードラン(俳優)
「ベストヒット版で再発売して欲しい!」「廃盤に し続ける意味が解りません‥。」「心が洗われる「美味しい」映画」「永久保存版」「バベットの晩餐会」
汚れた血 [DVD] (詳細)
レオス・カラックス(監督), ドニ・ラヴァン(俳優), ジュリエット・ビノシュ(俳優), ミシェル・ピコリ(俳優), ハンス・メイヤー(俳優), ジュリー・デルピー(俳優)
「Lカラックス、最高!」「幼いビノッシュ」「美しい映像」「研ぎ澄まされたナイフのようにストイックな「愛の寓話」」「強烈な残像が心に刻まれる映像、痛い疾走感。」
ディーバ -ニューマスター版- [DVD] (詳細)
ジャン=ジャック・ベネックス(監督), リシャール・ボーランジェ(俳優), フレデリック・アンドレイ(俳優), ウィルヘルメニア・フェルナンデス(俳優), チュン・アン・リュー(俳優)
「美しく切なく面白い!」「リアルタイムで観たヒトがうらやましい。」「洒落っけたっぷりのデビュー作」「すべてが」「カタラーニの歌劇「ラ・ワリー」のアリアがいつまでも心に残る作品」
気狂いピエロ [DVD] (詳細)
ジャン=リュック・ゴダール(監督), ジャン=ポール・ベルモンド(俳優), アンナ・カリーナ(俳優), ライオネル・ホワイト(原著)
「リマスター成功!」「「気狂いピエロ」それは本物の天才に出会った衝撃!」「映画の持つ切なさと激しさを体感出来る傑作。」「気狂いと書いてきちがいと読むべし」「映画のコラージュ」
スワロウテイル [DVD] (詳細)
岩井俊二(監督), 三上博史(俳優), Chara(俳優), 伊藤歩(俳優)
「私は、かなり好き」「壮大な物語。」「ここ20年くらいの邦画では1番かな」「岩井俊二監督の代表作」「思い出しながら」
四月物語 [DVD] (詳細)
松たか子(俳優), 岩井俊二(俳優)
「中途半端さの 儚さ」「卯月は私だ」「武蔵野」「何度見ても飽きない」「何度も見た」
シド・アンド・ナンシー [DVD] (詳細)
アレックス・コックス(監督), ゲイリー・オールドマン(俳優), クロエ・ウェブ(俳優), デヴィッド・ヘイマン(俳優), ベリー・ベンソン(俳優)
「これは愛じゃない」「とにかく美しくて切ない映画」「だめ男とだめ女の美しい関係」「ゲーリオールドマンにシドが憑依?」「最高っ」
ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女 [DVD] (詳細)
フィリップ・カウフマン(監督), フレッド・ウォード(俳優), ユマ・サーマン(俳優), マリア・デ・メディロス(俳優), ケビン・スペイシー(俳優), アナイス・ニン(原著), ローズ・カウフマン(脚本)
「パリの微熱」
ワイルド・アット・ハート [DVD] (詳細)
デイヴィッド・リンチ(監督), ニコラス・ケイジ(俳優), ローラ・ダーン(俳優), ウィレム・デフォー(俳優), イザベラ・ロッセリーニ(俳優)
「リンチ作品最高峰」「ラブーミーテンダー」「マイベストです。」「最高傑作」「最強最悪ロードムービー」
ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 [DVD] (詳細)
デイヴィッド・リンチ(監督), シェリル・リー.レイ・ワイズ.カイル・マクラクラン.デヴィッド・ボウイ.キーファー・サザーランド(俳優)
「暗く恐ろしく、そして哀しい青春映画」「TV版の謎は本当に解き明かされたのか?」「TV版に繋がる物語」「いわゆる典型的な「リンチ風」が全部凝縮された傑作」「不気味過ぎる映画」
グラン・ブルー<グレート・ブルー完全版> [DVD] (詳細)
リュック・ベッソン(監督), ジャン=マルク・バール(俳優), ジャン・レノ(俳優), ロザンナ・アークェット(俳優)
「ブルーシーンに引き込まれそう」「海の、その魅力を存分に感じてください」「どうにもならないことがある」「なぜか2回目の視聴を十数年避けている作品。」「青い海」
ピアノ・レッスン [DVD] (詳細)
ジェーン・カンピオン(監督), ホリー・ハンター(俳優), ハーヴェイ・カイテル(俳優), サム・ニール(俳優), アンナ・パキン(俳優)
「高波打寄せる海岸に置き去られたピアノ」「ピアノ・レッスンがもたらしたヒロインの自己再生」「生々しい純粋な恋」「自然も、恋心も、エゴも、全てが美しい」「大人の映画」
マルコムX [DVD] (詳細)
スパイク・リー(監督), デンゼル・ワシントン(俳優), アンジェラ・バセット(俳優)
「アメリカを知る上でも見ておきたい最重要作品。」「私たちの知らない黒人社会の歴史。」「リスペクト フォー マルコム」「ドキュメンタリー的作品か。歴史を知るための教養的作品。」
さよなら子供たち [DVD] (詳細)
ルイ・マル(監督), ガスパー・マネス(俳優), ラファエル・フェジョー(俳優), スタニスラス・キャレ・ド・マンベール(俳優)
「原題は「Au Revoir Les Enfants 」、日本の題名そのものです。是非、御覧になってもらいたい、名匠Louis Malleの名作です。」「さよなら子供たち」「戦争の切り裂くもの」「ぴりっとまとまっている」「映像美にも注目」
フランスの思い出 [DVD] (詳細)
ジャン=ルー・ユーベル(監督), アネモーネ(俳優), リシャール・ボーランジェ(俳優)
「人は悲しみを抑えながら日常を生きる・・・。」「ひと夏の思い出」
マルホランド・ドライブ [DVD] (詳細)
デイヴィッド・リンチ(監督), ナオミ・ワッツ(俳優), ローラ・エレナ・ハリング(俳優), ジャスティン・セロウ(俳優)
「リンチ芸術の到達点」「何度もリピートすれば、その深みにはまれる作品」「 リンチワールドに夢中! 」「謎がとけないまけおしみ」「リンチはやはり天才だった!」
恋人たちの食卓 [DVD] (詳細)
アン・リー(監督), ロン・ション(俳優), ヤン・クイメイ(俳優), ワン・ユーウェン(俳優), シルヴィア・チャン(俳優), ウィンストン・チャオ(俳優), ン・シンリン(俳優), ジェイムズ・シェイマス(脚本), ウォン・フィリン(脚本)
「飲食男女」「家族の食卓 〜父と娘の心情を描いた台湾時代の秀作」「中華圏でもっとも受けたアン・リー映画だが。。。」
タンゴ [DVD] (詳細)
フィリップ・ノワレ(俳優), リシャール・ボーランジェ(俳優), ティエリー・レルミット(俳優), ミウ・ミウ(俳優), ジュディット・ゴドレーシュ(俳優), パトリス・ルコント(俳優), パトリック・ドヴォルフ(俳優), ジャン・ロシュフォール(俳優), キャロル・ブーケ(俳優)
「殺してしまいたいほど惚れた女に出会いたい」「男と女の間には・・・」
かもめ食堂 [DVD] (詳細)
荻上直子(監督), 小林聡美(俳優), 片桐はいり(俳優), もたいまさこ(俳優), 群ようこ(原著)
「自分でコーヒーを淹れたくなる」「真の思いやりを感じる素敵な映画です」「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です」「大好きな映画」「構えない、作為のない、すばらしさ」
アメリ [DVD] (詳細)
ジャン=ピエール・ジュネ(監督), オドレイ・トトゥ(俳優), マチュー・カソヴィッツ(俳優), ドミニク・ピノン(俳優)
「手元に置いておきたいDVD」「空想が好きで中々後一歩が踏み出せない慎重な性格の方にお勧めする映画」「映画の中のアメリは、ポスターよりもっとかわいい!」「毎日観ていたい映画」「音楽最高」
GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い プレミアム・エディション [DVD] (詳細)
ダニー・キャノン(監督), クノ・ベッカー(俳優), アレッサンドロ・ニヴォラ(俳優), マーセル・ユーレス(俳優), スティーブン・ディレイン(俳優), アンナ・フリエル(俳優), アラン・シアラー(俳優), ディック・クレメント(脚本), イアン・ラ・フレネ(脚本)
「これはサッカーフアンでなくとも楽しめる掘り出し物」「シンプルイズベストな最高のエンターテイメント!」「普通に良い映画」「大スクリーンで見るべき作品」「色々詰まってます」
キェシロフスキ・コレクションII 「トリコロール」セット [DVD] (詳細)
クシシュトフ・キェシロフスキ(監督), ジュリエット・ビノシュ(俳優), ジュリー・デルピー(俳優), イレーヌ・ジャコブ(俳優)
「情感と音楽と映像の融和。統合と博愛のシリーズ。」「なんで出ないのかと思ってました。」「Feel it, but don't think」「大好きです」「キェシロフスキはオシャレ系に走ったと言われたが・・・・・・」
● 映画大好き
● フレンチロリータ
● 忘れられない映画
● 一応女性向けと銘打って、お気に入り映画 国でわけるの面倒くさくなっちゃった編
● 生活品etc
● 印象に残った映像
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●ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版 [DVD]
・「破滅型人生?いや、これはある天使の物語。」
一見、破滅型のカップルの話しようにみえますが、実は、一人の男を愛する、女神の話でもあると思います。
男を幸せにするために、その女神はあらゆる犠牲を払う。男はそんな女を愛し続ける。犯罪を犯してまでも。
何度も何度も繰り返される、まるで一見運命に翻弄されているかのような2人は、実は、女の行った行動の後に、男にとってのチャンスが訪れてくる。
そして、ラストは、女が最初に言ったように「作家」になるチャンスを与えてくれる代償に、女神はその全てを捧げる。だから、この映画のラストは、一見不条理だけれども、きちんと2人ともその関係を理解していたことの証。
3時間という大作ですが、見るに値する素晴らしい愛の物語です。
・「白い猫になったベティ」
ゾルグはわかっていたのだろうか…彼女が求めていたものが何なのか。作家と女性との関係とは、こうも何故激情する作品が多いのだろう?この映画を観ながら、「ありきたりな狂気の物語」に出て来るキャスという女の子を思い出した。純粋であるが故に、愛されながら日に日に傷ついていく心と身体。自分にはそんな資格はない…という気持ちを秘め続けていたのだろうか?「こんな自分はいっそ醜く傷ついてしまえばいい、愛する人を喜ばせることも出来ないのなら!」ゾルグは彼女がいてくれればそれだけで良かったはずなのだが。彼女が信じていた通り、彼は作家になった。そして、彼が執筆するデスクには、いつも白い猫になったベティが傍にいるのだろう。涙なしでは観る事が出来なかった作品だった。そして今でもその時の衝撃が心の中に残っている。
・「My dream」
I ordered this DVD from England to USA. It wasn't sold in USA probably Americans cannot understand this movie.
Being a husband of hairdresser is a dream of all men.Being with someone she loves is her dream.
There is nothing special until just before the end of this movie. The ordinary daily life is described. They have nothing special but they love each other and they are happy. Most director cannot make such a movie, but the director of this movie did a very good job. This is one of the most beautiful movie in terms of visuality (noy only the actress) and story.
Some of my friends hate and don't understand the last of this movie, but I totally understand her.If I were her, I would choose the same thing.
・「「ひとつだけ約束して、愛してるふりは絶対しないで」」
その男の夢は、髪結いの亭主になること。グラマラスな理髪師の女性に恋をして以来、ずっと抱き続けてきた、子どもの頃からの夢。
男は中年になり、その夢を叶える。美しい女性を妻にめとり、小さな理髪店で彼女を見つめて過ごす。自作の妙なアラブダンスを踊ってあげたり(笑えます)、二人で香水を飲んで酔っぱらったり。そして見つめあいセックスをする。柔らかな日射しが差し込む美容室の中で繰り広げられる、幸せに満ちた日常。
しかし幸せの絶頂で、終わらない夢を選択した女性がとった行動とは・・・。それは恋をした女の我が儘であり、弱さであり、優しさでもある。現実の愛が終わりあるものだとしたら、こんな永遠の愛をかいま見るのも良いものです。甘美な世界を堪能してください。
・「閉鎖的な愛が胸をうちます。」
私もルコント作品の中で一番好きな作品です。ラストの結末も納得しました。
当初、パッケージのあらすじを見て、美しい若い妻と年の離れている夫の幸せな生活が突如崩壊する・・・的な事が書かれてあったので、「妻が不倫に走るか?」と短絡的に予想して観ていたのですが、実際はこれが嬉しい誤算!
二人の間に、第三者の介入は全くありません。そこが素晴らしいなと。あくまで蜜のような閉鎖的な愛の中でラストを迎えます。冒頭の主人の陰鬱な表情のアップ、しめつけられました。
とにかくマチルド、とても美しいです。
・「色彩的にも美しく、奥の深い映画」
この映画は映画館で2回観ました。22歳くらいの時でした。映画館にいた人は、みんな呆然として、観終わった後もすぐに席を立とうとしませんでした。
私は痛いくらいにマチルドの気持ちがよく理解できました。ビデオが発売されてすぐに買いに行き、何度も何度も観ています。よくもこんな映画を作ることができたものだ!と感動しすぎて、言葉で表現できません。そのくらい、いい映画です。
・「30すぎて、やっとわかりました(遅!笑)」
最初にこの映画を観た時、私はあっけにとられ、そして猛烈に怒りました。「なんだこれは!?」「全く理解できん!!」当時の私(20代前半)なら「星は、やれん!」と言うでしょうきっと。その後、この監督の映画は全部観ましたが、この作品だけはどうにもラストが気に食わないのでずっと観ませんでした。さて、私はこの5年程、独りでふらふらしておりまして「このままずうっと独りってのも自由でいいかな」程度に考えていたのですが、最近彼女ができました。とても幸せで、自分でも、ちょっと信じられないくらい順調な日々。ところが、同時に、いいようのない不安(それも、ものすごい不安!!)に悩まされるようになりました。「この感情は一体なんだ!?」ふと、この映画の事が思い出され、もう一度観てみました。「ああ!このことだったのね!!」(なぜかオネエ言葉)やっと、やっと、わかりました。ルコント監督ごめんなさい、私が未熟でした。いろいろな恋をして、いろいろな楽しいこと、うれしいこと、哀しいこと、傷ついたこと、、、切ない思い出のいっぱいあるおとなの貴方、(あなたの事ですよ!)必見です。
●インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】 [DVD]
・「絶対必要でお買い得」
絶対、3部作で見ないと損します。原題は「無間道」で、終わりの無いこの世の地獄を意味します。昨年はリメイクの「ディパーティッド(死者、故人)」が公開になったので、オリジナル3部作を一気にやった劇場もありました。順番は当然2、1、3でした。2はヤンとラウの若い頃で香港返還まで、3ではヤンの死後が描かれます。3部作とも、監督の描き方が奇をてらわず、誠実で、ブレがありません。俳優が素晴らしく、演技のすみずみにアジア的な繊細さがあります。陳光榮(チャン・クォンウィン)の音楽も、もはや世界レベルで心に響きます。3部を通じて、さまざまな謎があるし、名作として見直しました。2002年、2003年当時はそこまで思っていなかったのですが「ディパーティッド」がアカデミー賞を取ったので、今は「インファナル・アフェアこそ受賞すべきだった」と思っております。
・「ジェットコースター映画♪」
ストーリー展開の速さと随所にちりばめられた伏線、マフィア抗争映画ですが、心理作戦映画で、騙し騙され、ずーっと緊張しっぱなしでハラハラドキドキと生唾を何度飲んだことか!ジェットコースター的に話が進んでいくので観客を飽きさせません。
そして、正義の味方が死んだ時は「ストーリーどうなるの??」と意外でした!それにラストへはどうゆう風に話をもっていくんだろう??・・・・・と思いつつこうゆう終わり方もあるんだ・・・と今までのマフィア映画にない展開でした。
先日、ハリウッド版の「ディパーテッド」を見ました。友達は本作品を見ていなかった為、素直に「面白かった」と言っていましたが、私自身は、欲求不満に終わりました。なぜなら絶対、本作品の方が素晴らしいからです!ハリウッド版は、本3部作品を1作品に凝縮したものなので、状況設定が一部違いますし、少し大雑把かな〜って感じでした。特にラストシーンがガカッリで、やっぱり本作品の方が出来ばえとしては最高で☆5つです!
ちなみに、ストーリー展開の時系列順としては、2作目→1作目→3作目の順番になりますので、この順番でみた方が2人の主人公の歴史を追っていく感じになり、わかりやすいです。
・「緊張感がたまらない!」
1をレンタル、2を試写会で見ました。そして「ディパーデット」も試写会で見たのですが、何か物足りない。そんな時3部作がセットで発売されると聞いたので買いました。ヤン、ラウ、サム、ウォン警視の生き様の表現がとても濃くて、これが「ディパーテット」に足りないものなのかもしれないと思いました。パッケージに使われているヤンとラウの対決シーンなど、緊張感溢れる場面がたくさんあって、見終わってからため息が出るくらいたまらないです!
・「待ってました!」
待ちに待った3部作のボックス!元々はアンディ・ラウが好きだったから見たんだけど…映画としてのクオリティの高さに完全にやられました!ストーリーはもちろんアジアの映画とは思えない程のスタイリッシュなカメラワークや音楽!そしてアジア人ならではの哀愁とでもいうのか、そんなものがキャスト1人1人から滲み出てきて、なんでもないシーンでも胸がしめつけられるような感じです。ハリウッド版はキャスト的にも合わないだろ〜!と思っているので絶対こっちを見た方がいいですよ!
・「三巻一気に鑑賞♪」
一作ずつレンタルで鑑賞してたのですが、三部作スペシャルパック、しかも初回限定に惹かれて買っちゃいました。やっぱり続きで一気に観ると、さらに深いなぁと♪なにが正義でなにが悪なのか、葛藤する姿がいいですね☆ショーン・ユーとエディソン・チャンの演技も光ってます♪♪♪
・「ベストヒット版で再発売して欲しい!」
まだDVDじゃない時代にテレビからビデオ録画しましたが、もう寿命です。地味な作品ですが、見終わると幸せで満腹になります。何度見直しても、またふと見たくなる。多くは語らずとも、この作品をみると、人間の根本的な幸せってこういうことなんだなあ、いかに我々は余計なことにがんじがらめになっていることか・・・。晩餐会が進むごとにどんどん愛に満たされる人たち。そう、おいしい料理は愛情ですよね。こんな名作をどうしてほったらかしにしているのか不思議です。ベストヒット版でぜひ!!再発売して下さい!永久保存版として大切に見たいです。
マーケットプレイス・・・人間の欲の深さを見た思いが致します。シンデレラのビデオにしても、メーカーさんも変な希少価値をつけないで欲しいですよね。名作はみんなでわかちあいましょう!!
・「廃盤に し続ける意味が解りません‥。」
凄く良い映画です。
商業ベースに乗らないつまらない作品をバッサリ切り捨てるのは結構です。しかし こういう本当の名画を切り捨てるのは 権利を持ってるポニーさんにとっても 物凄い損失だと思うんですけど…。
それから もし次にDVD或いはブルーレイを出されるのであれば きっちりとハイビジョンリマスターでお願いします。(現在廃盤になっているDVDは4:3のTVサイズで しかもノンリマスターという ファンをバカにしているような酷い仕様なので)
・「心が洗われる「美味しい」映画」
この映画は公開当初、内容も全く知らないのに無性に観に行きたくなり、映画館に入った記憶がある。観終わった後、映画の素晴らしさに動けなかった。心が洗われる素晴らしい映画である。
ストーリーの情報があまりないようなので、チョコットだけ紹介する。デンマークの漁村に敬虔なプロテスタントである二人の老姉妹が住んでおり、村の老人たちの食事の世話などして暮らしていた。この姉妹のところにパリ・コミューンで家族を失い、母国をすてたバベットという女性がやってきて、家政婦として住みつく。ある日、宝くじが当たったバベットは村人と姉妹に対してお礼の晩餐会を開きたいと提案する。二人の姉妹の少女時代の淡い恋なども絡めてラストの晩餐会へ...
質素で敬虔なプロテスタントの村人にとって見たことも、味わったこともないフランス料理やワイン。だからこそ、ラストの晩餐会の料理がより豪華に見え、料理を味わう人々の気持ちが徐々に変化する様が映画を観る者にも伝わってくる。特に、料理を味わうおばあちゃんの顔が徐々に至福の顔に変わっていくところは「ホッ!」した気持ちになった。料理に老姉妹の少女時代の恋のエッセンスも加わり、本当に観るものの心は洗われ、観終った後は何故かやさしい気持ちになれる。すさんだ現代では、必見の「優しく、美味しい」映画だろう。バベットの作るフランス料理は本当に美味しそうで、この後フランス料理で「ウズラ」を食べてみたくなった。
・「永久保存版」
湿気と寒さと短い春の静かな村に、革命の嵐が吹き荒れるパリからやってきた異国の女性。戒律の厳しいスカンジナビア半島のプロテスタントと、もはや形骸化していたフランスのカソリック。毎日をビールパンで過ごすような村民と、特権階級御用達の高級レストランのシェフ。
一つ間違えれば、ハリウッド産のような大袈裟な映画にすることもできたと思う。宗教色を出すところではBGMにプロの聖歌隊を使い、観客にわかりやすいよう言葉をちりばめる。パリコミューンの説明として、暴動シーンなども挿入するかもしれない。とどめに、晩餐の後、食事の感想を感動的な言葉で誰かに語らせるw
しかし、この映画は原作の「空気感」を忠実に再現し、美しい芸術作品に仕上げた。本当に素晴らしい映画だ。
主人公のバベットは、原作者ブリクセン(ディーネセン)に似ているのかもしれない。(原作者自身も大変なグルメであり、料理の腕前・こだわりも相当なものだった)
補足ですが、バベットの晩餐会のメニューは、エスコフィエのレシピが参考になると知り、彼の著書を探してみましたが、同じメニューは見つからず。(あれば教えてもらいたい)わかったことは、うずらの棺桶風(パイケースを棺桶と見立てた)のうずらは、何度も油をかけて焼いたものらしい。うずらを囓る時のパリッコリッとした音は、グリルではなくコンフィだったからなのだ!さぞ香ばしかったことだろう・・・
・「バベットの晩餐会」
この作品は、86年の米国アカデミー賞受賞作品『愛と哀しみの果て』の原作者として知られるデンマークの女流作家カレン・ブリクセン女史の同名小説を、同じくデンマーク出身のガブリエル・アクセル監督が自ら脚本を書き上げ映画化、それまで取り上げられることの少なかった『食』をテーマにした上質な作品に仕上げ、88年の米国アカデミー賞外国語映画賞を獲得しています。映画は、北欧デンマークの海辺の寒村を舞台に、厳格な牧師だった父の遺志を継いで神に仕える道を選んだ老姉妹マチーネとフィリパの慎ましやかな日常から始まります。そして、二人のもとに身を寄せるフランス人の召使いバベットが数奇な運命の末にこの家に住み着くまでのエピソードが、映画の前半を通して淡々と語られていきます。その間、この映画の特徴とも言える僅かに青みを帯びたアンティークな映像からは、北欧の地に根差した敬虔なプロテスタントの人々の実直な暮らしぶりがリアルに伝わり、あたかも華美を嫌ったフェルメールの絵画を思わせる居心地のよさを感じさせます。映画は中盤、バベットのもとに届いた一通の手紙が発端となり意外な展開を見せ、この映画のクライマックスとも言うべき牧師の生誕100年を祝う晩餐会へと移っていきます。かつて、パリの最高級レストランで天才料理長として名を馳せたバベットが腕によりをかけて拵えた芸術作品ともいえるフランス料理によって、『最後の晩餐』を暗示させる12人の客人ひとりひとりが心豊かに満たされ、忘れかけていた牧師の大切な教えをその胸のうちに呼び覚まされるという大団円の描写は圧巻で、観る者すべてに満ち足りた幸福感をもたらします。
・「Lカラックス、最高!」
ジュリエット・ビノシュ。今でこそ演技は女優として活躍しているが、この作品の彼女はまだあどけなさも残る少女のよう。近未来の話ではあるが決してSFでなく、どちらかというとレトロな感じが出ている不思議な作品。Dボウイの歌に合わせてドニ・ラヴァンが走る、長回しのシーンも話題になった。
Lベッソンの「サブウェイ」、Kキェシロフスキの「二人のベロニカ」と並んで、僕の青春時代の三大作品のひとつ。(「ディーバ」も捨てがたいけど)
・「幼いビノッシュ」
異色的な映画です。フランス映画ならではなのか、1度だけでは意味が伝わらず、2度観ました。今ではビノッシュもジュリー・デルピーも有名ですが、2人ともとっても印象に残る顔と演技でした。
最後のシーンは今でも思い描く事が出来るほど、印象的です。2度観る事をお勧めします。
・「美しい映像」
最初に見たのは16年前、23歳のときでした。深夜仕事から帰りTVをつけるとやってました。初めてのフランス映画。仕事で疲れた頭にいきなりスイッチが入った感じ!赤、青、白のトリロールに黒が交じり合う今まで見たことのないスタイリッシュな映像!可憐なジュリエット・ビノシュ。すぐに録画しその後何十回と見ました。もちろん監督のレオス・カラックスにもはまりました。マイベスト5に入る作品です。
・「研ぎ澄まされたナイフのようにストイックな「愛の寓話」」
嬉しかった。まさにゴダールの新作を見る思いでした。「勝手にしやがれ」のポワカール(ベルモンドー)やパトリシア(セバーグ)がカラーで蘇ったかのようでした。しかし観終わったあと気がついたのはこれが1986年の作品であること。リアルタイムで観ていない観客にとって「ゴダールの再来」の意味は変わってきます。20年以上前第二のゴダールを待ち望んでいたフランスの人々の前に「ほら、ボクがそうだよ。」とでも言うかのように躍り出し、見事にルイ・デリック賞を獲得したレオス・カラックス。 残念ながら今当時と同じ感動を味わうことはできません。彼の映像がゴダールに近づくほど、20年後の観客にはそうした思いしか生じない。カラックスはゴダール作品ほどの斬新さや普遍性をこの作品に与えることは出来なかったのです。 彼はこれを「後から撮る者の宿命」と言っているように、時間の経過はカラックスの負うべき責ではありません。けれど彼が見続けてきた沢山の映画たちが彼になんら影響を及ぼしていないはずはありません。この映画を楽しむためには極力そうした矛盾を排除すべきであり、それはこの映画の繊細さと完成度の高さに対して与えられるべき免罪符なのだと思います。 作品中の「アレックス(おしゃべり)」の寡黙さは、サイレント映画を糧として成長してきたカラックス自身のものであり、よく言われているように彼は彼自身をアレックスに投影しています。彼自身も語っているとおり「STBO」なるウィルスの存在に重要な意味はありません。この映画にクライム・サスペンスやSF的な要素を求めるべきではなく、私たちはその点でもこの作品に寛容であるべきだと思います。テーマはあくまでアンナとアレックスの交錯、アンナへの「片道切符の愛」なのです。 静かで意識的に明るさを抑制した映像からはフィルム・ノワールに似た香りが立ち昇り、登場人物たち、ラヴァンとビノシュ、デルピー、それぞれに皮膚の薄い痛々しさ、清冽さを漂わせています。ラストシーンは皮肉にも「アヴァンチュール」を予感させる飛行場、そこに「アヴァンチュールズ(仏映画、冒険者たち)」に飛行士くずれの男として出演していたセルジュ・レジアーニの顔があったのも皮肉でした。「後から撮る者の宿命」をカラックスはこのように恣意的に利用することもできるのです。 アンナはアレックスに替わって滑走路を「疾走」します。飛翔するかのように両手を広げて、、、。 砥ぎ澄まされたナイフのように鋭利でストイックな「愛の寓話」は、こうして終章「ポン・ヌフの恋人」へと向かいます。ゴダール風とも見える、ともすれば乾燥しがちな映像に、カラックスは演出によって十分に加湿し独自の映像世界を創出しています。
・「強烈な残像が心に刻まれる映像、痛い疾走感。」
念願のDVD購入を果たしました。
それにしても、このDVDのチャプターリストを不思議に思った方はいないのでしょうか?通常ならば12345…と続き、細かくチャプターが入力されている筈が、なぜかこのDVDでは3、6、14、…みたいな感じでかなり大雑把に合計6つのチャプターがあるだけです。この数字の基準がよくわからない。まぁ、特に不便なわけじゃないけど、普通に収録したらいいのに。何か面倒くさかったんですかね。微妙な手抜きです。
その他特典映像は、アレックス三部作すべての予告映像と、ポーラXの予告が入ってるのと、主要キャストの紹介文みたいなのが入ってました。これにはJ・デルピーも入れてほしかった!!
今作は、極めてセンシティブな映画であり、観る人によってはつまらないと感じたり、やや陳腐なストーリーに違和感を覚える人もいる筈です。ただ、カラックスのエゴイストぶり、ナルシストぶりが全面に押し出されつつも映像の素晴らしさは言うまでもなく、心に深い残像を刻みます。
私は正直この映画が何故こんなにも自分を惹きつけるのかがわからなかったのですが、皆様のレビューを見ていて気付きました。ああ、この映画はただただ痛々しくて、切なくて、そんな青春の全てが詰まっているのだと。
ゴダールの再来と騒がれていたカラックスですが、ゴダールの瑞々しい疾走感に加えてカラックスは痛々しい疾走感です。そういえば「ゴダールのリア王」では、不仲で有名なデルピーとカラックスが恋人同士の役でした。貴重な映像です。話がそれましたが、「汚れた血」に興味のある方は是非見て下さい!もしつまらなく感じたとしても、まだデビューしたてのJ・デルピーやJ・ビノシュがとても美しく、それだけでも得した気分になれますよ!
お薦めです。
・「美しく切なく面白い!」
もう20年以上前の作品なのに、絶対旧さを感じさせないスタイリッシュな映像が見事。また18歳の少年がオペラ歌手(ディーバ)によせる崇拝ともいえる思いがとにかく切ない。朝靄のなかの初めてのデートの場面は出色の美しさ。そっと肩に触れることしかできない少年のいじらしさと、それを包み込む年上の女性のおだやかさ。殺人やらチェイスやら様々な要素は詰め込まれているけれど、あえて上級の恋愛映画としてお勧めしたい作品。
・「リアルタイムで観たヒトがうらやましい。」
久方ぶりにレンタルで観たが、10数年前に観た時と同じく、色あせない感動で涙が出そうだった。公開当時は小学生の低学年で、ベネックスのべの字も知らなかった。映画館で観たヒトがうらやましい。この作品はいまだ大好きな映画のリスト上位に位置しており、映画の話をする際はむりやり薦めている迷惑者の私である。とにかく無駄なシーンもセリフもない!いい映画というものは無駄なシーンが極力ないものだと感じる。謎の男扮するリシャール・ボーランジェが乱暴に作るカスクートさえ、無駄じゃない。(あれ食べたいなあ。とつい思った。)エンディングも気持ち良く余韻が残る。まさに傑作です!
・「洒落っけたっぷりのデビュー作」
この映画は、小物のからめ方がじつにうまいと思う。あらすじだけを取り出せば比較的単純なサスペンスかと思うが、そこにオペラの歌姫(とその歌声)、主人公の恋、オートバイ、変なカップル(特にゴロディッシュ)、パリの街などがどんどん色づけされて、いきいきしたストーリーになっていくのだ。
登場人物が少ないせいもあるが、誰もがくっきりと描かれ、途中であれって誰だっけということがない。中でもゴロディッシュを演じるリシャール・ボーランジェの役どころが魅力的だ。環境音楽を聞きながら、禅問答を繰り返すようなタイプの人間に描かれながら、最後にうまくからんでニヤリとさせる終わり方を演出する。うーん、これがデビュー作か。ベネックス監督の才気ばしった、原石の魅力たっぷりの作品としてお薦めします。
・「すべてが」
大好きな映画、音楽も映像も・・・。本当にベネックスのBLUEは美しい、この映画の灯台の映像が大好き。こんな映画、最近ないですね。
・「カタラーニの歌劇「ラ・ワリー」のアリアがいつまでも心に残る作品」
20数年前、映画館でこの作品を見たとき、ジャン=ジャック・べネックス監督の斬新な感覚に感動したことを覚えています。不思議な、でも魅力的な登場人物。青を基調とした色彩感覚。殺し屋のイヤホーンから流れる音楽。傘をさした歌姫と主人公が夜明けのパリの街を歩くシーン。中でも一番印象に残ったのは、録音を一切拒否する歌姫シンシア・ホーキンスが歌うイタリアの作曲家カタラーニのオペラ「ラ・ワリー」のアリアでしょう。この映画は満員の演奏会場で歌われるこの名曲で始まり、誰もいない同じ会場に流れるこの曲で終わります。おしゃれです!
・「リマスター成功!」
今回のハピネス盤は、STUDIO CANAL 原板のリマスター処理により、以前発売されていたアミューズ盤よりあきらかに画質向上しています。二人の主人公の肌の肌理とか服装の布地は言うまでもなく、時折大写しにされる西洋名画のショットが、複製印刷からのものであることまでハッキリわかりますよ。欲を言えば、音声をもう少しトリートメントしてほしかったのと、仏語字幕をぜひ加えてほしいもの。蛇足ですが、作品そのものが赤みがかったシーンが多いため、プレーヤによっては、赤色がにじんで見えたり、ざわつきが感じられると思います。そういう場合は、クロマ・エラー対策がなされているプレーヤをおすすめします。
・「「気狂いピエロ」それは本物の天才に出会った衝撃!」
この作品にはじめて出会った時、私は二十歳だった。今はなき池袋文芸座のオールナイトでみた。「ヌーヴェルヴァーグ特集」のトリがこの作品だった。1本目がトリュフォーの「大人は判ってくれない」で最後がこの「気狂いピエロ」だった。この映画を見終わって映画館をでると外は朝日がさし始めた5時少し前だった。映画の魔力と時間(オールナイト)の魔力が相乗効果を上げ凄まじいばかりの衝撃をうけた。1984年のことだった。この映画に出会うまで私にとって最高の映画はその1年前にみたフェリーニの「甘い生活」だった。だがこの日から「気狂いピエロ」がベストになった。学生時代だけで映画館で20回はみた映画だ。この映画の影響でランボーの詩集を読み、ベルモンドが持ち歩くフランスのマンガ本「ピエニクレ」を探して洋書屋を歩き回り、この映画に特別出演するサミュエル・フラー監督の映画をみた。憑き物にとりつかれたようにこの映画にはまった。この映画のジャストタイムに出会ったわけではないものの、自分が20歳という年齢でこの映画に出会えたことはたいへんな幸運だった。40過ぎてまでこの映画をほめると言うのも書生じみた感じだが、今住む家のリビングの白いソファに置いてある3つのクッションは原色の赤とイエローとブルーだが、この映画の色使いに対する憧れがいまだに尾をひいている。私にとって天才のイメージは「天才と気狂いは紙一重」の天才だ。ゴダールはそのイメージにぴったりの天才だ。「気狂いピエロ」は天才の作品の中でも最も天才らしい作品だった。
・「映画の持つ切なさと激しさを体感出来る傑作。」
映画の序盤、映画監督のサミュエル・フラーが語る。 「映画とは何か?映画は戦場のようなものだ。愛、憎悪、アクション、暴力、死、つまり、ひとことで言えばエモーショナル(感動)だ!」と言う言葉が全てを言い尽くしている、映画の持つ切なさ、激しさが体感できる傑作。ベラスケス、プルースト、ブラウニング、バルザック、チャンドラー、ヴァレリー、、、ありとあらゆる芸術家や作品への引用が氾濫する一方、極めてハリウッド的なフィルム・ノワール、ミュージカル、恋愛、スラップスティックな遊戯がパロディの如く 漫然かつ跳梁的に続く展開。赤、青、緑と原色が目眩むような色彩感覚に、ラストのランボーの詩そのままに美しいラウール・クタールのカメラ。この1作で映画ファンの間では生涯忘れえぬ存在になったJ・P・ベルモンドとアンナ・カリーナ。理屈っぽく論じるのも良し、オシャレで超クールな感覚を楽しむのも良し、そして、ストーリーを追うのは止めて、ただ感性を研ぎ澄まして感じるのも良し、映画を観ることの幸福感と、映画ファンであることの歓びが実感できる。
・「気狂いと書いてきちがいと読むべし」
私の乏しい映画人生の中で無人島へもっていきたい一本。 物語は一言でいえば殺人を犯した男女の逃避行というよくあるノワールだが、映画のほとんどが筋とは関係のない会話や意味不明なカットの挿入によって構成されている。恐らくこうした逸脱的手法を用いたのは、部分を全体の支配から開放し細胞分裂のように部分を増殖させることで無意味と紙一重の多義性を得ようとしたためだろう。すなわち、「文の集積は完全な意味をつくりださない」のである。 とはいえ、この作品はまだテーマ性が読み取れる分、のちの作品と違って普通に映画として楽しめるようになっている。リンチや初期のタランティーノが好きな人も黒沢清や青山真治が好きな人も、ヌーヴェル・ヴァーグのはじめの一本にどうぞ。
・「映画のコラージュ」
かつてシュールリアリズムの詩人のルイ・アラゴンは、この映画を観て、これは「映画のコラージュである」と評した。この映画については、もはや語りつくされた感があるけれど、このコメントがもっとも的確で核心をついている。
この映画ができてからすでに40年あまり。私が初めてこの映画を観たのは83年有楽シネマのゴダール特集。それから四半世紀が経たんとしている。その間ダラダラと歳をとってきただけの私にもひとつだけ言える事がある。それは、時代がこの映画に未だに追いついていない、ということ。それほどこの映画は突出して孤立している。
このDVDの画質ももちろん良いのだが、まだのかたはまずは映画館でどうぞ。そして本物の自由を堪能してください。
・「私は、かなり好き」
個人的な意見ですが、スワロウテイルを見た後は、ディズニーの不思議の国のアリスを見た時と似たような不思議な気分になりました。映像の美しさもこの作品の魅力ですが、この映画を語る上で欠かせないのが「音楽」です。実際に使われている楽曲は、主役が歌っているからこそ深い感銘を受けます。この映画を理解できないと言う人もいます。人それぞれですが、私はもろにツボにはまりました。邦画で唯一、何度でも見れます。
・「壮大な物語。」
貧民街、娼婦館、麻薬に暴力に殺人。過激なシーンがあふれているにも関わらず(この映画を思い出すと)清廉でホノボノとしたイメージが浮かんでくるのは何故なんだろう? 出演陣は冗談のように豪華で、演技の達者な者もそうでない者も問題なく溶けあい、混沌とした雰囲気をかもし出している。「四月物語」や「打ち上げ花火」等のような”爽やか系”とは毛色が違うが、やはり映像は美しく、各々の場面はアクセントが効いていてさすが。岩井監督が本作を、お祭り騒ぎ的な娯楽映画として作ったのか、何らかのメッセージを世に投げかけたのか、現時点で私にはわからない。(あるいは両方?)ある作家が(自分の作品について)「よくわからなかったけど面白かった、と言われるのが誉め言葉としては最高。」と語っていたが私の「スワロウテイル」への感想はまさにそれであり、これから何度も観直しては新たな良さを味わっていくことと思う。
・「ここ20年くらいの邦画では1番かな」
黒澤明作品群が好きなので、All Time Best1邦画とは言い切れませんが、封切り以来回数で言えば一番たくさん見た邦画だと思います。特別感動して涙が止まらないという場面があるわけではないし、ものすごく盛り上がるシーンがあるわけでもありませんが、なぜこんなに切なく胸が苦しい余韻が続くのか。
音楽とキャスティングの勝利ですかね。Charaなくしては成立し得ない映画ですし、三上博史もはまりまくり、渡部篤郎もおいしい役どころですね。演技が上手いとか下手とかではなく、キャラクターが一人一人個性的で、伝わるものが強くなっているのだと思います。若干ミスキャスト?と思えるところがないわけではないのですが、O塚さんは?どうですかね。
一回だとわかりにくいかな。大どんでん返しがあるわけでもなく、淡々とラストを迎えていくので何回か見るとより味わえる、何回見ても楽しめる映画だと思います。
・「岩井俊二監督の代表作」
岩井俊二監督の代表作の1つ「スワロウテイル」。本作は監督独特の世界観を味わえるものとなっています。公開された世代の方は、精神的影響を受けた方も多いでしょう。私もかつてこの作品をきっかけに監督の虜になりました。また、劇中の「YEN TOWN BAND」も魅力的です。劇中に流れる「あいのうた」が切ない。
・「思い出しながら」
書いてます。試写会のチケットがなぜか手に入ったから見に行きました。私は普段映画はまったく見ませんが、チャラのファンだったから行きました。
あんな簡単に試写会チケットが手に入ったし館内もガラガラだった。ってことはあんまし流行らなかったのかな?
現在、東南アジアに住む私は今になって「あ~こういうことか」って感じがします。
ストーリーは記憶に残ってないけど、画像と音楽が鮮明に残ってます。
・「中途半端さの 儚さ」
住んでいる国立でロケをしたということと たまたま今が四月ということもあって見る機会を得た。
まず 一時間強という短い上映時間が上手い。ハリウッド映画がご馳走で満腹であるとしたら この映画は 腹八分目どころか 腹半分というところで終わってしまう。観た後の空腹感は 相当なものがあるが それが良い。腹いっぱいになるだけが食事でないことと同じである。
短い時間だけに 話の展開もあっさりしているし 各エピソードも何かがありそうでありながら 何も完結していない。その中途半端さが気になるが よく考えると 我々の青春自体が 何もかも中途半端で 完結していなかったことに気が付けさせられる。色々な夢や希望を持ち 何となくトライはするものの 所詮儚くなっていくということは 既に我々が通ってきた道ではないか。その意味では 主人公は 人生の入り口に立っただけで 何がこれからどうなるのやらは全く不明である。
そんな 宙ぶらりんな姿が なんともチャーミングである。 映画としていうと 松たか子が実に良い。彼女自身も間違いなく この映画が気に入ったと思う。松たか子のファンではない 小生にしても 本当に好感をいだかずには居られない。
・「卯月は私だ」
楡野卯月は18歳。武蔵野の大学に進学するために故郷の北海道から上京してきた。独り暮らしを始めた彼女は大学の同級生にこう訊かれて言葉を濁してしまう。「どうしてこの大学に進学しようと思ったの?」。卯月がこの大学を選んだ本当のわけは…。
卯月が上京した初日、まだ引越し荷物も届かぬ殺風景なアパートの部屋で畳の上にひとりごろんと横になるシーンがあります。7年前にこの映画を渋谷で見たとき、この場面で私も、そして私の周囲に座っている何人かの観客もはっと息を呑んだような気がしました。私を含めた人々がこの場面の卯月を見て、「あぁこれは、私だ」と思ったはずです。18の頃、何でも自分で決めてやっていけるという大きな期待と、何でも自分で決めていかなければならないという大きな不安を抱えたあの最初の日のことが、鮮やかに胸に蘇ってくる一瞬です。
この映画は親の庇護のもとを離れた少女が、周囲との距離を測りかねながらも、ゆっくりと自分の足で歩き始めようとする姿を描いた佳品です。 新しい人生のとば口に立ったばかりの彼女はその後の暮らしの中で、きっと大いに笑い、泣き、腹を立てたり喜びを感じたりしていくはずです。 そしてこの映画の公開から7年。あのどうしようもなかった不安というものが懐かしく甘酸っぱいものに感じられる人生を、卯月が歩んでいると信じます。
・「武蔵野」
武蔵野に行ってみたい!そしてあんな緑の草原のなかを、閑静な町並みのなかを、自転車で駆け抜けてみたい。そうやって、桜の花の咲く頃に、四月物語のロケ地にいって、武蔵野を満喫したいと思うのは私だけであろうか?とにかく映像が陽だまりのように、見るものをやさしく包む。音楽もやさしく耳に響く。つくられた「きれいな絵」ではなくて、なんだろう、あの感じ…岩井俊二さんの映画独特の、ふわっとした、白くやわらかい、蒸気がかかったような、映像。その映像は、この映画の筋のように抑揚の無い淡々とした短編をあまりにもすばらしくしている。
春のうららかな日にはごろごろしながら毎年のようにこの映画を見たい。
・「何度見ても飽きない」
何気なしに購入した中古DVD。それが今作。何十回見たか忘れたが、見る度に新鮮な息吹きを感じてる人は多いでしょう。
自分の十代というのもこの映画の雰囲気通りの束の間の春眠にまどろんで、桜の舞い落ちる中で、掌から落ちた文庫本に目覚めるという、そういうパターンの十代の春の連続でした。
春眠癖というのも若い頃はいいのですが、歳とともに眠気がうっとうしくなるんですよね。十代の頃はあれだけ好きだった春という季節を思い出させてくれるとても味のある映画ですね。1度見ただけだと平凡な日常のスケッチに感じるのですが、後からじわじわと来るのです。
大学という所を幻想化してる気はします。現実はもっと殺伐としてるでしょう。しかし社会といういばらだらけの地獄に出る前にこういう執行猶予は必要でしょう。自分がそうでしたからね。
映画というのは夢を供給してくれるものと思ってるので、この映画の青春的要素は肯定してます。と同時に十代というのがいくらでも夢が見れて、人間的に固くなってしまった今となっては取り返しようがないことを痛感します。
・「何度も見た」
松たか子のために作られたような映画です。東京に上京してきて一人暮らしを始めて、大学に通い、恋してる女の子の気持ちが、繊細に細かく描かれていていつ見ても共感でき、松たか子の演技がうまくて感心します。大学の自己紹介のシーンでのあの微妙な恥ずかしい気持ち、好きな人がいる本屋に通って、気づかれなくて落ち込む気持ち、自転車を買って新しい道を走るときの気持ち、一人で夕飯にカレー作ってテレビ見ながら食べるときの気持ち、見ながら同時に自分もその時その気持ちを体験してるような気になります。すごくシンプルな映画だけど私は好きです。
・「これは愛じゃない」
これは愛じゃない。現実から逃避し続け、依存し続け、自分を補完するためにドラッグ、セックスに溺れる。そんな中の男女関係は、現実とつじつまあわせが出来なくなると、お互いが邪魔な存在になる。
麻薬更正病院の黒人の男の人が、政府が戦地にヘロインを持っていくという話をする。そして、「お前らにヘロインに溺れる資格はない」という。その意味はとっても深い。すべては、ただの甘えでしかない。
大人になりきれない、弱い人間の話だ。それでも共感を呼ぶのは誰もが多かれ少なかれ、弱さを持っているからだと思う。
・「とにかく美しくて切ない映画」
ハッピーな終わり方じゃないけど、美しいエンディングシーンに涙しました。破滅に向かう二人を、まるでファンタジーのように描いた演出には賛否両論あるかと思いますが、とにかく美しくて切ない映画です!
・「だめ男とだめ女の美しい関係」
あまりにも有名なパンクスでありジャンキーであるシド・ヴィシャスと、その恋人ナンシー・スパンゲンの出会いから死に至るまでをつづっているのだけど、ともすれば単なるジャンキー映画に終わるところが美しい恋愛映画になっているところがすごいと思う。まぁ、そこに美を感じるかどうかは各人の感性によるところだけれども、
私は美を感じてしまいました…。でもホント、どうしようもない奴らです。
あと、今では超売れっ子俳優になってしまったゲイリー・オールドマン、そのメジャー映画デビュー作としても注目できるかと。
気になったのはピストルズの他のメンバー役があまりに似ていないことか…、こりゃひどすぎるって。
ともかく、美を感じたので評価は五つ星。
・「ゲーリオールドマンにシドが憑依?」
私の好きな映画の中でも1,2、を争う映画です。シドそのものだと錯覚してしますようなゲイリーの演技に脱帽。ナンシーと恋に落ちどんどん脱落してゆくのだが、どこかロマンチックに感じるのは私だけだろうか?裏路地で2人がキスをし上からごみが落ちてくるシーンとラストはなぜか胸がキュンとして泣いてしまった。こんな愛の形も素敵だとおもう。
・「最高っ」
伝説のロックバンドの元ベーシストSidとNancyがどぉ死を迎えたか...とっても素敵な映画です(#^_^#)
一つきになるのは...SidとNancy以外のメンバーの顔。他の人も書いていたとおり、似て無さ過ぎです(--;)
・「パリの微熱」
ゆるゆるを期待していたら、べつの世界にのめりこんでしまった。ミスキャストがなく、全員が性愛のなんたるかをわかってないと、映画は成り立たなかったろう。覗き部屋、ビアンバー、アパルトマン…モンマルトルの風俗にとっぷり浸かれます。昼夜問わず「プッシーウィロー」を囁やく夫の庇護のもと、「創作活動」にいそしむ妻。出会いで、ミラーがソフト帽を脱ぐシーンのアップは、オスを誇示する重要なシーンである。あのつるぴか(しかも無名で粗野で貧乏)に、開花前のアナイスが蹂躙されるぞっ、と(笑)
カウフマン監督はじじむさいが、女性目線がとても上手い。銀行家の邸宅、20〜30年代のレースを用いたリーンドレス、ローブ、自転車での散策、庭のピクニック、コンガやギターとシンクロセックス、カフェオレボウル…。ジューンが濡れた髪を拭きながらスカートをめくり、ガーターを見せるシーンがとてもきれい。
おそらくミラーとの愛欲を通して、アナイスはジューンを体感していたのだろう。ジューンを望んでも得られないと知るや、幼なじみのエドワルドにまで手を出して諭される。「特殊な快楽だけ求めると、普通の幸福が遠のくよ」身に染みる言葉だ。
大女ジューンはアナイスの乳房をいつくしむように囁く。「小さいわ、あなたとても小さいのね」この大小がキモである…女優のアンバランス感がエロチックだ。別れ話が高じるとミラーは「僕たちの友情」を振りかざし、情けなくずるい男だった。狂言回しのような役どころのケビンスペイシーもよかった。「君たちは君たちの末路を行くがいいさ」ラスト、傷心の妻をピックアップした夫の一人勝ちかしら。
・「リンチ作品最高峰」
「ブルーベルベット」をはじめて観てから、この監督の異常性に強く惹かれはじめた。デビュー作の「イレイザーヘッド」はすべてのリンチ作品の原点ともいえる傑作だが、この「ワイルドアットハート」は、リンチらしさいグロテスクさを十二分に内包しつつも、普遍的なテーマを力強くうたった、もっとも観客に対する間口の広い彼の最高傑作ではないだろうか。そう、例えるなら、リンチ版「ゴースト」とでもいえるラブストーリーなのだ。リンチの常で、ここでも音楽と映像が見事にシンクロしており、すべての人間がもっているはずのマズローの欲求段階説のピラミッドを、軽く突き崩してしまうパワーをもっている。ロックミュージックが大きな商業的成功をおさめ、世界を席巻していたものの、まだまだ反体制の象徴としてぴかぴかに光り輝いていた時代を知る諸兄の多くの感性と見事に同調してゆく作品でもある。むつかしい解説は抜きにして、人間のもつ根源的な感情にストレートに訴えてくる、リンチ作品の入口にも相応しい作品と断言できる。
・「ラブーミーテンダー」
一言で言うと、わけわかめ破天荒ロードムービー好き嫌いは、はっきりわかれるけど(私には、鈍器で後頭部をなぐられたようなそんな衝撃)これこそ、デビットリンチの世界
印象的な炎のシーン淫靡な世界観ねっとりとした質感堕落 人生の儚さおまけに、若き日のニコラスケイジの歌も楽しめるおすすめです。
・「マイベストです。」
「ロスト・ハイウェイ」「マルホランド・ドライブ」と比べると大変わかりやすい映画ですが突然おこるリンチ・ショックにびくびく。とても変な映画です。笑えないコメディといった感じですが、とても興奮する映画です。カンヌグランプリということで何も知らないおじさま、おばさま達と映画館で観てぶっとびました。
・「最高傑作」
デビットリンチの最高傑作。ニコラスケイジが若い。得意な展開と独特のカメラワークがリンチの世界を現している。とても面白と思う。
・「最強最悪ロードムービー」
やっとDVD化するみたいですねー。僕の中でのベスト・オブ・リンチ。映像・音楽・スピード感、全てが気持ち悪いくらいに渦巻いていて、頭のてっぺんから爪先まで痺れまくりです。ニコラス・ケイジの狂気じみた歌とダンスと蛇皮ジャケットに決めゼリフ。炎にロックに愛すべき変態達。まるでコミックみたいなスピード感と平衡感覚を失わせるグルグルのカット割り。ストーリーなんか気にせずに、頭で考えずハートで楽しんでみて下さい。
●ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 [DVD]
・「暗く恐ろしく、そして哀しい青春映画」
TVシリーズの独特な不可思議さや可笑しさの奥底に隠されていた、身の毛もよだつような秘密についての容赦のねぇ映画です。ここで描かれるのは、シャレんならん絶望的な状況にはまりこみ、徐々に崩壊してゆく女高生の死への顛末であり、静かな田舎町のプロムの女王さまを鷲掴みにしている怪物といえば、麻薬、売春、そして忌まわしい家族の秘密‥‥‥この聞いただけで勘弁してほしくなるリアルな不幸と悲惨のスパイラルを、ディヴィッド・リンチ監督は、少女への驚くほど真摯な共感と切ないまでの哀悼をもって描き切っています。正直、泣きました。号泣です。壊れゆくローラを演じたシェリル・リーの崩壊演技は、観てるこちらが「この女優さん、大丈夫だったんだろうか?」と心配になるほど鬼気迫るものがあります。いろいろ破綻もある映画ですし、TVシリーズのファンでその延長を観たかった方は不満もおありかと思いますが、名作「キャリー」にも通じる、ダークでヘヴィーでセンチメンタルな青春映画の裏傑作かと思います。
・「TV版の謎は本当に解き明かされたのか?」
TV版の『ツインピークス』はラストに謎、と言うか大きな衝撃を残して終わりました。ある人はそのラストに失望し、ある人はニヤリとし(私がそうです)、ある人はキョトンとしてしまったと思います。そんなあらゆる意味で問題作であったTVドラマ『ツインピークス』に終止符を討つと期待して本作を観る方が殆どではないかと思います。
この映画を観た『ツインピークス』ファンの感想でよく耳にするのが、『既成事実を映像化しただけの単なる前日談じゃないか!』という様な意見と『メビウスの輪のようなドラマ版のラストと始まりの橋渡しだ』といった意見の2つです。
私には、そのどちらも間違いではないと思うのです。
映画の冒頭、テレサバンクス事件の捜査を始める際に、赤いドレスの女が出てきます、彼女の仕種や格好から、捜査官は一筋縄では行かない事件である事を悟るのですが、唯一つ、胸に刺した『青いバラ』の意味だけはおざなりにして物語は進行します。
青いバラ=作る事が不可能とされている(当時)=解決不可能の事件(青いバラについては2008年の現在には可能)
といった決定的なヒントがそこに隠されています。映画の本質は事件の中に無いのです。
よく、映画版のみでもサスペンスものとして楽しめると言う意見がありますが、実際、理解度は半分程度かと思います。さらに、ローラー・パーマー事件のラスト(ドラマ版エピソード16)辺りまで見ておけば問題無く鑑賞できると言った意見もありますが、この時点でも理解度は七割程度と感じます。
セカンドシーズン後半の『ブラックロッジ』に関わる話を良く理解した上で鑑賞せねば、
●始めの捜査官が何故消えたのか?また、あの指輪の文様は何の意味が有るのか?
●デヴィッド・ボウイは一体何者なのか?
●『ブラック・ロッジ』内の『老けたクーパー』と『現在の姿のままのクーパー』の違いは何か?
●アニーがベッドで語る『クーパーは良い人だからロッジを出られない』とはどういう意味か?
が到底理解できません。
私は以上を理解した上で、『ツイン・ピークス』の物語は完全に完結したと納得できました。
この映画は、グダグダに終わってしまったドラマ版にしっかり引導を渡せたと思うのです。
ただあくまでも『既成事実を映像化しただけの単なる前日談』でもあり『メビウスの輪のようなドラマ版のラストと始まりの橋渡し』なのです。
つまり、この物語の本質はドラマ版にあるのです。それでいて作品として成立している事に、リンチの非凡さを感じます。
・「TV版に繋がる物語」
まず、TV版を見てからみたほうがいい。でないと何が何だかわからないでしょう。私的には謎をさらに深めているような気がしました。例えば、ローラの夢の中に何故、彼が現れるのか、またベットに何故、彼女がいるのかなど……ラストも意味深でTV版の本当のラストでは……と妄想が深まります。
・「いわゆる典型的な「リンチ風」が全部凝縮された傑作」
正直いいますとTVシリーズのほうは、ちゃんと観たことなかったです。でも、リンチ好きのはしくれとしては、どうしても観たかった。で、今まで観れなかったのですが、念願かなって今回観ることができました。感激です。予想に違わないできばえ。
絵に描いたような原色と、まばゆい太陽の下の住宅街。家族と中流の幸せがそこにあります。一見、そう見えますが、リンチにかかれば、それはこの現実の裏に、びっしりとへばりついた、おぞましい限りの悪夢の世界と表裏一体。
何か意味があるようで、意味がないような。しかし、ローラ・パーマーがなぜ殺害されたのか?誰に殺害されたのか?という、大きな謎の解を内包しつつ、ドラッグとタバコとセックスと闇の世界に転落していった彼女を、暗黒の世界にどんどん描写していきます。
クライマックスシーンの恐怖とシェリル・リーの怪演は鳥肌ものです。乙女の役柄の演技と、その裏人生の演技、それと「その時」の演技はとても同じ女優とは思えないほどの、おぞましさ。ぶっとびです。アンチリアリズムと映像詩人としてのリンチ、そして音楽でなく日常の音、雑音、空気感を効果的に使って、それとなく、サブリミナルしているいつもの演出構成は、本作でも遺憾なく発揮されています。
後の『マルホランド・ドライブ』『インランド・エンパイア』に至る道程を納得できる、代表作のひとつです。
デビッド・ボウイの出番、少なすぎるのがちょっと残念。
・「不気味過ぎる映画」
デヴィッド・リンチって人の怖がらせ方を良く心得てると思う不気味な演出が素晴らしいリンチの映画だから謎解きとかストーリーとかそういうのはどうでも良いじゃない
・「ブルーシーンに引き込まれそう」
リュックベンソン監督&ジャンレノの組み合わせを不動にした作品といえるものですが、それ以上に、映画のタイトルどおりのブルーに彩られた映像美も見ごたえがあります。最初のモノクロシーンが、その後のブルーシーンを支えているあたりも気に入るのではないでしょうか?単なるラブスト-リではなくて、男の友情ものとしても見ごたえある内容に仕上がっていて、劇場公開版とあわせて、ディレクターズカット版である本作品も是非、御覧いただくことをお勧めしたいと思います。ちなみに、主演は、クレジットタイトルや最後のスーパインポーズからいえることは、女性なんですよねぇ。
ラストシーンが意味ありげで、考えさせられてしまいます。ハッピーエンドではないのかもしれませんが、そういう嫌味を感じさせない美しさがあるといったところでしょうか。本作を見て損は決してありません。
・「海の、その魅力を存分に感じてください」
よく「ダイバーたちの恋と青春を描いた映画」って紹介されることが多いのですが、私が本当に見て欲しいのは「海」です。海の、その「すべてを包み込んでくれる」魅力を存分に感じてください。
海があるから、ジャックが、エンゾが、他の愛すべき登場人物たちがいるのです。
そして、海の魅力を充分に感じた方は次に、海の中に入ってみましょう。
そう、同じリュック・ベッソン監督の『アトランティス』。こちらもおすすめです。
・「どうにもならないことがある」
海とイルカに魅せられた人間の物語。「何故、○○するの?」と聞かれても答えられないときがある。この映画はその答えを映像で表現されています。ぼんやりしながらご覧になるのをオススメします。
・「なぜか2回目の視聴を十数年避けている作品。」
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・「青い海」
ジャック・マイヨールという実在の人物を主人公にした物語。ベッソンの映像美学にほれました。「癒し」という言葉は、この言葉にためにあるのでは・・・。
・「高波打寄せる海岸に置き去られたピアノ」
高波打ち寄せる海岸に置去られたピアノを画面中央に捉えたシーン。バックには、マイケル・ナイマン作曲のテーマ音楽が流れている。このワンシーンが本作品の輪郭を構成し、第一の成功要因だと思う。ホリー・ハンター自身が弾いているとのことで、余計に素晴らしい。
・「ピアノ・レッスンがもたらしたヒロインの自己再生」
熱帯雨林の凄絶な風景の中で語られる、血と泥の物語。スコットランドからニュージーランドに花嫁としてやってきたエッダ(ホリー・ハンター)、ビアノ・レッスンはベインズ(ハーヴェイ・カイテル)によるエッダへの不倫愛の儀式だった。テーマはヒロインの自己再生、夫スチュアートに指を切り落とされたあと、ピアノは彼女の過去として葬られる。彼女の生活はピアノ・レッスンを契機として再生更新されるのである。銀の義指は彼女の再生の象徴と見ることもできるだろう。鍵盤に当たるカタカタという音が、現在の彼女のささやかな幸福を物語る。ジェーン・カンピオン監督の女性らしい繊細な感性と官能美とが余すところなく表現された名作。冒頭から中盤のスリリング・シーン、終盤のクライマックスまで随所に見所があるだけに、穏やかなエンディングにはほっとさせられる。
[蛇足]この映画でアカデミー助演女優賞を獲得したアンナ・パキンのその後にも注目、「グース」「小説家を見つけたら」等々、派手さはないものの手堅い演技を見せている。受賞は決してフロックではないが、彼女のキャリアにとって重荷になっているかも知れない。いい作品に巡り合ってブレイクして欲しい。
・「生々しい純粋な恋」
ただ本能に従っただけの、情熱的な恋だった。主人公エイダは、誰にも邪魔されない自分だけの世界を持っていて、それ以外はどうでもいいかのようだった。口をきかないこと、ピアノを弾くこと、ベインズと交わること…。写真だけで結婚が決まってしまうような時代に、彼女らの禁断の恋はどんなに激しかっただろうか。彼女の本当のダンナの怒りもかなり歪んだ形で出てしまい、痛々しい。ラストの救済のシーン、エイダがピアノとともに海に沈むシーンの美しさといったらない。
・「自然も、恋心も、エゴも、全てが美しい」
100年以上前の設定の物語。洋の東西を問わず、写真だけでの結婚があった。6歳で言葉を失い、ピアノだけが「心」を表現する手段である主人公(ハンター)は、娘(パキン)と「ピアノ」を連れて、イギリスから”遥かなる辺境地”ニューージーランドへ嫁ぐ。この物語が単なる寓話的恋愛映画に終わらずに、高いリアリティを持ちえた理由は、夫(サイモン)、雇い人(カイテル)の4人の人間関係の描き方に、最後の最後まで繊細さを持ち続けたためである。ホリー・ハンターの多彩な表情変化のニュアンスは本当に素晴らしく、アンナ・パキンは体当たりの中にも天性のきらめきを見せる。二人ともアカデミー受賞にふさわしい演技だ。ニールもハーヴェイも本作では最高レベルの演技を見せる。エンド・ロールを見ながら、生きるということについて、いつのまにか考えさせられる傑作だ。
・「大人の映画」
この映画は男と女の純愛映画綺麗な映画映画自体美しいけれどピアノの音楽がとても綺麗で良いねぇ癒されてしまいます ピアノしか知らない女性が真実の愛に目覚めていくこれは詩情溢れる名作です
・「アメリカを知る上でも見ておきたい最重要作品。」
マルコムXって、その風貌や名前からして怪しげな人物だと思っていました。キング牧師とは対照的に、暴力的手段も辞さずに黒人解放運動を指導した、くらいの。それが、この映画を見たら認識が180度変わりました。結局のところ、彼は利用されただけなんですね。
そもそも父が黒人解放運動家で、マルコムが子どもの頃に殺害されてしまう。マルコムは当然のようにチンピラの道を歩むわけですが、窃盗の罪で服役中、そそのかされて急進的な教団に傾倒してしまう。頭が良くて、度胸もあって、カリスマ性があったから、出所後は教団のスポークスパーソンに据えられてしまった。ところが、教団のいかがわしさに気づき、メッカへの巡礼を経て考え方も融和されたら、今度は教団から敵対視され命を狙われるはめになってしまう。。。時代に翻弄されたその悲劇的な人生を見ていたら、何とも心が痛みました。
映画作品としては素晴らしいと思います。3時間半近い長編かつセンシティブなテーマを扱っているにもかかわらず、重苦しさは感じさせません。それどころか、色鮮やかなスーツに身を包みダンスホールを躍動するシーンは圧巻。当時の記録映像も交えながら、最後はネルソン・マンデラ氏が登場してメッセージを発するなど、人種差別について考えさせられる作品となっています。アメリカを知る上でも見ておきたい最重要作品の一つだと思います。
・「私たちの知らない黒人社会の歴史。」
タイトルだけでは何の話かさっぱりわからない人が多いのでは?世代によるのかもしれないけど、私は全然知りませんでした。ただ、スパイク・リーとデンゼルの映画が面白くないわけがないと思って観ました。
映画としてよく出来ていると思います。他にもこの時代の黒人社会の映画はたくさんありますが、今目の前で起こっている事実のような臨場感と、デンゼル=マルコムの存在感に圧倒されます。エンドロールでマルコム本人の映像が流れますが、デンゼルがいかに役に入り込んでいるか、きっと事細かく研究して演じたのだろうということに驚かされます。
実際の話なんですよね。私たちは色々なことを知らないのだなぁと痛感します。知らないではもう済まされない、知るべき映画だと思います。
・「リスペクト フォー マルコム」
大統領選挙ではオバマ氏が候補となっている昨今であるが、黒人の参政権自体40数年という歴史の浅いものであるんだなぁと改めて感じさせる。非行時代、刑務所、教団、旅、解放運動、死という激動の人生を一本の映画にまとめるというのは至難の業だと感じた。マルコムの思想変化が急激で、3時間では物足りなささへ感じる。まぁ、そういったテンポの早さが映画のエンターテイメント性を高めているとも言えるが。
黒人運動にしても女性運動にしても、被抑圧者が主体となった運動というのは非常にリアリティがあって運動自体も見えやすい。現代のグローバルな規模の抑圧構造では、被抑圧者の民意が解放運動の域に醸成されるまで一体何年かかるのだろうか。
・「ドキュメンタリー的作品か。歴史を知るための教養的作品。」
マルコムXという時代の寵児となった、ある黒人の生涯を描きます。黒人の解放を訴えた人物なのですが、荒れていた前半生、宗教家として、民族解放を訴えた後半生、そして暗殺される最後まで余すところなく、描きます。そのため、やや展開が重いところもありますが、前半と後半がよく対比されています。文献等を読むと、かなり、過激な論戦を張った、黒人至上主義の人物とされていますが、映画では、高潔な真っ直ぐすぎる人物として描かれています。真実は分かりませんが、敬意を払われる一面のある人物だったのかなぁ...と思います。最終的に、この人物は、腐敗した黒人解放運動グループに暗殺されます。解放グループも殆どは腐敗し、純粋な人間は、煙たがられる...空しさを感じました。
・「原題は「Au Revoir Les Enfants 」、日本の題名そのものです。是非、御覧になってもらいたい、名匠Louis Malleの名作です。」
この名作は20年以上前に観ました。それが本日BSで放送されました!また放映される可能性もあるでしょう。あらすじも、感想も多くのレビューアーさんのおっしゃる通りです。短く言えば、ナチス占領下のフランスの寄宿学校を舞台に、ジュリアン・カンタン(フランス人)、ジャン・ボネ(ユダヤ人)の2人の少年の出会い、友情、悲別を名匠Louis Malleが詩情豊かに少年たちの心の動きをくっきりと浮かび上がらせて描いてみせる。夜、2人で千夜一夜物語を小さなライトで照らしながら読む場面など、青春そのものでさえある。この映画には大展開は余りない、しかしそのことがかえって、最後の悲劇をemotionalなものにしている。振り返ったジャン神父が“Au Revoir Les Enfants・・・”と答える。その言葉がGoodbye gave them birth. ・・・と私は感じました。 良い映画です。
・「さよなら子供たち」
ラストの「オヴォワー、レゾンフォン」のセリフ、思い出すだけで涙が出てきます。そして子供たちの、「オヴォワー」と一人一人しっかり返したその勇気と、先生(であり司祭でもある)に対する厳でまっすぐな敬意の表しかたには脱帽です。感動のラストシーンです。戦争のもつ残虐性を流血行為を1シーンも使わず余すところなく伝えた、ルイ・マル監督の秀作だと思います。
・「戦争の切り裂くもの」
第二次大戦中、ナチス占領下のパリ郊外のカトリック系寄宿学校。ボネというひとりの転校生がやってくる。優秀でどこか大人びた雰囲気を持つボネにジュリアンは対抗心を抱きながらも、二人はだんだんと仲良くなってゆく。しかし「反ユダヤ」の影が学校にもやってきて…。
血は一滴も流れない、死人も出ない、悲惨な暴力シーンもない。そういった形で描かれる戦争(映画)もありますが、それだけが戦争ではありません。日常でのユダヤ人差別もそうですし、理不尽に引き裂かれるひととひとの関係、あるいは壊されたひとの良心みたいなものもそうです。この映画で主に描かれているのも、戦時下での少年たちの、日常の、学校生活。それも非常に淡々とです。だからこそあのラストシーンにはぐっとくるし、戦争は(当たり前のことですが)こんな形でもひとを切り裂くんだと、改めて思わせてくれます。これはルイ・マル監督の自伝的作品だそうで。ラスト、ジュリアン少年の顔に重なる(おそらくはルイ・マル自身の=大人になったジュリアンの)「声」が忘れられません。
「反ユダヤ」はナチの特権ではありません。レジスタンスでナチに抵抗していたフランスでも、ユダヤ人の「密告」は日常的に行われ、戦後何十年かたってようやくその事実が公然に暴かれたそうです。この映画でもフランス人による「反ユダヤ」、「密告」が「戦争が切り裂くもの」につながっています。
・「ぴりっとまとまっている」
舞台は第二次世界大戦下、フランスの小さな寄宿制カソリック学校。ここで経済的に恵まれた家の子どもたちが戦火激しいパリを抜けて集団疎開をしている。校長をはじめ教員はみなとても良心的で、子どもたちがなるべく子どもらしい生活ができるよう心を配ってくれている。が、子どもたちはときおり襲う空襲に怯えたり、都会に残した両親の身を案じたりしながら、すごしている。やがて、子どもたちはある事件をきっかけにして、友達や校長との別れを迎えることになる。 テーマ、筋運びともに簡潔、上映時間106分、ぴりっとまとまっている。また、竹馬やうでたてふせ、映画鑑賞、切手収集など、日本の子どもたちにもなじみのある場面も多く出てくる。作中の子どもたちと同年齢ぐらいの小学校高学年ぐらいからの鑑賞をおすすめしたい。 ユダヤ人の子どもたちを宗教の違いを越えて命がけで守ってくれた校長(保護者参観日に行なった説教もすばらしい)、ドイツ軍の学校視察があるにもかかわらず情報を伝えてくれた教員、感服した。でもやはり、子どもたちは平和的な環境で、育てたいし、育ってほしいと思う。
・「映像美にも注目」
感動の最終場面もさることながら、全編にわたって、悲しいストーリーを暗示するかのような、明度のおさえられた美しい映像にも注目です。公開時にはまったく気にしていなかったのですが、今回クレジットをよーく見たら、撮影はレナート・ベルタではないですか! この作品の映像美は、彼の功績ですねきっと。この透きとおった美しい映像美をさらに追求したい方には、ダニエル・シュミットの『デ・ジャ・ヴュ(邦題)』をおすすめします。
・「人は悲しみを抑えながら日常を生きる・・・。」
この映画は僕の大好きな映画「マイライフアズアドッグ」に設定がとても似ています。主人公の男の子がが田舎の夫婦に預けられ色々な経験を通して成長していくとともに、過去に傷を持つ諍いの絶えない夫婦に再び絆をもたらす。隣のおませのおてんば娘マルチーヌがいい味出してます。ルイとのお別れが近づきいつも裸足の女の子が赤い靴を履いたり、葡萄を絞って「ジュースじゃないわよ」「ラムを入れるから15度くらいね」。最後のマルセルとペロの小屋の中でのシーンは泣けます!
・「ひと夏の思い出」
9歳の少年ルイは3週間親元を離れ母の友人の家に預けられる。フランスの田舎町の風景がのどかで心落ち着きます。ルイがウサギを抱き教会の屋根の上で悲しみに浸るシーンがとてもかわいい。隣に住むませた少女には思わずわらってしまう。母の友人のマルセルとその夫プロ、そして親が離婚寸前のルイの悲しみがルイの繊細さを通して伝わってくる作品です。
・「リンチ芸術の到達点」
この映画は様々な顔を持っていて、例えば、そこかしこに謎が仕掛けられた哲学的なパズルであったり、ある女性の挫折を冷徹に描いた悲劇であったり、「夢」という曖昧な世界の持つ奇妙さを鮮やかに再現したシュルレアリスムであったり、古典映画へのオマージュであったり、ハリウッドという特殊世界の縮図であったり・・・。
そして、それら諸要素をリンチ監督は寸文の狂いもない正確な配置で織り交ぜることに成功しており、結果として今までの映画には無い独自の境地に達しています。同様の試みは他作品でも見られますが、とっ散らかってしまう傾向が強く、完璧なバランスを終始維持できているのは、この映画だけだと思います。
また、リンチ監督のトレードマークとも言える、常に死の匂いが漂う不穏で背徳的、そして剃刀のように切れ味鋭い映像美も、ここに極まった感があります。天才デビッド・リンチの紛れもない最高傑作です。
・「何度もリピートすれば、その深みにはまれる作品」
正攻法な場面構成を無視した複雑なストーリー展開に話題が集中した、デイヴィッド・リンチ監督の現時点での最高傑作。その難解さは半端ではなく、1度や2度見たくらいでは完全な解釈など到底不可能だ。これほど「繰り返し何度も見たい」という衝動に駆られる作品は、そうお目にはかかれない。
巷では、「"現実"と"夢"の2部構成の作品だ」「いや、"現実"と"夢"と"夢の夢"の3部構成だ」など、場面構成を巡って様々な解釈が飛び交っているが、監督自身は「見る者それぞれが答えを出してくれればよい」と公言している。
我々、見る側としては、見るたびに新たな発見をしていけばよいのではないか、また、それがこの作品の正しい楽しみ方だと思われてならない。優㡊??ているのは、複雑なストーリー展開だけではない。
各シーンの美しさ、先を期待せずにはいられない見事な演出、俳優陣の優れた演技、そして完成度の高い脚本など、傑出した部分が多々あり、見応えのある出来となっている。何よりもストーリーそのものが非常によい。成就することのない愛に苦しむナオミ・ワッツ演じるダイアンの哀しみが、痛切に観客に伝わってくる。
悲しい女の嫉妬と情念にハリウッドにおける映画制作の暗部が絡み、まさに出色の出来だ。ナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングには、惜しみなく拍手を送りたい。
・「 リンチワールドに夢中! 」
ツインピークス(TV版)以来 リンチの世界にはまりっぱなしですが、この作品はリンチ映画のなかでも一番のお気に入りです。 最高のリンチワールド(謎めいたストーリーと幻想的な映像美)に加え、美しい二人の女優の共演(競演?!)がとても素晴らしい。 ナオミ・ワッツの可憐さと演技力、ローラの妖艶な存在感 には本当に驚かされます。DVD購入以来 何度となく観ているのですが、先日もまた「あー!」と思うような発見があり、(リンチの悪戯? 私的にはリンチが描きたい本質を確信できたような気がして)よりシンパシーを感じました。少し深読み好きな私ですが、 リンチ映画はストーリーやメッセージ性以上に、人それぞれに何かを感じさせてくれる 不思議で魅惑的な映画です。 ぜひあなたも体験してみませんか?
・「謎がとけないまけおしみ」
わかりそうなんだけどすっきりしねえ。
観賞後に沸く暴発寸前のそんな気分こそ、この映画の醍醐味だと思います。たしかに普通はそんな映画つまらんですよ。観終わってからブーイングですよ。ところがこれの場合、1シーン1シーンがすてきすぎてついうっかり最後まで楽しんでしまうんです。うまく騙された気分。でも極上のマジックにひっかかっている間って快感ですよね。まさにそんな映画です。「わかんなーい、でもおもしろーい、なにこれー」と言いながら、サービス精神に溢れたこのリンチ映画を是非観てみてください。耐用年数も長いですよ。ちなみに最高のサービスはナオミ・ワッツです。うますぎてびっくり。
・「リンチはやはり天才だった!」
レビューを拝見して、「みなさんいろんな解釈をお持ちなんだな」と改めて驚きました。私としては、相変わらずのリンチ節( 多くの謎 と 美しい映像 )を満喫できて最高でした。心揺さぶられるシーンもあり、リンチ作品では一番のオススメです。私はこの映画で「輪廻転生」を深く感じましたが、さぁあなたは何を感じるのでしょうか・・・
・「飲食男女」
冒頭、料理を作るシーンだけで圧倒されてしまう。舞台は台北。台湾で一番有名なホテルの料理長と彼の3人の娘達の物語。 頑固で不器用な父親と堅物教師の長女、美人でキャリアウーマンの次女、自由で芸術系らしい三女が毎週豪華な食卓を囲んで、食事と恋愛と家族模様を繰り広げる。李安監督らしい繊細でユーモラスな人間ドラマと華麗な中華料理の数々が織り成すドラマ。もう10年以上前になるけれど、映画館で見て、レンタルビデオで借りて、とうとうDVDも購入。何度繰り返して見てもじんわりしてしまう。リー・アン監督の作品の中でも特にお勧め。
・「家族の食卓 〜父と娘の心情を描いた台湾時代の秀作」
アン・リー監督の台湾時代の父親3部作(父親との関係を描いた作品で他に「推手」、「ウェディング・バンケット」がある)の第3作。三姉妹とホテルの総料理長を務める父親との関係を日曜日に開かれる食事会を通して互いの心情をぶつける形で展開される。話が進むにつれ父親に料理を教わりながらも料理人になることを反対されキャリアウーマンになった次女と父親との確執と互いを思う気持ちに焦点はあてられていく(この父と娘の確執劇はどこか「黄昏」のヘンリー・フォンダとジェーン・フォンダの関係を彷彿させる)。最も家のことを考えていると思われた長女の本心や自由奔放な末娘の行動を観ていくうちに、観る者は次女の思いに自然に感情移入していけるところが良い。ただ、終盤のそれぞれの知人、恋人を招いての食事会での父親を想う友人の母親のはじけぶりは興ざめでラストのしみじみとした親娘の対話を台無しにしている感がある。しかし、全体として三姉妹と父親の関係を食卓という場をとおして見事に整理したなかなかの秀作だった。
ところで、原題の「飲食男女」が何故「恋人たちの食卓」という邦題になるのだろうか?ラストまで観ると確かに「恋人たち」といえないわけではないことに気づかせられるが、どちらかというと「家族の食卓」ではないだろうか。どう考えても商業的なうけを狙ったとしか思えない邦題だと思う。
・「中華圏でもっとも受けたアン・リー映画だが。。。」
「父親三部作」の完結編だけあって監督の(親子・兄弟・恋愛についての)倫理観の総合的な展示であることはいうまでもないであろう。 オールドミスやキャリアウマン、それから自由奔放なモダンガール、三姉妹はいろんな意味で男と葛藤する、一種のぴりぴりモードをよそに、お父さんは逆に真の愛を手に入れる(彼は三姉妹の幼馴染と結婚する)という、きわめて転倒した、タブーのような映画である。衝撃です。したがって、「父親三部曲」三作目の本作は名前だけではなく、(女の連帯を男が壊していく意味で)フェミニストであるなら痛烈に批判するであろう男性中心主義的な問題作と看做されてもいいのだ。しかし、この映画では父親の権威喪失、家庭形式の解体という結果が代償的に提示されているので均衡がかろうじて保たれ、東洋人がお年寄り主義=文化のプライドを放棄する形で後ほどのハリウッドでの大活躍の前提にもなっている。 これを問題視しない観客がほとんどであろうため、採点では彼らの一般的な高い評判をそのまま引き受けるけど。
・「殺してしまいたいほど惚れた女に出会いたい」
「こんなに俺を悩ますのなら、いっそ殺してしまいたい」「では、抹殺してしまおう」てな、シュールな会話から始まる男三人の珍道中。殺してしまいたいほど惚れた女を、本当に殺してしまったら・・・ああ、どうして「女」はそんなに「俺たち」を惑わすのか!
・「男と女の間には・・・」
「髪結いの亭主」で有名なパトリス・ルコント監督作品。飛行機乗りの亭主と浮気な妻との悲劇に始まるストーリーは何故か次第にコミカルさを帯びていく。男の弱さ、哀しさ、優しさ,女の寂しさ、したたかさ,そして人間の孤独と愛しさ・・・そんなものが、そこはかとなく感じられて好感。
・「自分でコーヒーを淹れたくなる」
細やかに日常を描いているように見えるが、実は非日常的な映画。実生活にはホコリもたまるし、人をねたむこともあり、決して美しいだけの世界ではない。
けれど、時にはそんな現実から抜け出し少しだけ時間を止めて、ホッとしたい人にはめちゃくちゃイイ!
優しく凛とした店主サチエが手際よく作り出す、和食ご飯やコーヒー。見ているだけで、喉がゴクリと鳴る。店内のインテリアも、店主同様、明るく清潔感あふれシンプルだけれど美しい。人気の北欧雑貨も、さりげなく、でも様々なシーンに出てきて雑貨ファンなら、それだけで楽しめる。
これは決して、舞台が日本だったら作り出せなかったものでありフィンランドであるから、醸し出される不思議で切ない空気感。
けれど、一番この映画のすごいところは…
自分で丁寧にコーヒーを淹れたくなる。
おにぎりを握って食べたくなる。
部屋をきれいに片付けたくなる。
そして、そんな小さな幸福に喜びを感じさせてくれる。
…そんな変化を与えてくれるところ!
・「真の思いやりを感じる素敵な映画です」
出演者が織り成す雰囲気、BGM、インテリア、洋服、食、フィンランドの風景そして俳優陣、全てが素敵で癒されます。
淡々とすすむ映画。その中に色んなことを考えさせられます。全く背景のわからない登場人物たち。なぜフィンランドにいるのかもわからない。きっと深い傷をおっているのかもしれない、重い過去を抱えているのかもしれないけれど、映画の中では誰もお互いを深くは詮索しない。慰めたり綺麗事をならべたりしない、そっとしておいてあげる優しさや思いやりに胸が熱くなりました。 みどりがサチエの作ったご飯を一口食べて涙したときも、何も聞かずさりげなくティシュを差し出すシーン。無関心を装ったミドリへの思いやりにジンときました。
マルック・ペルトラがサチエにコーヒーを淹れ、「コーヒーは人に淹れてもらったほうが美味しいんだよ。」ていう台詞があります。人に淹れてもらったコーヒーは作り手の愛情を感じるから。思いやりのエッセンスがプラスされます。それは、サチエが「おにぎり」を看板メニューにしている理由ともリンクします。
無関係なようで繋がりのある登場人物たち。みんな様々な形で愛や癒しをもたらしてくれます。ストレートに言葉や態度で表現しない優しさや思いやりにほっとします。
のんびり流れる空気。凛とした佇まいのサチエ、なぜかチャーミングなミドリ、不思議なマサコ、かわいいフィンランド人の男の子トンミが最高の癒しをもたらしてくれます。傷をおったり、不安を抱えたり、重荷を背負ったりしている人、辛い経験をした人は、心が軽くなり、前向きになれる映画です。真の優しさを感じます。
・「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です」
北欧はフィンランドの港町。その街で「かもめ食堂」を開いた小林聡美の店を、最初は片桐はいりが、次にもたいまさこが手伝うようになります。ソロだった音楽がデュエットになり、いつの間にかトリオになって、静かだけれど凛とした調べを奏でている、みたいな・・・。そんなハーモニー、生まれてくる三人の雰囲気、異国の食堂として次第に馴染んでくるお店の雰囲気が、とてもとてもよかったです。
不思議に心地よく、リラックスしたたたずまいの音楽が、またいいんですよね。ゆったりとしたフィンランドの空気にしっくり溶け込んでいる、そんな音楽による作品との絶妙なブレンド。美味いコーヒーのような、静かな風味の中に、深みとコクのある味わいをたたえているみたいな。見ている間、「この作品のたたずまい、空気感はいいなあ」と、心からくつろぐことができました。
そうそう、いくつかのシーンで、しゃけとおかかとこんぶのおにぎりを食べたくなったなあ。「おにぎりは、日本のソウル・フード」って台詞に、確かにそうだよなあ、うんうんとうなずいておりました。
見終えて、また最初からのんびり、ゆっくりと見返したくなった映画。私の心のツボのど真ん中にすこーんと、乾いたいい響きを立てて収まった一本。これはもう、すっかり気に入ってしまった。
・「大好きな映画」
小林聡美さんが可愛いです。かもめ食堂の清潔感。もたいさんや片桐はいりさんも素敵です。
お客様が来なくて聡美さんがはいりさんに「シナモロールでも作りますかね」そうして2人で手際よくシナモンロールを作るシーン。んな訳はないのに甘いシナモンの香りが漂ってきた気がして画面にむかってクンクン(^_^)vこれといった盛り上がりはなくただただ淡々と進んで行く映画。だから勿論もの凄く面白い訳でも、感動する訳でもない。だけどなんだか良い。ほっとけない。また観たくなる。例えば家事をしながらでも、日常的にただかもめ食堂が画面にうつってくれてれば、なんだか安心する。私にとってかもめ食堂はそんな映画です。
・「構えない、作為のない、すばらしさ」
ヘルシンキに開店した「かもめ食堂」が客がまったく来ない日々から、満席になるまでの、ただそれだけを綴った映画。なのに、すごくいいと感じてしまうのはなぜなんだろう。見終わって数ヶ月経っても、強い印象が残っているのはなぜなんだろう。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ・・・フツーの演技をする彼女たちの「優しさ」が出ているからだろうか。それとも、昼でも平行な日差しのヘルシンキの、ゆっくりと過ぎていく「時間」を感じ取ってしまうからだろうか。
未だにわからない。
エンディングに流れる井上陽水の「クレージーラブ」がまたいい。
監督、原作、脚本とも女性だから出る味なのだろう。今年の映画「さくらん」もそうであった。もっと女性監督、原作者、脚本家の作品を、僕は観たい!
・「手元に置いておきたいDVD」
今日DVDが届いたので、早速見てみました。いいDVDです。パッケージも凝っているし、特典ディスクも、期待を裏切りませんでした。メイキングや、出演者のインタビュー、それから作品に登場するクレーム・ブリュレの作り方まで入っています。アメリの世界に惹かれた人にとって、うれしいおまけです。
フランス語と日本語の音声だけではなくて、監督の解説というのを選べるのも面白い。撮影の苦労、それぞれのシーンの元ネタ、出演者への思い入れなどを聞きながら作品を見てみるのも楽しい。
いい買い物をした気分です。
・「空想が好きで中々後一歩が踏み出せない慎重な性格の方にお勧めする映画」
アメリという子供のときから一人で過ごすことが多かった空想好きな若い成人女性のお話です。彼女はある些細な自室での「発掘」から冒険を始めます。その冒険の過程で様々なことに気が付き、冒険の最後に自分の生きがいを確信します。その生きがいとは他人の人生を軌道修正すること、です。
例えば普通の人間はどこかしら日常にあきらめに似た満足をしていて、これで十分、これ以上は自分には望めない人生だ、と思っている節があります。たとえそれが不幸なことでも多くの人はそれを受け入れて自分の一部にしてしまっているのです。
そこを彼女が他人の人生のレールにちょっした仕掛けをしてその人に一歩を踏み出させたり忘れていた何かに気が付かせたり、幸せな思い込みをさせて変化を与えたりしていきます。
それを何度か繰り返していくうちにやがてアメリは自分にとっての幸せを客観的に考えるようになっていきます。彼女も幸せが欲しい、だけど幸せは目の前にあるはずなのにそれに手が伸ばせない・・・そんなアメリのお話です。
・「映画の中のアメリは、ポスターよりもっとかわいい!」
テンポの良さについていければ必ず気に入ると思います。
最初は笑っているでしょうが、やがて自分にダブらせて切なくなり、最後には幸せな気分になって見終わるはずです。この気分にはまってしまえば何度も見てみたいと思うだろうし、細かなところを確認してみたいと思うに違いありません。その意味ではDVD向きです。一度目でも十度目でも、いつでも新鮮に見られる貴重な映画です。
ひとつだけ不満を言えば、ポスターのアメリより、映画の中のアメリの方が数段かわいいことくらいでしょうか。
・「毎日観ていたい映画」
この映画を観たとき、いつもはビデオ・DVDは買わない私でも、「これはいつでも観たいときに観たいな」と思いました。ゲラゲラ笑って、ちょっぴり考えさせられて、最後にハッピーになれるそんな元気の素のような映画です。フランス映画って分かりにくいから、ちょっと・・・、という人にも、ぜひぜひ気軽に観てみたら?と薦められる、観る人の年代を問わない映画だと思います。(私も、義母(60歳)と観に行きましたが、とっても楽しんでいました(最初のシーンでは爆笑していました))
・「音楽最高」
この映画は、始まってそうそう、音楽で世界に引き込まれます。あんまり期待してなくても、最初の展開のテンポのよさから、はまっちゃうんです。それでいて大人になるまでの過程が、わかりやすく見て取れることは、さすがだと思います。主人公の得意な性格の背景に関して、ものすごく理解できるところです。それと、モンマルトルの美しい香いが、今にも香ってきそうな感じです。この映画を見て洗練されたパリに住んでみたいと思う人は少なくなかったと思います。
●GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い プレミアム・エディション [DVD]
・「これはサッカーフアンでなくとも楽しめる掘り出し物」
正直言ってワールドカップ開催に合わせたキワモノくらいに軽く思って、マ、てな感じで見にかかった。。。 いやはや、ものの5分も経たないうちに、これはもちろんサッカーを題材にしてはいるけれど、決してそれだけにとどまらない、とても素敵なヒューマンドラマであることが分かった。 いわゆるサクセスストーリーに分類するのかも知れないけど、それもそんな簡単ではないなぁ。 「リトルダンサー」や「大いなる遺産」に通じる社会性がきちんとあって、ストーリーに厚みを加えている。 家族モノとしても優れており、民族・人種問題も真っ正面からではないが誠実にとらえて静かに語っている。 サッカー三部作なんて言い方も良くない。この作品はこれから続くと言われている2つの作品からも、またある意味単純なサッカーモノからもきちんと独立した、すばらしい佳作です。 もちろんサッカーの臨場感もすごいよ。
・「シンプルイズベストな最高のエンターテイメント!」
ストーリーは挫折・成功・友情・死・恋愛・家族等、青春映画の全ての要素を盛り込んであると言っても過言ではなく、先の読めるベタベタな展開ばかりでいたって単純明快。この作品を小説等で目にしていたら評価は低いでしょう。しかし映画として観るならば、そこが逆にシンプルイズベスト!そのわかりやすさが子供から大人まで、そしてサッカーに興味のない人でも安心して観ることができ、純粋にエンターテイメントとして映画を楽しむことができると思います。
映像のクオリティは非常に高く、緊張と興奮が伝わる臨場感溢れる作品となっていますが、なんといってもBGMにオアシスの大名曲AcquiesceにMorning Glory!!!かなりポイント高いです。映画に賛否両論はつきものですが、僕は最高の映画だと言えます。
・「普通に良い映画」
自分はフットボール(サッカー)が好きなんで見てみました(・ω・)普通〜に良い映画ですねぇ( 'ー`)サッカーの試合の映像は本物のプレミアリーグの試合で迫力抜群(*'∀`*)ストーリーも続編を期待させる出来、俺の好きなランパードやピルロ、デルピエロが出てきたら嬉しいなぁ('∀`)
・「大スクリーンで見るべき作品」
スポーツものに共通して言えることだが、スタジアムの大歓声のシーンなどは映画館で見るかどうかによって感動が全く変わってしまう。私はこの1を映画館、2をDVDで見たため、1の感動を2では味わえなかった(のかもしれない)。映画そのものも1の方がよかったと思うが・・・・
ストーリーは単純明快なサクセスストーリー。しかし映画の盛んなアメリカでサッカー人気があまりないことから、なかなかサッカーが題材の話題映画自体が少ない(勝利への脱出くらい?)。サッカー界を舞台に展開するだけで使い古されたはずの展開がすごく新鮮だ。ありふれた展開ながらムネスが初めてピッチに立つシーンなどはとても感動し、映画館の中で恥ずかしながら涙がでた。
特に主人公ムネスの友人・ハリスが私のお気に入り。サッカーによくありがちなビッグネームなのに移籍して活躍できず、遊んでいたら町の住民に罵声を浴びたりなんてシーンはいかにもサッカーって感じ。それでも全く暗くならない彼にラテンの血を感じたw
・「色々詰まってます」
劇場で見たいと思っていた作品だったけど、ワールドカップと公開時期が重なってしまって行きそびれていてしまいました。今回見てみて、やはり大スクリーンで見ておくべき作品だったと思いました。
さすがFIFAやadidasが協力しているとあって、スタジアムや選手、観客が本物でフットボールの臨場感が伝わってきます。シアラー、ジェラード、ベッカム、ラウル、ジダンらスター選手も登場してくるのでフットボール好きにはたまらない。
ストーリーは淡々と進んでいくような感覚だけど、家族愛、夢・希望、恋愛などがバランスよく取り込まれていてフットボールをあまり知らない人も、それなりに楽しめる内容になっているのではないかと思う。
●キェシロフスキ・コレクションII 「トリコロール」セット [DVD]
・「情感と音楽と映像の融和。統合と博愛のシリーズ。」
懐かしいですねえ。青のテーマからはじまりますね。作曲家の死。それを受け継ぐジュリエット・ビノシュ。この映画自体が欧州統合を背景に含んでいるのでその欧州統合の音楽を作る、統合はすなわち博愛という美しい設定です。サントラにはご主人パターンと受け継いで作ったパターンと2つ収録されてます。
映画自体、ピアノとフルートの旋律が印象的に使われ美しい音楽が散りばめられてますね。次の白のテーマのジュリー・デルピー、最後の赤のテーマのイレーネ・ジャコブ、ともにこのシリーズで知りました。次にこのシリーズというか、キェシロフスキとプレイスネルのコンビの話題です。
私見ですが、この2人は映像の中に情感と音楽と映像の融和を求めていたような気がします。「ふたりのベロニカ」「トリコロール」「デカローグ」とすべて、心の揺れが音楽で表現されてます。素晴らしいきれいな音楽で主人公の心情が映像とともに語られていきます。
話は飛びますが「PREISNER`S MUSIC」というこの映画の音楽担当の作曲家のコンサートのCDがあるのですが大のお勧めです。「秘密の花園」「ヨーロッパ ヨーロッパ」などの曲も含まれてますし上記の作品群は当然含まれております。。
キェシロフスキの映画は彼の音楽なしには成立しにくいと思うほど重要な役目をしておりますのでぜひ、この作曲家も聞いてみるといいと思います。この「トリコロール」は俳優が次の作品に重なって出る(役柄は似ているようなこともあるし、違うこともあるんですが)重層構造になった素晴らしい作品群だと思います。
・「なんで出ないのかと思ってました。」
もう6年位前に見たんですよね・・・。私のようにムサイ男が,なんでこのビデオを手に取ったのか?とっても不思議ですが,思い返すと,どうやら「青」のビノシュ目当てだったんじゃないかと思います。青はとてもひんやりした感触の映画。白は今ひとつだったんですが(ファンの人すみません。),「赤」で完璧に参りました!
まあ,三部作の最後ということで(監督の遺作にもなってしまい,結果的にも)特別なんでしょうが,イレーヌ・ジャコブの柔らかい美しさと,自然な愛が,ジャン・ルイ・トランティニアンだけでなく,私の心まで溶かしてしまいましたね。それで今は「好きな色は?」と聞かれたら,迷わず「赤!」と答えるようになりました(笑)。
私にとってかなり特別な映画で「見て欲しくない!」ような気もしますが,今はDVD化を喜ぼう。この勢いで「ふたりのベロニカ」もDVD化してくれい。どこか。
・「Feel it, but don't think」
I hate following review. “ポーランドの名匠、クシシュトフ・キェシロフスキが、フランス国旗に用いられている青、白、赤の色をモチーフに作り上げた3部作「トリコロール」になぞらえそれぞれ明確に「自由」(青)「平等」(白)「博愛」(赤)のテーマを持つ。”
These three movies are not for watching, but for feeling. Don’t be a Philosopher. If you try to explain three movies, you lose your interests.My friend asked, “Why did a Polish director make French movies?” “Why Blue, White, Red stand for French Flag? Why not for American or Russian?”etc.
ジュリー(ジュリエット・ビノシュ)「青」ドミニク(ジュリー・デルピー)「白」バランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)「赤」
I “feel” there is no other combinations.I also say,“Don’t compare three movies.” Or “Don’t ask, Who is your favorite actress?” Three are independent movies although many people said these are connected. Each story (of three) has unique atmosphere, music, actress, and color of screen (same as the title of each movie). French language sounds like the art. (I hope that people watch these movies with subtitle, without Japanese language.)
I simply feel three movies are great in different ways.
・「大好きです」
違う映画を観に行った時に、宣伝を見ました。何よりもその映像に惹かれました。あっさりしているのに、すごく訴えてくるものがあるんです。この3部作で、最後の『赤の愛』が1番好きだという方は多いですが、私の場合は青ですね。音楽だけでもすごく引き込まれました。最後の言葉は、ものすごく印象に残っています。悲しげなメロディだったけど、心に染み渡るような歌でしたね。
・「キェシロフスキはオシャレ系に走ったと言われたが・・・・・・」
大学生の頃、本3部作をオシャレ恋愛ものか、けっ!と切り捨てた僕は、それから数年後ポーランドという国に興味を持ち始め、この作品が同国出身の天才監督のによるものだと知った。ここで描かれているのは決してオシャレなファッション感覚の愛ではない。
「青」の主人公はいきなり事故で作曲家の夫と娘を失い、「白」の主人公は異国に住むプレッシャーで性的不能に陥り、愛してやまない妻に三行半を突きつけられ、「赤」の2人の主人公は、一方は外国に住む彼氏の身勝手極まりない言動に満たされない思いを抱き、一方は隣家の会話を盗聴し、その世界に閉じこもっている。
彼らはそれぞれ、自らのありようを求めて苦悩し、やがて小さいながらも確実な一歩を踏み出してゆく。オシャレなどとはとん!でもない、痛みを伴う、逃れられない檻のような愛という感情と人生という運命の不可思議な化学反応。しかしそれぞれのヒロインを演じる女優が美しく魅力的なのも確か。
遠くを見るような不思議な視線と良い意味で土臭いジュリエット・ビノシュ、残酷な色気と少女のようなあどけなさを行き来するジュリー・デルピー、清楚で優しげな雰囲気にそこはかとないエロティシズムを漂わせたイレーネ・ジャコブ。3人とも前作『ふたりのベロニカ』のヒロイン候補だった(結局ジャコブが主演)。
本3部作では登場人物が微妙に交錯するのが楽しい。そのわずかな繋がりが収斂する「赤」のラストには賛否両論あるようだが、こんな無茶なと言う前に胸がじわりと暖かくなるのは確か。本能が求めていたと言うべき、!見事な結末だろう。
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