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▼マイ・アカデミー賞 2007:セレクト商品

ボーン・アルティメイタム [Blu-ray]ボーン・アルティメイタム [Blu-ray] (詳細)
ポール・グリーングラス(監督), マット・デイモン(俳優), ジュリア・スタイルズ(俳優), デヴィット・ストラザーン(俳優), スコット・グレン(俳優), パディ・コンシダイン(俳優), ジョアン・アレン(俳優)

「The Bourne Ultimatum - Blu-ray Info」


パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD] (詳細)
ギレルモ・デル・トロ(監督), イバナ・バケロ セルジ・ロペス マリベル・ベルドゥ ダグ・ジョーンズ(俳優)

「ファンタジーの力」「地底の王女が夢見た地上の世界」「なんとダークな………」「見た人と話したくなる映画」「少女の儚くも美しい夢」


スマイルBEST ブラックブック [DVD]スマイルBEST ブラックブック [DVD] (詳細)
ポール・バーホーベン(監督), カリス・ファン・ハウテン(俳優), セバスチャン・コッホ(俳優), トム・ホフマン(俳優), ミヒル・ホイスマン(俳優)

「真実を記す黒い手帳」「面白かったです!」「ヴァーホーベン渾身の一作」「残念ですが」


グラインドハウス コンプリートBOX 【初回限定生産】 [DVD]グラインドハウス コンプリートBOX 【初回限定生産】 [DVD] (詳細)
クエンティン・タランティーノ(監督), ゾーイ・ベル(俳優), ブルース・ウィリス(俳優), ロザリオ・ドーソン(俳優), カート・ラッセル(俳優)

「祝!! 幻のUS公開版収録」「星5つでは足りない」「値段もグラインドハウス!」「何も言うな!とにかく買うんだっ!!」「究極のエンタメ作品!本当に素晴らしいっ!」


善き人のためのソナタ [Blu-ray]善き人のためのソナタ [Blu-ray] (詳細)
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー、スマルク(監督), セバスチャン・コッホ(俳優), マルティナ・ゲデック(俳優), ウルリッヒ・ミューエ(俳優)

「2008年お奨めBD(2層 AVC TrueHD5.1&日本語PCM2.0)」「素晴らしい。」「Movie: 4.5/5 Picture Quality: 3.75‾4.75/5 Sound Quality: 4/5 Extras: 2.5/5」「腐敗した心。豊かな心。」「静かに心に残る作品」


フリーダム・ライターズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]フリーダム・ライターズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (詳細)
リチャード・ラグラベネーズ(監督), ヒラリー・スワンク(俳優), スコット・グレン(俳優), イメルダ・スタウントン(俳優), パトリック・デンプシー(俳優), マリオ(俳優), エイプリル・ヘルナンデス(俳優)

「もう涙が止まらない。」「いい映画でした」「ホロコーストという名の劇薬」


それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD] (詳細)
周防正行(監督), 加瀬亮;瀬戸朝香;山本耕史;もたいまさこ;役所広司(俳優)

「裁判員制度が近い将来始まる今だからこそ観ておくべき映画」「やるせない」「このご時世」「日本の司法制度への信頼が揺らぐ」「絶対に観て欲しい」


エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組) (詳細)
ジェラール・ドパルデュー(俳優), カトリーヌ・アレグレ(俳優), パスカル・グレゴリー(俳優), エマニュエル・セニエ(俳優), マルク・バルベ(俳優), シルヴィー・テスチュ(俳優), ジャン=ポール・ルーヴ(俳優), カロリーヌ・シホール(俳優), ジャン=ピエール・マルタンス(俳優), マリオン・コティヤール(俳優), クロティルド・クロー(俳優), オリヴィエ・ダアン(俳優)

「魂の讃歌」「波乱万丈,47歳の生涯」「シャンソン、そして音楽への賛歌。」「壮絶人生」「もう一度、シャンソンを」


レミーのおいしいレストラン [Blu-ray]レミーのおいしいレストラン [Blu-ray] (詳細)
ブラッド・バード(監督), ルー・ロマーノ. パットン・オズワルト. イアン・ホルム. ブライアン・デネヒー. ピーター・ソーン(俳優)

「誰もが名シェフ (2層 AVC 英語・日本語リニアPCM)」「幸せな気分になれる作品」「楽しかったです」「気持ちのいい涙が少しこぼれる感じで、実に心温まる名作」「ふさふさ」


スマイルBEST 題名のない子守唄 [DVD]スマイルBEST 題名のない子守唄 [DVD] (詳細)
ジュゼッペ・トルナトーレ(監督), クセニア・ラパポルト(俳優), ミケーレ・プラチド(俳優), クラウディア・ジュリーニ(俳優), ピエラ・デッリ・エスポスティ(俳優)


リトル・チルドレン [DVD]リトル・チルドレン [DVD] (詳細)
トッド・フィールド(監督), ケイト・ウィンスレット.パトリック・ウィルソン.ジェニファー・コネリー.ジャッキー・アール・ヘイリー(俳優)

「誰に何を求めるのか…」「ご覧になってみてください。」「ネタばれレビュー。でも語らずにはいられない傑作。」「普通の不倫物語に終わらない」「これは本当に素晴らしい作品です。」


天然コケッコー [DVD]天然コケッコー [DVD] (詳細)
夏帆(俳優), 山下敦弘(俳優), 岡田将生(俳優), 夏川結衣(俳優), 佐藤浩市(俳優), 柳英里沙(俳優), 藤村聖子(俳優)

「”岡田将生君の純愛物語”」「もう帰ってはこないあの季節」「安心して観られる映画」「とても美しい日本の光景と、こどもたちの輝きに、癒されます」「大人のための青春映画」


パラダイス・ナウ [DVD]パラダイス・ナウ [DVD] (詳細)
ハニ・アブ・アサド(監督), カイス・ネシフ.アリ・スリマン.ルブナ・アザバル.アメル・レヘル.ヒアム・アッバス.アシュラフ・バルフム(俳優)

「自爆テロのある生活」「作られる「英雄」」「自爆テロと自爆攻撃」「今ホットな話題」「淡々と描かれる最後の48時間」


世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション [DVD]世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション [DVD] (詳細)
ロジャー・ドナルドソン(監督), アンソニー・ホプキンス(俳優), クリス・ローファード(俳優), アーロン・マーフィー(俳優), クリス・ウィリアムズ(俳優), ダイアン・ラッド(俳優), パトリック・フリューガー(俳優), ポール・ロドリゲス(俳優)

「バイク好きにはたまらない映画」「死ぬまでに必見の傑作!!」「オートバイを愛した人へ」「買おうと決めていました」「ピュアハートのスピード狂」


ゾディアック ディレクターズカット [Blu-ray]ゾディアック ディレクターズカット [Blu-ray] (詳細)
デビッド・フィンチャー(監督), マーク・ラファロ(俳優), ロバート・ダウニーJr.(俳優), ジェイク・ギレンホール(俳優)

「本領発揮」「Movie: 4.5/5 Picture Quality: 4‾5/5 Sound Quality: 3.25/5 Extras: 3.5/5」「貴重な特典映像」「いつもの「雰囲気」を消したD・フィンチャー渾身の一作」「未解決事件を扱った作品としては良作ではないか。」


ディパーテッド [Blu-ray]ディパーテッド [Blu-ray] (詳細)
マーティン・スコセッシ(監督), レオナルド・ディカプリオ(俳優), マット・デイモン(俳優), ジャック・ニコルソン(俳優), マーク・ウォールバーグ(俳優), マーティン・シーン(俳優), レイ・ウィンストン(俳優)

「チャイナのオリジナルを超えていると思います。」「さすが!!!!!」


あるスキャンダルの覚え書き [DVD]あるスキャンダルの覚え書き [DVD] (詳細)
リチャード・エアー(監督), ジュディ・デンチ(俳優), ケイト・ブランシェット(俳優), アンドリュー・シンプソン(俳優), ビル・ナイ(俳優)

「誰もが感じる孤独」「 物凄く興味深いというか何というか」「「寒いほど一人ぼっちだ」」「「危険な情事」的な怖さ・・」


腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD]腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD] (詳細)
吉田大八(監督), 佐藤江梨子(俳優), 佐津川愛美(俳優), 永作博美(俳優), 永瀬正敏(俳優), 土佐信道(俳優), 山本浩二(俳優)

「最高にムカつく映画」「う〜む、解説困難なこの妙〜なカタルシスはなに?」「本気で邦画が凄い!」「他のどの映画とも似ていない不思議な映画」「悲しみの愛を見せろ」


主人公は僕だった [Blu-ray]主人公は僕だった [Blu-ray] (詳細)
マーク・フォースター(監督), ダスティン・ホフマン(俳優), マギー・ギレンホール(俳優), エマ・トンプソン(俳優), ウィル・フェレル(俳優), クイーン・ラティファ(俳優)

「全てが洗練された温かい秀作(2層 MPEG-2  PCM)」「絶対お勧めの素敵な作品です!!!」「Movie: 4/5 Picture Quality: 3.75‾4.5/5 Sound Quality: 3.75‾4.25/5 Extras: 3.5/5」「激しいアクションや刺激はないけれど、小さな灯火のような温かさが残る作品」


あなたになら言える秘密のこと [DVD]あなたになら言える秘密のこと [DVD] (詳細)
イザベル・コイシェ(監督), サラ・ポーリー(俳優), ティム・ロビンス(俳優), ハビエル・カマラ(俳優), ペドロ・アルモドバル(その他)

「外見からはわからない内面の苦しみを表現しきった良作」


ヘアスプレー(2枚組) [Blu-ray]ヘアスプレー(2枚組) [Blu-ray] (詳細)
アダム・シャンクマン(監督), アマンダ・バインズ(俳優), ニッキー・ブロンスキー(俳優), ザック・エフロン(俳優), クイーン・ラティファ(俳優), クリストファー・ウォーケン(俳優), ミシェル・ファイファー(俳優), ジョン・トラヴォルタ(俳優), ジェームズ・マースデン(俳優), ブリタニー・スノウ(俳優)

「誰にも止められない (2層 VC-1 DTS-HD7.1ch)」「これぞ本当のミュージカル!」「WE CAN'T STOP THE BEAT !」「シンデレラ?いえいえ彼女はナイトです」「見ていると気分がウキウキしてきます。」


プレステージ コレクターズ・エディション [DVD]プレステージ コレクターズ・エディション [DVD] (詳細)
クリストファー・ノーラン(監督), アンディ・サーキス(俳優), デヴィッド・ボウイ(俳優), パイパー・ペラーボ(俳優), ヒュー・ジャックマン(俳優), クリスチャン・ベイル(俳優), スカーレット・ヨハンソン(俳優), マイケル・ケイン(俳優)

「テスラは実在の人物です」「偉大なる仮説」「人生とはなにか」「映像化された喜び」「驚き!」


ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray] (詳細)
ビル・コンドン(監督), ジェイミー・フォックス(俳優), ビヨンセ・ノウルズ(俳優), エディ・マーフィ(俳優), ダニー・グローバー(俳優), ジェニファー・ハドソン(俳優), アニカ・ノニ・ローズ(俳優), キース・ロビンソン(俳優), シャロン・リール(俳優)

「いい映画です。」「リニアPCMを収録して欲しかった」「すばらしい映画です」「文句なく娯楽作品として超1級品」「ビヨンセ最高!」


河童のクゥと夏休み コレクターズBOX(特別版本編+特典DVDの2枚組)【完全生産限定版】河童のクゥと夏休み コレクターズBOX(特別版本編+特典DVDの2枚組)【完全生産限定版】 (詳細)
原恵一(監督), 冨澤風斗(俳優), 横川貴大(俳優)

「今の家族、今の日本の残酷さにせつなくなるが、明日を信じようと思う映画です。」「これこそアニメだ。」「天才、原恵一。」「素晴らしい映画です!必見です!」「素直に感動できました」


アフター・ウェディング スペシャル・エディション [DVD]アフター・ウェディング スペシャル・エディション [DVD] (詳細)
スサンネ・ビア(監督), マッツ・ミケルセン(俳優), ロルフ・ラッセゴード(俳優), シセ・バベット・クヌッセン(俳優), スティーネ・フィッシャー・クリステンセン(俳優), クリスチャン・タフドルップ(俳優)

「復讐と信頼」「人生の悲喜劇を凝縮した心揺さぶる作品」「愛とはなにか。そして人の生き様を描く」「人生の皮肉」


▼クチコミ情報

ボーン・アルティメイタム [Blu-ray]

・「The Bourne Ultimatum - Blu-ray Info
Version: U.S.A / UniversalVC-1 BD-50 / AACS / Region A, B, CAspect ratio: 2.40:1Running time: 1:55:19Movie size: 33,56 GBDisc size: 43,71 GBTotal bit rate: 38.80 MbpsAverage video bit rate: 29.80 Mbps

DTS-HD Master Audio English 4208 kbps 5.1 / 48 kHz / 4208 kbps / 24-bit (DTS Core: 5.1 / 48 kHz / 1509 kbps / 24-bit)DTS Audio French 768 kbps 5.1 / 48 kHz / 768 kbps / 24-bitDTS Audio Spanish 768 kbps 5.1 / 48 kHz / 768 kbps / 24-bitDolby Digital Audio English 192 kbps 2.0 / 48 kHz / 192 kbps / Dolby SurroundDTS Express English 192 kbps 2.0 / 48 kHz / 192 kbps / 24-bit

Subtitles: English SDH / French / SpanishNumber of chapters: 20

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Version: E.U / AUS / JAPAN / U.K / Universal / Region A, B, C

Audio: English DTS-HD Master Audio 5.1, French DTS 5.1, German DTS 5.1, Italian DTS 5.1, Japanese DTS 5.1, Spanish DTS 5.1

Subtitles: Danish, Dutch, English SDH, Finnish, French, German, Italian, Japanese, Korean, Norwegian, Portuguese, Spanish, Swedish, Traditional Chinese

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# U-Control: Picture-in-Picture# BD-Live: Bourne Card Strategy Challenge# Commentary with Director Paul Greengrass# Deleted Scenes# Man on the Move: Jason Bourne# Be Bourne Spy Training

ボーン・アルティメイタム [Blu-ray] (詳細)

パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]

・「ファンタジーの力
この作品が他のファンタジー作品と大きく違うのは子供を主人公にしておきながら子供に向けたファンタジーではないということです。

子供に向けた作品とは辛い現実の中でも生きていく希望を語ろうとします。しかし辛いだけの現実が舞台ではそれをするのは中々難しい。だからファンタジーが必要になってくるのです。それは話の主人公だけでなくそれを見る子供たちにとってもです。辛いだけの現実から一旦彼らを離して異世界に連れて行くことで、彼らを癒し、試練を与え、辛い現実の中でも生きていく力を手に入れさせる。ファンタジーにはこれを可能にする力があるのです。トトロも、千と千尋もその他多くの子供が主人公のファンタジーはこれです。

しかしこの作品は違います。この作品のファンタジーは子供を辛い現実から離し解放をしはしましたが、辛い現実の中で生きていく力は与えませんでした。つまり子供に希望を語るようなものではない、ファンタジーが必要な人達に向けたものではない、ということです。この作品の中では辛い現実、残酷なまでの現実がずっと描かれます。

圧倒的な現実の前で果たしてファンタジーはどれだけの力を持つのか?そんなことを考えた作品でした。映像の美しさ、緊張感にエンターテイメント性、俳優陣の演技には文句なしです。

・「地底の王女が夢見た地上の世界
地底の王女は、風や太陽の光を感じることができる地上の世界に憧れ、ある日、地上へと出て行きました。これは、その地上世界で繰り広げられたお話です。

現実の地上の世界は、少女が幸せに暮らせるようなところではなく、むしろ逃げ出したくなるような世界でした。地底の王女の魂が宿り、地上の世界で産まれ育った少女は、最期に幸せな地底世界を目の当たりにして微笑みながら、息絶えました。そして、魂は地底世界に戻り、幸せな暮らしを送ることになるのです。一見、不気味に見えた地底の住人や迷宮。でも、少女はその地底世界に幸せを見出したのです。一方、光や風に満ち溢れ、魅力的に思えた地上の世界は、大人の私達でさえも顔を背けたくなるような残酷な世界でした。

この映画では、地底世界に戻った後の少女については、ほんの少ししか触れていません。もし、地底世界に戻った少女について、もっと長く描かれていたならば、この映画を観終わったときの余韻は違ったものになっているはずですが、その短さのために、果たしてこの地底世界は現実なのか幻なのか、視聴者が困惑することになります。それ故に、この映画の終わりは、ハッピーエンドとも、悲劇とも取れるものになっているのです。

ハッピーエンドか悲劇か。どちらに取るかは、観た人それぞれで良いと思います。それこそが、敢えて地底世界の少女をほとんど描かなかった監督の狙いだと思うからです。確実に言えることは、「地上の世界は、子供達が笑って生きていけるような世界ではなかった。大人達は、この少女を幸せにしてやることができなかった。」ということ。この事実が、地上世界の住人の一人である視聴者に、一種の罪悪感として重くのしかかってくるのです。そういう意味で、少女が最後に見せた微笑は「ああ、やっと醜い地上世界から逃れられる。」という、私達、地上世界の大人達への皮肉と取れなくもないわけで、単に「地底世界で幸せに暮らせて良かったね。」というハッピーエンドでは終われない余韻が、私達の心に残るのです。これは、あの現実か幻か迷うような地底世界の描かれ方だからこそ残る余韻であり、もしも、地底世界に戻った後の少女の幸せな暮らしを、ある程度描いてからエンディングを迎えていたならば、残らなかったものだと思います。

本作品は、決して、派手な魔法が飛び交ったり、多彩なモンスターが登場する映画ではありません。ハリー・ポッターのようなファンタジーを期待していると肩透かしを食らうかも知れませんが、その方は、次のように考えてみたらいかがでしょう。地底世界から来た少女にとっては、人間こそがモンスターなのだと。この映画は、正に、大人向けダーク・ファンタジーの傑作だと思います。

・「なんとダークな………
壮大な物語の序章となる部分のみを映画化したのか、この作品で描かれた内容で物語が終わるのかは知らないが、単にファンタジーではないのは確か。

現実の世界、ラビリンスの世界、それぞれにある意味「闇」に繋がる哀しさも描かれている。

むしろこの先、壮大なファンタジーの物語へと続いて欲しいと願ってしまう展開に、かえっていろいろ考えさせられ、監督の演出・編集の上手さを感じる。

・「見た人と話したくなる映画
音楽がとても物悲しいけど美しいです。全体にも美しいです。グロテスクな怖い場面が時々あるのでかなり画面から目をそらすハラハラが多かったです。だから力が入って見終わったあと疲れましたが好きな映画です。人がこわいです。美しく、幻想的なだけの映画を期待して行った私はかなりびっくりしましたが本来のファンタジーはこうなのかもしれないなと思いました。子供が何歳になったら見ていいか少し考えるかもしれません。

・「少女の儚くも美しい夢
とにかくあまりにも美しく悲しい映画。ファンタジー物でありながらでてくる登場人物(?)のグロテスクさ、そして不気味さ、少女が迷い込んだラベリンスとは?そして彼女の前に現れたパーンは彼女の味方かそれとも・・・都会から、母親の婚約者である冷血な軍人の住む村にやってきた少女。そこはゲリラが跋扈する山間にあった。彼女はその道すがらから不思議な体験をすることになる。パーンに課せられた課題、そして彼女を待ち受ける運命は・・・アカデミー賞を三冠受賞した美術効果や映像は本当に素晴らしい。外国語映画賞を受賞しなかった事が物議を醸し出したが、見る人によって感想が分かれるのだろう。私は好きな映画。ラストがハリウッドお決まりのパターンでないだけ、心に深く突き刺さりいつまでも記憶に残る映画となるだろう。

パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD] (詳細)

スマイルBEST ブラックブック [DVD]

・「真実を記す黒い手帳
1940年代半ば、ユダヤ系ドイツ人であるRachel Steinは、ドイツ占領下のオランダで、亡命途中にドイツ軍により家族を皆殺しにされる。からくも逃げ延びた彼女は、レジスタンスに助けられ、彼らと行動を共にする事になる。その後、偶然に知り合ったゲシュタポ高官 Muentze を利用するつもりで近づいたものの、彼に惹かれ、Muentze も彼女がユダヤ人と知りつつ恋に落ちてしまう。45年のオランダ解放後も、混乱の中、ドイツ軍の味方であるという汚名を着たままRachel たちは家族惨殺の真相を追い求めるが...。

サスペンスとしてとてもいい出来だと思う。生と死の間で揺れ動く信念と裏切りという人間の性を、アクション&裸体(別に必要がないのではないかという場面も多いが...)で飾り立て、エンターテイメントとして優れた作品に仕上げられている。それが「いい」とか「悪い」とか言うつもりはどこにもないのであるが、本作品は、映画史上、ハリウッド映画に最もよく似たヨーロッパ映画と言えるのではないだろうか。

他に特筆すべきことといえば、オランダ解放後の混沌とした時間を的確に表現しただけでなく、上手にストーリーに溶け込ませた脚本と監督の力にある。これは、エンターテイメントを超えて大きく評価されるべきだと個人的には思う。

・「面白かったです!
ヨーロッパの香りに満ちたエンタメハリウッド映画という感じで面白い!

分かりやすい物語、キャラもたってて「あれは誰?」と迷うこともなかった。

裏切者の存在、 戦時下のロマンス、仲間から誤解されたり、友情を育んだり、飽きるところがなく引き込まれた。

144分があっという間で最後は泣けた。

「ユダヤ人犠牲者の遺物により設立」この文字を見たとき胸が熱くなりました。

役者さんたちもいい雰囲気で素敵でした。映画を見たという気になれる作品だった。

・「ヴァーホーベン渾身の一作
ナチ占領下の祖国オランダを舞台に、ナチに家族を殺され、さまざまな人にだまされつつ、激動の中を生き抜いた一人のユダヤ人女性。

今まで、『ロボコップ』『氷の微笑』『スターシップ・トゥルーパーズ』『トータル・リコール』など、スピード感とテンポよい、ストレートなアクション大作を作ってヒットさせた監督が、祖国の暗い歴史に焦点をあてた渾身の力作。

ストーリーもおもしろく、主人公の女性も大変魅力的で、白い肌、大きな瞳が印象的です。どんな状況にも負けず、力強く生きていく彼女と、レジスタンスたちの勇気が伝わってきます。

ただ、この監督の特徴として、人間の感情の細かな機微の表現や、奥深い描写はあまり得意ではなく、具象主義というか、具体的な絵柄作りがその本領なので、失意の感情や登場人物たちのやるせない心情などを期待するとちょっと期待はずれかもしれません。たとえば、ナチス将校ムンツェが最後に汚名を着せられたまま銃殺されますが、そのときの彼の怨念に似た心情は画面からは伝わりにくい。

とはいえ、空前の制作費を投じた、大河歴史映画であることは間違いなく、我々があまり知らない、ナチス統治下のオランダと国民の戦いを知ることができる、佳作です。

観るものは、主人公を演じるカリス・ファン・ハウテンの美貌と体当たりの演技の魅力のとりこになります。

・「残念ですが
ナチスドイツ系の映画を好きで随分集めてますが、この作品はレビューをみて買いましたが、とても演技というか表現力の足りない女優さんで、家族を失うなどの大切な場面の表現がないというか少なく内容も私にはとても面白いと感じるものがなくとても長くつまらない時間になりました。決してお勧めは私はできませんのでこの評価です。

スマイルBEST ブラックブック [DVD] (詳細)

グラインドハウス コンプリートBOX 【初回限定生産】 [DVD]

・「祝!! 幻のUS公開版収録
世界初のソフト化となる「グラインドハウス U.S.A.バージョン」。本国でも発売されていないこのバージョンを拝めるのはこのBOXだけだそうで…

僕は日本公開版もUS公開版も見ましたけど、より「グラインドハウス」の雰囲気を味わえるのは断然US公開版の方です。「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の間に挟まれた3本のフェイク予告、これらもフェイクで済ませるなど勿体ないような素晴らしい出来のものばかりで、これらを見られるだけでも価値は十分にあると思います。

単品を買うくらいなら、ぜひこちらのBOXを買って下さい。単品は正直言って損としか言いようがありませんから(笑)

・「星5つでは足りない
くらいの最高の作品です。難しいことは何も考えずに身を委ねて下さい。楽しい映画というのはこういう映画の事を言うのだと思います。特にデス・プルーフの見事なエンディングは鳥肌ものです。

他のコメントで情報が間違っていると思われるので、正しい情報を書かせて下さい。私が知り得たところでは、二本立てを一本づつに分けたのは日本の配給会社の思惑ではなくアメリカで二本立てで上映したところ、一本目が終わったところで出る客もいたりそもそも興行的に失敗したので、アメリカ側の要望で「日本では二本立てで公開できなかった」というのが真相のようです。それ故、二本立てよりそれぞれの作品は長く編集し直されているのです。他国の要望でそんな編集がなされるわけはないのです。アメリカ以外でUSAバージョン(二本立て)が上映されたのは日本だけですし、USAバージョンのDVDも日本でのみの発売です。今の所。ですので、他の方が書いておられることとは逆の感想を私は持っています。ちなみにドイツでは劇場公開はデス・プルーフのみです。

デス・プルーフはUSAバージョンより一本の方が面白いです。ラップ・ダンスのシーンがありますので。(配給会社の回し者ではないです。念のため)

・「値段もグラインドハウス!
DVD化になるかどうかもわからなかったUSA公開版も収録とはすごい!やはりフェイク予告編も加えて一つの作品だからディレクターズカット版(デスプルーフは無駄に長く、プラネットテラーは特に気になる追加シーンはなかったので)よりも断然面白い。

さらに日本特別の特典ディスクも収録し、完全版2作品の2枚組みでの計6枚組みでこの値段はまさにグラインドハウス!シンシティの時と違い、同時期に発売、サントラCDもなしという超良心的なジェネオンさんに感謝!某メーカーの某SF作品のDVD-BOXも見習って欲しいです。

・「何も言うな!とにかく買うんだっ!!
単品とコンプリートBOX、迷っている場合じゃない!もうBOXしかない!このデザイン見ましたか!?「あの」ジェネオンが作ったとは思えない素晴らしさ!もう、これだけでも買う価値あり!と言ったら言い過ぎかなwwwUSAバージョンを観ずに、グラインドハウスを語るなかれ。

・「究極のエンタメ作品!本当に素晴らしいっ!
何といってもコンセプトが面白い!映画を愛するすべての人々へのプレゼント。

創る側も楽しく、見る側も面白い。これぞまさに究極のエンタメ作品!

中でもロバート・ロドリゲスの「プラネット・テラー」は、彼の才能を炸裂させた傑作と言える。多くの映画を見てきた、映画に対する愛情の集大成だと思う。

B級映画というコンセプトが相応しくないほど、ドA級の派手な作品に驚くばかり。

また、彼ならではの「独立系の制作体制」は、国内の映画製作者にもぜひ参考にしてほしいところ。(自前のスタジオを持ち、ほとんどの作業を自分でこなす)

何故か最近の国内映画といえば、「昭和への異常なほどの執着」に徹しているが、もう少し映画の楽しさをストレートに考えてほしいもの。

ということを考えさせられた、本当に素晴らしい作品。

グラインドハウス コンプリートBOX 【初回限定生産】 [DVD] (詳細)

善き人のためのソナタ [Blu-ray]

・「2008年お奨めBD(2層 AVC TrueHD5.1&日本語PCM2.0)
国内盤は発売されないのかと諦めていたが、この傑作が満を持してSPEから登場。ベルリンの壁崩壊前、社会主義に傾向した旧東ドイツ。体制と反体制。 最も遠く、そして最も近くにいた2人の男の交差を、変わりゆくドイツを舞台に、淡々と描く。退廃的で虚無感漂う、静かな空気流れる描写が絶妙。その中でも抑圧・統制されながらも、息づく人々の温度との対比も素晴らしい。

非常にナチュラルで控えめな発色と、繊細さ、シャープな輪郭で魅せ通す。

ウルリッヒ・ミューエの繊細な演技がいつまでも印象に残る。反体制としてマークされた作家を監視していく中で、彼らの自由な思想や生活に触れ、次第に変化してゆく葛藤の微細な表現が見事。決して笑顔は見せず、ほんの少しの顎の角度などで巧みに伝える。監視中、時間が止まった薄暗い部屋で、聴こえてきた初めて触れるピアノソナタの調べに、身動きひとつせず、静かに一筋の涙を流すシーンに引き込まれる。繊細かつ高い解像感により、それらの描写が更に昇華し見事に際立った。おそらく素材由来だと思うが、一部の暗部場面での不安定さと、数シーンでボヤケてしまう点は惜しい。しかし、そんな些細な点は帳消しにするだけの上質な映像。象徴となる曇った空の情景、黒や灰色の締りも優秀。

オリジナルドルビーTrueHD 5.1chに加え、日本語はリニアPCM ステレオで収録。ドイツ語の子音はシャープに聴かせ、ピアノの音は柔らかい。日本語吹替えも2.0chながら、明瞭。

ラストシーンは何度拝見してもじわりとし、不思議な虚脱感と、長い余韻が続く。総合的に極めて上質な一本。映画好きの方には、是非ともお奨めしたい。

特典はSD画質ながら、視聴した後に知りたくなる内容のもの。実際にシュタージが使用した道具では、当時の状況をより身近に知る事が出来る。

・「素晴らしい。
 静かながらも緊張感たっぷりに描かれた作品だ。社会派ドラマでこうした気持ちになる作品はめずらしいのではないか。そう思うほど。しかし作品は言論弾圧、密告、取り締まり、聴取といった共産主義下の社会的背景を実に丁寧に映し出す。 だが何よりこの作品が素晴らしいのは、この作品とそうした作品の違いとして体制崩壊後もきっちり描き出したところだろう。旧体制とは違う、立場の逆転、街の雰囲気の変化までものすごくよく追いかけている。そしてラストの涙とは違う胸を熱くさせる思い。素晴らしい以外に言葉がない。

・「Movie: 4.5/5 Picture Quality: 3.75‾4.75/5 Sound Quality: 4/5 Extras: 2.5/5
Title: The Lives of OthersVersion: U.S.A / Sony Pictures / Region-AAspect ratio: 2.35:1MPEG-4 AVC BD-50Running time: 2:17:36Movie size: 36,23 GBDisc size: 40,97 GBTotal bit rate: 35.10 MbpsAverage video bit rate: 27.84 Mbps

LPCM 5.1 4608Kbps 16-bit GermanDD AC3 5.1 640Kbps German

Subtitles: English / English SDH / Spanish / French

#Director Commentary#Interview#FeaturetteInterview with the Director (30 mins - SD)The Making of The Lives of Others (20 mins - SD)#Deleted Scenes (9 mins - SD)#Trailers (HD)

・「腐敗した心。豊かな心。
1、権力を盾に自分の欲望を満たす腐敗した政治家、2、任務を忠実に遂行する体制側の大尉、3、体制に監視されながらも創作をつづける芸術家、大きく言えばこの3つの立場の人が登場します。そして、2と3の心のつながりによって、善き心を持った豊かな人間性と、反対に、1の腐敗した政治、心が腐った人を、浮き彫りにしています。

大尉は職務に純粋であっただけ、芸術家も芸術に純粋であっただけ、大尉はその芸術家の純粋さや生み出すものに心を動かされ、、そして、上司や上部組織である腐敗しきった心を持った政治家の卑劣な行動を見て、より、芸術家の方へシンパシーを感じ始めるという構造です。

純粋な心や、豊かな人間性を持つ人は、立場が違っても、お互いシンパシーを感じるものでしょう、、「戦場のピアニスト」もそうでしたね、あれもいい映画でした。。「ビルマの竪琴」だって、音楽好きな将校が音楽で敵軍と和を保ちます。

政治も、宗教も、そのイデオロギーの名を借りて自分の欲望を満たすだけのリーダーが生まれた時、必ず紛争や戦争が起こっています。。

腐った心を持つ人、それはイデオロギーが同じでも存在するし、、、。善き心を持つ人、それはイデオロギーが違っても存在するのです、、、。

遠い昔の話でも、外国の話でもありません、、日本だってつい先日まで天皇のためにというプロパガンダの元、戦争をしていましたしね、権力を盾に欲望を満たす、腐敗した政治家や人々だっているわけですから、、。

そんなことも、示してくれるホントに、、「善き人のためのソナタ」でした。

大尉が善き人のためのソナタを聞くシーン、街の酒場で女優に話しかけるシーン、女優を尋問するシーン、倒れた女優を抱きかかえるシーン、、、最後に本屋で「善き人のためのソナタ」を開くシーン、、とても、、素晴らしい映画でした。

・「静かに心に残る作品
【画質】映像は中々綺麗です。フィルムグレインは細かい粒子が適度に点在しています。正にフィルムライクな質感といったとてもいい案配。バランスのいい量が乱れる事なく安定して処理されており好みです。シャープさはまずまず。引きのシーンでは少し弱くなりますがぼけるといった事はなく悪くありません。アップのシーンの質感はよく素晴らしい。暗部シーンの諧調もよく黒が綺麗に出ております。気になったのはフィルムの小傷。新しめの作品なはずですが、時折フィルムの傷がチラチラと目に付きます。頻繁に出る訳ではなく稀に出る程度ではありますが、全体的にいい映像なだけに、この小傷は残念。他のBD作品と比べると綺麗な部類に入ると思います。小傷が目立たなければ★4〜5くらいの評価にしたかったのですが、個人的には気になってしまったので★4評価としています。【音質】音はかなりよいです。ヒューマンドラマという事で音質的には地味な音を想像していたのですが、良い意味で裏切ってくれました。重低音は重みを感じる音。しっかりとした低音がBGMを盛り上げます。高音はとてもクリアで綺麗。この高音は特筆すべきものがある。すっきりとした綺麗な音が伸びているので音に広がりを感じます。サラウンド感もまずまず。基本はヒューマンドラマながら、空間を感じさせる音作りになっていて臨場感があります。音全体が綺麗なのでピアノを始めとした音色を聞くとハッとできる。セリフ部分もクリアで聞き取り易く良好。決して迫力のある音ではありませんし地味な音作りではありますが、音一つ一つがとてもクリアで美しい。この音質は満足できる素晴らしい音だと思います。【特典】特典はSD画質でメイキング、インタビュー、撮影風景、シュタージが使用した道具、予告とそこそこ。特典の量はそこそこ満足できますが、全てSD画質での収録には少し不満あり。素晴らしい作品なだけに特典もHD画質で欲しかった。【総評】画質/音質は十分満足できるレベルにあると思います。特に音質は静かな音ながら存在感があり大変よいものです。個人的には内容も心に残る作品でしたし満足できました。内容に少しでも興味がある方には是非お薦めしたい一本です。

▼個人的評価・画:★★★★☆・音:★★★★★・話:★★★★★・特:★★★☆☆・総:★★★★★

善き人のためのソナタ [Blu-ray] (詳細)

フリーダム・ライターズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

・「もう涙が止まらない。
教鞭を執るもの、これから教壇に立とうとするもの、先生と呼ばれているもの、そのすべての方々に是非ともみてほしい感動と余韻にひたる素晴らしい映画です。信じること、心を開くこと、人を人として愛すること、分かち合うこと、勇気を持つこと、喜ぶこと、そして生きること。オープニングでは、学園ものの割にはやや大人びた学生たち。それにダーティーな部分が漂い、ラップ系リズムでダラダラと続くのかと思いきや、いつのまにか熱中して観ていました。エスカレーションする度に、強く心を打たれ、自然の涙がこぼれてしまう。先生と生徒の青春ドラマなんかじゃあなく、もっと深い人間性に拘った問題をテーマにしており、すごく奥の深い感動を覚える作品です。しかも、実話をベースとしたものであり、教師エリン・グルーウェルは実在人物であり、人を人として受け止め、失っていた心を取り戻させ、そして若人の夢実現の可能性を誘導したのです。そのひとコマごとのシーンには、想像を絶する勇気、強い信念、忍耐力を葛藤しながらも成し遂げたことが膨らみを持ってよく伝わってきます。そして、それは”奇跡”ではないと思います。あの「ミリオンダラー・ベイビー」で、強く心を動かされる演技をしたヒラリー・スワンク。最近では「P.S. アイラヴユー」と、いずれも印象に強く残る作品には彼女が主演しており、彼女の生い立ちからくる共感や共有するものを映画の中で根気よく表現しようとしているのかもしれません。

・「いい映画でした
実在の教師エリン・グルーウェルさんの情熱に、素直に感動できるいい映画だった。

前例のないことを始めることの難しさ。困難があっても諦めないで頑張ることの大切さ。

どんなに大変で 過酷な状況で生きていても、人を信じることで 人は変わることができる。

人との繋がりで、人は強く生きて行けると、そんな勇気をもらえたような気がしました。

ヒラリー・スワンクから、熱い、静かなメッセージが伝わってきて思わずホロリ・・。

こういうベタな内容なのに、感動させようと大袈裟に描いていないのも好感を持ちました。

・「ホロコーストという名の劇薬
ロス暴動が起きた直後、ロスアンジェルス郊外の公立高校に赴任してきた新任国語教師エリン・グレーウェルが起こした奇跡の実話を映画化した作品。最近は親子殺しや通り魔殺人など結構物騒になってきた日本であるが、この映画に登場する雑多な人種の高校生が繰り広げる校外バトルを見ていると、「平和な日本に生まれてよかった」と思わず胸をなでおろしたほど、その荒れ具合はすさまじいの一言。

“教育を放棄した”高校側も、問題児たちが事件を起こして退学するまでの“人間倉庫”と化してすっかりあきらめムードが漂っている。そんな、心がすさみ切った問題高校生を更正させるため、エリン(ヒラリー・スワンク)が使った即効薬がいかにもアメリカらしい。なんと『アンネの日記』を教材にして、自分たちよりも不幸な目にあった民族の存在を子供たちに認識させるという荒治療を施すのだ。

これが日本の学校だと教師と生徒が「腹を割って話し合う」ということになるのだろうが、それは同じ民族間でのみ通用する手法で、人種の坩堝アメリカにはあてはまらないのかもしれない。子供たちの綴った日記もめでたく出版され、オスカー女優ヒラリー・スワンク製作総指揮によって映画化までされたこの感動の物語は、経済収支的にもきっとモトがとれたことだろう。夫そっちのけでアルバイトまでして教え子につくしたエリンの真意がどこにあったのか。問題児たちを更正させた劇薬の副作用がとっても気になる作品である。

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それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

・「裁判員制度が近い将来始まる今だからこそ観ておくべき映画
まず、映画の最初1/3ぐらいは、初動捜査のいい加減さ、無罪推定の原則などこれっぽっちも機能していない検察での取調べにショックを受け、腹が立って仕方がなかった。この怒りで映画に引き込まれ、あとは検察と弁護側の知力を尽くした立証合戦を固唾を呑んで見守ることになるので、約2時間半という上映時間の長さは気にならない。そして、裁判での有罪率99.9%という数字が示す、「成果」を死守せんとする検察のあの手この手の論証作戦、自分たちは「おかみ」であるという意識、そしてこれまた安易に「成果」を求めようとしてつい検察側の立証論理を支持する傾向にある裁判官。これまで文章でわが国刑事裁判制度の問題点は知っていたつもりだが、ここまでリアルにその実態を示されると、考え込まざるを得ない。ましてや、近い将来に裁判員制度が始まり、自分が人を裁く立場になったときに、自分は冤罪者をださない自信を持てるだろうか。恐ろしくなってくる映画である。

前作までの周防監督作品のコミカルな味付けはない。しかし、彼が興味を持ったものを映画鑑賞者に徹底的に説明しつつ1級のエンターテイメントに仕上げる腕は落ちていない。脚本・演出等はさすがの出来である。10年以上のブランクを感じさせない。役者さんたちは皆好演。被疑者側の人たちが皆好人物なのが救いである。最後に、男性の皆さん、満員電車の中では、痴漢に疑われないようにくれぐれも注意しましょう。

・「やるせない
内容はある程度宣伝でわかっていたので、その重さからあまり見たくなかった作品です。主人公金子が感情をむき出しにしないところが、どんどん恐怖に引きずり込んでいきます。あまりに淡々と進んでいくので、かえって自分に置き換えてしまいあまりの冤罪の怖さに震え上がる気持ちになりました。やっていない罪を押し付けられ、社会的に抹殺され、屈辱を味わい、裁判官は耳をかさない。もしこんな目にあったらはたしてまともな心境で争えるだろうか。やりきれなさと悔しさを内面に秘めたままあきらめてしまうのではないだろうか。痴漢というのは卑劣な犯罪です。でも本作では痴漢という犯罪行為よりも、冤罪を生み出す司法制度に鋭く切り込んだ問題作です。見終わったときはやりきれなく悔しくて仕方なかったです。

・「このご時世
女性専用車両だけでなく男性専用車両も作って貰いたいものです。

被害者は女性だけではない…。

・「日本の司法制度への信頼が揺らぐ
監督の日本の検察・司法制度に対する怒りのインタビューをテレビで見て、興味を惹かれ視聴したが、今まで有していた日本の司法制度への信頼が揺らぐほどの大きな衝撃を受けた。

題材は無罪にも拘らず、痴漢の容疑をかけられた主人公が、弁護士や友人の助けを受けて裁判を戦うのだが、有罪とにらまれた容疑者に対する警察及び検察の有無を言わせぬ取調べと自白を強要する手口、そして最後の頼みであるはずの司法制度の検察よりの姿勢には驚きと強い怒りを感じた。

日本においては起訴された人が裁判で有罪になる確率は99.9%で、他の先進国の80%前後と比べて異常に高いそうだ。この数字を日本の警察の能力の高さと勘違いをしてはいけないことをこの映画を教えてくれる。

毎日通勤で電車に乗っている人はいつこの主人公と同じ境遇にあるのかわからないのだ。自分の身を公権力から守るためにも必見の映画だ。

・「絶対に観て欲しい
映画館で2回観ました。もっと映画館に足を運んででも観たい作品でした。

警察官の初動捜査のズサンさ、理不尽な尋問、裁判中も徹平が有利に転ぶか・・・?と思わせながら、裁判長が変わると言う悲劇、裁判長も組織の人間ね・・・判決文を聞いた時、映画館で観ている殆どの人が「えっ??」と声を漏らしていました。

しかし、ここに携わっている人全てが”自分の中の正義”をまっとうしようとしていたとしたら・・・と、映画を観終わった後に振り返って見ると・・・なんともやりきれない気持ちになりました。

この映画を観る全ての人の、環境、思い・・・それぞれで受け止め方も変わってくる作品では?と思います。

なので、是非観てください。

今後裁判員制度が施行されて、自分がもしこの裁判の中に居たとき・・・どう冷静に立ち向かえるか?など、とにかく色々と考えさせられます。捕らえ方は各々違った捕らえ方が出来る映画と思います。

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エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)

・「魂の讃歌
 原題は「LA VIE EN ROSE」。ピアフの愛に満ちた壮絶な生き様を,誰もが耳にしたことのある魂の歌で辿る。ピアフの情熱が乗り移ったように演じるマリオン・コティヤール,「バラ色」の時は溢れ出さんばかりの愛を惜しげもなく晒し,暗闇からも逃げずしっかりと光を当てた。 歌謡番組で聴く「愛の讃歌」が別の曲に思える。戦後日本の歌謡界にも少なからず影響を与えたであろう,エディットの「バラ色の人生」をご覧あれ。私にとって間違いなく今年のベストだ。  本編にdts音声が付くのが嬉しい。特典ディスクも楽しみだが,コンテンツを見る限り,実際のピアフの映像は収録されない。映像がないのか版権の問題なのか,残念だ。

・「波乱万丈,47歳の生涯
「シャンソンなんて聞いたこともない」という方でも,エディット・ピアフという名前には聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。 1963年,47歳の若さでこの世を去った彼女の歌声が,死後40年を経過した今でも色褪せることなく愛され続けているのは何故なのでしょうか? そういった疑問を解く鍵がこの作品にあります。 1915年12月19日,パリの下町の貧しい家庭に生まれたエディット・ピアフ(マリオン・コティヤール)は,幼くして父方の母親が営む売春宿に預けられ,早い時期から娼婦や売春宿への訪問者たちと接触をもち,このような状況が彼女の人格と人生観に強いインパクトを与え,彼女の音楽の特徴である“傷心的な声を伴った痛切なバラード”という形で表現されました。 オリジナルヒット曲の「バラ色の人生 La vie en rose」(1946年)や,「愛の賛歌 Hymne à l'amour」(1949年)などを織り交ぜながら,ピアフが世界的に有名な歌手になるまでの成功と挫折,ルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー),レーモン・アッソ(マーク・バルベ),マレーネ・ディートリッヒ(カトリーヌ・シロヌ)たちとの華やかな交友関係,そして最愛の恋人,マルセル・セルダン(ジャン=ピエール・マルタンス)との熱烈な恋愛を描いた感動のドラマです。 そういえば,近くの公民館のおばあちゃん合唱団が“ラビアンローズ”という名前なんですが,彼女たちの人生もきっとバラ色なんでしょうね。

・「シャンソン、そして音楽への賛歌。
「ピアフに狂った」友人がいました。エディット・ピアフの人生こそが、シャンソンなんだ、と言っていた事をよく覚えています。彼女の歌声を、世界中で大勢の人が抱きしめたいほどに愛していたことでしょう。そして、同じように彼女の歌声にどれほど大きな喜びを与えられたことでしょう。伝説に彩られた人生。貧民窟、娼婦館、大道芸人、男たち。逆境といえば陳腐になりますが、どん底の生活から登場し大スターになりながら、シンデレラのような幸福が待っていたわけではなく、それでも少女のような小さい体で、世界中を魅了してゆく彼女の歌には何か特別なものがあったというほかありません。それは、その彼女が歩んできた人生の日々が歌声になったからなのだろうと、この映画を見て、そう思いました。ピアフに限らず音楽というものが人を感動する力を持っているのはそのためだろうと思います。これからは、音楽をもっと深く聴くことができそうです。本当に素晴らしい映画でした。是非、ご覧ください。

・「壮絶人生
祖母の娼館で育ち、失明の危機、路上で歌い金を稼ぐ生活からプロ歌手デビューしたと思ったら、殺人事件の容疑者になっちゃうわ、交通事故には何度もあうわ、妻子のいるボクサーと不倫して、しかもそのボクサーが事故死しちゃうわ、さらに薬物中毒で一日10本もモルヒネを打つ始末。性格も気まぐれ、ジョークはキツイ、典型的なわがままスター歌手。絶対に友達になりたくないタイプですね。(苦笑) この、エディット・ピアフの壮絶な人生もスゴイが、マリオン・コティヤールのなりきりぶりがスゴイ!! とにかく、ピアフの20代から晩年までの形態模写演技(晩年の痩せ衰えた姿もリアルに再現)だけでなく、歌う場面が息継ぎがぴったりなんて当たり前で、ピアフが乗りうつった様。晩年になると、薬物中毒や不摂生のせいで、体がボロボロで、さらにリウマチで前屈みでヨボヨボと歩くのですが、そのあたりのボロボロヨボヨボぶりも凄かった。

映画を晩年のピアフがNY公演のステージで倒れるところから始め、晩年を軸にピアフの幼少から多感な青春期、恋に生きる壮年期と、過去・現在の時制が交互する構成という脚本のギミックはありますが、基本的にはオーソドックスな演出のなか、多彩な語り口での2時間20分をあきさせない。特に、最愛の男の飛行機事故の知らせを聞くワンカットのシーンが、特に素晴らしかった。もう、鳥肌もんでした。ただ、ピアフの人生って、面白すぎるというか、あまりにも波瀾万丈すぎるために、色々と詰めこみすぎたような気もします。

蛇足ですが、「愛の賛歌」って結婚式でよく歌われるけど、歌詞の内容は不倫の歌だよね。 「バラ色の人生(ラヴィアン・ローズ)」はイブ・モンタンへの愛の歌だそうだし。まぁ、いいか。(笑) 

・「もう一度、シャンソンを
 エディット・ピアフ、イベット・ジリロー、ジュリエット・グレコ・・・。1950,60年代は、街に喫茶店にシャンソンが溢れていました。その当時は、パリへの憧れとして、ロマンスとして、シャンソンは我々の心を満たしていました。 越路吹雪の日本語版でも、愛の賛歌は大ヒットしていました。その時、愛する人が飛行機事故に遭った後に、エディット・ピアフがこの曲を歌ったことは知しっていました。しかしながら、この映画を観るまでは、エディット・ピアフの人生が、ここまで波瀾万丈であることを知りませんでした。 私が高校生の頃、ジュリエット・グレコのコンサートに行ったことがあります。その時、シャンソンは心で聞くものだから、歌詞の内容が分からないといけないということで、歌の前に、歌詞の意味を日本語で説明する人がいました。 この映画を観ると、シャンソンは歌を超えていることを実感します。エスプリと一言では言い表せない、歌を超越した世界が、シャンソンにはあると再認識させられました。また、シャンソンには娼婦の歌が多く、ジュリエット・グレコのコンサートの時も、娼婦は最も古い女性の仕事であり、軽蔑してはならないと説明していました。この映画を観ると、その理由も分かるような気がします。 10代の頃、パリに憧れシャンソンを聴いていたことが、再びよみがえってきました。もう一度シャンソンを聴きたい思いがつのりますが、レコードしか持っていません。この映画を契機に、もう一度、シャンソンの名盤がCDになることを期待して待っています。  

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組) (詳細)

レミーのおいしいレストラン [Blu-ray]

・「誰もが名シェフ (2層 AVC 英語・日本語リニアPCM)
舞台ではしばしばある事だが、映画作品で劇場内が温かい空気で溢れ、一体感を感じる事は滅多にありませんよね。この『レミーのおいしいレストラン』は久々にその空気を味わえる作品だった。特典にも収録されている『リフテッド』とゆう短編が本編前に上映されたのだが、そこでまず空気が和らいだ。それからは、誰もが遠慮せずクスクスと笑い、時に見入って笑みがこぼれ場内が温かく幸せな空気で包まれていた。なかなか出会えない光景だと思う。家庭内で観ても同じ。観終わった後には、自然と顔がほころんでしまう。照明を落としたその画は、レストランの雰囲気。美味しそうな皿が並ぶ。食材もそのまま食べてしまいたくなる位。セーヌ川の街灯に照らされた靄の色階調も素晴らしい。良いバケットを選ぶシーンでの、バリバリとゆう音・・・。焼きたての香ばしいフランスパンの香りが目の前に広がる様。冷酷な料理評論家のこころを溶かした温野菜料理・ラタトゥーユの精細感。Blu-ray『カーズ』同様、 本編を再生しながら絵コンテ・ドキュメンタリーなどが楽しめる「シネマナビゲーション」も良い。未公開ショットでは、モノトーン映像で悲しいヴァイオリンの音色をバックに削除シーンを担当したアニメーターたちが、カットされて悲しいよと訴える。なんともユーモアあふれた特典映像。ディズニーもやるな。料理ゲームも楽しく、性別・年代問わず隅々までほっこりとした幸せな気持ちにさせてくれる。

観終わった後には、必ず小さなビストロを訪れたくなるはず。レミーが楽しそうに厨房で一皿一皿を作ってくれているところを想像しながら。

・「幸せな気分になれる作品
はじまりから最後まで夢中になって見ました。時には笑いそして感動の涙が出たり。。。「だれにでも料理は出来る」という言葉のとおりまさかねずみが。。。(本編を見てください)ラストには涙があふれました6歳の息子が影響を受けその日は小さなシェフになり夕食には息子の作った料理が食卓に並びました。幸せな気持ちになりました。

・「楽しかったです
アニメやCGの真骨頂は本当にブルーレイで活かされてますね〜。

最初から最後まですごく楽しいです。エンターテイメントアニメ(CG)という言葉が合うのではないでしょうか。ストーリーも構図も、観る人を楽しませる為にとてもよく練りこまれていて料理って芸術でもあり趣味でもあり仕事でもあり、でもやっぱり楽しいものなんだって感じさせてくれます。

ディズニーがブルーレイに来て良かったと思う映画でした。まだこれからの人は是非、家族で観ると終った後にきっと笑顔がこぼれていることでしょう。

・「気持ちのいい涙が少しこぼれる感じで、実に心温まる名作
あまり難しいことを考えずに映画の中に身を委ねて楽しめる作品です。ネズミの動きがよくできていて本当に可愛らしいです。随所に「ご都合優先」の展開がありますが、そんなところに突っ込む作品ではなく、素直にクスクス笑ってしまいましょう。そうすればラストにはジーンとして気持ちのいい涙が溢れてくるはず。そして見終わって「いいお話だったね。」と思えます。フルHDテレビをお持ちなら出来ればDVDのアプコンではなくblu-rayでご覧に鳴ることをオススメします。

・「ふさふさ
この映画の主人公「レミー」のふさふさ感はブルーレイで見る価値があります。綿密に書き込まれたパリの夜景は素晴らしくブルーレイの凄さがわかる一枚

狭い厨房のシーンが多いがねずみの視点で見るとそこは大きなアスレチック場シチュエーションの息苦しさを感じさせずテンポが良く最期まで退屈しない

リングイニ役の佐藤隆太さんもヘタなんだけど逆にたどたどしい感じが出ててある意味良かった。

現実主義な仲間のドブねずみとは対照的に夢を叶えようとするねずみのレミーと人間リングイニの友情に心温まる一本

レミーのおいしいレストラン [Blu-ray] (詳細)

リトル・チルドレン [DVD]

・「誰に何を求めるのか…
自分の夢や希望を持ちながらも、一歩踏み出せずにいた男と女。悲日常的な恋愛に身を焦がしながらも、最後には現実世界に戻ってしまう主役二人の話より、サイドストーリーの方が興味深かったです。こっちの方で、一本作品が作れるんじゃないかと思いました。

幼児性愛者の出所により、周りの人々の不安が、集団心理によって過剰なまでの反応になってしまう恐ろしさ。危険人物とされる当該者とその家族の抱える切なさ。

二つの思いが絡まって、悲劇が更に悲劇を招いてしまう…。

何だか悲しいお話でした。

・「ご覧になってみてください。
映画館で観ました。満たされないもの同士の不倫、元受刑者に対する地域住民の過剰ともいえる反応、ストーリーはどろどろしています。R15指定だけあって、かなり激しい映像も…。でも、ただのメロ(エロ?)ドラマじゃありません。心にズシッときたということでは、今年観た映画の中でも上位に入ります。そして、衝撃的なラスト!涙がとまりませんでした。

・「ネタばれレビュー。でも語らずにはいられない傑作。
 公然わいせつ罪で逮捕されたロニー・マゴーヴィーが釈放され、帰ってきた閑静な住宅街で起きる大人になりきれていない大人たちが織りなすヒューマンドラマ。退屈な日々を送るサラと仕事で成功した妻を持つ主夫ブラッドの不倫関係。間違った関係をよそに二人の子供ルーシーとアーロンは純粋に仲良しになっていく。ブラッドは元警官で職務中にエアガンを持った子を撃ち殺した過去を持つラリーにアメフトに誘われる。そんなラリーは自分の過去を悔いていた。自分自身が「子供を守る親の会」だと自称しロニーを警告するポスターを街中に貼りまくる。自分の過去を清算しようとするがあまり過激な行動に走っていき、ロニーの家の前で拡声器で怒鳴る始末。たった一人自分の息子を愛するロニーの母親メイはラリーの行動に心臓発作で急逝。「いい子でいるのよ」と一文の遺書を残して。ロニーは自傷行為に走りそれを発見したラリーはロニーを必死で助けようとする。ラリーに人の命を救うチャンスが訪れ、自分の過去と対峙する重要な瞬間。それは皮肉にも軽蔑していたロニーだった。一方サラとブラッドは駆け落ちしようとするが子供の姿を見つめるうち間違いに気付いていく…。 映画中沢山の子供が映し出されるけど『リトルチルドレン』とは大人になりきれていない大人たちの方。そんな皮肉が込められた題名のこの映画は最高の傑作ドラマ。笑いあり涙ありで色んな気持にさせてくれる。性心理障害者の心の苦悩。そんな子を持ち周りから軽蔑されながらも愛し続ける母の愛。それが特に印象的でした。

・「普通の不倫物語に終わらない
郊外の住宅地を舞台に、いい年して今の自分を受け入れられず別の人生を夢見てしまう大人になりきれない大人たちの哀しい人間模様を、同情と共感を込めつつもシニカルに綴ります。特に、プール周辺にいる、サラやブラッドとその子供たちの様々な光景を、流れるようなカメラワークでひとつの空間のなかで写しだすシークエンスが素晴らしかった。 ワクワク感があった時代の、心の忘れ物をとりもどそうとする大人たち。サラ(演じるケイト・ウィンスレットは、豊満な肉体をドンとさらし、まさに存在感満点)は、主婦という窮屈で絶望的なヨロイを脱ぎ捨て、新しい女として旅立とうする。サラの不倫相手ブラッドも、学生時代断念したアメフトを始め、不倫にも似たよううなワクワク感を感じる。題名どおり小さな子供のような大人たちの物語なのですが、ただの不倫話に終わりそうなストーリーに幼児性犯罪者ロニー(J・E・ヘンリーが年食ったなぁ)とその年老いた母、過去を引きずる元警官が絡んで作品に奥行きを生み出しています。彼もまた、子供である。汚れた人生のなかで母の思いを感じる罪深き男。終盤の自分を責める彼の心情も哀しい...。

ところで、ロニー役のジャッキー・アール・ヘイリーは、「がんばれ、ベアーズ!」の不良少年役で一世を風靡したが、93年から2001年まで、俳優の仕事がなく、ピザ配送や運転手で喰いつないできたそうだ。それが本作でカムバックの機会を得て本当によかっったね。熱演でした。

ラストは、各登場人物の最後の行動に違和感を覚える部分もありますが、まぁ、このラストで良かったかな。

・「これは本当に素晴らしい作品です。
 正直申しましてタイタニックに主演したケイト・ウィンスレットの裸目当てでレンタルして視聴しましたが、こんなに心に響く作品とは自分の邪心が恥ずかしくなりました。そもそも広いレンタルショツプの棚に1本だけ置いてありしかもジャケットが裸で寝ている男女の写真なのでストーリーも全然期待していなかったのですが良い意味で裏切られました。 物語の中身は他の方が書かれていますので省略しますが、とにかく後から調べてみるとアカデミー賞3部門ノミネートしかも米アマゾンのDVDのレビューが比較的新しい作品なのに100を超えているのでこれはロングセラー作品になりそうです。 元性犯罪受刑者ロニーの母親の子供に対する溢れるばかりの愛情とケイトの子供役の女の子のカワイイ仕草が印象に深く残りました。かなりドロドロとした場面などがあるので何度も観ようと思える作品ではありませんが、心が乾きそうなときに観ると非常に効果的な作品ではないでしょうか。

リトル・チルドレン [DVD] (詳細)

天然コケッコー [DVD]

・「”岡田将生君の純愛物語”
ドラマ”イケメンパラダイス”に出演していた岡田将生君の映画なので興味があり購入しました。ある小さなのどかな町の小・中がいっしょになった学校に、岡田君は転校してきた。そこにはそよちゃんという同級生がひとりいた。ふたりは、だんだん好きになっていく恋愛ストーリー。神社でキスしたり、ボタンを縫ってあげたり等々、これこそ”純恋愛”って感じの展開でした。中学3年になって進路を決める時、そよちゃんと同じ学校に行くことにした岡田君が好きになりました。ほんと”恋愛”いいですね!自然いっぱいの学校で生まれたほのぼのする恋物語です。都会に住む人間にとっては、映画の中の自然いっぱいの風景も楽しめたいい作品です。岡田君とそよちゃんが手をつないで、海の見える車窓を眺めているシーンが大好きです。

・「もう帰ってはこないあの季節
映画は天然コケッコーの大沢君とそよの出会いから高校入学までを原作を忠実に再現しています。特に事件もおきないし、なにか大きなサプライズがあるわけでもない。風景と音楽と役者だけで成り立ってる、けど凄くロマンチックで切ない。

多分、そこには一瞬、一瞬の美しさがあるからだと思います。「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、 ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう」そよが大沢君にぽつりと言ったこの台詞こそ、この映画の本質なのかもしれません。

時間は常に流れていきます。きっと、彼らの恋も、そよの暮らしも、周りの人たちと変わったり、別れたりしていかないときがきます。それが生きるということです。そよも大沢君もまだ、それには気づいていません。多分、それが終わったと気づくときが青春の終わりなのかもしれません。

僕も舞台となった浜田から大学進学を機に東京に出てきたので、余計色んなことを考えてしまいました。この映画はいい青春映画です。その季節を過ごしてる少年少女ならきっと気恥ずかしくなったりしながら見れるものだと思います。ただ、その季節を過ぎたばかりの僕にはノスタルジーや切なさが強く染みこみました。きっと見る歳によって、見方がいろいろ変わっていく映画なんだと思います。

いつか、この映画を見て、全てが愛しく見れたときが本当に大人になることなのかな。

・「安心して観られる映画
劇的なシーンは全くありませんが、そこがまたこの映画の魅力だと思います。田舎暮らしの経験はないものの、どこか懐かしさを感じるのは、この映画全体を通して、現代の日本において失われようとしている、人と人とのつながりが紡ぐ温かさがにじみでているからでしょうか。原作に忠実に、島根の町や集落を撮影に選び、変にセットを使っていないところ、広海親子と東京の友人を除き、一貫してセリフに石見弁を使っているところが新鮮で、好感が持てました。夏帆さん扮する「そよ」は、とてもかわいらしく爽やかでしたが、同じくらい印象に残ったのが、「さっちゃん」でした。あのあいくるしい眼差しを見ていると本当に心を洗われる気持ちがします。大人も子供も分け隔てなく楽しめる、質のよい作品だと思いました。

・「とても美しい日本の光景と、こどもたちの輝きに、癒されます
これって日本の”スタンド・バイ・ミー”かもしれない。。。地方の小+中学の分校に通う、ほのぼの、純粋な少年少女のものがたり。実写版トトロみたいな雰囲気もあります。

都会のオトナからみたら何でもない、さりげない日常。でも、ここで生きるこどもたちにとっては大変な出来事の連続。そんな中、周囲の人々とのふれあいのあたたかさ、ゆっくりと流れてゆく季節の変化。。。そしてわたしたちがどこかに忘れてしまっていたような、とっても懐かしくて美しい、日本の田園と、海と、山の豊かな情景。見終わると癒されたような、なんとも豊かな気持ちになってしまいました。

せちがらい世の中で、みるものをほっと(ポ〜ッと?)させてくれる貴重な映画です。親子でもカップルでもどなたでも楽しめる作品に仕上がっていて、2007年の日本映画の佳作のひとつだとおもいます。個人的にはなんだかこどものころの、ゆったりとした、すなおな気持ちに戻れる感じがしました。原作とあわせて味あうと、さらにこの作品のよさ、価値が深く実感できるようにおもいます。

・「大人のための青春映画
本DVDセットの最大の魅力はDISC2のメイキングでしょう。たっぷり50分、撮影風景や舞台裏が覗けます。子供たちが天コケのキャラそのままで、もう一つの天コケを観てる気分になれます。島根の美しい風景が、映画の中の切り取られた風景ではなく自然のままに楽しめるのも嬉しい。

未使用シーン集は「これは使っても良かったんじゃない?」と思うようなシーンもあって必見です。くるりのPVは映画のシーンのみを紡いだ構成で、映画のダイジェストのよう。天コケもう1回観たいけど時間がない、という時に観れば映画を見返した気分になれます。

ファンの方は是非初回生産版を手に入れてください。

【映画について(ネタばれあり)】

若者は重いテーマや突き刺すようなメッセージ色の強い映画をどんどん観れば良い。緻密に練られた脚本や意外な展開に興奮すれば良い。この映画は、そんな映画は見飽きた大人を単純に楽しませてくれるためのものでは無いかと思います。

大人になる過程での現実の壁、子供ゆえの無力さ、大人の都合に振り回される子供たち・・そんな定番の設定は全くない。田舎っ子も都会っ子も同じ。

親の離婚問題? 障害(親の反対)のある恋? 結局は切ない別れ?こちらが予想する定番の展開は全て肩透かしを喰らいます。多くの映画を観てきた人ほど新鮮に感じるのではないでしょうか。

同世代の人が観るとリアリティに欠ける部分はあるかもしれない。しかし大人には、単純に「あの頃に戻りたいなぁ」と思わせてくれるのです。

「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、些細なことが急に輝いて見えてくる」「いつか、こうして皆で登校したことが夢みたいに思うときが来るのかもしれない」大人なら誰もが思い当たるセリフ。手の掛かる我が子を見ながら、これも夢のように感じるときが来るのかななどと目を細めます。これらのセリフは原作には見当たらなかったので、脚本の渡辺さんが上手にテーマづけしたなと思います。

後世に残したい作品と言えます。

天然コケッコー [DVD] (詳細)

パラダイス・ナウ [DVD]

・「自爆テロのある生活
幼馴染サイードとハーレドは、イスラエル占領下のパレスチナ人として、ともに貧しく希望のない日々を送ってきた。民族の誇りを奪われた屈辱を糧とし、パレスチナの独立を回復する聖戦のために死ぬことを目標に生きている。同じ環境で同じ目標をもつ二人の運命は自爆テロの目前で、運命を分かつ。『自爆テロリストの正体 』(国末 憲人著)がレポートしているように、自爆テロでの殉教は、現在は目標を見失った若者の自分探しと自爆テロリストの供給を継続的に必要とする組織の論理とがマッチングした結果でしかないという極めて現代的な状況は、本作においても、組織の人間達の描写によって明らかになっている。組織の幹部達は殉死の意義を幾分かの嘘を交えてマニュアル的に二人に説きつつ、二人の逡巡よりも計画の予定通りの進捗を最優先に意識してテキパキと事を進める。本作はそこからさらに進んで、同じ環境で育ち暮らしていながらも、自爆テロを決行する者と最後に踏みとどまる者の決定的な違いを、それぞれの家族の関係に見出す。多くのメディアが歴史的政治的対立として描くパレスチナ問題は、ここでは徹底的に個人の生活の一部として描写される。決行の宣言をビデオに撮ろうとしてもカメラが壊れて撮り直しが必要だし、組織の幹部はカメラの後ろでピタパンを食べている。安くて性能のいい水の浄水フィルターを見つけることは家族の重大な課題だ。爆弾を身体に貼ったテープは、はがす時に痛い。主人公の母親の料理は手元から映していても、自爆テロのシーンはついに登場しない。自爆テロは徹底的に個人的な行為であって、政治やイデオロギーはその借景に過ぎない。そんな、自爆テロを含む生活の風景を丁寧に描くことが、本作を他の作品と隔てている。

・「作られる「英雄」
パッケージ裏の「パレスチナ人監督とイスラエル人プロデューサー」という言葉に非常に興味を持って観た。

自爆テロを決行する「英雄」に選ばれた2人。2人に命じた側の「非情」と、それを受け止めるしか選択肢のない2人、さらに、その2人それぞれの複雑な思いが、まさに、見所ではなかったか。

そしてまた、これがまさに「真実」であったからこそ、監督がアメリカ滞在中にFBIの警護を受けるということになったのだと理解する。(特典の監督インタビューでの話から)

「自爆」の本当の姿を見た思いがする。だからこそ、私にとって、心に深く刻まれる、重い作品となった。

・「自爆テロと自爆攻撃
自爆『テロ』とは日本のマスコミがアメリカに都合よく作った造語で、正しく訳すと自爆『攻撃』だそうです。自爆しての無差別殺人が悪のテロリストで、高級ミサイルでの無差別殺人はテロリストではなく正義なのです。この国の感覚では。。監督のインタビュー見つけました。http://www.uplink.co.jp/paradisenow/interview.php

・「今ホットな話題
この映画を見てすでに1年半が経ちます。全体的に暗〜いテーマですが、自爆テロをやる方にもそれなりの論理があり、必ずしもそれを全員が肯定していたり、恐れずに行っているわけではないという事実は非常に重要です。彼らもまたわれわれと同じ人間であり、死に対する恐怖は当然あります。一方で抑圧されたまま生きてはいけないというのは人間としてごく当たり前の希求でしょう。自爆テロを行えば何かが変わるわけではない、しかし「平等に生きることはできなくても平等に死ぬことはできる」という言葉には非常に考えさせられます。あくまでノンフィクションですが、今のパレスチナ問題を考える上で見ても損はないでしょう。

・「淡々と描かれる最後の48時間
ハンニ・アブ・アサドの”パラダイス・ナウ”は、自爆テロに選ばれたウエストバンクに住む2人の幼馴染の最後の48時間を描く。一触即発の難しいテーマであるが、アブ・アサドの手によって、中庸でありながらも人々に問いかける力強い作品に仕上げられているといえるだろう。

サイードとハーレドは、時折、砲撃をうけるウエストバンクでメカニックとして働いている幼馴染だ。一見、ふつうの青年である二人だが、実は、密かに「死ぬ時は共に」と誓い合い自爆攻撃の順番が回ってくることを待っている。先の見えない貧しい生活であるが、外国で教育を受けた女性スーハの帰国によって明るい変化が訪れるのであった。思想の違いを超えて惹かれあうサイードとスーハ。しかし、状況はサイードに普通の青年としての生活を送ることを許さない。自爆攻撃の決行日が決まってしまったのだ。

この作品は、誰にも肩入れをしていない。誰かを正当化したりせず、それでも全てのキャラクターに尊厳を持った描き方をしている。サイード、ハーレド、スーハという3人を使って自爆テロを推し進める側、疑問を呈する側、そして理想論という全ての論争に目を向けているのだ。特に、密告者と思われたサイードが自爆攻撃を恐ろしいほどはっきりと正当化する場面に背筋が凍る思いだ。

作品は、青年たちを育む環境にも目をむけている。誰もが自爆攻撃をよしとしているわけではないとはいえ、圧倒的な支持を集める過激派の存在。彼らが怒りを煽り人々を終わりなき報復へと導くパレスチナの現状を垣間見ることができる。

何が原因なのか。それを知るためには、欧米と周辺地域の歴史的関係に目を向ける必要がある。攻撃の連鎖を終わらせるためにも、この作品をきっかけに、人々がパレスチナに目を向け、その歴史を学んでくれればと思う。

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世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション [DVD]

・「バイク好きにはたまらない映画
この映画で主役を演じているアンソニー・ホプキンスが、あの「羊たちの沈黙」のハンニバル役だったおやじさんと聞いて「へ〜」と思ったくらい、別人のようにバイク・キチガイで、ニュージーランドに住む独り者の好々爺を演じる。

寿命が延びた現代でも「老人」と呼ばれる年になって、念願の世界スピードコンテストのために初めてアメリカに渡って、ユタ州のソルトフラッツという塩平原を目指す。

本番になってエントリーすることが必要だったことを知らされ、途方に暮れたりするが、国は違っても熱いバイク野郎共に助けられて、会心の走り!最後のテロップで、このときの201(330キロ位か?)マイルという記録は1L以下のエンジン部門では未だに破られてないことが流されるが、いやはやとんでもないカッとび親父がいたもんだ。

ニュージーランドでこの親父にスピード競争を挑んで、親父のバイクのトラブル故に勝った族たちが、そうでなくても金のないこの親父に餞別を渡すのも憎いが、アメリカに上陸してニュージーランドの田舎と何かと異なり戸惑う親父を優しくサポートするゲイの黒人とのやりとりや、ソルトフラットに着くまでに泊めてもらった婆さんと懇ろになったりもするのも、なにか微笑ましい気がするから不思議だ。

難しい理屈もなし、スカッとしたこの映画に、スカッと星5つ!

・「死ぬまでに必見の傑作!!
「リトル・ミス・サンシャイン」「デス・ノート」そしてこの作品は前評判が良すぎて、躊躇してましたが、予想を裏切らない、いや予想以上の面白さでした!!!

アンソニー・ホプキンス演ずる”バート”はすでにおじいちゃんながらも愛車のバイク(インディアン号)でスピードレースに出場する為、ニュージーランド→アメリカと、超距離の貧乏旅を決意!!

船代のために調理師として乗船。工場を使わせてもらうために中古車修理の請負い、など。その、ピンボケ(笑)ながらもまっすぐな人柄に、おじいちゃん扱いしてた周囲も打ち解けていくんですねー。ゲイのモーテル従業員、恋人のおばあちゃん、ラテン系の中古車販売員、ベトナムへ出兵する兵士(4400のショーン!)、メカニックのおばあちゃん未亡人(あんたイイ女だよ!)宿を貸してくれた本物のインディアン。みんな、最初はとまどう皆も、さいごは「バートまた来いよ〜」って山下清パターン!(笑)そしていよいよソルトレイクに付いた時はもう涙、涙!!あんた、ほんとの男だよ!!

・「オートバイを愛した人へ
団塊の世代が大量退職していく。そして彼らが若かった頃、一緒に暮らしたり、夢に見たオートバイに再び戻っていく。ハーレー・ダビッドソンと並ぶ米国製大型オートバイのインディアン・スカウト。鉄の馬。インディアンのストレート・フォアは伝説のオートバイだった。スカウトをチューニングし、最高速を競う。場所は米国の自然のレース場、真っ平らな塩湖「ボンネビル」!学生の頃、夢の又夢であった「トライアンフ・ボンネビル」にその名前が残っている。オートバイを愛した人ならまるで自分の人生の一部のような、最後までワクワクする映画だ。年金生活に入ってもワクワクして生きることはできる。人の夢がそこにある。

・「買おうと決めていました
丁度2ヶ月前、期待半分・不安半分で映画館に足を運びました。期待は、映画を観た方の評価が良かったこと。不安は主役がアンソニー・ホプキンスだということ。勿論、素晴らしい俳優なのですが、自分の中ではレクター博士の印象が強すぎてどうもしっくりこなかったのです。しかし、映画が始まってしばらくするとそんな心配は無用だったと気付かされました。この映画には悪人らしき人がほとんど(まったく?)出てきません。また、実話とはいってもどこまでが真実で、どこまでが脚色された部分かも私には知る術もありません。けれども、この映画には男が本来持っているであろう内燃機関を持つマシンに対する愛情や征服欲が映画という形で主人公の人生と共に美しく描かれています。できれば、もう一度劇場で、エンドロールが終わった後のあのなんともいえない幸福感に浸りたいものです。

・「ピュアハートのスピード狂
最近観た映画の中では出色です。観客を泣かせようとするお涙ちょうだいシーンがあるわけではないのですが、心が洗われて自然にこみあげてくるカタルシスをこの映画には感じました。隣の席で見ていた若いカップル(特に男の方が号泣)につられて、あやうく自分も泣いてしまうところでした。

主人公バート・マンローはバイク(インディアン・スカウト号)のことしか興味がなく、庭の雑草も伸び放題、掘っ立て小屋で愛車に添い寝する毎日を送っている。そんな欲のないピュアなハートの持ち主マンローのまわりには何故か人が集まってくる。しかも驚くべきことに女性(やオカマ)にもモテモテなのだ。前立腺肥大+狭心症を患いながらも、スピード狂の聖地ポンヌヴィルに向けて出発するマンロー。不思議なことにマンローが困りはて立ち往生するたびに、必ずどこからか救いの手が舞い降りる。そんな人を引きつける魅力的な好々爺を、名優A・ホプキンス(レクター博士を演じた人と同一人物とはとても思えない)が好演しています。

ようやくたどり着いたレース場で、取巻きのアメリカ人が親切の押し売りをする場面は少々悪乗りしすぎのきらいがありましたが、一面に広がる塩田でスピード記録の挑戦をするシーンは圧巻。「夢を追い続けない人間はキャベツと同じだ」と言い切るマンローの生き様は、老人ホーム選びに汲々とする日本のご老人たちとはひと味もふた味も違うような気がします。こんな歳の取り方を自分もしてみたいなぁと思ったりする40オヤジでした。

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ゾディアック ディレクターズカット [Blu-ray]

・「本領発揮
映画は地味だが、画質はまさにBDの本領発揮と言わんばかりの高画質。

・「Movie: 4.5/5 Picture Quality: 4‾5/5 Sound Quality: 3.25/5 Extras: 3.5/5
Version: U.S.A / Paramount / Region A, B, CMPEG-4 AVC BD-50 / AACS / High Profile 4.1 / 2 DiscAspect ratio: 2.35:1Running time: 2:42:35Movie size: 46,47 GBDisc size: 46,93 GBTotal bit rate: 38.11 MbpsAverage video bit rate: 31.30 Mbps

Dolby TrueHD Audio English 3023 kbps 5.1 / 48 kHz / 3023 kbps / 24-bit (AC3 Core: 5.1 / 48 kHz / 640 kbps)Dolby Digital Audio English 224 kbps 2.0 / 48 kHz / 224 kbps / Dolby SurroundDolby Digital Audio English 224 kbps 2.0 / 48 kHz / 224 kbps / Dolby Surround

Subtitles: English SDH, English, French, SpanishNumber of chapters: 27

Disc one########

#Director's Audio Commentary#Cast and Crew Commentary

Disc two - Special features#####################

Disc size: 24,81 GB

#Zodiac Deciphered (HD, 54 minutes)#The Visual Effects of Zodiac (HD, 15 minutes)#Previsualization (SD, 6 minutes)#This is the Zodiac Speaking (HD, 101 minutes)#Prime Suspect: His Name Was Arthur Leigh Allen (HD, 42 minutes)#Theatrical Trailer (HD)

******************************************************************

Version: International / Warner / Region A, B, CVC-1 BD-50 / AACS / Advanced Profile 3 / Single discAspect ratio: 2.35:1Running time: 2:42:35Movie size: 24,16 GBDisc size: 46,72 GBTotal bit rate: 19.81 MbpsAverage video bit rate: 15.73 Mbps

Dolby Digital Audio English 640 kbps 5.1 / 48 kHz / 640 kbpsDolby Digital Audio French 640 kbps 5.1 / 48 kHz / 640 kbpsDolby Digital Audio German 640 kbps 5.1 / 48 kHz / 640 kbpsDolby Digital Audio Italian 640 kbps 5.1 / 48 kHz / 640 kbpsDolby Digital Audio Spanish 640 kbps 5.1 / 48 kHz / 640 kbpsDolby Digital Audio English 192 kbps 2.0 / 48 kHz / 192 kbps / Dolby Surround (Commentary)Dolby Digital Audio English 192 kbps 2.0 / 48 kHz / 192 kbps / Dolby Surround (Commentary)

Subtitles: English SDH, English, Spanish, French, German, Italian, Swedish, Dutch, Danish, Finnish, Norwegian, Portuguese and JapaneseNumber of chapters: 27

#Zodiac Deciphered (SD - 54 minutes)#The Visual Effects of Zodiac (HD - 15 minutes)#Previsualization (SD - 6 minutes)#This is the Zodiac Speaking (HD - 101 minutes)#Prime Suspect: His Name Was Arthur Leigh Allen (HD - 42 minutes)

・「貴重な特典映像
60年代末米国西海岸サン・フランシスコ近郊で実際に起きた未解決連続殺人事件を描いた力作ですが、今回リリースされるディレクターズ・カットは正直劇場公開版と一見して大きな違いがあまり感じられません。よほど注意して見比べなければ、これだけのために購入する意味は一部のマニアックなファン以外にはお薦めできないかもしれません。むしろ付属の特典映像は当時の事件関係者がカメラの前で生々しく語る盛り沢山な内容で、この貴重な資料を見る意味では購入する価値を見出せるものと思います。資料映像には実際被害に遭われた方や犯行現場の写真も多数登場し、胸が痛くなると共に、映画本編以上に不気味な印象を与えます。映画はあくまで娯楽の対象であって、実際の犯行時には映画で流れるような洒落た音楽もなければ、きれいな照明もなく、何の前触れもなく突如として個人の運命が狂わされてしまう非情さを、この資料映像は語っているような気がします。

・「いつもの「雰囲気」を消したD・フィンチャー渾身の一作
本作は非常に淡々とストーリーが進んでいく。しかし並の作品と違うのは、やはりD・フィンチャーの力量だろう。「セブン」「ファイトクラブ」「ゲーム」「エイリアン3」など、フィンチャーの作品にはただならぬ雰囲気がある。タイトルクレジットからして然りなのだが、本作はその手の「ギミック」がほとんど使用されず、事件を追うことだけに時間が費やされる。もともとデジタル派の監督なので「その場編集」も円熟の域だが、殺人シーンはフィルムを使用するなど、今回は見えないところへの注力が凄い。劇中唯一の「ただならぬ雰囲気」は地下室で容疑者の知人とグレイスミスが対峙する場面である。ここだけはいつもの「ゾクゾク感」を体感できた。なにしろ実話なので、フィンチャーも派手なデフォルメを避けたのだろう。でも底辺に流れる不安感の醸成はやはり一級で、あっという間の2時間40分である。ラストで犯人を暗示するのはもはや「容疑者」でなく、世界中に犯人を示したことになるので、勇気のいることだったろう(親族もいるわけで・・・)。メイキングも必見のおススメ作である。

・「未解決事件を扱った作品としては良作ではないか。
 意外だったのは事件以上に追う側へより焦点が当てられていたことだ。捜査、取材を続けるにともなう危険の数々と追い続けても追いつけない苛立ち、その雰囲気、またこの事件に関わり続けたことでその後の人生が大きく変わった人々もいた、そうした感情の動きも非常によく出ていたのだ。これは実際にあった事件を思えばそれがもっと前面に押し出されるのではと思っただけに予想外の展開であり見所だった。

 同じデビッド・フィンチャーの作品ということで「セブン」のような展開を期待したら違うかもしれないが人間ドラマとしてはこちらのほうが上だと思う。

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ディパーテッド [Blu-ray]

・「チャイナのオリジナルを超えていると思います。
ディカプリオとマットディロンを共演させるところから発想した製作コンセプトのようにも感じますが、チャイナ・オリジナルを超えた緊張感を感じさせてくれます。

・「さすが!!!!!
この作品はストーリーも良い、監督・キャストも「マーティン・スコセッシ, レオナルド・ディカプリオ, マット・デイモン, ジャック・ニコルソン, マーク・ウォールバーグ」と良い、演技も勿論最高、また、とてもリアルにできています。 ツタヤで借りたDVDのメイキング映像には監督も「徹底的にリアルさを追求した。」と言っています。でも、リアルにするためにセリフなどを少なくしているために1回見ただけでは物語を理解できないところが少しあり、頭を使います。 2回3回と見ていくと物語が理解出来るようになります。 まさにアカデミー賞受賞映画という感じです。なかなか素晴らしい映画だと思いますす。

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あるスキャンダルの覚え書き [DVD]

・「誰もが感じる孤独
 ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技合戦なんてどうでもいい。100%対100%の最高の演技。問題は映画の内容とその強烈なメッセージ。観た後あまりの恐ろしさに愕然としました。 伴侶もいなく恋愛の経験さえない孤独な老女教師バーバラ。家庭を持ち子供もいるが今の生活に満たされず教え子と関係をもってしまう美人教師シーバ。二人の孤独の種類は違うけれども行う行動が常軌を逸している。教え子と関係をもってしまうシーバは言うまでもないが、その弱みに付け込み自分の孤独を癒そうとするバーバラの方にも疑問を感じてしまう。最初はシーバの行いがおかしいと感じながら観ていたけれど次第にバーバラの人間性に恐ろしさを感じてきました。 『孤独』という誰もが感じる耐えがたい苦痛。しかし僕ら人間はそれと向き合っていかなければならない。重要なメッセージが込められた作品だと思いました。

・「 物凄く興味深いというか何というか
  わたし的に、物凄く面白かった。 文学的に物語は進んでゆく、その語りが絶妙かも。 いろいろな事を考えつつも、まあそんなこともあるのかな。 主人公が ばばあ と呼ばれるところは、ちょっとなとも思うけれど、世間はそんなものかも。 展開も凄いのだけれど、まあ恐ろしいことだわねー・・。  世に面白い映画は多いけれど、愉しんで?創られているものは、というか丁寧に創られて質の高いもの?は、見せ場がほんと多いと思う、全てかも。 わたしと趣味?の同じ人にはお薦め・・。 わたしの嗜好という訳では無いけれど・・。 ちょい悪趣味かしらん・・。 

・「「寒いほど一人ぼっちだ」
井伏鱒二の小説「山椒魚」。岩の凹みに棲んでいて体が大きくなり、そこから出られなくなった彼の独白。その凹みに紛れ込んできた蛙を同じ境遇にしてやると閉じ込める山椒魚。互いにいがみ合って2年。蛙の深いため息で両者は和解する。そんな事を思い起こさせる映画。

厳格な教師なるが故に孤独に陥っているバーバラ。しかし彼女は必死になってその状況から抜け出そうとするが、なかなか実現できない。そこで彼女が選んだ道は仲間を引きずり込み孤独を共有し、理解者として自分は孤独でないと信じる事。スキャンダルを目撃されターゲットにされる美人教師シーバ。バーバラに支配されていくシーバは、ある重大な決意をする。

イギリスの重厚で陰鬱な風景はこの映画のイメージにぴったりです。その中で繰り広げられるジュディ・デンチとケイト・ブラシェットの演技のぶつかり合いは見ごたえがあります。

・「「危険な情事」的な怖さ・・
「サスペンス的な怖さ」というよりは「人間の本質を観る怖さ」と言った方が分かりやすいかも知れません。「危険な情事」を観た時に感じた怖さと似ています。 ・自分だけを見てくれる親友が欲しい ・人はひどく孤独を感じると歪んでいくこんな事を感じました。

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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD]

・「最高にムカつく映画
ここまでムカつくとかえって清々しいかもしれないです。

ムカつく姉貴、シスコン兄貴、言いなりのお嫁さん。

何もが馬鹿らしい。馬鹿らしいのに、愛しい家族。歪んだ世界が癖になる。

陰気な妹が観客の代わりに、全部を切っていく。才能のない姉、才能のある妹。『お姉ちゃんは最高に面白いよ』

おどろおどろしくても目が離せない。

・「う〜む、解説困難なこの妙〜なカタルシスはなに?
 主人公が妹に「私を褒める言葉を100個(?)並べて皆の前で叫べ」といびるシーンがあって、当然のことながら妹はじきにつまってしまうのですが、逆に罵る言葉だったら、傲慢、自己チュウ、うぬぼれ、勘違い・・・きり無く溢れ出てきそうなくらいの嫌な女をサトエリが見事に演じきっています。そんな嫌なやつに妹も兄嫁もそして一見屈強そうな兄までも惨めなまでにひれ伏す不条理なストーリーと生々しい描写に途中で少し気分が悪くなったりもしましたが、ラストシーンではいいようのないすがすがしさに包まれました。でもそれは服従するばかりだった妹が奇跡の大逆転をしたからといったものでもないのですね。うーん、どう言ったらいいのかわからないのがじれったいのですが、とにかく暗澹たる気分が続いたあとなせいもあって、なんかやたら気持ちよかったのですね・・・。それがブラックユーモアってもんなのさ、なんてわかったふうなこと言われたって納得はできないので、不思議なカタルシスについてはもう少し自分なりに分析してまた書き込もうと思います。 サトエリの怪演以外にも、兄・長瀬正敏の情けなさっぷりや、皆さん絶賛の兄嫁・永作博美の単純なマゾなんかとは微妙に異なる超自虐キャラ、妹・佐津川愛美の何でも面白がってしまう奇妙な性格とか、とにかくやたらめったらコテコテでしつこいのですが、ぐいぐい引き込まれてしまい、いつもは何度も休憩をはさみながら鑑賞する私も最後まで一気に見てしまいました。少し前にこの吉田監督の手になるショートムービー(男の子はみんな飛行機がすき)を見たときには、ダメだこのカントク・・・なんてつい思っちゃいましたが、この映画を見て考えを改めました。次回作がとても楽しみです。

・「本気で邦画が凄い!
名作『何がジェーンに起こったか?』にも通じる世界が展開されている。サトエリの演技は、『何が・・・』のベティ・デイビスを軽く抜いている!CM出身の監督作品は、映像に凝りすぎて話が薄いという例も多いが、この作品、デビュー作にして、最近の邦画の傑作のひとつとなってしまっている。チャット・モンチーのエンディングテーマもハマり過ぎ。こんな作品が生まれてくるなんて、今、本気で邦画が凄い!

・「他のどの映画とも似ていない不思議な映画
 山間の農村。事故死した父母の葬式に東京で「女優修業」中の娘(佐藤江梨子)が帰ってくるところから物語は始まる。上京して「成功」した村人の帰還、「都会人」と農村の人々との対比。コメディ映画の導入部としてはきわめて常套的である。『カルメン故郷に帰る』を思い出す人もいるだろう。しかし、その後の展開は破天荒で、他のどの映画とも似ていない不思議な映画になっている。

 自己中心的な妹に対してなぜか強く出ることができない兄(永瀬正敏)とその妻(永作博美)、姉の理不尽な暴力と暴言に耐え(ているように見え)る妹(佐津川愛美)。いずれの人物も観客の共感を寄せつけないいびつな個性をそなえており、それでいてどこか憎めない人間味をたたえている。これは原作が舞台劇の脚本であることとも関係があるのかもしれない。ある人物の視点に立てば物語は悲劇以外の何ものでもないが、別の人物の視点に立てばまったく別のジャンルの劇にも見える。それらを総合すると、アイロニーのほろ苦さが際立つ一編の「人間喜劇」として立ち上がってくる。

 時にグロテスクで俗悪な道具立てに惑わされるかもしれないが、根本にあるヴィジョンというか物語世界を支えている世界観はほとんどチェーホフを思わせる、と言えば褒めすぎだろうか。

・「悲しみの愛を見せろ
なかなかセンスの良い映画だと思います美しい映像の中で女優を目指す自意識過剰の勘違い女のいたぶりに耐える妹 姉との秘密の関係に押しつぶされそうになる兄そしてこれほどかというくらいのお人よしで哀れを誘う兄の嫁 まぁよくこれほどブラックなものつぎ込めたなって感じの映画ですがそれが面白く全く飽きずに見れます 役者陣も見事な演技左藤江梨子の演技は怖いというか腹立たしい感じで良いし佐津川愛美という女優も暗い高校生って感じが凄く出てて良かった 風呂に入ってる時はえらい可愛い子でしたけど 見事なブラックユーモアセンスが出ています。途中出てくる漫画とかラストが漫画的な感じになるのが面白くて梅図かずおの世界観にとても近い作品だと思います不幸な家族の叙情詩とでもいうのでしょうか流れが楽しいです 最後のチャットモンチーの音楽が静かに入ってきてこの映画にピッタリな曲だなという感じで聞き入ってしまいました 文句なしです。

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主人公は僕だった [Blu-ray]

・「全てが洗練された温かい秀作(2層 MPEG-2  PCM)
劇場で見逃してしまい、発売を楽しみにしていたBlu-ray『主人公は僕だった』。手に取った際、圧縮方式がMPEG-2となっており少々不安があったのだが、実際に拝見するとそんな不安を吹き飛ばしてくれた。むしろ冴えた画となっている。俳優陣の抑えた演技が素晴らしい。『俺たちフィギュアスケーター』など少し下品なコメディ作品の印象の強いウィル・ファレルがシリアスに好演。エマ・トンプソンのユーモアセンスも流石。監督は『ネバーランド』『チョコレート』のマーク・フォースター。今回も見事なセンスを発揮してくれた。寡黙な主人公の思考をGUIで巧く表現しているが、フォント・デザインも五月蝿くならず的確かつ有効に使われている。北欧デザインを連想させる洗練されたシンプルで無駄のないセット・衣装は時代や国を感じさせず、どこか近未来的。照明や物の配置、色彩、カメラワークが細かく計算し尽くされている。出しゃばらない心地良く広がるクリアーなサウンドも素敵だ。

全てが洗練されている上質の1本。

・「絶対お勧めの素敵な作品です!!!
演技派オスカー俳優と実力派キャスト陣で織り成す暖かいストーリーの感動ファンタジーでした!しかも!監督は今ハリウッドで注目度No.1のマーク・フォースターで“ファンタジー”映画を撮らせたら、右に出るいないと思います!同監督作品の「チョコレート」なんかも大好きな映画のひとつです!次メガホンを取るのは、ナント007の新作だそうです!これも楽しみですが、ファンタジー監督がアクション映画を撮るっていうのもスゴイですよねぇ〜

実際に、今の自分に突如『人生の期間』を突きつけられたら本当にどうしよーと考えさせられ、いつそうなってもダイジョブなように、日々人生を充実させとかないと!と意識改革をさせらちゃいました。自分の人生は自分次第!この映画のおかげで、楽しく愛がある毎日を送るよーに日々頑張ってます!絶対に観て損はナイ映画で、オススメです♪

・「Movie: 4/5 Picture Quality: 3.75‾4.5/5 Sound Quality: 3.75‾4.25/5 Extras: 3.5/5
Version: U.S.AMPEG-2 BD501:52:5531,643,947,00838,232,404,308Average Video Bit Rate: 29.22 MbpsLPCM 5.1 4608Kbps 16-bitDD AC3 5.1 640Kbps

・「激しいアクションや刺激はないけれど、小さな灯火のような温かさが残る作品
原題 stranger than fiction(真実は)小説よりも奇なり

確かに自分の人生が、誰かの小説の一部だとしたらそれはとても奇怪でしょう。

でもそれは誰もが一度は想像した事があるのではないでしょうか?だってこの広大な宇宙の外側はどうなっているのか?宇宙が誕生する前の世界はどうなっていたのか?まだ全てが解明出来たわけではないのだから。

それを考えた時、実はこの世界は誰かの想像ではないのか?自分はその誰かの想像の一部に過ぎないのではないか?

などという想像は誰しもが一度は考えた事があるのでは?マトリックスの世界も、機械が作り出した仮想世界でした。

ただその想像している誰かが、実は自分が関われる世界の中の存在だったら?そしてその誰かが小説で自分を殺す予定を知ったら?小説と現実が交錯した時、彼らが取る行動は?

主人公は一見何の面白みもなさそうに見える国税局の職員。だけど表面には現れない、自分自身でも忘れている熱い物があったはず。そして日々変わらない様に見える日常の景色だって、よく見てみれば毎日変化し、全てが彩っている。自分もその彩りに関わっていけば、自分自身の彩りも増していく。そしてそこから温かい愛だって生まれる。

でも愛を手に入れた途端、幸せを得た途端、死を逃れられないと知ったら?その時。死を迎える前に何をする?

激しいアクションや刺激はないけれど、小さな灯火のような温かさが残る作品です。

p.s他にも確かめた人いるでしょうが天の声が言っていた計算式453×67は訂正前の30351が正解です(笑)

主人公は僕だった [Blu-ray] (詳細)

あなたになら言える秘密のこと [DVD]

・「外見からはわからない内面の苦しみを表現しきった良作
今現在(2009年1月)でも、イスラエルがガザ地区への攻撃を行っているこの世の中。

ニュースで報道されていないだろうけど、世界各地で戦争や紛争が行われ、そして多くの女性が傷つき、辛い目に逢っています。それはまぎれもない事実。

そんな普通に暮らしている私たちに、ふとそういう「自分たち」だけではない世界へ目を向けさせるだけではなく、人間として普遍的な悩みや辛さを抱えた女性、を演じきったサラ・ポーリーの演技力にまずは脱帽です。

一見潔癖症のような彼女の行動も、映画で徐々に明かされてゆきます。ほぼベッドの上だけの演技ですが、ティム・ロビンスの演技もさすが。心の起伏を微妙な表情で伝わってきます。

私は男ですが、もしかりに、ティム・ロビンスの立場だったら・・・彼女の涙で溺れるだろうか、泳ぎ切れるだろうか・・・自分自身、不安です。本当に、戦争を描いていないのに、戦争や紛争の悲惨さをよく伝えきった良作だと思います。満点です。

あなたになら言える秘密のこと [DVD] (詳細)

ヘアスプレー(2枚組) [Blu-ray]

・「誰にも止められない (2層 VC-1 DTS-HD7.1ch)
始まりは1988年のジョン・ウォーターズ監督のカルト的映画。その後ブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞で作品賞、主演女優賞、主演男優賞などに輝いた。今回、新たにミュージカル版を映画化したのがこの作品である。これが素晴らしい出来で、滅多にない事なのだが舞台版より良いと思う。差別に対する重たいテーマだが、全てがウィットに富み重さ感じさず明るく楽しい。全ての登場人物がキュートで魅力的。人と違うとゆう事は、どれほど貴重で素晴らしい事か。映画館で見終わった後、思わずスタンディング・オベーションしそうになった。

今作がデビューのニッキー。オープニングの遠景ショットから始まる“Good Morning Baltimore”から見事な歌を聞かせてくれる。なんとも気持ちの良いオープニングだ。久々のミュージカル映画出演となるジョン・トラヴォルタの「母親役=エドナ」も話題のひとつ。X-MENのジェームス・マースデンはこんなに歌えるなんて知らなかった。クイーン・ラティファの公民権運動を連想させる魂の歌、クリストファー・ウォーケンの父親像、ディズニーチャンネルのTV映画『ハイスクールミュージカル』でブレイクしたザック・エフロンの清々しい魅力、ミシェル・ファイファーのヒールぶり・・・等など。どこを取っても魅力満載だ。

振付もいい。アダム・シャンクマン監督は元々ダンサー・振付家で今作では自ら振付もしている。踊れる為、映像のテンポが素晴らしいのだ。テンポはミュージカルでは重要。舞台であれば踊りだけではない、舞台装置や転換までも音楽に乗っていないと高揚感が出ない。ミュージカル映画であれば映像が音楽に上手く乗っていないとミュージック・ビデオみたいになってしまう。リズム感・テンポ感のない監督は大抵それで躓いている。作品のテーマ・脚本・スコア・衣装・振付・キャスト等、全てにおいて近年稀に見る傑作となっている。

やや質感に欠ける感はあるが、発色も良く、色彩の豊かさを堪能できるトーンになっている。バラエティに富み、広がりを感じるサウンドは、これぞミュージカル映画の醍醐味。

ラスト、圧巻の“You Can’t Stop the Beat”で気持ちよく〆た後は、充実した特典も楽しんで頂きたい。充実の特典ディスク、Picture in Picture機能(♪見ながら解説♪)で本編を再生しながら小窓で見る製作秘話も高く評価したい。ダンスレッスンで振付を覚えたら踊りたくなるはず。隔離ではなく融合を最高のキャスト、ナンバー・ダンス・脚本を以って高らかに謳うBlu-ray『ヘアスプレー』。これは間違いなく今期No,1のお奨め。

・「これぞ本当のミュージカル!
この作品を見た瞬間、正直涙が出ました。 「これほどすばらしいオープニングがあるのか!?」と。 そう、あのドラムビートです。そこからはいっきに映画の世界に入り込み、自分も1960年代を生きているかのような気持ちになりました。 思い出してください!この50年間オープニングが屋外で歌いながらはじまる映画がありましたか?「ウエスト・サイド物語」以来の快挙です。 そしてこれでもかというぐらいすばらしいキャスト!全員が役そのままなのです。まさにアンサンブル・キャスト。 最後まで一気に引っ張り、中身も満点。歌も満点。ダンスも満点。合計は、満点以上です。 僕は、この映画のスポンサーではありませんが、ぜひこの映画は、チェックしてください!

・「WE CAN'T STOP THE BEAT !
オープニングの「GOOD MORNING BALTIMORE」からラストの「YOU CAN'T STOP THE BEAT」までヘアスプレーの世界にどっぷりハマることができた。特にクライマックスの「YOU CAN'T STOP THE BEAT」を口ずさみ、自然に体が動いてくること間違いなし!

魅力的なナンバーもさることながら、魅力的なキャストも最高だった。主役のニッキー・ブロンスキーやジョン・トラボルタだけではなく、全てのキャストが表情を活き活きして踊って歌っており、どのキャラクターも好きになった。特にコーニー・コリンズ役のジェームズ・マースデンがX-MENのサイクロップス役での不遇の扱い方を払拭するかのようにノリノリで演じていて好感が持てた。

Blu-rayではカラフルなダンスと楽しいナンバーをより一層楽しめることを期待しております。

・「シンデレラ?いえいえ彼女はナイトです
 シンデレラストーリー・・・無名から一躍有名になる物語。

 2007年に見た映画の中で、見終わった後に一番心が晴々し、踊りだ したくなったのがこの映画でした。その理由には、全編を彩り、盛り上 げた歌とダンスによるものもあります。でも、一番の理由は、主役のト レイシーのかっこよさにありました。  彼女の、「人目を気にして自分を隠す必要なんてない」とはばかること なく言える態度、「良いものは良い、悪いものは悪い」と何者にもで向 かってゆける姿勢、そして彼女の大きな体が動くたびに、彼女自身でな く世の中の方を変えてしまうそのパワーがとても好印象で、「自分もあ あゆう人間になれたらいいなぁ・・・」と思わずにはいられませんでした。  これは、シンデレラストーリーという位置づけにあると思いますが、自分 にとってトレイシーはシンデレラというよりナイト。自分の信じる道を行 き、自身の未来を自分の力で切り開いていける(あと悪人を倒したり、ある 人を導いたり)と、最高にかっこいいナイトでした。  気分が落ち込んでいるとき、なんとなく鬱屈した日々を迎えている時には、 この素晴しい歌とダンスに彩られた騎士道物語は、良質の清涼剤になると思います。

・「見ていると気分がウキウキしてきます。
ミュージカル映画は結構好みに差が出る映画ですけと、近年ではドリームガールズとこのヘアスプレーが出色の出来なんではないかと思ってます。

1960年代のアメリカを舞台にしているので、当然人種差別について言及されているのですが、これを明るく描いてしまうこの作風が何とも言えないです。Blu-ray版はその作風と相まって極彩色が鮮やかに広がっています。主役のトレーシーも勿論良いですが、誰もが気になるのがトレーシーの母親役、ジョン・トラヴォルタじゃないでしょうか。

結果ヤバいです。とてもツボにはまりました。きっとキャスト全員が嬉々として演じていたのではないかと思います。

あと、「X-MEN」シリーズではリーダーなのに不遇の扱いを受けたサイクロップスを演じたジェームズ・マースデンもこの作品では作品の舞台である「コーニー・コリンズ・ショー」のコーニーを活き活きと存在感タップリに演じてます。

というか脇も含めキャストは意外性が高い上豪華!ミシェル・ファイファーやクイーン・ラティファ、さらにこういう作品に対極を成しそうなクリストファー・ウォーケンが出演してるというのも驚きです。

作品に欠かせない「音楽」の部分もロスレス7.1ch収録という大盤振る舞いで、いわゆるチェックディスクとしての部分も優秀な作品です。

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プレステージ コレクターズ・エディション [DVD]

・「テスラは実在の人物です
レビューを見ていると、瞬間移動の機械を使ったトリックが納得いかないという意見が多いですが、みなさんは登場人物の「テスラ」が実在の人物で、実際に電気を使った怪しげな実験を行っていたという事実を知っていますか?テスラコイルというのを作り、SF的な実験もしていたのです。そういう事実を踏まえて見れば、あんなトリックも、もしかしたら、あるかもしれないと思えます。私はテスラの事を知っていたので、このトリックも映画もとても楽しめました。文句なく面白かったです。

・「偉大なる仮説
この映画は、期待を裏切らなかった。面白い!ひとつはエンターテイメント作品としては十分見応えがあるという意味で面白い。もうひとつは、結末における興味深い仮説が面白い。

ストーリーの舞台は19世紀ロンドン、究極のマジックに挑戦する二人のマジシャンーの競い合いを描く映画である。究極のマジックのひとつ「The Transported Man(人間瞬間移動)」のトリックにおける仮説は、この映画の最も価値所在だと監督・脚本のクリストファー・ノーランに拍手を送りたい。

M・ナイト・シャマラン の「The Six Sense」やリサ・ランドールの「ワープする宇宙−5次元時空...」には負けない勢いだ。

・「人生とはなにか
あまり評判よろしくないようですが、私はこの映画大好きです。人生で偉業を成すには何が必要でしょうか?あなたはそのためにあらゆるものを犠牲にできますか?まさに「鬼才」。決して天才じゃない。すべてを犠牲にした上で成り立つもの、それこそまさに「プレステージ」でしょう。最後の10分にすべてが詰まってます。この映画の真のメッセージは「面白い」「つまらない」といった次元を超えています。あとDVDの箱がカッコいいですよ♪

・「映像化された喜び
何度も繰り返して読んだ「奇術師」。キャストが代わり、完成が遅れた映画。待っただけの甲斐があった作品だった。原作の幻想的な描写は少ないけれども、世紀末の怪しい雰囲気がとても良く表現されていた作品だった。また繰り返し観ることになるのだろう。

・「驚き!
アッと驚く仕掛けやオチなど何にも知らずに試写で見てビックリ。

「タネがバレると人の心は離れる」といったセリフや決してそうではなかった話の展開などトリックだけではない魅力がつまった作品です。

ヨハンソン奇麗!!

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ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

・「いい映画です。
どんな映画か想像つくと思って観てない人は、絶対観たら考えかわります。映画を観て、歌がすごく良かったので買いました。 映画では感情豊かな表現に圧倒されたので、特典映像があるので買って正解でした。 ビヨンセもいいですが、ジェニファーハドソンの歌声に惚れた人はCDとかも買ったほうがいいです。ブルーレイの映像は本当にきれいでした。

・「リニアPCMを収録して欲しかった
映像はそこそこ綺麗。 全体的にグレインは控えめで、一部のシーンを覗きすっきりした印象。暗いシーンや照明の明かりなど、光が特徴的な作品ですが全体的に悪くはない。 黒も破綻する事なく出ていますし中々よい。 輪郭はやや甘めでシャープさには欠けるのは気になります。 他のBD作品と比べると割と綺麗な部類。 ただ、もっと綺麗に出来たんじゃないかと思えるのは残念です。 音は中々いいです。 重低音の響きも悪くないですし高音の抜けもよい。 ダイナミックさにやや欠け、広がりにやや欠ける気がしますが満足できるレベル。 しかし、もっといい音質で収録できたんじゃないかと思う。 リニアPCMの収録もしてもらいたかった。 特に音が重要な作品なだけに残念です。 ストーリーは映画として成立しているミュージカル。 とにかく圧倒的なまでの音楽。 それぞれの役者が魅せる歌唱力は圧巻の一言。 演技も秀逸な上、歌で聞かせるので、観ていて聞いていて鳥肌が立つ。映画を観て、こう鳥肌の立つ感覚って中々ないです。 テンポもよいですし、しっかりミュージカルをしながらも、同時にストーリーが進行しますし実に楽しめる。 最高の娯楽作品じゃないでしょうか。 基本はミュージカルなので好みは別れそうですが、ミュージカル好きなら確実に楽しめる作品。 特典は本編DISCにHD画質で未公開映像、SD画質でビヨンセのPV、さらに特典DISCはメイキングやオーディションなど丸々特典映像の入っていたりと豪華。 トップメニューの作りなんかも好みです。 作品は大変好みですし、特典も満足できる、それだけに画質音質の面がもったいない。 この仕様でも観てみたら意外と悪くはないのですがもっと向上できたはず。 特にドルビーデジタル収録のみの音質は大変残念です。 それでもトータル的に見ると大変満足できました。

・「すばらしい映画です
キャスト、ストーリー、演出、衣装、音楽、などなどあらゆる要素が上質で研ぎ澄まされている良い作品だ。ジェイミーフォックスの演技が素晴らしい。ビヨンセの美しさが、物語が進むにつれて増していくところも見所エディーマーフィーの存在感がいい。助演のほうがエディのよさが生きるのかも。ブルーレイで画質も上質。

パラマウントBDの件は残念。けど「ウィキペディア」には例の契約は18ヶ月と表記があります。もしかすると時期がたてば何事も無かったようにBDが再販されるかも。

・「文句なく娯楽作品として超1級品
ミュージカルはあまり好きではありませんでした。でもこの映画は本当に楽しく素晴しい、2時間10分もあっという間でした。確かに会話がいきなり歌になるという違和感はあるものの、次々に流れる曲のそれぞれがいいし、素晴しいステージ、衣装の美しさも出色です。まさか主演者が皆本当に歌っているとは。エディ・マーフィーも久々のあたり役というか、さすがだし、ビヨンセは変幻自在の美しさ、ジェニファー・ハドソンはオーデション通過の新人ながらその迫力はただ唖然。アメリカ映画(というかアメリカ)はやはりすごい。普段は要らないと思う、DISK2も厳しいオーデションから始まり、日々の撮影をシーン毎に綴り、大ヒットした舞台の映画化の苦労・工夫もわかりこちらも観る価値十分あります。これは何度も観そうです。

・「ビヨンセ最高!
幼顔のビヨンセが時間と共に徐々にダイアナ・ロスに近づいていく。シュープリームズをリアルタイムで見ていた世代にはたまらない作品となりました。ビヨンセとカメラが舞台の上で反対方向に回りながら歌うシーンは映画ならでは、圧巻の映像でありました。

TsutayaTVのダウンロードも試みましたが、圧縮率のせいか、ビットレートのせいか、動きのあるシーンではぎこちなく、やはりブルーレイがよいと感じました。価格もさほど差はないので・・・

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河童のクゥと夏休み コレクターズBOX(特別版本編+特典DVDの2枚組)【完全生産限定版】

・「今の家族、今の日本の残酷さにせつなくなるが、明日を信じようと思う映画です。
原監督は今の普通の人々のドラマを表現する現代最高のストーリーテラーだ。ものすごい観察眼と冷静な記録と熱い思いが映画に凝縮されている。この作品で登場する家族も本当にリアルだ。ああ、そう考えるんだ、うう、そうしちゃうわけ…と痛々しくも、そうだよなぁ…こうだよなあと現実感が降りかかる。クライマックスの大事件にでてくるたくさんの人々、聞こえてくる声はすべてが痛い。そして全編の何気ない会話から振る舞い、顔つきまでが痛烈に今の日本人の在り様を見せトくれる。しかしこれは批判ではなく、風刺でもなく、原監督は優しくそれを受け入れて、みんなの可能性を信じようと、美しい魂が生きていける明日を信じていることを示している。それに応えられるように生きていきたいものです。私の特に好きなのは、妹。いるよなぁ、こんな子。フフッ。クゥに出会えてどんな風に育っていくかなぁ。一つだけ苦言。映画宣伝中から、気になって仕方なかったのが題字。「クゥ」がどうしても「りゅ」に見える。花形書家作ですけどねぇ。映画冒頭に龍が出てくるので「お、龍の落とし子でりゅ、か?」と深読みしてしまいました。…映画には関係ないですけどね。

・「これこそアニメだ。
昨夏の劇場での感動が戻ってくるとは嬉しい限りです。文句なく星5つ!人の優しさと勇気、家族愛に溢れた作品で昨今のアニメには無い人間味があふれています。また、上映時間の長さを大人も子供も感じずに最後まで見させて頂けた監督の技量にも感動です。このようなアニメこそが子供に見せてあげるべき作品でしょう。特別編は3分ほど長いそうですが、どんなシーンか楽しみにワクワクです。通常版のぬいぐるみも気になりますが・・・・やはり特別版が・・見たいな。

まだ見たこと事の無い方へ・・・購入して損はありませんよ。是非、お子様と一緒に見て下さいね。きっと、アニメーションの素晴らしさを再認識すると思います。

・「天才、原恵一。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」から5年ぶりの劇場版監督作品。

原恵一監督が作る作品には、いつも物悲しさや切なさが付きまとっている。この映画を観終った後、楽しさや感動だけではなく郷愁や切なさがこみあげてきた。

「オトナ帝国」や「戦国大合戦」でも心の奥底にある忘れかけていた感情をわし掴みにされ涙を流してしまった。この「河童のクゥ」でも同様にわし掴みにされ涙が出た。

日本古来からの美しい原風景、夏の青々しい田園や澄みきった川、清々しい青空と真っ白な入道雲、風景がノスタルジーを生み出しており、一瞬だけ「となりのトトロ」と重ねてしまった。しかしそれは決定的に間違っていた。トトロは幻想的であったが、クゥは現実的であった。中盤においての社会のクゥに対する見方はあまりにもリアル過ぎだ。この現実感が子供を対象にした映画なのに、大人でも十分に楽しめる内容になっている。康一一家とクゥの別れも現実的な必然の結果だった。

少年と河童の出会いと友情、家族観と現代社会を描いたこの作品のメッセージ性を完全に理解できるのは、大人だけかもしれない。

観終った後の余韻は、何とも言えないだろう。

・「素晴らしい映画です!必見です!
 アニメが好きとか嫌いとか関係なく、映画が好きな方であれば、まずはぜひ一度ご覧になることをお勧め致します。 ストーリーは、カッパと少年とその家族(ペットの犬も)との、ひと夏の出会いと別れを描いた作品ですが、「どうせ子ども向けのアニメだろう・・」などと侮ってはいけません。 脚本や構成の全てがきめ細やかにとても丁寧に作られており、一度観始めたならば、子どもだけでなく大人も、いつの間にか確実に物語の世界に引き込まれています。 本年度の各映画祭のアニメーション部門での受賞は当然のことながら、キネマ旬報の日本映画部門でも第5位に選出されていますが、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』と『嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』で、高い評価を受けた原恵一監督の作品だからこそだと思います。改めて原恵一監督の技量の凄さと誠実な人柄が強く実感できる作品でもあります。 とにかく、素晴らしい映画です。子どもたちだけでなく、大人も必見ですよ!

 価格と特典映像の内容を考えると、「コレクターズBOX」を購入して損はないと思います。 この映画を観た後は、感動の余韻とクゥへの深い愛情とで、きっと誰もが特典映像も観たくなると思います。  

・「素直に感動できました
だんだんマスコミへの興味で康一の心が変化してくのを、気になりながらも見守ろうとするクゥには泣けました。面倒をみてくれてる家族に恩返ししようとする姿にも。それと犬(おじさん)も一緒になってクゥを守ろうとするあたり、実際には言葉がしゃべれないだけであんなこと考えていそうな気がしますね。たったひとりで人間社会にいるのに、いつでも人にやさしいクゥには多くの勇気や感動をもらえました。DVDでまた泣きそうです。

河童のクゥと夏休み コレクターズBOX(特別版本編+特典DVDの2枚組)【完全生産限定版】 (詳細)

アフター・ウェディング スペシャル・エディション [DVD]

・「復讐と信頼
最初と最後に挿入されるSigur Rosの曲が、観終わって何時間もまとわりつく傑作。他人の子を育て愛することで家族を築いてきた二人の男の話。誰とも共有できない苦悩を、命の最期に誰かに伝えようと、一人の男はもう一人の男に、復讐と信頼と、複雑な思いを形にしようとする。眼、口、手、インテリアのクローズアップ。決して「ただの善人」にはなれない、コンプレックスと共に成功への道を歩んできた男のやせ我慢を、現実逃避の慈善活動に没頭するまま大人になりきれない男が受け止める。その二人の男の欠落を、ドグマ仕込みのカメラが容赦なく描く。女性的なタッチで、男の物語を撮るという意味で、今の時代ともマッチしたほどよくクールな描写なのだろう。『しあわせな孤独』もいい映画だったが、本作も見る者の心を揺らす。

・「人生の悲喜劇を凝縮した心揺さぶる作品
「誕生日には帰ってくる?」「ある愛の風景」と同様、この作品も、子供のこの問いかけから始まります。

この2作を対比させると、問いかけられた主人公(ヤコブ)もまた、「ある愛の風景」の主人公であるミカエルと同じ境遇にさらされてる、そうも見えます。導き出した結論もまた、正しいのかどうか、それは観客に委ねられます。非常に奥深い、心揺さぶる感動と共に。

物語の本題は、「家族」という最小限の生活社会共同体においての、・自分から他人へ及ぼす影響・他人から自分へ受ける影響を扱っていると思います。

言葉にすると簡単ですが、家族だからこそ、難しい。家族それぞれが、自ら歩んできた道があり、共に歩んできた道もある。それが、ある事をきっかけに、自分の意思で、他人への影響を考え、実行する。

影響を与えられた側の人間はどうするか。

これらも、どちらが正しくて、どれが間違いか、ということは明示されません。ただ淡々と、しかしじっくりと、監督は描いています。

まさに、一つだけでも手一杯な出来事が、ある機会を契機に一気にやってきます。

主要キャラクターの台詞に「まだみんな幼い」という言葉がありますが、実は、その人物が思っているほど、家族みんな、幼くはない。それどころか、(物語の核に触れますが)自分の死期を悟った本人こそが、綺麗に身辺整理をつけたところで、死を実感し、感情を露にし、「死にたくない」と吐露してしまう。

本当に、人間の感情を映し出す様は見事です。

そして、この「アフター・ウェディング」に於いては、物語の語り手をかなり客観的に置き、その分、キャラクターの感情を代弁するかのように、部屋の小物や剥製、グラス、そして目、などのクロース・アップを多様しています。

だから、キャラクターが多弁にならずとも、自ずと見ているほうも静かにキャラクターと向き合える。(他の方のレビューもご指摘されてますね)

私は、全く予備知識なしで鑑賞したものだから、本当に、主要人物である4人全てに感情移入してしまい、最後には私も感情の全てを吐露してしまってしまいたくなるように、胸がつまってしまいました。

物語の結末も、ある意味「ある愛の風景」と同じかもしれません。人生という名の道のりを、これほどまでに凝縮させた監督は素晴らしい。見終わった後、奇妙に、じっとはしていられなくなる、そんな不思議であり、かつ感動的な映画です。

このような素晴らしい作品に出会えた事を嬉しく思います。間違いなく傑作と呼べる作品です。

・「愛とはなにか。そして人の生き様を描く
 インドで救民活動をするデンマーク人ヤコブ。彼のもとに母国から寄付の話が舞い込む。その条件を聞くため帰国した先で思いもよらない出来事が待っていた…。

 『アフター・ウェディング』なんていう華々しいタイトルだけれど、内容はシリアスなもの。帰国した先で寄付者ヨルゲンに結婚式に招待される。そこでかつての救民活動を共にし、恋人関係にあったヨルゲンの妻ヘレネに出会う。そしてその娘アナの結婚式。ヤコブはアナが自分の娘ではないかと感じ始める。そしてヨルゲンはこのことを知っていたのか。寄付の条件とは何なのか。先が読めそうで読めない新鮮な映画展開。目が離せませんでした。

 異国の地で、異国の子供を自分の子供のように愛するヤコブ。アナの結婚の後に待っていた悲しい現実。驚愕の事実と、それに呼応する真実の家族愛。そして究極の選択肢。

 愛とはなにか。この簡素で奥深い質問に答えてくれる素敵な映画でした。

・「人生の皮肉
まず、感情を鮮やかに映し出すカメラワークが印象的です。カメラが一瞬グラッと揺れた後に、人物の目元・口元にグッと寄ってクローズアップになる。その時、その人物の心の機微が伝わってくる。そして、画面の色遣いがいい。紅色・藍色・若葉色・乳白色など、画面全体が一つの色によって統一されているような場面が多く目に付きます。

前半は丁寧に登場人物の機微を捉えて進められていきます。題名の通り、思いがけず出席することになった結婚式の後から色々な事が判明し次々とドラマが起きます。主な登場人物は(実業家、その妻、娘、妻の元恋人(主人公))の4人なんですが、この4人の関係はかなり入り乱れていることが判明してきます。それにも関わらず、案外簡単にその関係性が理解できるのは、この4人の関係がAとB、AとC、AとD、BとCというように順番に組み合わせを変えながら実に手際よくその関係性が描かれているから。「しあわせな孤独」もそうでしたが、そうしたストーリーテリングの上手さが光ります。それでも、中盤以降、今度は逆に出来事が起こりすぎて話の展開が駆け足になってしまった印象はあるんですがね。

結局、家族のことを思い遣る父親の愛情の深さに感動できるかで評価が大きく分かれると思います。自分のいなくなった家族を心配し、自分の気持ちを押し殺しても、その将来を守ろうとする父親の姿がどう映るかですね。他者を思いやっているようでいて実は自分の都合を最優先している。いらぬお節介、自分の考えを押しつける単なる金持ちの横暴とも映ります。ともあれ、人を愛する心とその裏にひそむ孤独を赤裸々に描くことには成功しています。そして、ラストで家族や冨を手に入れたものの、代償として大切なものを失うという人生の皮肉を感じさせることにも。

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