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▼第33回惑星開発大賞エントリー作品映画篇1:セレクト商品

松ヶ根乱射事件 [DVD]松ヶ根乱射事件 [DVD] (詳細)
山下敦弘(監督), 新井浩文(俳優), 山中崇(俳優), 川越美和(俳優), 木村祐一(俳優), 三浦友和(俳優), キムラ緑子(俳優), 向井康介(脚本), 佐藤久美子(脚本)

「これは面白い!」「「天然コケッコー」とはまるで毛色が異なるが、独特の魅力を放つ。」「このすごさを、誰かに言いたくて仕方がない。」「ふらっと見たが」「キャラクターが最高」


天然コケッコー [DVD]天然コケッコー [DVD] (詳細)
夏帆(俳優), 山下敦弘(俳優), 岡田将生(俳優), 夏川結衣(俳優), 佐藤浩市(俳優), 柳英里沙(俳優), 藤村聖子(俳優)

「”岡田将生君の純愛物語”」「安心して観られる映画」「もう帰ってはこないあの季節」「とても美しい日本の光景と、こどもたちの輝きに、癒されます」「大人のための青春映画」


サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD] (詳細)
青山真治(監督), オダギリジョー(俳優), 石田えり(俳優), 宮崎あおい(俳優), 中村嘉葎雄(俳優), 浅野忠信(俳優), 板谷由夏(俳優)

「こんな母親イヤだけど・・・」「これを青山サーガだと私は言いたい。」「良いです」「カオスの縁に立つ男」「「Helpless」と「ユリイカ」の正式な続編」


叫 プレミアム・エディション [DVD]叫 プレミアム・エディション [DVD] (詳細)
黒沢清(監督), 役所広司(俳優)

「二重三重のミステリーそしてホラー」「恐怖は笑いへと通ず」「感覚的映画」「傑作」「ヨネスケは霊だ」


大日本人 初回限定盤 [DVD]大日本人 初回限定盤 [DVD] (詳細)
松本人志(監督), 神木隆之介(俳優), 竹内力(俳優), UA(俳優), 板尾創路(俳優)

「これは、ひょっとすると、とんでもない大傑作かも、、、(笑)。」「人それぞれでいいのでは?」「観客を選ぶ作品」「日本のマイケル・ムーア」「日本独自の作品」


夕凪の街 桜の国 [DVD]夕凪の街 桜の国 [DVD] (詳細)
佐々部清(監督), 田中麗奈(俳優), 藤村志保(俳優), 伊崎充則(俳優), 麻生久美子(俳優), 堺正章(俳優), 吉沢悠(俳優), 中越典子(俳優)

「「反核」をこれ以上訴える作品があるだろうか?」「世界へ発信してほしい」「泣きはしないが良い作品だと思います。」「原爆を知らない私たちのために。」「皆美(麻生久美子)のはかなさと七波(田中麗奈)の最後の名セリフ」


どろろ(通常版) [DVD]どろろ(通常版) [DVD] (詳細)
塩田明彦(監督), 柴咲コウ(俳優), 瑛太(俳優), 麻生久美子(俳優), 中村嘉葎雄(俳優), 原田美枝子(俳優), 妻夫木聡(俳優), 杉本哲太(俳優), 原田芳雄(俳優), 土屋アンナ(俳優), 中井貴一(俳優)

「満足!」「よかった」「僕は気に入った」「面白い」「面白い映画だと思います。」


自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD] (詳細)
堤幸彦(監督), 西田敏行(俳優), 中谷美紀(俳優), カルーセル麻紀(俳優), 阿部寛(俳優), 遠藤憲一(俳優), 蛭子能収(俳優)

「見事な映画化です。」「こんなにはまった映画は久しぶりかも…。」「ただすばらしい」「時は流れ行き、そして私は生きている」「不細工な愛だ」


▼クチコミ情報

松ヶ根乱射事件 [DVD]

・「これは面白い!
田舎の閉塞した空気が淡々と描けていて秀逸。山下監督の「間」を重視した演出が人間の暗部を見事に掬い取っていて上映時間の110分、全く飽きさせない作品になっている。

新井浩文の漂々とした演技も作品独特の世界観とベスト・マッチ。静かに発狂していく青年警察官の心理を隙の無いパーフェクトな演技で表出できる稀有な俳優ですね。今後も大いに注目したい。

しかし、そういった演出、演技よりも大いに特筆すべきは終盤に掛けてどんどんボルテージの高まっていくライティングの妙!これはかなりの完成度だと思います。向井康介氏は天才です。ラストで能天気な松ヶ根の日常を交差させて主人公の乱射へ向っていくオチの新鮮さといったらもう・・・。まさしく狂気の締めくくりといった感じで、久々に「ああ、俺も映画の中で発狂してしまいたい」と思わずにはいられなかった。

とにかくブラックなコメディで、そういう趣の映画が好きな人には是非とも薦めたくなる逸品。

・「「天然コケッコー」とはまるで毛色が異なるが、独特の魅力を放つ。
恐らく、今年の日本映画のベスト1の有力候補になるであろう「天然コケッコー」。そのなんとも瑞々しい素晴らしさに満ちた傑作を放った山下敦弘の、それとはまるで毛色が異なるものの、しかしこちらも中々に捨て難い独特の魅力を持った作品。ここで登場するのは、バブルが弾けた90年代、しかしバブルの恩恵など程遠く、従って以前とまるで変わらないよう思えるある田舎町でのグダグダとして自堕落な日常を過ごす人々であり、その中で鬱屈して満たされない閉塞感から次第に狂気を蓄積させていく者たちの危なくも哀しき物語だ。ひき逃げ、殺人、淫行、色情狂、痴呆、、、極めて個性的なキャラクターたちが織り成す露悪的な個々のエピソードは、意外なほどに嫌悪感なしで観られ、そのシュールとも言えるリズム&タッチは妙にそそられる。特に、他の町から流れてきた木村祐一と川越美和の存在感は抜群。最近はすっかりそのダメさぶりと卑屈さが板についた三浦友和も良い味を出している。唐突でこちらの予測に肩透かしを食らわすようなラストは、反ってインパクトが強い。正に心の奥底に流れる想いを噴出させることもなく情けなく日常を生きている者たちへの、ある意味共感を感じさせる。“音”への並々ならぬこだわりも感じさせる今作、日本映画ファンなら一見の価値ありと言っておきたい。

・「このすごさを、誰かに言いたくて仕方がない。
山々に囲まれた田舎町。町並みはスカスカなのに、道を行く誰もが自分を知り、家族も知られているという濃密な人間関係。

まず、ここに山ほどうんざりさせられる。そして、もっとうんざりさせられたくなってくる(ここが不思議だ)。

私を最高にうんざりさせてくれたのは、三浦友和だ。あまりにもだらしなく、あまりにも節操がなく、あまりにも救いがない。こんなにも爽やかでないこの人は初めて観た。

その姿よりも陰湿な雰囲気のほうが画面に迫っていて、アップになるまで三浦友和とは気付かなかったほど。

こんな一面を見せてくれるとはなぁ〜。気持ちよくヤラレタ!小躍りしたいほどの収穫。

・「ふらっと見たが
なかなか良かった。山下さんの作品を全部見た訳では無いが、その中でもとりわけ。ユーモアで終わっていないところが好感が持てました。

・「キャラクターが最高
とにかくキャラクターにやられました!山下映画にはかかせない山本剛史さんも登場しないのにこの世界感を出せるなんて…最高すぎます あと春子はある意味最高の女性だとおもいます

松ヶ根乱射事件 [DVD] (詳細)

天然コケッコー [DVD]

・「”岡田将生君の純愛物語”
ドラマ”イケメンパラダイス”に出演していた岡田将生君の映画なので興味があり購入しました。ある小さなのどかな町の小・中がいっしょになった学校に、岡田君は転校してきた。そこにはそよちゃんという同級生がひとりいた。ふたりは、だんだん好きになっていく恋愛ストーリー。神社でキスしたり、ボタンを縫ってあげたり等々、これこそ”純恋愛”って感じの展開でした。中学3年になって進路を決める時、そよちゃんと同じ学校に行くことにした岡田君が好きになりました。ほんと”恋愛”いいですね!自然いっぱいの学校で生まれたほのぼのする恋物語です。都会に住む人間にとっては、映画の中の自然いっぱいの風景も楽しめたいい作品です。岡田君とそよちゃんが手をつないで、海の見える車窓を眺めているシーンが大好きです。

・「安心して観られる映画
劇的なシーンは全くありませんが、そこがまたこの映画の魅力だと思います。田舎暮らしの経験はないものの、どこか懐かしさを感じるのは、この映画全体を通して、現代の日本において失われようとしている、人と人とのつながりが紡ぐ温かさがにじみでているからでしょうか。原作に忠実に、島根の町や集落を撮影に選び、変にセットを使っていないところ、広海親子と東京の友人を除き、一貫してセリフに石見弁を使っているところが新鮮で、好感が持てました。夏帆さん扮する「そよ」は、とてもかわいらしく爽やかでしたが、同じくらい印象に残ったのが、「さっちゃん」でした。あのあいくるしい眼差しを見ていると本当に心を洗われる気持ちがします。大人も子供も分け隔てなく楽しめる、質のよい作品だと思いました。

・「もう帰ってはこないあの季節
映画は天然コケッコーの大沢君とそよの出会いから高校入学までを原作を忠実に再現しています。特に事件もおきないし、なにか大きなサプライズがあるわけでもない。風景と音楽と役者だけで成り立ってる、けど凄くロマンチックで切ない。

多分、そこには一瞬、一瞬の美しさがあるからだと思います。「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、 ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう」そよが大沢君にぽつりと言ったこの台詞こそ、この映画の本質なのかもしれません。

時間は常に流れていきます。きっと、彼らの恋も、そよの暮らしも、周りの人たちと変わったり、別れたりしていかないときがきます。それが生きるということです。そよも大沢君もまだ、それには気づいていません。多分、それが終わったと気づくときが青春の終わりなのかもしれません。

僕も舞台となった浜田から大学進学を機に東京に出てきたので、余計色んなことを考えてしまいました。この映画はいい青春映画です。その季節を過ごしてる少年少女ならきっと気恥ずかしくなったりしながら見れるものだと思います。ただ、その季節を過ぎたばかりの僕にはノスタルジーや切なさが強く染みこみました。きっと見る歳によって、見方がいろいろ変わっていく映画なんだと思います。

いつか、この映画を見て、全てが愛しく見れたときが本当に大人になることなのかな。

・「とても美しい日本の光景と、こどもたちの輝きに、癒されます
これって日本の”スタンド・バイ・ミー”かもしれない。。。地方の小+中学の分校に通う、ほのぼの、純粋な少年少女のものがたり。実写版トトロみたいな雰囲気もあります。

都会のオトナからみたら何でもない、さりげない日常。でも、ここで生きるこどもたちにとっては大変な出来事の連続。そんな中、周囲の人々とのふれあいのあたたかさ、ゆっくりと流れてゆく季節の変化。。。そしてわたしたちがどこかに忘れてしまっていたような、とっても懐かしくて美しい、日本の田園と、海と、山の豊かな情景。見終わると癒されたような、なんとも豊かな気持ちになってしまいました。

せちがらい世の中で、みるものをほっと(ポ〜ッと?)させてくれる貴重な映画です。親子でもカップルでもどなたでも楽しめる作品に仕上がっていて、2007年の日本映画の佳作のひとつだとおもいます。個人的にはなんだかこどものころの、ゆったりとした、すなおな気持ちに戻れる感じがしました。原作とあわせて味あうと、さらにこの作品のよさ、価値が深く実感できるようにおもいます。

・「大人のための青春映画
本DVDセットの最大の魅力はDISC2のメイキングでしょう。たっぷり50分、撮影風景や舞台裏が覗けます。子供たちが天コケのキャラそのままで、もう一つの天コケを観てる気分になれます。島根の美しい風景が、映画の中の切り取られた風景ではなく自然のままに楽しめるのも嬉しい。

未使用シーン集は「これは使っても良かったんじゃない?」と思うようなシーンもあって必見です。くるりのPVは映画のシーンのみを紡いだ構成で、映画のダイジェストのよう。天コケもう1回観たいけど時間がない、という時に観れば映画を見返した気分になれます。

ファンの方は是非初回生産版を手に入れてください。

【映画について(ネタばれあり)】

若者は重いテーマや突き刺すようなメッセージ色の強い映画をどんどん観れば良い。緻密に練られた脚本や意外な展開に興奮すれば良い。この映画は、そんな映画は見飽きた大人を単純に楽しませてくれるためのものでは無いかと思います。

大人になる過程での現実の壁、子供ゆえの無力さ、大人の都合に振り回される子供たち・・そんな定番の設定は全くない。田舎っ子も都会っ子も同じ。

親の離婚問題? 障害(親の反対)のある恋? 結局は切ない別れ?こちらが予想する定番の展開は全て肩透かしを喰らいます。多くの映画を観てきた人ほど新鮮に感じるのではないでしょうか。

同世代の人が観るとリアリティに欠ける部分はあるかもしれない。しかし大人には、単純に「あの頃に戻りたいなぁ」と思わせてくれるのです。

「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、些細なことが急に輝いて見えてくる」「いつか、こうして皆で登校したことが夢みたいに思うときが来るのかもしれない」大人なら誰もが思い当たるセリフ。手の掛かる我が子を見ながら、これも夢のように感じるときが来るのかななどと目を細めます。これらのセリフは原作には見当たらなかったので、脚本の渡辺さんが上手にテーマづけしたなと思います。

後世に残したい作品と言えます。

天然コケッコー [DVD] (詳細)

サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]

・「こんな母親イヤだけど・・・
千代子は、酒乱で浮気な夫と幼い息子・健次(浅野忠信)を捨て、家を出た。健次からすると、彼女は自分を捨てた母親である。なぜそんなことができるのか? 母を恨み、流浪的な人生を志向しながら「家族」の呪縛から逃れられない健次。ほぼ健次と同じ境遇にあり、不思議な存在感で健次の家族観を代弁する梢。幼い健次を捨て、立派になった健次が現われると出来の悪い弟を捨てるしたたかな母親。これらが共存しえるのか???根底には、いいことも悪いこともすべて受け入れてしまうという母親のたくましさがある。この母を演じる石田えりの抑制の利いた演技がすごい。この「母」には、ひとかけらも共感できませんよ。でも、「えっ?えっ?そんな行動ありか?!」とビックリしつつも、その「母」の行動をなんとなく納得させられて観てしまう。

本作は、『逆:東京タワー オカンとボクと〜』だという話をどこかで目にしましたが、言い得て妙だなぁと...。息子のためだけに生きて死んでいく「オカン」。一方、本作は確かに「母性」ではありますが、それは「オカン」の母性とは全く真逆。この世の、あらゆる出来事を全て超越して、全く違う次元で見つめる目線の先には目指すものが確固としてあるのか。(よくわからないけど)息子の健次は、「母」に挑むべく、様子を伺いつつ、泣き所を一突きして復讐したつもりが、想定外に大きすぎる「母」の前に、ひたすら自分の無力さを感じるしかない...。

何かとんでもないストーリーを重くなりすぎずに、笑いも入れつつ、最後までぐいぐい見せてしまうのは青山真治監督の手腕。陰鬱にもかかわらず、不思議な温かさに満ちている映画です。悲劇的なことのつるべ打ち状態、驚愕の真実が明かされるなか、「母」なる千代子によってとりあえず「うやむや」なままだけれど「丸く」おさまったように見える...。

・「これを青山サーガだと私は言いたい。
監督の秋幸サーガへの想いが見事に成就している。映像を文学の領域まで昇華させた会心の作品である。

・「良いです
何年か前に「ユリイカ」と「ヘルプレス」を見て感動してその二本が一緒になった作品 ファンには5つ星をあげざるをえない作品ですファンでないかたは途中の会話もだるく感じるだろうけど、一つの作品としてとても素晴らしい出来アンゲロプロス並みに長いシーンもありましたがそれも味があって良いです 本当に気に入っちゃいましたしかしこの映画特にドラマチックな展開がある訳ではありません淡々としていますけれどちゃんとした家族ドラマになっています宮崎あおいは可愛いけど浅野忠信の演技は見ていて気持ち良い 画面から雨の匂いが漂ってきます 家族というものを残酷な形で描いた傑作。

・「カオスの縁に立つ男
三部作と知って「Helplles」「ユリイカ」も観ましたが、また趣向が違う。ちなみに「Helplles」は衝撃的。「ユリイカ」は時間が長すぎて疲れました。今回はそれらに比べラフな感じですが、しっかり、丁寧に人間の内面、本質を衝いてきている。青山監督グットジョブっす!憎しみ、悲しみ、暴力など負の要素は盛りだくさんですが、湿っぽい哀しいお話ではありません。負の感情の対極となっている部分が”ふわっ”と表現されていたり、やはり母は何枚もウワテという終わり方が後を引かなくて良かったです。全体的にセリフは少ないけれど「間」がまるで小説を読んでいるような…。

・「「Helpless」と「ユリイカ」の正式な続編
監督の北九州三部作と聞いて多分精神的な面でという事なんだろうと思ってたら、本当に続編で驚いた。だからこの映画を楽しむためには「Helpless」と「ユリイカ」を見ていないと分からないところや、納得できないところが出てくる。幸いにも二本とも見ていたからよかったが、そういう意味では何とも宣伝が不親切だ。

ただその上で見るとなかなか面白い。自分を見捨てた親への復讐うんぬんと生意気をいっていた浅野が、とんでもないしっぺ返しを喰らうさまは笑うべきか怖がるべきか。繰り広げられる人間関係の何とおかしそうで残酷な事か。青山真治監督は処女作でも鬱々とした日常をしっかり歯を食いしばって生きてゆく人間を描いてきたが、それはこの作品でも変わらない。シネフィル出身の監督さんがゆえに「ユリイカ」で「合衆国最後の日」の引用が出てきたりしたが、今回は「アパッチ」だ。子供が生まれて来る事が争いをやめさせるきっかけになるあたり、まさにそうだし、赤ちゃんの泣き声の代わりにドデカイあるものが飛び出す。ほう、こういうオチかと驚くやら呆れるやら感心するやら。

気楽に見る事で大きなものを感じさせる。そんな映画です。

サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD] (詳細)

叫 プレミアム・エディション [DVD]

・「二重三重のミステリーそしてホラー
 役所広司扮する刑事が、海水に顔を沈めて窒息死させるという、連続殺人と推測される殺人事件を担当するものの、当初まるで自分が殺(や)ってしまったかのような状況証拠が出てきてしまい、戸惑ってしまうのだが、やがて事件は思わぬ方向ながらも解決に向かいつつあったかのように見えたものの、事実はそれだけでは無かった…というのがネタバレしない程度の大まかなストーリー。葉月里緒菜扮する『赤い服の女』の怖さもさることながら、事実が小出しになるたびに『怖(こわ)気持ち良い』感覚に陥ってしまう。

・「恐怖は笑いへと通ず
過去は変えられない。よって、過去が復讐してきたとしたら絶対に防ぎようがない。生きている人間はただその理不尽な現象に飲み込まれていくしかないのだ。湾岸のぬかるみが象徴するように、忘れられた過去の封印は解かれた。塩水は浮き上がり、幽霊はその存在によって不条理な死を撒き散らすだろう。「叫」は、そんな世界の蠢きを恐ろしくも滑稽に描きだす。そう、恐ろしいだけでなく滑稽でもあるから、この映画は底知れないのである。傑作。

・「感覚的映画
黒沢清の映画は大好きだ。日本映画にハマッたのは黒沢清が決定的。昔『あの』映画を観た時の衝撃と不思議な感覚は忘れ難い。『アカルイミライ』だ。『叫』は、わたくしの中で『アカルイミライ』『ニンゲン合格』に並ぶTOP3であります。理屈ではなく感覚的な映画。なんといっても映像感覚。ストーリーを理屈で考えるのも楽しいが、なにより黒沢映画を自分なりに感じた方が単純に気持ちが良い。と思うしだいであります!

・「傑作
ホラー映画の名手黒沢清監督の作品ですが、これまた傑作一つの殺人事件から糸のように連鎖する殺人事件、この映画には独特の空気感、黒澤清にしか出せない緊張感が張り詰めていますラストシーンは皆さん揃って首をかしげるものだと思いますが、僕はあのラストシーンはとても悲しい結末だと思ってます予測の出来ない巧みな脚本に黒沢清監督の演出、役者人も揃っての好演、不思議な感覚に襲われることでしょう 

・「ヨネスケは霊だ
誰でも普段しているような何気ない罪、それを怨んで恐怖となって現れる霊。それがこの映画に出てくる葉月里緒菜扮する幽霊だ。黒沢清監督作品っぽいと思ったのは霊に対する既成概念が全くないことである。幽霊がドアを開けて外に出て行くのだ。勝手に入って勝手に出て行く。ふと考えてみた。この伏線・・・もしやこれはヨネスケに対する何らかのメッセージではないだろうか?自称『日本一の不法侵入者』を自負するヨネスケは数々のお宅に訪問し、勝手にゴハンを食べては勝手にリポートして去っていくという犯行を繰り返した。しかしながらこれがテレビのお約束であるというのは周知の事実である。だが、『ルックルックこんにちは』の中で数回に渡ってありえないくらいヨネスケが暴走したことがあるという。その姿はまるで霊が乗り移ったかのごとく一心不乱に次々とお宅に訪問してはもう勘弁してくださいと言われるまで食卓を荒らしたという。そんなヨネスケはお宅訪問を武器に講演会を行っているという。これは完全なるいきすぎた暴走である。誰かあいつを止めてくれ、誰もが思ったそのときに出てきた映画が『叫』。

『ヨネスケは霊である』という強烈なメッセージ。幽霊はドアから出て行くこともあるんだよということを示唆したこの映画にはそんなメッセージが隠されているとしか考えられない。http://www.yoyogicafe.com/

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大日本人 初回限定盤 [DVD]

・「これは、ひょっとすると、とんでもない大傑作かも、、、(笑)。
 私はコメディアンとして天才と評される松本人志の仕事ぶりは殆ど知らない。ただ、かねてから映画に対して歯に衣着せぬ口調で論じている文章に接したり、カンヌでの記者会見ほかでのやや尊大と思える言動を見聞きして、正直あまり好印象は持っていなかったのだが、観終わって、この人の感性は凄すぎると文句なく脱帽した。確かに当レビュー上でも多くの方が指摘するようにこれを果たして「映画」と呼んでいいのか、との疑問は正当だと思うが、才気ある喜劇人のひとつの作品として実に面白い。日常の中にぽっかり納まっている非日常的世界の、何とも破天荒でシュールなおかしさ。しかも過度に突っ込まず、こちらの期待を良い意味ではぐらかせる様な語り口の絶妙さ。日本古来の伝統として伝承されている割に結構しょぼくて哀感漂う大佐藤と、思い出しただけで笑いがこみ上げてくる板尾創路、海原はるか、竹内力らによる獣たちのキャラ造形のバカバカしさ。細かなギャグも満載だが、個人的に最もツボにはまったのが、大日本人と獣のバトルのテレビ中継が、視聴率低迷で深夜枠に追いやられ、新聞のテレビ欄でも“大日”との省略された表記しかされないと言う件(笑)で、たった2文字の漢字のクローズアップが、おかしさと哀感が融合するこの作品のテーマとリズムを見事に提示している。ラストの唐突過ぎる実写への転換は、恐らく松本自身の照れと、こうでもしない限り収拾できなくなる物語の帰結を考慮したものだと思う。アフター5の拠点名古屋錦が破壊されたり、挿入歌「デラ・アモーレ」のベタさ加減にも名古屋人としては爆笑もの。とにかく、今作の面白さはDVDで何度となくチェックし、検証されるべきものだと思う。好き嫌いは分かれるだろうが、断固支持しておきたい。

・「人それぞれでいいのでは?
この映画は賛否両論ですね。

実際、私も映画を観終わって思った事は「好みが分かれるんだろうな」と思いました。で、僕は星5つです。僕は気に入りました。

「僕にとっては」劇中、無駄なシーンなんて一つもなかったです。ここ最近の邦画、洋画、数々の映画を観ましたが、この映画以上のインパクトはなかったですね。もうすでに7・8回観てますけど、好きですね。

でも、友達や知り合いには薦めてはいないんですけどね(笑)そう言う映画ではないと思うんですよね。例えば「トランスフォーマー」とかなら、聞かれたらとりあえず「観てみたら?」くらいは言うかもしれないけども。

どこが好きか?と言われると、どうなんでしょうか。僕には凄く心地よかったんですよね、なんか(笑)雰囲気ですかね。笑える、とかそういうことではなくて、感覚的に好きなんですよ。実際、大笑いするほどは、俺、笑ってないんですけどね、劇中。

だからって、大笑いできないからって、駄作ではないですけど。

ちなみに、このカスタマーレビューというのは人の価値観を非難する場所なんですかね?

感性というものは人それぞれですからね。

笑える人がいて、笑えなかった人もいる。映画と思えた人がいれば、思えない人がいる。それだけの事でしょう(笑)

僕は別に映画を観て誰かと共感したい!とか思わないですけどね、映画を観て。もちろん同じ感想だったりしたら少し嬉しかったりするけど、別に対したことでもない。みんなが左見てたら、左が見たくなるわけでもないし。

自分が好きならいいんじゃないですか?嫌いな人は嫌いです!ってだけでいいんではないでしょうか。ホント、それだけの事だと思うんだけど(笑)でも賛否両論があるってことはいい事ですよね(笑)

で、この「大日本人」、手堅く無難にそれなりに万人受けするような映画じゃないでしょうね。

僕の好みとして大好きな映画でした。

観るか、観ないかは貴方次第・・でしょう。でも、たかだか2時間もない映画だから試して欲しい気もしますけどね、そのくらいの余裕が欲しいな、僕としては。

もしかして、実は自分に合う映画だったら勿体無いでしょう?

・「観客を選ぶ作品
 結論から言えば、観客を選ぶ作品だ。理解できる人にはとてつもなく面白いが、そうでない人には嫌悪感すら抱かせるのではないか。これまで映画界において「観客を選ぶ」作品は数多く存在するが、ここまでハッキリと「理解できる観客」「理解できない観客」を分けてしまう映画も珍しい。

 妖怪退治を代々生業とする主人公・佐藤と、彼を取り巻く社会を軸に物語は進む。正義の味方に対して愛憎の混じった複雑な視線を送る「社会」と、特殊な生い立ち故に性格が屈折した「佐藤」、そして背景がまったく説明されないまま登場する「妖怪」の三者が、松本監督の「笑い」によって徹底的に構成される。

 たとえば前半のインタビューシーン。小さな声で話す主人公と、大きな声で質問する撮影者。本来ならば主人公の声を聞き取りやすくするところを、松本監督はあえてそのままにしている。つまり松本監督にとって主人公の話よりも、撮影者の無神経さが「笑い」なのだ。マネージャーと称する女性が、主人公を金づるとしてしか考えていないことも、言葉の端々からうかがい知れるだけで強調されることはない。「なんだか嫌な女だな」ということ、そんな女をマネージャーにせざるを得ない主人公の状況が、松本監督にとって「笑い」なのである。

 『大日本人』に存在するのは、松本監督の感じる「笑い」だけだ。他には何もない。だからこの作品は「理解できる観客」「理解できない観客」を冷酷に分ける。しかしそれでいいのだ。理解できる人間が、できない人間より優れているわけではない。すべてのものが理解できる人間などこの世にいないのだから。ただし、自分に理解できないものを「つまらない」と評するのだけは控えた方がいい。「理解できない」と「つまらない」は同義語ではない。

 ちなみにこの作品を「映画ではない」と評する向きもあるが、撮影がビデオカメラ主体となり、CGによる絵作りが当たり前となったいま、「映画」には「スクリーンに映像を映し出す表現手段」という意味しかない。ならばこの作品は間違いなく「映画」である。

・「日本のマイケル・ムーア
松ちゃん本人は否定してるけど、どこからどうみても、社会派映画だね。しかも、相当過激だよ。笑いやコントでカモフラージュしないと、三つの国のどこかから、暗殺されてもおかしくないだろうね。笑う、笑えない、で判断するような低レベルな内容じゃないね。これは。見て何も感じない人は、新聞やニュースを見た事が無いのかな?合衆国の横暴さと、共和国の凶暴さと、無力さ。そして間に挟まれたこの国の情けなさ。最後の反省会すら、皮肉、風刺以外の何物でもない。同時に現代社会の問題も浮き彫りにしてる。命を軽視する大人と子供。労働者を利用する企業。父親をないがしろにする家庭。国の功労者を補償しない官僚。子供=無垢と信じる世間。数えればキリが無い世の中の矛盾が、作中にちりばめられている。そんな中で、子供を思い、年老いた祖父を気遣い、嫌われながらも、危険な仕事を黙々と続ける主人公を見て何も感じないのだろうか?もちろん、空回りもしている。でも、うまくいく事ばかりじゃないんだ。とにかく、問題提起してくれた松ちゃんに感謝したい。日本映画の(実写)で初めて、中身のある映画を見た気がするよ。

たとえ、某合衆国の奴隷になる運命だとしても、いや、それを防ぐためにも、この国の人達には、「大日本人だよ!」と、言い続けて頑張って欲しい。そんなメッセージを感じたよ。日本にもようやく、マイケル・ムーアみたいな社会派映画を撮る監督が、現れたようだね。

・「日本独自の作品
松本人志の作品の真髄である哀愁、その根底には、彼の幼少の頃の自分や周りの人間の姿がある。それは、貧乏を必死で取り繕うことだったり、大事なところで失敗することだったり、頭のおかしいおっさんだったりする。そして、その哀愁は、日本人にしか表現できない特殊なものだ。数ある日本独自の文化の一つだ。

でも、今まで映像作品としてそれを世界に向けて発信した日本人はいなかった。当然だ。かっこ悪いからだ。わざわざ日本人のかっこ悪い姿を世界に晒す利益がなかったからだ。

でも松本人志にはそれを使って得をすることのできる手段があった。恐らく、日本で彼が最も精通しているであろう手段があった。笑いだ。

大日本人で松本が演じた大佐藤は、まさしく戦後間もない日本人の姿を思い起こさせる。松本人志の笑いから、無駄な要素を、自分以外の人間が見ても理解できるギリギリのラインまで削り落としたのが大日本人という映画だろう。その結果、確実に日本でしか生まれ得ない作品が完成した。今までの、そしてこれからのどんな優秀な海外の監督も、決して似たようなものを作ることは出来ない、松本人志独自の作品を世界に発信することに成功した。

私は正直バラエティはあまり見ないので、芸人・松本人志が他に比べて優れているのかは分からない。しかし、監督・松本人志の大日本人は今までにないまったく新しい映画だというのは自信を持って言える。

大日本人は松本人志の伝説の序章だと思う。記念に見直してみるのもいいかもしれませんよ?

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・「「反核」をこれ以上訴える作品があるだろうか?
とりあえず出てくる感想は 「すごい」 の一言である。 賞賛以外でてこない。

原作のマンガが非常に独特の雰囲気を持った作品で 好きな作品であるが故に 映画化されていたのはもちろん知っていたが なかなか見る気にならなかった作品であった。 が、今は劇場へ見に行かなかったのを後悔している。

「反戦」をテーマにした映画は世界各国でいろいろと作られているが、「反核」を訴えるのはやはり日本からでないといけないと非常に強く感じた作品である。

物語が、終戦から13年たった広島から始まるということで直接的な、「惨状」が描かれることはほとんど無いが、逆にそれが「核」の恐ろしさを強く感じさせる事になっている。

原作のマンガが短編であるため、内容的に削ることはまったく無く、逆に構成を変え、膨らませている。 ただ前述した「独特の雰囲気」は出ていない。これを求めるのは酷であろう。マンガだからこそ出来る演出だとおもう。逆にそれを切り捨て、映画としての完成度を上げたのではないかと思う。

ストーリーについて、あれこれ言うつもりにはまったくならない。ともかく日本人なら見るべき作品であると言い切ってしまいたい作品である。

ちなみに私の中の「映画で号泣ランキング」が塗り替えられた。これをこえる作品は出ないのではと思う。

・「世界へ発信してほしい
最近邦画界は元気と言われてますので、追い風に乗っていい作品はどんどん世界に発信してほしいですね。この作品は「平和」の意味を静かに心に染み入るようなタッチで語ってくれる佳作です。

・「泣きはしないが良い作品だと思います。
「涙がとまらない」というシールが貼られていましたが、絶望ではない希望がある終わり方だったので泣きはしませんでした。けれど作品としての出来は凄く良いと思います。この作品は主演は誰になるんでしょうか?田中麗奈ですか?周囲の上手い役者に埋もれて少しかわいそうな感じがしましたが、田中麗奈も及第点で良いと思います。麻生久美子はもちろんですが、私は藤村志保が良い味出していたと思います。自分の娘であり被爆者である皆実(麻生久美子)と恐らく被爆者ではない打越(吉沢悠)の仲は賛成というか成就を願うする一方で、疎開で被爆から逃れた旭(伊崎充則)と被爆者である京花との仲については当初反対の姿勢を見せるところは、親としての微妙な思いが見て取れました。元々京花のことが嫌いではなかったとはいえ、旭と京花の結婚を許す過程が省かれていて、その辺をもう少し深く描いてくれるともっと良かったのではと少し思います。あと、不満ではないのですが、夕凪の街と桜の国を行き来する過程で、旭:伊崎充則→堺正章、打越豊:吉沢悠→田山涼成のキャスティングは少々違和感が・・・堺正章も田山涼成も嫌いではないし、演技も上手いが時代が違うとは言え、同じ人物を演じるのは少々無理だったかと思います。どちらもキャラが激変しちゃっているんです・・・特に吉沢悠→田山涼成は。田山さんも昔はいい男だったみたいですし、夕凪の街で皆実が父同様に禿げるかねと言っているので、禿げた頭は良いとしても少し軽い人間になってしまった感じで・・・京花の小池里奈→粟田麗は違和感感じなかったんですが・・・話はずれますが、麻生久美子は歌が上手い!音程も全く外さないし、アカペラであそこまで歌えるのは凄いと思いました。

・「原爆を知らない私たちのために。
劇場に2回観にいきましたが、悲しいやら、悔しいやら、切ないやらでいろんな感情がこみ上げては涙しました。自分の原爆に対する知識のなさに反省させられた作品です。

・「皆美(麻生久美子)のはかなさと七波(田中麗奈)の最後の名セリフ
昨年夏に映画館で観ましたが、やっとDVDが出ますね。本作は、原爆の悲劇を直接的にではなく、原爆症で昭和33年に死んでいく皆実を描く夕凪の街と、彼女の姪にあたる七波がひょんなことから家族の歴史を尋ねる旅に出かけて自分の存在を見つめ直す平成19年が舞台の桜の国の2部で描く、昨年映画館で観た邦画の5本の指に入る傑作。

前半の夕凪の街では、皆実が「うちは、この世におってもええんじゃろうか」というセリフに代表されるように、原爆で死んだ人に対する負い目にさいなまれ、「生きとってくれてありがとう」と彼女を受けとめてくれる男性の愛に十分応えられないまま原爆症が発症して死んでいく。そのはかなさ・薄幸の人生を体現する麻生久美子の演技が素晴らしい。「幸せになってはいけんような気がする」というセリフの何と悲しいことか。原爆を生き延びた人が背負ってしまった苦悩を描く点では、これまた傑作「父と暮らせば」に共通するものがある。

後半の桜の国では、原爆の影を負った家族の歴史に向き合い、最後に「確かにこの2人を選んで、生まれてこようと決めたのだ」と両親・家族への思いを新たにする七波を田中麗奈が好演。特にこの最後の名セリフ(心の中の独白)は胸をうちます。個人的には、日本の若手女優の映画での名セリフとしては「恋する女たち」での斉藤由貴の野点シーン以来の感動的な名セリフで、これだけでも映画史に残るのではないでしょうか。

重いテーマですけれども、数々の名セリフが散りばめられて、原爆の惨劇を生き残った人やその家族の思いを的確に伝えてくれます。日本人はすべからくその思いを受けとめるべきでしょう。冒頭の写真のエピソードが後につながる場面等、細かい構成も見事。是非1人でも多くの人に観てもらいたい映画です。

夕凪の街 桜の国 [DVD] (詳細)

どろろ(通常版) [DVD]

・「満足!
僕は原作もアニメも見ていますが映画も納得の面白さでした!皆さん原作がどうとかキャスティングがどうとかCGがどうとかアクションがどうとか評論家気取ってる人多いようですが自ら壁作って詰まらなくしてませんか?先入観を持たずに斜めから観ないで素直に楽しみましょう!楽しみかた沢山ありますよ。

・「よかった
原作を読んでいる方にはあまりお勧めではないようですね。しかし、まったく知らなかった私には最高でした!ので、原作を読んでない方にお勧めです!

・「僕は気に入った
『どろろ』は少年サンデーに1967年8月27日号から連載をスタートしていて全三巻。最終話は冒険王の1969年10月号掲載されていた。原作を少年漫画誌で読んだ同年代の諸兄には共感いただけると思うが、この頃の手塚治虫はホントに凄かった。この前は少年サンデーの1965年11月14日号から『W3』を、1966年5月8日号まで連載し、次の少年サンデー1966年6月12日号からは『バンパイヤ』をスタート。最後は少年ブックの1969年4月号で未完になってしまった。どれもが驚くぐらいに質が高く、おそらくマンガということに関しては最も幸せな少年時代をおくれた世代は僕の世代だったろうと思う。

もともと『どろろ』という作品は水木しげるの作品に対抗して描いたようだ。映画の方は全3巻あるうちの第2巻のラストでおしまいにしてしまっているようだが、コンピュータ・グラフィックをふんだんに使い、原作のイメージに極めて近かった。特に、万代のあたりは土屋アンナがぴったりなせいか、イメージ通りだった。原作を読んでいない諸兄が色々言うのは聞こえてくるが僕は気に入った。

やはり手塚ワールドを実写でやるにはCG技術は不可欠だ。まさに現代のCG技術は手塚ワールド実現に追い着いたな、と思った。

・「面白い
原作もゲームも好きですが、映画は映画でとても楽しめました。妻夫木聡と柴咲コウ、どちらもハマリ役だなと思います。続編とても楽しみです。

・「面白い映画だと思います。
原作をほぼリアルタイムで見て、DVDも購入して子供と数回通して見たファンです。私も子供も、とっても楽しめました。2点だけ意見が在りますが個人的な意見なので減点はしません。

(1)殺人描写が残酷過ぎる。ここまでしなくても?と言う所まで描いています。漫画世代の表現だと思いますが、実写では必要無いと感じます。他の描き方で残酷さを出せるはずです。エグイさと残酷さを履違えているのでは?と思ってしまいます。ちょっと演出を変えるだけで子供も楽しめる映画になるので、映画製作関係の方々よろしくお願いします。(家の子供には見せましたが...)(2)百鬼丸の体の説明は不必要です。妖怪話で、テレパスを使える百鬼丸は木の腕足をテレキネシスで動かす、などの設定でまったく問題ありません。発明した技術で育ての親が、百鬼丸の妖怪退治に力を貸しているとも取れますが、無理して「CASSHERN」っぽいアイデアを流用までする必要は無いと思います。

役者さんのイメージで演技を評価せず、設定されたキャラクターを演じると言う点では、柴崎コウさんも含めて、役者さんの演技はすばらしいと思います。

後は、最初の妖怪がユニバーサルのスコーピオンキングの3DCGのモデリング、モーションデータの流用していたり、着ぐるみがウルトラQっぽかったりと、結構パロディーとして面白いです。腕の刀の長さが場面によって変わるのは、原作に忠実?だったりします。

最近のこの手の日本映画は、階調を落としてコントラスト上げ、全体を暗めに設定したような画面ですが、はやりなのでしょうか?どろろにはぴったりだと思いますたが、他の映画は?です。「あずみ」なども他の絵作りが在っても良いのでは?と思います。

是非、続編を作って残りの妖怪を退治して欲しいです。原作は後半をはしょったので、この部分にファンを唸らせる様な話を盛り込んで欲しいものです。(公募したらどうでしょうか?)

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自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]

・「見事な映画化です。
あの幸江さんが中谷美紀・・・映画化の報を聞いたときには「いくらなんでも綺麗すぎだろ」と不安になりました(阿部寛さんには妙に納得した感もありましたが)。で、実際完成した映画を観てみると、中谷さんはもう見事なまでに幸江さんでした。出演している役者さんは皆素晴らしい演技をみせてくれていますが、その中でも中谷さんは出色です。「嫌われ松子」も目を見張るものがありましたが、本作でも強烈に琴線に触れてくる演技を多くの場面でみせてくれます。名作の誉れ高き4コママンガを上手く脚色し、原作と比べても遜色ない映画化を成し遂げたスタッフの皆さんにも拍手です。なお、エンドロール後の描写および幸江さんのモノローグを蛇足ととらえるご意見もあるようですが、あればまさに原作の最終話で語られたこと、そっくりそのままです。おそらくは原作者の業田氏が「自虐の詩」という作品を通して最もいいたかったことではないかと思いますが、それを同様にエンディングにもってきたことに、個人的にはとても納得。原作に対するリスペクトを感じました。泣けるからいい映画、というわけではありませんが、非常に誠実につくられた良い作品だと思います。

・「こんなにはまった映画は久しぶりかも…。
ちゃぶ台をひっくり返すなんて前時代的な!と呆れて、最初は、観る気がまったくなかったのですが、美男美女の(阿部寛と中谷美紀)ふたりがパンチパーマとくすんだ服にすっぴんという体当たり演技を見せるというので何となく気になって映画館に観にいきました。観にいってよかった!はまりましたよ〜!!!コメディタッチの中に何度も泣ける場面が出てくるのでもう鼻水たれまくりでボロボロ泣いてました。実は3回観に行った(笑)DVD購入は真っ先に予約しました。絶対にオススメです!

・「ただすばらしい
面白かった。今まで見た映画の中で心に残るであろう名作のひとつ。

笑いあり、アクション(?)あり、涙あり、三拍子そろった名作です。

これこそエンターテイメントあるべき姿。誰が見てもすぐ理解できるようなインスタントなエンタメ作品が多い中で、自虐の詩は絶妙なキャスティングまで含めて計算していると思えるほど、見るものを楽しませ、そして深い感動を提供することを意識した作品だと思います。

キャスティングについては特に…

熊本さんが光りすぎwwww亀と七輪のシーンは思わずひとりで腹かかえて笑ってしまったwwww最後にあの人を配役するあたり計算してるとしか思えないwwww

とにかく必見の一本です。(ちゃんと感動できる作品ですよ)

・「時は流れ行き、そして私は生きている
業田良家の原作を愛するものとして。

映画に対する感想として、付加や省略は大いにあるが、原作の持つ生命の賛歌を見事に表現し得たことには、とても胸を打たれた。

ぜひご覧になってもらいたい。本当に秀作だと思う。私はDVDを、100回以上は観ると思う。

・「不細工な愛だ
愛することに理由なんてないし、いらないね。阿部寛、中谷美紀という名優二人が象る不細工な愛に滅茶苦茶に泣かされた。「人生には意味がある」確かにそう信じたい。

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