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▼「うつ」と付き合い、てなずけ、治す:セレクト商品

あなたの大切な人が「うつ」になったらあなたの大切な人が「うつ」になったら (詳細)
小野 一之(著)

「もうしばらくこのままで」「とても納得できる内容でした」「経験した人だけが語れる説得力…」「医者が書く「うつ」の本よりも具体的であり説得力があります」「うつの友人にも勧めたい」


うつ病をなおす (講談社現代新書)うつ病をなおす (講談社現代新書) (詳細)
野村 総一郎(著)

「好著です!治療現場の方のホンネがわかる」「役に立ちました」「読みやすい!最新「うつ病」入門」「精神科の先生に進められて読みました。」「中古品でも何も問題ありませんでした。」


「うつ」を治す (PHP新書)「うつ」を治す (PHP新書) (詳細)
大野 裕(著)

「優しい配慮」「うつについて学ぶための最適の入門書」「うつ基本書。とくに家族にはお勧めです。」「初めて、この苦しみをわかってくれる人がいた。。。」「新書だが内容は濃い」


「うつ」は、ゆっくり治せばいい!「うつ」は、ゆっくり治せばいい! (詳細)
小野 一之(著)

「生きて、手なづけて、自分を許せばいい」「焦らなくていいんだ……」「あたたかな視線に好感!」「少し気楽になった」「説得力、共感、納得、の連続」


精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記 (詳細)
泉 基樹(著)

「患者の私が読みました」「映画化、テレビ化、映像化は絶対に必要だと思います」「先進国の不幸の根源、「うつ」の痛々しい個人の体験」「とても気持ちの楽になる本でした。」「これはただの闘病記ではないと思う」


ツレがうつになりまして。ツレがうつになりまして。 (詳細)
細川 貂々(著)

「解る!解る!全て経験したよ!」「うつ病を理解するための必読書の一つ」「すごくいい本。」「おすすめの1冊」「よかったです。」


うつと不安の認知療法練習帳うつと不安の認知療法練習帳 (詳細)
デニス グリーンバーガー(著), クリスティーン・A. パデスキー(著), Dennis Greenberger(原著), Christine A. Padesky(原著), 大野 裕(翻訳), 岩坂 彰(翻訳)

「とてもよい本でした。」「思考の練習帳」「セルフヘルプのための本」「即効性の高い対うつの本です。」「わかりやすい」


仕事中だけ「うつ病」になる人たち――30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 (こころライブラリー)仕事中だけ「うつ病」になる人たち――30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 (こころライブラリー) (詳細)
香山 リカ(著)

「コピペ本」「頭がスッキリしました。」「ようやく理解できた」「絶対正しい」「「うつ病」と「うつっぽさ」の違い・・」


やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… (文春文庫)やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… (文春文庫) (詳細)
倉嶋 厚(著)

「グッときてしまった作品です。」「現実のうつとはこんなにも・・・」「倉嶋厚先生 お変わりないですか?」「「やまない雨はない」のですね」「他人を嫉妬する気持ちに気づかせてくれました」


こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳 (詳細)
大野 裕(著)

「認知療法は慎重に!」「認知療法ワークブックの第一選択」「目からウロコ?」「まず休もう、そして横になってパラパラと頁をめくろう!」「コツコツと。でも目から鱗!のノートです」


うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」 (詳細)
下園 壮太(著)

「社会復帰を考えてる方に・・・」「認知療法のハードルを低くしてくれる本」「「うつ」と付き合う。」「自分を受け入れる認知療法の紹介」「読みやすく、実践的な本」


こころの健康学―がんばりすぎずに生きてみよう (日経ビジネス人文庫)こころの健康学―がんばりすぎずに生きてみよう (日経ビジネス人文庫) (詳細)
大野 裕(著)

「読むとなぜか心が軽くなる……」「納得。」


▼クチコミ情報

あなたの大切な人が「うつ」になったら

・「もうしばらくこのままで
本当は誰にも迷惑をかけたくはないのです。自分をないものにしてしまいたいのです。間違って削除してしまったファイルのように・・・ではなく、最初からなかったものにしてしまいたいのです。死を思うこともありますが、私を「大切な人」と思ってくれる人にまた迷惑をかけてしまう。「だらしがないだけ、サボっているだけ、弱いだけ」という人から必死になってかばってくれた人に、また迷惑はかけられない。でも、私のこんな状態が長く続けば、その人にとっても、私は「大切な人」ではなくなり、ただの重荷になってしまう。「もう私を消してくれてもいい」そう思ったときに、この本に出会いました。ここに居てもいいのかも、もうしばらく甘えていてもいいのかも、そんな気にさせてくれました。

・「とても納得できる内容でした
うつ、軽症うつ、適応障害、パニック障害……一体どこがどう違うのか。あるいは違わないのか――といったことがていねいに書かれています。また、「うつの原因はあなたかもしれない」というどっきりさせられる見出しもあります。

そうなんです。これまで「うつ家族はどうするか」といった本を読んで、どうも納得できないものが残ったのは、そこなんです。

私の夫は数年前にうつ病になりました。それがきっかけかどうか、ひきずられるように私も現在、抗うつ薬などを服用しています。

夫のうつは、私が原因のひとつかもしれません。私のうつは、夫ほど重くはありませんが、夫が原因かもしれません。

彼がうつになるとき当然、関係は悪くなるのですが、それは、うつだから関係が悪くなるのか、もともとしっくり行ってないからうつになるのか……悩むことがあります。

そういう素朴な思いに答えてくれる本に、ようやく出会えた感じがしました。

・「経験した人だけが語れる説得力…
私はドキュメンタリーやルポルタージュが好きである。それはそこに「ナマの人間」が描かれているからだ。

本書はハウツー書ではあるが、著者自らの経験などがふんだんに盛り込まれている。自らも軽症うつを抱える著者は、何度も次のように書いている。

 あなたが「治そう」と思ってはいけない。 治るのを手伝うだけでいい。 まず彼(彼女)を受け入れ、全面的に支持しよう。

身近な人がうつになったときの接し方を書いた本なのに、まるで良質のドキュメンタリーを読んだときのような感覚になった。著者自身がうつになってから、独身時代はご両親と、結婚してからは奥様と、仕事の上では上司や同僚と接してきた。心ならずも周囲の人を振り回し傷つけてしまう自分への苛立ち、自責の念……それがさらにうつを悪化させる。このあたりの心の揺れの表現はリアリティがあった。そしてそれをふまえて、「うつの人とはどう接すればいいか」が書かれている。

 あなたにはできないこともある。できることもある。

これも当たり前のことなのだが、身近な人がうつになるとうろたえて「自分が治さなければ」と思ってしまう。そうして「周囲」もうつになっていくケースを私はよく見てきた。

だから著者は「あなたまで頑張り過ぎなくていい」と言う。うつを経験した人にしか書けない説得力…本書をひと言で言い表すとそうなるだろうか。私自身長年うつで悩んでいるだけに納得できることも多かった。家族などだけでなくうつの人にも読んでほしい。久々に、良い本に巡り会えた。

・「医者が書く「うつ」の本よりも具体的であり説得力があります
編集長昇格で突然襲ってきた「うつ」の影。発病時のご両親の戸惑い・・・しかし、聞き役の母親の優しさに救われて克服。

結婚の門出で再び「うつ」の影。妻の戸惑い・・・相手の身になって聞き役になってくれた妻。夜を明かしての話し合いで、さらに絆を深めた夫婦。

「うつ」で悩み克服してきた著者自身による闘病記でもあり、ノンフィクションとしての読み応えもあります。

私自身は医者ですが、「うつ」の治療方法は医者から見ても充分な記載がなされており、医者が書く「うつ」の本よりも具体的であり説得力があります。

「うつ」に悩む本人の内面を詳しく表現しており、周りの人がどんなふうに接していけばよいのか、「うつ」で悩んでいる人たちへの大きなメッセージです。

「人生で起きる出来事は全て必然である」と言いますが、神様が小野さんに「うつ」をお与えになったのは、「うつ」に悩む人々へメッセージを贈るためだったと思えてなりません・・・

・「うつの友人にも勧めたい
あなたの「大切な人」が落ち込むと、あなたもつらい・・・このまえがきの出だしが本書のすべてを言い表している。こういうふうに言えるのも、著者自身がうつで苦しみ、周囲の人を巻き込み、周囲の人のつらさを肌で感じてきたからだと思う。エッセイ的な雰囲気なのですが、実際に、どう対応すればいいかも書かれており、うつを抱える人、その周囲の人には、うなずかされることが多い本だった。

著者は何度も、相手を全面的に支持することと、うつの人が持っているマイナスのエネルギーに負けないことを訴える。『わかりやすく説明・説得する技術』という著書があるだけに、おそらく聞き上手なのだろう。しかし、自らもうつなのだから、つらいとも思う。

うつの人の気持ちがわかり、周囲の人の気持ちもわかっている著者だから書けた本だと思う。重みのある、示唆に富んだ一冊だ。うつで悩んでいる友人だけでなく、その友人にも勧めたいと思う。症状の重い軽いにかかわらず読める、踏み込んだ内容も評価できる。

あなたの大切な人が「うつ」になったら (詳細)

うつ病をなおす (講談社現代新書)

・「好著です!治療現場の方のホンネがわかる
現役専門医による鬱病の解説書。私はもう何年も前に患って、最近は病気だったときの記憶をあまり思い出せないのですが、本書は当時を思い出しながら、それでいてとっても楽しく読めました。

本書が楽しいのは、現役医師のホンネがそこかしこに漏れ出ているからです。こういう広く一般に読まれる本を書く専門家は、あまりホンネを出さないものですが、この人は違います。特定の薬に対して「私もこの二つの薬は好きである」なんて、思いっきり個人的なコメントをしている。

私の乏しい経験では、良い医師は個人的な感情を押し殺さない。万能の医師ではなく欠点ある一人の人間として患者に対峙してくれる。彼の個性をフックにして、患者である私は医師に人間的信頼を抱き、自分への信頼を回復していきました。本書を読んでると、治りかけの時、医師の面談が楽しみだった頃を思い出しました。楽しい本なんです。

あと、本書は最新の治療について非常にきちんと書かれています。まず薬物療法についてしっかりと書かれてますから、患者は「自分が今どんな治療を受けているか」を理解する助けになるでしょう。その次に通電療法。もうちょっと病気が続けば受けてみたかった治療です。そして認知療法。良いのは、精神分析など日本ではほとんど実施されていない・効果も薄い・高価で時間がかかる治療法についてはムダにページを割いていないこと。精神療法は現在の日本では現実的な選択肢ではありませんが、いたずらに投薬を「薬漬け」と批判する人たちが、さも投薬より効果があるみたいな幻想を振りまいています。本書はそうした幻想に与しません。あくまでも現場レベルでの最善を紹介しています。私は本書の姿勢に強く共感し、支持します。

・「役に立ちました
やる気が出なくて、頭の回転も鈍い。けど、食欲もあるし、寝すぎるくらいに寝られる。うつ病と言えば不眠という図式が頭にあった私には、鬱という診断を受けたあとも、半信半疑の気持ちがしばらく続きました。しかし、この本で多数上げられているうつ病のタイプの中に、非定型うつ病という自分の症状にそっくりなタイプを見つけ、初めて納得ができました。

うつ病は、患者であることを客観的に示すことが難しい病気です。そのため自分を納得させることも難しく、早くこの症状から抜け出したいと思うと同時に、納得しないうちには薬なんか飲みたくないという気持ちを持つ人も少なくないと思います。この本に書かれている症例や診断についての記述は、自分の症状を考える上でとても参考になります。

・「読みやすい!最新「うつ病」入門
 先に同じ講談社現代新書の笠原嘉『軽症うつ病』を読み、その文章の読みやすさ、内容の分かりやすさに感動したが、同じ新書で本書が出た事を知り、笠原版の続編を読むようなつもりでさっそく読み始めると、これもまた驚くほどの読みやすさ。かといって内容が薄いわけではない。勿論、初めて読む人のために前半の症例紹介などでは笠原版と重なる記述もあるが、著者が異なるとやはり視点が少し異なり、またズンズン読んでしまえる。本書の最大の特色はタイトルが示す通り、治療法に比較的重点を置いて書かれていることだ。特に4章「うつ病の治療メニュー」に含まれる「主な抗うつ薬」(pp.126~132)や「気分安定薬の解説」(pp.137~140)は代表的な薬の名称と共に特徴や副作用も述べられていて、現在通院服薬中の患者さんにとっては非常に参考になるだろう。又、個人的にはpp.145~149に解説されている「通電療法(=電気ショック療法)」なるものに興味がわいて思わず自分も受けてみたくなった。筆者の野村氏も、同僚に「自分がもしうつ病になったら、真っ先に通電療法を受けさせてくれ」と頼んでいるらしい。

・「精神科の先生に進められて読みました。
精神科の先生に進められて読みました。うつは健康な人でも陥る状態ですが、どこからが病気となるのか、どういうときにお医者さんに行った方がよいかといったことが分かっていれば多少の安心が得られると思います。本書は、お医者さんが進めてくれただけあって、とても分かりやすくうつを理解するのに大いに役立ちました。まず、うつ病とは何か?ということが書かれています。そして治療法にはどのようなものがあるか。さらに何故、うつ病にかかるのか?といった順序で構成されています。ひと言でうつといっても自覚する際にはいろんな症状で現われてきますし、その原因も様々です。今の世の中、ある日突然家族の誰かが打つになる可能性は高まっています。うつへの理解は健康の方にも必要だと思います。

・「中古品でも何も問題ありませんでした。
中古品でも何も問題ありませんでした。ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

うつ病をなおす (講談社現代新書) (詳細)

「うつ」を治す (PHP新書)

・「優しい配慮
この本では、前半ではうつ病が病理学的にどのようなものかということが述べられ、後半ではその具体的な治療法が心理的、薬物、社会的な側面からそれぞれ述べられている。そして、著者ははじめから最後まで読むのが億劫になっているわれわれ患者に、温かいメッセージを与えてくれる。

「うつの人と言うのは、几帳面できまじめな人が多いといわれているので、初めからすべて読まなければ気がすまないと言うふうに考えてしまいがちですが、それはかえって逆効果です。ですから、後半だけを読んで、療養法を知った後に、余裕が出てきたら前半を読んでください」

ある意味目からうろこものであった。著者はうつの心理状態をよく理解している。そういうふうに思った。医師でも精神科見習いのような医師は、ここまでうつ病患者の配慮はできないのではないだろうか。そうして私も例に漏れず、はじめは一番前からすべてを読むつもりであったのだが、著者が言うように、後半だけをまずは読むことにしようと思った。

このほかにも、文章の一つ一つに著者の優しい配慮が見え隠れしている。著者は多くの医者がなりがちな高慢な態度になることは決してなく、同等の視線で患者に接してくれる数少ないお医者さんだ、そう思った。救いを求めているうつ病患者の人にも、うつについての体系的な知識を得たいという人にも役に立つ本だといえるだろう。

・「うつについて学ぶための最適の入門書
精神科医の方が書かれた本にしては、あまり偏った記述がなく、かつ読みやすい良書です。薬物療法だけでなく、心理的治療・社会的治療にも触れています。個人的には、ライフサイエンス分野でメンタルヘルスをビジネスとして扱う身として、すごく勉強になりました。

・「うつ基本書。とくに家族にはお勧めです。
それまで「医学書」のコーナーにしか無かった「うつ」の本が初めて一般書として新書コーナーに並んだのがこの本だったように思う。認知療法の第一人者だけあり、主として認知療法に多くページが割かれているが、うつの基礎知識や薬物療法についても言うことがないぐらいにしっかりと書かれている。

その後世の中は「数人に一人がうつ」という時代になり、うつ関係の本も多く出された。しかし、基本をおさえるという意味ではこの本を超えるものはまだない。うつ初期の人、あるいは軽症で長引いている人はとくに一読をおすすめする。家族など周囲の人にとっても、読んでおくべき本だと思う。

・「初めて、この苦しみをわかってくれる人がいた。。。
この本の中に書かれてあることは、適応障害の私のこと、そのものです。今まで、どう表現したら良いかよくわからない、その苦しみを、この人はわかってくれる。そう思えました。

火事の時に、映画館などから逃げる時、人はパニックになるとその時ドアを押しても開かないと引くことを考えられないそうです。うつの状態とはそのように、うまくいかない時に自分の考えを変えて他の方法でやってみるとはせずに、なぜうまくいかないかと自分を責めてしまう、この感覚こそ、まさに苦しみそのものです。

うつの人は前半を飛ばして後半の部分から読んでもいいということにも著者の深い愛情を感じます。ああ、この本の著者のやさしさに何と感謝すればいいのでしょう。苦しみとはそれを理解してもらうことで、かなり楽になります。本書と出会えてよかったと思います。

・「新書だが内容は濃い
新書というと、どうしても表面だけをさらりとすくった本をイメージしがちだがこの本は、実にしっかりしている。主に認知療法を中心に説明されているが、薬物療法のこともきちんと書かれておりバランスも取れています。私は、うつ病を知る入門書として最適のものをあげよと言われれば、この本を迷わず指します。

「うつ」を治す (PHP新書) (詳細)

「うつ」は、ゆっくり治せばいい!

・「生きて、手なづけて、自分を許せばいい
暗い闇に引きずられていくような不安。

リバウンドを恐れながら薬をやめてみる。思ったとおりのリバウンド・・・胸の動悸の高鳴り、研ぎ澄まされた神経のカッカと燃えるような覚醒。

その後に襲う奈落の底に落ちていくような重い苦しみ。死の淵に立っているような絶望感。

ああ、やらなくては、行かなくては、起きなくては、そう思いながら今日も体が動かない。自分は「うつ」だと言える人さえも羨ましい。心の痛みが体の痛みに変換される。体の不調が神経に追い討ちをかける。

医者の扉までの遥か遠いこと・・・

それでもいいのだと、この本は語りかける。そんな時があっても、そんな状態が長く続いても、生きて、手なづけて、自分を許せばいいのだと。

今はがんじがらめの袋小路にみえても、きっと少しは前に進んでいるのだと自身もそうであるからこその語りかけだ。

・「焦らなくていいんだ……
まだ軽症うつが治ってない著者の体験記というので、最初はあまり期待しなかった。しかし(私も長いこと軽症うつだが)、著者の淡々とした語り口につい引き込まれてしまった。「この人も仲間だ……」という気持ちと、「そうだよなあ、焦らずじっくり治せばいいじゃん」と思わせてくれる本だった。広い意味では軽い認知療法の本の範疇に入るのかも知れないが、本格的な認知療法は「自分の考え方を歪んでいる」としてそれを改善する治療法だから、実はうつの人にはけっこうつらい。それを書いてくれているところも実感がこもっていた。

・「あたたかな視線に好感!
私も十年以上、軽度の「うつ」を患っていますが、この本を読んで、あせらずゆっくり付き合っていけばいいという姿勢にとても勇気づけられました。 私の場合、専業主婦で、社会の第一線で働かれる方とはずいぶん立場が違い、一見ストレスなどとは無縁に見えるかもしれませんが、それでもストレスはどこにでもあるものです。 そういう意味からも、この本は老若男女を問わず誰にでも参考になると思いました。著者の、ストレスや「うつ」に苦しむ人たちに対するあたたかな視線にも好感が持てました。

・「少し気楽になった
私は3年ほど前にうつになった。それから治ったり悪くなったりの繰り返しで薬も増えるし、ますます落ち込んでいたときにこの本を読んだ。著者は励ましていないし、ある意味、治らなくてもいいよとさえ言ってるのだけれど、気持ちが楽になった。「うつは手品のように治るわけではない」という文章がとくに印象的だった。気持ちとしては手品のように治ってほしいし、早く治したいが、ここで頑張りすぎないというビミョーなところが難しいんだよねえ。

・「説得力、共感、納得、の連続
不思議な説得力のある本です。

書かれていることは、うつの症状や薬の話、認知療法の話などすでに出版されている「うつ入門書」と大差ないのだが、ぐいぐい引き込まれていく。納得と共感の連続なのです。

著者は軽症うつを抱えながら生きている。これはつらいことです。それを抑制の利いた筆致で冷静に自己分析しながら体験談、感じたことを交えて話を進めていきます。そして、「うつと付き合う」ぐらいの気持ちを持とうと主張します。

もちろん著者のケースが誰にでも当てはまるわけではありませんがつらい思いをした人にしか書けない文章だと感じました。

略歴などを見ると、著者は編集の仕事をしているらしい。そのせいか言葉の構築力が高く、それが「不思議な説得力」の一因になっているのでしょうか。

とくに病気が長引いている人にはお勧めしたい本です。

「うつ」は、ゆっくり治せばいい! (詳細)

精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記

・「患者の私が読みました
私は「うつ病」として7年抗うつ薬の治療を受けてきました。天職とさえ思って15年働いていた職場は、病気による偏見により発病後1年で退職せざるを得ませんでした。退職して6年たち落ち着いてきたと思っていたら、単なる「うつ病」ではなく、「双極2型障害」という「うつ」と「軽そう」を合わせて持つ病気であるという診断を受けました。自分の病気を知りたくて、何冊も読んだ本の1冊です。

私の病気は多少違うのですが、一番救われた本です。何より社会の「うつ病に対する偏見」を無くそうという「愛」が伝わってきます。多くの方に読んでいただきたいと思いました。

ただ「うつ病の患者」が読むとしたら、「死にたい」という気持ちは病気の症状なのだと強く心に言い聞かせながら、この本を最後まで読んでいただきたいと思います。前半の部分を読んでいて、私は「死にたい気持ち」がわいてきました。でも最後まで読めば救われます。この本を読んで自殺してしまったら、著者である泉先生の気持ちを裏切ることになります。

こういった患者のことを大切にするドクターが増えることを切に願っております。そして泉先生、ご自愛くださいませ。

・「映画化、テレビ化、映像化は絶対に必要だと思います
私は岐阜県の精神科で勤務している看護師です。アマゾンで「うつ病」で検索するとかなり沢山の本が出ています。しかし大抵が教科書的なものです。厚生省も自殺防止のための対策をとっているにもかかわらず、年間の自殺者は3万人を切ることがいまだにありません。私自信悲しい患者さんとのお別れを沢山味わい何度、この仕事を辞めようかと思ったかしれません。自ら命を絶たれるほど悲しいことはありません。私はもう知識の普及や、対策では、うつ病の患者さんは減らないのではないかと感じ始めています。他の難病の本を映像化したものは沢山あるのになぜうつ病にはないのでしょうか。もう知識ではなく、うつ病の苦しみや周辺の人々の苦労を人々の心に訴えかけるしかなく、そのためには映像化で見た人々の心に焼き付けてゆくしかないと考えます。精神科医がうつ病になった事を告白した本は翻訳1冊を含めて3冊しかないと思います。その中で一番人の心に響き、映像化に向いているのは、この本だと思います。読んでいて、映像が浮かび、私ほど現場で長く働いた人間でさえ涙が止まりませんでした。この本はずっと残していかなければならない本だと思います。悲しいお別れを少しでもなくすために。映像化をしてもっともっと多くの人の心にこの著者の体験と想いを伝えたいものです。映像化を考えている方の目にこのつたない文章がとまることを祈ります。

・「先進国の不幸の根源、「うつ」の痛々しい個人の体験
これは、精神科の医師が実際にうつ病になった体験を語った本です。もちろん、迷惑をかけてはいけない人や病院名は違ったものになっていますが、「うつ病」というものの恐ろしさが赤裸々に描写されています。

うつの体験を語った本としては、竹脇無我氏の「凄絶な生還」等がありますが、この本は、なぜか本当に痛々しい。それはきっと心身が限界になっても亡き友人との約束を果たそうと、著者が必死の努力をするからだと思います。

著者は、高校時代に、親友がうつで亡くなったことで、精神科医となったあとも常に患者に全力を尽くしますが、これが自らのうつの引き金を引いてしまいました。自殺衝動が出てきたときも、「これはうつの症状なのだ」と冷静に自分に言い聞かせるあたりは、さすがに医師といえましょうか。著者のうつが好転していった理由は、休養を取ったこと、「がんばる泉さん」ではなく、著者そのものを愛してくれた恋人の存在が大きかったのではないかと思います。この恋人のことを指して私の友人(女性)は、「それはもう神様みたいな人」と表しました。

著者が職場に復帰した後も、6割の力で仕事をするという自戒を保ったのはさすがといえます。

「うつ病」とまでいかなくても現代に生きる我々の「うつ状態」が、実は今の世界の不幸の根っこにあることまで、考えざるを得ない状況になってきました。特に先進国では、心の統一性を保つのが本当に難しくなったことを、皆が本当に認識しなければいけないのではないかと思います。

その意味で、自らの体験をこうして世に出された著者の勇気に拍手を送りたいと思います。

・「とても気持ちの楽になる本でした。
わたくし自身も長くうつと付き合っております。最初はいろんな本を読みあさりましたが、最近は「それができるならばね~」というものが多くて、やめていました。ひさしぶりに読んだこの種の本だったのですが、今までで一番よかったと思います。どうしろ、こうしろの指示もなく、大変ひきつけられる部分、同感できる部分の多い本でした。たくさんいらっしゃると思いますが、「心の肺炎」にかかっている御本人、また御家族の方にぜひお勧めしたいご本です。

・「これはただの闘病記ではないと思う
 この本は、ただの「うつ病闘病記」とは違う印象を持った。うつ病の患者さんやその家族だけではなく、心に傷のある人、壁にぶつかっている人、自分の生きる道を見失った人、一人で悩んでいる人、そんな人達の助けになる本であるように思う。つまり、筆者は「うつ病」についてだけを語りたかったのではなく、「うつ病を通して見えてくる大切なもの」つまり「色褪せることのない普遍的なテーマ」について語っているように思う。そう言った意味では、純粋に自分と向き合って苦しむ、十代の子供達に是非読んでもらいたい本である。ただの闘病記としまうには、もったいないと感じられた。

精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記 (詳細)

ツレがうつになりまして。

・「解る!解る!全て経験したよ!
うつ病歴 結構経ちます。今、減薬中で、かなり良いトコまで来ています。

私が通院している病院に置いてあり、待合室で読みました。とっても読みやすいので、1日もあれば読めてしまう内容です。そうして、「これも!」「あ!これも!」って、私が経験したこと全てが書いてありました。

『普通の人には 息を吸う程簡単なこと』が、私にはできなかった。

『渦中の人』が読むには、もしかしたら辛いかも知れません。 (ずいぶん調子良くなった今でも、読んでドキドキしましたから...  ただ、「なぁんだ!自分だけじゃないんだ!」ってことが解って、  自分を責めたり、現状に焦ったりしなくなる効果は あると思います。)でも、周囲の人には読んで貰うべきです!『うつ』でない人には 絶対理解して貰えない症状 (自分で理由が説明できない 自分の行動の全て)を 読んで貰うだけで、「今の私は、ツレさんと同じなの」と 私に代わって説明してくれる。

もっと早く この本に出会っていたら、周囲の不理解に苦しまなくても良かったかも。

今、辛い人へ周囲の理解を得る為に、この本はお勧めです!また、今できないことの全てが『うつ』の症状である ということが解ります。どうか自分を責めないであげて下さいね。

『うつ』の人を身近でサポートしている人へ『うつ』を経験した人じゃないと理解できない色々な出来事が書いてあります。理解できても できなくても、この書いてあるそのものが 『うつ』の人の『普通』なのです。

・「うつ病を理解するための必読書の一つ
私は精神科医師ですが、この本を読んで、うつ病の理解が少し進んだと感じました。うつ病の細部まできちんと描かれていて、本当に素晴らしいです。また、うつ病の方が気をつけた方が良いことについてもとても良く描かれています。その中でも私がしみじみとした感慨を持ったところは、病が回復していく過程で、妻である筆者が、誰か話し相手がいるっていいなあと、布団に気持ちよさそうに横になっている夫を見守りながら言う場面でした。精神科臨床に携わっている、特に若手の方々にとっても、必読書の一つと思いました。

・「すごくいい本。
僕は7年前ぐらいにうつになって、1年前ぐらいにゆるゆるとうつから回復してきた。

読みながら、「そうそう、こんな感じだった」と思うと同時に、「え?確かに僕もこう思ったけれど、これってうつの人特有の考えなんだ?」と、新たなことを知ったりもした。ツレさんが書いているエッセイもこのなかにはたくさん収載されているが、そのエッセイの一つに、僕は普通に泣けてしまった。涙がボロボロこぼれて、止まらなかった。涙を流すこと自体が、最近でこそたまにあるけれど、うつのときには全くなかったことを考えると(そこが、ツレさんと逆なんだけれど)、「ああ、僕もツレさんと同じように、ちょっとずつ戻ってきたんだなあ」と、思ったら、また泣いた。この文庫本は、30分か、長くても45分あれば、読める。短くまとめるために、いろんな所をはしょっているとは思うけれど、フィクションらしきところは、まずない。あんまり迂闊なことは言えないけれど、むしろ、うつ真っ直中の人の人が読んだら、のちのち、何となく、スーッとした感覚になると思う。確かに、うつ真っ最中だと、こんなにうつを肯定的に書いた本でさえ、自分を責め立てるような本に思えてしまうに違いない。けれど、僕は、この本が、僕が本当に苦しんでいるときにあったら良かったのに、と本気で思った。本当に「これで悩んでるのは僕だけじゃないんだ!」って、思えると思う。

もう、本当にうまく言えなくてごめんなさいだけど、本当にいい本。力の抜けた画のタッチが、本当に、受け入れられてる感じになる。「その後のツレがうつになりまして。」に収載されているエピソードだが、「この本を作ってもらってありがとう」って、本当に言いたくなった。

・「おすすめの1冊
15年来のおつきあいを記念して、ある女(ひと)がプレゼントしてくださった。うつ(病)の増加がとどまらない。そんなことを背にして、さまざまな啓発本がだされています。漫画仕立て、専門家による、ご本人による、いろんなバリエーションを、暇を見ては、手にとって読んでみたりもしてきましたが...反復性うつ病性障害をじょうずに克服しつつあるひとの紹介なので、確か、であろう...と思って、お昼休みに読むことにした...。読み終えるのに1時間とかからない。漫画家、イラストレーター、の細川貂々(てんてん)さんが、ご主人(ツレ)のうつ闘病記を漫画で紹介してくださっている。「てんてん」という名前にも、惹かれてしまった(? (^O^;))。ツレさんは、過労の末にうつになられ、退職後の一時期=回復期に、自殺の危険の高まったときがあったとのこと。不幸にして自死を決行してしまわれていたら、過労自殺と言ってよかったことになっていただろう。ツレさんは、30代後半とのことで、近年、うつが増加している世代、でもある。この本の良いところは、うつのさなかにいるご本人でも、脳に大きな負担をかけずに回復までのおおまかな流れをつかむことができる点。また、「三寒四温」によくたとえられる、「よくなったりわるくなったりしながら、必ずよくなる」、回復期のようすが、実によく描かれていて感心した。ツレさんのエッセイ部分も含めて読むなら、うつをかかえるご本人の理解が深まるだろうし、てんてんさんの視点で読めば、うつをかかえたご本人を見守るご家族の理解が深まるだろう。うつの治療の過程で、ぜひご本人やご家族に注意しておいていただきたいもろもろの、ありがちな点にきっちり触れている。お勧め本、の1冊に加えたい(^o^)。まわりの、うつを抱えた知人にも、ご紹介する啓発本の1冊に加えることにした...。

・「よかったです。
最近 自分も「うつ状態」との診断を受け4ヶ月程休職の状況です。以前 母親も同じ病になり、以前の職場の後輩も発病して上司として休職させました。ですので、自己の診断結果を聞いて「まさか自分が...」との気持ちでした。先日 クリニックへ1人で行くのが恐くてしょうがなく汗だくでした。(苦笑)現在も病気中なのか治癒しているのか判りません。判ろうとも思いません。病なのか性格なのかも判りません。ただ、今後もずっと毎月1回でも良いのでカウンセリングは受けるつもりです。そんな風に力を抜いて良い時だと思っていました。この本はその通りに書かれていて安心しました。とても読みやすくて良かったです。現在 自分がうつになっている方やその周りの方に読んで貰えると嬉しいです。

ツレがうつになりまして。 (詳細)

うつと不安の認知療法練習帳

・「とてもよい本でした。
認知療法について、3人の主人公が持つそれぞれの悩みと回復の物語を通して、わかりやすく説明されている本です。

僕は自身の生活が本当に苦しい時に、この本やデビッド・D.バーンズ 氏の「いやな気分よ、さようなら」(こちらは、かなり分厚いです)などをよく読んでいました。

ただ、一口に認知療法と言っても、現在ではさまざまな方法や考え方に進歩してきているらしく、必ずしもこれらの本に出ているアプローチだけではないそうです。いくつかの専門家の方のサイトでは「良い本ではあるものの決して万能ではなく、やはり専門家のアドバイスに従って、人それぞれの症状にあわせたステップを踏むべきだ」といったコメントが載せられていました。

実際のところ、個人的にはこれらの本にずいぶんと助けてもらい、出会えたからこそ何とか乗りこえてこれた…と本当に感謝しているのですが、僕の周囲の人で同じように「悩みを抱えている人」には薦めましたが、受け入れられてもらえなかったのも事実です。

この本のやり方がその人にあっているかどうかだけではなく、本を読む行為そのものが、そういう心理状態の場合簡単ではないことも多いのかもしれません。

・「思考の練習帳
認知療法は、実際にノートに書き出すことが大切なのだと思います。この練習帳は段階を追ってこれを実践できるようになっています。

思考・気分・行動・身体の関係を調べてみたり、気分を%で測ってみたり…目に見えないものを視覚化することによって、今までもやもやしていた自分象が見えるようになりました。

鬱は辛く苦しい病気だけれど、

今では自分を真正面から見つめ直すという貴重な機会を与えられたのだと思っています。

この練習帳で身につけたことは今後の人生でもずっと役に立ってくれることと思います。

・「セルフヘルプのための本
この本の通りに進めば、患者さんが一人でも認知療法をしていくことができる本。

専門家向けではないだけに、専門用語は日常用語に置き換えられ、シンプルですっきりと分かりやすく書かれている。

説明文も簡単なので、一般の人が読んでもほぼ100%理解することが可能。

値段も安めなので、うつや不安で困っている人は是非一度読んでみると良いだろう。

・「即効性の高い対うつの本です。
ワークブックです。気分の落ち込みというより「強迫観念的な不安感」にとても良く効く本です。「フィーリンググッドハンドブック」も良い本だと思いますが、不安感に押しつぶされそうな時にあの量を読むのはちょっと難しい・・・。藁にもすがるような気持ちでこの本をやって何回も救われました。

・「わかりやすい
 うつや不安で苦しんでいる方へのセラピーをするに当たって購入しました。どうしてもくよくよ悩みがちな方、薬が効きにくい方、ひたすら傾聴してもらえるカウンセリングを受けても堂々巡りな方、今は苦しんでいないけどまたうつが再発してしまいそうで予防をしたい方などに向いているのではないかと思います、 表を埋めていくのは結構難しいですが、この本は書き込み方のガイドがうまいので取り組みやすいかと思います。また、冒頭のこんなことで困っていた人がこんなふうによくなりましたという事例は、具体的な成功イメージをつかむことができていいなと思います。 ただ、この分厚さ、文章の多さは、うつや不安がひととおり落ち着いた頃で、なおかつ読書が好きで、時間もあって、よっぽど高いモチベーションがなければ読破できないでしょう。読むことができれば、絶対役に立ちます!専門家のもと活用するといいかもしれません。

うつと不安の認知療法練習帳 (詳細)

仕事中だけ「うつ病」になる人たち――30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 (こころライブラリー)

・「コピペ本
30代うつ、自己愛をテーマに、論文とかからそれっぽい文節を引用してつなげてこんなんでました、みたいな本。それくらい引用が多い印象を受けた。読みやすい、しかし都合の良い引用をつなぎ合わせて情報操作しているのではないか。そんな懐疑心を抱いてしまう。仕事中だけ鬱になる人は、要は無能で他の職場を選べないから帰属意識が薄い、会社に責任転嫁するから自責の念にかられることもない、ということらしい。普通に会社で働いている人にとっては、迷惑な話だ。結論として、「忍耐」を持て、というわけか。

・「頭がスッキリしました。
今まで疑問に思っていた事がやっと解決出来ました。的をついた表現力みごとです。読み終わったあと、頭の中でもやもやしていたものがなくなり、スッキリしてすごくいい気分になれた本です。確かにうつ病かもしれないけど、それ以前に人間的問題がある人がこの世の中にどれほど多いことか、うつ病ではない人に診断書を手軽に書く医者がどれほど多いことか、判断があいまいな病気だから社会的に腫れ物に触るような対応、そういう事をすべてひっくるめて、本当に本当にうつ病で苦しんでいる人がどんなに迷惑を被っているか、そんな疑問をすべて香山さんの独特な口調で世の中をバッサリやってくれたという痛快な本でした。

・「ようやく理解できた
私の夫がうつ病を発症して一年です。まさに、この本のとおりの人で、他のうつ病の本を読んでも、症状が違う、仕事は休職しているのに遊びには積極的、自分は悪くなく全ては周りのせいでこうなったと言う、子供への責任も逃避してしまって自分の幸せばかりを考えている、、とこの本でようやく、夫のうつ病のパターンや、今まで本当にうつ病なのかと不審に思っていた病名にも思考パターンにも、納得ができました。この本に書かれているタイプのうつ病の、周りの方達にぜひ読んでいただきたい。今まで、納得できなかった事、許せなかった事をこの本によって、救われたような、、でも、本人たちはこれを読んでも納得はしないと思います。

・「絶対正しい
うつ経験者として言わせてもらうと、この本の内容は正しい。全く、世に溢れる「偽」うつ病の奴らに頭にきているので、爽快だった。

・「「うつ病」と「うつっぽさ」の違い・・
うつ病が認知されるようになったことは喜ばしいことだが、少し気持ちが落ち込むと「今日、うつなんだよね」と言う人も増えた。適応障害、不安神経症、パニック障害・・これらの病気と「うつ病」との境界は非常にあいまいだ。本書はその点を、的確に突いている。「うつ病」は、決して怠けているわけでも甘えているわけでもなく、頑張れなくなる病気なのだが、現実にはごく軽い落ち込みにもかかわらず「私、うつなんです」と“甘えて”いる人もないとはいえない。しかし、甘えているかどうかは、正直本人にしかわからない。著者はこのあたりの心理分析を試みているが、わからないでもないけれど今ひとつ「うーん」と思うのは、「30代の自己愛」という、いかにも受けそうなテーマにスポットを当てているからかもしれない。

20代、30代の人が割と簡単に会社を辞めるのはなぜか。そこに何らかの病理はないのか……それは私も感じる。しかし本書を読んで答が解明されたとはいえない。

もしかしたらこの問題は、もっと深いのではないだろうか。甘えている――とされる人も、何らかの病理を抱えていることは確かだろう。しかし「うつ病」ではないかもしれない。だが、うつ病だったらOKで、うつ病でなかったら怠けなのかというと、そんなこともないだろう。もう少し掘り下げた第二弾に期待したい。

仕事中だけ「うつ病」になる人たち――30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 (こころライブラリー) (詳細)

やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… (文春文庫)

・「グッときてしまった作品です。
「うつ」について調べている時に偶然みつけて手にとった書でしたが大変心に残った作品です。著者はかつてNHKの天気予報の解説等をされていた方でもあり、最近でも講演活動等精力的にこなされていらした方なのでご存知の方も多いと思います。人生の晩年に差し掛かって奥様に先立たれ、精神的ダメージから重度の「うつ」にみまわれ、現在までの経緯を本当に正直に書かれているのに驚きました。大抵の夫婦はどちらかが先に逝くわけですから世間の人間の半分近くは伴侶を失うどうしようもない孤独感を味わうわけなのですが、思いのほかこの類の著述は少ないように思います。その中にあってこれほど真正面から向き合い、真摯にかかれている作品にめぐり合ったのは初めてです。私自身まだ老後を考えるには先のある年齢なのですが、必ずしもご高齢の方だけでなく、20歳代の若い方から働き盛りといわれる30歳・40歳代の方にも読んで欲しい作品だと思いました。

・「現実のうつとはこんなにも・・・
倉嶋さんは前にテレビで拝見していましたので、この本も身近な感じがして、何気なくてにとったのですが、読んでみて驚愕しました。愛する伴侶を失うことがどれほど辛いことか、身を引きちぎられるような思いがするのだということを知りました。そのあとにやってくる「うつ」の波・・・死しか他に考えることができず、マンションの屋上に上ったり降りたりの毎日。でも、周りの人の温かいサポートによって、倉嶋さんが快復されたことは何より喜ばしいことです。私個人も母親を突然の病気で亡くし、私自身がうつ病と闘う毎日ですが、うつ病は必ず治る病気なのだということを、この本を読んで心の底から感じました。今、心を病んでいる人、身近な人を失った人、その他どんな人でも、タイトルにあるように、「やまない雨はない」と心に刻んで欲しい、そう思えた本です。

・「倉嶋厚先生 お変わりないですか?
うちの寝室の入口の横に額に入った “想い出の写真” が飾ってあります。新婚の私達といっしょに、倉嶋先生と奥様(泰子さん)のあのころと変わらない 笑顔 が写った写真です。

1991年、6人3組だけのツアーだったので、お食事の席もよくご一緒させて頂きました。南ドイツやパリ... 私達にとって、おそらく、この上無く楽しいステキな記念の旅行のひとときでした。

倉嶋先生夫妻とは、それだけの縁ですが『あんな夫婦になりたいね』 と、特に奥様のお人柄や旦那様への愛情の深さを感じるにつけ『私達の目標だ』と勝手に深い思い入れを持っていました。

その後、何かの折に、先生のご病気の事や、奥様の悲報の事は聴き知っていましたが・・・ この本を読ませて頂き、あらためて、あの旅行の後に、様々なご心労や、壮絶な闘いがあった事を知りました。

書中に「この人は...夜泣きをする」という所があります。それは、ご夫婦だけに通用する表現語で、先生が夜中に心配事で奥様を起す事を意味するそうです。(なんとも微笑ましい)お二人の状況と、睦まじさを象徴するくだりだと思いました。

私の妹が鬱(うつ)病だった事もあって、倉嶋先生の言葉のひとつひとつが心に響き、勉強になりましたし、また、家族や伴侶との別れは、決してひとごとではないだけに、「覚悟をする事」を教えて頂いた思いです。

涙なしには読めない本ですが...「やまない雨はない」。まさに、勇気をもらえる一書でした。『 倉嶋先生、どうぞご自愛を 』

今回のTVドラマ化、私たちも、先生ご夫婦の事を思い出しながら目頭を熱くしながら見入ってしまいました。 2010.3.6

・「「やまない雨はない」のですね
苦しみや悲しみの冷たい雨に打たれたとき、それがどんなにひどいどしゃぶりであったとしても、「やまない雨はない」ことを思い出せば、心が癒されることを本書は教えてくれます。

私は、倉嶋さんから「人生という季節の移ろい」について、あの気品ある穏やかな口調で語りかけていただいているような感慨に包まれながら頁を繰りました。 「伴侶との別れ」や「うつ病」について、ご自身の体験をとても素直に綴られた倉嶋さんの真摯な態度に感激しました。そして、ちょっと不器用な倉嶋さんに、あたかも自分を見るようで何度も共感を覚えました。

・「他人を嫉妬する気持ちに気づかせてくれました
私も最愛の人を亡くし、そんな時に知り合いに勧められて読みました。魂の半分が失われたような気持ちです。罪悪感にも苦しんでいます。色んな意味で、先生と自分をダブらせて読んでいました。私もうつ病を患い、自殺願望や、外を歩くとカップルや夫婦を見るのがつらいのです。

だけどこの本は、「私が嫉妬したり羨んだりするような人でも、一見するとわからない苦しみや悲しみ、困難を抱えているのかもしれない、もしかしたら病気になっていて、限られた時間を幸せに過ごそうと必死なのかもしれない」って、他人をうらやむ気持ちを軽減させてくれたのです。冷静になれるきっかけをくださいました。

本当に感謝しています。全く同じではないかもしれませんが、似た経験をお持ちだからこそ、先生の言葉は何の抵抗もなく、暖かく優しい飲み物のように心を潤してくださいました。

やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… (文春文庫) (詳細)

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳

・「認知療法は慎重に!
認知療法の解説本を数冊読んで見ましたが、その中ではこの本はページ数も少なく専門用語も使われておらず、読みやすい本だと思います。認知療法全体的に言えることだと思いますが、認知療法を解説している本を使用して認知療法を自分1人で行えるのは、うつ病がかなり回復した状態、または、完治した人が再発予防のために使用できるのだと思います。中度のうつ病の方は、患者さん1人で認知療法を始めるのは、ちょっとリスクを伴うと思います。認知療法を行うことによって、逆に気持ちが落ち込んだりする恐れがあると思います。もし、認知療法を試みてみたいと言う事であれば、主治医に相談してからの方が良いと思います。更に重度のうつ病の方は、この様な解説本は見る気もしないのではないでしょうか。もし、認知療法を試みるのであれば、患者さんが主体になるのではなく、主治医やカウンセラーが主体となって行う必要があると思います。認知療法についての解説本は、書店へ行けば様々なものがりますが、結局、基礎になる考え方や治療で使用するワークノートは、同じようなものです。しかし、本で紹介されている内容をそのまま使用するのには疑問があります。本に紹介されている内容はそれとして、自分なりにアレンジして、より使いやすくする必要があると思います。そうでないと継続して治療を行うことが困難です。認知療法は継続してこそ効果が出てくるのだと思います。

・「認知療法ワークブックの第一選択
認知療法の本がずいぶん増えた。

分厚い本、小さな本、いろいろあるけど、第一選択は実はこの本だと思う。

まず薄い。そして字も少ない。そのくせ盛り込まれている技法はかなり多い。そしてすぐに使える(コピーすれば何度でも使える)穴埋め式のチャートやコラム法の様式がてんこもりである。

いろいろ読んだけど、結局これをコピーして使うのが一番楽だった。

楽であればこそ、認知療法は始められるし、続けられる。

・「目からウロコ?
認知療法は本来うつ病やパニック障害に有効な治療法として有名なようですが、私自身の場合はマイナス思考にとらわれる考え方を少しづつ変えたくてこの本を手にしました。書き込み式になっているのですが直接書くのがもったいなくて新たにノートを準備して日記代わりに自分の感情を分析しています。本そのものも、字数が多くなく負担になりませんでした。

怒り、不安、悲しみ・・・・文章にするといかにそういう感情にとらわれていたのかとてもよく分かります。

たとえばストレスが溜まったら日記をつけて思いっきり人の文句などを書きまくってる女性は多いと思うのですが(!?)一時的に気持ちはすっきりしても元になっている発想を転換していかない限りなかなか生きづらいと思うんです。そんなときにこの本は力になってくれると思いますよ。

・「まず休もう、そして横になってパラパラと頁をめくろう!
うつの時・不安な時・苛立っている時って、活字を読むのも嫌ですよね。でも誰かに頼りたい、相談したい・・・そんな気持ちで一杯でしょう。こうした焦りを持った人がゆったりと読み進められる、そんな一冊です。優しい語り口、短いセンテンス、読みやすい構成、頷ける具体事例・・・等々。とにかく、心に沁みいる感じがイイのです。

著者(先生)の暖かさが伝わってきて心が穏やかになってきます。

・「コツコツと。でも目から鱗!のノートです
毎日の新聞に「うつ」や「こころの病気」という言葉が出てくる時代になりました。このノートは、うつにかかっている人だけでなく、物事の捉え方でついつい悲観的になってしまったり、他人と自分を比べて悲しくなってしまったり、自分の言いたいことが伝わらずにもどかしい思いをしていたり・・・そんな日常を文字通り「こころが晴れる」日常に変えてくれるノートだと思います。

私たちがどれだけ一面的な見方で物事を見ていたのか。私たちの行動パターンを記録したり、思っていることを書いてみるトレーニング欄もあります。自分の知らなかった「クセ」が見えてくるような感じです。

解説もわかりやすく、読みやすい本です。5月病の前にぜひお手元においておくことをオススメします!

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳 (詳細)

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」

・「社会復帰を考えてる方に・・・
うつに関する本を何十冊と読み漁り、「これだ!」と思った一冊です。

著者は陸上自衛隊のカウンセラー。 文章やサブタイトルも、何となく自衛官らしい雰囲気が感じられます。 でも、そこがまた面白くて、どんどん読めてしまいました。

うつの症状や、患者が誤解してしまう回復期の症状など、ご自分が病気になったことがあるのでは?と思うほど、よく理解していらっしゃいます。

この本では「悪い考えは悪いものじゃない。自分を守ってくれる防衛本能なんだよ」という風におっしゃってます。 認知療法いう大袈裟な感じではなく、どこでも少し時間があれば出来そうな軽いトレーニングを推奨しています。

いい本に巡り合えました。 手元に置いて、何かあるごとに読み押したい一冊です。

・「認知療法のハードルを低くしてくれる本
認知療法は、ノートを取ったりいろいろなことをしなくてはなりません。私も何度か試みたのですが、どうもうまくいきませんでした。しかしこの本に出会って、ホッとした思いです。「認知療法は、自分の考えが歪んでいるとするものだから、自分でやろうとするのはつらい」この主旨で書かれているので、無理なく読めます。プチ認知療法というと軽く感じるが、それなりに有効な考え方だと思いました。良書です。

・「「うつ」と付き合う。
私はうつ病です。毎月1〜2回精神科外来を訪ね、最近の調子について問診され、抗うつ剤と睡眠薬を貰って飲んでます。本書を手に取ったのは「プチ認知療法」に興味があったからです。そもそも「認知療法」って何でしょう。出来る限り分かり易く具体例で説明すると…、ある時、私は上司に厳しく叱責されました。頭では、「上司は私のためを思って叱ってくれたんだ。ありがたい。」と思うようにしているのですが、心の中では、「ああまた叱られた。私はやっぱりダメ人間なんだ。」と、自分を責め苛みます。認知療法はこうしたマイナスの心の動きを少しでも軽くするための療法です。時間をかけてプラス思考に変えてゆく試みです。勿論簡単に直ったら苦労しません。本書が提案する「プチ認知療法」は出来ないことを無理強いしません。出来ることから焦らずやってゆこう、と言う試みです。ただし「認知療法・プチ認知療法」も万能ではないので専門医とよく相談して下さい。「精神科の門を叩くのが恥ずかしいからこの本だけ読んで立ち直ろう」、とは決して思わないで下さい。あくまで専門医のカウンセリングが第一です。

・「自分を受け入れる認知療法の紹介
うつの本というと、自分のカウンセリング室の紹介するか、ゆったりとして焦らないという結論のものがほとんどです。しかし、この本はそういうことはありません。うつの人に取って考え方を変えることは非常に難しいことです。この本では考え方を変えるのではなく、自分をそのまま受け入れる方法を紹介しています。今のままでいいんだ!と思える本でとても楽になりました。

また、病院の先生との付き合い方、社会復帰への道など細かい点も色々と指摘されており、うつから回復しつつある人の素敵な道しるべになると思います。

・「読みやすく、実践的な本
 この本では、筆者自身が「プチ認知療法」と銘打った、臨床現場で実践的な様々な工夫をみることができる。

 認知療法?と聞いて、一歩引く人もいるかもしれないが、非常によくできた一般向けの本である。また、よく認知療法を知っている人が読めば、「認知療法ではない!!」と怒るかもしれないが、現場では、このような考え方や方法が、有効なことが多いのである。

 私も、認知療法を知った当時は、「すごい心理療法だ!」と思ったが、筆者も指摘するように、元来、認知療法は、論理的に考え、自己の主張することを良しとする欧米の心理療法であるから、日本人には、なにぶん難しく感じられるだろうと思っていた。

 そういった意味では、このプチ認知療法は、一般向けにかかれているが、心理臨床家にとっても非常に有益だと思うし、こうした姿勢で臨床に取り組むのが望ましいと思う。

 是非、心理臨床家にも一読することをおすすめしたい一冊である。

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」 (詳細)

こころの健康学―がんばりすぎずに生きてみよう (日経ビジネス人文庫)

・「読むとなぜか心が軽くなる……
日経新聞夕刊連載の「こころの健康学」を再構成して文庫化したもの。単に「うつ」だけでなく、ストレスや不安やイライラなど、さまざまな「こころ」のトラブルを乗り切るための考え方が、押しつけのない優しい文章で書かれている。

帯に「読めば気持ちが ふっと 軽くなる」とある。まさにその通りの本だ。いろんな不安を抱えている人、うつに悩む人、その周囲の人……多くの人に読んでほしい。

私自身軽症うつなのだが、読んでいて何度、「そうだよなあ〜」とうなずいたことか。単純に連載を並べただけでなく、それなりの編集もされているところもいい。決して期待を裏切ることはない本です。

・「納得。
日経新聞連載をまとめたもの。短編集なので通勤時などの隙間時間に読みやすい。自分(カラダもココロも)を客観的に観ること、まず行動してみること、自分の価値をしっかりと認めること、それらのお大切さを教えてくれる良書。

こころの健康学―がんばりすぎずに生きてみよう (日経ビジネス人文庫) (詳細)
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