紅の豚 [DVD] (詳細)
宮崎駿(監督), 森山周一郎(俳優), 岡村明美(俳優), 加藤登紀子(俳優), 大塚明夫(俳優)
「こんなに格好いい豚はほかのどこを探したっていない」「飛行艇」「こんな作品をたったひとつでもいいから創ってみたい。」「大人のロマンを駆り立てる航空活劇」「私は豚です。」
シザーハンズ (特別編) [DVD] (詳細)
ティム・バートン(監督), ジョニー・デップ(俳優)
「ちょっとダークでロマンチックなファンタジーの傑作」「胸が痛くなるような哀切な映画」「人の世に触れ何想う?」
・「こんなに格好いい豚はほかのどこを探したっていない」
「紅の豚」が発表された当時、私は4歳でした。ジブリ作品は昔からなじみがあり、「紅の豚」もその一つですが、幼かった私には単なる豚が活躍する話、程度にしか感じていませんでした。
それが今ではジブリの中で、もっとも好きな作品になっています。
とにかくすべてが格好いい。何もかもが完璧すぎる格好よさです。
もしこの作品の主人公が豚ではなく、ポルコと同じ過去を持った人間の男性だとしたら、「紅の豚」の格好よさはここまで出なかったことでしょう。豚だからこそいいんです。また、豚だからこそ、魅力的な女性キャラ…ジーナやフィオとポルコの関係に深みが出ている気がします。
個人的には、ジーナの声優が加藤登紀子さんだというのが大変合っていていると思いました(他の声優さんももちろん合っています)。エンディング曲、「時には昔の話を」はほんとうにすばらしい。
人によっては格段に評価の低いこの作品ですが、好きな人には本当に好きだ(というか格好いい)と思える良作なので、ぜひ多くの人に鑑賞してほしいです。そしてポルコ・ロッソの格好よさにともにほれぼれしましょう。
・「飛行艇」
我が家ではほとんど誰も見ないビデオ。一人でこっそり見て納得。なるほど、こりゃ子供らは見ないはずだ。
芳醇で豊かな人生を描いたゆったりとした大人のファンタジーでした。アニメなのにどうしてアドリア海がこんなに美しいのだろう。ミラノの町工場で女達が総出で飛行艇を作り上げるシーンが特に好きです。
ジーナさんの声、そして最後の感動的な歌の加藤登紀子にも拍手。うちの子供達も10年、いや30年たったらこの映画をもう一度見て欲しいな。
・「こんな作品をたったひとつでもいいから創ってみたい。」
素敵な女性に電話口で「馬鹿ッ!」って呟かれる、それも魅力的な声で。そんなシーンにはしびれるものだ。
全編、音楽と 時代感と 気持ちいい男達と、そして空と翼とプロペラのつくり出すわくわくした愉しさと。そういうものに溢れている世界。随所に手の込んだ愛着ある描写もしてあって。
こんな作品をたったひとつでもいいから創ってみたい。そんな思いも持ってしまう。
空の墓標には、いつか還りたいなあ。
・「大人のロマンを駆り立てる航空活劇」
「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」
キザなセリフを吐き捨て、女にゃ弱く、情には厚いが一匹狼。そして、姿はなぜか“豚”。このダンディな豚が真紅の飛行艇を乗りこなす、大人のロマンを駆り立てる航空活劇だ。
他の宮崎作品と比べると、メッセージ色も薄くてカジュアルで分かりやすい。どちらかというと、宮崎駿の趣味が色濃く反映された娯楽作と言っていいだろう。彼が大好きなものを、好きなように描いていることが伝わってくる。飛行機好きによるものか、“飛ぶ”ことへのこだわりは相当なもの。飛行艇同士のダイナミックな空中戦や、飛行艇のディテールまでこだわった描写はお見事だ。大人のダンディズムの描き方も光っている。ちょっとシャイなところもある宮崎駿は、自らが考える“カッコイイ大人像”を豚という仮の姿を用いることで表現したかったのではないだろうか。
また、ほとんどの宮崎作品の主人公が女性であるのに対し、大人の男性が主人公であるところも異彩を放っている。ただ、異彩を放っているといっても、その根底には共通項もある。そのひとつが、少女の存在だ。宮崎作品の中心には常にヒロイン(それも少女)がいる。『風の谷のナウシカ』のナウシカしかり、『となりのトトロ』のさつきしかり。これらのヒロインに共通するものは、見た目は可愛らしいが芯の強い少女であること。そう、本作でいうところのメカニックのフィオである。彼女は典型的な宮崎作品のヒロインであり、彼女の存在によって本作が宮崎作品として完成しているといっても過言ではないのである。
悪者である空賊たちや、ポルコの宿敵であるカーチスもどこか憎めないキャラクターとして描かれており、全体としてほのぼのとした雰囲気に満ち溢れている。あちこちに散りばめられた笑いのエッセンスは絶妙で、世代を超えて楽しめる秀作だ。
・「私は豚です。」
主人公は豚なのに、なぜかっこいいのでしょうか。飛行機乗りとしてのプライドがあるからでしょうか。この話を知ったときに、「チャーリーとチョコレート工場」のダールが、戦争の時に飛行機乗りだった話を思いだしました。飛行機乗りの命がかかった仕事の重みがピンと来ないので、かっこよさだけが残っています。
・「ちょっとダークでロマンチックなファンタジーの傑作」
「スウィーニー・トッド」でもコンビを組んだティム・バートン監督とジョニー・デップの出世作。当時は無名に近かったジョニー・デップを主人公に、やはりこの作品をきっかけに演技派スターの仲間入りをはたしたウィノナ・ライダーがヒロインを演じ、共演もアカデミー賞俳優のアラン・アーキン、ダイアン・ウィースト、そしてホラー映画の名優ビンセント・プライズと何気に豪華です。 バートン監督、ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダーの3人の才能が結集したファンタジックで切ないラブストーリーの傑作です。 手がはさみになっているために愛する人を抱けない悲しさをデップが見事に表現しています。ウィノナ・ライダーも美しい。最初は興味本位に主人公をもてはやし、何か問題が起これば手のひらを返したように排除しようとする住民たちのエゴ、そんな中で、アラン・アーキン扮するヒロインの父親の静かな優しさも印象的です。 「バットマン」のゴッサム・シティとは対照的にやたら明るいパステル・カラーの街並みとシザーハンズの住む不気味な古屋敷の対比もいい。雪に包まれた20世紀フォックスのロゴマークや音楽も忘れがたい。何度でも観たくなる名作です。
・「胸が痛くなるような哀切な映画」
監督のティム・バートンが、同じ感受性を持っているジョニー・デップと初めて組んだ作品。でなければ、何作も、バートンの映画に出演しないでしょう。 ティム・バートンが、高校生の時描いたスケッチが、エドワードの原型となっています。この映画は、監督のもっとも、イノセントな部分が残酷にも踏みにじられていくという映画だと思うので、この作品が正当な評価をされなかったら、のちのティム・バートンがどうなっていたかわからないぐらい、重要な映画だったと思います。ジョニー演じるエドワードの哀感をたたえた瞳がたまりません。 この映画はかなり涙腺がヤバくなるので、1人で観る事をお勧めします。
・「人の世に触れ何想う?」
内容はティム・バートン監督得意のおとぎ話。個人的にはその世界観とジョニー・デップが好きな為、遅ればせながら観賞。前半、後半と人間の善と悪の部分が分かりやすく構成されたストーリー。そして常にその中心にいるのは未完の人造人間エドワード。ジョニデの哀愁漂う演技には吸い込まれる魅力があり、嵌るほどエドへの感情移入もまた深くなる。人造人間といえど、感情がある為人並の苦悩がある、いや、手が奇形(ハサミ)なせいかそれ以上の耐え難い仕打ちを受ける。その果てにエドが選んだ道には感動すること必至。敢えて言うならば、引き取った家族の心情をもっと深くと、エドと思い人との絡みをもう少し欲しかった。そうすれば更に感情移入できたが・・・しかし、バートン、ジョニデ、おとぎ話、いずれかが好きな方にはお薦め。☆4
ケータイからは、シンプル・アマゾン通販(モバイル版)をご覧下さい。
シンプル・アマゾン通販は、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:2sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプル・アマゾン通販内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。