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▼篤姫:セレクト商品

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) (詳細)
宮尾 登美子(著)

「TVと全く違う格調高い世界が広がる。」「幕末に生きた英明の女性」「先に読まないでよかった」「天璋院篤姫は強烈な個性だった」「女は天の半分を支えている」


新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) (詳細)
宮尾 登美子(著)

「江戸城大奥から見た幕末史そして歴史小説の醍醐味」「徳川の人間として」「徳川家の姑として」「篤姫」「完結!」


(新装版) 天璋院篤姫 (上)(新装版) 天璋院篤姫 (上) (詳細)
宮尾 登美子(著)

「今から大河ドラマを見る方にお勧め!!」


(新装版) 天璋院篤姫 (下)(新装版) 天璋院篤姫 (下) (詳細)
宮尾 登美子(著)

「人生の折り返し地点」


▼クチコミ情報

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

・「TVと全く違う格調高い世界が広がる。
宮尾登美子氏の文章が素晴らしい。日頃接することのない格調高い表現の日本語が全編を通じて展開され、こういう日本語を書いてみたいと憧れる。島津本家から分かれたご一門四家の重富家、加治木家、垂水家、今和泉家、その今和泉家の長女に生まれた於一。TVドラマでの描き方とは全く違う優雅な、格式の高い名門武家の姫の生活がよくわかる。五尺三寸の大柄な篤姫、日本外史を愛読する篤姫、一族から「女子に生まれて残念」と言わしめた篤姫、この類希な資質の姫には最初から引き込まれていく。18歳で島津本家の幼女へ。全編を通して、姫のお付の女性が多く登場するが、今和泉家の菊本、島津本家の若年寄広川、老女幾島の存在や、お互いの関係の変化が非常に興味深い。そしてついに大奥総取締滝山を先頭に、老女村岡、幾島、亀岡、花乃井が付従い江戸城へ。いよいよ御台所として大変な大奥の生活が始まった。どう見ても大河ドラマでは本書の描くような格調高さは出ない。やはり本書を読むべきだ。

・「幕末に生きた英明の女性
幕末の激動の時代にあって、薩摩の分家の娘として生まれながら、その英明さを見込まれ、将軍家定の妻となり、姑として皇女和宮を迎えた女性の一生を描いています。

島津斉彬から徳川慶喜を将軍にする密命を帯びて、将軍の妻となった篤姫が、その困難さと少ない情報量の中から、自分が戦略の道具として使われたのではと疑いを持って行きます。その後、家定が死に家茂の妻として和宮を迎えた時、彼女もまた「攘夷」の推進という使命を持って嫁いできたことを知ります。この二人のやりとりを通じて、この時代の女性たちが「道具」でしかなかったことを描いて行きます。しかし、この天璋院はそんな制約の中でも、大奥3000人を統べらい、徳川家の存立を賭けて的確な判断を見せて行きます。「男だったら」という部分が何度か出てきますが、それだけの「人物」だったということでしょう。

この小説は、そうした天璋院の「人間」を描いているのですが、和宮との対比をして一層天璋院という人物を際立たせている見事さがあります。それと、男に道具としていいように使われる前半から、その能力を如何なく発揮して、徳川家の存続に向けて活躍する中盤を経て、ラストに「余生」として、子どものときの懇ろな家族関係に戻ったような心安らぐ晩年を与えることで、読む側をほっとさせるものがあります。その点では、非常に読後感の爽やかな作品になっています。

・「先に読まないでよかった
 一年前、本作品が、「来年の大河ドラマ原作本」として、店の一番目立つ場所に平積みされていた。そのとき、「どうしようかな」と迷った。先に読んでおくと予習にはなるが、入れ込みすぎると批判ばかりが先に立ったりするものだからだ。迷った末に「読まない」ことに決めた。そして、一年間大河ドラマが終了するまでは読むまいと心に誓った。そして、先日ついに大河ドラマは終了し、ようやく読むことができた。 上巻を読み終えて、まず思ったのは、「一年間我慢した甲斐があった。先に読まずに良かった」と心の底から思った。

 ドラマが終わってから日が浅いという理由もあるが、物語がイメージしやすいのだ。特に、篤姫と家定の会話のシーンや、幾島と滝山のシーンはイメージどころか映像として流れているようだった。

 大河ドラマを見た人はぜひ見てほしい。先に読んでしまった人も、もう一度読み返してほしい。きっと私と同じ体験をすることだろう。読んでない人は「読んでほしい」ではなく「読まなくてはいけない」だ。きっと、篤姫をもっと好きになり、ドラマを思い出すこともできるだろう。

・「天璋院篤姫は強烈な個性だった
幕末物は、どうしても当時の政治情勢を強く盛り込んだものになりやすい。そんな中、時代小説でなく歴史小説として一人の女性の生き方を描いている。もちろん実際の本人(篤姫)の考えていたことと異なる部分も多大にあるとは思う。でも、何よりもこの小説は”天璋院篤姫”の真実に近づいているのではないだろうか?

時に小説は、何よりも事実に近づく、そう思わせるものがこの小説にはあると思う。

・「女は天の半分を支えている
まず宮尾登美子の絢爛たる筆力に酔いしれる。何しろ言葉遣いや人物の造形が見事だ。したり顔の司馬遼太郎なんぞはとてもかなわない。「大奥」ものと見くびるなかれ、だ。

物語の核心は、皇女和宮との確執にある。現に作者は、和宮の資料に当たっていて「天璋院が嫁の和宮をいじめたとなっているが、そうだろうか」という疑問を抱いたところから出発したということを言っている。

もうひとつの核心は「最後の将軍」慶喜だ。これは、徹底的に嫌なヤツとなっている。何しろ、維新後、徳川本家を守った天璋院は、慶喜の末流とは決して婚姻関係を結ぶなと遺訓を残したというからすごい。司馬の「最後の将軍」では、「あなたはよくやった」と誉めてくれる母のヒザにすがってさめざめ泣く慶喜だが、そんな男の甘さをはり飛ばすような宮尾・天璋院の気概だ。

封建武家社会の価値観、倫理観を固い岩盤のように時代描写の核心にすえ、女は「政略の道具」「生む機械」でかわいそう、「人の上に人を作らず」だぞなんて、ちゃちなアト知恵や薄っぺらな感想は跳ね返してしまう。そんなことは承知の上で、時代に翻弄されながら、健気に剛毅に凛と生きた女性を描ききっている。

「女は天の半分を支えている」とカンラと宣言するような作者の気迫に恐れ入った。

ところでテレビドラマは原作とだいぶイメージが違う。「宮崎あおいの『あんみつ姫』を何とかしろ!」と私の横で叫んでいる女房は、それでもやっぱりTVを楽しそうに見ているけれど。

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) (詳細)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

・「江戸城大奥から見た幕末史そして歴史小説の醍醐味
時代に翻弄されながらも、気高くわが道を往く篤姫の姿を描いた下巻。上巻に続いて、夫(徳川家定)や義父(島津斉彬)の死、幕末の動乱、和宮との確執と和解、徳川家再興等々、波乱に満ちたその日々が流麗な筆捌きで描かれる。(江戸城大奥からみた定点幕末史という意味でも、多くのことを学んだ。)それにしても、男性的視点から描かれることの多い幕末期にこのような女性がいたとは。島津家分家の娘から御台所(御台様)へというその数奇な生涯は、正にこの時期の日本の地殻変動(社会変動)を象徴する出来事でもあるようにも思われてならない。

・「徳川の人間として
初版を持っていますが、ボロボロになってしまったので新装版を購入しました。もし天璋院さんより強い現代女性はいるかと問われたら私は首を横に振るでしょう。『女は嫁いだ家が即ち死に場所』の言葉通り、腹を括り嫁ぎ先の人間として生き死ぬことができるだろうか。私には正直無理なことだ。私には無いこの潔さが彼女の強さと感じました。激動の時代を生きた彼女に敬意を表します。そして、初版本2冊と新装版の2冊は一生の宝です。

・「徳川家の姑として
 若くして未亡人?となり、徳川家の姑として、皇女和宮と相対し、また徳川家を守るために、最後の将軍慶喜と相対した篤姫。 徳川家の姑としての視点から、徳川将軍家の最後を見事に描いている。

・「篤姫
全く本読まないけどめっちゃハマって暇さえあれば読んでます生き方を見直しました人生観変わる

・「完結!
将軍家定の急死、継嗣を巡る幕府内の対立、養父斉彬の死。激動の幕府を徳川家の人間として徳川家定の為に生き抜いた篤姫は明治17年、48才でこの世を去りました。まさに偉大な生涯。宮尾登美子さんの本を読んだのは、これが初めてです。高知市生まれ。他には「義経」等も書いています。

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) (詳細)

(新装版) 天璋院篤姫 (上)

・「今から大河ドラマを見る方にお勧め!!
歴史小説としては、分かりやすくおもしろかったです。 ★薩摩の和泉家つまり分家出身の天璋院篤姫が、島津公の策略に乗せられ将軍の正室として迎えられ大政奉還、明治維新という動乱の中を生き抜き、当時3000人もいた大奥を納めて行く生き様を描いたお話です。 ★女性の身としての切なさ。歴史に名は、残さなくとも一女性としてのごく普通の生活こそが我が人生の幸せだったのだと気付くあたりは、読者としても納得するものがあります。 ★そして、当時としては多分めずらしいと思うのは…。天璋院篤姫が、とても聡明で自分の考えをきちんと持っていること。かなり同じ女性として好感が持てました。

(新装版) 天璋院篤姫 (上) (詳細)

(新装版) 天璋院篤姫 (下)

・「人生の折り返し地点
将軍家定の急死、継嗣をめぐる幕府内の対立、養父斉彬の死。篤姫は、家定との結婚が斉彬の遠大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となったのちも総帥として大奥を統べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の幕末を徳川家の人間として徳川宗家のために生き抜いた篤姫の偉大な生涯を描いた歴史長編。

(新装版) 天璋院篤姫 (下) (詳細)
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