ラスト・プレゼント [DVD] (詳細)
オ・ギファン(監督), イ・ヨンエ(俳優), イ・ジョンジェ(俳優), クォン・ヘヒョ(俳優), イ・ムヒョン(俳優), パク・チョンウ(脚本)
「負けた(笑)」「やさしくて、悲しくて・・・。」「派手さが無いからこその良さ。」「一生モノの出逢いになるかも」「本当に泣けます!!」
男が女を愛する時 [DVD] (詳細)
ルイス・マンドーキ(監督), アンディ・ガルシア(俳優), メグ・ライアン(俳優), ローレン・トム(俳優), エレン・バースティン(俳優), ロナルド・バス(脚本), アル・フランケン(脚本)
「娯楽作品としては、上質です」「本人の回復と家族の回復」「男女関係の本質に迫った隠れた名作」「人間模様」「ラストが・・・」
エンジェル・スノー [DVD] (詳細)
ハン・ジスン(監督), イ・ソンジェ(俳優), コ・ソヨン(俳優)
「いや泣けた~」「母親の情感と優しさをコ・ソヨンが好演」「泣けます」「映画を見てそっと涙を流したい人のために」「感動的です!」
きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD] (詳細)
ニック・カサヴェテス(監督), ライアン・ゴズリング(俳優), レイチェル・マクアダムス(俳優), ジェームズ・ガーナー(俳優), ジーナ・ローランズ(俳優), ニコラス・スパークス(原著), ジェレミー・レヴェン(脚本), ジャン・サルディ(脚本)
「一途な男に泣かされた男レビュアー」「泣きました」「愛って素晴らしいのだ!」「気持ちが優しくなる映画」「ローランズ&カサベテスの魔力」
明日の記憶 [DVD] (詳細)
堤幸彦(監督), 渡辺謙(俳優), 樋口可南子(俳優), 吹石一恵(俳優), 水川あさみ(俳優), 市川勇(俳優), 松村邦洋(俳優), 荻原浩(原著), 砂本量(脚本), 三浦有為子(脚本)
「泣けました」「切なすぎるラスト」「感動と悲しみと・・・」「切実になる前に、どうぞ、ご覧下さい」「渡辺謙が凄いです」
ある愛の風景 スペシャル・エディション [DVD] (詳細)
スサンネ・ビア(監督), コニー・ニールセン(俳優), ウルリッヒ・トムセン(俳優), ニコライ・リー・コス(俳優)
「現代社会を鋭くえぐり撮った監督の手腕は素晴らしい。」「夫婦の絆が試されるとき」「家族の再生」「恐怖」「新鮮な映画展開。現代社会の裏側を克明に映し出す」
いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD] (詳細)
土井裕泰(監督), 竹内結子(俳優), 中村獅童(俳優), 武井証(俳優), 美山加恋(俳優), 小日向文世(俳優), 松尾スズキ(俳優), 岡田恵和(脚本)
「忘れかけてたものを想い出させてくれた・・・」「この映画に出会えてよかった。」「日本の風景も綺麗です」「なみだ、なみだ」「これほど後まで余韻に浸れる映画は無い。過去最高の映画(個人的には)」
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・「負けた(笑)」
泣きました。十数年映画を見てきて、これまで涙した映画なんてなかったのに。壮絶な愛です、圧倒されます、ホントに。
はっきり言って、狙ったような「お涙ちょうだいモノ」には、あくび一滴の涙すら惜しむヒネくれた僕ですが、この映画には負けました。
愛する人が病にかかり余命いくばくもない、という話は
悲恋物語が多いという韓国映画の「クセ」を冷静に考えれば「ありがち」なのかもしれません。
それでもここまで胸に詰まされたのは、イ・ジョンジェとイ・ヨンエの迫真の演技があったから。そしてこれが韓国映画の実力なのだと感じました。
パケ裏読んで、前評判読み倒して、それから観ても泣くんですもん。ホンモノですよ、これ。
・「やさしくて、悲しくて・・・。」
イ・ヨンエの美しさは言うまでもありませんが、この人は美しいだけではない!これほどまでの激しい感情を自然に、肩に力を入れすぎず表現できる、実力派の女優さんなのですね。
すれ違い、会話といえばお互いを罵り合う、消え入りそうな危なげな夫婦。でも心の中ではいつもお互いの名前を呼び合っている、どうしようもなく悲しい夫婦。
不治の病に冒されながらも素直になれない妻に夫は「ラスト・プレゼント」を贈ろうと、彼女の過去を訪ねる。そして、たどり着いた彼女の過去・・・。この物語は、実は妻から夫への「ラスト・プレゼント」なのでしょう。お互いを深く愛しながら、言葉べたな二人の優しくて、悲しい愛の物語。
韓国作品は文化の違いはあるけれど、民族的な感覚が私たちに近い!物を感じて、「わかる、分かる。」とうなずけるところが心地よいです。
イ・ジョンジェが頼りなげで、見る側をもどかしくさせるどこまでも優しい夫をナチュラルに演じていて、今後も注目したいです。
ラストに静かに流れるイ・ヨンエの語りとエンディングが、最後の涙をしぼらせます。ティッシュのご用意を。
・「派手さが無いからこその良さ。」
私はこの作品を見た際、劇場で大泣きをしました。韓国という土地柄が生かされた素晴らしい物語も魅力です。本線のストーリーは良いとしても、韓国の国柄を用いた途中過程は、いくら他の国でリメイクしてもこの作品をしのぐことは出来ません。私はこの中間点に、一番この物語の丁寧さを感じました。
どんな超大作にも、この作品のような見た後の《感じ》は体験する事ができないでしょう。
・「一生モノの出逢いになるかも」
医者からも見放される病に冒されてしまった妻とその旦那で才能はあるのだけれど売れない漫才師の男の夫婦。妻は夫にその事を知られまいとし、夫は妻に自分が知っていることを知られまいとする。その上で、相手に対して自分は何が出来るのか、お互いが考えて…。単純に可哀相って言うのでは無く、互いを思いやる気持ちが痛いほど伝わり、心が震えて涙が止まりませんでした。そして、一見救いようの無い物語にも関わらず、見終わってとても温かい気持ちに包まれる、そんな素晴らしい映画です。自分にとっては、2度目に観た時の方がより感動が深かった希有な作品となりました。
・「本当に泣けます!!」
泣ける映画と聞いていましたが、ただレンタルショップにあったのでなんとなく借りてみましたが、実際本当にすごく感動しました。こんなにきれいな映画があるのかと驚きです。お互いに思いやっているのに口では正反対のことしか言えない…妻は夫を思い、病気の辛さを押し殺して影で支える、そして最後まで夫のことを思い続ける。簡単なようで実はすごくむずかしいことだと思う。
ラストプレゼントは本当にすばらしい贈りものでした。今、泣きたいと思ってる人、感動したい人、きれいで素晴らしい愛を見たい人はぜひこの映画を見てみてください!いい映画ですよ☆
・「娯楽作品としては、上質です」
私は、この映画が好きだ。別に、なんの賞もない俗っぽい映画に過ぎないが、見終わった後に、なんとも心地よい雰囲気になる。アンディ・ガルシアとメグ・ライアン。この組み合わせは正直言って、見る前は不自然さを感じた。合わないのでは?と・・。しかし、2人とも芸達者な役者さんで、かなりリアリティのある演技を見せてくれ、疑問だった2人の組み合わせなど どうでもよくなってしまった。幸せな結婚生活を送っていた夫婦と子供。一番目の子供はバツイチの女の子供である。ある時から、夫婦の歯車が狂い、夫婦は葛藤していく。その葛藤の様子が、見ていて痛々しい。2人とも、本当に演技がうまいのだ。ようするに、娯楽映画として作られた作品だが、ラブコメ女王のメグ・ライアンの、涙の迫真の演技を是非ご覧いただきたい。彼女は、ラブコメだけの女優ではない。今、もし夫婦間に危機が訪れている方たちがいたら、一度観てもいいかもしれない。私は、個人的にアンディ・ガルシアをこの映画でファンになったので、何度か観ている。アンディの方は、日本ではあまり有名な役者ではないが、「ゴッドファーザー3」で見事な演技を見せた大した役者である。これ以上書かないでおこう。主題歌が有名。お勧めします。
・「本人の回復と家族の回復」
アルコール依存症者層の拡大を反映して、若年女性のアルコール依存症者を主人公にした作品。表面的には甘いラブストーリーの背後にみえる、進行性の病気の厳しい現実。否認、共依存、アダルトチルドレン、そして自助グループでの回復。この映画は、潜在的な方も含めてアルコール問題で苦しむ本人および家族が、回復へと踏み出す一つの手がかりになるのではないだろうか。
・「男女関係の本質に迫った隠れた名作」
それほど有名な作品ではないと思いますが、単なるラブストーリーではなく、男性が与えたいものと女性が求めるものとのギャップという、 男女関係が抱える普遍的な問題に迫った、隠れた名作だと思います。
アンディ・ガルシア演じる誠実な夫が、格好良いが打ち解けにくい雰囲気から、等身大で穏やかな表情に変わっていく過程がとても印象的です。妻を持つ男性として、こういう夫を目指したい、と思わせる作品でした。
・「人間模様」
アルコール依存症というテーマですが、俳優のおかげかストーリー性なのか、とっつきやすいというか、物語に入り込みやすいと思います。最後の終わり方はやっぱりという感じでしたが、変に上っ面の描き方でなく、内面をうまく表現している作品だと思います。正直、私自身もアルコール依存症というものを体験していませんし、分かりませんが、もし、近くの誰かが依存症でなくても、他の何かしらの症状や病気になった時、自分の出来ることと、身を流れに任せる事、全てにおいて、こういう風にしよう、こうはしてはいけないと感じさせられた映画でした。
子役の子達の演技がやたらとうまく自然で、涙が出ました。
・「ラストが・・・」
メグ・ライアン扮する妻に聞きたい、「一体何が不満なんだ?」まず、夫がアンディ・ガルシアな時点で聞きたい(笑)かっこよすぎます。なんか、けっこうわがままな気が・・・しかも子供たちもかわいそう。内容が深刻なわりに、ラストがこれかよ?って感じで無理やりハッピーエンドにさせた感じがした。
・「いや泣けた~」
私は独身なので、子供が欲しいのに出来ない人がどれだけつらいかわかりません。でも、愛する人の子供が欲しいと心から願う気持ち。欲しくて欲しくてたまらないものが手に入らないと判ったときの絶望感。胸を締め付けられました。でも、そんな中でお互いを愛する気持ちを絶対に失わなかった二人が羨ましかった。家族はまず夫婦ありきです。
それを見失ってしまったら、いくら子供がいても幸せな家庭なんか築けるわけがない。
・「母親の情感と優しさをコ・ソヨンが好演」
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・「泣けます」
ずっと待ち望んでいた子供をようやく授かった夫婦。しかし・・・
ラストに向けてどんどん感情が高ぶり、涙なくして見られません
・「映画を見てそっと涙を流したい人のために」
この映画のサブタイトルに韓国語でハル(1日)とありました。見ている間ずっと何の意味があるのか悩んでいましたが,最後あたりでやっと理解できました。悲しすぎます。
ドラマは、結婚して6年目,どうしても子どもが欲しいのにできい夫婦を中心に進みます。これでできなければあきらめるという約束で最後の人工授精を受けます。見事に成功して妊娠はしたものの宿った子どもには先天的な欠陥が…一体どうなってしまうのか。もうこれ以上は書けません。見事なまでの夫婦愛を描いた名作といえるでしょう。
・「感動的です!」
なかなか難しい題材なのを軽くもせずにまた非常にわかりやすく表現され、言葉で書くとなんとなくわかりづらいですが是非一度見てください。最近の私の見た中での一押しです。
・「一途な男に泣かされた男レビュアー」
チラシ一枚の美しさからこの映画に興味を持ち、そして最後の最後までその期待は裏切られなかった。男性の一途な想いが、紆余曲折しながらも、病的な方向ではなく、美しい、ほんとうに美しく昇華されてゆく。打算無しに、愛するものにただ尽くすことも男の生きがいなのかもしれない――人より傷つき、また傷つけられ、苦悩しながらも、その生き方を貫く男性の姿に、共感と敬意の涙。そして、この物語のヒロインたりえた女性も素晴らしい。この映画と出会えてよかった。素直に思える。
・「泣きました」
すごくハートがあったかくなる映画。 1人の女性を生涯愛し続けたノア、すごい! 愛する女性を行かせた彼女の婚約者、すごい! 娘に自分の昔の恋を語ってあげたお母さん、すごい! 泣きました。愛って素敵☆☆
・「愛って素晴らしいのだ!」
認知症のためホームで生活する老婦人の元を訪れる男性。彼は彼女に2人の若者の恋物語を読み聞かせる。全てを忘れてしまった愛する人に戻って欲しい一心で、何度も何度も繰り返す。深く愛し合った人が目の前にいるのに、それを伝えられない苦しさ、それでも彼女を想う深い気持ちが伝わって胸を熱くします。一瞬記憶が戻った彼女に「Oh, My sweetheart」「Oh, My baby」と抱き寄せるシーンは何度見ても込み上げる涙を抑えられない。愛ってこんなに素晴らしいんだ、運命の人と人生を共にするとはこういうことだ、深く私の心に入り込む傑作です。
若き日の2人も素晴らしい、どちらも好感もてる人物設定で、身分違いの恋に苦しみ両親に仲を裂かれるというありがちな設定を感じさせないつくりになっています。何故公開されたとき見なかったのか後悔してしまうほど、ずっと大切にしたいお気に入りのひとつ。
・「気持ちが優しくなる映画」
とても感動しました。ピュアに愛って素敵だなと思えた映画でした。一つ一つの背景が一枚の名画のように美しいところも◎です。
・「ローランズ&カサベテスの魔力」
公開当時『世界の中心で愛を叫ぶ』と同じ文脈で紹介されていたので、当初は無視していたのですが、ジーナ・ローランズ目当てに見てみたら、意外な展開。若者同士の恋愛描写は普遍的で、それゆえ陳腐でしたが、これは前ふりです。メインは老夫婦のやり取り。ようやく記憶を取り戻した妻に抱き着こうとする夫。しかしその記憶は再び闇の中へと消え去り、妻は夫を激しく拒絶する…このシーンの切なさはちょっと比類がありません。ジーナ・ローランズは、夫や息子の演出下だと信じられないくらい素晴らしい演技を見せます。今社会問題となっている介護問題を含め、本当の愛の在り方を素直に考えさせられます。ヒネクレ者の自分も号泣しました。
・「泣けました」
飛行機機内で観ました。映画で泣くことはほとんどないのですが・・・今回はダメでした。もはや他人事ではないような気もして「もしも自分が」と考えました。いや「もしも」と言う表現さえ正しくないような気がします。最近物忘れが、と悩んでいたところです。。。今度は家内と観たいです。
・「切なすぎるラスト」
若年性アルツハイマーにかかった49歳の男。家庭を顧みずバリバリと仕事をしてきた男の運命としては辛すぎるものがある。徐々に記憶がおぼろげになり、最後には死が待っている。しかし、それさえも分からなくなっていく、そんな主人公を渡辺謙が熱演しています。原作にほれ込んでいるからこその熱演といってもいいのではないでしょうか。原作にほぼ忠実に描かれていますが、最初のシーンはおそらくこうなるだろうという想像というか希望ではないだろうか。原作の最後のシーン、奥多摩に迎えに来た妻の枝実子に「いいお名前ですね」とすでに妻のことさえ忘れてしまった夫に涙する妻。原作でも痛いほど切なかったけれど、映像化されるとさらにその切なさが胸に染みます。本当にいい映画でした。
・「感動と悲しみと・・・」
本を読んだときも感動しました。でも、映画も本を読んだときと同じくらい感動しました。バリバリの仕事人間だった佐伯を襲った突然の病、「若年性アルツハイマー」。病気の宣告を受けたときの驚きと戸惑いと絶望と、悲しみと・・・。渡辺謙さんの演技は本当に迫真に満ちていました。及川光博さん演じる医師との会話、そして会社で一緒に仕事をした人たちとの別れの場面には涙しました。でも一番涙が出たのは、本も映画もラストでした。いつかはこういう日が来るのだと分かっていても、佐伯の妻(樋口可南子さん)の気持ちを思うといたたまれなくります。原因も治療法も分からないこの病気。決して人ごととは思えません。いつもの日常生活がかけがえのないとても大切なものに思えました。いつの日か、この病気の治療法が見つかることを祈らずにはいられません。
・「切実になる前に、どうぞ、ご覧下さい」
思い当たることを持つ身なので全編爆涙でした。
はじめがあのシーンだなんて。。。
まだ、「思い当たる」レベルの時に観る事ができてよかった。
だから、こんな現実に興味も関心もほとんどない時期の方に強制的に見せる方がいいのかもしれない。
樋口加奈子さんが「理想の妻」過ぎて切ないです。
個人的には医者役の及川光博さんの一見とってつけたような表現が現場の人間からすると逆にリアルで心に残りました。
35歳、キャリア10年の医者も、50歳の方から見れば「若造」しかないでしょう。
それでも、若造なりに10年のキャリアを積んで神様か悪魔がしかけた落とし穴だらけの現場に踏みとどまってできることを成そうとしています。
そんな現実を見つめることが切なくなりすぎない程度の時期に観て頂ければいいなあと思ったりしました。
ご参考までに。
・「渡辺謙が凄いです」
迫力の演技には圧倒されました。映画では分からない事がDVDだと特典映像とかあるので渡辺謙がエグゼティブプロデューサーになっているのでこの映画にかけた思いが伝わってきます。
・「現代社会を鋭くえぐり撮った監督の手腕は素晴らしい。」
鑑賞前は、下手をすると安易な「家族の再生」などどいう「泣き」の映画か、と危惧していましたが、全くの杞憂でした。
それどころか、そんな思いを抱いていた自分が恥ずかしくなるくらい、この映画は真摯で、かつ普遍的な現代社会の抱える「闇」をえぐりだした傑作です。
ストーリーは紹介されている通りですが、配役がピタリ、とピースがはまるようにみな素晴らしい演技を見せてくれます。主演のミカエル役のウルリッヒ・トムセンの目は、家族といる時と、戦場にいる時と、眼差しが違う。本当に、家族を想い、このまま死ぬわけにはいかない、そういう決意を眼差しだけで表現しています。
だからこそ、(物語の核に触れてしまいますが)同じ捕虜だったピーターの家族を訪ねるとき、彼は何を思い、そして彼のまだ赤ん坊である息子を見たとき、何を感じたのか・・・
実際に自分も娘がいる立場であるが故に、自分の身に振りかかったこと、そしてしてしまったことにもがき続ける彼を見ているのは、とても辛かった。
この映画は、あくまで主人公が戦場に赴き、ある事件を境にその家族や周辺の人々との関わりの変化を描いたものですが、あくまで「戦場」というのはモチーフであって、これが職場であったり、日常生活の何気ない行動であったとしても、同様のことが起こりうることを監督は訴えているのだと思います。
そして、その時、私たちは映画のミカエルのように、また妻のサラのように、正面から向き合えるか・・・そんな問いかけを訴えているのだとも。
「ある愛の風景」という、一歩間違えば安易なラブストーリーに捉えられがちなタイトルですが、内容はとても重く、深い。我々日常生活を送る上で、誰しもが映画の主人公のようになるかもしれない、そんな危うさとその事態に陥った時の人間の心理を鋭くえぐりだした、傑作です。
・「夫婦の絆が試されるとき」
一緒に暮らして、一緒にご飯を食べて、一緒に子供を育てて、時には喧嘩して、また仲直りして。。そんな平凡な日常を過ごすことも夫婦の姿だろう。
だが、こんな風にパートナーが精神的な傷を負った時にこそ、本当の夫婦の絆が試されるのではないだろうか。たとえ、自分の心が傷ついたとしても、逃げることなく、相手を支えるために手を差し伸べられる人がどれだけいるだろう?
この作品の主人公の妻は、決して理想的な妻ではないかも知れない。主人公が死んだと聞いて、その弟と近づいた現実的なずるさも持っている。それでも戦争のトラウマで自暴自棄になり、暴力さえ振るう夫を見捨てることなく、彼に気持ちを共有するよう毅然と訴えることのできる、とても強い女性だ。
そんな彼女の性格に加え、平和な日常で静かに積み重ねてきた夫婦の絆があったからこそ、あれほど深刻な危機さえ乗り越えて、夫婦の関係が再生できたのだろう。夫婦の愛の意味をかみしめたい佳作だ。
・「家族の再生」
戦争から帰還した父親の精神が崩れていく描写は壮絶だが、それでも本作は『アフター・ウェディング』と対をなす、兄弟の葛藤劇であり、子供が新しい父親を受容していく家族の物語だ。両作品とも、仕事で旅立つ父親に、子供が「誕生日までには帰ってくる?」と聞くところから物語は始まる。どちらも父親の存在が変調をきたす。一方は病で死に向かい、一方は戦地で死んだはずだったが生還するが別人のようだ。子供たちは、新しい父親を受け入れようとする。特に「ある愛の風景」では、変わり果てた父親に対する姉と妹の態度の違いを繰り返し描いており、それはそのまま父親と父親の弟の人生の違いとも重なり、家族が立体的に描かれる。コニー・ニールセンはいい女優。戦争で命を失わずとも、言語化しづらい何かが失われたことが帰還後にわかる。経験が壮絶であるほど、家族であってもよき理解者としてい続けることは難しい。バランスを失った家族は、その欠落をどう埋めるのか。『告発のとき』と同様のテーマでありながら、スザンネ・ビアは家族を丹念に描こうとしている。
・「恐怖」
多くを語らず静かなトーンで進行するだけに、夫の人格崩壊があらわになる場面は、身がちぢむような思いでした。 戦争のトラウマを大袈裟ではなく、日常のささいな一コマに滲ませているのが上手いですね。 邦題が地味なので、かなり損をしていると思います。
・「新鮮な映画展開。現代社会の裏側を克明に映し出す」
父ミカエルにアフガン派兵の知らせが来る。一方ミカエルの弟ヤニックは刑務所帰りで無職。あまり家族に歓迎されない。 映画はじまって間もなくミカエルが死んだというシーンが入る。ここで考えた映画の流れは、父の死を受け入れられない子供たちと妻。そしてヤニックと母サラの関係の変化、だった。ほぼ当たっていたけれどもミカエルが死んでいなく、生還するというストーリー展開は意外だった。では何が言いたいんだろうと映画からのメッセージを探しながら観ていくとさらに意外な展開が待ち受けていた。ミカエルがまったく別人のように変わってしまうのだ。なぜかを書けばネタばれになるのでもちろん書かないけれども、この映画展開は新鮮な感じがした。戦争がもたらす人間への影響、そして家族の崩壊。鋭く、リアリティに富んだ観点と映像は、今の社会の見えにくい部分を克明に映し出していると思う。
●いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD]
・「忘れかけてたものを想い出させてくれた・・・」
このお話と同じ雨の日、二日がかりでこのDVDを見た。
6週間の雨の季節に死んだ妻が記憶を失った状態で還ってくるという、常識外れなストーリーだが、美しい景色の中、ほのぼのと、微笑ましく、どこか照れ臭くなるような、素敵なお話だった。
中村獅童扮する気弱で不器用な夫・巧と、美しく心優しい妻・澪、そして二人の可愛い一人息子・佑司の3人家族を中心に物語は進められる。
一番の見所は何と言っても「回想シーン」。巧の一方的な片思いかと思いきや、澪の方も巧に片思いしていたとはね。
不思議な体験を通じ、自分の将来を垣間見てしまった澪。それでも、いや、だからこそ、巧の夫であり佑司の母であることを決断し、同じ運命をたどろうとする描写が秀逸だった。
「いま、会いにゆきます」という、一見どうってことのないタイトルも、最後まで見ることで、その重みを十分感じることができる筈だ。
青春のもどかしさやほろ苦さ、夫婦や家族の絆の大切さを想い出させてくれた、久々に「もう一度見たい」と感じた秀作だ。
・「この映画に出会えてよかった。」
こんなに胸が熱くなり、涙が溢れた映画に出会ったのは初めてでした。感動しました。こんな風に映画を観て、涙する自分に驚くと同時に、自分自身の新たな面を垣間見れたことに嬉しささえ感じました。人を愛することの意味、教えられた気がします。映像もキレイで、まるで森の中で大きく息をしたような清々しさがあり、心地よく自分の中にスゥーと馴染んでいくような感じがしました。自分の涙の暖かさを感じれる。心がポッとあったまる、そんな映画です。私は、この映画に出会えてよかったと思いました。
・「日本の風景も綺麗です」
去年映画が公開されて大評判になっていたとき、ひねくれものの私は、セカチューに続いてまたかぁ・・・と思ってました。しかし、一度見たら、前言撤回・・・。いい映画でした。ラストのほうで、この場面は、これにつながってたんだ!という場面が多々あり、号泣ではないものの、涙が止まりませんでした。人を大事に思うことの大切さが、全編を通じて伝えられていると思います。竹内結子、いい女優さんですね。女の私でも、くらっとくる表情をすることが幾度となくありました。中村獅童が演じる不器用なお父さん、しっかりものの息子のふたりのやりとりも大好きです。
・「なみだ、なみだ」
久しぶりに気持ちいいくらい泣ける映画でした。今も思い出すだけで泣いてしまいます。「せかちゅう」では全然泣けなかったから、どうなんだろう???と思って観にいったんですけど、全然私には違うかたちの純愛でした。
この映画に出てくる誰もが、自分以外の誰かを思いやって精一杯生きている。そんなふうに誰かを愛し、愛されたいなーと思いました。
この家族は私の理想です。
・「これほど後まで余韻に浸れる映画は無い。過去最高の映画(個人的には)」
最高でした。
ハリウッドの大作映画や他の多くの邦画には見終わった後、胸の中に残るものはありません(僕には)。一方この映画は見終わった後、胸の中に残る確かなものを僕は感じました。
最後の20分~30分くらいまでは穏やかですが、「水彩画のような美しい映像」、「絶妙なBGM」、「竹内結子、中村獅童、武井証君の好演」、「初恋、夫婦愛、家族愛、ファンタジー的要素の絶妙なバランス」によって決してみるものを退屈にはさせません。微笑ましい気分になること間違いなし。
そしてこの映画の良いところはなんといっても最後の反転でしょう。ネタばれになるのであまり細かいことは言いませんが、最後の反転によってこの映画のタイトルがなぜ「いま、会いにゆきます」なのか分かったときは涙が出ること請負です。さらにその反転によって見所「愛(家族、夫婦間の)」が強調されています。その愛は決して韓流のようなドロドロとしたような(w)ものでも、激しい愛でもなく、静かで穏やかだが優しく美しく、そして強い意志を内に秘めた愛であり、じわじわっと見るものの胸に浸透していきます。
ストーリーからしてハッピーエンド系の映画ではないのですが、最後の反転が非常にうまくできており、見終わったあと、切なくも幸せな気分になれます。
この映画に出会えたことを非常に幸せに思います。僕も澪と同じような状況において、「いま、会いにゆきます」といえる人に出会えたらな、、。
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