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▼命への賛歌:セレクト商品

ブッダ全12巻漫画文庫ブッダ全12巻漫画文庫 (詳細)
手塚 治虫(著)

「人間ブッダ」「大人が買っていた漫画本」「生きとし生けるものすべてに」「生きることは苦しみ」「気軽に読める深遠なブッダの一生」


ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻(漫画文庫・化粧箱セット)ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻(漫画文庫・化粧箱セット) (詳細)
手塚 治虫(著)

「すべての文庫版が出てから出るとは、、、」「いのちのドラマ」「医学漫画の原点です!」「天才だからできることと、天才だからの苦しみ」「コレクターズBOXは当然買いでしょ」


ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 (詳細)
宮崎 駿(著)

「映画にはない深みに目をみはる」「映画とはまた違う良さがある!」「映画「風の谷のナウシカ」の原作」「強いメッセージのある作品」「連載途中での映画化」


火の鳥 (1) (角川文庫)火の鳥 (1) (角川文庫) (詳細)
手塚 治虫(著)

「あまりにも壮大な物語、未完ながら完成度は高い」「おすすめです」「マンガっておもしろ~い」「自分の子供にも自信をもって薦めたいマンガ」「できれば大版で」


火の鳥 (2) (角川文庫)火の鳥 (2) (角川文庫) (詳細)
手塚 治虫(著)

「未完の大作『火の鳥』とは何か」「果てしない時間」「不死鳥、鳳凰、フェニックス」「とにかく!」「圧巻」


火の鳥 (3) (角川文庫)火の鳥 (3) (角川文庫) (詳細)
手塚 治虫(著)

「最高のギャグキャラ?ソガ大王」「読んだことのない人はぜひ!」「もちろん傑作です!!」「第三巻」


▼クチコミ情報

ブッダ全12巻漫画文庫

・「人間ブッダ
手塚治虫氏は大好きな作家ですが、彼の作品の中でも特に好きなのがこの『ブッダ』です。今回は、文庫版として出ている潮ビジュアル文庫で12巻読みました。

この文庫版の帯には「ごらん世界は美しい…」というセリフが載っています。最初は「すごいきれいなセリフだな」と思っていましたが、読み進めるうちに、もしかしたら、この言葉をこの帯に載せているのは、この作品の素晴らしい要約なのかもしれないと思いました。

ここに出てくるブッダは、悟りきった聖人ブッダではありません。この作品の最初では、彼は史実通りシッダルタとして登場します。そして、そのシッダルタが王族としての生活に迷いを抱き、出家し、そして悩み、悟りを開き、自分の教えを広める中でまた悩み、最後涅槃に入るまでが描かれています。

ここに出てくるのは紛れもなく、われわれと同じ「人間」であるブッダです。そして、そのブッダの周りにも善悪様々、とても魅力的な人間が登場します。彼らは、時にはブッダを誘惑し、時にはブッダを貶めようとし、ついにはブッダに心を許し、心を開いていく。漫画とはいえ、そこには本当に泥臭い、人間の悲喜こもごも全てが存在します。

そして、そのストーリーを通じて感じたのは、人間の持つ根の美しさ。世界の、宇宙の中の一部分でしかない人間の持つ、本当の美しさを、ブッダの一生を通して見事に描き切った作品だと感じました。

特定の宗教を信じる人間ではありませんが、この作品はとてもオススメです。手塚治虫が好きな人も、あまり良く読んだことがない人も、ぜひ読んでみて下さい。

・「大人が買っていた漫画本
子供のころ、小学校の先生から「漫画本は読めば読むほどバカになる」と言われてそういうものを買うのは恥ずかしいことだと感じてしまっていたころ東京の大きな本屋さんのレジで一般書を買って並んでいると前に並んでいた外国人の人がなにやら自分が選んだ日本語の本が本当に買うべきものだったのか隣のサラリーマン風の紳士に尋ねたところ、その紳士は流暢な英語で答えてあげていました。外国の人は笑顔でお礼を言って、最後に「あなたは何を買ったのですか?」と聞くとその紳士は10冊ほどの単行本を見せて「コミックブックですよ」と答えて相手は「それはナイスですね」と答えていました。

その紳士がまとめ買いしていたのが、手塚治虫の「ブッダ」でした。ただ当時はその表紙だけを見て、何の漫画だかは分かりませんでした。

それから数年後、本屋でみかけたブッダの漫画を見て、是非買おうとしてあらためて表紙を見たら、あのとき紳士が買ったものであることを思い出しました。そして家に帰ってブッダを読み終えて、自分が海外の人にも胸を張って見せられるマンガ本を読んだことに気づきました。

私が最も印象に残っているのは、奇しくもこの全集のカバーになっているウサギが出てくる場面でブッダのためにウサギが火に身を投げるシーンでした。

このような漫画でブッダの教えや悩みを表現する手塚先生の業績の素晴らしさをあらためて認識しています。

これからも、日本の、そして世界の子供たちに推薦したい良書だと思います。

・「生きとし生けるものすべてに
人として生きる道を、ここまで広く深く表現できているものは見たことはありません。私たちは毎日、生きているのではなく、生かされていることがはっきりとわかり、どんな人も、いままでいかに傲慢に人生を歩んできたか、自覚できると思います。人生が変わる物語です。

・「生きることは苦しみ
ガウタマ=シッダルタの生涯を描いた作品

一回読んだだけでは未消化な部分は多いが、自分なりに内容をまとめると以下の2点に集約される。

・全ての生き物に等しく、生きることは苦しみである。

・個々人が(時に自らを犠牲にして)他人のために行動することで、世の中が全体的にましになる。

1点目が個人的に啓発された部分です。人間誰しも他人を羨み、自分を悲観しますが、結局気分が羨んでいる人もそれぞれ悩みや苦しみを抱えており、そういう点では平等なのである。むしろ、他人を羨むことが炎が燃えるように自分の欲望を膨らませ、結果的に苦しみを増やしてしまう。「心を無にする」とは何も考えないことではなく、そうした自他比較をやめ、己をあるがままに受け容れろということではないでしょうか。

2点目の部分は、仏陀の言葉を借りれば「(利他的な行動によって)輪廻の苦しみから解放されて解脱できる」ということになりますが、私的な解釈としては、これによって個人の行動を動機付ける題目であり、寧ろブッダの本意は、その結果として、世の中全体の苦しみの総量を減らそうとしているのだと思いました。

・「気軽に読める深遠なブッダの一生
いざ仏典を読むとなるとしきいが高すぎるが、本作は漫画という媒体で気楽に読めるので、仏教に興味がある人はもちろんそうでない人にもお勧めできる。

ゴータマ・シッダルタが生まれて悟りに至る過程から最期を迎えるまでを全12巻に渡って(一部、創作を加えながら)見事に描いている。個人的には悟りに至るまでの過程が面白く印象に残った。特に修行仲間であるアッサジの最期は衝撃的。腹を空かせた狼たちに自ら身を投じることで、"犠牲"の精神を究極の形で実践してみせたアッサジ。これを見たシッダルタはショックを受けるが、その後悟りに至り、"ブッダ"となるのである。

それから2千年経った現代というこの時代を考えると、残念ながらブッダの説いた"犠牲"や"慈悲"といった精神性が尊重されているとは言い難い時代である。"お金"と"物質主義"に価値を置く現代では、むしろ蔑ろにされているのが現状だと思う。我々人類は2千年前と比べて精神的な意味でそれほど進歩していないことに本作を通じて気づかされた。

とにかく、宇宙の根源とか壮大なテーマについて色々考えさせてくれる良書なので老若男女問わず全ての人にお勧め。

ブッダ全12巻漫画文庫 (詳細)

ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻(漫画文庫・化粧箱セット)

・「すべての文庫版が出てから出るとは、、、
コミック版が全25巻、秋田書店からの文庫版がそのあと出て完結し、そのあとにコレクターズボックス的に出すとは、、、ひどいよー。ほしいい、、でも、さすがに、、、と悩んでいましたが、やはりファンとして購入してしまいました。中身は、前述のコミックや文庫を持っている方には目新しいものはないかと。

・「いのちのドラマ
手塚治虫からの重要なメッセージに満ちていると思います。いのちの大切さ、いとおしさ、生きることのすばらしさが伝わってきます。一話ごとの読みきりのシンプルなストーリーでありながら、読む人に与える感動がすごいです。初めて読んだときから30年近くたって今、読み返しても、いい作品であると感じます。いつまでも残ってほしい作品です。

・「医学漫画の原点です!
こちらの作品の凄さは心が暖まる話は勿論のこと、最近の漫画にはない無常観、悲しい結末等表面上だけでない本質を突いている作品です。大人買いをして一気に読んで欲しいです。

・「天才だからできることと、天才だからの苦しみ
自分が凡人なので、天才だからできることにあこがれてしまいます。しかし、ブラックジャックを読むと、天才だからこそ抱える苦しみというものがあることが分かりました。読んでいる最中は、気にとめていなかったのですが、いざレビューを書こうとしたら、思い当たったので、書かせていただきました。いろいろな読み方ができる、楽しくて、悲しくて、面白くて、辛い物語だと思います。

・「コレクターズBOXは当然買いでしょ
初めてブラックジャックに出会ったのが小学生の頃。当時、面白くて何度も読んだっけ。それから十年以上経った今も、色褪せない感動があるんですよね。むしろ歳をとったからこそ分かる部分もあったりとか。手塚治虫の漫画って、ほんと奥が深いなぁ。

TVで放映してるけど、やはり単行本が一番だな、と思います。

これからまた、何度も読むんだろうな。大事に大事に保管したい。だからこそコレクターズBOXは買いだと思いますよ。ほんとにほんと。

ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻(漫画文庫・化粧箱セット) (詳細)

ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」

・「映画にはない深みに目をみはる
 土鬼(ドルク)の聖都シュワの墓所には、どのような秘密が隠されているのか。腐海(ふかい)が生まれた真の理由は何なのか。そして、封印されていた世界の秘密の意味するところを理解した時、ナウシカはどの道を選ぶのか。

 生命の存在、生命の慈しみ、光と闇の邂逅など、いくつものテーマがからまり合い、収斂していく物語の面白さ。巨神兵の扱いや、クシャナと父王との因縁の決着など、シリーズ終盤の話の展開には、正直、拍子抜けしたところもありました。でも、この世界を構築した設定の深さには、目をみはるものがありましたね。ナウシカと王蟲との心の交流、クシャナのキャラの転調、そしてある人物の最期など、心に深く響いたそれら話の琴線が忘れられません。

 映画は確かに面白かった。しかし、このコミック版は、ほとんど別の物語と言っていいでしょう。腐海を中心にした世界、王蟲の存在感、主要なキャラたちの性格設定の深みという点で、コミック版は映画にはない深みがありましたから。

 それと、この【アニメージュ・コミックス・ワイド版】の7巻セットのボックスには、商品案内に記載されている「トルメキア戦役バージョン」の言葉は見当たりません。第3巻ならびに第4巻のカラー口絵に、「トルメキア戦役戦線地図」の言葉はあるけれど。 ボックスの裏に、「NAUSICAA」(最後のAの文字の上部に、マル点ふたつ)、次の行に、「OF THE VALLEY OF WIND」と記されています。

・「映画とはまた違う良さがある!
【風の谷のナウシカ 全7巻 トルメキア戦役バージョン BOXセット】

映画化されたのは第2巻くらいまでになります。その後、ナウシカは王蟲や腐海の謎を解くために、自らの意志で風の谷を離れ南の森を目指し旅立ちます。やがて彼女は腐海の意味を知ることに...。

7巻まで一気に読んでしまいました。読んで行くうちにぐいぐい引き込まれ、不思議な世界に魅了されてしまいます。秩序と混沌、人間の愚かさ、美しさや残酷さなどが描かれていて、人間の在り方を考えさせられる作品だと思いました。

映画とコミックスでは微妙にストーリーが違う部分があるのでそれを発見するのもまたひとつの楽しみでしょう。コミックスでは映画には登場しない人物がいっぱい出てきますし、クシャナ、クロトワ、ユパのことをもっと知ることができます。

映画は万人向けですが、コミックスのほうは奥が深く複雑なのでどちらかといえば大人向けかもしれません。 トルメキア戦役バージョンのBOXも素敵ですよ。

ただ、少し残念に思ったのが、後半かなり駆け足気味になってしまって、全体的にストーリーをもっと掘り下げることができなかったように感じられたこと。10数年かけて連載されていたので、思想や心境の変化があったのか、それとも忙しくてお時間がなかったのかは分かりませんが、7巻だけじゃ足りないように思いました。

それから、これは作品とは関係なく出版上の問題ですが、紙質があまり良くなくて一部シワになってよれてしまった箇所がいくつかありました。長期保存には不向きなので、もう少し紙質にも配慮して欲しかったです。

・「映画「風の谷のナウシカ」の原作
全部で約1100ページ。その中の約220ページが、映画の部分に当たる。単純に約4倍の続きがあるとも書ける。

●本は26×20cmの大きさ。迫力がある。紙の質はわら半紙風。(長く保存したい場合は、別に愛蔵版の漫画本がある。)●1巻には、40×60cmの水彩画ポスターが付属。●1〜6巻までは、20×30cmのとじ込み水彩画ポスターが付属。ナウシカ単独、または脇役との構図でどれも味わい深い。(ポスター/4巻:王蟲とナウシカ。6巻:巨神兵とナウシカ。)

漫画としては、今のコミック単行本とくらべて「コマ割り」が小さい。手描き風で独特。映画の内容とは微妙に異なり、より深く大きな主題に迫っていく大文学作品に仕上がっている。

試しに読みたい場合は、1巻と2巻を集めれば、映画の内容とのちがいが理解できる。映画を観てからはもっと理解したいと思っている場合は、全巻揃えるといいかもしれない。

誉めすぎかもしれないが、この漫画はゲーテ、ファウストといった海外の文学作品と肩を並べるくらいだとも思う。逆にいえば、長編の小説などを読まない人にとっては、それだけ読みづらいものだとも思う。

芸術的な文学作品の漫画。芸術的な大衆娯楽作品としての映画。その両方を製作した宮崎駿さんの実力。誇り高く日本の芸術性を広く世界に認知させたその功績に、ただただ驚愕した。栄誉の人だと思った。

手塚治虫さんは現在主流の漫画の偉大な礎であり根源といえる。宮崎駿さんは書籍「出発点」のなかで、手塚治虫さんに強いライバル心を向けている。それは目を疑う程あからさまで「手塚さんのアニメで、アニメ業界は仕事を安く請け負うようなことになった」というような内容を含んでいる。もしかしたら、手塚漫画に対する、挑戦的な漫画でもあるのかな、とも感じた。大きな流れに感動した。

・「強いメッセージのある作品
正直、劇場版とは違うものだと思ってよい作品だと思います。劇場版と違い、宗教国のドルクや森の人などがでてきたり、劇場版ではお姫様していたナウシカがとても力強くたくましい少女に描かれていたりします(私はそう感じました)。私はこの原作版のほうが好きです。そして、もう1人の姫様のクシャナにまつわるエピソードや生き方は、ナウシカと同じくらい惹かれます。7巻の内容の濃さは、凄まじいです。物語が一気に終末に向かいます。最後のナウシカのセリフは、とても力強いメッセージだと思います(セルムとかわす最後のセリフです)。説明はいりません。買って読んでください。CD1枚買うよりは、絶対に価値があります。読み終わった後、必ず「何か」が心に残ります。

・「連載途中での映画化
 月刊「アニメージュ」の連載程無く映画化が決まり、所謂「宮崎アニメ」第一号の原作としてあまりにも有名な漫画。

 途中から映画制作と平行連載となったため、オリジナルストーリーとして先に創られたこの漫画はむしろ映画完成後に多くの時間をかけて完成されました。

連載されたのが丁寧な印刷のできるA4サイズ月刊誌のせいか緻密な作画です。そのため単行本もなるべく連載当時の味わいを伝えるべく、ちょっとザラついた手触りの用紙を使い、B5サイズの本となってます。

アシスタントを使わずほぼ作者一人の手で連載、作画されたらしく、ペン画では追いつかず、鉛筆そのままの作画が採用されている部分もあります。

が、不完全さは無く、むしろ作者らしいダイレクトで暖かいタッチが単行本に残されたわけです。

 当時は休載もあったでしょうが、ひと月に1回の連載を待つ歯痒さもなく、美麗な箱入りでまとめて愛蔵して読める幸せを噛み締めてください。

映画先行で知って未完成な印象を持った方には特にオススメいたします。あの世界観は確かにこちらで完成されていますので。

ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 (詳細)

火の鳥 (1) (角川文庫)

・「あまりにも壮大な物語、未完ながら完成度は高い
その血を飲めば永遠の命が得られる“火の鳥”の存在を軸に、時空を超えた複数の物語が、さまざまな形の生と死を見せてくれる。裏切りも愛も、戦争も平和も、悪人も善人も、生きることも死ぬことも、丁寧に描いて見せてくれる。難しい、と敬遠されてしまうかもしれない。それでも、一度は読んでみて欲しいと思う。そういう漫画だ。

漫画読みで“手塚治虫”を知らない人はいないだろう。“漫画の神様”そう呼ばれた漫画家に、火の鳥はふさわしい、壮大なテーマを持った作品群である。残念なことに最終的な完成まで、こぎ着ける前に亡くなられたが、この作品の輝きが失われることはない。大手塚のライフワークにふさわしい、十二分に読み応えのある作品に仕上がっている。

・「おすすめです
手塚治虫のマンガというとSFが有名ですが、私は手塚治虫のマンガの一番すごいところは歴史の流れや時間の使い方だと思います。人間よりも大きな存在であり、長生きをする火の鳥の元に、いろいろな人間の人生が絡み合いながら一つのストーリーを仕上げていきます。人間の一生や生命の時間の流れの大きさなどいろいろ考えさせられる作品です。

・「マンガっておもしろ~い
遠い遠い昔から、遥かなる未来まで。不老不死、不滅の象徴である火の鳥を巡るエピソードを描く大河ドラマならぬ大河マンガ。メッセージ性の強いものから娯楽性の強いものまで、作者がライフワークとしていたのもうなずける、とても充実した内容です。いつの時代も変わらない人間の欲望の醜さと愚かさ、科学万能主義への警鐘、人類の行き着く先への不安などなど、他の手塚作品でもよく扱われているものが、本作でも強く読み取れます。が、なによりも、作者の大きな想像力・創造力としっかりとした構成のもと、マンガの楽しさおもしろさが十二分に味わえる傑作です。この後「アトム編」を描く予定だったそうですが、果たされないままだったのが、なんとも悔やまれます。

・「自分の子供にも自信をもって薦めたいマンガ
床についていたので、13巻まで一気に読みきった。特に小学生の頃に読んでいた1−3巻に出会い再び感動した。もちろんそれ以外のストーリーも十分に深く、哀しく、どんな歴史を経ても鑑賞に堪えうる物語だと思う。そしてそういったマンガは稀有な存在だ。自分の子供にも自信をもって読ませたい、日本が誇る名作。小学校の図書館とかにぜひ置いておいてほしい。

・「できれば大版で
 手塚のこのマンガはできれば大型本を手に入れて読みたい。以前発売されたA4サイズのものが朝日ソノラマから出ていたはずである。スケールの大きな作品は、文庫本のようなちまちました版ではだめである。しかし文庫サイズでも、あたりまえだけどその内容は変わらないし、文句のつけようがない。 人間の究極の生きる意義・生命の偉大さ、それと同時にはかなさに真面目に取り組んだ手塚のライフワークである。初めてこれを読んだら、人生、変わるよ、自殺したいと思っている人が読んだら、なんてつまらないことを考えていたんだろうって本当に思うようになるよ。  何度読んでも古くならない、古さを感じない究極の名作だと思う。

火の鳥 (1) (角川文庫) (詳細)

火の鳥 (2) (角川文庫)

・「未完の大作『火の鳥』とは何か
「漫画の神様」と謳われた手塚 治虫がライフワークにして取り組んだ作品がこの『火の鳥』である。

『火の鳥』とは一体どういった存在なのか、その答えは「未来編」の中に集約されているように思う。

『火の鳥』は、「輪廻転生」的な宗教観とSFとヒューマンドラマが複雑に織りなした、壮大な世界観を表現した漫画作品群であり、まさに手塚 治虫がその生涯を漫画に捧げた魂の結晶体であり、単なる漫画という枠を超えて現代に生きる我々にも今なお警鐘を鳴らす不滅の作品である。

・「果てしない時間
手塚先生の"LIFE WORK"と言われている代表作「火の鳥」。1巻から13巻まである単行本は、一杯になった本棚のなかに納まりやすく、私にとっては嬉しいサイズです。

「火の鳥」は、どの作品も大好きで、全て紹介したいのが本音ですが、ここでは第2巻について書きます。

2巻は第1巻、「黎明編」(古代)よりも、ずっっと後(未来)の話。人類存続の危機に、火の鳥によって重過ぎる使命を与えられた男の物語です。

たった独りで全てを背負った若者は、残酷なほど孤独な時間を、もがくように埋めようとします。

一瞬で滅びた世界。それでも尚、新たな生命の誕生を待つ男と、それを見守る火の鳥。恐ろしく巨大な時が、読んでいる側にも伝わってきます。

その使命を自分が任されたら?最後まで遂行しなければならない…でも、"最後"っていつ???狂いたくても、狂えない。死にたくても死ねない。考えただけでも恐い…。と言うより、こんなことを考えられる手塚先生と、同じ時代に存在出来たことに感謝。

・「不死鳥、鳳凰、フェニックス
手塚治虫は、彼と相前後して亡くなった黒澤明や小林秀雄といった人たちと比較されたりしますが、私は次の点で手塚のほうが彼ら以上の影響力を持っていると思います。つまり、私(たち)は言葉を覚えたの同時に、何よりも先に手塚作品に接したのですから、私(たち)はある意味で手塚治虫によって育てられたと言うことができます。先に挙げた人たちについても、大人になって黒澤や小林を知るための下準備を、手塚治虫のまんがを通してやってもらっていたようなもので、この関係は、私たち日本人にとってこれからも長くつづいていくのかもしれません。

「火の鳥」は手塚治虫の代表作とされていますが、私はCOM時代のものが特に優れていると思います。中でも「未来編」では、人類の滅亡から再生までという、とてつもないスケールの時間が流れます。「火の鳥」のテーマが明確に打ち出されていて、もっとも手塚治虫らしい、いわば「火の鳥」の中の「火の鳥」と言える作品だと思います。

・「とにかく!
このシリーズは、まぁ、とにかく想像を絶するとでも言いましょうか。スケールがとにかくデカイ!とにかく圧倒される作品です。とにかく読みましょう。

・「圧巻
 手塚治虫氏の世界に引きずり込まれてゆく昨今。これまた生命の偉大さと刹那さを感じることのできる、シリーズ第二編、未来編。 やはり、アニメーターの先駆たる彼の作品は、素晴らしいですね。

 科学の最先端を操る人物でさえ、生命を試験管の中では創造できても、その生命を一度試験管から取り出すと、もろくも消滅してしまう。

 ところが、放射能に汚染された地球が、何千万年、何億年と経つうちに浄化され、海中にちょっとしたきっかけで細胞が生まれ、その細胞が生命体になり、植物から順番に陸上でも生活を始める。生命を繋ぐとともに、進化してゆくことになります。

 正にもう一度地球が“命の星”を繰り返しているかのような、壮大な物語です。

 やや、第一編の黎明編のシーンを転用したりして、黎明編とのかかわりを演出していますね。

 とにかく、医者でもあったかれの、生命への畏敬とでもいうのだろうか、医者としての限界なのだろうか、人類のわびしさのようなものも感じ取ることができましたね。

火の鳥 (2) (角川文庫) (詳細)

火の鳥 (3) (角川文庫)

・「最高のギャグキャラ?ソガ大王
 ヤマト編はヤマト王朝の末っ子王子と熊襲の女との許されざる愛が目玉ですが、それもさる事ながら、強烈な印象を残したのが王子、ヤマトオグナの父・ソガ大王の滑稽なキャラクターですね。

 カッコいい肖像画を描かせようとしたり、ヤマトの国や自分をたたえる歴史書を編纂させようとしたり、自分の壮大な墓を罪のない人々を生贄にしてまで作らせようとしますが、正しい歴史を残そうとした熊襲のタケルを滅ぼしたオグナを「建設大臣」にした為に墓作りは挫折したまま亡くなってしまいました。その際訳の分からないうわ言を繰り返した挙句、「コロンブスの卵」の如く名言(?)「バカハシナナキャナオラナイ。」で締めたのがある意味圧巻でしたが、敗戦で価値観が逆転した時代を体験した、故手塚治虫氏だからこそ、地球という大きな星から見ればちっぽけなものに過ぎない権威や権力にすがるのがいかに馬鹿馬鹿しいかのテーマが表面的なギャグを交えながら、非常に説得力ある内容で描かれています。

 異形編は手塚先生が好き(?)輪廻転生がテーマですが、ちょっとしたミステリーものでさくっと読むには良い内容でしたね。

・「読んだことのない人はぜひ!
手塚治虫さんのライフワークとなった火の鳥。今春よりNHKでアニメ放送がはじまったので、それをきっかけに多くの人が本も読んでくれると嬉しいです。この作品はとにかくスケールのでかさが半端ではありません!!すばらしい。

・「もちろん傑作です!!
~時代を経ても読み継がれる作品は少なくないけれど、大人になって「もう一度読みたい」と駆り立てられる作品はけっして多くはないだろう。

火の鳥。扱った題材もさることながら、「生と死」というテーマを子供たちにマンガばかり読んで、、と親を失望させていた、あのころのニューエイジ世代にそして現代のニューエイジ少年少女、それに成人にさり~~げなく読ませ続けて来られて,今もまだ読ませておられる。その、今は亡き手塚聖人を讃えて、このレヴューを書かせていただきました。~

・「第三巻
 本作は古代ヤマトの神話をモチーフにしたヤマト編と、応仁の乱前後の信仰をモチーフにした異形編から成る。

 ヤマト編は草創期のヤマト朝廷の偉大さの影に隠れた古墳への生贄という文化を皮肉ったないようであり、歴史に残る古代土木事業の中で多くの人命が一個の権力者のために理不尽な形で踏みにじられたであろう事に対する怒りがこめられている。

 また、異形編はある時間のねじれから、自分が自分を殺すと言う因果応報のお話。ちょっとしたミステリーとしても楽しめます。

火の鳥 (3) (角川文庫) (詳細)
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