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▼大丈夫!この本棚を手に入れれば、君はモテる。:セレクト商品

クイック・ジャパン82クイック・ジャパン82 (詳細)
やりすぎコージー(著), 今田耕司(著), 東野幸治(著), 千原兄弟(著), 大橋未歩(著), 世界のナベアツ(著), 高須光聖(著), Chim↑Pom(著), 雨宮処凜(著), 前田司郎(著), 石川直樹(著), 成海璃子(著)


ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2009年 04月号 [雑誌]ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2009年 04月号 [雑誌] (詳細)
ロッキング・オン


Cut (カット) 2009年 04月号 [雑誌]Cut (カット) 2009年 04月号 [雑誌] (詳細)
ロッキング・オン


構造と力―記号論を超えて構造と力―記号論を超えて (詳細)
浅田 彰(著)

「ニューアカデミズムの旗手の現代思想終焉レジメ」「新人類の旗手」「ポスト構造主義の「チャート式」入門書。」「現代思想に触れる第一歩の一冊、一気に読める面白さ」「再読が案外おすすめ」


逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫) (詳細)
浅田 彰(著)

「今、一番役立つのは、「つまみ食い読書術」」「流行語産んだ思想書」「考えさせられる本(さまざまな意味で)」「あのころは若かった」「知識も」


海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫) (詳細)
村上 春樹(著)

「とても面白かったです。」「There's a music.」「私は好きだけど」「無理はない」「春樹ワールド一色!」


キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション) (詳細)
J.D. サリンジャー(著), J.D. Salinger(原著), 村上 春樹(翻訳)

「大人社会に疑問を持っている人へ」「これはロックだ。」「わからないけどいい」「青年文学を超えて」「うつくしい。」


城 (新潮文庫)城 (新潮文庫) (詳細)
フランツ カフカ(著), Franz Kafka(原著), 前田 敬作(翻訳)

「何のために毎日生きていますか ?」「村上春樹とはレベルが違う」「謎」「非現実の現実。」「未完の大傑作」


3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス) (詳細)
羽海野 チカ(著)

「何かを取り戻していく優しい物語」「青年の成長の物語」「すごくよかった…」「カッコウのヒナの哀しみ」「自分との戦い・人との繋がり」


Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス)Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス) (詳細)
井上 雄彦(著)

「これを読まずしてなにを読む」「天才ですから!」「懐かしの1冊。」「史上最高、これ以上はおそらくありえない」「「バスケットはお好きですか?」この一言」


One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス)One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス) (詳細)
尾田 栄一郎(著)

「大人も感動、いや、大人だからこそ感動。」「いい大人がつい涙をこぼしてしまった漫画。」「生きる希望を見出す作品。」「テトリス楽しいな〜☆」「心にグッとくるマンガ」


BRUTUS (ブルータス) 2009年 5/1号 [雑誌]BRUTUS (ブルータス) 2009年 5/1号 [雑誌] (詳細)
マガジンハウス

「 もはやガールズの力しか日本を元気に出来ないのかも」


▼クチコミ情報

構造と力―記号論を超えて

・「ニューアカデミズムの旗手の現代思想終焉レジメ
若い世代には知らないかもしれないが1980年代前半、哲学・現代思想といった難解な本が売れた時代があった。この社会現象をメディアはニューアカデミズムと呼んだ。もちろん、読者はこういった学問や知識に興味をもった層ではあったが、要は初版三千部、たいていが図書館、学校が購入するような学術書(何しろ勁草書房)を特定の一般人が、おそらく数万冊、自分で買って読んだのだった。

本書はニューアカデミズムの主流であった20世紀後半の思想、構造主義とポスト構造主義を26歳の著者が、その出典の原書の韜晦な翻訳やあるいはそれらの海外の思想を紹介した著作群100冊分ぐらいの内容を模範回答のようなレジメとしてまとめてしまった。それが浅田彰のデビューで、読者の期待するような風貌の彼の肖像写真の広告は書店を飾った。

レヴィストロースの構造主義から最先端と言われたフランスのポストモダン哲学者のガタリ、ドゥルーズの紹介まで、チャート式参考書的にまとめるならば、プリモダン、モダン、ポストモダンという新しい歴史観がこの時代の思想で認識された。

それは浅田彰氏のせいではないのだが、ニューアカデミズムは浅田氏の登場で花開いたというよりも、浅田氏の登場で終わってしまったと思う。京大でほぼ同窓の「美人論」の井上氏もかなわないなぁと語っていた。何故かといえば、この種の思想がすべてまとめて総括されてしまったからだと思う。

20年の時を経て、浅田氏も長野県知事にまでなった田中康夫との呆談を除き、著作の執筆は沈黙したままだ。そして思想は現実を変えないと本人が語ったと記憶するように、時代は近代的自我の確立というテーゼのモダンを超えることなく、プリモダンな土着・癒着・執着の社会に変化はない。

レビュアーは現代思想は20世紀で終わってしまったと考える。それは「現代思想」がいつまでたっても「他人の思想」のお勉強で、読者も学校の先生も大なり小なり苦労して勉強して理解するもので、「自分の思想」でないからだ。そして21世紀は、至極、単純、誰でも自分の力量で自分で考える、橋本治氏の「自分の思想」の時代と考える。それでやっと近代自我の確立ってやつではないかな?

顛末に始終してしまったが,本書は構造主義からポスト構造主義までを哲学書としては限りなくわかりやすくまとめた良書であり、これらの考えは大変にエキサイティングで大きな感銘を受けた。

・「新人類の旗手
新人類の旗手として、面目躍如な本。記号論という難解な理論を出発点に、幅広い展開をしている。

出版された当時は、すごいと思った。その後の展開があまりないような気がしている。

・「ポスト構造主義の「チャート式」入門書。
手際の良いまとめ方、明快な論理構成、原著者の意図を射抜く洞察。全てにおいて切れ味抜群。まさに、浅田彰にしか成し遂げられなかった仕事と言えるだろう。主に取り上げられるのは、ソシュール、レヴィ=ストロース、バタイユ、ラカン、ドゥルーズ、ガタリ、クリステヴァたち。さすがに26歳のときの著とあって、文章に生硬さは否めないが、かといって、この本を超える「入門書」はいまだ現れていない。

・「現代思想に触れる第一歩の一冊、一気に読める面白さ
もう10年以上も前になります。私は、いわゆる「現代思想」についてほとんど知らなかったのですが、とりあえず「有名」だというので読み始めたところ、はまりました。面白くて一気に数時間で読みあげ、それから数ヶ月の間、無我夢中で「現代思想」に関する本を読み漁りました。私が「現代思想」に触れた最初の一冊です。

本書は、「現代思想」を網羅的ですが、著者独特の巧みな一種芸術的な言い回しで、専門でない人にもわかるように簡潔に解説しています。(思想については全くお手上げの人には読めませんが。)

出版当時、この手の本としては大変めずらしくベストセラーとなったと聞いていますが、それもうなづけます。

・「再読が案外おすすめ
もう20年以上前の著作になってしまった浅田彰のデビュー作だが、今読んでも面白い。いや当時の読者にとっては、今こそ楽しめる本といえるのではないか。著者本人が言うとおり、どれだけ速く読むか、<軽くスピーディーに>エキスを摂取するかが、本書の要諦である。その意味で、出版から20年の月日が大きい。それなりの年月を閲した現在ともなれば、当時は手の届かなかったあれこれのアイテムに対して一般読者であっても多少の下地ができている。

つまり、ブームの頃はデリダやドゥルーズ・ガタリ、ましてやラカンなどと言われても(少なくとも私には)連想の湧きようがなかったわけだが、今となれば、それなりに連想のリンク先があるのでどんどん活字を追うことができる。

仕事始めにぱらっと開いて任意のパラグラフを一通り読む(もちろん斜め読みで)。浅田彰特有のあの美文のリズムで、自身の思考を活性化させる、というのはどうでしょうか。

《セミオティックなカオスの象徴秩序への侵入。これは象徴秩序のイデオロギーの最も嫌うところである。このイデオロギーが侵犯のテーマに関して示す忌避の身振りを手がかりに、このイデオロギーを解体していくこと。クリステヴァがジラールを援用しつつ行なっているレヴィ=ストロース読解は、その点で興味深い。彼女に導かれつつ自由なパラフレーズを試みよう》

なんていう節回しが、懐メロとして結構快感です。

構造と力―記号論を超えて (詳細)

逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

・「今、一番役立つのは、「つまみ食い読書術」
新人類の旗手とよばれた浅田彰の「構造と力」につぐ書籍。当時は、どれもこれも参考になったと思った。

今読むと、一番役立つのは、今、一番役立つのは、「つまみ食い読書術」。個人的には、浅田彰に追いついたような気がする。

時間があれば、参考文献一覧を創ってみようと思う。

・「流行語産んだ思想書
「スキゾ」「パラノ」といった流行語を産み出したベストセラー。『構造の力』が専門的であるのに対して、こちらは一気に読み通せる。初心者に最適だが、今村仁司との対談などは、今もってドゥルーズについてこれいじょうに正確にまとめたのはないだろうと思わせる内容。どんな入門書より正確で役にたちます。なによりこれを浅田彰は26才のときに書いたというのが驚き。

・「考えさせられる本(さまざまな意味で)
 「構造と力」とは違って、今読んでもある意味とてもアクチュアルな本。しかし、それは肯定的な意味とばかりは言い難い。 当時の時代分析などは、今時書かれた80年代分析にそのまま丸ごとパクられてしまっている位、ある意味優れたものである。そして、今村仁司氏との対談、岩井・柄谷氏との対談を見ても、当時第一級の知識人だったことは疑いを得ない。しかし、後者の対談に登場した三氏とも現在凋落してしまっているのは決して偶然とは言えまい。 浅田氏は、「言論では時代は動かない」と達観して自らが楽しむという観点から「軽やかな知」を提唱してきたわけだが、彼ほどの能力を持つ人間が社会的にある意味退行を余儀なくされたことは、彼に勝る才能を持たない大部分の人間にネガティブな影響を与えてしまったことは間違いなかろう。また、破綻してしまっている現代思想の潮流を決定づける戦犯の役割を一部担ったことも確かであろう。 優秀であるがゆえの、また時代がよく見えているが故の失敗というものもあるようである。読みようによってはさまざまな教訓を引き出せる本であると思う。

・「あのころは若かった
他人の思想,理論をいち早くキャッチし,理解,解説するのに秀でたる浅田氏の,オリジナリティーなんて関係ないもんね的現代思想解説書.

・「知識も
ファッションの一部と割り切って読めば、別にそれほど鼻に付かない。ただ、これを読んで何か感じれるかといったら、非常に微妙。まあ軽い気持ちで読んで下さい。

逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫) (詳細)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

・「とても面白かったです。
 まず、一つ言いたいのが、村上春樹の小説はリアリストの人や、全てが理屈で説明できないと納得が出来ない人にはオススメできない、ということです。

 村上氏の著作を批判する人は、必ず「思わせぶりなことを書いて気取っているだけだ」みたいな事を言いますが、不思議なことは不思議なこととして、そのまま楽しめる人間でないと、この人の小説を楽しむことはできないと思います。

 私は、村上さんの本は全て読んでいますが、この『海辺のカフカ』は、『ねじまき鳥クロニクル』や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』並みの、傑作小説だと思いました。

 何度読んでも、別の側面が見えてくる、素晴らしい小説です。 キャラクターたちも、生き生きとしていて楽しいです。とくに、ナカタさんとホシノちゃんのコンビがユーモラスです。 難しい解釈なんかできなくても、十分楽しめると思います。

 「少年カフカ」という作者とファンのメール集(ムック)もあわせてお読みになると、なお良いかも知れません。

・「There's a music.
▼村上春樹の小説はページが残り少なくなってくると切ない気持ちにさせられる。いつまでもその世界に浸っていたいと思わされる。いつまでもその世界に突き動かされていたい。それだけのものを村上春樹の小説はいつも抱え込んでいる。▼読み終ると世界が違って見える。うつろになっている。小説の中にぎゅう詰めに詰め込まれていたものの存在を感じる。そこに何が詰め込まれていたのか、すぐには言い表せない。それがとても重大なことのように思われるだけだ。▼星野青年は、音楽は人を変えられるということを知った。ささやかなように思われるけれど、それはとてつもなく重大なことだ。▼村上春樹は音楽に挑んでいるように見える。一瞬で人を変えてしまう音楽に、何百枚、何千枚と書き連ねることで挑んでように思える。まるでドンキホーテだ。ロバに乗って風車に挑むドンキホーテ。その鎧の奥に村上春樹の目が光っている。▼そんな心に触れたくて、そのうちまた彼の小説を読む。

・「私は好きだけど
大昔に「ハードボイルドワンダーランド」という作品があった。ピンク装束のなんとも色っぽいお姉さんと、骨の音を聞くのが仕事のお兄さんがでていたが、最後には収束して、私はとても面白いと思った。当時としては☆5つだった。が、「ハードボイルドワンダーランド」に関しては、「なにこれ」という人も多かった。この本も多分評価が分かれるだろうなと思う。でも私は☆5つ。「ハードボイルドワンダーランド」と同じように最後に一つになって、納得できたときは嬉しかった。詳しく書きたいけれど、それを書いたら愉しめなくなるので書けないのが残念です。

村上ワールドを面白いと感じた人なら愉しめると思うよ。

・「無理はない
 レビューや読書感想のようなものを見ると、よく目にする意見。 「この話には無理がある」 「あまりに現実味がない」 これらの意見は文学、殊に小説において妥当な意見と言えるのだろうか?これらの意見の矛先は「設定」に向けられている。確かに小説における「設定」は物語に大きな影響を及ぼすものであるが、小説とは「設定」の上に成り立つものが大事なのではないだろうか? 「海辺のカフカ」についてもそのような意見が多く見られる。 「還暦に近い村上春樹が中学生の物語を書くことには無理がある」こんな感じ。 そんなことは当たり前である。村上さんは昔中学生であった。すなわち今は中学生ではない。そして、昔の中学生は今の中学生ではない。 そんなことを言い始めたら、村上さんは五十後半の主人公の話しか創り出せないではないか? それよりも主人公を中学生にした村上さんの冒険心(?)と、どうして中学生でなければならなかったのかを考えるほうがよっぽど文学に対しての意見としては妥当であるし、的を射るものだと思う。 それに僕にはそれほど無理な設定ではないと思えるし・・・。 まあ、意見は人それぞれあるものだから仕様がないところですけど・・・。そんな意見ばかりじゃ作家がかわいそうだ。

・「春樹ワールド一色!
読み始めは、「ねじまき鳥クロニクル」のようなダークなイメージで始まりましたが、下巻を読み進むにつれて、曇天模様の空から雲が晴れていくイメージへと変わってきました。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫) (詳細)

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

・「大人社会に疑問を持っている人へ
JFK、J.レノンを暗殺した犯人がポケットに入れていたという、いわくつきの小説。 高校を退学させられた少年・ホールデンが、大人社会を語り口調で痛烈に批判する。この作品の特徴は、50's米国の汚い若者言葉が連発されていることであり、それが発刊当初、図書館に置いてもらえなかったという理由の一つである。ホールデンの将来の夢は、一面に広がるライ麦畑で、どこを走っているのかわからず崖から落ちそうになる子どもたちをつかまえる役――"the catcher in the rye"――になることだったが、このryeは、嘘の多い大人社会という意味で、lieと韻を踏んでいると考えられないだろうか。あてもなく街を彷徨い、嘘ばかりの大人社会に片足を踏み入れて、誰かにつかまえて欲しいと願ったのは、本当は彼自身だったかも知れない。日本版は野崎・村上の2人によって訳されているが、野崎訳の攻撃的な言葉と流れるようなリズムが、よりホールデンという人物を的確に表現しているかも知れない。村上が、この作品をどう解釈したのか、著者(サリンジャー)の要請により実現されなかったという解説を読んでみたい気がする。

・「これはロックだ。
本作は背伸びをしたい10代の心境をリアルに切り取っています。そこに私は深く共感することができました。

きっと主人公ホールデンは、20代にもなれば、己の行動を反省する日が来るでしょう。しかし、本作はあくまで10代のままのホールデンの追想としており、彼は反省なんかしてません。それは、10代であるから可能なことであり、10代はそういう粋な生き方ができる年代なのです。

その微妙な感覚を非常にリアルに表現した著者サリンジャーはやはり天才なのだと思います。

『本当に僕が感動するのはだね、全部読み終わったときに、それを書いた作者が親友で、電話をかけたいときにはいつでもかけられるようだったらいいなと、そんな気持ちを起こされるような本だ』(本文中 ホールデンの発言より)

そんな小説です。

・「わからないけどいい
村上春樹の「キャッチャー イン ザ ライ」を読んだときは、退屈で退屈で仕方なかったんですが、「フラニーとゾーイ」にえらく感動してしまい、野崎氏訳で読んでみました。

主人公ホールデンが痛々しくて、かわいそうで、つらかったです。「もうやめろよ、早くホテルに帰って寝てしまえよ」って思うのに、ぼろぼろの状態で街をさまよって、さらにぼろぼろになっていくホールデン。

フィービーの言葉が胸に突き刺さる。『兄さんは世の中に起こることが何もかもいやなんでしょ』多分あたってて、でも本当でもない。「そうだよ」て、返事できるようくらい割り切れてたなら、ホールデンはこんなに傷ついてないと思う。

斜に構えてるんじゃない。自分自身に対して、世間に対して、悩んで苦しんで一生懸命なんだと思う。だからぼろぼろになっても、何かを求めて街をさまよい続けるんだと思う。

…なんて、よくわからないけど、とにかくホールデンがつらすぎてかなり感情移入して夢中になって読んでしまいました。なので、野崎氏訳で読み直してよかったなと。でも、人によっては逆もありかもしれません。名作だと思いますので、だめだと思った方、他バージョンでも試してみてはいかがでしょうか?

・「青年文学を超えて
この本は知的な青年の多くが経験するであろう疎外感を巧みに表現していて、特に最後に近い章では涙を誘う物語である。しかし、ただの青年文学として位置付けられるものでもない。ホールデン少年の感性は、大人になった我々に、今をよりよく変えようという力を与える。いつページを開いても、やさしい気持ちと希望を与えてくれるのである。

・「うつくしい。
中学か高校の時に一度読んだことがあるのですが、そのときは最後まで読んだか読まなかったか覚えていないくらい、退屈な印象を受けました。そして最近(?)某テレビアニメでこの本が題材に取り上げられていたので、再び手にとってみたら、ものすごく感動! 共感!!

ホールデン少年は、自分の尺度で世界をみる。

まわりの尺度を基準にした自分の心の動き

ではなくて、

自分の尺度を基準にした自分の心の動き

が描かれている。

だから、私は、社会に対する「反抗」を描いた作品だとは思わない。自分が基準なの。それがまわりとずれているだけで、でもそれを、作中のおとなは、反抗と捉えてしまっているだけなの。

私は、彼の尺度をとてもうつくしいと感じる。自分にはこんな上等な尺度はないけれど、でもすごく共感。だってとってもまっとうだ。

彼は結局、病院送りになってしまっているけれど、程度の差こそあれ、誰しも借り物でない自分の尺度をもって世界をみていると思います。その、「程度」が激しく、こだわってしまうひとほど、ホールデン少年により共感できるのではないかなぁ。

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション) (詳細)

城 (新潮文庫)

・「何のために毎日生きていますか ?
カフカの最長の作品で最も寓話性の高い作品。測量士として村にやって来たK。しかし、仕事はないし、肝心の目的地"城"にはどうやっても辿り着けない。村で起こる全ての事は"城"から指令が出ているようなのだが...。Kは最後まで"城"に辿り着けない。読者はKと共に物語の周りで彷徨うだけだ。

寓話性があまりにも高いので様々な解釈が可能だが、一般にはKに象徴される人間の孤独を表現したものとされる。"城"はこの世を操る何者かで、現実社会を考えれば政府のようなものが想定される。反体制作家としてのカフカを考えれば、政治に翻弄される民衆の無力と孤独を描いたものと解せる。自分自身を振り返っても、毎日何のために生きているのか分からなくなる事がある。もし知らず知らずのうちに誰かの意志で動かされているかと思うと怖い。

その他、様々な解釈が可能であり、寓話性作家カフカの本領を発揮した傑作と言える。

・「村上春樹とはレベルが違う
今まで読んだ文学作品の中では、最も印象深い作品です。普通の小説を読みなれている人にとっては、荒唐無稽なシーンが連続しているように感じると思います。しかしそれは、通常の小説の予定調和に慣れてしまっているからです。アリストテレスの言うように、善人が滅んで悪人が栄える劇は観衆にとって受け入れがたいものでしょう。しかし現実は劇とは違い荒唐無稽なものです。この作品を読んで感じるのは異様な現実感、既視感です。冒頭の景色からして、自分の最も古い思い出したくない体験がよみがえります。他人の家に招待されたり、部下の仕事振りを見ていたり、仕事の相手から仕事をもらおうとするそれぞれのシーンが、自分のこととして体験されるのです。「救急車のサイレンで悪夢から目が覚めた」というリアリズムに毒されている人には理解できないでしょう。本当の体験とは「目が覚めた」から始まるのです。荒唐無稽なことを荒唐無稽なまま思わせぶり書いている村上春樹とはレベルが違います。現実をこれほど痛く感じてきたカフカという人間は不幸な人間だったのでしょう。最もカフカに近いと感じるのは「ねじ式」を描いたつげ義春です。

・「
フランツ・カフカといえば変身が有名だろう。しかしカフカでもっとも面白い作品はこの城だと思う。測量士として城に雇われた主人公K(カフカの本に出てくる主人公はすべてカフカ自身をモデルにしている)は、城のある街までやってくるのだがいつまでたっても城にはたどり着けない。Kが城に近づこうとすればするほど城へたどり着けなくなる。Kの中の測量士という誇りも努力も何もかもが不条理に城という概念によって消されてしまう、、1度目はわけがわからない2度目はなにが言いたいんだろうと思い3度目に味が出るそんな作品です

・「非現実の現実。
「城」はたいへんおもしろい。これが高校生のときどうして読めなかったか(途中で放り出してしまったのだ)いまならわかる。あの人見知りで陰険で素朴で図々しくかわいらしい村の連中のことを、当時の私はまるで知らなかったからだ。いまは読んでいくほどに村の人たちが自分の知り合いになってゆくし、もともと知り合いだったと思うほどになる。そう、これらのことはみんな「ほんとう」のことだ、あなたのことで私のことだ。 疲れ果てた K がねむくてねむくてたまらずビュルゲルの話を夢うつつで聞くとき、我々もいっしょに海綿の穴に入りこみ、その入り口を縫い閉じるみたいに非現実の現実に入っていくだろう。そしてそこが現実なのか非現実なのか知ろうとする試みなど忘れるだろう。

それにしても、ふたり組の助手は、とても人間とは思われない。なんだろうあいつらは。ぴょこぴょこ無邪気に邪悪にはね回り、さながら二匹のオコジョのよう。助手についてはハネケの映画を観てもそのとおりのふたりだった。カフカがいかに正確にひとつのイメージを描出していたかがうれしく納得される。

・「未完の大傑作
カフカというと真っ先に『変身』を思い出すかもしれませんが、僕は『城』が一番好きです。カフカの作品で、もっともカフカらしい文体で書かれているからです。

測量師として城から依頼を受けたKだが、なぜか仕事を与えられず、城からも敬遠される。Kは試行錯誤を繰り返す…ただそれだけの話で600ページ以上もあり、なおかつ未完。なんとも奇妙な作品ですが、文体がとても美しいです。『文学も芸術』と言うことを改めて思い知らされます。異常なほどの台詞の長さ、シュールな展開、時たま出てくるカフカ特有の複雑な比喩、登場人物の強烈な個性etc・・・仮にこの作品に結末があったとしても僕は知りたくないです。Kには一生彷徨っていて欲しい・・・そう思ってしまうほど本当に綺麗で鮮麗された文章です。

ちなみにこの作品、『掟』の超ロングバージョン…とまでは言い切れませんが、やはり『変身』『審判』『城』ともにテーマは似てますね。

城 (新潮文庫) (詳細)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

・「何かを取り戻していく優しい物語
『ハチミツとクローバー』で大ヒットをとばした羽海野チカの新作です。『ハチワンダイバー』『しおんの王』が現在進行形で注目されている「将棋マンガ」というジャンルへの作者の参入は正直やや意外でした。

主人公は幼いときに家族をなくした17歳のプロ棋士、桐山零。1巻では彼の棋士としての生活と、あかり・ひなた・モモの三姉妹との交流をメインにストーリーは進みます。

『ハチクロ』が青春の喜びと痛みをともに見せる作品であったのに対して、本作はコメディ部分で緩急をつけながらも、どちらかというと哀しい印象の作品です。零は多くのものを失ったキャラクターとして描かれており、彼を受けいれ居場所をつくってくれる三姉妹もまた家族をなくしています。

また本作は「才能」をめぐる物語でもあります。零が家族の事故死の後、養父である棋士に引き取られ、現在の一人ぐらしに至るまでを語るエピソードが本書のラストにおさめられています。このエピソードは「才能」がときに持つ者にも、持たない者にも等しく残酷なものになりうることを示しており、本巻の白眉だと思います。

『ハチクロ』ではあまり見られなかった、写実性の高い書きこまれた絵がときおりあらわれるのも興味深いです。前作とはちがった種類のリアルを見せようという作者の意志が感じられます。少女誌から青年誌に発表の場を移した点も象徴的です。

裏表紙には「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語」と作品紹介がなされています。次巻以降、零たちが何かを取り戻していく姿を見守りたいと思わせる作品です。

・「青年の成長の物語
前作「はちみつとクロバー」では 「生きていく上で生じる孤独、悩み」「青年の自立」「身近な人間の死を乗り越えていく」といったテーマを前作では主役格の7人に負わせていた。しかしこの作品では「桐山零」という主人公一人に全て背負わせている。

かなり重いテーマに挑んでいるのだが、喜怒哀楽をバランスよく書く作者の腕で、まったく読む側に重さを感じさせないものとなっている。

物語はまだ序盤であり、これから面白くなっていくところです。未読の方、是非一緒に応援しましょう!

「ハチクロ」ファンだった方、キャラクターの性格が前作に出てきた人たちと(良い意味で)ダブる部分があるので、とても楽しめると思います。

・「すごくよかった…
ほんとにただただ良かったです。

ハチクロが好きで羽海野先生の作品なので買ったんですが

正直ハチクロの存在が私の中でとても大きくてこわかったんですけど、そんなこと全然なくてほんとに素晴らしかったです。

せつなくて、悲しくて

でも温かくて、かわいくて、笑えて…

羽海野先生大好き☆

ハチクロが好きな方はぜひ読んでみてほしいです

あと猫好きな私としてはP41のねこが寝てる時の効果音が「プスープス…」と「クスークスー」だったのが猫を飼ったことがないとたぶん解らない音だと思うのでそんな細かいところがツボ★あと所々にジ〇゙リのネタを持ってくるところもツボでした*

・「カッコウのヒナの哀しみ
やられました。じわじわとやられました。主人公の零くんは、家族を失う孤独と、才能ゆえの孤独の両方に苦しむわけですが、それゆえの陶酔もヒロイックにかっこよく描く意図もこの作品には感じられません。一人の人間が自分の境遇や自分自身をを受け入れ、苦しみながらどう成長していくのか。それをきっと羽海野さんは描ききってくれると期待しています。才能がものをいう世界で、それを持つものと持たざるものの違いは残酷。内省的で心優しい零は、自分を、育ての親の本当の子供を殺し、巣を奪い、親をだまして生き延びるカッコウのヒナと捉え、激しく心を痛める。誰が悪いわけでもないのに、勝負の世界に身を置くがゆえに非情な運命をたどる一家。私は零ももちろんですが、まだチラとしか姿を見せぬ「香子」の孤独にも胸が痛みます。「アナタの居場所なんて何処にも無いじゃない?」と冒頭で零に吐き捨てた彼女こそが実は本当に居場所が無いのではないか。この二人の過去の関係も、これからの関係も気になります。

・「自分との戦い・人との繋がり
「ハチクロ」が大好きで、作者の次の連載を楽しみにしてました。が、同時に。「ハチクロが好き過ぎて、次のが受け入れられなかったらどうしよう・・」という不安もありました。

実際、主人がたまにヤングアニマルを買ってくるのですが主人に「棋士の主人公で楽しいよー」と聞いたけど、棋士〜??って感じで喰わず嫌いでした。けど、モノは試しにと1巻を買って読んでみたら・・

いいですね。前作を裏切らないくらいの話しでした。内容等は、他の方が詳しく書いてくださってるので、そちらを。

家族を亡くした主人公・主人公を受け入れる3姉妹も大事な人を亡くしてます。それでも繋がりを持ちながら、生きようと懸命です。才能がある故に悩む主人公・無いがために劣等感を持ってしまう義理の家族や友人。それでも、皆何かを掴もうと戦ってます。

全体的には暗い話しですが、作者の独特のギャグや絵でそんな事を感じさせないくらい、楽しく読めます。

2巻が出るのか楽しみです。

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス) (詳細)

Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス)

・「これを読まずしてなにを読む
完全版にはジャンプコミックス版にあった遊びページのギャグがない。カラーページがフルカラーで再現されている。カバーの裏に井上雄彦氏による落書きが在る。

完全版とコミックス版の違いで自分が知っているのはこれくらい。ファンなら両方そろえたいところだが、今から両方購入するのは厳しいだろうから、まず完全版からどうぞとお奨めする。

今更解説するまでもない漫画史上に輝く名作。これを読まずしてなにを読む。

・「天才ですから!
まだ読んでない人には、とにかく早く読め!と言いたいです。だって傑作ですから!絶対に全巻買っちゃいますから!比較的人気があるのは流川くんと三っちゃんだと思いますが、私はやっぱり花道が好きです~。バスケへの未知な可能性を持つ彼が、試合を重ねることでどんどん強くなっていく姿に、鳥肌を感じてしまいます。(安西先生と同じですね^^)しかも泣かせどころもちゃんとあって、読み終えるまでに通算10回は泣きます。三っちゃんのあの有名なセリフ「安西先生・・・バスケがしたいです」今でも書いているだけで目が潤んでしまいました・・・。

・「懐かしの1冊。
言わずと知れたバスケット漫画。花道がドンドン成長し、強くなってく姿に共感し胸が躍る。若い頃に何にも打ち込もうとしなかった自分に何か熱いものを思い出させてくれるそんな漫画。

・「史上最高、これ以上はおそらくありえない
「先生、バスケがしたいです、、、。」三井のこのセリフで、一体何万人の人が涙したか。インターハイを掛けた陵南との試合で決めたメガネ君のシュートに、一体何万人の人が何十万回涙したか。キャラ一人ひとりに魂のこもった、それこそ一人ひとりが本当に存在するような、こんな作品はこれ以降果たして登場するであろうか?

・「「バスケットはお好きですか?」この一言
名作スポーツ漫画「スラムダンク」。不純な動機でバスケットを始める主人公、桜木花道の成長を描いた作品です。チームの仲間から不良仲間、対戦相手の面々とも個性だった名脇役の面白さ、井上氏の丁寧なのに独特な迫力のある画、破天荒な主人公と美男子、流川との確執など面白さ満点でたちまち大人気漫画になりました。この連載がはじまってからは日本各地で中学校、高校においてバスケットボール部員が増えるなど影響力のほどは計りしれないものでした。その完全版スラムダンクの本巻では「バスケットはお好きですか?」この一言から桜木花道のバスケット人生がはじまります。 連載時のカラーがそのまま再現されてりうのが嬉しい一冊です。

Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス) (詳細)

One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス)

・「大人も感動、いや、大人だからこそ感動。
どうして、こんなに人気絶頂中なのか。それは読んだ人のみ分かります。私は少年マンガには全く興味ありませんでしたが、友人がどうしても読んでほしいと、忙しい中、読み始めたのですが、こんなに良い漫画は初めてでした。やっと人気の理由が分かりました。これは本当におもしろいです。

人と人との触れ合い、生き様、大切なもの、許せないもの、命をかけても守りたいもの、夢、野望、国のあり方、戦い、歴史・・・。さまざまなテーマがある漫画で、いろいろ考えさせられます。「海賊」という、いわば世間からは「犯罪者」と云われるルフィたち、でもルフィたちに関わった者だけが知る、本当の優しさ、希望。

また、どうしてルフィたちを好きになれるのか。それは、その海賊船のクルー全員が、そァ?ぞれ悲しい過去、忘れられない過去、大切だった人、揺るぎ無い信念を持ち、未来へと突き進んで行っているからだと思います。本当に彼らの生き様は、気持ち良いです。

こんなにおもしろい漫画に出会えて幸せです。ワンピースに出会ってない自分の人生は、もう想像できません。まだこのおもしろさを知らない人は、ぜひ一度読んでみて下さい。読んでこそ、このおもしろさは絶対に分かります。

・「いい大人がつい涙をこぼしてしまった漫画。
いいですねぇ。この真っ直ぐ感。もはや知らない子供はいないだろうし、アニメやゲームなどの他媒体もメガヒットしてますので、内容の説明は不要でしょう。読んでくれる人を楽しませようという真剣な心意気が、誌面からグングン伝わってくる快作。描いている本人も楽しんでると思います。

世界一の剣豪を目指すゾロが鷹の目に惨敗し瀕死の重傷を負いながらも、海賊王になるというルフィの夢、そして世界一の剣豪になるという自分の夢の為に「俺はもう二度と負けねえ!文句あるか海賊王!」と叫ぶその姿。

わざと冷たく装い、別れの悲しみを誤魔化そうとしていたサンジにかけるゼフの「風邪ひくなよ」の言葉と万感極まって初めてゼフに頭を下げ、「長い間クソお世話になりました!このご恩は一生忘れません!」と本心を吐露するサンジの姿。

自分の村を守るために、わざと悪党の一味を演じ続けてきたナミ。その思いすら残酷に裏切られたとき、アーロン一味の証である刺青をナイフで傷つけることしか出来なかったナミ。「あんたなんかに何が分かるっていうのよ!」と泣きながらくってかかるナミが、ひとしきり泣いたあと震えるように発した「ルフィ…助けて…」の声に、「当たり前だ!」と叫び、大切な麦わら帽子をナミにかぶせ、闘いを決意するルフィの仲間への想い。

ルフィ達に付いていきたいというチョッパーを追い出すようにしながらも、そっとその旅立ちの準備をしておいてやり、旅立ちの祝いに咲かせた雪の大きな桜と「行っておいで、バカ息子」と涙ながらにつぶやくDr.くれはの粗雑だけれども暖かい思いやり。

この年になって少年漫画読んで涙がこぼれ落ちるとは思ってませんでした。少年漫画の王道のど真ん中を剛速球で駆け抜けるこの作品、絶対子供に読んで欲しいなぁとつくづく思います。多分殆どの子が読んでるだろうけど。

・「生きる希望を見出す作品。
若者の決意や憧れがありありと描かれています。ルフィの、夢の実現の過程でたとえ自分が死んだとしてもそれは本望だ、みたいな生き方や覚悟がかっこいい。夢に対する情熱が伝わってくる。また、シャンクスさんが、幼い頃のルフィーを助けたところに心を打たれた。小さい体で大きな希望を持っている少年を見捨てることなどできなかったのだろう。

ルフィはこれからどんどん仲間を増やしていくのだが、読んでいると、自分と重なるところがあったり、強く生きていくって大変なのだなぁと思ったり。自分自身がまるで冒険をしているような感覚になってくる。考えさせれることが多く、また大きい。

・「テトリス楽しいな〜☆
これは、ある巻で著者がこの漫画について語った言葉です。

私がこの作品を好きなったのにはいくつか理由があります。己の信念を貫く心…仲間や家族との絆…国とは…宗教対立とは…武力とは…冒険を通して、様々な価値が語られます。私は純粋に感動できる場面が本当にたくさんありました。

それから、この主人公はワンピースの一般世界から見れば海賊という悪者です。(読者からは正義にしか見えないかもしれませんが…)その中のセリフなどに見られる『正義感』についての描写も勧善懲悪を超えたものがあると思います。あるセリフです↓『正義なんてものは、立場によって形を変える…』

そしてなんと言ってもすごいのは、この世界観!!

緻密に張り巡らされたいくつもの複線が絡み合い、うねりとなってこの物語の壮大さを魅力的に引き立てています。

一つ一つのピースが積み重なり、様々な話がつながり、【最終章が一番面白くなる漫画】ONE PIECE(著者談)。

私は、著者がこのONE PIECEという壮大な『テトリス』をクリアし、主人公ルフィがこのひとつなぎの大冒険を終えるまで、何歳になろうと見届けたいと思います。できれば。この漫画に出会えて本当に良かったです。

・「心にグッとくるマンガ
ワンピースの何がいいかって?世界観とかすごいアイディアで作者も楽しんで作っているのがよく伝わる。でも何よりもいいのは、登場人物の生き様ですね!大人になると子供のときよりも各々の台詞に深い感動を覚えてしまって・・・「こんな泣ける作品だっけ?」て驚き隠せないです。最近のマンガやアニメって楽しませるためだけに必死で何が言いたいかわからないのが山々だけど、ここまで活き活きしてるマンガって今じゃ結構稀だからこれはとても貴重な作品だと思う。

One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス) (詳細)

BRUTUS (ブルータス) 2009年 5/1号 [雑誌]

・「 もはやガールズの力しか日本を元気に出来ないのかも
 数年前からキラキラしたものや可愛いものが、年齢を超えて流行りだしていて気になっていました。 昔なら、年齢とともに置いてきたお気に入りの可愛いものたちは現在なら、卒業せず、ずっと好きなままでよくなっているように思います。 新しいガールズというカテゴリーを楽しくいろんな角度から知ることが出来ます。いろんな意味で良書!

BRUTUS (ブルータス) 2009年 5/1号 [雑誌] (詳細)
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